JPS5937131A - 瓶の方向検知方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、瓶に酒類等の内容物を充填するラインにおけ
るラベル貼り工程の手前において、瓶の゛方向を検知し
、必要に応じてその瓶の方向を修正して瓶の表面の正し
い位置にラベルを結句けることができるようにするだめ
の瓶の方向検知方法及びその方法の実施に使用する装置
に関する。

酒類などを収容する瓶には、円形断面の他に、楕円形、
四角形まだは三角形などの非円形断面のものがあるが、
このような瓶の表面にラベルを貼付けるためには、この
瓶を一定の方向に向ける必要があり、例えば楕円形断面
の瓶においては、平行な突当面を有する一対の保持具で
挾持することによって、楕円形の短径の方向をその一対
の保持具に対応する方向に向けて保持することが可能で
あるが、その瓶の正面には一定のレリーフ模様が有り、
背面は平滑であって、その正面にのみラベルを貼るか、
或いは正面と背面に別々のラベルを貼る場合には、手に
その瓶を保持具で保持して短径方向をその保持具に対応
する方向に向けただけでは不十分であって、その瓶のど
ちら側が正面であるかを検知し、ラベル貼り機に対して
その面が反対を向いているときには１８０度回転させる
必要がある。さらにまた、四角形や三角形の瓶において
は、その瓶の断面形状に対応する突当面を有する保持具
によって一定姿勢で保持しても、正面がどちらの面であ
るかを検知し、必要に応じて所定角度ずつ回転して一定
の方向に向ける必要がある。しかし、このような非円形
断面の瓶の方向を正確に、かつ、迅速に検知することが
できる装置は従来存在せず、その出現が望まれていた。

本発明は、このような要求に応じて完成されたものであ
って、接触子を瓶の表面の一定の位置に押し付けて、そ
の接結部に形成した通気孔から空気を吸引し、若しくは
吹き出し、その接触子と瓶の表面の間で空気の流通が生
じるが否かによって、その瓶の表面が平滑面であるか凹
凸面であるかを検知し、これによって瓶の方向を検知す
るようにした瓶の方向検知方法と、この方法の実施に使
用する瓶の方向検知装置を提供することを目的とするも
のである。

以下、本発明装置の一実施例を添イー１図面に基づいて
説明し、その作用の説明によって本発明方法の一実施例
を明らかにする。

一定角度ずつ間欠回転するインデックステーブル１に多
数のターンテープ７Ｌ／　２が等角度間隔で設けられ、
各ターンテープＪｖＺ上に載置された略正方形断面の瓶
ａが、その首部に嵌着された押え具３によって押し付け
られて回転可能に保持されつつ、第２図の時計方向に間
欠回転するようになっている。とのインチ゛ツクステー
プｌｖ１の側方に設けたブラケッ）６０には、ブロック
状の取付台４が固定され、その外面から内面に向かって
水平に透設された案内孔５にロッド６が摺動自由に挿通
され、その先端にポルト７によって固定された平面コ字
形の取付具８の先端部下面に取付板９が差し渡されて固
定され、この取付板９の上面には、先端の当接面１０ａ
が平滑な合成樹脂製の突当部材１０がボルト１１によっ
て固定されているとともに、その後方に立設されたブラ
ケット１３には、案内筒１４が水平に挿通されて両側の
ナツト１５により締付けられて固定されており、この案
内筒１４に摺動自由に挿通した水平移動杆１６に合成ゴ
ムから成るカップ形の接触子１７が嵌着され、その先端
面から軸方向に形成された通気孔■８が外周面に突設さ
れた接続管１９に連通しており、この水平移動杆１６は
前側の鍔２０と案内筒１４の先端との間に装着された圧
縮コイルばね２２の弾拡力により前方へ突出する方向に
付勢されており、常には後端の鍔２１を案内筒１４の後
面に突き当てた位置にあり、この位置において接触子１
７の先端面は突当部Ｈ’　１０の先端の当接面１０ａよ
り少し前方に突出している。

取付台４の上面の左右両側には前後一対ずつのリンク２
５が軸２６によって揺動自由に支持されこの前後一対の
リンク２５の先端には保持具２７が平行リンクを構成す
るように軸２８＋Ｃよって支持されており、左右一対の
保持具２７の先端の内面には、互いに対応する当接面２
９ａが平滑な合成樹脂製の当て板２９が固着されている
。また、一方の保持具２７の先端部の外面には」二下方
向に細長い取付板３１が固定され、この取（＝Ｊ板３１
の上下両端には、夫々前記しだロッド６の先端に装着し
たものと全く同一構成になる案内筒１４、水平移動杆１
６及びカップ形の接触子１７が装着され、各接触子１７
は水平移動杆１６とともに圧縮マイルばね２２の弾拡力
により内側に付勢されて、その先端面は第２図の鎖線で
示すように保持具２７の上下両側から当て板２９の当接
面２９ａより少し内側に突出している。捷だ、前方の左
右両側のリンク２５には互いに噛み合う歯車３３が固定
されていて、左右両側の前後のリンク２５及びこれに連
結された保持具２７は、左右対称形に揺動するようにな
っている。取付台４の後方には１字形のレバー３５が軸
３６によって揺動自由に支持されており、その上端にポ
ールジヨイント３７を介して連結された連結杵３８の先
端が前側の一方のリンク２５の下面に軸３９によって連
結されており、前記ロッド６は先端に固定したコ字形の
取イ；１其８と］＆（）１台４０間に装着された圧縮コ
イルばね４０の弾拡力によってｎｊｉ側へ突出する方向
にイ′Ｘｊ勢されているとともに、その後端にナツト４
１によって固定した水平方向のアーム４２の先端が前記
レノく−３５の内面に軸支したローラ４３に係合してお
り、レバー３５の下方の屈曲端に軸４４によって連結さ
れた駆動ロッド４５が上下動してレバー３５が揺動する
と、前記ロッド６が前後に移動し、かつ、左右両側の保
持具２７が、第２図に鎖線で示す後退位置と同図に実線
で示す進出位置に揺動するようになっている。

さらに、取付台４の上面に立設された支柱４７の上端に
固定されたＬ字形断面の取付板４８の前方部上面に固定
された横方向に細長いブロック４９に、前面から上面と
後面に貫通する逆Ｔ字形の連通孔５０が横方向に三個間
隔をあけて形成されているとともに、取付板４８の垂直
部の後面には三個の圧力スイッチ５１が固定され、夫々
のボート５２が前記各連通孔５０の後面側の開１」５３
とパイプ５４によって接続されており、また、各連通孔
５０の前側の開口５５は、前記した三個の接触子１７の
中央に連通ずる通気孔１８に連通ずるように夫々の水平
移動杆１６の側方に突設された接続管１９に可焼性のホ
ース５６によって接続されており、さらに、各連通孔５
０の上面側の開［」５７は図示しない真空ポンプ等の負
圧源に接続されている。

次に本実施例の作動を説明する。インデックステープ／
ｌ／　１の間欠回転によりターンテープ）ｖ２上に載置
されだ略正方形断面の瓶ａが、この検知位置に搬入され
て停止すると、駆動ロッド４５の下方への移動によりＬ
字形のレバー３５が第１図の反時計方向に揺動し、これ
に伴なって左右一対の保持具２７が、第２図に鎖線で示
す退避位置からインデックステーブル１上に間隔を狭め
ながら突出して、先端部内面に固着した当て板２９で瓶
ａを両側から挾持し、その瓶ａが斜めになっているとき
は、その対応する平行な二面が夫々光て板２９０当接面
２９ａに密着するようにターンテーブル２とともに回転
させて姿勢を修正し、かつ、−（＝１けられるとともに
、ロッド６が伸出してその先端の突当部拐１０が瓶ａの
前記した面と隣り合う面の下部に当接し、その直ぐ上方
の部分に接触子１７が押し付けられる。そして、図示し
ない開閉弁が開いてブロック４９に形成された三個の連
通孔５０が真空ポンプ等の負圧源に連通されると、三個
のカップ形の接触子１７の内部が負圧に傾くのであるが
、瓶ａの平滑な面に押し付けられた接触子１７は完全に
密着するため、接触子１７の内部およびこれに連通ずる
通気孔１８、さらには連通孔５０が夫々負圧源とはソ同
一の負圧になって、これに接続された圧力スイッチ５１
がＯＮ動作する一方、接触子１７の押し付けられた面が
レリーフ面のように凹凸面である場合には、接触子１７
の内部が負圧に傾くと、瓶ａの表面の凹凸の間に生じた
間隙から空気が流入して、通気孔１８及び連通孔５０を
通って負圧源に流れる空気流が生ずるため、これに接続
された圧力スイッチ５１が作動せずＯＦＦ状態のままと
なるのである。

そこで、この四角形断面の瓶ａを９０度ずつ回転して相
隣る二３偏をこれらの三個の接触子１７に押し付けた場
合に、各接触子１７に接続された圧力スイッチ５１がＯ
ＮとなるかＯＦ　Ｆとなるかの組合せがすべて異なるよ
うな位置にこれらの三個の接触子１７をセットしておき
、しかも、夫々が相隣る二面を押し付けた場合における
各圧力スイッチ５１のＯＮ、ＯＦＦの組合せを予め記憶
しておけば、任意の二面をこれら三個の接触子１７に押
し付けた場合における各圧力スイッチ５１のＯＮ、ＯＦ
Ｆの組合せが検知されれば、その二面が、その瓶ａの正
面と右側面であるか、或いは背面と左側面であるかとい
ったことが直ちに検知されるのである。そして、このよ
うな検知が終了すると、レバー８５が第１図の時計方向
に回動し、左右の保持具２７及びロッド６が後退して瓶
ａの保持が解除されて、インデツクヌテーブル１の間欠
回転によりその瓶ａはターンテーブル２とトモに次の割
出位置に移動し、その位置においてターンテープ／１／
２の必要な角度の回転が行なわれて、その瓶ａの方向が
一定方向に修１１丁されるのであり、この間に次の瓶ａ
が検知位置に搬入されて前記と同様の作動のくり返しに
より瓶ａの方向が検知されるのである。

なお、ｎ１１記実施例において、連通孔５０を真空ポン
プ等の負圧源に接続せずに、空気ポンプによって加圧空
気が供給されて一定の正圧に保たれるアキー−ムレータ
などに接続し、連通孔５０、通気孔１８及び接触子Ｉ７
内を大気圧より高い圧力に保ち、その接触子１７が瓶ａ
の表面の凹凸面に押しく＝１けられて間隙が生じた場合
には、空気がその間隙を通って流出するようにし、この
空気の流出の有無による連通孔５０内の圧力の高低によ
って圧力スイッチ５１をＯＮ、ＯＦＦ動作させるように
しても良い。

上記実施例によって具体的に説明したように、本発明の
瓶の方向検知方法は、平滑面と凹凸面とを有する非円形
断面の瓶をその断面形状に対応する形状の当接面を有す
る保持具で一定の姿勢に保持するとともに、瓶の表面の
一箇所若しくは二箇所以上に平滑面に密着する接触子を
押し当ててその接触子の接触面内を正圧若しくは負圧に
傾け、その接触子と瓶の表面との間の空気の流通の有無
によって瓶の方向を検知するようにしたものであって、
非円形断面の瓶の方向を正確に、かつ、迅速に検知する
ことができる効果を奏し、゛また、本発明の瓶の方向検
知装置は、非円形断面の瓶の断面形状に対応する形状の
当接面を有する保持具を駆動機構に連結し、負圧空気源
若しくは加圧空気源に連通ずる通気孔を接触面に形成し
た接触子を保持具に取付けてその保持具で瓶を一定姿勢
に保持すると同時に接触子を瓶の表面に押し当てる構成
とするとともに、前記空気の連通路にその通路内の圧力
を検知する圧力センサを介設してその通路内の空気圧力
によって瓶の方向を検知する構成としたことを要旨とす
るものであって、瓶を一定姿勢に保持する保持具に接触
子を取イ寸けた力・ら、接触子を瓶の表面に一定の力で
押しイ１けることカニでき、」二記した本発明方法を確
実に実施し得る製Ｊ果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明装置ｉｆｔの一実Ｍａｒ　（
Ｍｌを示すもので、第１図は一部切欠側１頁１しｊ、第
２Ｕ；２１＆−１ニ一部切欠平面図である。 １７：接触子　１８：通気孔　２５：リンク２７：保持
具　２９：当て板　２ｑａ：（当て板２９の）当接面　
３５：レノ＜−ｇｓ：＋Ｊ木結杓　４５：駆動ロッド　
５１：圧力センサ　ａ：瓶 出願人　　　シーケーデイ株式会社 出願人　　サン）　ＩＪ−株式会社 代理人　　弁理士　野　１」　　宏

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ■　平滑面と凹凸面°とを有する非円形断面の瓶をその
   断面形状に対応する形状の当接面を有する保持具で一定
   の姿勢に保持するとともに、前記瓶の表ｍｊの一箇所若
   しくは二箇所以上に平滑面に密着する接触子を押し当て
   て該接触子の接触面内を正圧若しくは負圧に傾け、該接
   触子と前記瓶の表面との間の空気の流通の有無によって
   前記瓶の方向を検知することを特徴とする瓶の方向検知
   方法 ２　非円形断面の瓶の断面形状に対応する形状の当接面
   を有する保持具を駆動機構に連結し、負圧空気源若しく
   は加圧空做源に連通ずる通気孔を接触面に形成した接触
   子を前記保持具に数例けて該保持具で前記瓶を一定姿勢
   に保持すると同時に前記接触子を前記瓶の表面に押し当
   てる構成とするとともに、前記空気の連通路に該通路内
   の圧力を検知する圧力センサを介設して該通路内の空気
   圧力によって前記瓶の方向を検知する構成とじたことを
   特徴とする瓶の方向検知装置