JP2571886Y2 - 外球封止装置 - Google Patents

外球封止装置

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Publication number
JP2571886Y2
JP2571886Y2 JP1991105232U JP10523291U JP2571886Y2 JP 2571886 Y2 JP2571886 Y2 JP 2571886Y2 JP 1991105232 U JP1991105232 U JP 1991105232U JP 10523291 U JP10523291 U JP 10523291U JP 2571886 Y2 JP2571886 Y2 JP 2571886Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer sphere
neck portion
burner
neck
head
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1991105232U
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English (en)
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JPH0548206U (ja
Inventor
安正 柳井
一世 鈴木
重男 飯塚
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Iwasaki Denki KK
Original Assignee
Iwasaki Denki KK
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Publication date
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  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、外球のネック部をバー
ナにより加熱して、そこに装着したステムと外球のネッ
ク部とを溶着する外球封止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ランプの外球を回転させながら
外球のネック部をバーナにより加熱して、ネック部内に
装着したステムと、外球のネック部とを溶着する外球封
止装置は知られている。
【0003】この種のものは、図4に示すように、回転
ヘッド51を備えている。この回転ヘッド51にはマウ
ントピン53が固設されており、このマウントピン53
には外球55のネック部55a内に挿入されたステム6
1が支持されている。外球55の頭部55bは馬蹄形の
受け具57により保持されており、この受け具57は、
2本のロッド59を介して回転ヘッド51に固設されて
いる。
【0004】外球を封止するに際しては、ネック部55
a内の所定の位置にステム61を支持した後に、バーナ
63によりネック部55aを外側より加熱し、これを溶
かし、ステム61のフレア部とネック部55aとを溶着
する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところで、従来の構成
では、外球55を回転させながらネック部55aをバー
ナ63により加熱する際、2本のロッド59がバーナ6
3の火災を間欠的に遮るために、ネック部55aのうち
ロッド59の影になる部分が加熱され難く、ネック部5
5a全体が均一に加熱されないという問題がある。
【0006】これを解消するために、従来ではバーナ6
3の火力を強くしているが、これでは装置が大型化する
という問題がある。
【0007】また、この種のものでは、バーナ63によ
り加熱した後、モールディング装置(図示せず)により
ネック部55aをモールディングするが、このモールデ
ィング装置は2本のロッド59の間を通して外球55の
ネック部55aにアクセスするので、回転ヘッド51の
停止位置がずれると、ロッド59とモールディング装置
とが干渉し合い、モールディング装置に故障や破損など
が生じ、保守や修理が面倒になるという問題がある。
【0008】更に、従来の構成では、外球55を馬蹄形
の受け具57の上に乗せているだけなので、回転時に外
球55が傾くおそれがあり、これが傾くとネック部55
aの封止精度が低下するという問題がある。
【0009】そこで、本考案の目的は、上述した従来の
技術が有する問題点を解消し、外球のネック部を均一に
加熱することができると共に、ネック部の封止精度を向
上させることのできる外球封止装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は、外球の内に挿入されるステムの支持体を
有する回転ヘッドと、外球の頭部を保持する吸着カップ
と、この吸着カップ及び回転ヘッドを同一軸上で同一方
向に同期回転させる回転機構と、外球のネック部を加熱
するバーナとを備えたことを特徴とするものである。
【0011】
【作用】本考案によれば、吸着カップと回転ヘッドとが
回転機構を介して同一軸上を同一方向に同期回転される
ので、両者の間に保持される外球もその軸上を傾くこと
なく同一方向に回転される。これによれば、従来のもの
に比べて、バーナと外球との間にロッドのようなしゃ蔽
体が存在しないので、外球のネック部が均一に加熱され
る。またしゃ蔽体が存在しないので、バーナをネック部
に接近させることができ、仮にバーナの本数を減らした
り、バーナの火力を下げたりしたとしても、従来のもの
と同じ火力を維持することができる。更にネック部の近
くに余分なロッドが介在しないので、モールディング装
置のアクセスが容易になり、よってモールディング装置
に故障や破損などが生じることはなく、従来のものに比
べ、メンテナンスが容易になる。
【0012】
【実施例】以下、本考案による外球封止装置の一実施例
を添付した図1乃至図3を参照して説明する。
【0013】図1において、1は回転ヘッドを示してい
る。この回転ヘッド1にはマウントピン3が固設され、
このマウントピン3上には、図2にも示すように、外球
5のネック部5a内に挿入されたステム21が支持され
ている。外球5の頭部5bは吸着カップ7により保持さ
れている。この吸着カップ7は、図3に示すように、頭
部5bを受け入れるための凹部7aを有し、この凹部7
aは中空の回転軸9を介して真空装置(図示せず)に接
続されている。
【0014】中空の回転軸9にはギア11が固設され、
このギア11には例えばタイミングベルト13が巻回さ
れ、このタイミングベルト13はモータを含む回転機構
(図示せず)に連結されている。このモータ回転機構
は、吸着カップ7と回転ヘッド1とを同一方向に同期回
転させるものであり、タイミングベルト15を介して回
転ヘッド1のギア17にも連結されている。なお19は
外球5のネック部5aを加熱するためのバーナである。
【0015】即ち、この実施例によれば、吸着カップ7
と回転ヘッド1とが回転機構を介して同一軸L上を同一
方向に同期回転されるので、両者の間に保持される外球
5もその軸L上を傾くことなく同一方向に回転される。
【0016】外球5のネック部5a内には、図2に示す
ように、マウントピン3に支持されたステム21が挿入
され、このステム21のフレア部21aとネック部5a
とが溶着される。
【0017】即ち、ネック部5aは外側からバーナ19
により焼かれ、そして溶かされ、このネック部5aとス
テム21のフレア部21aとは溶着され、この溶着部を
境にして先端のスカート部5cは溶断される。
【0018】しかして、本実施例によれば、従来の構成
と異なり、バーナ19と外球5との間にロッド(図4参
照)のようなしゃ蔽体が存在しないので、外球5のネッ
ク部5aを均一に加熱することができる。またしゃ蔽体
が存在しないので、バーナ19をネック部5aに接近さ
せることができ、仮に、バーナ19の本数を減らした
り、バーナ19の火力を下げたりしたとしても、従来の
ものと同じ火力を維持することができる。よって省エネ
になる。
【0019】次に、ネック部5aとフレア部21aとを
溶着した後、モールディング装置(図示せず)により外
球5のネック部5aをモールディングする。このモール
ディングによりネック部5aの外周にはねじが形成さ
れ、このねじにはランプの口金(図示せず)が装着され
る。
【0020】しかして、このモールディングを行う際に
は、従来のものに比べて、ネック部5aの近くに余分な
ロッドが存在しないので、モールディング装置の外球5
へのアクセスは容易になる。即ち、モールディング装置
に干渉するものはなく、モールディング装置に故障や破
損などが生じることはなく、従来のものに比べて、メン
テナンスは極めて容易になる。
【0021】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考案
によれば、外球のネック部内に挿入されるステムの支持
体を有する回転ヘッドと、外球の頭部を保持する吸着カ
ップと、この吸着カップ及び回転ヘッドを同一軸上で同
一方向に同期回転させる回転機構と、外球のネック部を
加熱するバーナとを備えているので、外球のネック部を
均一に加熱することができると共に、ネック部の封止精
度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による外球封止装置の一実施例を示す斜
視図である。
【図2】同じく、外球のネック部を示す断面図である。
【図3】同じく、吸着カップを示す断面図である。
【図4】従来の外球封止装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 回転ヘッド 5 外球 5a ネック部 5b 頭部 7 吸着カップ 11,17 ギア 13,15 タイミングベルト 19 バーナ 21 ステム

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外球のネック部内に挿入されるステムの
    支持体を有する回転ヘッドと、前記外球の頭部を保持す
    る吸着カップと、この吸着カップ及び前記回転ヘッドを
    同一軸上で同一方向に同期回転させる回転機構と、前記
    外球のネック部を加熱するバーナとを備えたことを特徴
    とする外球封止装置。
JP1991105232U 1991-11-27 1991-11-27 外球封止装置 Expired - Lifetime JP2571886Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991105232U JP2571886Y2 (ja) 1991-11-27 1991-11-27 外球封止装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1991105232U JP2571886Y2 (ja) 1991-11-27 1991-11-27 外球封止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0548206U JPH0548206U (ja) 1993-06-25
JP2571886Y2 true JP2571886Y2 (ja) 1998-05-20

Family

ID=14401914

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JP1991105232U Expired - Lifetime JP2571886Y2 (ja) 1991-11-27 1991-11-27 外球封止装置

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