JP2005178865A - 注出栓 - Google Patents

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Abstract

【課題】ノズルの動きに伴う内容物の不用意な注出を防止する。
【解決手段】容器の口部に係合して該口部を密閉保持するベース(2)と、このベース(2)に設けられ容器内の内容物を外部へ排出するノズル(3)とを備えた注出栓において、前記ノズル(3)を前記ベース(2)の水平面内で回動可能に取り付け、前記ベース(2)に、該ノズル(3)の回動に伴う収納状態にてノズル先端開口(3a)を閉塞するとともに該ノズル(3)そのものをベース(2)に対して係止、固定するストッパー(4)を配置し、前記ベース(2)と前記ノズル(3)とを相互に連結してノズル(3)の回動を阻止するがその切り離しによってノズルの回動を可能とするバージンバンド(5)を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、容器の口部に装着して内容物を注出するのに好適な注出栓に関するものであり、ノズルの閉状態における係止を確実にして内容物の不用意な排出を確実に防止しようとするものである。
容器の口部には普通、容器内の内容物を好適な状態で注出するとともに、容器内を確実に密閉できるように注出栓が設けられており、その構成は、容器の口部に係合させて固定保持するベース(キャップ本体)と、このベースに設けられそれそのものの押し引きあるいは回動にて開閉するノズルからなっている。
この種の注出栓は、容器の開封前は不正防止のためにバージン片(バージンベルト)が配置されている(例えば特許文献1参照)が、該バージン片を引きちぎったのちにおいては、容器の姿勢によってノズルが比較的自由に動いてしまうことから、ノズルを閉状態にしてあるにもかかわらず開状態に移行し内容物が不用意に注出されてしまうおそれが存在していた。
特開平12−103453号公報
本発明の課題は、注出栓のノズルを該注出栓のベースに確実に係止して内容物の不用意な漏洩を確実に防止するところにある。
本発明は、容器の口部に係合して該口部を密閉保持するベースと、このベースに設けられ容器内の内容物を外部へ排出するノズルとを備えた注出栓であって、
前記ノズルを前記ベースの水平面内で回動可能に取り付け、
前記ベースに、該ノズルの回動に伴う収納状態にてノズル先端開口を閉塞するとともに該ノズルそのものをベースに対して係止、固定するストッパーを配置し、
前記ベースと前記ノズルとを相互に連結してノズルの回動を阻止するがその切り離しによってノズルの回動を可能とするバージンバンドを配置してなることを特徴とする注出栓である。
上記の構成になる注出栓においては、前記ベースの天面に、指を掛けて該ノズルの回動を誘導する凹部を設けるのが好ましい。
ノズルを閉とする収納状態に回動させたときベースに設けられたストッパーによってノズルが係止、固定される。
以下、図面を参照して本発明をより具体的に説明する。
図1〜3は本発明に従う注出栓を合成樹脂にて形成した実施の形態を示したものであり、図1は密封状態の外観斜視図、図2はバージンバンドを取り外している状態を示した外観斜視図、図3は容器を開封して内容物を注出することができる状態の外観斜視図である。
図における番号1は内容物を充填する容器、2は容器1の口部に係合(ねじあるいはアンダーカット)して該口部を密閉保持するベース、3はベース2に設けられ容器1内の内容物を外部へ排出するノズルである。このノズル3はベース2の水平面内においてその天面より上方に突出させた筒壁にアンダーカット嵌合にて抜け出し不能でかつ、回転可能に取り付けられている。
また、4はベース2に一体的に設けられ弾性変形可能な舌片状のストッパーである。このストッパー4はノズル3の回動に伴う収納状態にてノズル先端開口3a(図3参照)を閉塞するとともに先端に設けた爪部4aをノズル3の凸部又は溝部3bに引っ掛けてそれそのものをベース2に対して係止、固定することができるようになっている。
さらに、5は切り離し可能な1個以上の連結片又は薄肉片を介してベース2と一体に形成され、容器の開封前においてノズル3の外側面を覆いノズル3の回動を阻止するが、その切り離しによってノズル3の回動を可能とするバージンバンド、6はノズル3の天面に設けられた凹部、そして7はベース2の天面に設けられノズル3の凹部6と合致してほぼ円形の窪みを形成する凹部である。凹部6はノズル3を図3に示したような開状態にするに当たって指を掛けてノズル3の回動を誘導する。なお、本発明の実施の形態では、バージンバンド5の切り離しを容易にするためにバージンバンド5の先端に位置するノズル3の外側面に段部を形成しており、これにより、切り離し開始時にバージンバンド5の先端に指が掛かり易くなっている。
ベースの水平面内で回動可能に取り付けられたノズルを有する注出栓においては、容器の姿勢によってはノズル3が閉方向のみならず開方向へ回動することもあって誤って内容物が注出される懸念もあるが、本発明の注出栓はノズル3をベース2に係止するストッパー4を有しているのでこのストッパー4にてノズル3をホールドしている限り自然にノズル3が開となることがなく、したがって内容物が不用意に注出されることもない。
ストッパー4の係合を解除するにはノズル3の凹部3aに指を引っ掛けてノズル3が開となる方向へ回動させる。そうすると、ストッパー4は弾性変形して爪部4aは凸部又は溝部3bから外れるため特別な操作を必要としない。
図4は本発明に従う注出栓の他の実施の形態を示したものである。この例の注出栓は上掲図1〜3に示した注出栓とは異なり、ノズル3の天面に凹部6を有しない構成のものであり、これにより、ノズル3の回動に際してはベース2の天面の凹部7に当てられた指の腹がノズル3の側面と天面で構成される角部に当たり、ノズル3の回動時の指の引っ掛かりが良好となる。なお、本実施の形態では、凹部7のサイズを先に示した実施の形態のものと比較して適宜広くすることで指の大きさに対応させることが可能になる。
ノズルが開となる方向に動いて内容物が不用意に注出させることのない注出栓を提供できる。
本発明にしたがう注出栓の外観斜視図である。 バージンベルトを剥がした状態を示した外観斜視図である。 注出可能な状態の外観斜視図である。 本発明にしたがう注出栓の他の実施の形態の外観斜視図である。
符号の説明
1 容器
2 ベース
3 ノズル
3a 凸又は溝部
4 ストッパー
4a 爪部
5 バージンバンド
6 凹部
7 凹部

Claims (2)

  1. 容器の口部に係合して該口部を密閉保持するベースと、このベースに設けられ容器内の内容物を外部へ排出するノズルとを備えた注出栓であって、
    前記ノズルを前記ベースの水平面内で回動可能に取り付け、
    前記ベースに、該ノズルの回動に伴う収納状態にてノズル先端開口を閉塞するとともに該ノズルそのものをベースに対して係止、固定するストッパーを配置し、
    前記ベースと前記ノズルとを相互に連結してノズルの回動を阻止するがその切り離しによってノズルの回動を可能とするバージンバンドを配置してなることを特徴とする注出栓。
  2. 前記ベースの天面に、指を掛けて該ノズルの回動を誘導する凹部を備える請求項1記載の注出栓。
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