JP3138300B2 - 画像処理方法 - Google Patents

画像処理方法

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JP3138300B2
JP3138300B2 JP03260404A JP26040491A JP3138300B2 JP 3138300 B2 JP3138300 B2 JP 3138300B2 JP 03260404 A JP03260404 A JP 03260404A JP 26040491 A JP26040491 A JP 26040491A JP 3138300 B2 JP3138300 B2 JP 3138300B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置から受信
した画像データを多色画像データに変換した後、色毎に
画像出力する画像処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、各種情報処理装置に接続され、画
像情報を出力するプリンタは、各種技術の進歩により、
その用途に応じて、今までの2値(モノクロ)を扱うも
のから、64階調や、中にはそれ以上の多値(グレイス
ケール)を扱うものも出現してきている。又、カラー画
像についても、高解像度や高階調な出力装置が実現さ
れ、銀鉛写真の画像の品質に近付くまでに至っている。
カラー画像出力を実現させるためには、様々な方策が取
られているが、最もポピュラーな方法として、Y(イエ
ロー),M(マゼンタ),C(シアン),K(ブラッ
ク)の各色素を減法混色とし、それら各色素を同一記録
媒体上に合成記録することにより、カラー出力画像を実
現する方法が知られている。従ってこの方法を用いて、
装置を実現するためには、各色素毎に出力画像用イメー
ジデータ(方式により、多値もしくは2値)を生成し、
生成された画像イメージを出力手段に送出印字すること
により、カラー出力画像を得ることになる。
【0003】ここで、たとえば文字情報およびその色情
報を受信して、多彩な色表現を実現するために、2値画
像出力装置であればディザパターン等を用いた2値のイ
メージ情報(データ)に変換し、色表現をして行くわけ
ではあるが、基本的な色、すなわち上記に挙げた各色素
を、記録媒体上にて同一位置に出力するものについて
(上記の色素の場合、一般にはY,M,C,Kの他にR
(赤),G(緑),B(青)になる)は、出力イメージ
データとして、同一データを各々のビットマッププレー
ン(Y,M,C,K)に描画しなくてはならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、印字頻度の
高い上記従来例で挙げた基本的な色を、出力画像イメー
ジデータ格納メモリに描画するためには、描画データを
2つのビットマッププレーン、場合によっては3つのビ
ットマッププレーンに描画する必要がある。従来これら
の描画についてはソフトウエアによって、複数ビットマ
ッププレーンにその都度描画しており、データとしては
完成されているものの、そのビットマッププレーンへの
記憶には描画したいビットマッププレーンのオフセット
アドレス計算や、描画自体複数サイクル実行する必要が
あり、ソフトウエアの負担となっていた。
【0005】そこで本発明の目的は、上述の点に鑑み
て、色成分毎の画像データの変換,メモリへの記憶処理
に要する時間を短縮することの可能な画像処理方法を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、受信した画像記述言語を記録色毎
の画像データへ変換する際に、該画像記述言語を解析す
ることにより、該画像データの記録色毎の値を識別する
識別工程と、前記画像データのうち複数画素分の画像デ
ータを保持させる保持工程と、前記識別工程の識別結果
に基づいて、前記記録色に対応する記憶手段の各記憶領
域に、前記保持された複数画素分の画像データ毎に前記
画像データの記録色毎の値を同時に記憶させる記憶工程
とを有することを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明では、色分解した画像データの中に複数
色について値が一致するデータがあることに着目し、こ
のような画像データの色の値を、色分解する前の第1画
像データの段階で識別する。次に、記録色に対応する記
憶手段の各記憶領域に第2画像データの記録色毎の値を
同時に記憶する。このため、第2画像データの変換処理
は特定色1回のみでよく、また、同時記憶により記憶手
段のアクセス回数も1回でよい。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0009】〈第1実施例〉図1は本発明の第1実施例
の概要を示したブロック図で、201はホストコンピュ
ータ等のデータ供給源より、出力画像用元データ(本発
明の第1画像データ)を受信するデータ入力手段である
I/O部である。202は装置全体の制御、および、I
/O201より入力された出力画像用データを解析し、
出力用イメージデータを生成する制御部である。
【0010】203は制御部202にて生成された出力
画像用イメージデータ(本発明の第2画像データ)を後
述ビットマップメモリに格納する際に、各メモリプレー
ンに同一データを格納する場合、各メモリプレーンに同
様なアクセスを繰り返すことなく、制御部202のメモ
リアクセス頻度を低減し、ソフトウエアの負担を減らす
目的で備えられた本発明の特徴を成すメモリ制御部であ
る。204はY(イエロー)の色素イメージデータを格
納するビットマップメモリ部、同様に205,206,
207は、各色素毎にM(マゼンタ),C(シアン),
K(ブラック)のビットイメージデータを記憶するビッ
トマップメモリである。本実施例では、ビットマップメ
モリ204,205,206,207の具体的デバイス
として、既知であるDRAMを使用している。
【0011】208は、前述各色素のビットマップメモ
リ204,205,206,207に格納されている画
像出力用イメージデータを受けて、紙などの記録媒体に
カラー画像の定着を実現する、例えばカラーレーザービ
ームプリンタなどのエンジン部である。
【0012】図2は図1のメモリ制御部203の内部構
成を示すブロック図である。
【0013】301は、各メモリプレーンの制御を司る
メモリプレーン制御部であり、4つあるメモリプレーン
へのアクセスに際し、どのメモリプレーンを有効にする
かを決定する。302は上述Y(イエロー)のビットマ
ップメモリ204へのアクセスを実現するため備えられ
た既知のDRAMコントローラである。同様に303,
304,305は、前述各色素のビットマップメモリ部
205〜207へのアクセスを実現するDRAMコント
ローラ部である。従って、メモリ制御部203はメモリ
プレーン制御部301と各色素毎のDRAMコントロー
ラである302,303,304,305から構成され
ている。図2に示したプレーン制御部301の回路構成
例を図3に示す。
【0014】図3において、401は前述ビットマップ
メモリの内、同一データを記憶させるビット1以上のマ
ップメモリを指定する情報を記憶するイネーブルレジス
タであり、制御部202により予めセットされる。40
2は、イネーブルレジスタ401をアドレス空間の中か
ら選択するためのデコーダである。
【0015】403はイメージデータを各色素のビット
マップメモリから、エンジン部208にイメージデータ
を送出する際、目的であるビットマッププレーンを制御
部202のアドレス信号により選択するためのデコーダ
である。
【0016】404はイネーブルレジスタ401にデー
タバス上のデータをラッチするタイミングを発生させる
タイミング発生回路である。
【0017】405は本実施例の場合AND(アンド)
ゲートとOR(オア)ゲートから構成され、イネーブル
レジスタ401からの信号か、もしくは前述イメージデ
ータをエンジン部208に送出する際に、アドレスをデ
コードし、どの色素のビットマッププレーンを選択する
かを示す信号かを選択する目的で挿入されているY用ゲ
ート部である。
【0018】ゲート部405の構成と同様にして、その
他、M,C,Kの各色素毎に406〜408のゲート部
が設けられている。
【0019】図4は本実施例の制御の流れを示すフロー
チャートであり、図4のフローチャートを参照しながら
本発明に関わる制御の動作を説明する。
【0020】まずホストコンピュータ等のデータ供給源
より画像出力用のデータを、図1のI/O部201を介
して受信する(図4のS501)。次に図1の制御部2
02は、受信されたデータを解析し、出力に必要なイメ
ージデータを生成する(図4のS502)。
【0021】次に制御部202は、描画する色の情報を
解析し、生成したイメージデータを記憶するメモリを決
定する。その決定に従ってあらかじめ描画パラメータを
メモリ制御部203内のレジスタ401(図3参照)へ
セットする(図4のS503)。
【0022】たとえばB(青)を描画する場合であれ
ば、M(マゼンタ)と、C(シアン)のビットマッププ
レーンとに同一のイメージデータを描画する必要があ
る。そこで制御部202は図3のレジスタにおいて、右
側に出ている信号を上からみて、ビット0,1,1,0
となるように、レジスタ401をセットする。
【0023】次に制御部202は自らが生成した描画イ
メージデータを、対応するビットマップメモリへ書き込
みする操作を行う(504)。B(青)の描画について
説明する。イネーブルレジスタ401の出力信号により
ゲート406,407が開き、DRAMコントローラ3
03と304に接続されるイネーブル信号のみがアクテ
ィブな状態となっている。制御部202がメモリへの記
憶動作(ライト動作)を行うと、DRAMコントローラ
303,304のみが動作する。制御部202から出力
されたデータバス上のイメージデータはメモリ205,
206の同一相対アドレスに記憶される。従って、従来
のように複数のメモリプレーン(この場合のMのメモリ
プレーンとCのメモリプレーン)に個別にアクセスしな
ければならないところを、1回の同時アクセスにてイメ
ージデータの記憶を終了できる訳である。
【0024】1ページ分の出力画像のイメージデータ
が、各色のビットマップに描画終了したならば(図4の
S505)、制御部202からエンジン部208へ起動
を掛ける。たとえばエンジン部208が面順次出力デバ
イスであれば、制御部202はデコーダ403にてYの
みがイネーブルになるアドレス空間をアクセスし、Yの
描画イメージデータをエンジン側へ送出する。
【0025】同様にしてM,C,Kの各色についても、
制御部202が、各色のビットマップがアクティブにな
るようアドレス空間を指定し、デコーダ部403がそれ
をデコードして色毎のビットマップをアクティブにしつ
つ、1ページ分のカラー画像出力が実現できる(図4の
S506)。S505にて1ページ分のイメージ描画が
終了してなければ、S502へ戻り、イメージデータを
生成する。
【0026】本実施例を実現するためには、各色のビッ
トマップをコントロールするDRAMコントローラ部
が、外部からのアクセスに対し同時動作するよう構成す
る(リフレッシュに対するメモリアクセスプライオリテ
ィや、メモリアクセスに対するウエイト条件が同一であ
る等の同一動作条件が必要である)ことや、制御装置2
02がビットイメージを格納する際のアドレス空間と、
同様に制御装置202がエンジン部208へビットイメ
ージデータを送出する際にデータ読み出しに使用するア
ドレス空間とを、別空間にマッピングする必要があるの
は、言うまでもない。
【0027】例えば、ビットマップメモリに格納されて
いるイメージデータをエンジン部に送出する際にDMA
C(ダイレクトメモリアクセスコントローラ)を用いる
のであれば、そのアクセス空間を上記制御部202が生
成したイメージデータを格納する際に用いるアドレス空
間とは別空間にマッピングする必要がある。
【0028】以上のような構成で、各色のデータが同一
となる場合は、従来複数回アクセスが必要とされていた
ビットマップメモリへのアクセス回数を、1回のアクセ
スですむように構成でき、また、制御部202のソフト
ウエアによるイメージデータの生成回数も1回でよい。
このため、ソフトウエアへの負担を低減し、ビットマッ
プメモリへのイメージデータ描画速度を向上でき、結果
としてスループットの向上が期待できる。
【0029】〈第2実施例〉図1のメモリ制御部203
の他の構成例を図5に示す。
【0030】本実施例では、システムデータバスを16
ビットして、また、図1のビットマップメモリ204〜
207は同一のメモリであり4ビット構成の1個のDR
AMをビットマップメモリとして使用している。図5に
おいて、501は、ビットマップとしての操作を行った
データをビットマップメモリに書き込むケース、スルー
の状態(ビットマップとしての操作を行わずに)でメモ
リにアクセスするケースに応じてデータバスを切り変え
る目的で挿入されているセレクタ部である。
【0031】502はメモリ制御部内においてビット操
作を行うビット操作部、503は同一データを書き込む
ビットマップを、前もって制御部202がセットしてお
くため備えられた4ビットのレジスタである。
【0032】504は16ビットのデータから4ビット
のデータを選択出力可能なセレクタである。505は1
6ビットのデータを一時記憶可能な16ビットラッチで
ある。506はビットマップメモリに対してアクセスサ
イクルおよび、リフレッシュサイクルを発生させること
の出来るDRAMシーケンサである。
【0033】507はビットマップメモリへのROW
(ロー)アドレスとCOLOMN(カラム)アドレスを
切り変えるためのアドレスセレクタである。なお、DR
AMの容量によって、このアドレスのビット幅は変化す
る。
【0034】508は前述4ビットレジスタへアクセス
する場合や、ビット操作を行うメモリ空間をアクセスし
たか否かを、DRAMシーケンサ506に知らせるため
に備えられるアドレスデコーダである。
【0035】509はビットマップメモリへの下位アド
レス2ビットを、ビットマップ操作アクセスなのか通常
アクセスなのかに従って、セレクトするための2ビット
セレクタである。510はビットマップ操作時に下位2
ビットのアドレスを生成するための2ビットアドレスカ
ウンタである。
【0036】図5のビット操作部502の内部構成を図
6に示す。図5において、ビット操作部502は1ピク
セル当りの操作を行うピクセル操作ブロック601〜6
04の4つから成っている。各ピクセル操作ブロックの
構成は同一であり、構成内容を図7に示す。
【0037】図7において、AND(アンド)ゲート7
01〜704の4つを図中のように結線することで、1
ピクセルの各色素Y,M,C,Kデータを操作するよう
構成されている。
【0038】図8は各色素のビットイメージデータが、
ビットマップメモリに格納されている内容、すなわち、
ビットマップメモリの1アドレスに格納されるデータを
示す。本例では16ビット構成のメモリバスを使用して
いるので、その場合のメモリバスに対する各色素データ
の構成を図9に示す。
【0039】このような構成における回路動作を図10
のフローチャートを参照して説明する。
【0040】まずホストコンピュータ等のデータ供給源
より、出力画像用データを図1のI/O201を通じて
受信する(図10のS701)。
【0041】次に制御部202はI/O201からのデ
ータを解析し、複数ビットマップエリアに同一データの
書き込みを要する色再現が必要であるかどうかを判断す
る(図10のS702)。
【0042】次にどのビットマップエリアに同一データ
を書き込むかという判断にしたがって、その旨を示すデ
ータをレジスタ503(図5参照)にセットする(図1
0のS703)。
【0043】ここで具体的に例えば、Y色素とM色素の
ビットマップエリアに同一データを書き込む必要がある
と判断されたならば、制御部202はレジスタ503の
割り当てられているアドレス空間に対し、Y色素とM色
素に同一データを書き込むことを示すデータをセットす
る。より具体的に述べるならば、制御部202がレジス
タ503の割り当てられているアドレスをアドレスバス
上に、また、書き込むべきY色素とM色素のバリッドデ
ータをデータバス上に出力する。デコーダ508はその
アドレスをデコードすると共に、レジスタ503のセレ
クトシグナルを出力し、レジスタ503はデータバス上
のデータを取り込む。
【0044】次に制御部202は入力されたデータに従
って、出力エンジン208の出力用イメージデータを生
成する(図10のS704)。
【0045】次に生成されたイメージデータを、制御部
202がビットマップエリアの割り当てられているアド
レス空間に書き込む(図10のS705)。図5のメモ
リ制御部203内では制御部202が生成されたイメー
ジデータをビットマップメモリに書き込むべく、ビット
マップエリアの割り当てられているアドレス空間を示す
アドレス値をアドレスバス上に出力すると共に、生成さ
れたイメージデータの1ワードをデータバス上に出力す
る。
【0046】アドレスバス上に出力されたアドレス値を
デコーダ508がデコードし、DRAMシーケンサ50
6にビットマップエリアの書き込み動作の開始を指示す
る。DRAMシーケンサ506は、データバス上に出力
されているイメージデータを捕まえるタイミングを16
ビットのラッチ505に知らせ、16ビットのラッチ5
05はデータバス上のデータをラッチする。
【0047】図10のS705のイメージデータ書き込
み動作によって起動されたDRAMシーケンサ506
は、セレクタ504に対し、まずMSBの4ビットをセ
レクトする旨の指示を発すると共に、2ビットのセレク
タ509をアドレスカウンタ510からのアドレスを出
力する側にセレクトする。このときアドレスカウンタ5
10は、リセット等の動作によってあらかじめゼロの値
を出力している。次にDRAMシーケンサ506は、ビ
ットマップエリア(DRAM)に対し、書き込みサイク
ルを発する。このときDRAMのアドレスは、制御部2
02の発したアドレスの上位と、アドレスカウンタ51
0の発する下位2ビットのアドレスとにより、ROW/
COLOMNのDRAM用アドレスセレクタ307から
供給される。一方データは、セレクタ504にてセレク
トされた最初のMSB4ビットがレジスタ503からの
出力と共にビット操作部502へ導かれる。ビット操作
部502内部では図6に示すように、セレクタ504か
らのデータが各ピクセル操作ブロック601〜4へ4ビ
ットから1ビットに分配される形で導かれる。またレジ
スタ503からのデータ4ビットは、4ビットのまま各
ピクセルブロック601〜604に導かれる。
【0048】このとき、Y色素とM色素のビットマップ
エリアに同一データを描画する場合、レジスタ503に
セットされているデータは、図7のゲートの内、Y色素
用のゲート701とM色素用のゲート702とに接続さ
れているデータシグナルがバリッドとなる。従って、各
色素ブロック毎について、1ビットのセレクタ504か
らのデータと、レジスタ503からの4ビットデータと
でゲートされる。その結果、4ビットのデータが1ピク
セル当りの各色素のビット出力となり、これが4ビット
分集まる形で、16ビット出力となり、16ビットのセ
レクタ501へ導かれる。
【0049】16ビットのセレクタ501は、ビットマ
ップエリアへの操作、すなわちDRAMシーケンサ50
6が起動した時点で、その出力がビット操作部502か
らの出力側に選択されているので、セレクタ501の出
力がビットマップメモリへ供給される。
【0050】このようにしてビットマップメモリに対し
アドレスとデータが供給されると共に、DRAMシーケ
ンサ506はビットマップメモリへの書き込み動作サイ
クルを発生させ、書き込みが達成される。
【0051】本実施例では1ピクセルについて着目し、
データ操作の動作を再確認する。上記のようにその1ピ
クセルをY色素とM色素のビットマップエリアに書き込
むという動作であれば、そのピクセルに対応するデータ
ビットがセレクタ504よりビット操作部502へ導か
れ、一方レジスタ503にあらかじめセットされている
Y色素とM色素に対応するデータビットとの間で、ゲー
トされる。
【0052】その結果図7で示すならば、701と70
2に各ゲート出力が真の状態、それ以外の703と70
4のゲートの出力が偽の状態としてビットマップメモリ
へ導かれる。故に本実施例で用いているビットマップメ
モリには、図8に示すようなビット構成で、1チップの
DRAMの1アドレスに対して、1ピクセルデータが格
納される。この場合、図8のY,Mのビットが“1”、
C,Kのビットが“0”として記憶される。
【0053】従って、これらを総合すると、DRAMシ
ーケンサ506によって発生されるビットマップメモリ
への書き込みサイクル1回について、4ピクセルのデー
タが16ビットデータとして格納されるわけである。
【0054】次にDRAMシーケンサ506は、残りの
12ピクセルについてのイメージデータをビットマップ
エリアに格納すべく、アドレスカウンタ510を1つイ
ンクリメントし、セレクタ504を、対応する次の4ビ
ットを、セレクトするようセットし直す。このため、次
の4ピクセルが、最初の4ピクセルと同様にして、ビッ
トマップメモリへ書き込まれる。DRAMシーケンサ5
06は同様にして、アドレスカウンタ510とセレクタ
504を更新しつつ、16ピクセル全てのイメージデー
タをビットマップメモリへ書き込む。ここでDRAM用
のROW/COLOMNセレクタ507に導かれる上位
アドレス(下位2ビットを除く)は4ピクセル分のデー
タの書き込みが終了するまで制御部202にてラッチさ
れている。従って、制御部202のビットマップメモリ
への書き込み動作1回につき、DRAMシーケンサ50
6は4回のビットマップメモリへの(DRAM)書き込
みサイクルを発行し、16ピクセルのデータのビットマ
ップエリアへの書き込み動作を終了する。
【0055】次にイメージデータのビットマップエリア
への展開が1ページ分終了したならば図10のS707
へ手順を進め、そうでなければ次の描画データを解析す
べくS702へ戻る(図10のS706)。
【0056】次にビットマップメモリ(DRAM)内に
完成された描画イメージデータをエンジン205側へ出
力し(図10のS707)、記録媒体上に描画イメージ
データが定着され、カラー画像出力が実現する(図10
のS708)。
【0057】本実施例では、通常のDRAMへのアクセ
スサイクルには、上記のビット操作用のアドレス空間と
は別エリアとしてその領域が設けられており、その空間
にアクセスする際にはデコーダ508が通常アクセス空
間である旨の情報をDRAMシーケンサ506へ伝え
る。DRAMシーケンサ506は、2ビットアドレスセ
レクタ509を制御装置202から導かれるアドレス側
へ、また、16ビットセレクタ501も制御装置202
から導かれるデータ側へセレクトするよう動作し、制御
装置202が直接DRAM(ビットマップメモリ)をア
クセスできるようにしてある。このときDRAMシーケ
ンサ506は、ビット操作のサイクルの場合には制御装
置202の1ライトサイクルに対して4回のDRAMラ
イトサイクルを発生していたが、通常アクセスの場合、
1対1のサイクル回数になることは言うまでも無い。
【0058】本実施例の他次の例が挙げられる。
【0059】(1)第1実施例では、各色のビットマッ
プメモリプレーンの物理デバイスとして、DRAMを使
用していたが、これに限るものではなく、例えばSRA
Mを用いても同様の効果が期待できる。なおSRAMに
て構成するのであれば当然のことながら、DRAMコン
トローラは必要なくなる。
【0060】(2)第1実施例のエンジン部208は面
順次のカラーページプリンタを想定してきたが、これに
限るものではなく、イメージデータとして複数の独立し
たビットマップメモリにイメージ描画が必要となり、同
一イメージデータをこれら複数のビットマップに描画す
る必要性があるものであれば、本発明の構成により同様
の効果が期待できる。
【0061】(3)第1実施例では、制御部202がイ
メージデータ格納に使用するアドレス空間と、エンジン
部208にビットマップに格納されているイメージデー
タを送出する際に使用するアドレス空間とを、別空間と
した例を示したが、各色のイメージデータをエンジン側
へ送出する際に、各色のイネーブルレジスタ401を、
その送出順に従って、順次変化させるという手法を制御
部202が司ることができるならば、本例に示したよう
に、上記アドレス空間を別個に設ける必要がない。この
ことにより、デコーダ403,ゲート部405,40
6,407,408が削減でき、よりシンプルな回構成
で同様の効果を期待することができる。
【0062】(4)第1実施例ではB(青)を出力する
際の例としてどのメモリプレーンをアクティブにすれば
良いのかを示したが、その他の色についてどのメモリプ
レーンをアクティブにすれば良いのかは、他に譲るとし
て、やはり同様の効果が期待できる。
【0063】(5)第1実施例では2値カラープリンタ
への出力を前提としていたが、複数のメモリプレーンに
同一のデータを書き込む必要性のある多値プリンタ、さ
らにイメージデータを格納する目的ではないにせよ、複
数のメモリプレーンにより、データを記録する必要性が
ある機器にとっては、本構成を取ることにより、スルー
プットを向上させるという効果が期待できる。
【0064】(6)第2実施例ではセレクタ504を備
えることにより、4つのDRAM(ビットマップメモ
リ)に対して選択的にアクセスするようにしているが、
これに限るものではない。例えば第2実施例よりも2倍
のビット操作データバスに拡張し、アドレスカウンタ5
10を1ビットのカウンタにすることにより、上記例の
半分のDRAMへのアクセスサイクルにすることができ
る。当然のことながら更に2倍のビット操作データバス
に拡張することにより、制御装置202の書き込みサイ
クルの数だけのDRAM書き込みサイクルに押えること
ができる。
【0065】(7)第2実施例では、システムデータバ
ス幅として16ビットのものを想定しているが、これも
このバス幅に限定されるものではなく、多種多様のシス
テムデータバスに対応すべく、第2実施例で示したセレ
クタ,ラッチ,ビット操作部等を構成することにより同
様の処理系が構築可能である。
【0066】(8)第2実施例で用いている実メモリデ
バイスとしては、x4構成のDRAMを想定している
が、これも限定されるものではなく、DRAM以外の素
子(例えばSRAM)を用いてもよいし、データビット
構成についても、x8の構成のものやx16のもの等を
用いてもよい。なお、x1の構成の要素を用いて機器を
構築しても、同様のものは構築可能ではあるが、本実施
例に示すDRAMシーケンサ306に相当する部分の、
DRAMに対するアクセスサイクル回数が増えるため、
ソフトウエアの動作時間とハードウエアの動作時間との
兼ね合いにはなるであろうが、あまりパフォーマンスを
期待することはできないかもしれない。
【0067】(9)第2実施例では、出力エンジンとし
てページプリンタを想定していたが、これも限定される
ものではなく、バンディング制御可能なエンジンを出力
デバイスとしても、同様の効果が期待できる。特に本実
施例に示す描画データのデータ構造の場合、インクジェ
ット方式のピクセル順次かつバンディング可能なプリン
タエンジンなどに好適と言える。
【0068】
【発明の効果】記録色毎の画像データをメモリに記憶さ
せる際に、従来は記録色毎にメモリに書き込みを行うこ
とで、各画素につき記録色の数に相当する回数のメモリ
への書き込みを必要としたが、本発明によれば、画像デ
ータの記録色毎の値を識別し、その識別結果により、画
像データの記録色毎の値が同一になるものについては、
同時にメモリに書き込むことによりメモリへの書き込み
回数を減らすことができるので、メモリへの書き込み処
理の高速化を実現することができる。更に、本発明によ
れば、画素単位に画像データのメモリへの書き込みを行
うのではなく、画像データのうち複数画素分の画像デー
タを保持し、複数画素分の画像データ毎に画像データの
メモリへの書き込みを行うので、メモリへの書き込み処
理のさらなる高速化を実現することができる。
【0069】このため、従来よりも画像出力時間が短縮
され、高速出力が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施例の回路構成を示すブロック図
である。
【図2】図1のメモリ制御部203の回路構成を示すブ
ロック図である。
【図3】図2のプレーン制御部301の回路構成を示す
ブロック図である。
【図4】本発明第1実施例の画像処理手順を示すフロー
チャートである。
【図5】図1のメモリ制御部203の他の回路構成を示
すブロック図である。
【図6】図5のビット操作部502の詳細を示すブロッ
ク図である。
【図7】図6の1ピクセル操作ブロックの内容を示すブ
ロック図である。
【図8】本発明第2実施例のビットマップメモリの記憶
内容を示す説明図である。
【図9】本発明第2実施例の画像データの内容を示す説
明図である。
【図10】本発明第2実施例の画像処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
201 I/O 202 制御部 203 メモリ制御部 204〜207 ビットマップメモリ(DRAM) 208 エンジン

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信した画像記述言語を記録色毎の画像デ
    ータへ変換する際に、 該画像記述言語を解析することにより、該画像データの
    記録色毎の値を識別する識別工程と、 前記画像データのうち複数画素分の画像データを保持さ
    せる保持工程と、 前記識別工程の識別結果に基づいて、前記記録色に対応
    する記憶手段の各記憶領域に、前記保持された複数画素
    分の画像データ毎に前記画像データの記録色毎の値を同
    時に記憶させる記憶工程とを有することを特徴とする画
    像処理方法。
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