JP2875826B2 - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2875826B2
JP2875826B2 JP1286332A JP28633289A JP2875826B2 JP 2875826 B2 JP2875826 B2 JP 2875826B2 JP 1286332 A JP1286332 A JP 1286332A JP 28633289 A JP28633289 A JP 28633289A JP 2875826 B2 JP2875826 B2 JP 2875826B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本願の発明は、記録装置に関し、特にサーマルヘッド
を用い、間欠駆動して記録する記録装置に関する。
(従来の技術) 近時、記録装置、特にサーマルヘッドを使用した記録
装置はファクシミリ装置のプロッタやプリンタ等として
幅広く使用されている。
このようなサーマルヘッドを使用した記録装置は、一
般に、主走査方向に1ライン分に亘って複数のサーマル
素子を有したサーマルヘッドを備えており、各サーマル
素子に画像データに基づいて印字パルスを供給して1ラ
イン毎に記録している。
このような記録装置においては、画像データの入力状
況に応じてサーマルヘッドを間欠駆動して間欠印字して
いる。すなわち、記録装置においては、一般に、メモリ
に画像データが所定量蓄積されると、DMA(Direct Memo
ry Access)により画像データをサーマルヘッドに転送
し、サーマルヘッドを駆動して印字を行う。画像データ
の入力が遅れ、メモリ内に画像データが所定量無いとき
には画像データのサーマルヘッドへのDMA転送が行われ
ず、サーマルヘッドの駆動を停止し、画像データがメモ
リ内に所定量以上蓄積されると、画像データをDMA転送
してサーマルヘッドを駆動する。
ところが、サーマルヘッドを間欠駆動して間欠印字を
行うと、印字停止時にサーマルヘッドの温度が低下し、
印字再開時の記録濃度が低下する。極端な場合、印字再
開時の最初のラインがドットショートし、いわゆる白ス
ジが発生することがある。
そこで、従来、サーマルヘッド(感熱記録ヘッド)の
温度を温度センサで検知し、検知した温度に応じてサー
マルヘッドに印加する電気エネルギーを制御する場合
に、印字停止後に印字を再開する際、所定量だけ電気エ
ネルギーを増加させることにより、記録濃度の低下を防
止している(特開昭61−185466号公報参照)。この電気
エネルギーの増加は印字パルスのパルス幅を増加させる
ことにより行っている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の記録装置にあって
は、サーマルヘッドに印加する電気エネルギーをサーマ
ルヘッドの温度に応じて制御する場合に、印字停止後に
印字を再開する際、所定量だけ印字パルス幅を増加させ
て電気エネルギーを増加させているため、印字再開時の
ライン、特に最初のラインの印字に時間がかかり、結
局、白スジが発生することとなる。すなわち、サーマル
ヘッドを複数のブロックに分割して印字する場合、例え
ば、第5図に示すように、4つのブロックに分けて印字
すると、印字再開時には、各ブロック毎の印字パルス幅
が長くなるため、各ブロックの印字時間が長くなる。と
ころがその間記録紙は搬送されているので、後ろのブロ
ックになる程前ラインとの間隔が広がる。その結果、第
6図に示すように、印字停止前のラインと印字再開後の
ラインとの間(第6図では第4ブロック)において、白
スジが発生するおそれがある。
(発明の目的) そこで、本発明は、印字停止前後の温度に基づいて予
備加熱するか否かを判定することにより、サーマルヘッ
ドの温度低下が所定以上に大きく、記録品質に影響する
場合にのみ予備加熱して、記録品質の向上を図るととも
に、サーマルヘッドの劣化を防止することを目的として
いる。
(発明の構成) 上記目的を達成するため、本発明は、発熱して印字す
るサーマルヘッドと、該サーマルヘッドの温度を検出す
る温度検出手段と、サーマルヘッドに画像データに基づ
いて印字パルスを供給するとともに、サーマルヘッドを
予備加熱するための予備加熱パルスを供給する制御手段
と、を備え、画像データの入力状況に応じて印字パルス
を間欠的に供給して間欠印字動作するとともに、印字停
止後の印字再開時に予備加熱パルスを供給してサーマル
ヘッドを加熱する記録装置であって、該間欠印字動作時
に、温度検出手段で検出した印字停止前のサーマルヘッ
ドの温度と、印字再開時のサーマルヘッドの温度と、を
比較して予備加熱を行うか否かを決定することを特徴と
するものである。
本発明に係る記録装置は、予備加熱するためにサーマ
ルヘッドに供給する予備加熱パルスのパルス幅のデータ
テーブルを記憶するメモリを備え、また、その予備加熱
動作は印字停止前のサーマルヘッドの温度と印字再開時
のサーマルヘッドの温度との温度差が所定値以上大きい
場合に実行し、さらに、間欠印字動作時に予備加熱動作
を実行する場合には該予備加熱終了後に印字を再開する
のが好ましい。
以下、実施例に基づいて具体的に説明する。
第1図〜第3図は本発明に係る記録装置の第1実施例
を示す図である。
第1図は記録装置1の要部ブロック図であり、記録装
置1は、CPU(Central Processing Unit)2、サーマル
ヘッド3、DMAコントローラ4、ROM(Read Only Memor
y)5およびRAM(Random Access Memory)6等を備えて
いる。
ROM5には記録装置1としての基本プログラムおよび本
発明の予備加熱処理プログラム等が格納されており、CP
U(制御手段)2はROM5内のプログラムに従って記録装
置1としてのシーケンスを実行するとともに、本発明の
予備加熱処理を実行する。
RAM6は外部装置等から転送されてきた画像データを蓄
積するとともに、本発明の予備加熱処理に必要なデー
タ、すなわち、サーマルヘッド3の温度や予備加熱パル
スのパルス幅のデータテーブル等を記憶する。
サーマルヘッド3はライン状に配列された複数のサー
マル素子を有し、この各サーマル素子にCPU2から画像デ
ータに対応した印字パルスが供給される。サーマルヘッ
ド3は、印字パルスが供給されると、そのサーマル素子
が発熱し、記録を行う。また、サーマルヘッド3にはCP
U2から予備加熱パルスが供給され、サーマルヘッド3は
予備加熱パルスにより予備加熱される。
サーマルヘッド3には、サーミスタ(温度検出手段)
7が取り付けられており、サーミスタ7はサーマルヘッ
ド3の温度を検出してCPU2に出力する。
DMAコントローラ4は外部装置等からRAM6への画像デ
ータのDMA転送およびRAM6からサーマルヘッド3への画
像データのDMA転送を行う。
次に、作用を説明する。
本発明は、間欠印字における印字再開時に、サーマル
ヘッドの温度に基づいて予備加熱パルスのパルス幅を制
御するところに、その特徴がある。以下、この予備加熱
処理について、第2、3図に基づいて説明する。
記録装置1はRAM6に所定量(例えば、1ライン分)の
画像データが有るときには、DMAコントローラ4の制御
下でRAM6からサーマルヘッド3へ画像データがDMA転送
され、サーマルヘッド3が駆動されて印字が行われる。
したがって、CPU2はDMAの有/無により印字動作の有/
無を判断でき、例えば、CPU2は、第2図中のの時点で
DMAの有/無から次ラインの印字の有/無を判断する。
次ラインの印字が有るときには、記録紙搬送用のモータ
にモータパルスを出力して記録紙を1ライン分搬送した
後、画像データのDMA転送を行って印字を行う。第2図
のの時点で、RAM6に所定量の画像データが無く、DMA
が無いときには、印字が停止され、このときのサーマル
ヘッド3の温度αをサーミスタ7で検出してRAM6に記憶
する。この停止期間の長さや環境温度等からサーマルヘ
ッド3の温度が低下する。第2図のの時点で、DMAが
有ると、CPU2はこのときのサーマルヘッド3の温度βを
サーミスタ7で検出して取り込み、第3図に示すよう
に、印字停止前の温度αと印字再開時の温度βを比較す
る(ステップS1)。α<βのときには、予備加熱の必要
がないと判断(決定)し、印字を行う(ステップS2
S6)。α<βでないときには印字停止前の温度αと印字
再開時の温度βの差(α−β)を求め、この差(α−
β)によりRAM6の予備加熱パルスのパルス幅Pwのテーブ
ルをサーチする(ステップS3)。RAM6のテーブルより読
み取った予備加熱パルスのパルス幅Pwをサーマルヘッド
3にセットし(ステップS4)、第2図に示すように、予
備加熱を行う(ステップS5)。予備加熱が終了すると、
以後同様に印字処理を行う(ステップS6)。
このように、間欠印字動作において、印字再開時に印
字停止前の温度との比較結果により予備加熱するか否か
を決定し、予備加熱する場合に、サーマルヘッドの印字
停止前の温度と印字再開時の温度に基づいて予備加熱パ
ルスのパルス幅を制御することができ、従来のように、
印字パルスのパルス幅自体を長くすることなく、サーマ
ルヘッドの温度を印字に適切な温度とすることができ
る。その結果、ドットショートによる白スジの発生や予
備加熱の過剰による黒スジの発生を無くすことができる
とともに、記録濃度のムラを防止することができ、印字
品質を向上させることができる。
第4図は本発明に係る記録装置の第2実施例を示す図
である。本実施例は、第1図と同様の記録装置に適用し
たものであり、同一符号を使用して以下説明する。
本発明は、サーマルヘッドの印字停止前の温度と印字
再開時の温度に基づいて予備加熱を行うか否かを決定し
ている。したがって、記録装置1のRAM6には所定値γが
予備加熱を行うか否かの判定値として記憶されており、
印字停止前の温度αと印字再開時の温度βの温度差(α
−β)をこの所定値γと比較することにより予備加熱を
行うか否かを判断している。
すなわち、印字を停止すると、停止前のサーマルヘッ
ド3の温度αをRAM6に記憶しておき、印字再開時には、
前記同様に、サーマルヘッド3の温度βを取り込んで、
第4図に示すように、印字停止時の温度αと印字再開時
の温度βを比較する(ステップP1)。印字停止時の温度
αよりも印字再開時の温度βが高いとき(α<β)に
は、予備加熱の必要がないので、予備加熱することなく
印字処理を行う(ステップP2、P6)。印字再開時の温度
βが印字停止時の温度αよりも高くない(α≧β)とき
には、両温度差(α−β)を求め、温度差(α−β)を
所定値γと比較する(ステップP3)。両温度差(α−
β)が所定値γよりも小さいとき(α−β<γ)には、
予備加熱を行うほど、サーマルヘッド3の温度は低下し
ていないと判断し、予備加熱を行うことなく印字処理を
行う(ステップP6)。両温度差(α−β)が所定値γと
等しいか、大きいとき(α−β≧γ)には、予備加熱の
必要があると判断してあらかじめRAM6に記憶されている
予備加熱パルスのパルス幅Pwを読み取ってサーマルヘッ
ド3にセットし(ステップP4)、予備加熱を行う(ステ
ップP5)。予備加熱が終了すると、以後、通常の印字処
理を行う(ステップP6)。
このように、間欠印字動作において、印字再開時に、
サーマルヘッド3の印字停止前後の温度に基づいて予備
加熱を行うか否か判断でき、サーマルヘッド3の温度低
下が所定以上であると、予備加熱を行ってドットショー
トによる白スジの発生や濃度ムラの発生を防止できる。
また、サーマルヘッド3の温度低下が所定値に満たない
ときには、予備加熱を行わないので、サーマルヘッド3
の劣化を防止することができ、サーマルヘッド3の寿命
を長くすることができる。
(効果) 本発明によれば、印字停止前後の温度に基づいて予備
加熱するか否かを判定し、例えば、印字再開時のサーマ
ルヘッドの温度が印字停止前のサーマルヘッドの温度よ
りも所定値以上低い場合に、データテーブル内に記憶す
るパルス幅の予備加熱パルスをサーマルヘッドに供給
し、その予備加熱終了後に印字を再開するので、サーマ
ルヘッドの温度低下が所定以上に大きく、記録品質に影
響する場合にのみ予備加熱することができ、記録品質を
向上させることができるとともに、サーマルヘッドの劣
化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明に係る記録装置の第1実施例を
示す図であり、第1図はその記録装置の要部ブロック
図、第2図はその印字および予備加熱動作のタイミング
チャート、第3図は予備加熱処理のフローチャートであ
る。 第4図は本発明に係る記録装置の第2実施例の予備加熱
処理のフローチャートである。 第5、6図は従来の記録装置を示す図であり、第5図は
その印字方式を示すタイミングチャート、第6図はその
印字動作の説明図である。 1……記録装置、 2……CPU(制御手段)、 3……サーマルヘッド、 4……DMAコントローラ、 5……ROM、 6……RAM、 7……サーミスタ(温度検出手段)。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発熱して印字するサーマルヘッドと、該サ
    ーマルヘッドの温度を検出する温度検出手段と、サーマ
    ルヘッドに画像データに基づいて印字パルスを供給する
    とともに、サーマルヘッドを予備加熱するための予備加
    熱パルスを供給する制御手段と、を備え、画像データの
    入力状況に応じて印字パルスを間欠的に供給して間欠印
    字動作するとともに、印字停止後の印字再開時に予備加
    熱パルスを供給してサーマルヘッドを加熱する記録装置
    であって、 該間欠印字動作時に、温度検出手段で検出した印字停止
    前のサーマルヘッドの温度と、印字再開時のサーマルヘ
    ッドの温度と、を比較して予備加熱を行うか否かを決定
    することを特徽とする記録装置。
  2. 【請求項2】印字停止前のサーマルヘッドの温度と印字
    再開時のサーマルヘッドの温度との温度差が所定値以上
    大きい場合に予備加熱動作を実行することを特徽とする
    請求項1に記載の記録装置。
  3. 【請求項3】間欠印字動作時に予備加熱動作を実行する
    場合には、該予備加熱終了後に印字を再開することを特
    徽とする請求項1または2に記載の記録装置。
  4. 【請求項4】予備加熱するためにサーマルヘッドに供給
    する予備加熱パルスのパルス幅のデータテーブルを記憶
    するメモリを備えることを特徽とする請求項1から3の
    いずれかに記載の記録装置。
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