JP3134105B2 - 流体回路用圧力調整装置 - Google Patents
流体回路用圧力調整装置Info
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- JP3134105B2 JP3134105B2 JP04209434A JP20943492A JP3134105B2 JP 3134105 B2 JP3134105 B2 JP 3134105B2 JP 04209434 A JP04209434 A JP 04209434A JP 20943492 A JP20943492 A JP 20943492A JP 3134105 B2 JP3134105 B2 JP 3134105B2
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/32—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
- B60T8/34—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
- B60T8/36—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition including a pilot valve responding to an electromagnetic force
- B60T8/3615—Electromagnetic valves specially adapted for anti-lock brake and traction control systems
- B60T8/3655—Continuously controlled electromagnetic valves
- B60T8/366—Valve details
- B60T8/367—Seat valves, e.g. poppet valves
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- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05D—SYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
- G05D16/00—Control of fluid pressure
- G05D16/20—Control of fluid pressure characterised by the use of electric means
- G05D16/2006—Control of fluid pressure characterised by the use of electric means with direct action of electric energy on controlling means
- G05D16/2013—Control of fluid pressure characterised by the use of electric means with direct action of electric energy on controlling means using throttling means as controlling means
- G05D16/2024—Control of fluid pressure characterised by the use of electric means with direct action of electric energy on controlling means using throttling means as controlling means the throttling means being a multiple-way valve
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05D—SYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
- G05D16/00—Control of fluid pressure
- G05D16/20—Control of fluid pressure characterised by the use of electric means
- G05D16/2093—Control of fluid pressure characterised by the use of electric means with combination of electric and non-electric auxiliary power
- G05D16/2097—Control of fluid pressure characterised by the use of electric means with combination of electric and non-electric auxiliary power using pistons within the main valve
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- Magnetically Actuated Valves (AREA)
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Description
【０００１】本発明は流体回路用圧力調整装置に関す
る。
る。
【０００２】この圧力調整装置は特に自動車のアンチロ
ックブレーキ装置に適する。今日のアンチロック装置
は、加圧流体源とブレーキモータのような受圧装置との
間に、車両の車輪の回転速度を表わす信号に応じて計算
器により制御される電磁弁を採用していて、一般的に、
計算器が車輪の切迫したロックを検出した時にブレーキ
モータ内の流体圧力を釈放し、それから切迫したロック
が再び検出されるまでブレーキモータを他の加圧流体源
に接続して圧力を再び上昇させ、そしてこのサイクルを
繰返すようになっている。同一種の電磁弁がアンチスリ
ップ装置に採用されていて、計算器が駆動輪のスリップ
の傾向を検出した時にこの駆動輪のブレーキモータに圧
力を発生させ、スリップの傾向が消えた時にこの圧力を
釈放するようになっている。
ックブレーキ装置に適する。今日のアンチロック装置
は、加圧流体源とブレーキモータのような受圧装置との
間に、車両の車輪の回転速度を表わす信号に応じて計算
器により制御される電磁弁を採用していて、一般的に、
計算器が車輪の切迫したロックを検出した時にブレーキ
モータ内の流体圧力を釈放し、それから切迫したロック
が再び検出されるまでブレーキモータを他の加圧流体源
に接続して圧力を再び上昇させ、そしてこのサイクルを
繰返すようになっている。同一種の電磁弁がアンチスリ
ップ装置に採用されていて、計算器が駆動輪のスリップ
の傾向を検出した時にこの駆動輪のブレーキモータに圧
力を発生させ、スリップの傾向が消えた時にこの圧力を
釈放するようになっている。
【０００３】採用されている電磁弁は、全か無かの法則
で作動する電磁弁である。上述したようなサイクルが連
続するアンチロック又はアンチスリップ期間は、非常に
短かい時間で終るが、この間に電磁弁は多数回にわたり
状態が変化する。このため、電磁弁の可動部分からは不
快な打音が発生することとなる。
で作動する電磁弁である。上述したようなサイクルが連
続するアンチロック又はアンチスリップ期間は、非常に
短かい時間で終るが、この間に電磁弁は多数回にわたり
状態が変化する。このため、電磁弁の可動部分からは不
快な打音が発生することとなる。
【０００４】更に、装置は全か無かの法則で作動するの
で、ブレーキに圧力サージが起こり、一時的に制御不良
の作動状態を生じさせることとなる。
で、ブレーキに圧力サージが起こり、一時的に制御不良
の作動状態を生じさせることとなる。
【０００５】本発明の目的は、比例電磁弁を採用して、
下流側の回路内に、電磁弁の磁性コアの変位の特定の範
囲内で電磁弁のコイルを流れる電流の関数である流体圧
力を発生させることにより、上記不具合を解消すること
である。
下流側の回路内に、電磁弁の磁性コアの変位の特定の範
囲内で電磁弁のコイルを流れる電流の関数である流体圧
力を発生させることにより、上記不具合を解消すること
である。
【０００６】この種の電磁弁は、可動部分の打音を生じ
させることなく、コイルを流れる電流を変えるだけで制
御でき、その結果ブレーキの圧力サージを相当低減でき
るという利点がある。更に、この種の電磁弁は、車載用
として知られているように可変周波数で直流を断続する
計算器、あるいは代りとして、固定周波数且つ可変サイ
クル比で直流を断続して、コイルにより誘導される電流
の強さをサイクル比の関数とした計算器により、容易に
制御することができる。
させることなく、コイルを流れる電流を変えるだけで制
御でき、その結果ブレーキの圧力サージを相当低減でき
るという利点がある。更に、この種の電磁弁は、車載用
として知られているように可変周波数で直流を断続する
計算器、あるいは代りとして、固定周波数且つ可変サイ
クル比で直流を断続して、コイルにより誘導される電流
の強さをサイクル比の関数とした計算器により、容易に
制御することができる。
【０００７】この種の電磁弁は例えば米国特許第４,７
４４,３８９号明細書に記載されている。しかしなが
ら、この明細書に記載された電磁弁は、特にその励磁時
に使用される圧力のため流体アンチロックブレーキ回路
に配設することができない。事実、この明細書の電磁弁
は比較的低い圧力を調整する装置内で常に作動するよう
に設計されている。従って、この物理的制限がブレーキ
モータ内の高圧のもとでこの種の電磁弁の使用を妨げて
いる。更に、この電磁弁は、コイルの電流が直線的に減
少した時に圧力を直線的に上昇させたりその逆の作用を
行うことができない。
４４,３８９号明細書に記載されている。しかしなが
ら、この明細書に記載された電磁弁は、特にその励磁時
に使用される圧力のため流体アンチロックブレーキ回路
に配設することができない。事実、この明細書の電磁弁
は比較的低い圧力を調整する装置内で常に作動するよう
に設計されている。従って、この物理的制限がブレーキ
モータ内の高圧のもとでこの種の電磁弁の使用を妨げて
いる。更に、この電磁弁は、コイルの電流が直線的に減
少した時に圧力を直線的に上昇させたりその逆の作用を
行うことができない。
【０００８】本発明の目的は、圧力をコイルの電流の関
数として直線的に変化させることができ、流体回路内の
高圧のもとでコイルを励磁することができ、しかも、構
造が簡単で組付けが容易な電磁弁を提供することにあ
る。
数として直線的に変化させることができ、流体回路内の
高圧のもとでコイルを励磁することができ、しかも、構
造が簡単で組付けが容易な電磁弁を提供することにあ
る。
【０００９】従って、本発明の主題は、少なくとも１つ
の加圧流体源、受圧装置及び低圧流体リザーバを設けた
流体回路に用いられるものであって、計算器により制御
され、且つ、ヨークの内部に、電磁コイルと、本体に設
けた孔内を摺動するスライダを制御する摺動可能な磁性
コアとを備えている電磁弁を有しており、スライダがそ
の両側で孔内に２つの室を画成するとともに、受圧装置
に連通し且つ予負荷弾性装置に対抗してコイルにより発
生された力を補助する反力を設定する流体収容空間を備
え、流体収容空間がスライダ内に形成された盲孔から成
り、ニードルが流体収容空間を実質的に密封的に閉鎖す
るとともに、半径方向の穿孔が該空間をスライダの外周
部に設けた溝に接続している圧力調整装置である。
の加圧流体源、受圧装置及び低圧流体リザーバを設けた
流体回路に用いられるものであって、計算器により制御
され、且つ、ヨークの内部に、電磁コイルと、本体に設
けた孔内を摺動するスライダを制御する摺動可能な磁性
コアとを備えている電磁弁を有しており、スライダがそ
の両側で孔内に２つの室を画成するとともに、受圧装置
に連通し且つ予負荷弾性装置に対抗してコイルにより発
生された力を補助する反力を設定する流体収容空間を備
え、流体収容空間がスライダ内に形成された盲孔から成
り、ニードルが流体収容空間を実質的に密封的に閉鎖す
るとともに、半径方向の穿孔が該空間をスライダの外周
部に設けた溝に接続している圧力調整装置である。
【００１０】本発明によると、ニードルは電磁コイルの
ヨークに対して固定のカップに当接し、カップはスライ
ダの休止位置を限定するとともに、ボールを設けた弁の
戻しスプリングのための支持体として働き、この弁は、
一方の室とリザーバとの間に配置されて、電磁弁が励磁
されていない時には圧力状態の流体回路をリザーバから
隔離するように通常閉じているが、駆動された磁性コア
によって開放される。このカップはヨークに一体的に連
結されていることが好ましい。
ヨークに対して固定のカップに当接し、カップはスライ
ダの休止位置を限定するとともに、ボールを設けた弁の
戻しスプリングのための支持体として働き、この弁は、
一方の室とリザーバとの間に配置されて、電磁弁が励磁
されていない時には圧力状態の流体回路をリザーバから
隔離するように通常閉じているが、駆動された磁性コア
によって開放される。このカップはヨークに一体的に連
結されていることが好ましい。
【００１１】以下、本発明の実施例について添付図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【００１２】比例電磁弁のコイルは、磁性コアの変位に
おける僅かとはいえない２〜３mmの範囲内で特定の電流
に関し略一定の力を供給できる基本的特徴を有すること
が知られている。この特徴は一般に極片の特定の寸法に
より得られる。この特徴は、本発明では、可動部材の速
い打音を生じながら作動するのを防止するため、コイル
を流れる電流を調整することにより所望の機能を遂行す
るために採用されている。
おける僅かとはいえない２〜３mmの範囲内で特定の電流
に関し略一定の力を供給できる基本的特徴を有すること
が知られている。この特徴は一般に極片の特定の寸法に
より得られる。この特徴は、本発明では、可動部材の速
い打音を生じながら作動するのを防止するため、コイル
を流れる電流を調整することにより所望の機能を遂行す
るために採用されている。
【００１３】図１に示すように、この種の電磁弁はヨー
ク８の内部に、電磁コイル１０と、本体１８の孔内を摺
動するスライダ１６に当接するプッシャ１４を設けた摺
動可能な磁性コア１２とを備えている。予負荷スプリン
グ２０がスライダ１６に一体的に連結されたカップ２４
と本体１８の壁２６との間で室２２内に配設されて、ス
ライダ１６を休止位置に向けて押圧する。
ク８の内部に、電磁コイル１０と、本体１８の孔内を摺
動するスライダ１６に当接するプッシャ１４を設けた摺
動可能な磁性コア１２とを備えている。予負荷スプリン
グ２０がスライダ１６に一体的に連結されたカップ２４
と本体１８の壁２６との間で室２２内に配設されて、ス
ライダ１６を休止位置に向けて押圧する。
【００１４】スライダ１６は、流体圧力を調整する一般
に採用されている装置と同様に、ダクト２９に接続され
た下流側の受圧装置２８と、ダクト３１に接続された加
圧流体源３０と、低圧流体リザーバ３２との間の連通を
開閉できるように機械加工されている。このため、スラ
イダ１６の外周部には溝３４が形成されている。
に採用されている装置と同様に、ダクト２９に接続され
た下流側の受圧装置２８と、ダクト３１に接続された加
圧流体源３０と、低圧流体リザーバ３２との間の連通を
開閉できるように機械加工されている。このため、スラ
イダ１６の外周部には溝３４が形成されている。
【００１５】スライダ１６の両側で孔内に配置された２
つの室２２及び３６は、本体１８に形成された穿孔３８
のため同一の圧力にある。スライダ１６内に形成された
盲孔から成る流体収容空間４０は、コイル１０により発
生された力を補助する反力をスライダに与える。この空
間４０はニードル４２により実質的に密封的に閉鎖され
るとともに、半径方向の穿孔４４を介して溝３４に連通
する。
つの室２２及び３６は、本体１８に形成された穿孔３８
のため同一の圧力にある。スライダ１６内に形成された
盲孔から成る流体収容空間４０は、コイル１０により発
生された力を補助する反力をスライダに与える。この空
間４０はニードル４２により実質的に密封的に閉鎖され
るとともに、半径方向の穿孔４４を介して溝３４に連通
する。
【００１６】このニードル４２は、コイル１０のヨーク
８に例えば圧入により固定されたカップ４６に当接す
る。カップ４６はスライダ１６のための支持体としても
働き、その休止位置を限定する。最後に、カップ４６
は、ヨーク８に形成した弁座５２と相互に作用するボー
ル５０を設けた弁４９の戻しスプリング４８のための支
持体としても働く。この有益な構成により、電磁弁のす
べての構成部品は軸線方向に動かすだけで組付けること
ができ、ピンや他の横方向停止部材がもはや不要とな
る。
８に例えば圧入により固定されたカップ４６に当接す
る。カップ４６はスライダ１６のための支持体としても
働き、その休止位置を限定する。最後に、カップ４６
は、ヨーク８に形成した弁座５２と相互に作用するボー
ル５０を設けた弁４９の戻しスプリング４８のための支
持体としても働く。この有益な構成により、電磁弁のす
べての構成部品は軸線方向に動かすだけで組付けること
ができ、ピンや他の横方向停止部材がもはや不要とな
る。
【００１７】図示の休止位置において、加圧流体源３０
が溝３４を介して流体ブレーキモータのような受圧装置
２８に連通し、空間４０がこのモータに連通している。
２つの室２２及び３６は互いに連通するとともに、弁座
５２に着座しているボール５０によりリザーバ３２から
隔離されている。
が溝３４を介して流体ブレーキモータのような受圧装置
２８に連通し、空間４０がこのモータに連通している。
２つの室２２及び３６は互いに連通するとともに、弁座
５２に着座しているボール５０によりリザーバ３２から
隔離されている。
【００１８】例えば本発明の好適な適用分野における車
輪アンチロック期間中に、電磁弁が励磁されると、まず
コイルを流れる電流がスプリング４８の力に抵抗する力
を発生し、ボール５０を弁座５２から持ち上げて室２２
とリザーバ３２との間の連通を開き、そしてサーボ制御
のスプリング２０の力に抵抗し、弁４９は、スライダ１
６に作用するようにカップ４６の対応する開口部内に入
り込む指部５１を周辺部に支持している。流体回路内の
圧力とは無関係に、スプリング２０の力に抗してプッシ
ャ１４により力が発揮される。これは、特に電磁弁が多
量の電力を消費しないようにしている。弁５０，５２の
開作動及び室２２，３６のリザーバ３２との連通は、コ
イル１０の電流がその通常の強さに達する以前に行われ
る。その後、電流の強さが通常となり、弁４９がスライ
ダ１６に当接し、スライダはスプリング２０に抗して移
動してダクト３１を閉じ、加圧流体源３０をモータ２８
から隔離する。溝３４の位置のため、溝は室３６そして
リザーバ３２に連通する。従って、モータ２８内の流体
の圧力が釈放される。スプリング２０に抗するスライダ
１６の移動は、コイル１０の電流により行われるととも
に、コイルによって発生された力を補助し且つスプリン
グ２０によって発生された力に対抗する力を発生する空
間４０内の流体反力により促進されることが理解できよ
う。コイルの電流の強さを弱めることにより、モータ２
８内の圧力が低下していて、空間４０による流体反力が
減少し、そしてスライダ１６が反対方向に変位されて、
モータ２８と室３６そしてリザーバ３２との間の連通を
再び閉じ、そして必要なら、加圧流体源３０とモータ２
８との間の連通を再び設定してモータ２８内の圧力を上
昇させることができる。コイルの電流の強さが増した場
合、溝３４及び室２２，３６を介するモータ２８とリザ
ーバ３２との間の連通が再開されるので、モータ２８内
の圧力が再び低下する。
輪アンチロック期間中に、電磁弁が励磁されると、まず
コイルを流れる電流がスプリング４８の力に抵抗する力
を発生し、ボール５０を弁座５２から持ち上げて室２２
とリザーバ３２との間の連通を開き、そしてサーボ制御
のスプリング２０の力に抵抗し、弁４９は、スライダ１
６に作用するようにカップ４６の対応する開口部内に入
り込む指部５１を周辺部に支持している。流体回路内の
圧力とは無関係に、スプリング２０の力に抗してプッシ
ャ１４により力が発揮される。これは、特に電磁弁が多
量の電力を消費しないようにしている。弁５０，５２の
開作動及び室２２，３６のリザーバ３２との連通は、コ
イル１０の電流がその通常の強さに達する以前に行われ
る。その後、電流の強さが通常となり、弁４９がスライ
ダ１６に当接し、スライダはスプリング２０に抗して移
動してダクト３１を閉じ、加圧流体源３０をモータ２８
から隔離する。溝３４の位置のため、溝は室３６そして
リザーバ３２に連通する。従って、モータ２８内の流体
の圧力が釈放される。スプリング２０に抗するスライダ
１６の移動は、コイル１０の電流により行われるととも
に、コイルによって発生された力を補助し且つスプリン
グ２０によって発生された力に対抗する力を発生する空
間４０内の流体反力により促進されることが理解できよ
う。コイルの電流の強さを弱めることにより、モータ２
８内の圧力が低下していて、空間４０による流体反力が
減少し、そしてスライダ１６が反対方向に変位されて、
モータ２８と室３６そしてリザーバ３２との間の連通を
再び閉じ、そして必要なら、加圧流体源３０とモータ２
８との間の連通を再び設定してモータ２８内の圧力を上
昇させることができる。コイルの電流の強さが増した場
合、溝３４及び室２２，３６を介するモータ２８とリザ
ーバ３２との間の連通が再開されるので、モータ２８内
の圧力が再び低下する。
【００１９】従って、コイルの電流の増大はモータ２８
内の圧力を低下させる結果となることがわかる。コイル
１０を流れる電流を例えば断続することで調整すること
により、スライダ１６は空間４０内の圧力に応じた位置
を占め、この電流を注意深く制御することにより、モー
タ２８に所望の流体圧力を供給することが可能である。
事実、空間４０内に発生された流体反力は、コイル１０
を流れる電流の強さの特定の値に関し、モータ２８と加
圧流体源３０との間の連通及びモータ２８とリザーバ３
２との間の連通を自動的に開閉するのである。
内の圧力を低下させる結果となることがわかる。コイル
１０を流れる電流を例えば断続することで調整すること
により、スライダ１６は空間４０内の圧力に応じた位置
を占め、この電流を注意深く制御することにより、モー
タ２８に所望の流体圧力を供給することが可能である。
事実、空間４０内に発生された流体反力は、コイル１０
を流れる電流の強さの特定の値に関し、モータ２８と加
圧流体源３０との間の連通及びモータ２８とリザーバ３
２との間の連通を自動的に開閉するのである。
【００２０】更に、ニードル４２とスライダ１６のため
の当接用カップ４６の配置により、本発明の装置は特に
組立て及び分解そして保守が容易である。
の当接用カップ４６の配置により、本発明の装置は特に
組立て及び分解そして保守が容易である。
【００２１】本発明の１つの実施例についてのみ説明し
たが、当業者には本発明の範囲を逸脱することなく本発
明に幾多の修正をなし得ることが明らかである。
たが、当業者には本発明の範囲を逸脱することなく本発
明に幾多の修正をなし得ることが明らかである。
【図１】本発明による圧力調整装置の一実施例を示す断
面図である。
面図である。
８ ヨーク １０ 電磁コイル １２ 磁性コア １４ プッシャ １６ スライダ １８ 本体 ２０ 予負荷スプリング ２２ 室 ２４ カップ ２８ 受圧装置 ３０ 加圧流体源 ３２ 低圧流体リザーバ ３４ 溝 ３６ 室 ３８ 穿孔 ４０ 流体収容空間 ４２ ニードル ４４ 穿孔 ４６ カップ ４８ 戻しスプリング ４９ 弁 ５０ ボール ５１ 指部 ５２ 弁座
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−55252（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−258615（ＪＰ，Ａ) 特開 昭57−182811（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−158282（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−157575（ＪＰ，Ａ) 特表 平４−500340（ＪＰ，Ａ) 米国特許5186093（ＵＳ，Ａ) 英国特許970551（ＧＢ，Ａ) 西独国特許1231514（ＤＥ，Ｂ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F16K 31/06 - 31/11 B60T 8/36
Claims (5)
- 【請求項１】少なくとも１つの加圧流体源（３０）、受
圧装置（２８）及び低圧流体リザーバ（３２）を設けた
流体回路に用いられるものであって、計算器により制御
され、且つ、ヨーク（８）の内部に、電磁コイル（１
０）と、本体（１８）に設けた孔内を摺動するスライダ
（１６）を制御する摺動可能な磁性コア（１２）とを備
えている電磁弁を有しており、スライダ（１６）がその
両側で孔内に２つの室（２２，３６）を画成するととも
に、受圧装置（２８）に連通し且つ予負荷弾性装置（２
０）に対抗してコイル（１０）により発生された力を補
助する反力を設定する流体収容空間（４０）を備え、流
体収容空間（４０）がスライダ（１６）内に形成された
盲孔から成り、ニードル（４２）が流体収容空間（４
０）を実質的に密封的に閉鎖するとともに、半径方向の
穿孔（４４）が該空間をスライダ（１６）の外周部に設
けた溝（３４）に接続している圧力調整装置において、
ニードル（４２）は電磁コイル（１０）のヨーク（８）
に対して固定のカップ（４６）に当接し、カップ（４
６）はスライダ（１６）の休止位置を限定するととも
に、ボール（５０）を設けた弁（４９）の戻しスプリン
グ（４８）のための支持体として働き、この弁（４９）
は、一方の室（２２）とリザーバ（３２）との間に配置
されて、電磁弁が励磁されていない時には圧力状態の流
体回路をリザーバ（３２）から隔離するように通常閉じ
ているが、駆動された磁性コアによって開放されること
を特徴とする流体回路用圧力調整装置。 - 【請求項２】請求項１記載の装置において、カップ（４
６）はヨーク（８）に一体的に連結されていることを特
徴とする圧力調整装置。 - 【請求項３】請求項１又は２記載の装置において、弁
（４９）は、スライダ（１６）に作用するようにカップ
（４６）の開口部内に入り込む指部（５１）を備えてい
ることを特徴とする圧力調整装置。 - 【請求項４】請求項１ないし３のいずれか１項に記載の
装置において、弾性装置は前記室の一方（２２）内に収
蔵された少なくとも１つのスプリング（２０）から成る
ことを特徴とする圧力調整装置。 - 【請求項５】請求項１ないし４のいずれか１項に記載の
装置において、室（２２，３６）は互いに連通してい
て、電磁弁が励磁されていない時にはリザーバ（３２）
に対して隔離されるが、電磁弁が励磁されている時には
リザーバ（３２）に連通することを特徴とする圧力調整
装置。
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