JP2003118203A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003118203A
JP2003118203A JP2001313186A JP2001313186A JP2003118203A JP 2003118203 A JP2003118203 A JP 2003118203A JP 2001313186 A JP2001313186 A JP 2001313186A JP 2001313186 A JP2001313186 A JP 2001313186A JP 2003118203 A JP2003118203 A JP 2003118203A
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JP
Japan
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sleep mode
fan
sleep
controller
time
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Pending
Application number
JP2001313186A
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English (en)
Inventor
Tomoyuki Kitao
朋之 北尾
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Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スリープモード直後から低消費電力を実現し、
かつ冷却手段による騒音を解消できる画像形成装置とす
る。 【解決手段】スリープモードに突入する際、熱源である
CPU1およびASIC2を制御するコントローラ制御
部4は、スリープ先行時間だけ早い段階で、通常動作モ
ードからCPU1およびASIC2を省電力モードで動
作するように制御をおこなう。一方、ファン制御部5
は、スリープモードに入ると同時にファン3を省電力モ
ードになるように制御をおこなう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スリープモードを
有する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置には、外部からの印
字データの入力がなく、印字処理していない状態が予め
設定している所定時間経過した場合に、省電力を目的と
して必要最低限の電力のみとするために、例えば、定着
装置内の温度を動作時温度よりも低い温度としたり、装
置内の冷却を目的としたファンの駆動を停止したりす
る、いわゆるスリープモード機能を有したものがある。
【0003】従来の画像形成装置のスリープモードに突
入した際のファン制御としては、例えば、特開2000
−39922号公報に開示されているように、熱源の動
作状態を監視して、それに応じてファン電力を調整する
ことでファンが回転して発生する騒音を低減し、かつ消
費電力を低減したものがあった。
【0004】また、スリープモード時に、コントローラ
部の低消費電力を実現するためにコントローラ内のCPU
やASICを低消費電力モードに切り替えることや、コント
ローラ内の熱を冷却するためのファンモータの回転数を
落とす、または停止する等の手段が用いられているが、
スリープモードに突入する際に、省電力を目的として熱
源となるCPUやASIC等を低所費電力モードに切り替える
ための制御と、それら熱源を冷却するためのファンの回
転数制御を同時におこなうと、CPUやASIC等の熱源から
発生する熱はすぐに下がらないために、コントローラ内
の温度が規定以上に上昇する可能性があった。
【0005】そこで、スリープモードに突入した直後に
はファンの回転数の制御は行わず、一定時間経過した
後、もしくはコントローラ内の温度が下がった後にファ
ンの回転を止めるような制御方法が用いられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の画像
形成装置では、スリープモードに突入した後でもファン
の回転を続けるために、ファンの回転音による騒音が問
題となっていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題に鑑
みてなされたものであり、画像形成のためのコントロー
ラと、該コントローラが発する熱を冷却させるための冷
却手段と、装置が所定時間動作しない場合にスリープモ
ードに突入するように制御する制御手段とを備えた画像
形成装置において、前記制御手段は、装置が第1の所定
時間非動作後に前記コントローラの一部をスリープさ
せ、第1の所定時間よりも長い第2の所定時間非動作後
に前記冷却手段を停止させてスリープモードに突入する
ように制御する画像形成装置としたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を用
いて説明する。図1は、本発明の画像形成装置を示す構
成ブロック図であり、コントローラ内部に実装されてい
る熱源となるCPU1およびASIC2、これらの熱源
となるCPU1およびASIC2を冷却するために回転
するファン3、熱源であるCPU1およびASIC2の
動作を制御するコントローラ制御部4、ファン3を制御
するファン制御部5、コントローラ制御部4に対する時
間計測手段であるタイマ6、ファン制御部5に対する時
間計測手段であるタイマ7、およびスリープ時間の設定
を行うための入力手段と表示手段を有するパネル制御部
8から構成されている。
【0009】パネル制御部8では、スリープモード突入
時間を設定することができ、画像形成装置が動作しない
状態がどの位続いたらスリープモードに突入するのかを
設定することができる。なお、本発明では、このパネル
制御部8で設定した時間が第2の所定時間であり、第2
の所定時間より短い第1の所定時間は、設定する時間か
ら所定時間差し引いた時間、あるいは設定された時間に
より予め決められた時間とすればよい。
【0010】コントローラ制御部4は、タイマ6をモニ
タし、パネル制御部8で設定されたスリープ時間(第2
の所定時間)が経過する前の一定の設定時間(第1の所
定時間)経過後に熱源CPU1およびASIC2の省電
力モードに設定する。省電力モードでは、スリープモー
ド突入まで動作を必要とする必要最低限のもののみを制
御できるような状態としておけばよい。
【0011】そして、ファン制御部5は、タイマ7をモ
ニタし、パネル制御部8で設定されたスリープ時間(第
2の所定時間)が経過後、ファン3の回転数を落とす、
もしくは停止させる制御を行う。
【0012】図2は、図1の構成による画像形成装置の
制御シーケンスを示す図である。パネル制御部8より設
定されたスリープ時間30(例えば、5分)を超えてス
タンバイモード10にある画像形成装置は、スリープモ
ード11に突入する。このスタンバイモードは、画像形
成装置が印字処理動作を行っていない状態である。
【0013】このスリープモードに突入する際、熱源で
あるCPU1およびASIC2を制御するコントローラ
制御部4は、スリープ時間30よりもスリープ先行時間
31(例えば、3分)だけ早い段階で、通常動作モード
13からCPU1およびASIC2を省電力モードで動
作するように制御をおこなう(図2の符号19)。一
方、ファン制御部5は、スリープモード11に入ると同
時にファン3を省電力モードになるように制御をおこな
う(図2の符号20)。これによって、スリープモード
11になると同時にファン3の回転数を落とす、または
停止させることになり、コントローラ部であるCPU1
およびASIC2の温度上昇が規定以上になることを妨
げることが可能であり、しかも消費電力を低減しつつス
リープ時11におけるファン3の回転音による騒音を低
減できる。
【0014】また、スリープモード11からスタンバイ
モード12に復帰する際に、すなわちスリープモード時
に外部から画像データを受けて印字動作を開始する場
合、あるいはパネル制御部8の入力手段で入力動作が行
われた場合は、CPU1およびASIC2を制御するコ
ントローラ制御部4は、スタンバイモード12になると
同時にCPU1およびASIC2を通常モードで動作す
るように制御を行う(図2の符号21)。なお、ファン
制御部5は、スタンバイモード12に復帰した後、スリ
ープ保留時間32(例えば、2分)だけ経過した後に、
ファン3を通常動作モードになるように制御をおこなっ
てもよい(図2の符号22)。これによって、さらに消
費電力の削減を実現できる。
【0015】なお、スリープ先行時間31およびスリー
プ保留時間32は、事前の実験により、コントローラ内
(CPU1およびASIC2)の温度上昇を測定するこ
とにより、機種毎に異なる設定値を持たせることが可能
である。
【0016】従来は、熱源の動作状態を監視するための
監視回路が必要で、熱源の動作に対応してファンのみの
制御を行うもので熱源に対しての制御は行われず、さら
なる低消費電力を図るためのスリープモード時の動作に
対しては言及されていなかった。これに対し、本発明
は、コントローラ内部の熱源となるCPU1およびAS
IC2等を省電力モードに切り替えてから、コントロー
ラ内部の温度がファン3による冷却なしでも問題ない温
度になるまでの時間を機種毎に計測しておくことによっ
て、時間のみで熱源およびファン3のコントロールを行
うために、温度および動作監視回路等が不要となる。
【0017】また、画像形成装置がスリープモードに突
入する前の段階で、コントローラ内の熱源となるCPU
1およびASIC2の機能を一部スリープさせ、省電力
モードに切り替えるために、スリープモード突入時には
コントローラ内部の温度を下げておき、スリープモード
に突入すると同時にファン3の回転を落とす、または運
転を止めてもコントローラ内部の温度が規定以上に上昇
することを妨げることができるようになる。
【0018】さらなる実施例として、パネル制御部8の
表示手段で、実際にスリープモードに突入した後に、ス
リープモードであることを表示するようにすることが好
ましい。このようなタイミングにより、ファン3の回転
が落ちると同時にスリープモードに突入するために、使
用者がスリープモードに入ったことを確実に把握するこ
とができるようになる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明の画像形成装
置によれば、装置が第1の所定時間非動作後にコントロ
ーラの一部をスリープさせ、第1の所定時間よりも長い
第2の所定時間非動作後に冷却手段を停止させてスリー
プモードに突入するように制御することによって、スリ
ープモード直後から低消費電力を実現し、かつ冷却手段
による騒音を解消できる画像形成装置とすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置を示す構成図である。
【図2】本発明の画像形成装置の制御シーケンスを示す
図である。
【符号の説明】
1:CPU 2:ASIC 3:ファン 4:コントローラ制御部 5:ファン制御部 6,7:タイマ 8:パネル制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/00 386 G03G 21/00 534 21/20 B41J 29/00 P

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成のためのコントローラと、該コン
    トローラが発する熱を冷却させるための冷却手段と、装
    置が所定時間動作しない場合にスリープモードに突入す
    るように制御する制御手段とを備えた画像形成装置にお
    いて、 前記制御手段は、装置が第1の所定時間非動作後に前記
    コントローラの一部をスリープさせ、第1の所定時間よ
    りも長い第2の所定時間非動作後に前記冷却手段を停止
    させてスリープモードに突入するように制御することを
    特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】装置の状態を表示可能な表示手段を備え、
    前記制御手段は第2の所定時間非動作後にスリープモー
    ドに突入したことを前記表示手段に表示するように制御
    することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
JP2001313186A 2001-10-10 2001-10-10 画像形成装置 Pending JP2003118203A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006082400A (ja) * 2004-09-16 2006-03-30 Seiko Epson Corp 印刷装置
JP2009083473A (ja) * 2007-09-14 2009-04-23 Ricoh Co Ltd 画像処理装置およびファン制御方法
US8682202B2 (en) 2010-06-17 2014-03-25 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus that includes operation control unit controlling a plurality of fans for discharging ozone and a fixing device

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