JP3133731B2 - モータ冷却用ファン制御方法およびモータ冷却用ファン制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

モータ冷却用ファン制御方法およびモータ冷却用ファン制御プログラムを記録した記録媒体

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JP3133731B2
JP3133731B2 JP10334093A JP33409398A JP3133731B2 JP 3133731 B2 JP3133731 B2 JP 3133731B2 JP 10334093 A JP10334093 A JP 10334093A JP 33409398 A JP33409398 A JP 33409398A JP 3133731 B2 JP3133731 B2 JP 3133731B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はモータ冷却用ファン
制御方法およびモータ冷却用ファン制御プログラムを記
録した記録媒体に関し、特にプリンタ装置において印刷
待機時の用紙送りモータ冷却用ファンの動作,停止を制
御するモータ冷却用ファン制御方法およびモータ冷却用
ファン制御プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタ装置における冷却ファン
の制御に関しては、プリンタ装置の電源がオンされてい
る間はずっと冷却ファンを動作させ続けるという制御を
行ったり、特開平4ー344665号公報のレーザプリ
ンタの冷却ファン回転数制御回路で開示されているよう
に、印刷時には冷却ファンを定格回転数で動作させ、電
源がオンされていても印刷していない印刷待機状態にあ
る場合は冷却ファンを低速回転させる制御を行っていた
(以下、第1の従来の技術と記す)。
【0003】また、特公平7ー119143号公報のプ
リンタには、印字中でなくかつ印字指令も無い状態にあ
る場合は冷却ファンを停止させるとともに、サーミスタ
等の温度検出手段により温度が設定値以上になったこと
を検出すると冷却ファンを動作させる制御手段が開示さ
れている(以下、第2の従来の技術と記す)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の技術においては、以下に示すような問題点がある。
【0005】すなわち、第1の従来の技術においては、
電源がオンされている間はずっと冷却ファンが動作する
ため、冷却ファンによる騒音のため周囲に不快感を与え
るだけでなく、消費電力が増大するという問題を有して
いる。
【0006】また、第2の従来の技術においては、印字
中でなくかつ印字指令も無い状態では冷却ファンを停止
させているが、同時に温度検出を行いその結果により冷
却ファンを動作させているため、サーミスタ等の温度検
出手段を備えなければならない。
【0007】本発明は、プリンタ装置の印刷待機状態に
おいて、サーミスタ等の温度検出手段を備えることな
く、かつ冷却ファンによる騒音や消費電力を低減するモ
ータ冷却用ファン制御方法およびモータ冷却用ファン制
御プログラムを記録した記録媒体を提供することを目的
とする。
【0008】
【0009】
【課題を解決するための手段】 本発明の第のモータ冷
却用ファン制御方法は、用紙送りモータを冷却するため
の用紙送りモータ冷却用ファンを備えたプリンタ装置に
おけるモータ冷却用ファン制御方法であって、前記プリ
ンタ装置が印刷待機状態になったことを検出し、測定単
位である一定時間を計測するタイマAを起動して前記用
紙送りモータの駆動状態の監視を開始する第1の処理
と、前記用紙送りモータの駆動中はタイマBを起動して
駆動時間の積算値を前記タイマBに記録する第2の処理
と、前記タイマAにより前記一定時間が経過したことを
検出し、前記駆動時間の積算値を前記一定時間値で割り
算してモータ駆動率を算出する第3の処理と、前記モー
タ駆動率が、予め設定された基準駆動率A%を超えてい
れば前記用紙送りモータ冷却用ファンを駆動し、予め設
定された基準駆動率B%以下であれば前記用紙送りモー
タ冷却用ファンを停止し、前記基準駆動率A%以下で前
記基準駆動率B%を超えていれば前記用紙送りモータ冷
却用ファンの動作を現状維持とする第4の処理と、前記
第4の処理の後、前記タイマAおよび前記タイマBの値
をリセットする第5の処理と、前記第5の処理から前記
第1の処理に戻り、次の前記一定時間における監視を開
始する第6の処理とを有することを特徴とする。
【0010】本発明の第のモータ冷却用ファン制御方
法は、用紙送りモータを冷却するための用紙送りモータ
冷却用ファンを備えたプリンタ装置におけるモータ冷却
用ファン制御方法であって、前記プリンタ装置が印刷待
機状態になったことを検出し、測定単位である一定時間
を計測するタイマAを起動して前記用紙送りモータの駆
動状態の監視を開始する第1の処理と、前記用紙送りモ
ータの駆動中はタイマBを起動して駆動時間の積算値を
前記タイマBに記録する第2の処理と、所定の時間間隔
で前記駆動時間の積算値を前記一定時間値で割り算して
モータ駆動率を算出する第3の処理と、前記モータ駆動
率を予め設定された基準駆動率A%と比較し、前記一定
時間になる前に前記モータ駆動率が前記基準駆動率A%
を超えた場合には、前記用紙送りモータ冷却用ファンを
その時点で駆動し、その後、前記タイマAが前記一定時
間値になったときに前記タイマAおよび前記タイマBの
値をリセットする第4の処理と、前記一定時間になる前
に前記モータ駆動率が前記基準駆動率A%を超えなかっ
た場合、前記一定時間が経過した時点で前記モータ駆動
率が、前記基準駆動率A%を超えていれば前記用紙送り
モータ冷却用ファンをその時点で駆動し、予め設定され
た基準駆動率B%以下であれば前記用紙送りモータ冷却
用ファンをその時点で停止し、前記基準駆動率A%以下
で前記基準駆動率B%を超えていれば前記用紙送りモー
タ冷却用ファンの動作を現状維持とする第5の処理と、
前記第5の処理の後、前記タイマAおよび前記タイマB
の値をリセットする第6の処理と、前記第4または第6
の処理から前記第1の処理に戻り、次の前記一定時間に
おける監視を開始する第7の処理とを有することを特徴
とする。
【0011】本発明の第のモータ冷却用ファン制御方
法は、本発明の第1または第2のモータ冷却用ファン制
御方法において、前記基準駆動率A%および前記基準駆
動率B%の代わりに予め設定された1つの基準駆動率C
%を用い、前記モータ駆動率が前記基準駆動率C%を超
えていれば前記用紙送りモータ冷却用ファンを駆動し、
前記基準駆動率C%以下であれば前記用紙送りモータ冷
却用ファンを停止することを特徴とする。
【0012】本発明の第1の記録媒体は、プリンタ装置
が印刷待機状態になったことを検出し、測定単位である
一定時間を計測するタイマAを起動して用紙送りモータ
の駆動状態の監視を開始する第1の処理と、前記用紙送
りモータの駆動中はタイマBを起動して駆動時間の積算
値を前記タイマBに記録する第2の処理と、前記タイマ
Aにより前記一定時間が経過したことを検出し、前記駆
動時間の積算値を前記一定時間値で割り算してモータ駆
動率を算出する第3の処理と、前記モータ駆動率が、予
め設定された基準駆動率A%を超えていれば前記用紙送
りモータ冷却用ファンを駆動し、予め設定された基準駆
動率B%以下であれば前記用紙送りモータ冷却用ファン
を停止し、前記基準駆動率A%以下で前記基準駆動率B
%を超えていれば前記用紙送りモータ冷却用ファンの動
作を現状維持とする第4の処理と、前記第4の処理の
後、前記タイマAおよび前記タイマBの値をリセットす
る第5の処理と、前記第5の処理から前記第1の処理に
戻り、次の前記一定時間における監視を開始する第6の
処理とをコンピュータに実行させるためのモータ冷却用
ファン制御プログラムを記録したことを特徴とする。
【0013】本発明の第2の記録媒体は、プリンタ装置
が印刷待機状態になったことを検出し、測定単位である
一定時間を計測するタイマAを起動して用紙送りモータ
の駆動状態の監視を開始する第1の処理と、前記用紙送
りモータの駆動中はタイマBを起動して駆動時間の積算
値を前記タイマBに記録する第2の処理と、所定の時間
間隔で前記駆動時間の積算値を前記一定時間値で割り算
してモータ駆動率を算出する第3の処理と、前記モータ
駆動率を予め設定された基準駆動率A%と比較し、前記
一定時間になる前に前記モータ駆動率が前記基準駆動率
A%を超えた場合には、前記用紙送りモータ冷却用ファ
ンをその時点で駆動し、その後、前記タイマAが前記一
定時間値になったときに前記タイマAおよび前記タイマ
Bの値をリセットする第4の処理と、前記一定時間にな
る前に前記モータ駆動率が前記基準駆動率A%を超えな
かった場合、前記一定時間が経過した時点で前記モータ
駆動率が、前記基準駆動率A%を超えていれば前記用紙
送りモータ冷却用ファンをその時点で駆動し、予め設定
された基準駆動率B%以下であれば前記用紙送りモータ
冷却用ファンをその時点で停止し、前記基準駆動率A%
以下で前記基準駆動率B%を超えていれば前記用紙送り
モータ冷却用ファンの動作を現状維持とする第5の処理
と、前記第5の処理の後、前記タイマAおよび前記タイ
マBの値をリセットする第6の処理と、前記第4または
第6の処理から前記第1の処理に戻り、次の前記一定時
間における監視を開始する第7の処理とをコンピュータ
に実行させるためのモータ冷却用ファン制御プログラム
を記録したことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態について図
面を参照して詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施の形態の構成を示
すブロック図であり、用紙送りモータ1と、用紙送りモ
ータ1を冷却するファン2と、用紙送りモータ1,ファ
ン2の動作を制御するコントローラ3とから構成され、
図示されたトラクタ,印字ヘッド,プラテン等とともに
プリンタ装置に備えられる。
【0016】なお、コントローラ3には、用紙送りモー
タ1の動作を制御するとともに用紙送りモータ1が駆動
中であることを駆動率算出部35に通知するモータ制御
部31と、ファン2の動作を制御するファン制御部32
と、プリンタが印刷中か印刷待機状態かを駆動率算出部
35に通知するモード識別部33と、印刷待機状態にお
ける用紙送りモータ1の駆動時間をカウントするタイマ
34と、印刷待機状態における用紙送りモータ1の駆動
率を算出しその結果によりファン制御部32に動作,停
止信号を送出する駆動率算出部35と、予め設定された
測定周期時間T秒,基準駆動率A%,基準駆動率B%を
記憶した記憶部36とを備えている。
【0017】基準駆動率A%は、この駆動率を超えたと
きにファン2を駆動させる基準値であり、基準駆動率B
%は、この駆動率以下になったときに駆動中のファン2
を停止させる基準値であって、A%>B%の関係を有し
ている。
【0018】次に、本発明の一実施の形態の動作につい
て図1および図2を参照して説明する。図2は、本発明
の実施の形態の動作を示すフローチャートである。
【0019】プリンタ装置が印刷中の場合は、従来の技
術で公知のように図示していないCPU等によりモータ
制御部31,ファン制御部32が印刷指令信号等で制御
され、用紙送りモータ1,ファン2は駆動する。そし
て、印刷が終了すると所定時間の後にファン2を停止さ
せる。
【0020】モード識別部33は、この状態を印刷待機
状態として識別し駆動率算出部35に送出する。駆動率
算出部35は、印刷待機状態になったことを通知され、
用紙送りモータ1の駆動時間の測定を開始する。このと
き、駆動率算出部35は、内部に備えた図示していない
タイマをスタートさせる(図2のステップS1)。
【0021】その後、操作者により改行,改ページ,用
紙位置の調整等の操作が行われると、用紙送りモータ1
が動作し、モータ制御部31は、次に用紙送りモータ1
が停止するまで駆動率算出部35に対してモータ駆動中
信号を送出する。駆動率算出部35は、印刷待機状態を
モード識別部33から受信した状態において、モータ制
御部31からのモータ駆動中信号を受信している間はタ
イマ34にON信号を出してタイマ34を起動し、モー
タ駆動中信号がモータ制御部31から送られなくなった
ときにはタイマ34を一時的に停止させる。これを繰返
すことによって、タイマ34には用紙送りモータ1の駆
動積算時間が記録される。
【0022】駆動率算出部35は、タイマ34に記録さ
れた用紙送りモータ1の駆動積算時間を記憶部36に記
憶されている測定周期時間T秒で割り算をして、モータ
駆動率を算出する。このモータ駆動率の算出は、駆動率
算出部35により所定の時間間隔で繰返し行われる(ス
テップS2)。
【0023】ステップS2において、駆動率算出部35
は、算出されたモータ駆動率を記憶部36に記憶された
基準駆動率A%と比較し、モータ駆動率が基準駆動率A
%を越えたことを検出する(ステップS3)と、ファン
制御部32にファン駆動信号を送出してファン2を駆動
させる(ステップS3,S4)。
【0024】そして、ステップS3,S4の後、駆動率
算出部35は、ステップS1で測定開始時にスタートさ
せた、内部に備えた図示していないタイマが記憶部36
に記憶した測定周期時間T秒に達すると(ステップS
5)、T秒に達した内部のタイマと用紙送りモータ1の
駆動積算時間が記録されたタイマ34とをリセットして
(ステップS12)ステップS1に戻り、次の測定周期
の測定を開始する。
【0025】ステップS3において、モータ駆動率が基
準駆動率A%を越えていない場合は、駆動率算出部35
は引き続きモータ駆動率の算出を繰返し、測定周期時間
T秒が経過した時点のモータ駆動率を基準駆動率A%,
B%と比較する(ステップS6)。
【0026】そして、モータ駆動率が基準駆動率A%を
超えていた(ステップS7)場合は、駆動率算出部35
はファン制御部32にファン駆動信号を送出してファン
2を駆動させる(ステップS8)。
【0027】モータ駆動率が基準駆動率B%以下であっ
た(ステップS9)場合は、駆動率算出部35はファン
制御部32にファン停止信号を送出してファン2を停止
させる(ステップS10)。
【0028】また、モータ駆動率が基準駆動率B%を超
え基準駆動率A%以下であった場合は、駆動率算出部3
5はファン制御部32に対してファン駆動信号もファン
停止信号も送出しない。従って、ファン2は、駆動中で
あれば駆動のまま、停止中であれば停止のまま、という
現在の状態を維持することになる(ステップS11)。
【0029】ステップ8,10,11に引き続き、駆動
率算出部35は、測定周期時間T秒に達した内部のタイ
マと用紙送りモータ1の駆動積算時間が記録されたタイ
マ34とをリセットして(ステップS12)ステップS
1に戻り、次の測定周期の測定を開始する。
【0030】次に、モータ駆動率によるファン制御のタ
イムチャートについて、図3を用いて説明する。図3
は、モータ駆動率とファン制御との対応を示すタイムチ
ャートである。
【0031】図3において、(1)は用紙送りモータ1
の駆動状況、(2)は用紙送りモータ1の駆動率、
(3)はファン2の駆動状況を示している。T秒は測定
周期時間であり、プリンタの印刷待機時にT秒間を1周
期として測定する。そして、1周期測定する度にタイマ
をリセットして次の測定周期における測定を繰返す。
(2)のモータ駆動率は、測定周期時間T秒を単位とし
て算出される。P1,P2,P3……は、それぞれ第1
回目の測定周期時間,第2回目の測定周期時間,第3回
目の測定周期時間……の終了時点を示している。
【0032】まず、第1回目の測定周期時間に着目する
と、モータ駆動率は測定周期時間の終了時点であるP1
に達する前にA%をオーバーしたため、オーバーした時
点でファン2を駆動する。
【0033】次に、第2回目の測定周期時間に着目する
と、第1回目同様、モータ駆動率は測定周期時間の終了
時点であるP2に達する前にA%をオーバーしたため、
オーバーした時点でファン2を駆動するよう駆動信号を
駆動率算出部35からファン制御部32に送出するが、
直前の第1回目の測定周期時間に既にファン2を駆動し
ているため、ファン2はそのまま次の測定周期時間の間
も駆動される。
【0034】次に、第3回目の測定周期時間に着目する
と、モータ駆動率は測定周期時間の途中でA%をオーバ
ーせず、終了時点であるP3に達してもB%以下であっ
たため、P3の時点でファン2を停止させる。
【0035】次に、第6回目の測定周期時間に着目する
と、モータ駆動率は測定周期時間の終了時点であるP6
に達してもA%をオーバーせず、かつB%以下でもなか
ったため、駆動率算出部35からファン制御部32には
駆動信号,停止信号のいずれも送出されない。従って、
ファン制御部32は、直前の第5回目の測定周期時間に
受信した駆動信号をそのまま継続し、ファン2は次の測
定周期時間の間も現状維持となって駆動される。
【0036】なお、以上説明した本発明の一実施の形態
において、基準駆動率A%とB%はA%>B%の関係を
有しているとして説明したが、A%=B%の関係として
も本発明が適用できることは明らかである。
【0037】また、モータ駆動率の測定を測定周期時間
の中で所定の時間間隔で行い、モータ駆動率がA%を超
えると測定周期時間の途中であってもファンを駆動させ
るとして説明したが、モータ駆動率の算出を測定周期時
間が経過した時点でのみ行い、その時点でファンを駆動
させるようにすることも、本発明に適用できることは明
らかである。この場合は、図2のフローチャートにおい
て、ステップS3〜S5を削除し、ステップS2(モー
タ駆動率算出)のモータ駆動時間の積算以外のモータ駆
動率算出部分をステップS6とステップS7/S9/S
11との間に移動した形のフローチャートとして表され
る。
【0038】次に、本発明の他の実施の形態について図
面を参照して詳細に説明する。
【0039】図4は、本発明の他の実施の形態の構成を
示すブロック図であり、用紙送りモータ1と、ファン2
と、コンピュータ4と、記録媒体5とから構成される。
コンピュータ4の構成は、図1の本発明の一実施の形態
で説明したコントローラ3と基本的に同じである。記録
媒体5は、モータ冷却用ファン制御プログラムを記録し
ている。この記録媒体5は、磁気ディスク,光記録ディ
スク,半導体メモリその他の記録媒体であってもよい。
モータ冷却用ファン制御プログラムは、記録媒体5から
コンピュータ4に読み込まれ、本発明の一実施の形態と
同様の動作を制御する。
【0040】
【発明の効果】上述した本発明によれば、印刷待機時に
おけるモータ駆動率を測定周期時間を単位として測定
し、その値が基準駆動率A%を超えた場合にファンを駆
動し、別の基準駆動率B%以下になったときファンを停
止するようにしたことにより、モータが稼動していない
ときにはファンを停止でき、かつ印刷待機時でもモータ
が一定の駆動率を超えて駆動したときはファンを駆動し
てモータを冷却できるため、サーミスタ等の温度制御手
段を必要とせず、騒音および消費電力を低減しながら効
率のよいモータの冷却が行えるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の構成を示すブロック図
である。
【図2】本発明の実施の形態の動作を示すフローチャー
トである。
【図3】モータ駆動率とファン制御との対応を示すタイ
ムチャートである。
【図4】本発明の他の実施の形態の構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 用紙送りモータ 2 ファン 3 コントローラ 31 モータ制御部 32 ファン制御部 33 モード識別部 34 タイマ 35 駆動率算出部 36 記憶部 4 コンピュータ 5 記録媒体

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙送りモータを冷却するための用紙送
    りモータ冷却用ファンを備えたプリンタ装置におけるモ
    ータ冷却用ファン制御方法であって、 前記プリンタ装置が印刷待機状態になったことを検出
    し、測定単位である一定時間を計測するタイマAを起動
    して前記用紙送りモータの駆動状態の監視を開始する第
    1の処理と、 前記用紙送りモータの駆動中はタイマBを起動して駆動
    時間の積算値を前記タイマBに記録する第2の処理と、 前記タイマAにより前記一定時間が経過したことを検出
    し、前記駆動時間の積算値を前記一定時間値で割り算し
    てモータ駆動率を算出する第3の処理と、 前記モータ駆動率が、予め設定された基準駆動率A%を
    超えていれば前記用紙送りモータ冷却用ファンを駆動
    し、予め設定された基準駆動率B%以下であれば前記用
    紙送りモータ冷却用ファンを停止し、前記基準駆動率A
    %以下で前記基準駆動率B%を超えていれば前記用紙送
    りモータ冷却用ファンの動作を現状維持とする第4の処
    理と、 前記第4の処理の後、前記タイマAおよび前記タイマB
    の値をリセットする第5の処理と、 前記第5の処理から前記第1の処理に戻り、次の前記一
    定時間における監視を開始する第6の処理とを有するこ
    とを特徴とするモータ冷却用ファン制御方法。
  2. 【請求項2】 用紙送りモータを冷却するための用紙送
    りモータ冷却用ファンを備えたプリンタ装置におけるモ
    ータ冷却用ファン制御方法であって、 前記プリンタ装置が印刷待機状態になったことを検出
    し、測定単位である一定時間を計測するタイマAを起動
    して前記用紙送りモータの駆動状態の監視を開始する第
    1の処理と、 前記用紙送りモータの駆動中はタイマBを起動して駆動
    時間の積算値を前記タイマBに記録する第2の処理と、 所定の時間間隔で前記駆動時間の積算値を前記一定時間
    値で割り算してモータ駆動率を算出する第3の処理と、 前記モータ駆動率を予め設定された基準駆動率A%と比
    較し、前記一定時間になる前に前記モータ駆動率が前記
    基準駆動率A%を超えた場合には、前記用紙送りモータ
    冷却用ファンをその時点で駆動し、その後、前記タイマ
    Aが前記一定時間値になったときに前記タイマAおよび
    前記タイマBの値をリセットする第4の処理と、 前記一定時間になる前に前記モータ駆動率が前記基準駆
    動率A%を超えなかった場合、前記一定時間が経過した
    時点で前記モータ駆動率が、前記基準駆動率A%を超え
    ていれば前記用紙送りモータ冷却用ファンをその時点で
    駆動し、予め設定された基準駆動率B%以下であれば前
    記用紙送りモータ冷却用ファンをその時点で停止し、前
    記基準駆動率A%以下で前記基準駆動率B%を超えてい
    れば前記用紙送りモータ冷却用ファンの動作を現状維持
    とする第5の処理と、 前記第5の処理の後、前記タイマAおよび前記タイマB
    の値をリセットする第6の処理と、 前記第4または第6の処理から前記第1の処理に戻り、
    次の前記一定時間における監視を開始する第7の処理と
    を有することを特徴とするモータ冷却用ファン制御方
    法。
  3. 【請求項3】 前記基準駆動率A%および前記基準駆動
    率B%の代わりに予め設定された1つの基準駆動率C%
    を用い、前記モータ駆動率が前記基準駆動率C%を超え
    ていれば前記用紙送りモータ冷却用ファンを駆動し、前
    記基準駆動率C%以下であれば前記用紙送りモータ冷却
    用ファンを停止することを特徴とする請求項1または2
    記載のモータ冷却用ファン制御方法。
  4. 【請求項4】 プリンタ装置が印刷待機状態になったこ
    とを検出し、測定単位である一定時間を計測するタイマ
    Aを起動して用紙送りモータの駆動状態の監視を開始す
    る第1の処理と、 前記用紙送りモータの駆動中はタイマBを起動して駆動
    時間の積算値を前記タイマBに記録する第2の処理と、 前記タイマAにより前記一定時間が経過したことを検出
    し、前記駆動時間の積算値を前記一定時間値で割り算し
    てモータ駆動率を算出する第3の処理と、 前記モータ駆動率が、予め設定された基準駆動率A%を
    超えていれば前記用紙送りモータ冷却用ファンを駆動
    し、予め設定された基準駆動率B%以下であれば前記用
    紙送りモータ冷却用ファンを停止し、前記基準駆動率A
    %以下で前記基準駆動率B%を超えていれば前記用紙送
    りモータ冷却用ファンの動作を現状維持とする第4の処
    理と、 前記第4の処理の後、前記タイマAおよび前記タイマB
    の値をリセットする第5の処理と、 前記第5の処理から前記第1の処理に戻り、次の前記一
    定時間における監視を開始する第6の処理とをコンピュ
    ータに実行させるためのモータ冷却用ファン制御プログ
    ラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
  5. 【請求項5】 プリンタ装置が印刷待機状態になったこ
    とを検出し、測定単位である一定時間を計測するタイマ
    Aを起動して用紙送りモータの駆動状態の監視を開始す
    る第1の処理と、 前記用紙送りモータの駆動中はタイマBを起動して駆動
    時間の積算値を前記タイマBに記録する第2の処理と、 所定の時間間隔で前記駆動時間の積算値を前記一定時間
    値で割り算してモータ駆動率を算出する第3の処理と、 前記モータ駆動率を予め設定された基準駆動率A%と比
    較し、前記一定時間になる前に前記モータ駆動率が前記
    基準駆動率A%を超えた場合には、前記用紙送りモータ
    冷却用ファンをその時点で駆動し、その後、前記タイマ
    Aが前記一定時間値になったときに前記タイマAおよび
    前記タイマBの値をリセットする第4の処理と、 前記一定時間になる前に前記モータ駆動率が前記基準駆
    動率A%を超えなかった場合、前記一定時間が経過した
    時点で前記モータ駆動率が、前記基準駆動率A%を超え
    ていれば前記用紙送りモータ冷却用ファンをその時点で
    駆動し、予め設定された基準駆動率B%以下であれば前
    記用紙送りモータ冷却用ファンをその時点で停止し、前
    記基準駆動率A%以下で前記基準駆動率B%を超えてい
    れば前記用紙送りモータ冷却用ファンの動作を現状維持
    とする第5の処理と、 前記第5の処理の後、前記タイマAおよび前記タイマB
    の値をリセットする第6の処理と、 前記第4または第6の処理から前記第1の処理に戻り、
    次の前記一定時間における監視を開始する第7の処理と
    をコンピュータに実行させるためのモータ冷却用ファン
    制御プログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
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