JP3379882B2 - コネクタとその表面実装方法 - Google Patents
コネクタとその表面実装方法Info
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/71—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures
- H01R12/72—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures coupling with the edge of the rigid printed circuits or like structures
- H01R12/722—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures coupling with the edge of the rigid printed circuits or like structures coupling devices mounted on the edge of the printed circuits
- H01R12/725—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures coupling with the edge of the rigid printed circuits or like structures coupling devices mounted on the edge of the printed circuits containing contact members presenting a contact carrying strip, e.g. edge-like strip
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- H01R13/648—Protective earth or shield arrangements on coupling devices, e.g. anti-static shielding
- H01R13/658—High frequency shielding arrangements, e.g. against EMI [Electro-Magnetic Interference] or EMP [Electro-Magnetic Pulse]
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、パーソナ
ルコンピュータの機能拡張用のために、機器本体のスロ
ット部に挿入嵌合される機能拡張カード(例えば、PC
カード若しくはメモリーカード)における接合部のカー
ドバス用コネクタ及びその表面実装方法に関する。
ルコンピュータの機能拡張用のために、機器本体のスロ
ット部に挿入嵌合される機能拡張カード(例えば、PC
カード若しくはメモリーカード)における接合部のカー
ドバス用コネクタ及びその表面実装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、カードバスPCカード1
は、図24に示したように、パーソナルコンピュータ等
の機器7の内部に装着されたカードバス用コネクタ2
に、そのカード先端の挿入部が該コネクタ2の開口部か
ら挿入され、該PCカード1のコネクタ1aとカードバ
ス用コネクタ2のコネクタとが接続され、機器本体側の
CPUと当該PCカード1とが電気的に接続されるもの
である。そして、固定金具8を中心に回転するイジェク
トアーム3と、これに係合するイジェクトレバー4及び
機器7の外部に突出する操作ボタン5,6とにより、カ
ードバスPCカード1をカードバス用コネクタ2から脱
着自在にされるものである。
は、図24に示したように、パーソナルコンピュータ等
の機器7の内部に装着されたカードバス用コネクタ2
に、そのカード先端の挿入部が該コネクタ2の開口部か
ら挿入され、該PCカード1のコネクタ1aとカードバ
ス用コネクタ2のコネクタとが接続され、機器本体側の
CPUと当該PCカード1とが電気的に接続されるもの
である。そして、固定金具8を中心に回転するイジェク
トアーム3と、これに係合するイジェクトレバー4及び
機器7の外部に突出する操作ボタン5,6とにより、カ
ードバスPCカード1をカードバス用コネクタ2から脱
着自在にされるものである。
【0003】前記カードバスPCカード1のコネクタ1
aの片面外側には、これと電気的に接続される機器側の
プリント基板におけるグランドと導通されるシールド板
1bが設けられている。
aの片面外側には、これと電気的に接続される機器側の
プリント基板におけるグランドと導通されるシールド板
1bが設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記カ
ードバスPCカード1のカードバス用コネクタ1aにお
ける雌型コンタクトは、該コネクタのハウジングである
絶縁体に設ける手段が取付用の貫通孔に差し込んで挿着
させるものであることから、その嵌めあいには若干のガ
タ分が出るのが避けられず、該コンタクトのリードのガ
タつきを考慮すると、該雌型コンタクトの多数のリード
端部の下面を横一列にきれいに揃えることが困難で、こ
れをカードバス用のプリント基板にリフロー半田付けし
て表面実装させる際に、基板上に塗布されたクリーム半
田(例えば、その厚さが0.1mm)との接着を確実に
確保するのが難しくなると言う問題点がある。
ードバスPCカード1のカードバス用コネクタ1aにお
ける雌型コンタクトは、該コネクタのハウジングである
絶縁体に設ける手段が取付用の貫通孔に差し込んで挿着
させるものであることから、その嵌めあいには若干のガ
タ分が出るのが避けられず、該コンタクトのリードのガ
タつきを考慮すると、該雌型コンタクトの多数のリード
端部の下面を横一列にきれいに揃えることが困難で、こ
れをカードバス用のプリント基板にリフロー半田付けし
て表面実装させる際に、基板上に塗布されたクリーム半
田(例えば、その厚さが0.1mm)との接着を確実に
確保するのが難しくなると言う問題点がある。
【0005】また、図25に示すように、カードバス用
のコネクタ1aの雌型コンタクトの二股状コンタクト片
1cと、接合する相手側の雄型コンタクト9との関係に
おいては、該雄型コンタクト9の寸法が比較的長いもの
なので、当然接合される前記二股状コンタクト片1c
も、その先端部から基部までの長さを長くしなければな
らない。よって、該二股状コンタクト片1cの剛性が低
下して接触圧力が小さくなり、接触状態が不安定になる
とともに、絶縁体への組立作業性も容易でなくなる。か
かる場合に、接触圧力を大きくしようとすると二股状コ
ンタクト片1cの弾性変形量を大きくすることになり、
このことは該二股コンタクト片1cの開口寸法が狭くな
って前記雄型コンタクト9の挿入・嵌合がしずらくな
り、組立作業性が悪いと言う問題点がある。更に、雌型
コンタクトの二股状コンタクト片の長さが長くなると、
製造コストが嵩み、絶縁体に挿入・嵌合させる際の挿入
抵抗が大きくなって組立作業上不都合であると言う問題
点もある。
のコネクタ1aの雌型コンタクトの二股状コンタクト片
1cと、接合する相手側の雄型コンタクト9との関係に
おいては、該雄型コンタクト9の寸法が比較的長いもの
なので、当然接合される前記二股状コンタクト片1c
も、その先端部から基部までの長さを長くしなければな
らない。よって、該二股状コンタクト片1cの剛性が低
下して接触圧力が小さくなり、接触状態が不安定になる
とともに、絶縁体への組立作業性も容易でなくなる。か
かる場合に、接触圧力を大きくしようとすると二股状コ
ンタクト片1cの弾性変形量を大きくすることになり、
このことは該二股コンタクト片1cの開口寸法が狭くな
って前記雄型コンタクト9の挿入・嵌合がしずらくな
り、組立作業性が悪いと言う問題点がある。更に、雌型
コンタクトの二股状コンタクト片の長さが長くなると、
製造コストが嵩み、絶縁体に挿入・嵌合させる際の挿入
抵抗が大きくなって組立作業上不都合であると言う問題
点もある。
【0006】このように、従来のカードバスPCカード
におけるカードバス用コネクタの形成とその表面実装方
法には、そのリード端部のリフロー半田付けと二股状コ
ンタクト片の接触圧力の維持において、解決すべき課題
を有している。
におけるカードバス用コネクタの形成とその表面実装方
法には、そのリード端部のリフロー半田付けと二股状コ
ンタクト片の接触圧力の維持において、解決すべき課題
を有している。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るコネクタの
上記課題を解決するための要旨は、絶縁体と、該絶縁体
の所定箇所に嵌合される二股状コンタクト片を有したコ
ンタクトとから構成され、前記コンタクトの各リードが
プリント基板の回路に接続されて、該プリント基板に実
装されるコネクタであって、前記二股状コンタクト片
は、該二股状コンタクト片の先端部から基部に到る途中
において屈曲されて屈曲部が形成されることで、前記基
部が前記先端部と接合する相手側のコンタクトとの接触
中心軸に対してオフセットされていることである。
上記課題を解決するための要旨は、絶縁体と、該絶縁体
の所定箇所に嵌合される二股状コンタクト片を有したコ
ンタクトとから構成され、前記コンタクトの各リードが
プリント基板の回路に接続されて、該プリント基板に実
装されるコネクタであって、前記二股状コンタクト片
は、該二股状コンタクト片の先端部から基部に到る途中
において屈曲されて屈曲部が形成されることで、前記基
部が前記先端部と接合する相手側のコンタクトとの接触
中心軸に対してオフセットされていることである。
【0008】
【0009】本発明に係るコネクタの実装方法は、二股
状コンタクト片が該二股状コンタクト片の先端部から基
部に到る途中において屈曲されて屈曲部が形成されるこ
とで、前記基部が前記先端部と接合する相手側のコンタ
クトとの接触中心軸に対してオフセットされているコン
タクトを形成し、前記二股状コンタクトが挿入・装着さ
れる絶縁体の貫通孔に前記二股状コンタクト片のオフセ
ットさせた形状に対応させて拡孔させた段部を設けて絶
縁体を形成し、前記コンタクトにおける先端側の接合部
と後端側のリードとの間においてインサート成型により
埋設して該コンタクトをコンタクト用支持部材で支持
し、前記コンタクト用支持部材を前記絶縁体に装着して
該コンタクトを前記絶縁体の貫通孔に嵌合させ、前記コ
ンタクトが装着された絶縁体をプリント基板に載置する
と共にリフローにより前記コンタクトのリードを半田付
けし、その後に、前記絶縁体にシールド板を係合させて
取り付けし、更に、リフローにより前記シールド板のリ
ードを前記プリント基板に半田付けして、当該コネクタ
を前記プリント基板に表面実装する方法である。
状コンタクト片が該二股状コンタクト片の先端部から基
部に到る途中において屈曲されて屈曲部が形成されるこ
とで、前記基部が前記先端部と接合する相手側のコンタ
クトとの接触中心軸に対してオフセットされているコン
タクトを形成し、前記二股状コンタクトが挿入・装着さ
れる絶縁体の貫通孔に前記二股状コンタクト片のオフセ
ットさせた形状に対応させて拡孔させた段部を設けて絶
縁体を形成し、前記コンタクトにおける先端側の接合部
と後端側のリードとの間においてインサート成型により
埋設して該コンタクトをコンタクト用支持部材で支持
し、前記コンタクト用支持部材を前記絶縁体に装着して
該コンタクトを前記絶縁体の貫通孔に嵌合させ、前記コ
ンタクトが装着された絶縁体をプリント基板に載置する
と共にリフローにより前記コンタクトのリードを半田付
けし、その後に、前記絶縁体にシールド板を係合させて
取り付けし、更に、リフローにより前記シールド板のリ
ードを前記プリント基板に半田付けして、当該コネクタ
を前記プリント基板に表面実装する方法である。
【0010】本発明に係るカードバス用コネクタによれ
ば、コンタクトにおける相手側の雄型コンタクトの長さ
が長くても、雌型コンタクトの二股状コンタクト片の長
さをオフセットにより短くし、その接触圧力を維持して
接合が可能となり、カードバス用コネクタとしての品質
の信頼性が向上するものである。また、コンタクトをイ
ンサート成型することでそのリードの下面の面一が高精
度に維持され、リフロー半田付けが確実となりカードバ
ス用コネクタの品質の信頼性が向上する。
ば、コンタクトにおける相手側の雄型コンタクトの長さ
が長くても、雌型コンタクトの二股状コンタクト片の長
さをオフセットにより短くし、その接触圧力を維持して
接合が可能となり、カードバス用コネクタとしての品質
の信頼性が向上するものである。また、コンタクトをイ
ンサート成型することでそのリードの下面の面一が高精
度に維持され、リフロー半田付けが確実となりカードバ
ス用コネクタの品質の信頼性が向上する。
【0011】そして、本発明に係るカードバス用コネク
タの実装方法によれば、インサート成型によるコンタク
ト用支持部材でコンタクトをガタつきなく保持して、リ
ードの下面を高精度に面一にすることで、リフロー半田
付けの信頼性が向上し、コンタクトの絶縁体への嵌合・
装着も、コンタクト用支持部材で支持されてコンタクト
の先端部を絶縁体の貫通孔に挿入するだけで挿入抵抗が
減少して容易となり、カードバス用コネクタの表面実装
の作業能率が向上する。
タの実装方法によれば、インサート成型によるコンタク
ト用支持部材でコンタクトをガタつきなく保持して、リ
ードの下面を高精度に面一にすることで、リフロー半田
付けの信頼性が向上し、コンタクトの絶縁体への嵌合・
装着も、コンタクト用支持部材で支持されてコンタクト
の先端部を絶縁体の貫通孔に挿入するだけで挿入抵抗が
減少して容易となり、カードバス用コネクタの表面実装
の作業能率が向上する。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。尚、発明の理解容易のために従来例に対
応する部分には従来例と同一の符号を付けて説明する。
して説明する。尚、発明の理解容易のために従来例に対
応する部分には従来例と同一の符号を付けて説明する。
【0013】本発明に係るカードバス用コネクタ10
は、図1乃至図5に示すように、横に細長い矩形状の合
成樹脂製のカードバス用ソケットである絶縁体11があ
る。その絶縁体11の躯体には、例えば、上下2段に3
4箇所に貫通孔12が前後方向に平行に穿設されてい
る。
は、図1乃至図5に示すように、横に細長い矩形状の合
成樹脂製のカードバス用ソケットである絶縁体11があ
る。その絶縁体11の躯体には、例えば、上下2段に3
4箇所に貫通孔12が前後方向に平行に穿設されてい
る。
【0014】前記絶縁体11の大きさは、一例として、
縦が約3.3mmで横が約47mmで、前後方向の奥行
きが6.25mm程度である。
縦が約3.3mmで横が約47mmで、前後方向の奥行
きが6.25mm程度である。
【0015】そして、図1及び図2に示すように、絶縁
体11の前端部の上部に延設したフランジ部11aにお
いて、絶縁体11の前後方向に直交する左右方向に、等
ピッチで5箇所のA部に係合用の凹溝13が設けられて
いる。その詳細は、図2(イ)、(ロ)に示すように、
溝深さaが例えば約0.2mmで左右の長さbが3mm
程度の凹溝である。
体11の前端部の上部に延設したフランジ部11aにお
いて、絶縁体11の前後方向に直交する左右方向に、等
ピッチで5箇所のA部に係合用の凹溝13が設けられて
いる。その詳細は、図2(イ)、(ロ)に示すように、
溝深さaが例えば約0.2mmで左右の長さbが3mm
程度の凹溝である。
【0016】また、前記貫通孔12においては、図4乃
至図5に示すように、該貫通孔12の奥側に進むと片側
側方に拡孔させる段部12aが設けられている。この段
部12aは、後述の雌型コンタクト18の二股状コンタ
クト片18aにおけるオフセットさせた形状に対応させ
るために形成されたものである。
至図5に示すように、該貫通孔12の奥側に進むと片側
側方に拡孔させる段部12aが設けられている。この段
部12aは、後述の雌型コンタクト18の二股状コンタ
クト片18aにおけるオフセットさせた形状に対応させ
るために形成されたものである。
【0017】更に、絶縁体11の上面の後端部には、図
2乃至図4に示すように、その左右方向における3箇所
において、係合突起14が縁部から突設されている。こ
の係合突起14は、後述のシールド板17を着脱自在に
装着させるときに、シールド板側の取付係合部17eと
係合させるために設けられたものである。
2乃至図4に示すように、その左右方向における3箇所
において、係合突起14が縁部から突設されている。こ
の係合突起14は、後述のシールド板17を着脱自在に
装着させるときに、シールド板側の取付係合部17eと
係合させるために設けられたものである。
【0018】また、絶縁体11の上下面における後端部
には、左右方向で複数箇所に係合孔11b,11cが設
けられている。該係合孔11b,11cは、後述のコン
タクト用支持部材16との嵌合用に使用されるものであ
る。
には、左右方向で複数箇所に係合孔11b,11cが設
けられている。該係合孔11b,11cは、後述のコン
タクト用支持部材16との嵌合用に使用されるものであ
る。
【0019】前記絶縁体11の各貫通孔12に挿入・装
着される雌型コンタクト18は、以下のようにして形成
される。即ち、図6乃至図7に示すように、コンタクト
の先端側はチューニングフォークコンタクトと称される
二股状に形成され、更に、その二股状コンタクト片18
aの先端部18bから基部18cに到る途中において屈
曲されて屈曲部18dが形成されている。
着される雌型コンタクト18は、以下のようにして形成
される。即ち、図6乃至図7に示すように、コンタクト
の先端側はチューニングフォークコンタクトと称される
二股状に形成され、更に、その二股状コンタクト片18
aの先端部18bから基部18cに到る途中において屈
曲されて屈曲部18dが形成されている。
【0020】前記先端部18bと電気的に接合する相手
側の雄型コンタクト9(図25参照)との接触中心軸c
に対して、雌型コンタクト18の基部18cがオフセッ
トされているのである。
側の雄型コンタクト9(図25参照)との接触中心軸c
に対して、雌型コンタクト18の基部18cがオフセッ
トされているのである。
【0021】また、前記二股状コンタクト片18aの後
端部から更に後方に向けてリード18eが延設されてい
る。このリード18eの端部はそれぞれ、コンタクト用
の金属製薄板のキャリア部19に接続されている。
端部から更に後方に向けてリード18eが延設されてい
る。このリード18eの端部はそれぞれ、コンタクト用
の金属製薄板のキャリア部19に接続されている。
【0022】なお、この二股状コンタクト片18aは、
前記絶縁体11の上下2段の貫通孔12に挿入されるも
のなので、その段差を解消して該コンタクト片18aの
リード18eの高さを横一列に揃えて実装すべきプリン
ト基板20(図20参照)の実装平面に載置すべく、図
8(イ)、(ロ)に示すように、コンタクト片18aの
後端部からリード18eに到る曲げ部18fの曲げ方向
及び曲長さの異なる2種類の雌型コンタクト18が形成
されるものである。
前記絶縁体11の上下2段の貫通孔12に挿入されるも
のなので、その段差を解消して該コンタクト片18aの
リード18eの高さを横一列に揃えて実装すべきプリン
ト基板20(図20参照)の実装平面に載置すべく、図
8(イ)、(ロ)に示すように、コンタクト片18aの
後端部からリード18eに到る曲げ部18fの曲げ方向
及び曲長さの異なる2種類の雌型コンタクト18が形成
されるものである。
【0023】前記雌型コンタクト18は、金型により金
属製薄板から打ち抜かれてドラムにリール状に巻かれ、
それをインサート成型に使用する。即ち、図9乃至図1
2に示すように、ドラムから雌型コンタクト18を引き
出し、それをモールド型内にセットし、溶融した合成樹
脂を流し込む。
属製薄板から打ち抜かれてドラムにリール状に巻かれ、
それをインサート成型に使用する。即ち、図9乃至図1
2に示すように、ドラムから雌型コンタクト18を引き
出し、それをモールド型内にセットし、溶融した合成樹
脂を流し込む。
【0024】このインサート成型によって、雌型コンタ
クト18の前記曲げ部18fの部分を覆うようにコンタ
クト用支持部材16が形成され、該コンタクト用支持部
材16の先端側上下部には複数箇所に、前記絶縁体11
に嵌合・装着させるための係合突起16a,16bが突
設される。
クト18の前記曲げ部18fの部分を覆うようにコンタ
クト用支持部材16が形成され、該コンタクト用支持部
材16の先端側上下部には複数箇所に、前記絶縁体11
に嵌合・装着させるための係合突起16a,16bが突
設される。
【0025】前記コンタクト用支持部材16の左右両端
部において、その左右方向と直交する前後方向には、カ
ードバス用のプリント基板20に表面実装する際の位置
決め用に、取付腕部15,15が一体に形成されてい
る。そして、その取付腕部15の下部に位置決め突起1
5aが垂設されている。なお、キャリアー19はインサ
ート成型後に切断され雌型コンタクト18から撤去され
る。
部において、その左右方向と直交する前後方向には、カ
ードバス用のプリント基板20に表面実装する際の位置
決め用に、取付腕部15,15が一体に形成されてい
る。そして、その取付腕部15の下部に位置決め突起1
5aが垂設されている。なお、キャリアー19はインサ
ート成型後に切断され雌型コンタクト18から撤去され
る。
【0026】このように、前記雌型コンタクト18を、
上下2段で合計68個纏めてインサート成型すること
で、これらの各リード18eがその下面(プリント基板
20の表面に接する面側)を面一にして高精度(例え
ば、0.1mm以内)に揃えられる。従来のようにコン
タクトを挿入・嵌合して取りつける方法において生じや
すかった該コンタクトのガタ付きが、解消されるもので
ある。
上下2段で合計68個纏めてインサート成型すること
で、これらの各リード18eがその下面(プリント基板
20の表面に接する面側)を面一にして高精度(例え
ば、0.1mm以内)に揃えられる。従来のようにコン
タクトを挿入・嵌合して取りつける方法において生じや
すかった該コンタクトのガタ付きが、解消されるもので
ある。
【0027】こうして、二股状のコンタクト片18aを
有する雌型コンタクト18を、上下2段に68個併設さ
せそれをインサート成型してコンタクト用支持部材16
で一体化したものを、前記絶縁体11に嵌合させる。
有する雌型コンタクト18を、上下2段に68個併設さ
せそれをインサート成型してコンタクト用支持部材16
で一体化したものを、前記絶縁体11に嵌合させる。
【0028】この絶縁体11とインサート成型したコン
タクト用支持部材16との嵌合・装着には、図13乃至
図14に示すように、絶縁体11の後端側から雌型コン
タクト18を貫通孔12のそれぞれに挿入し、コンタク
ト用支持部材16を、それの係合突起16a,16bが
絶縁体11の係合孔11b,11cに係合するまで押し
込んで、遂行するものである。
タクト用支持部材16との嵌合・装着には、図13乃至
図14に示すように、絶縁体11の後端側から雌型コン
タクト18を貫通孔12のそれぞれに挿入し、コンタク
ト用支持部材16を、それの係合突起16a,16bが
絶縁体11の係合孔11b,11cに係合するまで押し
込んで、遂行するものである。
【0029】次に、前記絶縁体11に着脱自在に取り付
けられるシールド板17は、図15乃至図17に示すよ
うに、金属製の平板体でその大きさは略前記絶縁体11
の上部平面に収まる大きさで、全体的に横長である。
けられるシールド板17は、図15乃至図17に示すよ
うに、金属製の平板体でその大きさは略前記絶縁体11
の上部平面に収まる大きさで、全体的に横長である。
【0030】そして、シールド板17の前端部には、図
15及び図19に示すように、その形成時に前方に突出
させ略半分の厚さに鋳潰した突起17aが5箇所に設け
られている。この突起17aの配設ピッチは、前記絶縁
体11のフランジ部11aに設けた凹溝13に対応して
設定されている。
15及び図19に示すように、その形成時に前方に突出
させ略半分の厚さに鋳潰した突起17aが5箇所に設け
られている。この突起17aの配設ピッチは、前記絶縁
体11のフランジ部11aに設けた凹溝13に対応して
設定されている。
【0031】また、シールド板17の上平面部には、カ
ードバス用コネクタ2(図24参照)側に設けられたシ
ールド板との電気的導通を図って、アースを確実にとる
ようにした略半球状の突起17bが、例えば、8箇所に
横並びに設けられている。
ードバス用コネクタ2(図24参照)側に設けられたシ
ールド板との電気的導通を図って、アースを確実にとる
ようにした略半球状の突起17bが、例えば、8箇所に
横並びに設けられている。
【0032】更に、シールド板17の後方には、その端
部から8本のリード17cが延設して設けられている。
このリード17cのリード端部17dは、リフロー半田
付けするプリント基板20の表面に平行に接するように
屈曲されている。
部から8本のリード17cが延設して設けられている。
このリード17cのリード端部17dは、リフロー半田
付けするプリント基板20の表面に平行に接するように
屈曲されている。
【0033】また、前記リード17c間の3箇所には、
取付係合部17eが設けられている。その詳細は、図1
8に示すように、シールド板20の平面部に直交して屈
曲された矩形状の平面板に係合孔17fが穿設されてい
る。該係合孔17fが、前記絶縁体11の係合突起14
に係合されるものである。
取付係合部17eが設けられている。その詳細は、図1
8に示すように、シールド板20の平面部に直交して屈
曲された矩形状の平面板に係合孔17fが穿設されてい
る。該係合孔17fが、前記絶縁体11の係合突起14
に係合されるものである。
【0034】このようにして、絶縁体11と、雌型コン
タクト18をインサートしたコンタクト用支持部材16
と、シールド板17とからなるカードバス用コネクタ1
0を、カードバスPCカード1のプリント基板20に表
面実装させるには、以下のようにする。
タクト18をインサートしたコンタクト用支持部材16
と、シールド板17とからなるカードバス用コネクタ1
0を、カードバスPCカード1のプリント基板20に表
面実装させるには、以下のようにする。
【0035】雌型コンタクト18をインサートしたコン
タクト用支持部材16を前記絶縁体11に嵌合させ装着
したもの(シールド板17は未装着の状態)を、図20
に示すように、カードバス用のプリント基板20に載置
して、リフロー半田付けを行う。
タクト用支持部材16を前記絶縁体11に嵌合させ装着
したもの(シールド板17は未装着の状態)を、図20
に示すように、カードバス用のプリント基板20に載置
して、リフロー半田付けを行う。
【0036】前記雌型コンタクト18の各リード18e
は、インサート成型により高精度に面一になされている
ので、プリント基板20上に塗布されたクリーム半田に
バラツキ無く半田付けされるものである。仮に、リード
18eに半田付け不良が有った場合でも、絶縁体11に
シールド板17が取付られていない状態なので、その修
理は容易に行うことが出来るものである。
は、インサート成型により高精度に面一になされている
ので、プリント基板20上に塗布されたクリーム半田に
バラツキ無く半田付けされるものである。仮に、リード
18eに半田付け不良が有った場合でも、絶縁体11に
シールド板17が取付られていない状態なので、その修
理は容易に行うことが出来るものである。
【0037】次に、前記絶縁体11に、シールド板17
を装着する。それには、図20乃至図22に示すよう
に、シールド板17の前端部の突起17aを絶縁体11
の凹溝13に5箇所で各々差し込んで嵌合させ、更に、
シールド板17の後方の3箇所に設けられた取付係合部
17eを、絶縁体11の後端部から突設された3箇所の
係合突起14に係合させる。この状態で、シールド板1
7のリード17cのリード端部17dが、プリント基板
20上に塗布されたクリーム半田に当接して接着され
る。
を装着する。それには、図20乃至図22に示すよう
に、シールド板17の前端部の突起17aを絶縁体11
の凹溝13に5箇所で各々差し込んで嵌合させ、更に、
シールド板17の後方の3箇所に設けられた取付係合部
17eを、絶縁体11の後端部から突設された3箇所の
係合突起14に係合させる。この状態で、シールド板1
7のリード17cのリード端部17dが、プリント基板
20上に塗布されたクリーム半田に当接して接着され
る。
【0038】そして、これらをリフロー半田付けして、
プリント基板20にカードバス用コネクタ10が表面実
装される。
プリント基板20にカードバス用コネクタ10が表面実
装される。
【0039】このように、カードバス用のプリント基板
20に表面実装されたカードバス用コネクタ10を、例
えば、カードバスPCカードに装着して使用すると、図
23に示すように、接合を図る相手側の雄型コンタクト
9と前記雌型コンタクト18との接続状態において、二
股状コンタクト片18aの先端部18bからその基部1
8cまでの距離dがオフセットされたことで短くなり、
その分だけ従来の直線状の二股状コンタクト1c(図2
5参照)よりも剛性が増すことになる。よって、本発明
のカードバス用コネクタ10における雌型コンタクト1
8は、前記先端部18bの接触圧力を強くして維持され
るものである。
20に表面実装されたカードバス用コネクタ10を、例
えば、カードバスPCカードに装着して使用すると、図
23に示すように、接合を図る相手側の雄型コンタクト
9と前記雌型コンタクト18との接続状態において、二
股状コンタクト片18aの先端部18bからその基部1
8cまでの距離dがオフセットされたことで短くなり、
その分だけ従来の直線状の二股状コンタクト1c(図2
5参照)よりも剛性が増すことになる。よって、本発明
のカードバス用コネクタ10における雌型コンタクト1
8は、前記先端部18bの接触圧力を強くして維持され
るものである。
【0040】なお、本発明をカードバス用コネクタに適
用して説明したが、二股状の雌型コンタクト18のオフ
セット構造は、上記実施形態に限ることなく、通常の二
股状コンタクト片を備える雌型コネクタにおいても適用
することが出来るのは勿論である。また、雌型コンタク
トを予めインサート成型して、それを絶縁体に嵌合・装
着することは、上記カードバス用コネクタの一実施形態
に限らず、一般の雌型コンタクトを有するコネクタに適
用することが出来るのは勿論である。
用して説明したが、二股状の雌型コンタクト18のオフ
セット構造は、上記実施形態に限ることなく、通常の二
股状コンタクト片を備える雌型コネクタにおいても適用
することが出来るのは勿論である。また、雌型コンタク
トを予めインサート成型して、それを絶縁体に嵌合・装
着することは、上記カードバス用コネクタの一実施形態
に限らず、一般の雌型コンタクトを有するコネクタに適
用することが出来るのは勿論である。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のコネクタ
は、絶縁体と、該絶縁体の所定箇所に嵌合される二股状
コンタクト片を有したコンタクトとから構成され、前記
コンタクトの各リードがプリント基板の回路に接続され
て、該プリント基板に実装されるコネクタであって、前
記二股状コンタクト片は、該二股状コンタクト片の先端
部から基部に到る途中において屈曲されて屈曲部が形成
されることで、前記基部が前記先端部と接合する相手側
のコンタクトとの接触中心軸に対してオフセットされて
いるので、コンタクト片の剛性が強化されて相手側の雄
型コンタクトとの接触圧力が強く維持されて接合状態が
安定し、長さの長い雄型コンタクトであっても雌型コン
タクトの二股状コンタクト片を長くすることなく形成で
き、カードバス用コネクタの形成が容易となるという優
れた効果を奏するものである。
は、絶縁体と、該絶縁体の所定箇所に嵌合される二股状
コンタクト片を有したコンタクトとから構成され、前記
コンタクトの各リードがプリント基板の回路に接続され
て、該プリント基板に実装されるコネクタであって、前
記二股状コンタクト片は、該二股状コンタクト片の先端
部から基部に到る途中において屈曲されて屈曲部が形成
されることで、前記基部が前記先端部と接合する相手側
のコンタクトとの接触中心軸に対してオフセットされて
いるので、コンタクト片の剛性が強化されて相手側の雄
型コンタクトとの接触圧力が強く維持されて接合状態が
安定し、長さの長い雄型コンタクトであっても雌型コン
タクトの二股状コンタクト片を長くすることなく形成で
き、カードバス用コネクタの形成が容易となるという優
れた効果を奏するものである。
【0042】
【0043】本発明に係るコネクタの表面実装方法は、
二股状コンタクト片が該二股状コンタクト片の先端部か
ら基部に到る途中において屈曲されて屈曲部が形成され
ることで、前記基部が前記先端部と接合する相手側のコ
ンタクトとの接触中心軸に対してオフセットされている
コンタクトを形成し、前記二股状コンタクトが挿入・装
着される絶縁体の貫通孔に前記二股状コンタクト片のオ
フセットさせた形状に対応させて拡孔させた段部を設け
て絶縁体を形成し、前記コンタクトにおける先端側の接
合部と後端側のリードとの間においてインサート成型に
より埋設して該コンタクトをコンタクト用支持部材で支
持し、前記コンタクト用支持部材を前記絶縁体に装着し
て該コンタクトを前記絶縁体の貫通孔に嵌合させ、前記
コンタクトが装着された絶縁体をプリント基板に載置す
ると共にリフローにより前記コンタクトのリードを半田
付けし、その後に、前記絶縁体にシールド板を係合させ
て取り付けし、更に、リフローにより前記シールド板の
リードを前記プリント基板に半田付けして、当該コネク
タを前記プリント基板に表面実装する方法なので、コン
タクトのインサート成型により該コンタクトのガタつき
が無くなってそのリードの半田付け不良が解消され生産
効率が向上するとともに、絶縁体への組立作業も容易と
なるという優れた効果を奏するものである。また、シー
ルド板が絶縁体に対して着脱自在なので、1回目のリフ
ローではシールド板無しでコンタクトのリードを半田付
けできて、半田付け不良が有っても迅速に修理が可能と
なるという優れた効果を奏するものである。更に、コン
タクトが、その二股状コンタクト片においてオフセット
された構造にされて、該コンタクト片の長さも短くなり
絶縁体への組立が挿入抵抗の軽減により容易となるとい
う優れた効果を奏するものである。
二股状コンタクト片が該二股状コンタクト片の先端部か
ら基部に到る途中において屈曲されて屈曲部が形成され
ることで、前記基部が前記先端部と接合する相手側のコ
ンタクトとの接触中心軸に対してオフセットされている
コンタクトを形成し、前記二股状コンタクトが挿入・装
着される絶縁体の貫通孔に前記二股状コンタクト片のオ
フセットさせた形状に対応させて拡孔させた段部を設け
て絶縁体を形成し、前記コンタクトにおける先端側の接
合部と後端側のリードとの間においてインサート成型に
より埋設して該コンタクトをコンタクト用支持部材で支
持し、前記コンタクト用支持部材を前記絶縁体に装着し
て該コンタクトを前記絶縁体の貫通孔に嵌合させ、前記
コンタクトが装着された絶縁体をプリント基板に載置す
ると共にリフローにより前記コンタクトのリードを半田
付けし、その後に、前記絶縁体にシールド板を係合させ
て取り付けし、更に、リフローにより前記シールド板の
リードを前記プリント基板に半田付けして、当該コネク
タを前記プリント基板に表面実装する方法なので、コン
タクトのインサート成型により該コンタクトのガタつき
が無くなってそのリードの半田付け不良が解消され生産
効率が向上するとともに、絶縁体への組立作業も容易と
なるという優れた効果を奏するものである。また、シー
ルド板が絶縁体に対して着脱自在なので、1回目のリフ
ローではシールド板無しでコンタクトのリードを半田付
けできて、半田付け不良が有っても迅速に修理が可能と
なるという優れた効果を奏するものである。更に、コン
タクトが、その二股状コンタクト片においてオフセット
された構造にされて、該コンタクト片の長さも短くなり
絶縁体への組立が挿入抵抗の軽減により容易となるとい
う優れた効果を奏するものである。
【図1】本発明に係るカードバス用コネクタにおける、
絶縁体の正面図である。
絶縁体の正面図である。
【図2】同本発明に係るカードバス用コネクタにおけ
る、絶縁体の平面図(イ)、とその一部を拡大して示す
一部平面図(ロ)である。
る、絶縁体の平面図(イ)、とその一部を拡大して示す
一部平面図(ロ)である。
【図3】同本発明に係るカードバス用コネクタにおけ
る、絶縁体の側面図である。
る、絶縁体の側面図である。
【図4】図1におけるX−X線に沿った断面図である。
【図5】図4におけるY−Y線に沿った断面図である。
【図6】本発明に係るカードバス用コネクタにおける、
コンタクトの製造状態を示す説明図である。
コンタクトの製造状態を示す説明図である。
【図7】同本発明に係るカードバス用コネクタにおけ
る、コンタクトの正面図である。
る、コンタクトの正面図である。
【図8】同本発明に係るカードバス用コネクタにおけ
る、2種類のコンタクトを示す一部正面図(イ)、
(ロ)である。
る、2種類のコンタクトを示す一部正面図(イ)、
(ロ)である。
【図9】同本発明に係るカードバス用コネクタにおけ
る、コンタクトをコンタクト用支持部材にインサートし
た状態の縦断面図である。
る、コンタクトをコンタクト用支持部材にインサートし
た状態の縦断面図である。
【図10】同本発明に係るカードバス用コネクタにおけ
る、コンタクトをコンタクト用支持部材にインサートし
た状態の一部を示す底面図である。
る、コンタクトをコンタクト用支持部材にインサートし
た状態の一部を示す底面図である。
【図11】同本発明に係るカードバス用コネクタにおけ
る、コンタクトをコンタクト用支持部材にインサートし
た状態の一部を示す正面図である。
る、コンタクトをコンタクト用支持部材にインサートし
た状態の一部を示す正面図である。
【図12】同本発明に係るカードバス用コネクタにおけ
る、コンタクトをコンタクト用支持部材にインサートし
た状態の一部を示す側面図である。
る、コンタクトをコンタクト用支持部材にインサートし
た状態の一部を示す側面図である。
【図13】同本発明に係るカードバス用コネクタにおけ
る、コンタクトをコンタクト用支持部材にインサートし
てこれを絶縁体に装着した状態の縦断面図である。
る、コンタクトをコンタクト用支持部材にインサートし
てこれを絶縁体に装着した状態の縦断面図である。
【図14】同本発明に係るカードバス用コネクタにおけ
る、コンタクトをコンタクト用支持部材にインサートし
てこれを絶縁体に装着した状態の一部を示す横断面図で
ある。
る、コンタクトをコンタクト用支持部材にインサートし
てこれを絶縁体に装着した状態の一部を示す横断面図で
ある。
【図15】同本発明に係るカードバス用コネクタにおけ
る、シールド板の平面図である。
る、シールド板の平面図である。
【図16】同本発明に係るカードバス用コネクタにおけ
る、シールド板の正面図である。
る、シールド板の正面図である。
【図17】同本発明に係るカードバス用コネクタにおけ
る、シールド板の側面図である。
る、シールド板の側面図である。
【図18】同本発明に係るカードバス用コネクタにおけ
る、シールド板の一部を示す正面図である。
る、シールド板の一部を示す正面図である。
【図19】図15におけるZ−Z線に沿った断面図であ
る。
る。
【図20】本発明に係るカードバス用コネクタをプリン
ト基板に表面実装する様子を示す説明図である。
ト基板に表面実装する様子を示す説明図である。
【図21】同本発明に係るカードバス用コネクタの正面
図である。
図である。
【図22】同本発明に係るカードバス用コネクタの平面
図である。
図である。
【図23】本発明に係るカードバス用コネクタにおけ
る、雌型コンタクトと相手側の雄型コンタクトとの接合
状態を示す説明図(イ)と、その状態のW−W線に沿っ
た断面図(ロ)である。
る、雌型コンタクトと相手側の雄型コンタクトとの接合
状態を示す説明図(イ)と、その状態のW−W線に沿っ
た断面図(ロ)である。
【図24】従来例に係るカードバスPCカードの使用状
態を示す説明図である。
態を示す説明図である。
【図25】同従来例に係る雌型コンタクトと相手側の雄
型コンタクトとの接合状態を示す縦断面図(イ)と横断
面図(ロ)である。
型コンタクトとの接合状態を示す縦断面図(イ)と横断
面図(ロ)である。
【符号の説明】
1 カードバスPCカード、1a コネクタ、1b シ
ールド板、2 カードバス用コネクタ、9 雄型コンタ
クト、10 カードバス用コネクタ、11 絶縁体、1
1b,11c 係合孔、12 貫通孔、12a 段部、
13 凹溝、14 係合突起、15 取付腕部、15a
位置決め突起、16 コンタクト用支持部材、16
a,16b 係合突起、17 シールド板、17a 突
起、17b 突起、17c リード、17d リード端
部、17e 取付係合部、17f 係合孔、18 雌型
コンタクト、18a 二股状コンタクト片、18b 二
股状コンタクト片の先端部、18c 基部、18d 屈
曲部、18e リード、18f 曲げ部、19 キャリ
ア部、20 プリント基板。
ールド板、2 カードバス用コネクタ、9 雄型コンタ
クト、10 カードバス用コネクタ、11 絶縁体、1
1b,11c 係合孔、12 貫通孔、12a 段部、
13 凹溝、14 係合突起、15 取付腕部、15a
位置決め突起、16 コンタクト用支持部材、16
a,16b 係合突起、17 シールド板、17a 突
起、17b 突起、17c リード、17d リード端
部、17e 取付係合部、17f 係合孔、18 雌型
コンタクト、18a 二股状コンタクト片、18b 二
股状コンタクト片の先端部、18c 基部、18d 屈
曲部、18e リード、18f 曲げ部、19 キャリ
ア部、20 プリント基板。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平5−135830(JP,A)
特開 平8−64315(JP,A)
特開 平9−161911(JP,A)
特開 平9−245143(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H01R 12/18
H01R 13/11
Claims (2)
- 【請求項1】 絶縁体と、該絶縁体の所定箇所に嵌合さ
れる二股状コンタクト片を有したコンタクトとから構成
され、前記コンタクトの各リードがプリント基板の回路
に接続されて、該プリント基板に実装されるコネクタで
あって、 前記二股状コンタクト片は、該二股状コンタクト片の先
端部から基部に到る途中において屈曲されて屈曲部が形
成されることで、前記基部が前記先端部と接合する相手
側のコンタクトとの接触中心軸に対してオフセットされ
ていること、 を特徴とするコネクタ。 - 【請求項2】 二股状コンタクト片が該二股状コンタク
ト片の先端部から基部に到る途中において屈曲されて屈
曲部が形成されることで、前記基部が前記先端部と接合
する相手側のコンタクトとの接触中心軸に対してオフセ
ットされているコンタクトを形成し、 前記二股状コンタクトが挿入・装着される絶縁体の貫通
孔に前記二股状コンタクト片のオフセットさせた形状に
対応させて拡孔させた段部を設けて絶縁体を形成し、 前記コンタクトにおける先端側の接合部と後端側のリー
ドとの間においてインサート成型により埋設して該コン
タクトをコンタクト用支持部材で支持し、 前記コンタクト用支持部材を前記絶縁体に装着して該コ
ンタクトを前記絶縁体の貫通孔に嵌合させ、 前記コンタクトが装着された絶縁体をプリント基板に載
置すると共にリフローにより前記コンタクトのリードを
半田付けし、 その後に、前記絶縁体にシールド板を係合させて取り付
けし、 更に、リフローにより前記シールド板のリードを前記プ
リント基板に半田付けして、 当該コネクタを前記プリント基板に表面実装すること、 を特徴とするコネクタの表面実装方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03356297A JP3379882B2 (ja) | 1997-02-18 | 1997-02-18 | コネクタとその表面実装方法 |
US08/937,017 US6165028A (en) | 1997-02-18 | 1997-09-24 | Card connector and a method of mounting the same on an associated printed circuit board |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03356297A JP3379882B2 (ja) | 1997-02-18 | 1997-02-18 | コネクタとその表面実装方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10233268A JPH10233268A (ja) | 1998-09-02 |
JP3379882B2 true JP3379882B2 (ja) | 2003-02-24 |
Family
ID=12389999
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03356297A Expired - Fee Related JP3379882B2 (ja) | 1997-02-18 | 1997-02-18 | コネクタとその表面実装方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6165028A (ja) |
JP (1) | JP3379882B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6709298B2 (en) * | 2001-04-06 | 2004-03-23 | Litton Systems, Inc. | Insulator coring and contact configuration to prevent pin stubbing in the throat of tuning fork socket connector contacts |
JP3083026U (ja) * | 2001-06-28 | 2002-01-18 | モルデック株式会社 | コネクタ |
TWM249239U (en) * | 2003-07-30 | 2004-11-01 | Hon Hai Prec Ind Co Ltd | Electrical connector |
CN101515684B (zh) * | 2008-02-20 | 2011-08-24 | 仁宝电脑工业股份有限公司 | 插卡固定结构 |
CN101859949B (zh) * | 2010-04-20 | 2012-08-29 | 番禺得意精密电子工业有限公司 | 端子料带组合及由该端子制成的电连接器的组装方法 |
JP5638934B2 (ja) * | 2010-12-24 | 2014-12-10 | 矢崎総業株式会社 | 端子 |
JP7425011B2 (ja) * | 2021-04-07 | 2024-01-30 | 矢崎総業株式会社 | 基板実装型のコネクタ、及び、コネクタ付き基板 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4734042A (en) * | 1987-02-09 | 1988-03-29 | Augat Inc. | Multi row high density connector |
JP2791831B2 (ja) * | 1990-10-26 | 1998-08-27 | 日本エー・エム・ピー株式会社 | 電気コネクタ |
US5591035A (en) * | 1994-10-06 | 1997-01-07 | The Whitaker Corporation | Electrical connector with shortened contact |
US5472349A (en) * | 1994-10-31 | 1995-12-05 | The Whitaker Corporation | Surface mountable board edge connector |
JPH08250167A (ja) * | 1995-03-08 | 1996-09-27 | Alps Electric Co Ltd | Pcカード用コネクタ |
US5771156A (en) * | 1995-11-22 | 1998-06-23 | Hon Hai Precision Ind. Co., Ltd. | I/O card and method making the same |
US5702257A (en) * | 1996-02-29 | 1997-12-30 | The Whitaker Corporation | Electrical connector and terminal therefor |
US5816847A (en) * | 1996-09-13 | 1998-10-06 | Ericsson Inc. | Insert molded battery contacts and method |
US5807137A (en) * | 1996-10-04 | 1998-09-15 | Molex Incorporated | Shielded electrical receptacle connector assembly |
-
1997
- 1997-02-18 JP JP03356297A patent/JP3379882B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1997-09-24 US US08/937,017 patent/US6165028A/en not_active Expired - Fee Related
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