JPH0411351Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0411351Y2 JPH0411351Y2 JP1987198461U JP19846187U JPH0411351Y2 JP H0411351 Y2 JPH0411351 Y2 JP H0411351Y2 JP 1987198461 U JP1987198461 U JP 1987198461U JP 19846187 U JP19846187 U JP 19846187U JP H0411351 Y2 JPH0411351 Y2 JP H0411351Y2
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- JP
- Japan
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- connector
- case
- reinforcing body
- wiring board
- bent piece
- Prior art date
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Landscapes
- Multi-Conductor Connections (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、電気機器に固定され、外部機器との
電気的接続を図るためのコネクタの取付装置に関
するものである。
電気的接続を図るためのコネクタの取付装置に関
するものである。
一般に、電気機器として例えば自動車やオート
バイ等の車輌に装備される速度計、回転計等の各
種計器は、ケースの内部に計器本体等を収納固定
すると共に、ケースの裏面には計器本体等と電気
的接続する複数の導電路が印刷形成されたプリン
ト配線板を配設し、このプリント配線板にコネク
タを固定し、このコネクタに例えば車載用バツテ
リーや回転検出センサ等の外部機器より引き廻さ
れた外部端子を接続することによつて、前記計器
本体等を駆動するべく電気的な接続を成してい
る。そして、前記コネクタは、例えば実開昭54−
167392号公報に開示されているように、プリント
配線板に立設された複数の支持片によつて確実に
保持される構成が知られている。
バイ等の車輌に装備される速度計、回転計等の各
種計器は、ケースの内部に計器本体等を収納固定
すると共に、ケースの裏面には計器本体等と電気
的接続する複数の導電路が印刷形成されたプリン
ト配線板を配設し、このプリント配線板にコネク
タを固定し、このコネクタに例えば車載用バツテ
リーや回転検出センサ等の外部機器より引き廻さ
れた外部端子を接続することによつて、前記計器
本体等を駆動するべく電気的な接続を成してい
る。そして、前記コネクタは、例えば実開昭54−
167392号公報に開示されているように、プリント
配線板に立設された複数の支持片によつて確実に
保持される構成が知られている。
近年、この種のプリント配線板は、煩雑な配線
パターンを整然と成し得、ケースが段差を有する
複雑な外面形状であつても沿わせることができる
と共に、薄型化、軽量化に秀れている可撓性フイ
ルムに導電路を形成したフレキシブルプリント配
線板(以下、FPCと略称する。)が用いられてい
る。ところで、このFPCには、前記支持片を立
設することができないため、FPCにコネクタを
固定する場合には、第5図及び第6図に示す構成
が提案されている。
パターンを整然と成し得、ケースが段差を有する
複雑な外面形状であつても沿わせることができる
と共に、薄型化、軽量化に秀れている可撓性フイ
ルムに導電路を形成したフレキシブルプリント配
線板(以下、FPCと略称する。)が用いられてい
る。ところで、このFPCには、前記支持片を立
設することができないため、FPCにコネクタを
固定する場合には、第5図及び第6図に示す構成
が提案されている。
すなわち、外部端子を接続する受入口を上方に
開口させて内部に端子(図示しない)を装着した
コネクタ1は、平板状の補強体2を介してFPC
3の導電路(図示しない)が対向するよう折り返
し可能な屈曲片4の裏面に配置し、前記端子の下
端をコネクタ1の底面から外部に引き出し、補強
体2及びFPC3を貫通させて前記屈曲片4の導
電部5にはんだ付けすることによつて、FPC3
のコネクタ1を固定している。そして、ケース6
には、取付ボス7を立設し、FPC3をケース6
に沿わせて配設すると共に、屈曲片4を折り返
し、補強体2の両側縁部側を取付ボス7に固定部
材8にて締付け、この補強体2を介してケース6
にコネクタ1を固定する。なお、ケース6と補強
体2との固定手段は、固定部材8を用いずに、取
付ボス7の先端に位置決めピンを設け、このピン
を補強体2の透孔に圧入係止させてもよい。
開口させて内部に端子(図示しない)を装着した
コネクタ1は、平板状の補強体2を介してFPC
3の導電路(図示しない)が対向するよう折り返
し可能な屈曲片4の裏面に配置し、前記端子の下
端をコネクタ1の底面から外部に引き出し、補強
体2及びFPC3を貫通させて前記屈曲片4の導
電部5にはんだ付けすることによつて、FPC3
のコネクタ1を固定している。そして、ケース6
には、取付ボス7を立設し、FPC3をケース6
に沿わせて配設すると共に、屈曲片4を折り返
し、補強体2の両側縁部側を取付ボス7に固定部
材8にて締付け、この補強体2を介してケース6
にコネクタ1を固定する。なお、ケース6と補強
体2との固定手段は、固定部材8を用いずに、取
付ボス7の先端に位置決めピンを設け、このピン
を補強体2の透孔に圧入係止させてもよい。
ところで、ケース6に固定する各種取付部品
は、装置全体の小型化を図るため、ケース6外面
における突出高さを低く抑えることが好ましく、
従つて、取付部品であるコネクタ1は、FPC3
の屈曲片4を折り返したとき、前記屈曲片4とこ
の屈曲片4に対向するFPC3との間隙を狭くす
ることによつて、取付けスペースを小さくするこ
とができる。しかしながら、前記従来例では、例
えばケース6とFPC3との組み付け位置のズレ
や熱影響による各材質毎の伸縮寸法の差等に起因
して、ケース6に沿つて配設されたFPC3がケ
ース6から浮き上がつた場合には、コネクタ1の
端子と導電部5との接続箇所がFPC3の導電路
に接触して短絡事故を生じたり、あるいは前記接
続箇所によつて導電路を損傷する虞れがあり、良
好な通電状態を確保できない場合がある。
は、装置全体の小型化を図るため、ケース6外面
における突出高さを低く抑えることが好ましく、
従つて、取付部品であるコネクタ1は、FPC3
の屈曲片4を折り返したとき、前記屈曲片4とこ
の屈曲片4に対向するFPC3との間隙を狭くす
ることによつて、取付けスペースを小さくするこ
とができる。しかしながら、前記従来例では、例
えばケース6とFPC3との組み付け位置のズレ
や熱影響による各材質毎の伸縮寸法の差等に起因
して、ケース6に沿つて配設されたFPC3がケ
ース6から浮き上がつた場合には、コネクタ1の
端子と導電部5との接続箇所がFPC3の導電路
に接触して短絡事故を生じたり、あるいは前記接
続箇所によつて導電路を損傷する虞れがあり、良
好な通電状態を確保できない場合がある。
また、屈曲片4の導電部5に対向する導電路に
絶縁性硬質材料から成る保護板を貼着して導通不
良を防ぐ構成が従来より提案されているが、この
場合には、部品点数の増加に伴つて組付作業が煩
雑になるという問題を有していた。
絶縁性硬質材料から成る保護板を貼着して導通不
良を防ぐ構成が従来より提案されているが、この
場合には、部品点数の増加に伴つて組付作業が煩
雑になるという問題を有していた。
また、屈曲片4の導電部5とコネクタ1の端子
との電気的な接続作業を行う際には、接続箇所の
位置合わせを行わなければならず、煩雑になりや
すいという問題も有していた。
との電気的な接続作業を行う際には、接続箇所の
位置合わせを行わなければならず、煩雑になりや
すいという問題も有していた。
本考案は、前記従来例の問題点に着目して考え
られたものであり、少ない取付けスペースであつ
ても、導通不良を確実に予防すると共に、組付作
業を簡単に行うことができるコネクタの取付装置
の提供を目的とする。
られたものであり、少ない取付けスペースであつ
ても、導通不良を確実に予防すると共に、組付作
業を簡単に行うことができるコネクタの取付装置
の提供を目的とする。
本考案は、前記目的を達成するため、ケースに
フレキシブルプリント配線板を配設し、このフレ
キシブルプリント配線板の導電路を形成する面が
対向するよう前記フレキシブルプリント配線板の
一部を折返して屈曲片を設け、この屈曲片の導電
部裏面に補強体を介してコネクタを配置し、この
コネクタの端子を前記補強体及び前記屈曲片を貫
通させて前記導電部に電気的接続すると共に、前
記ケースに前記コネクタを固定するようにしたコ
ネクタの取付装置において、前記屈曲片に透孔を
穿設し、この透孔に挿入しかつ前記屈曲片に対向
する前記フレキシブルプリント配線板を介して前
記ケースに当接する突き当て突部を前記補強体に
一体的に突設するものである。
フレキシブルプリント配線板を配設し、このフレ
キシブルプリント配線板の導電路を形成する面が
対向するよう前記フレキシブルプリント配線板の
一部を折返して屈曲片を設け、この屈曲片の導電
部裏面に補強体を介してコネクタを配置し、この
コネクタの端子を前記補強体及び前記屈曲片を貫
通させて前記導電部に電気的接続すると共に、前
記ケースに前記コネクタを固定するようにしたコ
ネクタの取付装置において、前記屈曲片に透孔を
穿設し、この透孔に挿入しかつ前記屈曲片に対向
する前記フレキシブルプリント配線板を介して前
記ケースに当接する突き当て突部を前記補強体に
一体的に突設するものである。
屈曲片の透孔に補強体の突き当て突部を挿入さ
せることによつて、屈曲片が補強体に大幅な位置
ズレを生じることなく配設され同時に屈曲片の導
電部に対向するFPCは、突き当て突部によつて
ケースに抑え付けられ、コネクタの端子と導電部
との電気的接続箇所には接触しない。
せることによつて、屈曲片が補強体に大幅な位置
ズレを生じることなく配設され同時に屈曲片の導
電部に対向するFPCは、突き当て突部によつて
ケースに抑え付けられ、コネクタの端子と導電部
との電気的接続箇所には接触しない。
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示すもの
であつて、ケース9には段差を有して高面10、
低面11及び高面10と低面11とを連なぐ段差
面12が設けられ、前記低面11には後述するコ
ネクタを取付ける一対の取付ボス13が所定間隔
離れて立設されており、例えばポリエステル等の
可撓性フイルムに銅箔等によつて導電路14が形
成され、少なくとも前記導電路14には絶縁性被
膜が施されたFPC15を高面10に配設し、こ
のFPC15の一部に独立して折り返し可能な可
撓性を有する屈曲片16を分離形成し、この屈曲
片16を低面11に沿うよう配設し、前記屈曲片
16の一部の導電路14の絶縁性被膜が除去され
て後述するコネクタの端子を接続するための導電
部17として露出すると共に、コネクタと対峙す
る面には適宜数の透孔18を穿設している。
であつて、ケース9には段差を有して高面10、
低面11及び高面10と低面11とを連なぐ段差
面12が設けられ、前記低面11には後述するコ
ネクタを取付ける一対の取付ボス13が所定間隔
離れて立設されており、例えばポリエステル等の
可撓性フイルムに銅箔等によつて導電路14が形
成され、少なくとも前記導電路14には絶縁性被
膜が施されたFPC15を高面10に配設し、こ
のFPC15の一部に独立して折り返し可能な可
撓性を有する屈曲片16を分離形成し、この屈曲
片16を低面11に沿うよう配設し、前記屈曲片
16の一部の導電路14の絶縁性被膜が除去され
て後述するコネクタの端子を接続するための導電
部17として露出すると共に、コネクタと対峙す
る面には適宜数の透孔18を穿設している。
外部機器より引き廻された外部端子(図示しな
い)と接続する前記コネクタ19は、一対の取付
腕部20が設けられ、屈曲片16の導電部17の
裏側面に板状の補強体21を介して配置され、内
部に収納固定する複数の端子22の下端を導電部
17に電気的接続を行うため、はんだ付けするこ
とによつてFPC15に固定される。
い)と接続する前記コネクタ19は、一対の取付
腕部20が設けられ、屈曲片16の導電部17の
裏側面に板状の補強体21を介して配置され、内
部に収納固定する複数の端子22の下端を導電部
17に電気的接続を行うため、はんだ付けするこ
とによつてFPC15に固定される。
前記補強体21は、コネクタ19を当接する略
矩形平板形状であつて、コネクタ19の端子22
を挿通させる貫通孔23と、前記取付ボス12に
対応して一対の取付孔24とが穿設され、一側縁
部には屈曲片16の自由端を挿入するよう上端部
を逆U字形状に形成した収納部25が連設され、
下面には屈曲部16の透孔18に挿入すると共に
ケース9の底面11に先端を当接する一対の円筒
状の突き当て突部26が前記一対の取付孔24を
結ぶ直線を境にして両側にそれぞれ突設されてい
る。
矩形平板形状であつて、コネクタ19の端子22
を挿通させる貫通孔23と、前記取付ボス12に
対応して一対の取付孔24とが穿設され、一側縁
部には屈曲片16の自由端を挿入するよう上端部
を逆U字形状に形成した収納部25が連設され、
下面には屈曲部16の透孔18に挿入すると共に
ケース9の底面11に先端を当接する一対の円筒
状の突き当て突部26が前記一対の取付孔24を
結ぶ直線を境にして両側にそれぞれ突設されてい
る。
以下、本実施例の組付作業について説明する。
まず、FPC15の屈曲片16は、自由端を収
納部25に挿入させると共に、補強体21の突き
当て突部26を透孔18に挿入させることによ
り、導電部17の裏面が貫通孔23内に位置する
よう補強体21の下側面に当接される。
納部25に挿入させると共に、補強体21の突き
当て突部26を透孔18に挿入させることによ
り、導電部17の裏面が貫通孔23内に位置する
よう補強体21の下側面に当接される。
次に、コネクタ18は、底面を補強体21に当
接させると共に、貫通孔23内に端子22を挿通
させ、この端子22の下端を屈曲片16の導電部
17にはんだ付けすることにより、電気的接続し
ながら屈曲片16に補強体21を介して固定され
る。
接させると共に、貫通孔23内に端子22を挿通
させ、この端子22の下端を屈曲片16の導電部
17にはんだ付けすることにより、電気的接続し
ながら屈曲片16に補強体21を介して固定され
る。
そして、前記FPC15は、ケース9の高面1
0に配設されると共に、屈曲片16がケース9の
段差面12にほぼ沿いながら低面11に配設され
る。
0に配設されると共に、屈曲片16がケース9の
段差面12にほぼ沿いながら低面11に配設され
る。
この後、コネクタ19の受入口を上方に開口さ
せて導電路14を形成する面が対向するよう屈曲
片16を折り返し、補強体21の突き当て突部2
6を導電部17と端子22との電気的接続箇所に
対向するFPC15を介して低面11に当接する
と共に、取付ボス13に取付孔24及び取付腕部
20を介してネジ等の固定部材27を締め付ける
ことにより、コネクタ18をケース8に固定して
取付作業を完了する。
せて導電路14を形成する面が対向するよう屈曲
片16を折り返し、補強体21の突き当て突部2
6を導電部17と端子22との電気的接続箇所に
対向するFPC15を介して低面11に当接する
と共に、取付ボス13に取付孔24及び取付腕部
20を介してネジ等の固定部材27を締め付ける
ことにより、コネクタ18をケース8に固定して
取付作業を完了する。
従つて、前記コネクタ19は、屈曲片16の透
孔18に突き当て突部26を挿入することによ
り、導電部17を補強体21に大幅な位置ズレを
生ずることなく配設でき、導電部17と端子22
との電気的接続作業が容易になると共に、屈曲片
16を折り返したとき、前記導電部17と端子2
2との電気的接続箇所と、導電部17の下方に位
置するFPC15との間に前記突き当て突部26
が介在して間隔を規制するため、前記導電部17
の下方に位置するFPC15がケース9から浮き
上がることが予防され、FPC15の導電路14
が前記電気的接続箇所には接触することなく、コ
ネクタ19をケース9に近接させてケース9の外
面における突出部分を小さく抑えつつ、通電状態
を良好に保持することができる。また、補強体2
1は、突き当て突部26を一体形成しているた
め、部品点数を増加することなく組付作業を簡素
化できる。
孔18に突き当て突部26を挿入することによ
り、導電部17を補強体21に大幅な位置ズレを
生ずることなく配設でき、導電部17と端子22
との電気的接続作業が容易になると共に、屈曲片
16を折り返したとき、前記導電部17と端子2
2との電気的接続箇所と、導電部17の下方に位
置するFPC15との間に前記突き当て突部26
が介在して間隔を規制するため、前記導電部17
の下方に位置するFPC15がケース9から浮き
上がることが予防され、FPC15の導電路14
が前記電気的接続箇所には接触することなく、コ
ネクタ19をケース9に近接させてケース9の外
面における突出部分を小さく抑えつつ、通電状態
を良好に保持することができる。また、補強体2
1は、突き当て突部26を一体形成しているた
め、部品点数を増加することなく組付作業を簡素
化できる。
また、この実施例では、補強体20の一対の突
き当て突部26をコネクタ19とケース9との固
定箇所である一対の取付孔23間を結ぶ直線を境
にして両側にそれぞれ設けたことにより、コネク
タ19と外部端子との接続作業時におけるコネク
タ19のガタツキを予防できるという付随的な効
果もある。
き当て突部26をコネクタ19とケース9との固
定箇所である一対の取付孔23間を結ぶ直線を境
にして両側にそれぞれ設けたことにより、コネク
タ19と外部端子との接続作業時におけるコネク
タ19のガタツキを予防できるという付随的な効
果もある。
第4図は、本考案の第二実施例を示すものであ
り、前記実施例と同一もしくは相当箇所には同じ
符号をつけ、その詳細な説明は省略する。
り、前記実施例と同一もしくは相当箇所には同じ
符号をつけ、その詳細な説明は省略する。
補強体21は、平行な側縁の一方には収納部2
5を設け、他方にはケース9に当接する規制脚部
28を垂直下方に延設し、下面には前記側縁と平
行に一対の円筒状の突き当て突部26を突設し、
この突き当て突部26の下端に突起29を設けて
いる。そして、前記突き当て突部26を屈曲片1
6の透孔18に挿入して補強体21の下面に屈曲
片16を位置決め配設し、導電部17と端子22
とを電気的接続した後、補強体21と共にコネク
タ19をケース9の取付ボス13に固定し、この
とき、前記電気的接続箇所の下方のFPC15に
穿設する孔部30及びこの孔部30に対応してケ
ース9の低面11に穿設する凹部31に前記突起
29を係止して、突き当て突部26をFPC15
を介して底面11に当接し、補強体21の規制脚
部28を低面11に、収納部25の側面をFPC
15を介して段差面12にそれぞれ突き当てる。
5を設け、他方にはケース9に当接する規制脚部
28を垂直下方に延設し、下面には前記側縁と平
行に一対の円筒状の突き当て突部26を突設し、
この突き当て突部26の下端に突起29を設けて
いる。そして、前記突き当て突部26を屈曲片1
6の透孔18に挿入して補強体21の下面に屈曲
片16を位置決め配設し、導電部17と端子22
とを電気的接続した後、補強体21と共にコネク
タ19をケース9の取付ボス13に固定し、この
とき、前記電気的接続箇所の下方のFPC15に
穿設する孔部30及びこの孔部30に対応してケ
ース9の低面11に穿設する凹部31に前記突起
29を係止して、突き当て突部26をFPC15
を介して底面11に当接し、補強体21の規制脚
部28を低面11に、収納部25の側面をFPC
15を介して段差面12にそれぞれ突き当てる。
従つて、この実施例においては、突き当て突部
26を屈曲片16の透孔18に挿入して導電部1
7の位置決めが成されると共に、突き当て突部2
6が導電部17と端子22との電気的接続箇所に
対向するFPC15に当接して浮き上がりを予防
できるばかりでなく、突き当て突部26の突起2
9をケース9の凹部31に係止するため、固定部
材27を取付ボス13に締め付ける際、コネクタ
19をケース9に位置決め保持することができ、
組付作業性を向上することもできる。
26を屈曲片16の透孔18に挿入して導電部1
7の位置決めが成されると共に、突き当て突部2
6が導電部17と端子22との電気的接続箇所に
対向するFPC15に当接して浮き上がりを予防
できるばかりでなく、突き当て突部26の突起2
9をケース9の凹部31に係止するため、固定部
材27を取付ボス13に締め付ける際、コネクタ
19をケース9に位置決め保持することができ、
組付作業性を向上することもできる。
なお、前記各実施例は併合使用が可能であり、
また突き当て突部の形状は平板状等であつてもよ
く、さらに数及び形成位置は、適宜選定すること
ができる。
また突き当て突部の形状は平板状等であつてもよ
く、さらに数及び形成位置は、適宜選定すること
ができる。
また、突き当て突部の外形形状よりも透孔の内
形形状を若干大きくすることにより、突き当て突
部が長い場合であつても挿入しやすくしながら、
複数個の突き当て突部を設ければ、屈曲片の補強
体に対する回り止めを防いで大幅な位置ズレを防
止でき、さらに、突き当て突部の外形形状よりも
透孔の内径形状を小さくすることによつて圧入す
るようにすれば、屈曲片の位置ズレを確実に防止
できる。
形形状を若干大きくすることにより、突き当て突
部が長い場合であつても挿入しやすくしながら、
複数個の突き当て突部を設ければ、屈曲片の補強
体に対する回り止めを防いで大幅な位置ズレを防
止でき、さらに、突き当て突部の外形形状よりも
透孔の内径形状を小さくすることによつて圧入す
るようにすれば、屈曲片の位置ズレを確実に防止
できる。
また、前記各実施例では、コネクタをケースに
取付腕部を介して固定しているが、コネクタを補
強体に固定できる場合には、この補強体を介して
ケースにコネクタを固定してもよい。
取付腕部を介して固定しているが、コネクタを補
強体に固定できる場合には、この補強体を介して
ケースにコネクタを固定してもよい。
また、前記各実施例では、屈曲部の自由端を補
強体の収納部に挿入しているが、補強体の下面か
らその自由端が食み出さない場合には収納部を設
けなくてよいことはもちろんである。
強体の収納部に挿入しているが、補強体の下面か
らその自由端が食み出さない場合には収納部を設
けなくてよいことはもちろんである。
本考案は、ケースにフレキシブルプリント配線
板を配設し、このフレキシブルプリント配線板の
導電路を形成する面が対向するよう前記フレキシ
ブルプリント配線板の一部を折返して屈曲片を設
け、この屈曲片の導電部裏面に補強体を介してコ
ネクタを配置し、このコネクタの端子を前記補強
体及び前記屈曲片を貫通させて前記導電部に電気
的接続すると共に、前記ケースに前記コネクタを
固定するようにしたコネクタの取付装置におい
て、前記屈曲片に透孔を穿設し、この透孔に挿入
しかつ前記屈曲片に対向する前記フレキシブルプ
リント配線板を介して前記ケースに当接する突き
当て突部を前記補強体に一体的に突設するもので
あり、突き当て突部が導電部と端子との電気的接
続箇所に対向するFPCに当接して浮き上がりを
抑えると同時に、屈曲片の導電部が大幅な位置ズ
レを生ずることなく補強体に位置決めすることが
できるため、取り付けスペースを小さくしても導
通不良を予防できると共に、部品点数を増加せず
に組付作業を簡単に行うことができる等、極めて
実用価値の高いコネクタの取付装置を提供でき
る。
板を配設し、このフレキシブルプリント配線板の
導電路を形成する面が対向するよう前記フレキシ
ブルプリント配線板の一部を折返して屈曲片を設
け、この屈曲片の導電部裏面に補強体を介してコ
ネクタを配置し、このコネクタの端子を前記補強
体及び前記屈曲片を貫通させて前記導電部に電気
的接続すると共に、前記ケースに前記コネクタを
固定するようにしたコネクタの取付装置におい
て、前記屈曲片に透孔を穿設し、この透孔に挿入
しかつ前記屈曲片に対向する前記フレキシブルプ
リント配線板を介して前記ケースに当接する突き
当て突部を前記補強体に一体的に突設するもので
あり、突き当て突部が導電部と端子との電気的接
続箇所に対向するFPCに当接して浮き上がりを
抑えると同時に、屈曲片の導電部が大幅な位置ズ
レを生ずることなく補強体に位置決めすることが
できるため、取り付けスペースを小さくしても導
通不良を予防できると共に、部品点数を増加せず
に組付作業を簡単に行うことができる等、極めて
実用価値の高いコネクタの取付装置を提供でき
る。
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示す斜視
図、要部断面図、FPCと補強体との組み付け状
態の分解斜視図、第4図は本考案の第2実施例を
示す要部断面図、第5図、第6図は従来例を示す
正面図、要部断面図である。 1,19……コネクタ、2,21……補強体、
3,15……フレキシブルプリント配線板
(FPC)、4,16……屈曲片、5,17……導
電部、6,9……ケース、8,27……固定部
材、14……導電路、22……端子、26……突
き当て突部。
図、要部断面図、FPCと補強体との組み付け状
態の分解斜視図、第4図は本考案の第2実施例を
示す要部断面図、第5図、第6図は従来例を示す
正面図、要部断面図である。 1,19……コネクタ、2,21……補強体、
3,15……フレキシブルプリント配線板
(FPC)、4,16……屈曲片、5,17……導
電部、6,9……ケース、8,27……固定部
材、14……導電路、22……端子、26……突
き当て突部。
Claims (1)
- ケースにフレキシブルプリント配線板を配設
し、このフレキシブルプリント配線板の導電路を
形成する面が対向するよう前記フレキシブルプリ
ント配線板の一部を折返して屈曲片を設け、この
屈曲片の導電部裏面に補強体を介してコネクタを
配置し、このコネクタの端子を前記補強体及び前
記屈曲片を貫通させて前記導電部に電気的接続す
ると共に、前記ケースに前記コネクタを固定する
ようにしたコネクタの取付装置において、前記屈
曲片に透孔を穿設し、この透孔に挿入しかつ前記
屈曲片に対向する前記フレキシブルプリント配線
板を介して前記ケースに当接する突き当て突部を
前記補強体に一体的に突設することを特徴とする
コネクタの取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987198461U JPH0411351Y2 (ja) | 1987-12-27 | 1987-12-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987198461U JPH0411351Y2 (ja) | 1987-12-27 | 1987-12-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01103176U JPH01103176U (ja) | 1989-07-12 |
JPH0411351Y2 true JPH0411351Y2 (ja) | 1992-03-19 |
Family
ID=31488967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987198461U Expired JPH0411351Y2 (ja) | 1987-12-27 | 1987-12-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0411351Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000331734A (ja) * | 1999-03-16 | 2000-11-30 | Denso Corp | 表面実装型コネクタ及び回路装置の製造方法 |
WO2017115547A1 (ja) * | 2015-12-28 | 2017-07-06 | 株式会社村田製作所 | アンテナ部品 |
-
1987
- 1987-12-27 JP JP1987198461U patent/JPH0411351Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01103176U (ja) | 1989-07-12 |
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