JPH0418842Y2 - - Google Patents

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JPH0418842Y2
JPH0418842Y2 JP1985101247U JP10124785U JPH0418842Y2 JP H0418842 Y2 JPH0418842 Y2 JP H0418842Y2 JP 1985101247 U JP1985101247 U JP 1985101247U JP 10124785 U JP10124785 U JP 10124785U JP H0418842 Y2 JPH0418842 Y2 JP H0418842Y2
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JP
Japan
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flange
main body
fixed
welding machine
ultrasonic welding
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JP1985101247U
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JPS6211624U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、プラスチツクウエルダなどの超音波
溶接機のホーンを、溶接すべきプラスチツクなど
の部材の表面に均一に当てることが容易にできる
超音波溶接機に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の超音波溶接機は、ねじで調節される面出
し機構によつて面出しされていた。
第2図に示すように、面出し機構11は、ブラ
ケツト12とその上に載置されるフランジ13よ
り成り、フランジ13にはさらにその下側にサブ
フランジ14が固定されている。これらのブラケ
ツト12、フランジ13、サブフランジ14に
は、いずれも中央に開口が設けられている。ブラ
ケツト12とフランジ13の相対位置を調節する
ため、ブラケツト12には先端にボール16を有
する4本の調整ボルト15が螺着され、その上方
に突出している。さらに、サブフランジ14を調
節位置に固定するため、ブラケツト12の穴を貫
通してサブフランジ14に固定ボルト17が螺着
されている。
溶接作業を開始するに先立つて、超音波溶接機
本体1を面出し機構11の中央開口に挿入する。
超音波溶接機本体1は振動子2の先端にホーン3
を取り付けたもので、超音波溶接機本体1を面出
し機構11に挿入したとき、振動子2の周囲に設
けたフランジ2′が前記サブフランジ14上に載
置、固定される。ついで、その状態でブラケツト
12に設けた4本の調整ボルト15を順次に回転
してボール16を介してサブフランジ14を押上
げたり、又は調整ボルト15を反対方向に回転し
てサブフランジ14を下げたりしながら、受治具
にホーン3の先端面が均一に当たるように調整す
る。調整後、固定ボルト17を締付けると溶接機
の面出しは完了し、作業を開始することができ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕 上記のような、従来の面出し機構は、面出し調
整に4点の調整ボルトでホーンの先端面が受治具
に均一に当たるように調整するようになつている
ため、何度もホーンと受治具の面当りを調整する
必要があり、調整に多大の時間と手間が掛かると
いう欠点があつた。
本考案は、上記従来技術の欠点、すなわち、超
音波溶接機の面出し調整に時間と手間が掛かると
いう欠点を解決することを目的とするものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、振動子2の先端にホーン3を取り付
けた超音波溶接機本体1を面出し機構4を介して
固定本体5に揺動自在に支持させたものにおい
て、該面出し機構4は固定本体5の上方に開いた
開口6に固定部分7aと可動部分7bとよりなる
球面軸受7を嵌装保持したものから構成し、この
可動部分7aの中央開口にフランジ取り付け台8
を設け、さらに該フランジ取り付け台8にサブフ
ランジ9で前記振動子2の外周に設けたフランジ
2′を着脱自在に挟持固定したことを特徴とする
超音波溶接機である。
〔実施例〕
以下、第1図a,bに示す本考案の実施例につ
いて説明する。
超音波溶接機本体1には、その中間部の外周を
取り巻いて球面軸受7が設けられている。
即ち振動子2の先端にホーン3を取り付けた超
音波溶接機本体1は、面出し機構4に軸線をほぼ
鉛直にして取り付けられる。面出し機構4は、そ
の本体5の上方に開いた開口6に、固定部分7a
および可動部分7bより成る球面軸受7を挿入、
支持している。可動部分7bはその中央開口にフ
ランジ取り付け台8が固定され、さらにそのフラ
ンジ取り付け台8にはサブフランジ9がねじによ
り着脱自在に取り付けられるようになつている。
これらの、フランジ取り付け台8およびサブフラ
ンジ9は、いずれも中央に開口が設けられてい
る。
作業を開始するとき、超音波溶接機本体1を面
出し機構4の中央開口に挿入し、その振動子2の
フランジ2′をフランジ取り付け台8およびサブ
フランジ9によつて挟持、固定する。すると、超
音波溶接機本体1はその軸線が自由に首振り動作
をすることができるので、きわめて容易にその先
端のホーン3を受治具の面に均一に当たるように
調節することができる。調節が終了すると、本体
5の側方に螺着された固定ボルト10を締めつけ
て球面軸受7の可動部分7bの位置を固定する。
〔考案の効果〕
本考案は、面出し機構4は固定本体5の上方に
開いた開口6に固定部分7aと可動部分7bとよ
りなる球面軸受7を嵌装保持したものから構成
し、この可動部分7aの中央開口にフランジ取り
付け台8を設け、さらに該フランジ取り付け台8
にサブフランジ9で前記振動子2の外周に設けた
フランジ2′を着脱自在に挟持固定したことによ
り、超音波溶接機本体の中間部の外周を取り巻い
て球面軸受が配備されることとなつて取付保持が
安全に簡便迅速にでき、しかも芯振れもなく耐振
性があつてホーンの先端の移動が安定して行える
と共に、超音波溶接機本体のセツテイングも簡易
であり、固定締め付け操作も固定本体の側面から
できるため、極めて取扱いやすく、さらに超音波
溶接機本体を球面軸受にて支えているため、ホー
ンの先端面を受治具に当てながら溶接機を動か
し、面当りを迅速かつ正確に、均一に調整できる
ので、調節に時間および手間が掛からず、生産性
をいちじるしく改善することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考案の実施例の側面図、第1図b
は第1図aの一部断面側面図、第2図は従来の超
音波溶接機の一部断面側面図である。 1……超音波溶接機本体、2……振動子、2′
……フランジ、3……ホーン、4……面出し機
構、5……本体、6……開口、7……球面軸受、
7a……固定部分、7b……可動部分、8……フ
ランジ取り付け台、9……サブフランジ、10…
…固定ボルト、11……面出し機構、12……ブ
ラケツト、13……フランジ、14……サブフラ
ンジ、15……調整ボルト、16……ボール、1
7……固定ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 振動子2の先端にホーン3を取り付けた超音波
    溶接機本体1を面出し機構4を介して固定本体5
    に揺動自在に支持させたものにおいて、該面出し
    機構4は固定本体5の上方に開いた開口6に固定
    部分7aと可動部分7bとよりなる球面軸受7を
    嵌装保持したものから構成し、この可動部分7a
    の中央開口にフランジ取り付け台8を設け、さら
    に該フランジ取り付け台8にサブフランジ9で前
    記振動子2の外周に設けたフランジ2′を着脱自
    在に挟持固定したことを特徴とする超音波溶接
    機。
JP1985101247U 1985-07-04 1985-07-04 Expired JPH0418842Y2 (ja)

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JP1985101247U JPH0418842Y2 (ja) 1985-07-04 1985-07-04

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JP1985101247U JPH0418842Y2 (ja) 1985-07-04 1985-07-04

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JPS6211624U JPS6211624U (ja) 1987-01-24
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ID=30971819

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4428551Y1 (ja) * 1965-03-19 1969-11-26
JPS4819669B1 (ja) * 1968-01-16 1973-06-15

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS477461U (ja) * 1971-02-19 1972-09-27
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Patent Citations (2)

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JPS4428551Y1 (ja) * 1965-03-19 1969-11-26
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JPS6211624U (ja) 1987-01-24

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