JP3136123B2 - 電子部品 - Google Patents

電子部品

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JP3136123B2
JP3136123B2 JP09220801A JP22080197A JP3136123B2 JP 3136123 B2 JP3136123 B2 JP 3136123B2 JP 09220801 A JP09220801 A JP 09220801A JP 22080197 A JP22080197 A JP 22080197A JP 3136123 B2 JP3136123 B2 JP 3136123B2
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circuit board
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統 荒川
正 中川
哲司 横江
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Hokuriku Electric Industry Co Ltd
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Hokuriku Electric Industry Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/306Lead-in-hole components, e.g. affixing or retention before soldering, spacing means

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  • Details Of Resistors (AREA)
  • Adjustable Resistors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、同一ケーシング
の共通の板面に複数の操作軸が配置され、回路基板に対
してこの板面が垂直に取り付けられる電子部品に関す
る。 【0002】 【従来の技術】従来、多軸可変抵抗器等の電子部品は、
例えば、実開昭55−86301号公報や実開昭59−
61504号公報に開示されているように、操作軸が突
設された金属ケースの下端縁に、この金属ケースから一
体に取付片を延出させ、回路基板の取付孔にこの取付片
を差し込んで固定していた。この取付片は、実開昭55
−86301号公報に開示されたものの場合、単に回路
基板に対して直角に延びた直線状の取付片を差し込むだ
けのものである。また、実開昭59−61504号公報
に開示されたものの場合、操作軸が突設された板面の両
側端部に、くの字状に折り曲げられた一対の取付片が設
けられ、このくの字状の取付片を回路基板の取付孔に差
し込み、くの字部分で回路基板の取付孔に係止されるよ
うにしたものである。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術の場合、回路基板に取り付けられた状態で、操
作軸を操作する際等に、回路基板と平行な方向の力が作
用するため、その取付角度が傾きやすく、倒れてしまう
こともあるという問題があった。これは、取付片が回路
基板に挿通された状態で確実に回路基板の裏面側で係合
していないためである。実開昭59−61504号公報
に開示された取付片においても、一対の取付片のくの字
状の斜面で係止されている程度であり、係止位置が確実
に規制されず、不安定であり、しかも金属片を折り曲げ
ただけであるので、変形しやすく、係合力は弱いもので
ある。特に複数の電子部品を備え端子列が突出している
ものの場合、この端子列にもケーシングのがたつきによ
る応力が生じ、多数の中の1本の端子でも接続不良とな
ると電子機器全体の動作不良となり、信頼性向上の妨げ
となっていた。さらに、回路基板にこれら多数の端子を
装着する際にも、1本の端子でも位置ズレがあると装着
できないため、その位置合わせが難しいものであった。
また、回路基板に装着された端子列をハンダ付けする
と、ハンダが端子列を伝って端子列基端部に広がり、端
子間の短絡を生じさせる場合もあった。 【0004】この発明は、回路基板に縦方向に取り付け
られられ多数の端子を有する電子部品の取付位置のがた
つきがなく、取付強度も高く、取付容易で、端子間の短
絡も生じない電子部品を提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】この発明は、複数の部品
を内蔵したケーシングの共通の板面が回路基板に対して
垂直方向に取り付けられ、各部品が上記ケーシングの板
面に沿って縦横の少なくとも一方向に複数配置され、上
記部品には操作軸が上記板面に貫通して設けられ、上記
ケーシングの両側端部に一体的に上記操作軸とは反対方
向に延びた補助アームが形成され、上記ケーシング前面
及び上記補助アームの下端縁に一体に各々同方向に突出
した取付片が形成され、この各取付片の先端部にその突
出方向とほぼ直角方向に突出した係止部が形成され、上
記ケーシングから上記取付片の突出方向と同方向に、上
記部品に接続された複数の端子列が突出し、上記補助ア
ームの下端縁は上記回路基板面に当接し、その下端縁は
上記端子の基端部より上記回路基板側に位置し、上記端
子列は上記補助アームから突出した上記取付片を結ぶ線
と平行に上記ケーシング前面の取付片との間で1列に突
出している電子部品である。上記取付片の基端部には、
装着される回路基板の表面に当接する当接面が形成さ
れ、この当接面と上記係止片との間隔は、上記回路基板
の厚さとほぼ等しく、上記補助アームの取付片先端の係
止部は、互いに対向して突出しているものである。上記
端子列は、上記補助アームから突出した上記取付片を結
ぶ線と平行に上記ケーシング前面の取付片との間のほぼ
中央部で1列に突出しているものである。 【0006】この発明の電子部品は、回路基板に取り付
けられた状態で、前面の取付片及び補助アームの取付片
が、回路基板の取付孔に差し込まれて回路基板の裏面に
係止部が係合し、回路基板と平行な方向の外力に対し
て、この係止部が回路基板に係合してがたつくことがな
いようにしたものである。 【0007】 【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1、図2はこの発明の第
一実施形態を示すもので、この実施形態の電子部品は多
軸可変抵抗器についてのもので、例えば樹脂製のケーシ
ング1内に、図示しない複数の可変抵抗器本体が千鳥足
状に内蔵され、これに対応してケーシング1の共通の板
面2には、各可変抵抗器本体の操作軸3が同じ突出長さ
で千鳥足状に貫通配置されている。ケーシング1の両側
端部には、前面である板面2と直角方向であって操作軸
3とは反対側に、ケーシング1と一体の一対の補助アー
ム1aが形成されている。 【0008】ケーシング1の下端部からは、図示しない
各可変抵抗器本体に接続した複数の端子4の端子列が板
面2と平行な方向であって下方に突出している。また、
ケーシング1の板面2の前面中央部下方には、取付片5
が一体に突設されている。この取付片5は、この多軸可
変抵抗器が装着される図示しない回路基板表面に対して
垂直方向に形成され、その回路基板表面に当接し位置決
めする当接面5aより下方に突出し、その先端部には、
取付片5の突出方向とほぼ直角方向であって、板面2と
平行な方向に突出した係止部5bが形成されている。こ
の当接面5aから係止部5bまでの間隔は、例えば図示
しない回路基板の厚さとほぼ等しいものにすれば良い。
また、補助アーム1aの下端縁1bは、回路基板面に当
接し、その下端縁1bは端子4の基端部4aより回路基
板側に位置する。これにより、端子4の基端部4aと回
路基板表面とは所定の隙間を空けて実装される。 【0009】また、各補助アーム1aの下端縁1bは、
取付片5の当接面5aと同一平面上に位置し、回路基板
への当接面として機能する。各下端縁1bから下方に、
補助アーム1aと一体に取付片15が、各々突設されて
いる。この取付片15は、図2に示すように、板面2の
下端の取付片5と、補助アーム1aの取付片15とのほ
ぼ中間位置に、端子4が位置するように形成されてい
る。取付片15にも、その先端部に、その突出方向とほ
ぼ直角方向であって互いに向かって突出した係止部15
bが形成されている。そして、補助アーム1aの下端縁
1bから係止部15bまでの間隔も、例えば図示しない
回路基板の厚さとほぼ等しいものである。 【0010】この実施形態の多軸可変抵抗器によれば、
図示しない回路基板にケーシング1を取り付けると、取
付片5,15の係止部5b,15bが、回路基板の取付
孔に挿入されて、その裏面に確実に係合し、取付状態で
回路基板と平行な方向の力に対してがたつくこがないも
のである。しかも、取付片15の係止部15aは、互い
に対向する向きに突出し、外側に出ているものではない
ので、回路基板表面で余計なスペースをとらず、回路基
板の効率化、実装密度の向上に寄与する。さらに、端子
4の端子列が回路基板の端子講に容易に確実に挿入さ
れ、挿入ミスがないものである。特に回路基板への取付
に際して、取付片5,15が3点で一旦回路基板の取付
孔に当接して位置決めし、その後さらに押圧することに
より、取付片5,15がわずかに弾性変形しながら取付
孔に挿入され、係止部5b,15bが取付講に確実に係
合し固定される。さらに、端子4の基端部4aが回路基
板表面からわずかに離間して実装されるので、回路基板
に装着された端子4の列をハンダ付けした際、ハンダが
端子列を伝って端子列基端部4a側に上がっていって
も、端子4間の短絡を生じさせることはない。 【0011】次にこの発明の第二実施形態について図3
〜図5を基にして説明する。ここで上述の実施形態と同
様の部材は同一の符号を付して説明を省略する。この実
施形態の多軸可変抵抗器は、板面2に対して長い操作軸
3が千鳥足状に配置されている点が、第一実施形態と同
様であるが、更に長い操作軸3の千鳥足状配置の各列に
沿って、それぞれの長い操作軸3の間に、短い操作軸6
が千鳥足状に貫通配置されているものである。各短い操
作軸6の先端面にはプラス状にドライバ溝7がそれぞれ
刻設されている。 【0012】この実施形態も、ケーシング1の板面2の
前面中央部下方には、取付片5が突設され、その先端部
には、突出方向とほぼ直角方向であって、操作軸3の突
出方向と同方向に突出した係止部5bが形成されてい
る。さらに、この実施形態でも、一対の補助アーム1a
の各下端縁1bは、取付片5の当接面5aと同一平面上
に位置し、この各下端縁1bから下方に、各々補助アー
ム1aと一体に取付片15が突設されている。この一対
の取付片15は、図4に示すように、板面2の下端の取
付片5と一対の取付片15とを結ぶ線との中間位置に、
複数の端子4の端子列が位置するように形成されてい
る。そして、一対の取付片15にも、その先端部に突出
方向とほぼ直角方向であって互いに対向して突出した係
止部15bが形成されている。 【0013】この実施形態の多軸可変抵抗器によれば、
上記第一実施形態と同様の効果に加えて、取付片5に先
端部の係止片5aは、外側に突出し、相対的に一対の係
止部15bとの間隔が短いものであるが、この係止部1
5bの突出分長く距離を取ることができ、同じモーメン
トが作用しても、探子4等にかかる力を小さくすること
ができる。さらに、操作軸3、6の本数がふえても従来
と同じ面積内に約2倍の操作軸3、6を配置することが
でき、操作軸6は 長さが短いので、長い操作軸3の操
作の邪魔にはならない。また、短い操作軸6は先端にド
ライバ溝7を備えているので、ドライバの操作で容易に
回転させることができる。なお、短い操作軸6は操作軸
3の操作の邪魔にならない範囲で板面2から突出させて
もよい。 【0014】 【発明の効果】この発明の電子部品は、前面の取付片及
び補助アームの取付片が、回路基板の取付孔に差し込ま
れて、回路基板の裏面に係止部が係合しているので、回
路基板と平行な方向の外力に対して、この係止部が回路
基板に係合しがたつくことがないものである。従って、
取付強度が高く、操作軸の操作時においても位置がずれ
たり傾いたりせず、操作性も良好なものとなるものであ
る。また、回路基板への取付に際しして、位置決めが正
確になされ、端子列も容易に正確に回路基板に挿入され
るものである。また取付後の位置も正確で強度も高いの
で、端子列に過大な応力が生ぜず、接続不良等の発生も
生じにくいものである。さらに、端子の基端部が回路基
板表面からわずかに離間して実装されるので、回路基板
に装着された端子列をハンダ付けした際、ハンダが端子
列を伝って端子列基端部側に上がっていっても、端子間
の短絡を生じさせることはない。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の第一実施形態の多軸可変抵抗器の正
面図である。 【図2】この発明の第一実施形態の多軸可変抵抗器の右
側面図である。 【図3】この発明の第二実施形態の多軸可変抵抗器の正
面図である。 【図4】この発明の第二実施形態の多軸可変抵抗器の右
側面図である。 【図5】図3のX−X線部分断面図である。 【符号の説明】 1 ケーシング 1a 補助アーム 1b 下端縁 2 板面 3 操作軸 4 端子 4a 基端部 5,15 取付片 5a 当接面 5b,15b 係止部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭59−61504(JP,U) 実開 昭55−86301(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01C 1/01 H01C 1/14 H01C 10/00 H01C 10/16 H01C 13/02

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.複数の部品を内蔵したケーシングの共通の板面が回
    路基板に対して垂直方向に取り付けられ、各部品が上記
    ケーシングの板面に沿って縦横の少なくとも一方向に複
    数配置され、上記部品には操作軸が上記板面に貫通して
    設けられ、上記ケーシングの両側端部に一体的に上記操
    作軸とは反対方向に延びた補助アームが形成され、上記
    ケーシング前面及び上記補助アームの下端縁に一体に各
    々同方向に突出した取付片が形成され、この各取付片の
    先端部にその突出方向とほぼ直角方向に突出した係止部
    が形成され、上記ケーシングから上記取付片の突出方向
    と同方向に、上記部品に接続された複数の端子列が突出
    し、上記補助アームの下端縁は上記回路基板面に当接
    し、その下端縁は上記端子の基端部より上記回路基板側
    位置し、上記端子列は上記補助アームから突出した上
    記取付片を結ぶ線と平行に上記ケーシング前面の取付片
    との間で1列に突出していることを特徴とする電子部
    品。
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