JP3135285B2 - 光学記録媒体記録再生装置 - Google Patents

光学記録媒体記録再生装置

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JP3135285B2
JP3135285B2 JP03166759A JP16675991A JP3135285B2 JP 3135285 B2 JP3135285 B2 JP 3135285B2 JP 03166759 A JP03166759 A JP 03166759A JP 16675991 A JP16675991 A JP 16675991A JP 3135285 B2 JP3135285 B2 JP 3135285B2
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泰伸 松尾
正二 長谷川
良光 中村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ光を用いて光学
記録媒体に信号を繰り返し記録できる書き換え型光学記
録媒体記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光学記録媒体記録再生装置は、そ
の記録容量の大きさと検索速度の速さ、また、記録媒体
である光ディスク等は、非接触状態で記録再生を行うも
のであるため、劣化が起こらず、半永久的な使用ができ
るなどの観点から、情報信号の記録再生手段として注目
されている。
【0003】係る記録再生手段を利用したものとして例
えば、レーザ光線を用い、このレーザ光線を絞り込ん
で、光ディスクの記録面に照射することにより、記録再
生消去を行うようにした光ディスク記録再生装置が既に
実用化されている。このような装置に用いる媒体として
は、同一セクタに繰り返しデ−タを記録できる書き換え
型光ディスクとして光磁気型と相変化型等が提案、実用
化されている。
【0004】光ディスク記録再生装置は、光ディスクを
交換することが可能な構成となっているために完全に密
閉された構造とすることができない。従って、使用環境
の影響による光ヘッドの対物レンズおよび光ディスクの
汚れが非常に深刻な問題となる。このような光ヘッドの
対物レンズおよび光ディスクの汚れ問題対策として各種
提案がなされている。
【0005】図4に従来の汚れ問題対策を備えた光ディ
スク記録再生装置の構成の一例を示す(特願平2−22
2752号等)。図4において1は光ディスク、2は前
記光ディスクを回転するディスクモ−タ、3は前記光デ
ィスク1にデ−タの記録もしくは再生を行なう光ヘッ
ド、4は前記ディスクモータ2を回転させるディスクモ
−タ制御部、5は前記光ヘッド3に搭載された半導体レ
−ザの発光パワ−を制御するレ−ザパワ−制御部、6は
前記光ヘッド3で検出した前記光ディスク1に記録され
たデ−タの再生信号を2値化する再生信号処理部、6−
1は信号のレベルを確認するためにクリッピングレベル
を切り替える信号振幅検出レベル切り替え部、7は回転
中の前記光ディスク1の面ぶれを吸収して、前記光ヘッ
ド3から照射されるレ−ザビ−ムを最適のフォーカス状
態で前記光ディスク1上に照射するフォーカス制御部、
8は光ヘッド3から照射されるレーザ光を特定のトラッ
クに連続して追従させるトラッキング制御部、9は、光
ヘッド3から照射されるレーザ光を任意のトラックにシ
−クさせるシーク制御部、10は前述した光ディスク記
録再生装置の各ブロック等をコントロ−ルするドライブ
制御部、11はホストコンピュ−タからのデ−タを光デ
ィスクへの記録に適した符号に変調、もしくはその逆の
復調を行なうデ−タ変調復調部、12は前記デ−タ変調
復調部11で復調された再生デ−タのエラ−訂正および
エラー数の計数や光ディスク記録再生装置とホストコン
ピュ−タとのデ−タ通信等を行なうシステム制御部、1
3−1は、前記光ヘッドに対向して配置される記録、消
去時にバイアス磁界を与えるための磁界印加部、13−
2は、前記磁界印加部13−1の印加する磁界の極性を
制御する磁界制御部、14−3は光ヘッドの対物レンズ
あるいは光ディスクの汚れ警告用のLEDであり、14
−4は14−3の光ヘッドの対物レンズあるいは光ディ
スクの汚れ警告用のLEDの駆動回路である。
【0006】以上のように構成された従来の光ディスク
記録再生装置について、以下図4を用いてその動作を説
明する。
【0007】光ディスク記録再生装置の立ち上げ中にお
いては、光ディスク1を挿入すると、システム制御部1
2は、ドライブ制御部10に対して一連の動作指令を送
る。ドライブ制御部10はまず、ディスクモータ2を起
動して定速状態になるまで待ち、その後フォーカス制御
部7、トラッキング制御部8、シーク制御部9を用いて
光ヘッド3をテストトラックの先頭セクタへシークさせ
る。ここでレーザパワー制御部5によりレーザパワーを
消去パワーに切り替え、既に書き込まれているデータの
消去を行った後、今度はレーザパワーを記録パワーに切
り替え一定のテスト信号を記録する。記録終了後、レー
ザパワーを再生パワーに切り替える。次にドライブ制御
部10はフォーカス制御部7、トラッキング制御部8、
シーク制御部9を用いて光ヘッド3を一定のテスト信号
を記録したテストトラックの先頭セクタへシークさせ、
記録を行ったテスト信号の再生を行う。このとき一定の
テスト信号を記録したセクタの再生レベルを、信号振幅
検出レベル切り替え部6−1により、信号振幅のクリッ
ピングレベルを変化させて予め設定されている信号レベ
ルと比較検査し、その設定値に満たない場合には、光ヘ
ッドの対物レンズあるいは光ディスクが汚れていると判
断する。
【0008】次に、システム制御部12は14−1の光
ヘッドの対物レンズあるいは光ディスクの汚れ警告用の
LEDの駆動回路を制御し14−2の光ヘッドの対物レ
ンズあるいは光ディスクの汚れ警告用LEDを点灯し、
汚れを警告する。
【0009】また、光ディスク記録再生装置の実際の使
用中においては、ホストコンピュータから受け取ったデ
ータをデータ変調復調部11において光ディスクの記録
に適したデータパターンに変換した後で、レーザパワー
制御部5を通じて光ヘッド3から光ディスク1へデータ
が記録される。記録されたデータは、再生信号処理部
6、データ変調復調部11により元データに復調し、シ
ステム制御部12により記録したデータと比較を行い、
比較結果が異常の時には交替領域として確保されている
領域に、異常セクタの交替記録を行う。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来技術では、通常、光ディスクを光ディスク記録再
生装置に挿入した時に前記テストトラック上への記録再
生およびゴミ付きチェックを行う構成となっており、長
時間連続して使用する場合には、効果がほとんど得られ
ない。また、前記信号振幅クリッピングレベルの設定が
非常に微妙なものとなり、実用状態では、前記ゴミ付き
チェック機能が動作した時には、既にかなりの交替領域
が使用されているなど実用上十分な効果を発揮できてい
ないなどの問題がある。
【0011】本発明は上記問題点に鑑み、データを光デ
ィスクに記録するに際し、ほこり等による使用環境の影
響を軽減し、記録されたデータの信頼性を向上する光デ
ィスク記録再生装置を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の光ディスク記録再生装置は、記録されたデ
ータの信頼性を確認するベリファイ手段とを備え、通常
記録に先立ち前記光学記録媒体にテスト信号を記録した
後再生し、記録されたテスト信号が正常に記録されてい
るかどうかを前記ベリファイ手段により確認を行い、正
常に記録されていない場合には、前回記録された同じ位
置に、前回と同じテスト信号を記録後ベリファイ手段に
よる確認を行い、前記記録及び確認動作が所定回数以内
に正常になった場合には、通常のデータ記録を実施し、
所定回数を過ぎても正常に記録されない場合は、異常セ
クターをセクター単位で交替領域と交替して通常のデー
タ記録をし、さらに前記所定回数の記録及び確認動作後
において、ベリファイ手段により検出される交替記録
必要な異常セクタ数の減少が見られない場合は、次回以
降の新規な記録を強制的に中止する構成を備えたもので
ある。
【0013】またリトライ記録時のレーザ光強度を切り
替えるリトライ記録パワー切り替え手段とを備え、リト
ライ記録時には、前回より大きい記録パワーで記録する
という構成を備えたものである。
【0014】
【作用】本発明は上記構成によって、光ディスクに記録
されたデータが異常である場合には、再度同じ位置に同
じデータを、前回と同一記録パワーもしくは前回より大
きい記録パワーで再度記録して確認し、記録及び確認動
作が所定回数を過ぎても正常に記録されない場合は、異
常セクターをセクター単位で交替領域と交替して通常の
データ記録をし、さらに前記所定回数の記録及び確認動
作後において、ベリファイ手段により検出される交替記
録の必要な異常セクタ数の減少が見られない場合は、次
回以降の新規な記録を強制的に中止するものであり、さ
らにリトライ記録時には、光ヘッドの対物レンズあるい
は光ディスクの汚れ警告素子により汚れを警告すること
により、交替領域がほとんど使用されない状態において
も、その汚れを警告可能とするとともに、特に再記録時
のパワーを上げることにより再記録時にはレンズ等に付
着したほこり等の影響による誤記録を最小限に抑えるこ
とが可能となり、誤記録を補完するための交替領域の使
用を最小限に抑えることができるものである。
【0015】
【実施例】以下本発明の第1実施例の光ディスク記録再
生装置について、図面を参照しながら説明する。
【0016】図1において1は光ディスク、2は前記光
ディスクを回転するディスクモ−タ、3は前記光ディス
ク1にデ−タの記録もしくは再生を行なう光ヘッド、4
は前記ディスクモータ2を回転させるディスクモ−タ制
御部、5は前記光ヘッド3に搭載された半導体レ−ザの
発光パワ−を制御するレ−ザパワ−制御部、6は前記光
ヘッド3で検出した前記光ディスク1に記録されたデ−
タの再生信号を2値化する再生信号処理部、7は回転中
の前記光ディスク1の面ぶれを吸収して、前記光ヘッド
3から照射されるレ−ザビ−ムを最適のフォーカス状態
で前記光ディスク1上に照射するフォーカス制御部、8
は光ヘッド3から照射されるレーザ光を特定のトラック
に連続して追従させるトラッキング制御部、9は、光ヘ
ッド3から照射されるレーザ光を任意のトラックにシ−
クさせるシーク制御部、10は前述した光ディスク記録
再生装置の各ブロック等をコントロ−ルするドライブ制
御部、11はホストコンピュ−タからのデ−タを光ディ
スクへの記録に適した符号に変調、もしくはその逆の復
調を行なうデ−タ変調復調部、12は前記デ−タ変調復
調部11で復調された再生デ−タのエラ−訂正およびエ
ラー数の計数や光ディスク記録再生装置とホストコンピ
ュ−タとのデ−タ通信等を行なうシステム制御部、13
−1は、前記光ヘッド3に対向して配置される記録、消
去時にバイアス磁界を与えるための磁界印加部、13−
2は、前記磁界印加部13−1に印加する磁界の極性を
制御する磁界制御部、14−2は光ヘッドの対物レンズ
あるいは光ディスクの汚れ警告素子であり、14−1は
14−2の光ヘッドの対物レンズあるいは光ディスクの
汚れ警告素子の駆動回路である。
【0017】以上のように構成された光ディスク記録再
生装置について、以下図1を用いてその動作を説明す
る。
【0018】光ディスク記録再生装置はホストコンピュ
ータから記録するデータを受け取った時には、システム
制御部12は、ドライブ制御部10に対して一連の動作
指令を送る。ドライブ制御部10はフォーカス制御部
7、トラッキング制御部8、シーク制御部9を用いて光
ヘッド3を目的トラックの先頭セクタへシークさせる。
ここでレーザパワー制御部5によりレーザパワーを消去
パワーに切り替え、既に書き込まれているデータの消去
を行った後、今度はレーザパワーを記録パワーに切り替
え一定のテスト信号を記録する。記録終了後、レーザパ
ワーを再生パワーに切り替える。次にドライブ制御部1
0はフォーカス制御部7、トラッキング制御部8、シー
ク制御部9を用いて光ヘッド3をデータを記録した先頭
セクタへシークさせ、記録を行ったテスト信号が正常に
記録されているかどうかの確認を行う。このベリファイ
確認が正常のときには、次の記録、再生動作を受付け、
異常の時には、フォーカス制御部7、トラッキング制御
部8、シーク制御部9を用いて光ヘッド3を異常が検出
されたセクタへシークさせる。ここでレーザパワー制御
部5によりレーザパワーを消去パワーに切り替え、既に
書き込まれているデータの消去を行った後、再度前回と
同一データの記録を行う。
【0019】次に、システム制御部12は14−1の光
ヘッドの対物レンズあるいは光ディスクの汚れ警告素子
の駆動回路を制御し14−2の光ヘッドの対物レンズあ
るいは光ディスクの汚れ警告素子を点灯もしくは発音
し、汚れを警告する。システム制御部12は少なくとも
1回以上のリトライ記録を行った後に、それでもベリフ
ァイ異常となるセクタについては、交替領域として確保
されている領域に前記異常セクタの交替記録を行う。
【0020】以上のようにリトライ記録が発生した時
に、警告を発することによりユーザに装置の異常状態を
早期に知らせることになり、定期的なメンテナンスより
も的確な装置及び光ディスクのクリーニングを実施する
ことが可能になるものである。このことにより、記録条
件が悪化している中で使用することによる、交替領域の
使用量を最小限に抑えることが可能になり、また過度の
メンテナンスクリーニングによる光ディスクの傷つき等
の問題も最小限に抑えることが可能になるものである。
【0021】以下本発明の第2の実施例について図面を
参照しながら説明する。図2において5−1はリトライ
記録を行う時の記録パワーを設定するリトライ記録パワ
ー切り替え部であり、その他の構成要素は図1と同じで
ある。
【0022】以上のように構成された光ディスク記録再
生装置について、以下図2を用いてその動作を説明す
る。
【0023】光ディスク記録再生装置はホストコンピュ
ータから記録するデータを受け取った時には、システム
制御部12は、ドライブ制御部10に対して一連の動作
指令を送る。ドライブ制御部10はフォーカス制御部
7、トラッキング制御部8、シーク制御部9を用いて光
ヘッド3を目的トラックの先頭セクタへシークさせる。
ここでレーザパワー制御部5によりレーザパワーを消去
パワーに切り替え、既に書き込まれているデータの消去
を行った後、今度はレーザパワーを記録パワーに切り替
え一定のテスト信号を記録する。記録終了後、レーザパ
ワーを再生パワーに切り替える。次にドライブ制御部1
0はフォーカス制御部7、トラッキング制御部8、シー
ク制御部9を用いて光ヘッド3をデータを記録した先頭
セクタへシークさせ、記録を行ったテスト信号が正常に
記録されているかどうかの確認を行う。このベリファイ
確認が正常のときには、次の記録、再生動作を受付け、
異常の時には、フォーカス制御部7、トラッキング制御
部8、シーク制御部9を用いて光ヘッド3を異常が検出
されたセクタへシークさせる。ここでレーザパワー制御
部5によりレーザパワーを消去パワーに切り替え、既に
書き込まれているデータの消去を行った後、今度はリト
ライ記録パワー切り替え部5−1により前回の記録パワ
ーより大きなパワーで再度前回と同一データの記録を行
う。
【0024】このことにより、レンズの汚れなどによっ
て発生する異常記録はほとんど解消されるため警告など
は採用しなくとも定期的なメンテナンスによって実用的
なレベルでの問題は発生しにくくなるものである。
【0025】しかしながら上記の場合も第1の実施例と
同じく、システム制御部12は14−1の光ヘッドの対
物レンズあるいは光ディスクの汚れ警告素子の駆動回路
を制御し14−2の光ヘッドの対物レンズあるいは光デ
ィスクの汚れ警告素子を点灯もしくは発音し、汚れを警
告するようにした方が長期の使用に対して記録情報の信
頼性の確保及びユーザの取扱に対する不安を無くするこ
とができるものである。
【0026】システム制御部12は少なくとも1回以上
のリトライ記録を行った後に、それでもベリファイ異常
となるセクタについては、交替領域として確保されてい
る領域に前記異常セクタの交替記録を行うか、再度同様
のリトライ記録を実施する。以上のようにリトライ及び
ベリファイの回数を増やすことによって記録データの信
頼性の向上、及び不要な交替領域の使用を抑え長期に渡
って安定な装置の使用を可能にするものである。
【0027】図3にリトライ時の記録パワーを変化させ
た場合の効果の一例を示す。図3において横軸はデータ
記録時の記録パワーの低下度合、縦軸は記録セクタ数に
対するベリファイエラーによる交替発生数の割合を示
す。交替セクタの発生割合は光ヘッド3の対物レンズお
よび光ディスク1の汚れに比例して急激に増加する傾向
があり例えば、記録時のパワーが正常な状態に比べて3
0%低下するようなゴミが光ヘッド3の対物レンズ上あ
るいは光ディスク1上に付着した場合では、従来の光デ
ィスク記録再生装置においては記録セクタ数の約15%
がベリファイエラーとなり交替領域へ交替されていたも
のが、例えばベリファイ異常となったセクタに再度、1
0%記録パワーを大きくして記録した場合、その交替の
発生割合はほとんど0%となることが実験的にも確認さ
れている。
【0028】また、汚れ警告素子14−2は、光ディス
ク記録再生装置の使用者に光ディスク1もしくは光ヘッ
ド3の対物レンズにゴミが付着している事を警告するた
めのものであり、この構成は例えば汚れ警告専用のLE
D等の発光素子を点滅させる、また多色発光素子を用い
て発光色を変える、圧電ブザー等を用いて音で警告する
などの構成がなされている。またベリファイ時の異常
判断されたデータ量や交替量に応じて発光素子の点滅周
期を変化させたり、発光色の周期的変化の周期を変化さ
せる、圧電ブザーの音量、または発音周期を変化させる
事も本発明の範囲である。
【0029】また装置で決められた回数のリトライ記録
後も交替量の減少が認められない場合は、ホストコンピ
ュータにその情報を返し、次回以降の記録を強制的に中
止、または、他の記録装置に切り換えることも有効であ
る。
【0030】なお本発明は、光磁気型の光ディスク記録
再生装置を引用して説明したが、相変化型などの光磁気
型以外の方式の光ディスク記録再生装置や、光カード、
光テープ等、光ディスク以外の記録装置にも適用される
ものである。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明は、レーザ光を用
いて光ディスクに信号を記録再生するに際し、リトライ
記録時のレーザ光強度を切り替えるリトライ記録パワー
切り替え手段と、記録されたデータの信頼性を確認する
ベリファイ手段と、光ヘッドの対物レンズあるいは光デ
ィスクの汚れ警告素子とその警告素子駆動回路を備え、
通常記録に先立ち前記光学記録媒体にテスト信号を記録
した後再生し、記録されたテスト信号が正常に記録され
ているかどうかを前記ベリファイ手段により確認を行
い、正常に記録されていない場合には、前回記録された
同じ位置に、前回と同じテスト信号を記録後ベリファイ
手段による確認を行い、前記記録及び確認動作が所定回
数以内に正常になった場合には、通常のデータ記録を実
施し、所定回数を過ぎても正常に記録されない場合は、
異常セクターをセクター単位で交替領域と交替して通常
のデータ記録をし、さらに前記所定回数の記録及び確認
動作後において、ベリファイ手段により検出される交替
記録の必要な異常セクタ数の減少が見られない場合は、
次回以降の新規な記録を強制的に中止すると同時に、リ
トライ記録動作の時には、前記光ヘッドの対物レンズあ
るいは光ディスクの汚れ警告素子により光ディスクの汚
れを警告することにより、実用使用状態でディスクや対
物レンズの汚れによる交替領域が使用される以前に、使
用者に光ヘッドの対物レンズおよび光ディスクの汚れ警
告を可能とするものである。このことにより、不要な交
替領域の使用を防ぎ交替領域不足によるディスク寿命を
発生することが無くなり、その効果は非常に大なるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における光ディスク記録
再生装置の概略ブロック図
【図2】本発明の第2の実施例における光ディスク記録
再生装置の概略ブロック図
【図3】本発明の第2の実施例におけるリトライ記録の
効果を説明する原理図
【図4】従来の光ディスク記録再生装置の概略ブロック
【符号の説明】
1 光ディスク 2 ディスクモータ 3 光ヘッド 4 ディスクモータ制御部 5 レーザパワー制御部 5−1 リトライ記録パワー切換部 6 再生信号処理部 7 フォーカス制御部 8 トラッキング制御部 9 シーク制御部 10 ドライブ制御部 11 データ変調復調部 12 システム制御部 13−1 磁界印加部 13−2 磁界制御部 14−1 光ヘッドの対物レンズおよび光ディスクの汚
れ警告素子駆動回路 14−2 光ヘッドの対物レンズおよび光ディスクの汚
れ警告素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 正二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 中村 良光 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 辻 誠三 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−113724(JP,A) 特開 昭59−154651(JP,A) 特開 平3−84732(JP,A) 特開 昭63−269320(JP,A) 特開 昭63−225925(JP,A)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光を用いて光学記録媒体に信号を
    記録再生する光ヘッドと、前記光学記録媒体と光ヘッド
    の間に相対的な運動を発生させる駆動手段と、前記光学
    記録媒体を最適フォーカス状態に制御するフォーカス制
    御手段と、信号の記録、再生、および既に記録された信
    号の消去を行う際のレーザ光強度を切り替えるレーザ光
    強度切り替え手段と、記録されたデータの信頼性を確認
    するベリファイ手段とを備え、通常記録に先立ち前記光
    学記録媒体にテスト信号を記録した後再生し、記録され
    たテスト信号が正常に記録されているかどうかを前記ベ
    リファイ手段により確認を行い、正常に記録されていな
    い場合には、前回記録された同じ位置に、前回と同じテ
    スト信号を記録後ベリファイ手段による確認を行い、前
    記記録及び確認動作が所定回数以内に正常になった場合
    には、通常のデータ記録を実施し、所定回数を過ぎても
    正常に記録されない場合は、異常セクターをセクター単
    位で交替領域と交替して通常のデータ記録をし、さらに
    前記所定回数の記録及び確認動作後において、ベリファ
    イ手段により検出される交替記録の必要な異常セクタ
    減少が見られない場合は、次回以降の新規な記録を強
    制的に中止するように構成されたことを特徴とする光学
    記録媒体記録再生装置。
  2. 【請求項2】 レーザ光を用いて光学記録媒体に信号を
    記録再生する光ヘッドと、前記光学記録媒体と光ヘッド
    の間に相対的な運動を発生させる駆動手段と、前記光学
    記録媒体を最適フォーカス状態に制御するフォーカス制
    御手段と、信号の記録、再生、および既に記録された信
    号の消去を行う際のレーザ光強度を切り替えるレーザ光
    強度切り替え手段と、再記録時のレーザ光強度を切り替
    える再記録パワー切り替え手段と、記録されたデータの
    信頼性を確認するベリファイ手段とを備え、通常記録に
    先立ち前記光学記録媒体にテスト信号を記録した後再生
    し、記録されたテスト信号が正常に記録されているかど
    うかを前記ベリファイ手段により確認を行い、正常に記
    録されていない場合には、前記再記録パワー切り替え手
    段により、前回記録された同じ位置に、前回より大きい
    記録パワーで同じテスト信号を記録後ベリファイ手段に
    よる確認を行い、前記記録及び確認動作が所定回数以内
    に正常になった場合には、通常のデータ記録を実施し、
    所定回数を過ぎても正常に記録されない場合は、異常セ
    クターをセクター単位で交替領域と交 替して通常のデー
    タ記録をし、さらに前記所定回数の記録及び確認動作後
    において、ベリファイ手段により検出される交替記録
    必要な異常セクタ数の減少が見られない場合は、次回以
    降の新規な記録を強制的に中止するように構成されたこ
    とを特徴とする光学記録媒体記録再生装置。
  3. 【請求項3】前記光ヘッドの対物レンズあるいは光学記
    録媒体の汚れ警告素子と前記警告素子駆動回路を備え、
    再記録動作の時には、前記光ヘッドの対物レンズあるい
    は光学記録媒体の汚れ警告素子により光学記録媒体の汚
    れを警告するように構成されたことを特徴とする請求項
    1あるいは2記載の光学記録媒体記録再生装置。
  4. 【請求項4】前記光ヘッドの対物レンズあるいは光学記
    録媒体の汚れ警告素子が発光素子であることを特徴とす
    る請求項3記載の光学記録媒体記録再生装置。
  5. 【請求項5】前記光ヘッドの対物レンズあるいは光学記
    録媒体の汚れ警告を発音素子の発音により行うことを特
    徴とする請求項3記載の光学記録媒体記録再生装置。
  6. 【請求項6】前記ベリファイ手段により確認を行い、正
    常に記録されていない場合には、交替セクタ量に応じ、
    対物レンズあるいは光学記録媒体の汚れ警告を行う発光
    素子の点滅もしくは発光素子の発光色の周期的変化の周
    期を変化させることを特徴とする請求項4記載の光学記
    録媒体記録再生装置。
  7. 【請求項7】前記ベリファイ手段により確認を行い、正
    常に記録されていない場合には、交替セクタ量に応じ、
    対物レンズあるいは光学記録媒体の汚れ警告を行う発音
    素子の音量または周期的変化の周期を変化させることを
    特徴とする請求項5記載の光学記録媒体記録再生装置。
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