JP3136347B2 - 棒状ワークの高周波加熱装置 - Google Patents

棒状ワークの高周波加熱装置

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JP3136347B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、棒状ワークの高周波加
熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】以下の説明では、棒状ワークの例として
クランクシャフトを挙げる。クランクシャフト等の棒状
ワークを加熱する従来の高周波加熱装置は、図4に示す
ように、高周波加熱コイル100と、この高周波加熱コ
イル100に高周波電流を供給するカレントトランス2
00とを有している。この高周波加熱コイル100は、
カレントトランス200の下部に取り付けられており、
当該カレントトランス200は保持枠300に保持され
ている。
【0003】前記高周波加熱コイル100には、クラン
クシャフトWの被加熱部WAと加熱導体110との間の
寸法を所定の値に保つためのスペーサ130が設けられ
ている。このスペーサ130は、高周波加熱コイル10
0を構成する2枚の板材120に3個ずつ約90°間隔
で取り付けられているので、1つの高周波加熱コイル1
00には合計6個ある。
【0004】前記保持枠300は、吊り下げ機構400
によって吊り下げられている。この吊り下げ機構400
は、図示しない高周波電源等を内蔵するフレーム600
の側面から突出された支持アーム410の先端に回動自
在に取り付けられた滑車420と、この滑車420に巻
回され、一端がフレーム600に他端が後述する偏芯追
従機構500に取り付けられたワイヤ430と、前記滑
車420とフレーム600との間で前記ワイヤ430に
介在されたスプリング440と、一端がフレーム600
の側面に他端が偏芯追従機構500にそれぞれ回動可能
に取り付けられたアーム450とを有している。
【0005】前記保持枠300は、カレントトランス2
00が載置される載置部310と、この載置部310の
上方に位置し、前記ワイヤ420等が連結される上板部
320と、この上板部320と前記載置部310とを連
結する連結部330とを有している。
【0006】載置部310と連結部330とは、ピン3
40によって回動可能に連結されている。また、連結部
330と上板部320とも、ピン350によって回動可
能に連結されている。保持枠300がこのように構成さ
れているのは、クランクシャフトWの回動にともなって
被加熱部WAがクランクシャフトWの軸芯WLに直交す
る方向(図4においては左右方向)に移動するのに対し
て高周波加熱コイル100を追従させるためである。
【0007】また、クランクシャフトWの被加熱部WA
は、クランクシャフトWの回動にともなって図4におい
て上下方向に移動するが、この上下方向の移動に対して
は、ワイヤ430に介在されたスプリング440の伸縮
作用によって対応している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の棒状ワークの高
周波加熱装置の高周波加熱コイルは、上述したように、
クランクシャフトWの回動に伴う被加熱部WAの移動、
すなわち上下及び左右方向の移動には追従するようにな
っている。このため、被加熱部WAには均一な加熱が施
される。しかし、クランクシャフトWの軸芯WLが、回
転軸と常に一致するわけではない。例えば、高周波加熱
の前工程に起因して歪みが発生すると、被加熱部WAは
クランクシャフトWの軸芯WLに対して平行ではなくな
る。
【0009】このように、被加熱部WAが軸芯WLに対
して平行でなくなった場合、クランクシャフトWを軸芯
WLを中心として回転させると、被加熱部WAは、軸芯
WLを中心として円錐形の側面に沿って移動するように
なる。
【0010】このような場合であっても、高周波加熱コ
イル100は、軸芯WLに対して直交するようにセット
されるため、クランクシャフトWを回転させると、高周
波加熱コイル100のスペーサ130が被加熱部WAの
周囲に不正に接触し、加熱が不均一になるとともに、被
加熱部WAに傷がつく。また、スペーサ130の摩耗も
不均一になり、その結果、歪んでいない正常なクランク
シャフトWの被加熱部WAにも傷を付けることがある。
【0011】本発明は上記事情に鑑みて創案されたもの
で、歪んだクランクシャフトであっても、高周波加熱コ
イルが前記歪に追従することによって、スペーサが被加
熱部に接触し、もって被加熱部に傷が付かないようにす
る棒状ワークの高周波加熱装置を提供することを目的と
している。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る棒状ワーク
の高周波加熱装置は、軸芯を中心として回転可能になっ
た棒状ワークの被加熱部が前記軸芯に対して平行でない
場合に、棒状ワークの回転に伴う当該被加熱部の動きに
高周波加熱コイルを追従させる棒状ワークの高周波加熱
装置であって、前記高周波加熱コイルが下部に取り付け
られるカレントトランスと、このカレントトランスを保
持するとともに、棒状ワークの回転に伴う被加熱部の鉛
直方向に直交する方向の移動に高周波加熱コイルを追従
させる保持枠と、この保持枠を吊り下げるとともに、棒
状ワークの回転に伴う被加熱部の鉛直方向の移動に高周
波加熱コイルを追従させる吊り下げ機構と、前記軸芯に
対して平行でないことに起因する移動に高周波加熱コイ
ルを追従させる偏芯追従機構とを有している。
【0013】また、前記偏芯追従機構は、一端が球体部
となり、他端が保持枠に取り付けられた連結ロッドと、
前記球体部を回動自在に支持する支持部とを具備してお
り、前記支持部は吊り下げ機構を構成するアームに取り
付けられている。
【0014】さらに、前記偏芯追従機構には、連結ロッ
ドの回動を規制するストッパが設けられている。
【0015】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る棒状ワークの
高周波加熱装置の構成を示す概略的側面図、図2はこの
棒状ワークの高周波加熱装置の偏芯追従機構を示す概略
的一部断面図、図3はこの棒状ワークの高周波加熱装置
の作用の概略的説明図である。なお、従来のものと略同
一の部品等には同一の符号を付して説明を行う。
【0016】本実施例に係る棒状ワークの高周波加熱装
置は、軸芯WLを中心として回転可能になった棒状ワー
クとしてのクランクシャフトWの被加熱部WAが前記軸
芯WLに対して平行でない場合に、クランクシャフトW
の回転に伴う当該被加熱部WAの動きに高周波加熱コイ
ル100を追従させるように構成されている。
【0017】かかる棒状ワークの高周波加熱装置は、前
記高周波加熱コイル100が下部に取り付けられるカレ
ントトランス200と、このカレントトランス200を
保持するとともに、クランクシャフトWの回転に伴う被
加熱部WAの鉛直方向に直交する方向の移動に高周波加
熱コイル100を追従させる保持枠300と、この保持
枠300を吊り下げるとともに、クランクシャフトWの
回転に伴う被加熱部WAの鉛直方向の移動に高周波加熱
コイル100を追従させる吊り下げ機構400と、前記
軸芯WLに対して平行でないことに起因する移動に高周
波加熱コイル100を追従させる偏芯追従機構500と
を備えている。
【0018】前記高周波加熱コイル100は、カレント
トランス200の下部に取り付けられており、当該カレ
ントトランス200は保持枠300に保持されている。
【0019】前記高周波加熱コイル100には、被加熱
部WAに跨がる加熱導体110と、この加熱導体110
と図外の高周波電源とを接続する接続導体 (図示省略)
と、前記加熱導体110及び接続導体を挟み込む一対の
板材120と、この板材120に取り付けられるスペー
サ130とを有している。
【0020】前記スペーサ130は、従来の技術の欄に
おいて説明したように、クランクシャフトWの被加熱部
WAと加熱導体110との間の寸法を所定の値に保つた
めのものであり、高周波加熱コイル100を構成する2
枚の板材120に3個ずつ約90°間隔で取り付けられ
ているので、1つの高周波加熱コイル100には合計6
個ある。
【0021】前記保持枠300は、下部に前記高周波加
熱コイル100が取り付けられたカレントトランス20
0を保持するものであって、カレントトランス200が
載置される載置部310と、この載置部310の上方に
位置する上板部320と、この上板部320と前記載置
部310とを連結する連結部330とを有している。
【0022】載置部310と連結部330とは、ピン3
40によって回動可能に連結されている。また、連結部
330と上板部320とも、ピン350によって回動可
能に連結されている。保持枠300がこのように構成さ
れているのは、クランクシャフトWの回動にともなって
被加熱部WAがクランクシャフトWの軸芯WLに直交す
る方向(図1においては左右方向)に移動するのに対し
て高周波加熱コイル100を追従させるためである。
【0023】前記吊り下げ機構400は、フレーム60
0の側面から突出された支持アーム410の先端に回動
自在に取り付けられた滑車420と、この滑車420に
巻回され、一端がフレーム600に他端が後述する偏芯
追従機構500に取り付けられたワイヤ430と、前記
滑車420とフレーム600との間で前記ワイヤ430
に介在されたスプリング440と、一端がフレーム60
0の側面に他端が偏芯追従機構500にそれぞれ回動可
能に取り付けられたアーム450とを有している。
【0024】この吊り下げ機構400は、保持枠30
0、引いては高周波加熱コイル100を鉛直方向に移動
可能に吊り下げるものである。すなわち、クランクシャ
フトWの回転に伴う被加熱部WAの鉛直方向の移動に、
スプリング440の伸縮性を利用して高周波加熱コイル
100の追従を可能とするのである。
【0025】一方、前記偏芯追従機構500は、被加熱
部WAが軸芯WLに対して平行でないことに起因する移
動に高周波加熱コイル100を追従させるものであっ
て、図2に示すように、一端が球体部511となり、他
端が連結部512となって保持枠300に取り付けられ
た連結ロッド510と、前記球体部511を回動自在に
支持する支持部520とを有しており、前記支持部52
0は吊り下げ機構400を構成するアーム450に取り
付けられている。
【0026】図3に示すように、被加熱部WAがクラン
クシャフトWの軸芯WLに対して平行でないと、クラン
クシャフトWの回転に伴って、被加熱部WAは円錐形の
側面に沿って回転する。
【0027】偏芯追従機構500を構成する連結ロッド
510は、一端が球体部511となり、他端の連結部5
12が保持枠300の上板部320にピン530によっ
て回動可能に取り付けられている。
【0028】偏芯追従機構500を構成する支持部52
0は、上支持部521と下支持部522との2つ割にな
っている。上支持部521の上面には、前記アーム45
0がピン540によって回動可能に連結される連結突起
521Aが形成されている。また、当該上支持部521
の下面には、連結ロッド510の球体部511が嵌まり
込む半球状の凹部521Bが形成されている。
【0029】一方の下支持部522は、上面(上支持部
521の下面と接触する面)前記球体部511が嵌まり
込む半球状の凹部522Bが形成されるとともに、この
凹部522Bと連通した開口部522Aが開設されてい
る。この開口部522Aは、連結部512が貫通する部
分である。
【0030】また、この開口部522Aは、連結部51
2の動きを規制するものでもある。すなわち、連結部5
12は開口部522Aのエッジ部522aに当接するま
で(図2に一点鎖線で示す位置)回動することができる
からである。すなわち、ここでは、開口部522Aのエ
ッジ部522aが連結ロッド510の回動を規制するス
トッパとしての役割を果たしていることになる。
【0031】なお、前記上支持部521と下支持部52
2とは図示しないボルト等の接続要素によって接続され
ている。
【0032】また、図1及び図2に示すように、保持枠
300が連結ロッド510の連結部512を中心として
不用意に回動しないように、アーム450には二股状の
ストッパ451が垂下されている。このストッパ451
は、二股になった部分が保持枠300の上板部320に
対して若干の余裕をもって嵌まり込むようになってい
る。従って、このストッパ451があるため、前記余裕
の分だけ保持枠300は回動するが、余裕分以上は回動
しない。このため、保持枠300、高周波加熱コイル1
00がクランクシャフトWに対して大幅に回動すること
はない。なお、このストッパ451は、傾いた保持枠3
00の大幅な回動も防止するために長めに形成されてい
る。
【0033】次に、このように構成された棒状ワークの
高周波加熱装置の作用等について説明する。まず、正常
なクランクシャフトW、すなわち被加熱部WAが軸芯W
Lに対して平行な場合について説明する。被加熱部WA
が正常な場合には、被加熱部WAはクランクシャフトW
の回転にともなって円柱の側面に沿って回転する。この
ように回転する被加熱部WAに載置された高周波加熱コ
イル100は、鉛直方向の移動に対しては吊り下げ機構
400のスプリング440の伸縮で、鉛直方向に直交す
る方向の移動に対しては保持枠300の変形でそれぞれ
追従する。
【0034】一方、歪んだクランクシャフトW、すなわ
ち被加熱部WAが軸芯WLに対して平行でない場合につ
いて説明する。この場合には、被加熱部WAは円錐形の
側面に沿って回転する。すなわち、被加熱部WAは鉛直
方向に対して常に斜めになった状態で回転するのであ
る。このように回転する被加熱部WAに載置された高周
波加熱コイル100は、鉛直方向の移動に対しては吊り
下げ機構400のスプリング440の伸縮で、鉛直方向
に直交する方向の移動に対しては保持枠300の変形で
それぞれ追従する。
【0035】また、偏芯追従機構500では、連結ロッ
ド510が球体部511の作用で保持枠300を図2に
一点鎖線で示すように振ることにより、斜めになった被
加熱部WAに高周波加熱コイル100を追従させる。こ
の偏芯追従機構500によって、高周波加熱コイル10
0の加熱導体110は、被加熱部WAに対して常に垂直
に対向することになるので、スペーサ130は常に被加
熱部WAの周囲に正常に接触することになる。
【0036】すなわち、図3(A)に示すように、被加
熱部WAが軸芯WLに対して斜めになっているクランク
シャフトWの被加熱部WAを跨ぐようにして高周波加熱
コイル100をセットすると、偏芯追従機構500の連
結ロッド510が振れることにより、高周波加熱コイル
100は、被加熱部WAに対して直交した状態でセット
される。
【0037】この状態で、クランクシャフトWを軸芯W
Lを中心しとて回転させると、被加熱部WAは図3
(A)に示す状態から同図(B)に示す状態を介しては
同図(C)に示す状態にまで変化する。すなわち、被加
熱部WAは円錐形の側面に沿って移動している。しか
し、同図に示すように、偏芯追従機構500の作用によ
って高周波加熱コイル100は常に被加熱部WAに対し
て直交した状態にある。
【0038】なお、上述した実施例では、棒状ワークの
例としてクランクシャフトWを挙げたが、本発明がこれ
に限定されるわけではなく、他の棒状ワーク、例えばド
ライブシャフト等に適用することができるのは勿論であ
る。
【0039】
【発明の効果】本発明に係る棒状ワークの高周波加熱装
置は、軸芯を中心として回転可能になった棒状ワークの
被加熱部が前記軸芯に対して平行でない場合に、棒状ワ
ークの回転に伴う当該被加熱部の動きに高周波加熱コイ
ルを追従させる棒状ワークの高周波加熱装置であって、
前記高周波加熱コイルが下部に取り付けられるカレント
トランスと、このカレントトランスを保持するととも
に、棒状ワークの回転に伴う被加熱部の鉛直方向に直交
する方向の移動に高周波加熱コイルを追従させる保持枠
と、この保持枠を吊り下げるとともに、棒状ワークの回
転に伴う被加熱部の鉛直方向の移動に高周波加熱コイル
を追従させる吊り下げ機構と、前記軸芯に対して平行で
ないことに起因する移動に高周波加熱コイルを追従させ
る偏芯追従機構とを有している。
【0040】このため、被加熱部が軸芯に対して平行で
ない場合、偏芯追従機構によって被加熱部の移動に高周
波加熱コイルを追従させることができる、すなわち高周
波加熱コイルを被加熱部に対して直交した状態でセット
できるので、被加熱部の加熱が不均一になることはな
く、すべてのスペーサも正常に被加熱部に接触する。従
って、被加熱部に傷を付けることなく、均一な加熱を施
すことができる。
【0041】また、前記偏芯追従機構は、一端が球体部
となり、他端が保持枠に取り付けられた連結ロッドと、
前記球体部を回動自在に支持する支持部とを具備してお
り、前記支持部は吊り下げ機構を構成するアームに取り
付けられているので、連結ロッドの球体部の作用によっ
て被加熱部のあらゆる方向への移動に高周波加熱コイル
を追従させることができる。
【0042】さらに、前記偏芯追従機構には、連結ロッ
ドの回動を規制するストッパが設けられているので、不
用意に高周波加熱コイルが振れることがなく、高周波加
熱コイルが接触してはならない部分に接触する事故が発
生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る棒状ワークの高周波加
熱装置の構成を示す概略的側面図である。
【図2】この棒状ワークの高周波加熱装置の偏芯追従機
構を示す概略的一部断面図である。
【図3】この棒状ワークの高周波加熱装置の作用の概略
的説明図である。
【図4】従来の棒状ワークの高周波加熱装置の構成を示
す概略的側面図である。
【符号の説明】
100 高周波加熱コイル 200 カレントトランス 300 保持枠 400 吊り下げ機構 500 偏芯追従機構 W クランクシャフト(棒状ワーク) WA 被加熱部 WL 軸芯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C21D 1/10 C21D 1/42 C21D 9/28 C21D 9/30

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸芯を中心として回転可能になった棒状
    ワークの被加熱部が前記軸芯に対して平行でない場合
    に、棒状ワークの回転に伴う当該被加熱部の動きに高周
    波加熱コイルを追従させる棒状ワークの高周波加熱装置
    において、前記高周波加熱コイルが下部に取り付けられ
    るカレントトランスと、このカレントトランスを保持す
    るとともに、棒状ワークの回転に伴う被加熱部の鉛直方
    向に直交する方向の移動に高周波加熱コイルを追従させ
    る保持枠と、この保持枠を吊り下げるとともに、棒状ワ
    ークの回転に伴う被加熱部の鉛直方向の移動に高周波加
    熱コイルを追従させる吊り下げ機構と、前記軸芯に対し
    て平行でないことに起因する移動に高周波加熱コイルを
    追従させる偏芯追従機構とを具備したことを特徴とする
    棒状ワークの高周波加熱装置。
  2. 【請求項2】 前記偏芯追従機構は、一端が球体部とな
    り、他端が保持枠に取り付けられた連結ロッドと、前記
    球体部を回動自在に支持する支持部とを具備しており、
    前記支持部は吊り下げ機構を構成するアームに取り付け
    られていることを特徴とする請求項1記載の棒状ワーク
    の高周波加熱装置。
  3. 【請求項3】 前記偏芯追従機構には、連結ロッドの回
    動を規制するストッパが設けられていることを特徴とす
    る請求項2記載の棒状ワークの高周波加熱装置。
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