JP3135970B2 - モジュラジャック - Google Patents

モジュラジャック

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JP3135970B2
JP3135970B2 JP3687992A JP3687992A JP3135970B2 JP 3135970 B2 JP3135970 B2 JP 3135970B2 JP 3687992 A JP3687992 A JP 3687992A JP 3687992 A JP3687992 A JP 3687992A JP 3135970 B2 JP3135970 B2 JP 3135970B2
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博幸 山川
豊 加藤
勝則 北川
正明 中村
重徳 加藤
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/58Means for relieving strain on wire connection, e.g. cord grip, for avoiding loosening of connections between wires and terminals within a coupling device terminating a cable
    • H01R13/582Means for relieving strain on wire connection, e.g. cord grip, for avoiding loosening of connections between wires and terminals within a coupling device terminating a cable the cable being clamped between assembled parts of the housing
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R24/00Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure
    • H01R24/60Contacts spaced along planar side wall transverse to longitudinal axis of engagement
    • H01R24/62Sliding engagements with one side only, e.g. modular jack coupling devices
    • H01R24/64Sliding engagements with one side only, e.g. modular jack coupling devices for high frequency, e.g. RJ 45

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、取付面に取着されるハ
ウジングの内部に、モジュラプラグの接触子に接触する
複数本の接触ばねを備えたモジュラインサートを収納し
たモジュラジャックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、モジュラジャックのハウジン
グの周面の複数箇所にノックアウト用の薄肉部を形成
し、外部電線を導入する際に外部電線の配線条件に応じ
て所望の箇所の薄肉部を切除するようにすることが考え
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、外部電線に
張力が作用した場合に、ハウジングの中での外部電線の
端部に張力が及ぶと、接触不良が生じたり、外部電線が
脱落したりするという問題が生じる。したがって、外部
電線に作用する張力が外部電線の端部に及ばないように
するために、外部電線の導入口付近に外部電線を固定す
るための張力止め部材を設けて張力の影響を除去するの
が普通である。
【0004】しかしながら、上述のように複数箇所に薄
肉部を設けている場合には、施工条件に応じて張力止め
部材を配置すべき場所が変わるから、張力止め部材を1
箇所に配置したのでは施工条件に対応することができな
いという問題が生じる。また、各薄肉部ごとに張力止め
部材を設けるようにすれば、施工条件に対応することが
できるが、実際には、複数の薄肉部のうちの1箇所だけ
が使用されるから、張力止め部材は1個で必要十分であ
るにもかかわらず、複数の張力止め部材を設けることは
無駄である。したがって、1つの張力止め部材を用いな
がらも、施工条件に応じて張力止め部材を必要箇所に適
用できるようにすることが要求されている。
【0005】本発明は上記要求を満たすことを目的とす
るものであり、外部電線をハウジング内に導入する際に
切除される複数の薄肉部を備えている場合において、施
工条件に対応して一つの張力止め部材を必要箇所に適用
できるようにしたモジュラジャックを提供しようとする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記目的を達成するために、モジュラプラグが挿入される
プラグ挿入口が周面に開口するハウジングと、ハウジン
グの定位置に固定されプラグ挿入口より挿入されたモジ
ュラプラグの接触子に接触する複数本の接触ばねを有す
るモジュラインサートとを備えたモジュラジャックにお
いて、ハウジングは、取付面に裏面を当接させた形で取
付手段によって施工面に取着されるボディと、ボディの
前面を覆うようにボディに着脱自在に結合されるカバー
とにより形成され、ボディに2個のモジュラインサート
が並列して取着され、カバーは裏面側が開口する直方体
状に形成され、開口を囲む周壁の一面に外部電線の径に
合わせて切除することができるノックアウト用の薄肉部
が複数箇所形成され、ボディにおけるカバーの薄肉部の
近傍には等間隔で3本以上のボスが立設され、隣接する
一対のボスの間にボディの前面との間で外部電線を挟持
する張力止め金具が架設されるのである。
【0007】請求項2の発明では、張力止め金具は、ボ
ディの前面に沿う表裏の一面側に凸となり他面側に凹と
なる形状に形成され、ボディの前面に対して表裏のいず
れか一面を対向させた形で一対のボス間に架設すること
によってボディの前面との距離が2段階に設定されるの
である。
【0008】
【作用】請求項1の構成によれば、外部電線を導入する
際に切除されるノックアウト用の薄肉部がカバーの複数
箇所に形成され、ボディにおける薄肉部の近傍に等間隔
で3本以上のボスを設け、隣接する一対のボス間に張力
止め金具を架設するので、外部電線を導入するように切
除した薄肉部に対応する位置の一対のボス間に張力止め
金具を架設することによって、外部電線をボディと張力
止め金具との間に挟持して外部電線を固定することがで
きるのである。すなわち、どの薄肉部を切除した場合で
も1個の張力止め金具で外部電線の張力止めを行うこと
ができるのであって、外部電線の配線条件に1個の張力
止め金具で対応することができるのである。
【0009】請求項2の構成によれば、張力止め金具が
表裏の一面側を凸とし他面側を凹とする形状に形成され
ているから、ボディの前面に表裏のどちらの面を対向さ
せるかによって、外部電線の径の変化に対応することが
できるのである。すなわち、外部電線が太ければ張力止
め金具の凹となる面をボディの前面に対向させ、外部電
線が細ければ張力止め金具の凸となる面をボディの前面
に対向させることによって、外部電線の径の大小にかか
わらず1個の張力止め金具で対応することができるので
ある。
【0010】
【実施例】図3に示すように、ハウジング1は、壁面等
の取付面の表面に当接した形で取着されるボディ10
と、ボディ10の前面を覆う形でボディ10に着脱自在
に被嵌されるカバー30と、ボディ10の裏面に取り付
けられる2枚の裏カバー40とにより構成される。
【0011】ボディ10は、図4に示すように、矩形状
の外周縁の略全周に亙って裏面側に突出する周壁を有
し、周壁における一面には外部電線をハウジング1に引
き込む際に切除されるノックアウト用の薄肉部12が3
箇所に形成される。各薄肉部12は径が2段階に設定さ
れ、挿通される外部電線の径に応じて大小いずれかの薄
肉部12を切除すればよいようになっている。したがっ
て、外部電線の径に応じた必要な大きさの開口部を形成
すればよいのであって、必要以上に開口部が形成される
ことによる外観の低下を防止している。
【0012】各薄肉部12の近傍にはボディ10の表裏
に貫通する電線挿通孔13がそれぞれ開口し、薄肉部1
2から導入された電線は電線挿通孔13を通ってボディ
10の表面側に引き出されるようになっている。各裏カ
バー40は、ボディ10の裏面であって電線挿通孔13
とは異なる部位を覆うようにボディ10に係合する。各
裏カバー40によって覆われる部位はそれぞれ仕切壁1
4によって中央の区画と左右の区画とに分割される。中
央の区画はモジュラインサート50を収納する主収納室
15であって、主収納室15の両側に設けた各区画はそ
れぞれ4つずつの小区画に分割されて各小区画が端子収
納室16になる。すなわち、端子収納室16は各裏カバ
ー40に対応して8個ずつ設けられる。主収納室15と
端子収納室16とを仕切る仕切壁14には合計6本の結
合ピン17が一体に立設され、裏カバー40に形成され
た結合穴41に結合ピン17が挿通されることによっ
て、裏カバー40がボディ10に結合されるようになっ
ている。裏カバー40の結合後には結合ピン17を熱で
塑性変形させることによって裏カバー40をボディ10
に固着する。
【0013】主収納室15の一部にはモジュラインサー
ト50に設けたプラグ接続部51(図9参照)を挿入す
る挿通孔18が開口し、挿通孔18に対応する部位であ
ってボディ10の前面側には、挿通孔18を通してボデ
ィ10の表面側に突出するプラグ接続部51を囲む案内
筒21が突設される。また、端子収納室16に対応する
部位であってボディ10の前面側には、端子収納室16
に納装された端子60を囲む端子収納台22が突設され
る。さらに、一方の裏カバー40に覆われる主収納室1
5の中には、ボディ10とモジュラインサート50との
間に必要に応じて配置される終端抵抗の両端を保持する
2組の取付台19が突設される。
【0014】カバー30は、図3に示すように、矩形状
の外周縁の略全周に亙って裏面側に突出する周壁を有し
た直方体状であって、周壁のうちの1つの面には案内筒
21に対応する部位で案内筒21の外周面に沿う形の切
欠31が形成される。この切欠31の開口面は案内筒2
1に開口してモジュラプラグが挿入されるプラグ挿入口
25と略面一になる。また、他の3面には外部電線を導
入する際に切除されるノックアウト部としての薄肉部3
2が形成される。薄肉部32はボディ10の薄肉部12
と同様に径が2段階に設定されており、導入する外部電
線の径に応じて大小いずれかの部分を切除すればよいよ
うになっている。ここに、薄肉部32は左右の側面に1
箇所ずつ設けられ、残りの面に3箇所設けられている。
したがって、モジュラプラグが挿入される方向以外であ
れば、どの方向からも外部電線を導入することができ、
施工時において外部電線を自由に配線できることにな
る。外部電線のハウジング1の中への導入の際に、ボデ
ィ10の薄肉部12を切除するかカバー30の薄肉部3
2を切除するかは、必要に応じて選択することができ、
この意味においても施工性の自由度が高いものになる。
【0015】図1に示すように、ボディ10の前面の四
隅には突片23が立設され、各突片23には外向きに係
合爪24が突設されている。一方、カバー30において
突片23に対向する周壁の内周面には図3に示すよう
に、突リブ33が突設され、突リブ33において係合爪
24との対向部位には係合凹所34が形成されている。
したがって、ボディ10にカバー30を被嵌し、係合爪
24と係合凹所34とを凹凸係合させることによって、
ボディ10とカバー30とが着脱自在に結合される。
【0016】ところで、カバー30の各薄肉部32の近
傍において、ボディ10の前面にはそれぞれ張力除去部
材が設けられる。すなわち、3個の薄肉部32が形成さ
れた一面の近傍にはボディ10の前面に等間隔で4本の
ボス3が立設され(図1参照)、隣合う一対のボス3の
間に張力除去部材としての張力止め金具4が架設され
る。張力止め金具4の両端はボス3に対して固定ねじ5
によって固定される。したがって、外部電線が導入され
る薄肉部32の位置に対応した一対のボス3の間に張力
止め金具4を架設し、ボディ10と張力止め金具4との
間に外部電線を挟持すれば、外部電線に対してハウジン
グ1の外部から作用する張力が外部電線のハウジング1
の中の端部に及ぶことが防止されるのである。張力止め
金具4の位置は電線挿通孔13にも対応しており、電線
挿通孔13を通る外部電線をボディ10と張力止め金具
4との間に挟持することも可能である。さらに、張力止
め金具4は、図2に示すように、ボス3に載置される両
端部に対して中央部が厚み方向の一面側に凸となるよう
に板金を折曲した形状を有し、表裏のいずれの面をボデ
ィ10の前面に対向させるかによって、ボディ10の前
面との距離を変えることができるようになっている。す
なわち、外部電線8が細い場合には、図2(a)のよう
に凸となる一面をボディ10に対向させることによっ
て、ボディ10と張力止め金具4との距離を小さくし、
外部電線8が太い場合には、図2(b)のように凹とな
る一面をボディ10に対向させることによって、ボディ
10と張力止め金具4との距離を大きくすることができ
るのである。このようにして、1個の張力止め金具4を
直径の異なる外部電線8に対して利用することができる
のである。
【0017】残りの薄肉部32は突片23と端子収納台
22との間に対応する部位に形成されており、ボス3、
端子収納台22、突片23には、それぞれ張力除去部材
としての張力止めリブ6が突設されている。張力止めリ
ブ6は、カバー30の周壁に直交する方向において異な
る位置に形成されており、カバー30の周壁に沿う方向
における張力止めリブ6の間隔は外部電線の径よりも小
さく設定されている。したがって、薄肉部32を切除し
て形成した開口部を通してハウジング1の中に導入され
る外部電線は、張力止めリブ6の間で挟持されることに
なり、外部電線に作用する張力の影響を除去できるよう
になっている。
【0018】モジュラインサート50は、図9に示すよ
うに、モジュラプラグの接触子に対して弾接する8本の
接触ばね59(図6参照)を備えたプラグ接続部51
と、平板状に形成されて主収納室15に収納される電線
接続部52とを備えているのであって、合成樹脂よりな
る基台53に対して導電部材をインサート成形すること
によって形成されている。電線接続部52の両側面に
は、各接触ばねにそれぞれ電気的に接続された略L形の
8個のリード板54が突設されている。各リード板54
には先端縁に臨んで開放された圧接スリット55が形成
されている。また、電線接続部52の各側縁にはリード
板54と同形状の抵抗用リード板57が2本ずつ設けら
れている。すなわち、抵抗用リード板56は略L形に形
成され、先端縁に臨んで開放された圧接スリット57を
備えている。ここに、モジュラインサート50として
は、8極8心のものを示しているが、6極6心のものを
用いてもよく、また両者を組み合わせて用いることもで
きる。すなわち、モジュラインサート50は、極数心数
が異なっていても他の寸法は等しく設定される。
【0019】端子60は、略コ形に形成された端子枠6
1の中に板ばねよりなる一対の鎖錠ばね62を配設した
周知の速結端子であって、鎖錠ばね62は端子枠61と
鎖錠ばね61との間に挿入された電線に食い込んで抜け
止めをする鎖錠片と、電線に弾接する接触片とを備えて
いる(図7参照)。端子枠61の中央片には、一方の脚
片に直交する形で接続片63が突設されており、接続片
63の先端部は、主収納室15と端子収納室16との間
の仕切リブ14に形成された案内溝14a(図4参照)
を通して主収納室15に導入される。すなわち、接続片
63の先端部が、モジュラインサート50に設けたリー
ド板54の圧接スリット55に導入されることによっ
て、モジュラインサート50の接触ばねと端子60とが
電気的に接続されるのである。端子60を囲む端子収納
台22の先端面には、図1に示すように、電線を端子枠
61と鎖錠ばね62との間に導入するための電線挿入孔
26が、各端子60に対して一対ずつ形成されている。
また、端子収納台22の周壁の一部には、電線挿入孔2
6の近傍部位を端子収納台22の内側に押し込むことが
できる解除片27が一体に形成されている。端子枠61
と鎖錠ばね62との間に電線を挟持した状態において、
解除片27を端子収納台22の内側に押し込むことによ
って、解錠片27の一部で鎖錠ばね62を撓ませて電線
との係合状態を解除し、電線挿入孔26から電線を容易
に抜くことができるようにするのである。
【0020】案内筒21に設けたプラグ挿入口25とモ
ジュラインサート50に設けたプラグ接続部51との間
には、プラグ挿入口25を開閉する扉70が配設され
る。扉70は、図10に示すように、一対の扉体71,
72と、一方の扉体71を閉じる向きに付勢するコイル
スプリングよりなる一対の復帰ばね73とにより構成さ
れている。すなわち、案内筒21においてプラグ挿入口
25の開口面と平行に形成された案内溝28(図6参
照)の中に、両扉体71,72の両側部をスライド自在
に導入することによって、両扉体71,72をボディ1
0の表裏方向に移動するように配置し、ボディ10の前
面から遠いほうの扉体71を前方に向かって復帰ばね7
3によって付勢しているのである。扉体71の両側縁に
は復帰ばね73が当接するばね受け片74が突設され
る。また、扉体72は扉体71の外面側に配置され、扉
体71の外面側には操作片75が突設されていて、扉体
71を開くときに操作片75が扉体72に当接すること
によって、扉体72も同時に開かれるようになってい
る。一方、モジュラプラグをプラグ挿入口25から抜け
ば、復帰ばね73のばね力によって扉体71が閉じる向
きに移動し、扉体71に設けた係合片76に係合してい
る扉体72が扉体71に引っ張られることによって扉体
71も閉じるようになっている。扉体71,72は移動
範囲が規制されており、プラグ挿入口25を閉塞する位
置で停止する。ところで、図8に示すように、操作片7
5は先端面がカバー30の周面と略面一になるように突
出寸法が設定されている。したがって、扉70を開く際
の操作片75の操作を容易にするために、カバー30の
切欠31にはカバー30の底板に跨がる形で操作片75
の一部をカバー30の前面側に露出させる切欠溝36が
形成される。
【0021】終端抵抗を用いる場合には取付台19に終
端抵抗のリード線を載せた後、モジュラインサート50
の抵抗用リード板56を取付台19に挿入すればよい。
これによって、抵抗用リード板56に形成された圧接ス
リット57にリード線が圧入されて、終端抵抗がモジュ
ラインサート50に電気的に接続される。上記構成のハ
ウジング1を壁面等の取付面に取り付けるときには、ボ
ディ10の表裏に貫通する取付孔29(図4参照)を通
して取付手段としての取付ねじを取付面に螺入する。取
付孔28はボディ10の2箇所に形成されているから、
2本の取付ねじによってハウジング1を取付面に固定す
ることができる。取付ねじ7は出荷時には、図5に示す
ように、カバー30の内面に設けた保持リブ35によっ
て保持される。一方、ハウジング1をスチール製の机な
どに固定して用いる場合には、図6に示すように、ボデ
ィ10の裏面における裏カバー40に覆われていない部
位、すなわち、電線挿通孔13を設けている部位に取付
手段としての板状の磁石2を2個取着し、磁石2の磁力
によって机にハウジング1を固定する。磁石2のボディ
10への固定には、接着剤や粘着テープなどを用いる。
【0022】
【発明の効果】請求項1の発明は、外部電線を導入する
際に切除されるノックアウト用の薄肉部がカバーの複数
箇所に形成され、ボディにおける薄肉部の近傍に等間隔
で3本以上のボスを設け、隣接する一対のボス間に張力
止め金具を架設するので、外部電線を導入するように切
除した薄肉部に対応する位置の一対のボス間に張力止め
金具を架設することによって、外部電線をボディと張力
止め金具との間に挟持して外部電線を固定することがで
きるのである。すなわち、どの薄肉部を切除した場合で
も1個の張力止め金具で外部電線の張力止めを行うこと
ができるのであって、外部電線の配線条件に1個の張力
止め金具で対応することができるという利点がある。
【0023】請求項2の発明は、張力止め金具が表裏の
一面側を凸とし他面側を凹とする形状に形成されている
から、ボディの前面に表裏のどちらの面を対向させるか
によって、外部電線の径の変化に対応することができる
のである。すなわち、外部電線が太ければ張力止め金具
の凹となる面をボディの前面に対向させ、外部電線が細
ければ張力止め金具の凸となる面をボディの前面に対向
させることによって、外部電線の径の大小にかかわらず
1個の張力止め金具で対応することができるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に用いるボディの正面図である。
【図2】実施例に用いる張力止め金具の使用形態を示す
要部断面図である。
【図3】実施例の分解斜視図である。
【図4】実施例に用いるボディの背面側の斜視図であ
る。
【図5】実施例の一部破断した背面図である。
【図6】実施例の縦断面図である。
【図7】実施例の一部破断した平面図である。
【図8】実施例の正面図である。
【図9】実施例のモジュラインサートと端子とを示す分
解斜視図である。
【図10】実施例の扉を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 3 ボス 4 張力止め金具 10 ボディ 25 プラグ挿入口 30 カバー 32 薄肉部 50 モジュラインサート 59 接触ばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 正明 三重県津市白塚町2856番地 旭電器工業 株式会社内 (72)発明者 加藤 重徳 三重県津市白塚町2856番地 旭電器工業 株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−189874(JP,A) 実開 昭62−180879(JP,U) 実開 平2−46381(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/33 H01R 13/514 H01R 13/58 H01R 24/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モジュラプラグが挿入されるプラグ挿入
    口が周面に開口するハウジングと、ハウジングの定位置
    に固定されプラグ挿入口より挿入されたモジュラプラグ
    の接触子に接触する複数本の接触ばねを有するモジュラ
    インサートとを備えたモジュラジャックにおいて、ハウ
    ジングは、取付面に裏面を当接させた形で取付手段によ
    って施工面に取着されるボディと、ボディの前面を覆う
    ようにボディに着脱自在に結合されるカバーとにより形
    成され、ボディに2個のモジュラインサートが並列して
    取着され、カバーは裏面側が開口する直方体状に形成さ
    れ、開口を囲む周壁の一面に外部電線の径に合わせて切
    除することができるノックアウト用の薄肉部が複数箇所
    形成され、ボディにおけるカバーの薄肉部の近傍には等
    間隔で3本以上のボスが立設され、隣接する一対のボス
    の間にボディの前面との間で外部電線を挟持する張力止
    め金具が架設されることを特徴とするモジュラジャッ
    ク。
  2. 【請求項2】 張力止め金具は、ボディの前面に沿う表
    裏の一面側に凸となり他面側に凹となる形状に形成さ
    れ、ボディの前面に対して表裏のいずれか一面を対向さ
    せた形で一対のボス間に架設することによってボディの
    前面との距離が2段階に設定されることを特徴とする請
    求項1記載のモジュラジャック。
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