JPH0525816B2 - - Google Patents

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JPH0525816B2
JPH0525816B2 JP57196216A JP19621682A JPH0525816B2 JP H0525816 B2 JPH0525816 B2 JP H0525816B2 JP 57196216 A JP57196216 A JP 57196216A JP 19621682 A JP19621682 A JP 19621682A JP H0525816 B2 JPH0525816 B2 JP H0525816B2
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JP
Japan
Prior art keywords
outer bottle
glass tube
support device
rotation
hole
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP57196216A
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English (en)
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JPS5988330A (ja
Inventor
Kenji Tanaka
Akikazu Sotani
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Zojirushi Corp
Original Assignee
Zojirushi Vacuum Bottle Co Ltd
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Publication date
Application filed by Zojirushi Vacuum Bottle Co Ltd filed Critical Zojirushi Vacuum Bottle Co Ltd
Priority to JP19621682A priority Critical patent/JPS5988330A/ja
Publication of JPS5988330A publication Critical patent/JPS5988330A/ja
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  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はまほうびん等に使用する両口真空二重
びんを製造する工程において、外びん体に排気管
を取りつけるための方法及び装置に関するもので
ある。
従来一般のまほうびんの中びんとして使用され
る真空二重びんは、上部にのみ注入注出口が設け
られたものであつたが、近年上部から注入して下
部から注出する形式のまほうびんや、内容液の液
量計を備えたまほうびんなどが要求されるように
なり、下部にも開口部を有する両口真空二重びん
が要求されるようになつて来た。
第1図はそのような両口真空二重びんの一例を
示すものである。この両口真空二重びん1は内び
ん1aと外びん1bとより成り、円筒状の胴部2
の上部は徐々に径が縮小して頚部3が形成され、
該頚部3の内側に上口4が開口している。又胴部
2の下部には底部5が形成され、該底部5の中央
には下口管6が形成され、該下口管6には下口7
が開口している。内びん1a及び外びん1bは、
それぞれ互に若干の間隙8をおいて胴部2a,2
b、頚部3a,3b、底部5a,5b及び下口管
6a,6bが形成され、頚部3a,3bの上端及
び下口管6a,6bの下端において内びん1aと
外びん1bとが接続され、接合部9,10を形成
している。11は外びん1bの底部5bの偏心位
置に設けられた排気管であつて、内びん1aと外
びん1bとの間隙8間の空気を排気した後熔封さ
れ、間隙8部を真空に保持している。
従来一般の真空二重びんにおいては、排気管1
1は外びん1bの底部5bの中央に設けられるの
が通例であつた。この排気管を取りつける場合、
回転支持装置に排気管となるガラス管と外びん体
とを接近させてセツトし、ガラス管及び外びん体
をその中心軸線を回転中心として回転させなが
ら、外びん体の上部開口部からガスバーナーを挿
入して底部中央を加熱熔融させ、ガラス管内に空
気を吹き込んで外びん体の熔融壁面を吹き破つて
透孔を穿設すると共に、該透孔の周縁部にガラス
管の先端を熔接していたのである。
ところが前記両口真空二重びん1においては、
底部5の中央には下口管6が形成されているた
め、ここに排気管11を設けることができず、偏
心位置に設けざるを得ないのである。しかしなが
ら前記の排気管取付方法は、外びん体の底部中央
に排気管を取りつける場合に限つて可能であつ
て、偏心位置に取りつけるのは極めて困難であ
る。
すなわち、ガラス管を外びん体の偏心位置に取
りつけようとすれば、外びん体を傾斜させて回転
支持装置にセツトしなければならないのである
が、ガラス製の外びん体の寸法精度は必ずしも高
いものではなく、また外びん体は全体に丸みを帯
びていて姿勢制御の基準となるべき部分がないた
め、傾斜の角度やガラス管に対向する位置を正確
に設定するのが極めて困難であり、外びん体にお
ける排気管を取りつける位置が決まりにくく、ば
らつきが生じ易い。
またガラス管は回転支持装置の回転中心位置に
垂直にセツトされ、従来一般の真空二重びんにお
いては外びん体はリング状の支持手段により胴部
を支持するのであるが、これを外びん体を傾斜さ
せる場合に適用すると、外びん体にガラス管を取
りつけた後に外びん体を回転支持装置から取りは
ずそうとするとき、ガラス管のセツト方向である
垂直に外びん体を引上げることとなり、リング状
の支持手段が邪魔になつて取りはずすことができ
ないことがある。
本発明はかかる事情に鑑みなされたものであつ
て、両口真空二重びん用の下口管を有する外びん
体に排気管を取りつけるための方法及び装置を提
供することを目的とするものである。
而して本発明の方法は、底部中央に下口管を有
する外びん体を垂直軸に対して傾斜させ、その外
びん体をその胴部における傾斜の下側及び両側部
並びに前記下口管の先端において、垂直軸の周り
に回転する回転支持装置に支持し、前記回転支持
装置の回転中心にガラス管を支持し、該ガラス管
の先端を前記外びん体の下口管の側方の底部に接
近せしめると共に、該ガラス管の中心軸線が前記
外びん体の中心軸線と交差し且つ外びん体の上口
を通過するようになし、前記回転支持装置を回転
させつつ外びん体の内側からガラス管に対向する
外びん体の壁面を強熱して熔融せしめ、ガラス管
内に空気を吹き込んで外びん体の熔融壁面を吹き
破つて透孔を形成し、該透孔の周縁とガラス管の
先端とを溶接することを特徴とするものである。
また本発明の装置は、回転シヤフトの上端に回
転支持装置を備え、該回転支持装置の回転中心に
ガラス管支持孔を形成すると共に該ガラス管支持
孔の底面に空気吹込孔を穿設し、回転支持装置の
後方には傾斜した下口管支持部材を設け、回転支
持装置の前方上方には一対の抱持腕を回動自在に
設けると共に、その回動軸部及び各抱持腕の先端
部に押え部材を設け、外びん体を前方へ傾斜させ
て支持したときに押え部材が外びん体の胴部にお
ける傾斜の下側及び両側部に当接して、外びん体
を前記ガラス管支持孔の中心軸線が外びん体の中
心軸線と交差し且つ外びん体の上口を通過するよ
うな傾斜姿勢に保持するようになし、前記ガラス
管支持孔の上方には加熱装置を上下動自在に設け
たことを特徴とするものである。
第2図及び第3図は本発明の装置を用いて外び
ん体12にガラス管13を熔接して排気管11を
取りつける状態を示す。14は回転支持装置であ
つて、回転シヤフト15の上端に該回転シヤフト
15と共に回転するように固定されている。該回
転支持装置14の上面の回転中心にはガラス管支
持孔16が形成され、該ガラス管支持孔16の底
面には空気吹込孔17が穿設されており、前記回
転シヤフト15に挿通された送気管18に下方か
ら吹き込まれた空気が空気吹込孔17を経てガラ
ス管支持孔16の底面からガラス管13内に吹き
込まれるようになつている。回転支持装置の後部
には支持体19が突設され、該支持体19の先端
部はやゝ上方に屈折され、その上面には略円錐台
状の下口管支持部材20が設けられている。
一方前記回転支持装置14の前部には略L字状
の支持アーム21が設けられ、該支持アーム21
の上端部には一対の抱持腕22がピン23により
回動自在に設けられており、該各抱持腕22の先
端部にはそれぞれ押え部材24が設けられており
さらに支持アーム21の上端にも押え部材25が
固定されている。
26は回転支持装置14の回転軸線Aの上方延
長線上に上下動自在に設けられた加熱装置として
のガスバーナーである。
次にこの装置を用いて外びん体12に排気管1
1を取りつける方法を説明する。先ずガスバーナ
ー26を上動せしめておき、回転支持装置14の
ガラス管支持孔16にガラス管13の一端部を嵌
挿してガラス管13をその中心軸線が回転支持装
置14の回転軸線Aに一致するように支持し、ガ
ラス管13の上端部を回転支持装置14の上面か
ら突出させる。
次に外びん体12の下口管27の先端を前記下
口管支持部材20に嵌合して支持させると共に外
びん体12の前方へ傾斜させて胴部28の傾斜の
下側を押え部材25に持たせかけ、抱持腕22を
回動させて押え部材24で外びん体12の胴部2
8の両側部を押え、外びん体12を保持する。こ
のとき、前記ガラス管13の上端は、外びん体1
2の底部29の外面に接近した位置にある。な
お、ここで接近しているというのは、ガラス管1
3と外びん体12の底部29とが接触している状
態をも含むものであつて、その両者が極めて近い
位置関係にあることを言う。従つてその両者が回
転支持装置14にセツトされた状態において、互
に当接せしめられていてもよく、又若干の間隔を
おいてセツトされていてもよい。又、ガラス管1
3及び外びん体12がセツトされた状態におい
て、ガラス管13の中心軸線すなわち回転支持装
置14の回転軸線Aと、外びん体12の回転軸線
Bとは交差し、且つ回転支持装置14の回転軸線
Aは外びん体12の上口30内を通過するように
なつている。
次にこの回転支持装置14を、回転シヤフト1
5によつて回転軸線Aを中心に回転させる。これ
により外びん体12及びガラス管13を線Aを中
心にして回転させながらガスバーナー26を下動
させて上口30を通つて外びん体12内に差し込
み、底面29のガラス管13に対向した部分を内
側から強熱してその壁面を熔融せしめる。これに
よつて熔融された壁面は自重によつて若干垂れ下
がつてガラス管13の上端に密着する。ここでガ
ラス管13内に空気吹込孔17から空気を吹き込
むと、前記熔融壁面のガラス管13に囲まれた部
分が吹き破られて透孔が形成され、前記ガスバー
ナー26により透孔の周縁とガラス管13の上端
とが熔接され、排気管11が形成されるのであ
る。
本発明においては、外びん体12を支持する際
に、底部29の中心に形成された下口管27の先
端で位置決めし、そこを基準として外びん体12
を傾斜させて胴部28を押え部材25にもたせか
けるので、外びん体12の姿勢及び位置を常に一
定に設定することができる。従つて排気管11を
取りつける位置や角度も正確に設定することがで
き、製品にばらつきが生じることがない。又本発
明の装置においては、外びん体12の胴部28を
支持する際に、胴部28における傾斜の下側及び
両側部を押え部材25,24で保持し、且つ押え
部材24を操作する抱持腕22は傾斜の下側から
延びているので、外びん体12の傾斜の上側には
外びん体12の動きの障害になるものがない。従
つて排気管11を熔接した後の外びん体12を回
転支持装置から取りはずす時に、抱持腕22を開
いた後に外びん体12を傾斜したまゝで回転軸線
Aに沿つて真直ぐ上方へ動かすことができ、排気
管11をガラス管支持孔16から容易に引き抜く
ことができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は両口真空二重びんの中央縦断面図であ
る。第2図及び第3図は本発明の装置の中央縦断
面図及び平面図である。 1……両口真空二重びん、11……排気管、1
2……外びん体、13……ガラス管、14……回
転支持装置、15……回転シヤフト、16……ガ
ラス管支持孔、17……空気吹込孔、20……下
口管支持部材、22……抱持腕、24,25……
押え部材、26……加熱装置(ガスバーナー)、
27……下口管、28……胴部、29……底部、
30……上口。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 底部中央に下口管を有する外びん体を垂直軸
    に対して傾斜させ、その外びん体をその胴部にお
    ける傾斜の下側及び両側部並びに前記下口管の先
    端において、垂直軸の周りに回転する回転支持装
    置に支持し、前記回転支持装置の回転中心にガラ
    ス管を支持し、該ガラス管の先端を前記外びん体
    の下口管の側方の底部に接近せしめると共に、該
    ガラス管の中心軸線が前記外びん体の中心軸線と
    交差し且つ外びん体の上口を通過するようにな
    し、前記回転支持装置を回転させつつ外びん体の
    内側からガラス管に対向する外びん体の壁面を強
    熱して熔融せしめ、ガラス管内に空気を吹き込ん
    で外びん体の熔融壁面を吹き破つて透孔を形成
    し、該透孔の周縁とガラス管の先端とを溶接する
    ことを特徴とする、両口真空二重びんの外びん体
    に排気管を取りつける方法。 2 回転シヤフトの上端に回転支持装置を備え、
    該回転支持装置の回転中心にガラス管支持孔を形
    成すると共に該ガラス管支持孔の底面に空気吹込
    孔を穿設し、回転支持装置の後方には傾斜した下
    口管支持部材を設け、回転支持装置の前方上方に
    は一対の抱持腕を回動自在に設けると共に、その
    回動軸部及び各抱持腕の先端部に押え部材を設
    け、外びん体を前方へ傾斜させて支持したときに
    押え部材が外びん体の胴部における傾斜の下側及
    び両側部に当接して、外びん体を前記ガラス管支
    持孔の中心軸線が外びん体の中心軸線と交差し且
    つ外びん体の上口を通過するような傾斜姿勢に保
    持するようになし、前記ガラス管支持孔の上方に
    は加熱装置を上下動自在に設けたことを特徴とす
    る、両口真空二重びんの外びん体に排気管を取り
    つける装置。
JP19621682A 1982-11-08 1982-11-08 両口真空二重びんの外びん体に排気管を取りつける方法及び装置 Granted JPS5988330A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63100031A (ja) * 1986-10-14 1988-05-02 Uemura Mahobin Kogyo Kk 真空二重びん及びその製造方法
WO2006058517A1 (de) * 2004-12-01 2006-06-08 Elino Industrie-Ofenbau Carl Hanf Gmbh & Co.Kg Verfahren und vorrichtung zum herstellen von einheiten zur fertigung von flachbildschirmen u. dgl . und einrichtung zum evakuieren/befüllen des zwischenraumes von derartigen einheiten
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JPS5854091A (ja) * 1981-09-22 1983-03-30 石川島播磨重工業株式会社 抄紙機におけるドラムドライヤの乾燥方法とその装置

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