JPH04242042A - 電子銃の封着方法 - Google Patents

電子銃の封着方法

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JPH04242042A
JPH04242042A JP1490791A JP1490791A JPH04242042A JP H04242042 A JPH04242042 A JP H04242042A JP 1490791 A JP1490791 A JP 1490791A JP 1490791 A JP1490791 A JP 1490791A JP H04242042 A JPH04242042 A JP H04242042A
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  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネックガラスとステム
ガラスを溶着する電子銃の封着方法に関するものである
【0002】
【従来の技術】従来、電子銃を陰極線管に封着するには
、陰極線管のネック部に電子銃を挿入し、これら陰極線
管と電子銃をそれぞれの保持機構にて別個に保持し、こ
れら陰極線管と電子銃を回転させながら固定した複数の
バーナーで加熱して封着を行っていた。ところが、上記
の方法では、陰極線管と電子銃を保持する機構の機械的
な誤差により、陰極線管に対する電子銃の位置ずれが生
じ、組立て精度がでないという問題がある。そこで近年
においては、陰極線管の組立て精度を向上させるため、
陰極線管を回転させずに固定して封着を行う方法が主流
となりつつある。陰極線管を固定して封着を行うには、
バーナーを回転させることになるが、封着装置の構造上
回転機構が入れられず、バーナーを揺動させる方法がと
られている。
【0003】その一例として、例えば図10に示すよう
にして電子銃の封着が行われている。先ず、陰極線管内
に電子銃を挿入し、これら陰極線管と電子銃をそれぞれ
の保持機構によって保持固定する。次いで、上記陰極線
管のネックガラス51と電子銃のステムガラス52との
溶着部の周囲に、複数のバーナー53a,53b,53
c・・・・53hが所定間隔で配置されてなる扇形状の
一対のリングバーナー54,55を配置する。なお、こ
れらバーナー53a,53b,53c・・・・53hは
、上記ネックガラス51とステムガラス52のセンタO
を中心とする同一円周上にこの円周を略8等分する位置
にそれぞれ配置される。
【0004】そして、上記一対のリングバーナー54,
55を上記ネックガラス51とステムガラス52のセン
タOを中心として図中矢印A方向及び矢印B方向に互い
に同一方向となるように同期させて往復運動させる。つ
まり、一方のリングバーナー54上に設けられる一つの
バーナー53bを例にとって説明すると、このバーナー
53bが設けられる位置をXとし、このバーナー53b
より図中反時計回り方向の2つ目のバーナー53dが設
けられる位置をYとして、このX位置とY位置との間で
上記バーナー53bを揺動させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、揺動動作に
よって封着を行う場合には、必ず折り返し部,本例では
X位置およびY位置があるため、この折り返し部での加
熱が過剰になり焼きむらが生ずる。例えば、本例のよう
に8本のバーナー53a,53b,53c・・・・53
hを用いた場合には、溶着後の封着状態が図11に示す
ように、溶着部で断面形状が8角形となる。これは、折
り返し部でバーナーの速度が次第に遅くなるためであり
、揺動途中状態に比して折り返し部での加熱時間が多く
なるからである。この結果、溶着後の残留歪みに偏りが
生じ、封止目部分でのクラックや排気処理後のリークが
発生し易くなる。特に、各バーナー53a,53b,5
3c・・・・53hの出力にばらつきがあると、さらに
溶着部の断面形状が多角形となり、残留歪みの偏りが顕
著となる。そこで本発明は、かかる従来の実情に鑑みて
提案されたものであって、均一な加熱により略円形に近
い形で封着が行える信頼性の高い電子銃の封着方法を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明は、陰極線管のネックガラスと電子銃のス
テムガラスをバーナーを揺動させながら加熱して溶着す
る電子銃の封着方法において、上記バーナーを揺動角内
でステップ状に停止して加熱することを特徴とするもの
である。
【0007】
【作用】本発明においては、バーナーが揺動角内でステ
ップ状に停止してネックガラスとステムガラスを加熱す
るので、折り返し部だけでなくこの揺動角内に加熱部分
が数個所設けられ、均一した加熱が行われる。したがっ
て、溶着後のネックガラスの溶着部は、断面略円形に近
い形となり、残留歪みの偏りが抑制される。
【0008】
【実施例】以下、本発明を適用した電子銃の封着方法の
具体的な実施例について説明する。先ず、本実施例で用
いた電子銃を封着する封着装置について図面を参照しな
がら説明する。この封着装置は、図1に示すように、陰
極線管および電子銃を保持する保持機構部1と、陰極線
管のネックガラスと電子銃のステムガラスを溶着する溶
着機構部2と、この溶着機構部2を揺動させる揺動機構
部3とを有して構成されている。
【0009】上記保持機構部1は、図2に示すように、
陰極線管4を支持する陰極線管支持部材5と、上記陰極
線管4のネック部に挿入される電子銃(図示は省略する
。)を支持する電子銃支持シャフト6とを有してなる。 上記陰極線管支持部材5は、図示しない基台上に植立さ
れる支持軸7の先端に設けられ、上記陰極線管4のファ
ンネル部に接触して上記陰極線管4を支持するようにな
っている。一方、電子銃支持シャフト6は、上記陰極線
管支持部材5と同様基台上に植立され、その先端部に電
子銃を支持するようになっている。
【0010】上記溶着機構部2は、図3に示すように、
複数個のバーナー8a,8b,8c・・・・8hと、こ
れらバーナー8a,8b,8c・・・・8hを固定する
一対のリングバーナー9,10を有してなる。上記バー
ナー8a,8b,8c・・・・8hは、ガスを熱源とす
るガスバーナーである。これらバーナー8a,8b,8
c・・・・8hは、上記陰極線管支持部材5と電子銃支
持シャフト6によりそれぞれ支持される陰極線管4のネ
ックガラス4aと電子銃のステムガラス11を溶着する
溶着部の周囲に、円弧状に配置される略半円形の扇形状
をなす一対のリングバーナー9,10上に固定されてい
る。
【0011】本例では、上記バーナー8a,8b,8c
・・・・8hは8つとし、これを上記ネックガラス4a
とステムガラス11のセンタOを中心とする同一円周上
にこの円周を略8等分する位置にそれぞれ配置した。す
なわち、上記バーナー8a,8b,8c・・・・8hは
、チップ角θ(上記センタOを中心とする隣合うバーナ
ーとのなす角度)45度で配置し、それぞれのノズルの
先端が上記センタOを向くようにした。したがって、上
記バーナー8a,8b,8c・・・・8hは、各リング
バーナー9,10上に4つづつ配置される。なお、バー
ナーの数は多ければ多い程熱の均一性を得ることができ
るが、バーナーの大きさや装置上の制約から制限され、
8個程度が最も望ましい。
【0012】上記揺動機構部3は、上記バーナー8a,
8b,8c・・・・8hが固定されたリングバーナー9
,10を、図3中矢印Cおよび矢印D方向に上記センタ
Oを中心として互いに同一方向となるように同期させ所
定の揺動角αで揺動させるための機構である。この揺動
機構部3は、図1に示すように、上記リングバーナー9
,10を支持する支持部12と、この支持部12を揺動
させる揺動部13を有してなる。
【0013】上記支持部12は、上記各リングバーナー
9,10を直接支持する一対のバーナー支持部材14と
、このバーナー支持部材14の基端部を支持するベース
板15と、これらリングバーナー9,10、バーナー支
持部材14、ベース板15を支持する揺動板16を有し
てなる。
【0014】上記バーナー支持部材14は、平面略長方
形状の板体よりなり、先端部に上記リングバーナー9,
10を支持するようになっている。そしてこのバーナー
支持部材14は、図示しないエアシリンダによって図1
中矢印E方向に進退操作されるとともに、基端部を支点
として同図中矢印F方向および矢印G方向に回動可能と
なされている。したがって、上記バーナー支持部材14
は、陰極線管4と電子銃を上記陰極線管支持部材5と電
子銃支持シャフト6に取り付けるときには、これらの取
付け作業を容易なものとなすため、エアシリンダによっ
て上記リングバーナー9,10が保持機構部1より後方
に後退させられるとともに、外側に回動操作されて先端
部に支持するリングバーナー9,10間距離が拡大され
る。そして、これら陰極線管4と電子銃の取付け作業が
終了すると、上記バーナー支持部材14はエアシリンダ
によって前進せしめられるとともに、内側に回動操作さ
れて先端部に支持するリングバーナー9,10を上記溶
着部の周囲に配置せしめる。
【0015】そして、上記のように進退操作および回動
操作が可能となされたバーナー支持部材14は、平板状
のベース板15に基端部が支持され、さらにこのベース
板15を支持する平面略台形状をなす揺動板16に支持
されるようになっている。なお、上記揺動板16には、
後述の揺動部13に設けられるレールに係合して摺動可
能となるレール係合溝(図示は省略する。)が設けられ
ている。
【0016】上記揺動部13は、図4に示すように、上
記揺動板16を揺動させるためのレール17と、このレ
ール17に沿って上記揺動板16を揺動させるためのカ
ム18と、このカム18によって回動操作される回動ア
ーム19と、この回動アーム19と上記揺動板16とを
連結する連結ロッド20を有してなる。上記レール17
は、上記ネックガラス4aとステムガラス11のセンタ
Oを中心した円弧状として形成され、平板状をなすレー
ル支持部材21上に設けられている。
【0017】上記カム18は、図5および図6に示すよ
うに、円盤の一部が削り取られた形に形成され、その中
心部に図示しない駆動モータの駆動軸を挿通係合させる
駆動軸係合孔22を有している。そしてこのカム18は
、上記駆動軸係合孔22を中心として上記駆動モータの
駆動により、図4中矢印H方向に回転するようになって
いる。また、上記カム18の主面18aには、上記揺動
板16を揺動させるためのカム溝23が刻設されている
。このカム溝23は、上記揺動板16に支持されるリン
グバーナー9,10上のバーナー8a,8b,8c・・
・・8hを所定の揺動角αを持って揺動させるため上記
カム18のセンタに偏心,つまりセンタからのカム溝2
3までの距離がそれぞれの位置において異なるように略
円環状に形成されている。また、このカム溝23には、
上記バーナー8a,8b,8c・・・・8hを上記揺動
角α内で上記ネックガラス4aのネック管壁に対してス
テップ状に一時的に停止するように上記カム18のセン
タに対して同心円状に形成された部分が設けられている
。なお本例では、上記カム18は、上記揺動角αを67
.5度とし、且つバーナー8a,8b,8c・・・・8
hの停止回数が上記揺動角α内で往路6回、復路6回つ
まり往復で12回となるようにステップ角δ(上記セン
タOを中心とする隣同士の停止位置とのなす角度)を1
1.25度としてNC工作機械(数値制御工作機械)に
よって加工した。なお、この場合、バーナー8a,8b
,8c・・・・8hをステップ状に動作させるために設
けた上記カム18のセンタに対して同心円状の部分は1
2箇所となる。
【0018】上記回動アーム19は、基端部19aが軸
受によって支持され、この基端部19aを中心として回
動可能となされている。そして、上記回動アーム19の
中途部には、上記カム溝23に係合してこのカム溝23
に沿って摺動する係合ピン24が設けられている。した
がって、上記回動アーム19は、上記カム18の回転操
作によって図4中矢印I方向に往復運動する。
【0019】上記連結ロッド20は、上記回動アーム1
9の先端部19bに設けられ、一端を回動アーム19の
先端部19bに固定し、他端を揺動板16に固定するこ
とで上記回動アーム19と揺動板16とを連結している
。なお、上記連結ロッド20の両端の支持部は、いずれ
も回動アーム19および揺動板16に対して回動可能と
なされている。したがって、上記揺動板16は、上記カ
ム溝23に沿って回動操作される回動アーム19により
、この揺動板16が最大限振れる位置、すなわち図7お
よび図8に示す位置とに亘って揺動し、この揺動範囲内
でステップ状に停止する。
【0020】このときの揺動板16上に支持されるバー
ナー8a,8b,8c・・・・8hは、次のように動作
する。上記バーナー8a,8b,8c・・・・8hのう
ち一方のリングバーナー9上に設けられる一つのバーナ
ー8bを例にとって説明すると、このバーナー8bは、
図3に示すようにX位置とY位置との間に亘って揺動角
α(67.5度)を持って同図中矢印D方向に揺動する
。すなわち、上記バーナー8bは、チップ角θ(45度
)で配置された隣のバーナー8cあるいはバーナー8a
が設けられる位置を越えてこのバーナー8cあるいはバ
ーナー8aと隣接するバーナー8dあるいはバーナー8
hの中間位置とに亘って揺動する。つまり、上記バーナ
ー8bは、隣接するバーナー8cあるいはバーナー8a
とオーバーラップした位置まで揺動することになる。
【0021】そしてさらに、上記バーナー8bは、この
X位置とY位置との間を上記揺動角αを6等分したステ
ップ角δ(11.25度)を持ってステップ状に停止す
る。つまり、上記カム溝23のカム18のセンタと同心
円状となされた12箇所の溝部分に上記回動アーム19
に設けられた係合ピン24が係合することで、上記バー
ナー8bが上記ネックガラス4aのネック管壁に対して
一時的に停止する。すなわち、上記バーナー8bは、X
位置よりY位置まで移動する間に順次a,b,c,d,
e,fとステップ角δづつ断続的に往路6回停止しなが
ら移動する。そして、逆にY位置よりX位置まで戻ると
きも同様に、上記バーナー8bは順次g,h,i,j,
k,lとステップ角δづつ断続的に復路6回停止しなが
ら移動する。
【0022】次に、上述のように構成された封着装置を
用いた本実施例の電子銃の封着方法について説明する。 先ず、陰極線管4と、この陰極線管4のネック部に挿入
した電子銃をそれぞれ陰極線管支持部材5および電子銃
支持シャフト6に支持させる。なお、これら陰極線管4
と電子銃の取付け時には、上記一対のリングバーナー9
,10は、取付け作業の容易化のためエアシリンダによ
って上記陰極線管4より離れた位置に後退せしめられて
いる。次に、後退させられていたリングバーナー9,1
0をエアシリンダによって前進せしめるとともに、上記
一対のリングバーナー9,10間の距離を狭めて上記陰
極線管4のネックガラス4aと電子銃のステムガラス1
1の溶着部の周囲に上記リングバーナー9,10を配置
する。
【0023】そして、上記リングバーナー9,10上の
それぞれのバーナー8a,8b,8c・・・・8hのノ
ズル先端より炎を噴出させる。次いで、上記カム18を
駆動モータによって回動させる。すると、このカム18
に刻設されたカム溝23に係合する係合ピン24がこの
カム溝23に沿って摺動し、上記回動アーム19を回動
操作させ上記揺動板16を揺動させる。この結果、上記
揺動板16上のリングバーナー9,10が揺動し、それ
ぞれのバーナー8a,8b,8c・・・・8hが揺動角
α内でステップ角δを持ってステップ状に停止しながら
上記ネックガラス4aとステムガラス11を加熱する。 このときのバーナー8a,8b,8c・・・・8hの上
記ネックガラス4aのネック管壁位置に対する加熱強さ
は、図9中実線で示すように揺動範囲でステップ状に停
止した位置が最も強く、6箇所のピークを示す。なお、
比較として従来の方法である揺動角を持って加熱した場
合では、同図中破線で示すように、折り返し部のみしか
加熱強さのピークが得られない。
【0024】したがって、上述のバーナー8a,8b,
8c・・・・8hの揺動動作によって溶着されたネック
ガラス4aとステムガラス11の溶着部は、それぞれの
バーナー8a,8b,8c・・・・8hがチップ角θ内
で4回ステップするため、ネック管壁に対する加熱の均
一性が得られ、断面形状が64角形となり略円形に近い
形となる。これにより、溶着部に残留歪みの偏りがなく
なり、この残留歪みに起因する封止目部分でのクラック
や排気処理後のリークの発生が抑えられる。また、上記
バーナー8a,8b,8c・・・・8hは、いずれも隣
のバーナー8a,8b,8c・・・・8hに対してオー
バーラップして揺動するため、隣のバーナー8a,8b
,8c・・・・8hの出力が小さい場合でもこのオーバ
ーラップ領域においてカバーでき、むらなく加熱するこ
とができる。
【0025】以上、本発明を適用した電子銃の封着方法
の一実施例について説明したが、本発明方法においては
、次のようにしてもよい。上述の例では、バーナーを8
本とし、これをチップ角θ=45度で配置し、揺動角α
=67.5度,ステップ角δ=11.25度でバーナー
をステップ状に停止させながら揺動させたが、以下の要
件を満たす範囲でバーナーの数をこれよりも少なくまた
は多く、揺動角αをこれよりも小さくまたは大きくして
もよい。すなわち、バーナーの数をNとした場合には、
チップ角θを360/N度とし、揺動角αをチップ角θ
よりも大きく,つまりα>θとする。なお、揺動角αは
、各バーナーの出力差を考慮してなるべく隣のバーナー
とオーバーラップした位置まで揺動させる角度とする。 また、ステップ角δは、チップ角θよりも小さく,つま
りδ<θとする。以上の要件を満たせば、むらなく加熱
することができ、上記ネックガラス4aとステムガラス
11の溶着部を断面略円形状とすることができる。
【0026】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の方法においては、バーナーを揺動角内でステップ状
に停止して加熱しているので、折り返し部だけでなく揺
動角内で数個所に加熱部分が設けられ、ネックガラスと
ステムガラスの溶着部は均一に加熱される。したがって
、これらネックガラスとステムガラスの溶着部は、断面
が略円形に近い形となり、残留歪みの偏りがなくなり、
封止目部分でのクラックや排気処理後のリークの発生が
防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】封着装置の一例を示す平面図。
【図2】封着装置の保持機構部を示す側面図。
【図3】封着装置の溶着機構部を示す拡大平面図。
【図4】封着装置の揺動機構部を示す平面図。
【図5】揺動機構部のカムを示す平面図。
【図6】カムの断面図。
【図7】揺動板が右側に最大限振れた状態を示す平面図
【図8】揺動板が左側に最大限振れた状態を示す平面図
【図9】バーナーのネック管壁位置における加熱強さを
示す特性図。
【図10】従来の方法を説明するために使用したリング
バーナーの平面図。
【図11】従来の方法で溶着されたネックガラスとステ
ムガラスの溶着部を示す断面図。
【符号の説明】
1・・・保持機構部 2・・・溶着機構部 3・・・揺動機構部 8a,8b,8c〜8h・・・バーナー9,10・・・
リングバーナー 18・・・カム 23・・・カム溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  陰極線管のネックガラスと電子銃のス
    テムガラスをバーナーを揺動させながら加熱して溶着す
    る電子銃の封着方法において、上記バーナーを揺動角内
    でステップ状に停止して加熱することを特徴とする電子
    銃の封着方法。
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