JP3134915U - 摩擦係合強度の強化するクラッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】クラッチパッドの磨耗量を減少させて、クラッチパッドの界面温度上昇の程度を低下させ、使用寿命を延長する。
【解決手段】復帰素子30により牽制される各クラッチウエイト20が遠心力で開閉動作の過程で、高度な技術を運用し、主要ドライブプレイト11の強制部はエンジンからのトルクを受け続け、クラッチウエイトの強押凹面21に押圧動作により、各クラッチウエイトの反応時間が少量の差があっても、復帰素子の強度が少し差別があっても、強制部のクラッチウエイトに対する押圧作用により、各クラッチウエイトの摩擦係合能力を強化し、クラッチウエイトの摩擦係合過程で振動現象を減少させ、動力伝達の安定性を増進し、それで、クラッチパッドと従動デスクフレーム51(クラッチハウジング)間の摩擦滑り時間を短縮させる。
【選択図】図6

Description

本考案は摩擦係合強度を強化するクラッチに関するものであって、特に、クラッチウエイトの摩擦係合能力を強化し、動力伝達を更に安定した高摩擦係合力、摩擦係合が平穏なクラッチに関するものである。
遠心クラッチはよく自動二輪車のおく無段変速機(CVT)に搭載されており、ドリブンプリーの回転速度に応じて、回転速度の増加に伴い、クラッチに軸支されるクラッチウエイトが遠心力の作用で、クラッチ部の外周側に移動し、クラッチウエイトにあるクラッチパッドが従動デスクフレーム(クラッチハウジング)に接触し、エンジンからの動力が出力軸に伝達され、車輪が転がる。回転速度の低下でクラッチウエイトがクラッチ部の外周側から戻る動作により、動力の出力軸への伝動を遮断する。クラッチウエイトがドリブンプリーの回転速度に応じて、効果的な摩擦係合するのが、各クラッチウエイトのおく所の両側に連接する引っ張るスプリング(復帰素子)の引っ張り力により開閉作動のタイミングを決定する。
理論的には、各クラッチウエイトがその間にある引っ張るスプリングによりお互に牽制され、各引っ張るスプリングの強度が一緒であることが求められる場合、各クラッチウエイト動作の速度と角度が一致する。実務的には、ドリブンプリーの回転速度は道路状況またはストロール操作の差異により、ドリブンプリーは一般的に定速ではない回転状態にあり、各クラッチウエイトの遠心力の大きさや作動時間に差異を存在させ、よって、各クラッチウエイトの摩擦係合過程は、不安定なクラッチ振動現象が起きて、動力伝達の不安定が招いている。
本考案の目的は、高摩擦係合力で、摩擦係合が平穏なクラッチを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項記載の発明のクラッチは基板アセンブリに複数のクラッチウエイトが組立され、クラッチウエイトにそれぞれ復帰素子が設けられる。基板アセンブリは、少なくとも一つの主要ドライブプレイトと一つの関連従動プレートを有する。主要ドライブプレイトには各クラッチウエイトに対して複数の強制部を有し、主要ドライブプレイトが差動回転作用で関連従動プレートを駆動され、関連従動プレートに各クラッチウエイトを組立し、各クラッチウエイトに、各強制部に相対してそれぞれ強制部と接触する強押凹面が形成される。
本考案のクラッチは、前記強制部がエンジンのトルクを受け続けて、前記クラッチウエイトの強押凹面に圧迫し、前記強制部が前記クラッチウエイトの強押面に接触、移動する変化で押圧することにより、各クラッチウエイトの摩擦係合能力を強化し、前記クラッチウエイトの摩擦係合過程で形成された逆転止め作用により、動力伝達の安定性を増進する。また、本発明のクラッチは、クラッチウエイトが摩擦滑りの時間を短縮し、クラッチパッドの界面温度上昇の程度を低下させ、使用寿命を延長する。
高摩擦係合力、摩擦係合が平穏なクラッチは図1〜図6で示されるように、基板アセンブリ10に複数のクラッチウエイト20が軸支され、各近所のクラッチウエイト20にそれぞれ引っ張るスプリング30が設置される(図6)。基板アセンブリ10は、少なくとも一つの主要ドライブプレイト11と一つの関連従動プレート12を有する。主要ドライブプレイト11には各クラッチウエイトに対して、関連従動プレート12を経由する複数の強制部13を有し、主要ドライブプレイト11が差動回転動作で関連従動プレート12を駆動され、関連従動プレート12に有する旋回軸14により、各クラッチウエイトが軸支される。各クラッチウエイト20に各強制部13に対してそれぞれ強制部13と接触する強押面210を有する強押凹面21が形成される(図5、図6)。
図5〜図8で示されるように、クラッチが動作する時、回転が定速でない基板アセンブリ10は、強制部13がクラッチウエイト20の強押面210に接触、圧迫する変化で押圧作用により、各クラッチウエイト20の摩擦係合能力を強化し、クラッチウエイト20がクラッチ外周側に移動し摩擦係合の過程で逆転止め作用が形成され、動力伝達を更に安定させる。
本考案の具体的な実施例は図3、図4、図6で示されるよう、基板アセンブリ10の主要ドライブプレイト11には各クラッチウエイト20内面に対して関連従動プレート12の円弧形の長円形穴部120を経由する複数のピン形状の強制部13が設けられ、主要ドライブプレイト11には複数の中間共回転素子取り付け用口110が設けられ、関連従動プレート12には取り付け用口110に対して複数のスロット開口121を有し、対応設置される取り付け用口110とスロット開口121の間には、圧縮可能で、弾性の持つ中間共回転素子40を有する。図5〜図8の示すように、回転速度が増加する基板アセンブリ10は、各クラッチウエイト20が遠心力で摩擦係合動作が行い、関連従動プレート12の受ける回転抵抗力が中間共回転素子40の変形設定値より強い場合、中間共回転素子40は変形をし、主要ドライブプレイト11と関連従動プレート12の間に差動回転が発生し、主要ドライブプレイト11のピン形状の強制部13はエンジンからのトルクを受け続けて、クラッチウエイト20のV字型強押凹面21の強押面210に圧迫して押圧動作をし、各クラッチウエイト20のクラッチパッド22が従動デスク50フレーム51にの摩擦係合能力を強化し、と同時に、クラッチウエイト20がクラッチ外周側に開き、従動デスク50のフレーム51と接触して摩擦係合する過程で、振動が減少され、逆転止め効果を達成し、クラッチウエイト20の動力伝達の順調性と安定性を増進する。摩擦係合力の強化と逆転止めの効果は、クラッチウエイト20のクラッチパッド22と従動デスク50のフレーム51との摩擦滑り時間を短縮し、これにより、クラッチパッドの摩耗が減少させ、クラッチパッドの界面温度上昇の程度を低下させ、使用寿命を延長する。
本考案の第一実施例として、下記のような構造の運用により優れた効果を達成可能である。基板アセンブリ10の主要ドライブプレイト11の各取り付け用口110のスロット開口には強制フランジ111が形成され、強制フランジ111により中間共回転素子40の脱離を防止し、中間共回転素子40は柔軟性、耐化学性と圧縮弾性の持つゴム製品である。図5〜図8で示されるように、主要ドライブプレイト11が中間共回転素子40を媒介物として、関連従動プレート12を起動させ、各クラッチウエイト20が遠心力で摩擦係合動作を行い、関連従動プレート12の受ける回転抵抗力が中間共回転素子40の変形設定値より強い場合、中間共回転素子40が変形され、主要ドライブプレイト11と関連従動プレート12の間に差動回転が発生し、主要ドライブプレイト11のピン形状の強制部13はエンジンからのトルクを受け続けて、クラッチウエイト20のV字型強押凹面21の強押面210に圧迫して押圧動作をし、クラッチウエイト20が従動デスク(クラッチハウジング)50の摩擦係合能力を強化できる。
第一実施例により、主要ドライブプレイト11の取り付け用口110と関連従動プレート12のスロット開口121の間に装着される中間共回転素子40は圧縮バネで、ゴム製品と同様の効果が達成できる。
更に、上記の実施例により、本考案は下記の第二実施例により同様の効果が達成でき、図9〜図14で示される。基板アセンブリ10の主要ドライブプレイト11が軸方向の内面に関連従動プレート12を経由する動作補助フレーム15と結合することを有し、動作補助フレーム15には各クラッチウエイト20内面に対し、凸状の複数の強制部13Aと複数のフック部150が形成され、各フック部150にフック穴151を有し、関連従動プレート12にはフック穴151に対する複数の保持口122を有し、主要ドライブプレイト11の動作補助フレーム15にある各フック穴151と、関連従動プレート12に対応設置される各保持口122には、位置偏移を制限のある螺旋バネ中間共回転素子41の両端が連接し、関連従動プレート12には旋回軸14により各クラッチウエイト20が軸支され、前記凸状の強制部13AはV字型強押凹面21に押圧する。回転速度が増加する基板アセンブリ10は、各クラッチウエイト20が遠心力で摩擦係合し、関連従動プレート12が受ける回転抵抗力は螺旋バネ中間共回転素子41の変形設定強度より強い場合、螺旋バネ中間共回転素子41が変形され、主要ドライブプレイト11と関連従動プレート12の間に相対的な差動回転動作が形成され、主要ドライブプレイト11はエンジンからのトルクを受け続け、強制部13Aによりクラッチウエイト20にV字型強押凹面21の強押面210に強押し、各クラッチウエイト20のクラッチパッド22が従動デスク50フレーム51に摩擦係合能力を強化し、同時に、凸状の強制部13Aがクラッチウエイト20のV字型槽21にの押圧作用により、クラッチウエイト20の摩擦係合動作には逆転止め作用をし、振動頻度減少効果を達成し、動力伝達の順調性と安定性を増進し、また、クラッチパッド22の摩損を減少させる。この実施例には、図10〜図15のように、主要ドライブプレイト11の動作補助フレーム15に径方向の凸状の強制部13Aには小円形穴130を有し、小円形穴130にローラー31が組立され、ローラー131の車輪部がクラッチウエイトのV字型強押凹面21に接触して、回転方式で移動し、V字型強押凹面21内の強押面210が摩耗による変形しにくくなる。
更に、この第二実施例により試験、図21のような磨耗係合模擬試験と、図22のような実車テストにより、本考案の新規実用性と効果を証明している。図21の磨耗係合模擬試験で、回転しているクラッチウエイトが遠心力で従動デスク50のフレーム51(クラッチハウジング)に対する磨耗係合力のシミュレーションは、コンプレッサーで圧力設定を利用し、クラッチウエイトに遠心力と同じ強度の力を与える。テストの結論では、図21から分かるように、違う圧力でテストしても、本考案のクラッチのクラッチウエイトがクラッチハウジングに対する磨耗係合力はどれも30%以上も上がる。
また、図22の実車テストはキムコグランドディンク(Kymco Grand Dink)250、二人乗りで、いろいろな道路と傾斜地域で、車が停止状態からストロールを開き車が起動できるまでのエンジン回転速度をテストし、公知のクラッチと本考案のクラッチを比較すると、図22から分かるように、本発明の第二実施例により、構造A[中間共回転素子の着装なし]、または構造B[中間共回転素子の着装あり]中のクラッチウエイトの摩擦係合力はどちらも強化効果があり、クラッチハウジングに対する磨耗係合力がより強くなるため、本考案のクラッチのクラッチウエイトはより低い回転速度でクラッチハウジングに磨耗係合して回転させられ、クラッチウエイトがクラッチハウジングにの摩擦滑り時間を減少させ、本考案のクラッチのクラッチウエイトの界面温度上昇程度も減少させ、クラッチウエイトのクラッチパッドは焼け焦げて熱変質しにくくなり、異臭の発生を防ぎ、使用寿命を延長させる。本テストからも中間共回転素子の有無、または変形設定値の大きさにより、差動回転動作のタイミングを決めることがわかる。
また、本テストより、公知クラッチはクラッチウエイトの磨耗係合力が小さいので、より高いエンジン回転速度でないとクラッチハウジングを駆動することができず、または、クラッチパッドがクラッチハウジングに摩擦時間がよく長すぎて、クラッチパッドの界面温度上昇により焼け焦げて熱変質し、摩耗が速くなることが分かる。
その他、上記の実施例に基づいて、本考案は下記の第三実施例により、同様の効果を達成することができ、図16〜図18で示されるように、基板アセンブリ10の主要ドライブプレイト11からは動作補助フレーム15Aと結合することを有し、動作補助フレーム15Aと関連従動プレート12との間に複数の中間共回転素子40Aを有し、回転している主要ドライブプレイト11は動作補助フレーム15Aの中間共回転素子40Aにより関連従動プレート12を起動して一緒に回転する。また、主要ドライブプレイト11の動作補助フレーム15Aには、各クラッチウエイト20Aに対して複数の凸状の強制部13Aが形成され、関連従動プレート12により各クラッチウエイト20Aが組立され、各クラッチウエイトには各凸状の強制部13Aに対して各凸状の強制部13Aと接触する強押凹面21が形成される。図18〜図20で示されるように、定速ではない回転する基板アセンブリ10がある回転速度まで回転しつづけ、クラッチウエイト20Aが遠心力で摩擦係合動作を行い、関連従動プレート12の受ける回転抵抗力が中間共回転素子40Aの変形設定値より強い際、主要ドライブプレイト11と関連従動プレート12が差動回転動作で駆動回転し、主要ドライブプレイト11の強制部13Aはエンジンのトルクを受け続け、クラッチウエイト20Aの強押凹面21に圧迫し、強制部13Aがクラッチウエイト20Aの強押凹面21の強押面210に接触と移動変化が達成する押圧作用により、各クラッチウエイト20Aの摩擦係合能力を強化する。
本考案の上記の第三実施例の更に具体的な構造は図16〜図18で示されるように、基板アセンブリ10の主要ドライブプレイト11の動作補助フレーム15Aに複数の第一フック152が形成される。関連従動プレート12は第一フック152に対して、複数の保持部123を有し、且つ、中間共回転素子40Aの両端は各対応設置される保持部123と第一フック152に連接される。図18、図19、図20で示されるように、回転速度が上がる基板アセンブリ10は、各クラッチウエイト20Aが摩擦係合作動を行い、遠心力の作動が完成すると共に、関連従動プレート12の受ける回転抵抗力が中間共回転素子40Aの変形設定値より強い際、中間共回転素子40Aが変形することにより、主要ドライブプレイト11と関連従動プレート12の間に差動動作が発生し、主要ドライブプレイト11の凸状の強制部13Aがエンジンのトルクを受け続け、クラッチウエイト20Aの強押凹面21に圧迫し、押圧作用が発生する。
本考案の第三実施例の更に具体的な構造は図16〜図18で示されるように、基板アセンブリ10の主要ドライブプレイト11の動作補助フレーム15A上に複数の第二フック153が形成される。関連従動プレート12には複数のガイド枠124が設けられ、ガイド枠124により、各クラッチウエイト20Aを組立し、各クラッチウエイト20Aにある復帰素子30が動作補助フレーム15Aの第二フック153と連接し、各クラッチウエイト20A内面には、各凸状の強制部13Aに対して、強押凹面21が形成され、凸状の強制部13Aが強押凹面21に接触する。各クラッチウエイト20Aのクラッチパッドが従動デスク50のフレーム51(クラッチハウジング)にの摩擦係合力を強化すると同時に、凸状の強制部13Aの押圧作用により、クラッチウエイト20Aがガイド枠124にの遠心力作動が逆転止め作用により、動力伝達の順調性と安定性を増進する。
上記の第一、第二、第三実施例により、クラッチウエイト20には強制部13Aに対して、固定口23が形成され、固定口23に耐磨耗材質で作る耐磨耗性ブロック24が固定され、耐磨耗性ブロック24に強押凹面21が形成され、各強押凹面21がそれぞれ強制部13Aと接触し、強押凹面21は耐磨耗性で変形しにくく、只耐磨耗性ブロック24の置き換えにより、クラッチウエイト20の重さの設定と強押凹面21の傾斜度の変更ができ、或いは、設定できる。即ち、耐磨耗性ブロック24材質の比重変更により、クラッチウエイト20の重さが必要性に応じて設定でき、強制部13Aが圧迫する強押凹面21の強押面210の傾斜度も変更により適当的な補助力を設定し、最適な功能を発揮する。
本考案では好ましい実施例を前述の通り開示したが、これらは決して本考案に限定するものではなく、当該技術を熟知する者なら誰でも、本考案の精神と領域を脱しない範囲内で各種の変動や潤色を加えることができ、従って本考案明の保護範囲は、実用新案請求の範囲で指定した内容を基準とする。
本考案の第一実施例の透視図(1)である。 本考案明の第一実施例の透視図(2)である。 本考案の第一実施例の分解組立図(1)である。 本考案の第一実施例の分解組立図(2)である。 本考案の第一実施例の断面図である。 本考案の第一実施例のクラッチウエイト作動前状態の平面図である。 本考案の第一実施例のクラッチウエイト作動過程状態を示す平面図(1)である。(クラッチウエイトが摩擦滑り中、強制部が作動前状態である) 本考案の第一実施例のクラッチウエイト作動過程状態を示す平面図(2)である。(強制部が強押凹面に移動し圧迫する) 本考案の第二実施例の透視図(1)である。 本考案明の第二実施例の透視図(2)である。 本考案の第二実施例の分解組立図(1)である。 本考案の第二実施例の分解組立図(2)である。 本考案の第二実施例の断面図である。 本考案の第二実施例のクラッチウエイト作動前状態の平面図である。 本考案の第二実施例のクラッチウエイト作動過程状態を示す平面図である。 本考案の第三実施例の透視図である。 本考案の第三実施例の分解組立図である。 本考案の第三実施例のクラッチウエイト作動前状態の平面図である。 本考案の第三実施例のクラッチウエイト作動過程状態を示す平面図(1)である。(クラッチウエイトが摩擦滑り中、強制部が作動前状態である) 本考案の第三実施例のクラッチウエイト作動過程状態を示す平面図(2)である。(強制部が強押凹面に移動し圧迫する) 本考案の摩擦係合力模擬テスト分析図である。 本考案の実車テスト分析図である。
符号の説明
10 基板アセンブリ
11 主要ドライブプレイト
110 取り付け用口
111 強制フランジ
12 関連従動プレート
120 長円形穴部
121 スロット開口
122 保持口
123 保持部
124 ガイド枠
13、13A 強制部
130 小円形穴
131 ローラー
14 旋回軸
15、15A 動作補助フレーム
150 フック部
151 フック穴
152 第一フック
153 第二フック
20、20A クラッチウエイト
21 強押凹面
210 強押面
22 クラッチパッド
23 固定口
24 耐磨耗性ブロック
30 復帰素子
40、40A 中間共回転素子
41 螺旋バネ中間共回転素子
50 従動デスク
51 フレーム

































Claims (15)

  1. クラッチであって、基板アセンブリに複数のクラッチウエイトが設けられ、前記クラッチウエイトにそれぞれ復帰素子が設置され、各クラッチウエイトが遠心力より作動する時、開閉動作(クラッチ外周側に移動、外周側から戻るという動作)を形成し、
    前記基板アセンブリは、少なくとも主要ドライブプレイトとともに関連従動プレートを備え、
    前記主要ドライブプレイトには前記クラッチウエイトに対して複数の強制部を有し、前記主要ドライブプレイトが差動回転で関連従動プレートを駆動し、
    前記関連従動プレートには各クラッチウエイトが設けられ、各クラッチウエイトには、前記強制部に対してそれぞれ強制部と接触される強押凹面が形成され、
    前記強制部がエンジンからのトルクを受け続けて、前記クラッチウエイトの強押凹面に圧迫し、前記強制部が前記クラッチウエイトの強押面に接触や移動の変化で押圧することにより、さらに各クラッチウエイトの摩擦係合能力を強化し、前記クラッチウエイトの摩擦係合過程で形成された逆転止め作用により、動力伝達の安定性を増進することを特徴とするクラッチ。
  2. 前記主要ドライブプレイトと前記関連従動プレートの間には複数の中間共回転素子が設けられ、前記主要ドライブプレイトは前記中間共回転素子により前記関連従動プレートを起動させて一緒に回転し、
    前記主要ドライブプレイトが差動回転作用で前記関連従動プレートを駆動させるタイミングは、前記中間共回転素子の変形設定値より決めることを特徴とする請求項1に記載のクラッチ。
  3. 前記主要ドライブプレイトには、各クラッチウエイトの内面に対して複数のピン形状の強制部が設けされ、また、前記主要ドライブプレイトには複数の中間共回転素子の取り付け用口が設けされ、前記関連従動プレートには前記取り付け用口に対して複数のスロット開口を有し、
    前記主要ドライブプレイトの取り付け用口と前記関連従動プレートの対応設置されたスロット開口の間には、圧縮可能の中間共回転素子を有し、各クラッチウエイトには各ピン形状の強制部に対してV字型のような強押凹面が形成され、前記ピン形状の強制部が前記V字型強押凹面に接触することを特徴とする請求項1または2に記載のクラッチ。
  4. 前記主要ドライブプレイトの各取り付け用口には強制フランジが形成され、前記強制フランジから前記中間共回転素子の脱離を制限し、前記中間共回転素子は柔軟性、耐化学性と圧縮弾性の持つゴム製品であることを特徴とする請求項3に記載のクラッチ。
  5. 前記主要ドライブプレイトの取り付け用口と前記関連従動プレートのスロット開口の間に装着される前記中間共回転素子は圧縮バネであることを特徴とする請求項3に記載のクラッチ。
  6. 前記主要ドライブプレイトの一面は複合形式で結合の動作補助フレームであり、また、前記主要ドライブプレイトと前記動作補助フレームと結合の複合機構には、各クラッチウエイトに対して複数の強制部が設けされ、前記複合機構と前記関連従動プレートの間に複数の中間共回転素子が設けられ、それで動作補助フレームと結合する前記主要ドライブプレイトは、差動回転で前記関連従動プレートを駆動させることを特徴とする請求項1に記載のクラッチ。
  7. 前記主要ドライブプレイトの軸向きの内面に動作補助フレームと結合を有し、前記動作補助フレームには各クラッチウエイトに対して凸状の複数の強制部と複数のフック部が形成され、
    各フック部にフック穴が設けられ、前記関連従動プレートには前記フック穴に対して複数の保持口を有し、
    前記主要ドライブプレイトの動作補助フレームにある各フック穴と、前記関連従動プレートに対応設置された各保持口には、有する中間共回転素子の両端と連接し、前記関連従動プレートには旋回軸により各クラッチウエイトを回動可能に軸支されることを特徴とする請求項6に記載のクラッチ。
  8. 前記主要ドライブプレイトの動作補助フレームにある各フック穴と、前記関連従動プレートの対応設置された各保持口には、シフト防止の螺旋バネ中間共回転素子の両端が連接することを特徴とする請求項7に記載のクラッチ。
  9. 前記螺旋バネ中間共回転素子は、前記関連従動プレートにクラッチウエイトが軸支される時に、直接前記旋回軸に一緒に組立され、前記螺旋バネ中間共回転素子の位置偏移を制限し定位させることを特徴とする請求項8に記載のクラッチ。
  10. 前記主要ドライブプレイトの軸向きの内面に、前記関連従動プレートを経由することを有する動作補助フレームが結合され、前記動作補助フレームと前記関連従動プレートの間に複数の中間共回転素子が設けられ、
    それで主要ドライブプレイトは、前記動作補助フレームの所で前記中間共回転素子により前記関連従動プレートを起動して一緒に回転することを特徴とする請求項6に記載のクラッチ。
  11. 前記動作補助フレームには各クラッチウエイトの内面に対して複数の径方向に凸状の強制部を有し、フレームに複数の第一フックが形成され、
    前記関連従動プレートには前記第一フックに対して複数の保持部を有し、そこで中間共回転素子の両端は各保持部と各対応設置されたフック部に連接することを特徴とする請求項10に記載のクラッチ。
  12. 前記動作補助フレームには各クラッチウエイトの内面に対して複数の径方向に凸状の強制部を有し、前記フレームに複数の第二フックが形成され、
    前記関連従動プレートに複数のガイド枠が設けられ、複数のガイド枠により各クラッチウエイトを組立すると共に、各クラッチウエイトの引っ張るスプリングが前記動作補助フレームの第二フックに連接することを特徴とする請求項10に記載のクラッチ。
  13. 前記主要ドライブプレイトの動作補助フレームの径方向の凸状の強制部には小円形穴が設けられ、前記小円形穴にのローラーを組立することを有する特徴とする請求項7または10に記載のクラッチ。
  14. 前記クラッチウエイトの内面には前記強制部と対して固定口が設けられ、前記固定口には耐磨耗性の材質で作る耐磨耗性ブロックが固定され、前記耐磨耗性ブロックに前記強押凹面が形成され、前記各強押凹面はそれぞれ前記各強制部が押圧することを特徴とする請求項1に記載のクラッチ。
  15. 前記復帰素子は引っ張るスプリングであることを特徴とする請求項1に記載のクラッチ。
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