JP3136174U - 飲料用容器 - Google Patents

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Abstract


【課題】コップ型容器体と、容器体の上部開口部を塞ぐ蓋面を備えると共に、前記開口部に着脱自在に装着される蓋体とからなり、蓋体上面適宜位置に上下貫通して容器体と連通する飲み口を設けた直飲タイプの飲料用容器において、飲み口並びに喫飲時の容器体内への通気を行なう通気小孔からの液漏れを防止する。
【解決手段】基部を蓋体上面に軸装して煽り回動で飲み口214の開閉をなす開閉部22を設け、前記開閉部の基部に、開閉部の回動軸線位置より外方に突出自在に組み込み、突出時に開閉部の開放方向ストッパーとなる操作部23を付設し、蓋面を上下貫通して容器体と連通する通気小孔215を、前記操作部の突出で閉塞される位置に設けてなる。
【選択図】図2

Description

本考案は、主として携帯される飲料用容器に関するものである。
携帯タイプの飲料用容器のうち容器体を手に持ったまま直接喫飲する容器は、蓋本体に飲み口を形成すると共に、飲み口を開閉する開閉部を備えている。
例えば特許文献1(特開平7−95907号公報)には、容器体に装着される蓋本体の上面の一側に開口した飲み口を形成し、前記飲み口を開閉する板状の開閉部を、煽り回動自在に蓋本体の上面に組み込む構造が開示されている。
また特許文献2(特開2003−212258号公報)には、蓋本体に筒状突出した飲み口を形成し、前記飲み口を開閉する開閉部を、煽り回動自在の伏せ容器形状に形成すると共に、蓋本体上面に通気孔を設けて、飲み口開閉部に通気孔開閉部を付設した直飲容器が開示されている。
特開平7−95907号公報。 特開2003−212258号公報。
前記の直飲タイプの飲料用容器における飲み口開閉部の閉塞維持構造は、特許文献1の容器にあっては、開閉部に設けた係止突起が、蓋本体に設けた係止凹部に嵌合係止するものである。即ち樹脂の弾性による係止であり、弾性係止を強いものにすると、開閉部の開口操作に強い力が必要となるので、前記の弾性係止には、強い係止力は望めない。
このため閉塞時において、開閉部に不測の外力が加わった場合に簡単に係合が解除されてしまい、液漏れ等の問題が生ずる。
また特許文献2記載の容器にあっては、シーソータイプの操作爪を蓋本体側に設け、開閉部の先端側(回動軸を基部とする)に前記操作爪に係止される係止部を設け、開閉部に開口付勢構造を備えさせ、操作爪の押圧操作で、開閉部の係止を解除すると開閉部が自ら開放方向に回動する構造が採用されている。
従って操作爪を誤って操作したり、携行中(特にリュック内等の直接視認できない状態での携行の場合)に、操作爪に対して不測の力が加わった場合、開閉部が開放動作し、飲み口や通気孔からの液漏れが生じてしまう。
そこで本考案は、開閉部に新規な閉塞時ロック構造を備えさせた飲料用容器を提案したものである。
本考案に係る飲料用容器は、コップ型容器体と、容器体の上部開口部を塞ぐ蓋面を備えると共に、前記開口部に着脱自在に装着される蓋体とからなり、蓋体上面適宜位置に上下貫通して容器体と連通する飲み口を設けて、基部を蓋体上面に軸装して煽り回動で前記飲み口の開閉をなす開閉部を設け、前記開閉部の基部に、開閉部の回動軸線位置より外方に突出自在に組み込み、突出時に開閉部の開放方向ストッパーとなる操作部を付設し、蓋面を上下貫通して容器体と連通する空気小孔を、前記操作部の突出で閉塞される位置に設けてなることを特徴とするものである。
開閉部に付設した操作部を、開閉部回動軸線位置より内側(非突出状態)に位置させると、開閉部は回動自在の状態で、飲み口を開口することで容器内飲料の喫飲が可能となる。この場合に通気小孔も開通状態であり、スムーズな喫飲が可能となる。
開閉部で飲み口を閉塞した状態で、操作部を開閉部の回動軸線位置より外方に突出させ、通気小孔を閉塞すると、開閉部は飲み口開口方向への回動が操作部の蓋面への当接によって阻止されることになり、開閉部がロック状態となる。
また本考案(請求項3)は、操作部の外方突出時に、通気小孔を閉塞する部分を弾性部材で形成してなるもので、操作部で通気小孔を閉塞すると、閉塞時の弾性反発力が、開閉部の飲み口閉塞方向への押圧力として作用することになり、飲み口の閉塞が確実に行なわれる。
本考案の構成は上記のとおりであり、喫飲時の容器体内への通気をなす通気小孔の閉塞が、飲み口閉塞時の開閉部のロックとして作用するもので、飲み口の閉塞と通気小孔の閉塞が確実になされ、飲み口及び通気小孔からの携行時の液漏れの発生を防止できたものである。
次に本考案の実施形態について説明する。実施形態に示した飲料容器は、容器体1と、蓋体2で構成される。
容器体1は、コップ型のステンレス製真空二重構造の断熱容器であり、上方開口部11の内周面に螺合条12を形成したものである。
蓋体2は、蓋本体21と、開閉部22と、操作部23で構成され、蓋本体21は、前記の上方開口部11を閉塞する蓋面211と、蓋面211の底部に前記螺合条12に対応する螺条外周面を備えた装着部212と、蓋面211の外周に周壁213とを備え、周壁2
13に近い蓋面211に、上下貫通して容器体1内と連通する飲み口214を設け、更に前記飲み口214の直径方向に、蓋面211を上下貫通して容器体1内と連通する通気小孔215を穿設してなる。尚通気小孔215の外縁は僅かに上方に突出させる。
また前記通気小孔215の両側位置に、後述する開閉部22の軸装用の突出部216を形成し、飲み口214の近傍の周壁213の外周面に係止凹部217を設け、装着部212の上部外周には、パッキン218を装着する。
開閉部22は、板状の本体部221の基部を突出部216に軸装(凹凸部の嵌合など適宜な構造を採用する)して、板状の本体部221が煽り回動自在に蓋面211に組み込むもので、通気小孔215は、基部の端縁から外方に外れた位置(開閉部22の回動軸線aの位置より外方)に設ける。
前記の本体部221における飲み口214と対面する箇所に、リングパッキンを備えた閉塞部222を突設し、本体部221の先部223は、周壁213を越える逆U状とし、先端に係止凹部217と対応する弾性係止突部224を設け、更に基部の裏面に後述する操作部23の係止突起231と対応する係止凹部225を設けてなる。
操作部23は、開閉部22の基部側にスライド自在に組み込んだもので、基部収納状態と突出状態の所定位置において係止凹部225と弾性係合する係止突起231と、操作摘み232と、突出状態の所定位置における通気小孔215と対面する位置に弾性材で形成した閉塞部233を設けたものである。
而して容器体に所望の飲料を注ぎ入れた後、蓋体2を容器体1の上方開口部11に螺合してパッキン218で水密に装着し、開閉部22の開閉操作で飲み口214の開閉を行なって喫飲や携行をなすものである。勿論飲料の供給は、蓋体2を装着した状態でも飲み口214から注ぎ入れることもできる。
開閉部22の開閉操作について説明すると、操作部23を開閉部22に収納した状態(非突出状態:係止凹部225と係止突起231が係合)では、開閉部22は煽り回動自在であり、飲み口214を閉塞した状態では、先部223の弾性係止突部224が係止凹部217に係合した状態となる。
従って喫飲時には、前記の係合を解除して開閉部22を回動し、飲み口214を開口する。この際には通気小孔215も開口しているのでスムーズに容器体1内の飲料を喫飲できる(図2イの状態)。
非喫飲時(容器携行時)には、飲み口214を閉塞部222で閉じるように開閉部22を回動し、先部223の弾性係止突部224が係止凹部217に係合する(図2ロ、図3ロ)。次に操作部23をスライド移動させて、弾性部材で形成された閉塞部233を通気小孔215上に乗り上げて、通気小孔215を閉塞する(図2ハ、図3イ)。
前記のように操作部23のスライド移動で通気小孔215を閉塞すると、閉塞部233の弾性反発力が、開閉部回動軸線aを中心として開閉部22を飲み口閉塞方向への押圧力として作用することになり、飲み口214が閉塞部222で確実に密閉されることになる。
更に開閉部22の先部223を、飲み口開口方向へ動作するように回動操作しても、操作部23が開閉部22の回動軸線aの位置より外方に突出して、蓋面211と当接しているので、前記の回動は阻止され、開閉部22がロックされている状態となる。
従って開閉部22の閉塞ロックによって開閉部22が誤って回動することが無いので、飲み口214及び通気小孔215から液漏れが生ずることが無く、リュックなどに収納しても安心して携行できるものである。
また本考案は前記の実施形態に限定されるものではなく、例えば図5に例示するように、容器体1aにステンレス製真空二重容器を採用せずに、樹脂製外筒13と金属製内筒14で形成した二重断熱容器体を採用しても良いし、また蓋本体21aの装着部212aも、螺合構造を採用せずに密嵌構造を採用しても良い。
また蓋体2における操作部のスライド移動構造も、図6に示すように操作部23aを半円形状に形成し、周面を開閉部22a基部の半円形のレール部226に装着し、操作部23aの平面回動によって操作部23aの突出(通気小孔の閉塞)を行うようにしても良い。
更に前記の平面回動とせずに起立倒伏方向の立体回動として、操作部の突出を実現しても良い。例えば操作部を、開閉部の基部回動軸線aより先部側に軸装して煽り回動自在に形成すると共に、基部側への煽り回動で操作部に設けた栓突部を通気小孔に嵌合係止して、通気小孔を閉塞する。この通気小孔の閉塞状態で、操作部が開閉部の開放方向の動作を阻止するストッパーとして作用するもので前記した実施形態と同様に、開閉部の誤った動作による飲み口及び通気小孔から液漏れが防止できたものである。
本考案の実施形態の全体の外観図。 同蓋体における開閉部及び操作部の動作説明図で(イ)は喫飲時(ロ)は閉塞時(ハ)はロック時を示す。 同蓋体の断面図で(イ)はロック前(ロ)はロック後を示す。 同全体の断面図。 同容器体の別例の断面図。 同蓋体の別例の動作説明図で(イ)はロック前(ロ)はロック後を示す。
符号の説明
1 容器体
11 上方開口部
12 螺合条
13 樹脂製外筒
14 金属製内筒
2 蓋体
21,21a 蓋本体
211 蓋面
212,212a 装着部
213 周壁
214 飲み口
215 通気小孔
216 突出部
217 係止凹部
218 パッキン
22,22a 開閉部
221 本体部
222 閉塞部
223 先部
224 弾性係止突部
225 係止凹部
226 レール部
23,23a 操作部
231 係止突起
232 操作摘み
233 閉塞部

Claims (7)

  1. コップ型容器体と、容器体の上部開口部を塞ぐ蓋面を備えると共に、前記開口部に着脱自在に装着される蓋体とからなり、蓋面の適宜位置に上下貫通して容器体と連通する飲み口を設け、基部を蓋体上面に軸装して煽り回動で前記飲み口の開閉をなす開閉部を設け、前記開閉部の基部に、開閉部の回動軸線位置より外方に突出自在に組み込み、突出時に開閉部の開放方向ストッパーとなる操作部を付設し、蓋面を上下貫通して容器体と連通する通気小孔を、前記操作部の突出で閉塞される位置に設けてなることを特徴とする飲料用容器。
  2. 操作部を開閉部の基部にスライド移動自在に組み込んでなる請求項1記載の飲料用容器。
  3. 操作部の外方突出時に、通気小孔を閉塞する部分を弾性部材で形成してなる請求項1又は2記載の何れかの飲料用容器。
  4. 開閉部の先端に、蓋体外縁部との弾性係止部を設けてなる請求項1乃至3記載の何れかの飲料用容器。
  5. 容器体が断熱構造である請求項1乃至4記載の何れかの飲料用容器。
  6. 容器体への蓋体装着が螺合構造である請求項1乃至5記載の何れかの飲料用容器。
  7. 容器体への蓋体装着が嵌合構造である請求項1乃至5記載の何れかの飲料用容器。
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