JPH08129331A - 画像形成装置の機内温度制御方法 - Google Patents

画像形成装置の機内温度制御方法

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JPH08129331A
JPH08129331A JP6266518A JP26651894A JPH08129331A JP H08129331 A JPH08129331 A JP H08129331A JP 6266518 A JP6266518 A JP 6266518A JP 26651894 A JP26651894 A JP 26651894A JP H08129331 A JPH08129331 A JP H08129331A
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heater
fan motor
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temperature
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友宏 三浦
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Abstract

(57)【要約】 【目的】使用環境に応じた機内温度制御を任意にコント
ロールが可能な装置を提供することにある。 【構成】熱定着手段と、冷却ファンを駆動するファンモ
−タとを備えてなる画像形成装置の画像形成動作終了後
ファンモ−タを第1設定時間低速にしヒータ温度を待機
温度に維持する第1段階と、第1設定時間を含み第1設
定時間経過後ファンモ−タの低速回転駆動を停止し待機
温度を維持する第2設定時間を有する第2段階と、ファ
ンモ−タの駆動及びヒータへの通電が停止される省電力
モードに維持される第3段階とを設け、第2設定時間を
固定部分と可変部分に分け可変部分について任意に設定
可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ等の
電子写真プロセスを用いて画像形成を行う装置における
機内温度制御に関する。特に、熱定着装置により発生す
る熱に対する機内冷却用ファンモ−タの制御に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、熱定着装置を用いる画像形成装置
の機内温度は、複写・印字の際に熱定着のために熱定着
ローラ等の温度が高温になり、非印字時には、熱定着手
段への通電を止めるとともに冷却ファンを駆動し強制的
に機内温度を下げ各種部品、装置への熱的影響を抑える
ようにしている。しかし、印字再開時には、急速に熱定
着手段への通電が必要となるため、熱定着手段への通電
及び冷却ファン動作のタイミングに苦慮していた。ま
た、ファンモ−タの駆動は、騒音ともなるため、静かな
オフィス環境の中でファンモ−タを無用に駆動させるこ
とに対する苦情もあるとともに、消費電力という観点を
含めて最適制御の在り方について検討されている。
【0003】特公昭62ー26466号公報には、電源
オン時におけるヒータのウオームアップ終了後あるいは
複写動作終了後、一定時間以上放置されるとそれを検知
してヒータへの通電を遮断し、さらにヒータへの通電遮
断後、一定時間以上放置されるとそれを検知して機体冷
却用ファンを停止させるようにする技術が記載されてい
る。従来は、例えば図3に示すような制御を行ってい
た。図3において、Aの場合、ファンモ−タは、ヒータ
電源のオンとともに回転し、ヒータがプリント状態から
レデイ状態になり、さらに所定時間T4経過後、ヒータ
及びファンモ−タへの通電が停止する例である。Bの例
は、プリント状態のときファンモ−タは高速回転でヒー
タは高温加熱、レデイ状態のときファンモ−タは低速回
転でヒータ加熱温度を低温にする制御を行う例であり、
レデイ状態になってから所定時間T4経過後ヒータ及び
ファンモ−タへの通電は停止される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の技
術においては、画像形成のシステムが動作(複写あるい
はプリント)している時は別として、複写動作待機状態
(レディ状態)の時には、冷却用ファンモ−タは駆動し
ているためにファンノイズが発生し、騒音、ファンによ
りダストが浮遊する機内汚染、ファンモ−タ駆動による
電力の無駄が発生する。一方、レデイ状態の時にファン
モ−タの駆動を停止した場合、機内温度を一定に保つこ
とは困難である。特に使用温度環境によっては、機内温
度の制御を所定時間に固定していた場合、上述した課題
に充分対応しきれないという問題があった。
【0005】本発明の目的は、従来技術のこれらの問題
点を解決することを目的とし、使用環境に応じた機内温
度制御を任意にコントロールが可能な装置を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明は、ヒータにより記録紙に未定着トナー像を
定着する熱定着手段と、機内温度を冷却するために設け
られた冷却ファンを駆動するファンモ−タとを少なくも
備えてなる画像形成装置において、画像形成動作終了後
にカウントを開始するタイマーにより前記ファンモ−タ
の回転速度を第1設定時間低速にするとともにヒータ温
度を待機温度に維持するレデイ状態の第1段階と、前記
第1設定時間を含み第1設定時間経過後ファンモ−タの
低速回転駆動を停止し待機温度を維持するように設定さ
れた第2設定時間を有する第2段階と、前記ファンモ−
タの駆動及びヒータへの通電が停止される省電力モード
に維持される第3段階とからなり、前記第2設定時間を
固定部分と可変部分に分け可変部分について任意に可変
時間を設定可能にした。
【0007】
【作用】本発明の機内温度制御方法によれば、省電力モ
ードの時間を任意に設定できるので、使用環境に応じて
装置の省電力化、騒音防止、機内汚染の防止が図れる。
【0008】
【実施例】以下図面を用いて、本発明の実施例を説明す
る。
【0009】図において同一部位は同一符号で示す。
【0010】図1及び図2は本発明の実施例である温度
制御方法を示すものであり、図1は、本発明のヒータ及
び冷却ファンの制御方法を示すタイミングチャート、図
2は本発明の画像形成装置主要部のブロック図である。
【0011】1は、熱定着手段である加熱定着ローラ等
のヒータであり、制御部2によって通電のオンオフ及び
通電量により加熱温度が定着可能温度、待機温度、省電
力のためのスリープモード温度にコントロールされる。
制御部2はマイクロプロセッサ3と入出力ポート4を有
している。5は、制御部が制御を行うための制御プログ
ラム及び各種時間設定記憶手段、ドライバ選択データか
ら構成されるテーブル記憶手段である。テーブル記憶手
段5の時間設定記憶手段に書き込まれるデータは任意に
書換え可能になっている。この書換えは、6のスリープ
モードオンオフ時間可変手段により前記入出力ポート4
を介して行われる。7は、ヒータ1により高温状態とな
った機内を冷却するための冷却ファンであり、冷却ファ
ン駆動手段8により制御されるが、冷却ファンの回転を
高速回転、低速回転に切り換える多段制御が異行われる
ようになっている。その制御も前述したように制御部2
によってコントロールされている。
【0012】ヒータ1及び冷却ファン7の運転モードと
しては、プリント状態の定着可能な高温にヒータ1を維
持するとともに、冷却ファン7を高速回転するプリント
モード、印字待機状態のときヒータ1を定着可能温度よ
り低温に維持し、プリント命令に応じて定着可能温度に
加温するとともに冷却ファン7を所定時間低速回転後停
止するレデイモード、冷却ファン7及びヒータ1への通
電を停止し制御部、表示部への電力供給のみを行う節電
のスリープモードを設けている。そして、これらのモー
ドの切り換えのタイミングを制御部2でコントロールし
ている。例えば、通常はプリント終了後レデイモードに
入るが、このとき所定時間(例えば2分)経過後冷却フ
ァン7の回転を停止するまでの低速回転を行う時間T1
として設定し、レデイ状態の時間をT2(例えば15
分)とする。このときT2は、プリント終了時より、ス
リープモードに入るまでの時間となるが、本発明は、こ
のレデイモード時間を固定部分であるT2にさらに任意
に可変可能な設定時間T3を付加可能とし、必要に応じ
てこのT3時間を設定し、スリープモードに入る時間を
コントロールするようにしている。ここでスリープモー
ドとは、制御部2、表示部等を動作させるのに必要な5
V系以外の電力をオフとし、ヒータ、冷却ファンへの通
電を停止する。つまり、レデイモード時間をコントロー
ルしスリープモードに入る時間を任意にすることで、ユ
ーザーの好みにより設定値は自在にかえることを可能と
している。ここでT2は工場出荷時のイニシャル設定
値、スリープ設定値を好みにより出荷イニシャル設定T
2を越えた場合のみ越えた時間をT3(上記斜線部)と
する。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明の構成ならび
に方法によれば、プリント時間に制御調整可能な時間を
プラスすることによりヒータへの通電及び冷却ファンの
回転を制御する事により、ノイズの低減、ダストの低
下、消電力化を達成できる。また、印字又は複写動作時
以外の無駄な消費電力を著しく減少させ、機内温度の上
昇も抑制し得るとともに、レデイ状態時における騒音の
減少が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のヒータ及び冷却ファンの制御方法を示
すタイミングチャート。
【図2】本発明の画像形成装置主要部のブロック図。
【図3】従来のヒータ及び冷却ファンの制御方法を示す
タイミングチャート。
【符号の説明】
1 ヒータ 2 制御部 3 マイクロプロセッサ 4 入出力ポート 5 テーブル記憶手段 6 スリープモードオンオフ時間可変手段 7 冷却ファン 8 冷却ファン駆動手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒータにより記録紙に未定着トナー像を定
    着する熱定着手段と、機内温度を冷却するために設けら
    れた冷却ファンを駆動するファンモ−タとを少なくも備
    えてなる画像形成装置において、画像形成動作終了後に
    カウントを開始するタイマーにより前記ファンモ−タの
    回転速度を第1設定時間低速にするとともにヒータ温度
    を待機温度に維持するレデイ状態の第1段階と、前記第
    1設定時間を含み第1設定時間経過後ファンモ−タの低
    速回転駆動を停止し待機温度を維持するように設定され
    た第2設定時間を有する第2段階と、前記ファンモ−タ
    の駆動及びヒータへの通電が停止される省電力モードに
    維持される第3段階とからなり、前記第2設定時間を固
    定部分と可変部分に分け可変部分について任意に可変時
    間を設定可能にしたことを特徴とする画像形成装置の機
    内温度制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100337166C (zh) * 2002-06-28 2007-09-12 三星电子株式会社 印刷机和驱动印刷机的冷却风扇的方法
US8150290B2 (en) * 2009-06-17 2012-04-03 Xerox Corporation Method and apparatus for saving power in an image production device
JP2019109397A (ja) * 2017-12-19 2019-07-04 ブラザー工業株式会社 画像形成装置

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US10416597B2 (en) 2017-12-19 2019-09-17 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with a fan operable under noise-reducible control

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