JP3722939B2 - マイクロプロセッサチップ用冷却ファンを備えたコンピュータシステム及びその冷却ファン制御方法 - Google Patents
マイクロプロセッサチップ用冷却ファンを備えたコンピュータシステム及びその冷却ファン制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3722939B2 JP3722939B2 JP02721297A JP2721297A JP3722939B2 JP 3722939 B2 JP3722939 B2 JP 3722939B2 JP 02721297 A JP02721297 A JP 02721297A JP 2721297 A JP2721297 A JP 2721297A JP 3722939 B2 JP3722939 B2 JP 3722939B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling fan
- mode
- power management
- computer system
- microprocessor chip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F1/00—Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
- G06F1/16—Constructional details or arrangements
- G06F1/20—Cooling means
- G06F1/206—Cooling means comprising thermal management
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F1/00—Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D10/00—Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
- Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,マイクロプロセッサチップ用冷却ファンの回転速度を制御する機能を有するコンピュータシステム及びその冷却ファンの制御方法に関するものであり,具体的にはマイクロプロセッサチップの動作中に発生する熱を冷却するために使用される冷却ファンの回転速度を電源管理モードに応じて最適に制御することにより,冷却ファンの電力消費を減少させることが可能な携帯用コンピュータシステム用冷却ファン制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年,コンピュータシステムの性能は高速の発展を重ねており,かかる発展は,コンピュータシステムの中央処理装置の発展に大きく依存している。中央処理装置として使用されるマイクロプロセッサチップは,8ビット,16ビット,32ビット,64ビット…といった具合に,その単位処理ビット数を年々増加させている。また,高周波数のクロックを使用することによって,マイクロプロセッサチップの処理速度をさらに高速にする試みも行われている。この結果,今日では大量のデータを高速に処理できるようになっている。
【0003】
ところで,データの処理速度を増加させるために高周波数のクロックを使用するマイクロプロセッサチップは,電源が入力されて動作している間に,その特性上高熱を発生する。マイクロプロセッサチップが過熱すると,誤動作が生じるおそれがあり,さらにひどい場合には,チップの内部回路が破壊されるおそれもある。かかる事態を回避するために,現在のコンピュータシステムには,動作中高熱を発生するマイクロプロセッサチップを冷却するための冷却ファンが設けられている。
【0004】
図1に,上記冷却ファンを備えた従来のコンピュータシステムの概略的な構成を示す。図1に示すように,従来の冷却ファンを備えたコンピュータシステムは,外部常用AC電源から入力された電力を所定のDC電源に変換して供給する電源供給部10と,電源供給部10からの電力供給を制御する電源管理部12と,データ格納用記憶装置30と,中央処理装置としてのCPU32と,CPU32を冷却するための冷却ファン20と,外部装置とのインタフェースのためのインタフェース部36と,ビデオ出力を制御するビデオ制御部38とから主に構成されている。さらに,インタフェース部36には,入力装置40と周辺装置42が接続されており,ビデオ制御部38には表示装置50が接続されている。
【0005】
以上のように構成された従来のコンピュータシステムでは,システムへの電源入力とともに冷却ファン20に電源が供給されて冷却動作を開始する。また,同時に,CPU32,すなわちマイクロプロセッサチップも動作を開始し,発熱し始め,かかる発熱が冷却ファン20によって冷却されていく。
【0006】
かかる冷却ファン20の詳細な構造が図2に示されている。図示のように,CPUとして使用されるマイクロプロセッサチップ32の上部に,発熱板を有するヒートシンク22が装着され,その上にさらに冷却ファン20が装着されている。マイクロプロセッサチップ32が発熱すると,ヒートシンク22にその熱が伝達され,さらに冷却ファン20によってその熱が大気中へ放熱される。
【0007】
一方,最近のコンピュータシステムは,不必要な電力消費を減少させるために,電源管理(パワーマネージメント)機能を備えている。かかる電源管理機能は,図3に示すように,通常5段階の電源管理モードで区分されている。
【0008】
図3に示すように,通常動作モードは,電源管理のための装置及びすべてのサブシステム,例えばハードディスクドライブ,モニタなどに電力が供給されている状態である。そして,かかる通常動作モード時には,マイクロプロセッサチップは通常の高周波数のクロックで動作する。かかる通常動作モードは,コンピュータシステムの通常使用時に実行され,その間,電源管理機能はディスエーブル状態である。スタンバイモードは,一定期間の間,コンピュータシステムが使用されない場合に実行されるモードで,例えば,一定期間の間,キー入力が発生しない場合,マイクロプロセッサチップの動作周波数を所定値以下の低周波数に切り替えて,サブシステムの電力消費を最大限抑えて電力消費を最大に減少させるモードである。スリープモードは,マイクロプロセッサチップに電力は供給するが,動作周波数を遮断し,通常動作モードに復帰するために必要なサブシステム以外のサブシステムへの電力供給をすべて遮断するモードである。サスペンドモードは,マイクロプロセッサに供給される電力を遮断するとともに,通常動作モードに復帰するために必要なサブシステム以外のサブシステムへの電力供給をすべて遮断するモードである。そして電力オフモードは,コンピュータシステムの電力供給をすべて遮断するモードである。
【0009】
このように,最近のコンピュータシステムは,電源管理機能により,その動作状態に応じた電力制御を行うことにより,不必要な電力消費を最大限に抑制するような省電力設計がなされている。
【0010】
再び,図1を参照すると,電源供給部10は,外部から入力された常用AC電源を各種電圧レベル(例えば,±5V,±12V,…)のDC電圧に変換して,コンピュータシステムの各部分へ供給する。その際に,電源管理部12は,上述した電源管理機能により,コンピュータシステムの動作モードに応じて,電源供給部10からの電力の供給/遮断を制御する。
【0011】
そして,コンピュータシステムの中央処理装置であるマイクロプロセッサチップは,上述した電源管理モードに応じて,高周波数のクロック,低周波数のクロック,又は電源供給が遮断される多段階の動作状態を持つようになる。
【0012】
ここで,マイクロプロセッサチップは,通常動作モードで動作する場合だけに,高周波数のクロックで動作するので高熱が発生し,スタンバイモードの場合には,低周波数のクロックに動作するので相対的に低い熱が発生する。さらに,スリープモードやサスペンドモードでは,ほとんど発熱しない。
【0013】
しかし,図1を参照すれば明らかなように,従来のコンピュータシステムでは,冷却ファン20は,上述した電源管理モードとは関係なしに動作するように構成されている。すなわち,従来のコンピュータシステムの冷却ファン20は,電源供給部10から直接電源が供給されているので,電源供給部(10)のオン/オフに連動してオン/オフされるに過ぎない。
【0014】
従って,電源管理モードに応じてマイクロプロセッサチップの動作状態が変更され,発熱状態が低くなっても,冷却ファン20は同一動作を継続することになる。その結果,従来のコンピュータシステムでは,冷却ファンによって不必要な電力消費が行われ,その上冷却ファンの動作による騒音が継続的に発生するという問題点があった。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は,従来のコンピュータシステムが有する上記問題点に鑑みて成されたものであり,その目的は,マイクロプロセッサチップの冷却ファンの回転速度を電源管理モードに応じて制御することが可能な新規かつ改良されたコンピュータシステム及び冷却ファンの制御方法を提供することである。
【0016】
本発明のさらに別の目的は,冷却ファンによる不必要な電力消費及び騒音発生を防止することが可能な新規かつ改良されたコンピュータシステム及び冷却ファンの制御方法を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために,本発明の第1の観点によれば,マイクロプロセッサチップ及びそのマイクロプロセッサチップを冷却する冷却ファンを備えるとともに,その動作状態に応じて,少なくとも通常動作モード,スタンバイモード,スリープモード及びサスペンドモードの中から選択された電源管理モードで駆動される低消費電力型のコンピュータシステムが提供される。そして,このコンピュータシステムは,請求項1に記載のように,AC電圧を複数の電圧レベルのDC電圧に変換して出力する電源供給部と,コンピュータシステムの動作モードを検出してその動作モードに応じて相互に周波数の異なる第1駆動信号及び/又は第2の駆動信号を出力する電源管理モード検出部と,入力された第2駆動信号を所定期間の間遅延させる遅延回路と,入力された第1駆動信号又は第2駆動信号に応じて冷却ファンに電源管理モードに応じた冷却ファン駆動電圧を供給して冷却ファンの回転速度を制御する冷却ファン駆動部とを備えたことを特徴としている。
【0018】
さらに,請求項2によれば,上記電源管理モード検出部60は,電源管理モードがスタンバイモードの場合には,第2駆動信号fds2を出力して遅延時間が経過した後に第1駆動信号fds1の出力を中止し,電源管理モードがスリープモード又はサスペンドモードの場合には,所定の遅延時間が経過した後に第2駆動信号fds2の出力を中止するように構成することが好ましい。
【0019】
さらに,上記駆動部70は,例えば請求項3に記載のように,第1駆動信号fds1及び第2駆動信号fds2が入力される入力端に一端子が接続される抵抗R1と,その抵抗R1の他端にベース端子が接続されエミッタ端子が接地されたNPN型トランジスタQ1と,そのNPN型トランジスタQ1のコレクタ端子に一端が接続された抵抗R2と,その抵抗R2の他端にベース端子が接続されてエミッタ端子に所定の電源電圧が印加されるトランジスタQ2と,このトランジスタQ2のベース端子とエミッタ端子間に接続される抵抗R3と,このトランジスタQ2のコレクタ端子に一端が接続されて他端が接地された抵抗R4と,その抵抗R4に並列に接続されたキャパシタC1とを含んで構成され,前記トランジスタQ2のコレクタ端子は前記冷却ファン20に接続されたコネクタ(CON)の一端に接続されるように構成することができる。
【0020】
上記課題を解決するために,本発明の第2の観点によれば,マイクロプロセッサチップ及びそのマイクロプロセッサチップを冷却する冷却ファンを備えるとともに,その動作状態に応じて,少なくとも通常動作モード,スタンバイモード,スリープモード及びサスペンドモードの中から選択された電源管理モードで駆動される低消費電力型のコンピュータシステムの冷却ファンの制御方法が提供される。そして,この冷却ファンの制御方法は,請求項4に記載のように,コンピュータシステムの電源管理モードを判断し,電源管理モードが通常動作モードの場合には,マイクロプロセッサを駆動する相対的に高周波数のクロックに対応した通常速度で冷却ファンを回転駆動し,これに対して,電源管理モードがスタンバイモードの場合には,所定の遅延時間が経過した後にマイクロプロセッサを駆動する相対的に低周波数のクロックに対応した低速度で冷却ファンを回転駆動し,さらに,電源管理モードがスリープモード又はサスペンドモードの場合には,所定の遅延時間が経過した後に冷却ファンの動作を停止させるように制御が行われることを特徴としている。
【0021】
以上のような構成によれば,通常動作モードの場合にのみ,冷却ファンは通常の速度で動作し,スタンバイモードでは,冷却ファンは通常速度以下の低速で動作し,さらに,スリープモード及びサスペンドモードでは,冷却ファンはその動作を停止する。このように,本発明によれば,コンピュータシステムの電源管理モードに応じて,冷却ファンの回転速度が最適に調節されるので,スタンバイモードでは冷却ファンの電力消費を減じることが可能となり,さらにスリープモードやサスペンドモードでは,冷却ファンへの電力供給を遮断するので,全体的には,冷却ファンの電力消費を減らすことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照しながら本発明にかかるマイクロプロセッサチップ用冷却ファンの回転速度を制御する機能を有するコンピュータシステム及びその冷却ファン制御方法の好適な実施形態について詳細に説明する。
【0023】
図4には,本発明の実施の一形態にかかる冷却ファン制御装置の概略的なブロック図が示されている。図4に示すように,この冷却ファン制御装置は,電源供給部10と,電源管理モード検出部60と,冷却ファン駆動部70と,遅延部80と,冷却ファン20とから主に構成されている。
【0024】
電源管理モード検出部60は,コンピュータシステムに電源が供給される状態すなわち,電源管理モードによる電源供給部10の電源供給状態を判断して,冷却ファン駆動のための所定の第1及び第2駆動信号fds1,fds2中,該当される駆動信号を出力する。
【0025】
駆動部70は,第1及び第2駆動信号fds1,fds2中,該当される駆動信号を受けて,これに応じた駆動電源を冷却ファン20に供給する。この駆動部70の詳細回路図が図5に示されている。
【0026】
駆動部70は,第1及び第2駆動信号fds1,fds2が入力される入力端にその一端が接続される抵抗R1と,その他端にベース端子が接続されるとともにエミッタ端子が接地されたNPN型トランジスタQ1と,そのトランジスタQ1のコレクタ端子にその一端が接続された抵抗R2と,その抵抗R2の他端にベース端子が接続されるとともにエミッタ端子に所定の電源電圧12Vが印加されるPNP型トランジスタQ2と,そのトランジスタQ2のベース端子とエミッタ端子間に接続された抵抗R3と,そのトランジスタQ2のコレクタ端子に一端が接続されて他端が接地された抵抗R4と,その抵抗R4に並列に接続されたキャパシタC1とから主に構成される。なお,トランジスタQ2のコレクタ端子は冷却ファン20と接続されるコネクタ(CON)の一端に接続され,コネクタCONの他端は接地されている。
【0027】
以上のように構成された駆動部70は,電源管理モード検出部60から第1及び第2駆動信号fdsq,fds2のいずれか一方が入力されて動作されるが,その動作関係は次のようである。
【0028】
まず,電源管理モードが通常動作モードである場合には,電源管理モード検出部60から通常動作するマイクロプロセッサチップの高速の動作周波数に対応した第1駆動信号fds1が駆動部70へ入力される。ここで,第1駆動信号fds1は,マイクロプロセッサチップの動作周波数に対応した高周波数のクロック信号である。
【0029】
第1駆動信号fds1が所定のハイレベル電圧でトランジスタQ1のベース端子に印加されると,トランジスタQ1はターンオンする。次いで,トランジスタQ2のベース端子にはローレベル電圧が印加されて,トランジスタQ2がターンオンすると,コネクタCONを介して冷却ファン20に電源が供給され,冷却ファン20が動作する。このように,通常動作モードでは,マイクロプロセッサチップの高速の動作周波数に対応して,冷却ファン20も高速で動作する。
【0030】
一方,電源管理モードがスタンバイモードの場合には,前記電源管理モード検出部60から第2駆動信号fds2が遅延部80に入力される。遅延部80は,入力された第2駆動信号fds2を所定期間の間遅延させてから駆動部70に出力する。このとき,電源管理モード検出部60は,第1駆動信号fds1の出力を中止する。
【0031】
第2駆動信号fds2が入力されると,駆動部70は,上述した動作を実行して,所定の電源を冷却ファン20に供給する。その際,マイクロプロセッサチップはスタンバイモードで低周数で動作しており,第2駆動信号fds2もこれに対応した低周波数のクロック信号であるので,冷却ファン20は低速で動作する。その結果,スタンバイモードの場合に,冷却ファン20による電力消費及び騒音が減少される。
【0032】
これに対して,コンピュータシステムがスリープモード(又はサスペンドモード)で動作している場合には,電源管理モード検出部60は,所定期間の遅延後,第2駆動信号fds2の出力を中断する。その結果,冷却ファン20の動作が停止する。従って,スリープモードやサスペンドモードの場合には,冷却ファン20が駆動しないので,冷却ファン20による電力消費が抑えられるとともに,騒音も発生しない。
【0033】
次に,本実施の形態にかかるマイクロプロセッサチップの冷却ファン制御装置の制御方法について,図6を参照しながら詳細に説明する。
【0034】
図6に示すように,まず,工程S100で,コンピュータシステムの電源管理モードの種類(通常動作モード,サスペンドモード,スリープモード又はサスペンドモードが判断される。
【0035】
そして,コンピュータシステムが通常動作モードで動作している場合には,工程S200に進み,高周波数のクロックで動作するマイクロプロセッサチップの発熱を除去するように,通常速度で冷却ファンが回転駆動される。これに対して,コンピュータシステムがスタンバイモードで動作している場合には,マイクロプロセッサチップの発熱量は比較的小さいので,工程S300に進み,所定の遅延時間が経過した後に,工程S320に進み,比較的に低いマイクロプロセッサチップの動作周波数に対応するように,比較的低速度で冷却ファンを駆動させる。そして,コンピュータシステムがスリープモード又はサスペンドモードで動作している場合には,マイクロプロセッサチップの発熱は無視できるので,工程S400に進み,所定の遅延時間が経過した後に,さらに工程S420に進み,冷却ファンの動作を停止させる。
【0036】
本発明によれば,コンピュータシステムの電源管理モードに応じて冷却ファンの回転速度が最適に制御されるので,冷却ファンの不必要な電力消費及び騒音の発生が減少し,モードによっては無くなる。
【0037】
以上添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが,本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において,各種の変更例又は修正例に想到しうることは明らかであり,それらについても本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【0038】
【発明の効果】
本発明は上記のように構成されているので,コンピュータシステムの電源管理モードに無関に動作された従来のマイクロプロセッサチップの冷却ファンとは異なり,電源管理モードに応じて異なる動作周波数で動作するマイクロプロセッサチップの特性に従い,冷却ファンの動作速度が多段階に制御されるので,冷却ファンによって発生される不必要な電力消費及び騒音の発生を減少あるいは遮断する優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の冷却ファンを備えたコンピュータシステムの概略的な構成を示すブロック図である。
【図2】従来のコンピュータシステムに実装されるマイクロプロセッサチップ用冷却ファンの構造を示す斜視図である。
【図3】代表的な電源管理モードに応じたコンピュータシステムの動作状態を示す説明図である。
【図4】本発明の好適な実施形態にかかるコンピュータシステムのマイクロチップ用冷却ファン制御装置の概略的なブロック図である。
【図5】図4に示す冷却ファン制御装置の詳細回路図である。
【図6】本発明の好適な実施形態にかかるマクロチップ用冷却ファンの制御方法の概略的な流れ図である。
【符号の説明】
10 電源供給部
12 電源管理部
20 冷却ファン
22 ヒートシンク
30 記憶装置
32 CPU
34 システムバス
36 インタフェース
38 ビデオ制御部
40 入力装置
42 周辺装置
50 表示装置
60 電源管理モード検出部
70 冷却ファン駆動部
80 遅延部
【発明の属する技術分野】
本発明は,マイクロプロセッサチップ用冷却ファンの回転速度を制御する機能を有するコンピュータシステム及びその冷却ファンの制御方法に関するものであり,具体的にはマイクロプロセッサチップの動作中に発生する熱を冷却するために使用される冷却ファンの回転速度を電源管理モードに応じて最適に制御することにより,冷却ファンの電力消費を減少させることが可能な携帯用コンピュータシステム用冷却ファン制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年,コンピュータシステムの性能は高速の発展を重ねており,かかる発展は,コンピュータシステムの中央処理装置の発展に大きく依存している。中央処理装置として使用されるマイクロプロセッサチップは,8ビット,16ビット,32ビット,64ビット…といった具合に,その単位処理ビット数を年々増加させている。また,高周波数のクロックを使用することによって,マイクロプロセッサチップの処理速度をさらに高速にする試みも行われている。この結果,今日では大量のデータを高速に処理できるようになっている。
【0003】
ところで,データの処理速度を増加させるために高周波数のクロックを使用するマイクロプロセッサチップは,電源が入力されて動作している間に,その特性上高熱を発生する。マイクロプロセッサチップが過熱すると,誤動作が生じるおそれがあり,さらにひどい場合には,チップの内部回路が破壊されるおそれもある。かかる事態を回避するために,現在のコンピュータシステムには,動作中高熱を発生するマイクロプロセッサチップを冷却するための冷却ファンが設けられている。
【0004】
図1に,上記冷却ファンを備えた従来のコンピュータシステムの概略的な構成を示す。図1に示すように,従来の冷却ファンを備えたコンピュータシステムは,外部常用AC電源から入力された電力を所定のDC電源に変換して供給する電源供給部10と,電源供給部10からの電力供給を制御する電源管理部12と,データ格納用記憶装置30と,中央処理装置としてのCPU32と,CPU32を冷却するための冷却ファン20と,外部装置とのインタフェースのためのインタフェース部36と,ビデオ出力を制御するビデオ制御部38とから主に構成されている。さらに,インタフェース部36には,入力装置40と周辺装置42が接続されており,ビデオ制御部38には表示装置50が接続されている。
【0005】
以上のように構成された従来のコンピュータシステムでは,システムへの電源入力とともに冷却ファン20に電源が供給されて冷却動作を開始する。また,同時に,CPU32,すなわちマイクロプロセッサチップも動作を開始し,発熱し始め,かかる発熱が冷却ファン20によって冷却されていく。
【0006】
かかる冷却ファン20の詳細な構造が図2に示されている。図示のように,CPUとして使用されるマイクロプロセッサチップ32の上部に,発熱板を有するヒートシンク22が装着され,その上にさらに冷却ファン20が装着されている。マイクロプロセッサチップ32が発熱すると,ヒートシンク22にその熱が伝達され,さらに冷却ファン20によってその熱が大気中へ放熱される。
【0007】
一方,最近のコンピュータシステムは,不必要な電力消費を減少させるために,電源管理(パワーマネージメント)機能を備えている。かかる電源管理機能は,図3に示すように,通常5段階の電源管理モードで区分されている。
【0008】
図3に示すように,通常動作モードは,電源管理のための装置及びすべてのサブシステム,例えばハードディスクドライブ,モニタなどに電力が供給されている状態である。そして,かかる通常動作モード時には,マイクロプロセッサチップは通常の高周波数のクロックで動作する。かかる通常動作モードは,コンピュータシステムの通常使用時に実行され,その間,電源管理機能はディスエーブル状態である。スタンバイモードは,一定期間の間,コンピュータシステムが使用されない場合に実行されるモードで,例えば,一定期間の間,キー入力が発生しない場合,マイクロプロセッサチップの動作周波数を所定値以下の低周波数に切り替えて,サブシステムの電力消費を最大限抑えて電力消費を最大に減少させるモードである。スリープモードは,マイクロプロセッサチップに電力は供給するが,動作周波数を遮断し,通常動作モードに復帰するために必要なサブシステム以外のサブシステムへの電力供給をすべて遮断するモードである。サスペンドモードは,マイクロプロセッサに供給される電力を遮断するとともに,通常動作モードに復帰するために必要なサブシステム以外のサブシステムへの電力供給をすべて遮断するモードである。そして電力オフモードは,コンピュータシステムの電力供給をすべて遮断するモードである。
【0009】
このように,最近のコンピュータシステムは,電源管理機能により,その動作状態に応じた電力制御を行うことにより,不必要な電力消費を最大限に抑制するような省電力設計がなされている。
【0010】
再び,図1を参照すると,電源供給部10は,外部から入力された常用AC電源を各種電圧レベル(例えば,±5V,±12V,…)のDC電圧に変換して,コンピュータシステムの各部分へ供給する。その際に,電源管理部12は,上述した電源管理機能により,コンピュータシステムの動作モードに応じて,電源供給部10からの電力の供給/遮断を制御する。
【0011】
そして,コンピュータシステムの中央処理装置であるマイクロプロセッサチップは,上述した電源管理モードに応じて,高周波数のクロック,低周波数のクロック,又は電源供給が遮断される多段階の動作状態を持つようになる。
【0012】
ここで,マイクロプロセッサチップは,通常動作モードで動作する場合だけに,高周波数のクロックで動作するので高熱が発生し,スタンバイモードの場合には,低周波数のクロックに動作するので相対的に低い熱が発生する。さらに,スリープモードやサスペンドモードでは,ほとんど発熱しない。
【0013】
しかし,図1を参照すれば明らかなように,従来のコンピュータシステムでは,冷却ファン20は,上述した電源管理モードとは関係なしに動作するように構成されている。すなわち,従来のコンピュータシステムの冷却ファン20は,電源供給部10から直接電源が供給されているので,電源供給部(10)のオン/オフに連動してオン/オフされるに過ぎない。
【0014】
従って,電源管理モードに応じてマイクロプロセッサチップの動作状態が変更され,発熱状態が低くなっても,冷却ファン20は同一動作を継続することになる。その結果,従来のコンピュータシステムでは,冷却ファンによって不必要な電力消費が行われ,その上冷却ファンの動作による騒音が継続的に発生するという問題点があった。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は,従来のコンピュータシステムが有する上記問題点に鑑みて成されたものであり,その目的は,マイクロプロセッサチップの冷却ファンの回転速度を電源管理モードに応じて制御することが可能な新規かつ改良されたコンピュータシステム及び冷却ファンの制御方法を提供することである。
【0016】
本発明のさらに別の目的は,冷却ファンによる不必要な電力消費及び騒音発生を防止することが可能な新規かつ改良されたコンピュータシステム及び冷却ファンの制御方法を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために,本発明の第1の観点によれば,マイクロプロセッサチップ及びそのマイクロプロセッサチップを冷却する冷却ファンを備えるとともに,その動作状態に応じて,少なくとも通常動作モード,スタンバイモード,スリープモード及びサスペンドモードの中から選択された電源管理モードで駆動される低消費電力型のコンピュータシステムが提供される。そして,このコンピュータシステムは,請求項1に記載のように,AC電圧を複数の電圧レベルのDC電圧に変換して出力する電源供給部と,コンピュータシステムの動作モードを検出してその動作モードに応じて相互に周波数の異なる第1駆動信号及び/又は第2の駆動信号を出力する電源管理モード検出部と,入力された第2駆動信号を所定期間の間遅延させる遅延回路と,入力された第1駆動信号又は第2駆動信号に応じて冷却ファンに電源管理モードに応じた冷却ファン駆動電圧を供給して冷却ファンの回転速度を制御する冷却ファン駆動部とを備えたことを特徴としている。
【0018】
さらに,請求項2によれば,上記電源管理モード検出部60は,電源管理モードがスタンバイモードの場合には,第2駆動信号fds2を出力して遅延時間が経過した後に第1駆動信号fds1の出力を中止し,電源管理モードがスリープモード又はサスペンドモードの場合には,所定の遅延時間が経過した後に第2駆動信号fds2の出力を中止するように構成することが好ましい。
【0019】
さらに,上記駆動部70は,例えば請求項3に記載のように,第1駆動信号fds1及び第2駆動信号fds2が入力される入力端に一端子が接続される抵抗R1と,その抵抗R1の他端にベース端子が接続されエミッタ端子が接地されたNPN型トランジスタQ1と,そのNPN型トランジスタQ1のコレクタ端子に一端が接続された抵抗R2と,その抵抗R2の他端にベース端子が接続されてエミッタ端子に所定の電源電圧が印加されるトランジスタQ2と,このトランジスタQ2のベース端子とエミッタ端子間に接続される抵抗R3と,このトランジスタQ2のコレクタ端子に一端が接続されて他端が接地された抵抗R4と,その抵抗R4に並列に接続されたキャパシタC1とを含んで構成され,前記トランジスタQ2のコレクタ端子は前記冷却ファン20に接続されたコネクタ(CON)の一端に接続されるように構成することができる。
【0020】
上記課題を解決するために,本発明の第2の観点によれば,マイクロプロセッサチップ及びそのマイクロプロセッサチップを冷却する冷却ファンを備えるとともに,その動作状態に応じて,少なくとも通常動作モード,スタンバイモード,スリープモード及びサスペンドモードの中から選択された電源管理モードで駆動される低消費電力型のコンピュータシステムの冷却ファンの制御方法が提供される。そして,この冷却ファンの制御方法は,請求項4に記載のように,コンピュータシステムの電源管理モードを判断し,電源管理モードが通常動作モードの場合には,マイクロプロセッサを駆動する相対的に高周波数のクロックに対応した通常速度で冷却ファンを回転駆動し,これに対して,電源管理モードがスタンバイモードの場合には,所定の遅延時間が経過した後にマイクロプロセッサを駆動する相対的に低周波数のクロックに対応した低速度で冷却ファンを回転駆動し,さらに,電源管理モードがスリープモード又はサスペンドモードの場合には,所定の遅延時間が経過した後に冷却ファンの動作を停止させるように制御が行われることを特徴としている。
【0021】
以上のような構成によれば,通常動作モードの場合にのみ,冷却ファンは通常の速度で動作し,スタンバイモードでは,冷却ファンは通常速度以下の低速で動作し,さらに,スリープモード及びサスペンドモードでは,冷却ファンはその動作を停止する。このように,本発明によれば,コンピュータシステムの電源管理モードに応じて,冷却ファンの回転速度が最適に調節されるので,スタンバイモードでは冷却ファンの電力消費を減じることが可能となり,さらにスリープモードやサスペンドモードでは,冷却ファンへの電力供給を遮断するので,全体的には,冷却ファンの電力消費を減らすことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照しながら本発明にかかるマイクロプロセッサチップ用冷却ファンの回転速度を制御する機能を有するコンピュータシステム及びその冷却ファン制御方法の好適な実施形態について詳細に説明する。
【0023】
図4には,本発明の実施の一形態にかかる冷却ファン制御装置の概略的なブロック図が示されている。図4に示すように,この冷却ファン制御装置は,電源供給部10と,電源管理モード検出部60と,冷却ファン駆動部70と,遅延部80と,冷却ファン20とから主に構成されている。
【0024】
電源管理モード検出部60は,コンピュータシステムに電源が供給される状態すなわち,電源管理モードによる電源供給部10の電源供給状態を判断して,冷却ファン駆動のための所定の第1及び第2駆動信号fds1,fds2中,該当される駆動信号を出力する。
【0025】
駆動部70は,第1及び第2駆動信号fds1,fds2中,該当される駆動信号を受けて,これに応じた駆動電源を冷却ファン20に供給する。この駆動部70の詳細回路図が図5に示されている。
【0026】
駆動部70は,第1及び第2駆動信号fds1,fds2が入力される入力端にその一端が接続される抵抗R1と,その他端にベース端子が接続されるとともにエミッタ端子が接地されたNPN型トランジスタQ1と,そのトランジスタQ1のコレクタ端子にその一端が接続された抵抗R2と,その抵抗R2の他端にベース端子が接続されるとともにエミッタ端子に所定の電源電圧12Vが印加されるPNP型トランジスタQ2と,そのトランジスタQ2のベース端子とエミッタ端子間に接続された抵抗R3と,そのトランジスタQ2のコレクタ端子に一端が接続されて他端が接地された抵抗R4と,その抵抗R4に並列に接続されたキャパシタC1とから主に構成される。なお,トランジスタQ2のコレクタ端子は冷却ファン20と接続されるコネクタ(CON)の一端に接続され,コネクタCONの他端は接地されている。
【0027】
以上のように構成された駆動部70は,電源管理モード検出部60から第1及び第2駆動信号fdsq,fds2のいずれか一方が入力されて動作されるが,その動作関係は次のようである。
【0028】
まず,電源管理モードが通常動作モードである場合には,電源管理モード検出部60から通常動作するマイクロプロセッサチップの高速の動作周波数に対応した第1駆動信号fds1が駆動部70へ入力される。ここで,第1駆動信号fds1は,マイクロプロセッサチップの動作周波数に対応した高周波数のクロック信号である。
【0029】
第1駆動信号fds1が所定のハイレベル電圧でトランジスタQ1のベース端子に印加されると,トランジスタQ1はターンオンする。次いで,トランジスタQ2のベース端子にはローレベル電圧が印加されて,トランジスタQ2がターンオンすると,コネクタCONを介して冷却ファン20に電源が供給され,冷却ファン20が動作する。このように,通常動作モードでは,マイクロプロセッサチップの高速の動作周波数に対応して,冷却ファン20も高速で動作する。
【0030】
一方,電源管理モードがスタンバイモードの場合には,前記電源管理モード検出部60から第2駆動信号fds2が遅延部80に入力される。遅延部80は,入力された第2駆動信号fds2を所定期間の間遅延させてから駆動部70に出力する。このとき,電源管理モード検出部60は,第1駆動信号fds1の出力を中止する。
【0031】
第2駆動信号fds2が入力されると,駆動部70は,上述した動作を実行して,所定の電源を冷却ファン20に供給する。その際,マイクロプロセッサチップはスタンバイモードで低周数で動作しており,第2駆動信号fds2もこれに対応した低周波数のクロック信号であるので,冷却ファン20は低速で動作する。その結果,スタンバイモードの場合に,冷却ファン20による電力消費及び騒音が減少される。
【0032】
これに対して,コンピュータシステムがスリープモード(又はサスペンドモード)で動作している場合には,電源管理モード検出部60は,所定期間の遅延後,第2駆動信号fds2の出力を中断する。その結果,冷却ファン20の動作が停止する。従って,スリープモードやサスペンドモードの場合には,冷却ファン20が駆動しないので,冷却ファン20による電力消費が抑えられるとともに,騒音も発生しない。
【0033】
次に,本実施の形態にかかるマイクロプロセッサチップの冷却ファン制御装置の制御方法について,図6を参照しながら詳細に説明する。
【0034】
図6に示すように,まず,工程S100で,コンピュータシステムの電源管理モードの種類(通常動作モード,サスペンドモード,スリープモード又はサスペンドモードが判断される。
【0035】
そして,コンピュータシステムが通常動作モードで動作している場合には,工程S200に進み,高周波数のクロックで動作するマイクロプロセッサチップの発熱を除去するように,通常速度で冷却ファンが回転駆動される。これに対して,コンピュータシステムがスタンバイモードで動作している場合には,マイクロプロセッサチップの発熱量は比較的小さいので,工程S300に進み,所定の遅延時間が経過した後に,工程S320に進み,比較的に低いマイクロプロセッサチップの動作周波数に対応するように,比較的低速度で冷却ファンを駆動させる。そして,コンピュータシステムがスリープモード又はサスペンドモードで動作している場合には,マイクロプロセッサチップの発熱は無視できるので,工程S400に進み,所定の遅延時間が経過した後に,さらに工程S420に進み,冷却ファンの動作を停止させる。
【0036】
本発明によれば,コンピュータシステムの電源管理モードに応じて冷却ファンの回転速度が最適に制御されるので,冷却ファンの不必要な電力消費及び騒音の発生が減少し,モードによっては無くなる。
【0037】
以上添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが,本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において,各種の変更例又は修正例に想到しうることは明らかであり,それらについても本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【0038】
【発明の効果】
本発明は上記のように構成されているので,コンピュータシステムの電源管理モードに無関に動作された従来のマイクロプロセッサチップの冷却ファンとは異なり,電源管理モードに応じて異なる動作周波数で動作するマイクロプロセッサチップの特性に従い,冷却ファンの動作速度が多段階に制御されるので,冷却ファンによって発生される不必要な電力消費及び騒音の発生を減少あるいは遮断する優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の冷却ファンを備えたコンピュータシステムの概略的な構成を示すブロック図である。
【図2】従来のコンピュータシステムに実装されるマイクロプロセッサチップ用冷却ファンの構造を示す斜視図である。
【図3】代表的な電源管理モードに応じたコンピュータシステムの動作状態を示す説明図である。
【図4】本発明の好適な実施形態にかかるコンピュータシステムのマイクロチップ用冷却ファン制御装置の概略的なブロック図である。
【図5】図4に示す冷却ファン制御装置の詳細回路図である。
【図6】本発明の好適な実施形態にかかるマクロチップ用冷却ファンの制御方法の概略的な流れ図である。
【符号の説明】
10 電源供給部
12 電源管理部
20 冷却ファン
22 ヒートシンク
30 記憶装置
32 CPU
34 システムバス
36 インタフェース
38 ビデオ制御部
40 入力装置
42 周辺装置
50 表示装置
60 電源管理モード検出部
70 冷却ファン駆動部
80 遅延部
Claims (4)
- マイクロプロセッサチップ及びそのマイクロプロセッサチップを冷却する冷却ファンを備えるとともに,その動作状態に応じて,少なくとも通常動作モード,スタンバイモード,スリープモード及びサスペンドモードの中から選択された電源管理モードで駆動される低消費電力型のコンピュータシステムにおいて:
AC電圧を複数の電圧レベルのDC電圧に変換して出力する電源供給部と;
前記コンピュータシステムの動作モードを検出し,その動作モードに応じて,相互に周波数の異なる第1駆動信号及び/又は第2の駆動信号を出力する電源管理モード検出部と;
入力された前記第2駆動信号を,所定期間の間,遅延させる遅延回路と;
入力された前記第1駆動信号又は第2駆動信号に応じて,前記冷却ファンに,電源管理モードに応じた冷却ファン駆動電圧を供給し,前記冷却ファンの回転速度を制御する冷却ファン駆動部と;
から成ることを特徴とする,マイクロプロセッサチップ用冷却ファンを備えたコンピュータシステム。 - 前記電源管理モード検出部60は,前記電源管理モードがスタンバイモードの場合には,前記第2駆動信号fds2を出力し,前記遅延時間が経過した後,前記第1駆動信号fds1の出力を中止し,前記電源管理モードがスリープモード又はサスペンドモードの場合には,所定の遅延時間が経過した後,前記第2駆動信号fds2の出力を中止することを特徴とする,請求項1に記載のマイクロプロセッサチップ用冷却ファンを備えたコンピュータシステム。
- 前記駆動部70は,前記第1駆動信号fds1及び第2駆動信号fds2が入力される入力端に一端子が接続される抵抗R1と,その抵抗R1の他端にベース端子が接続されエミッタ端子が接地されたNPN型トランジスタQ1と,そのNPN型トランジスタQ1のコレクタ端子に一端が接続された抵抗R2と,その抵抗R2の他端にベース端子が接続されてエミッタ端子に所定の電源電圧が印加されるトランジスタQ2と,このトランジスタQ2のベース端子とエミッタ端子間に接続される抵抗R3と,このトランジスタQ2のコレクタ端子に一端が接続されて他端が接地された抵抗R4と,その抵抗R4に並列に接続されたキャパシタC1とを含んで構成され,前記トランジスタQ2のコレクタ端子は前記冷却ファン20に接続されたコネクタ(CON)の一端に接続されるように構成されていることを特徴とする,請求項1又は2に記載のマイクロプロセッサチップ用冷却ファンを備えたコンピュータシステム。
- マイクロプロセッサチップ及びそのマイクロプロセッサチップを冷却する冷却ファンを備えるとともに,その動作状態に応じて,少なくとも通常動作モード,スタンバイモード,スリープモード及びサスペンドモードの中から選択された電源管理モードで駆動される低消費電力型のコンピュータシステムの冷却ファンの制御方法であって:
前記コンピュータシステムの電源管理モードを判断する工程と;
前記電源管理モードが通常動作モードの場合には,前記マイクロプロセッサを駆動する相対的に高周波数のクロックに対応した通常速度で前記冷却ファンを回転駆動する工程と;
前記電源管理モードがスタンバイモードの場合には,所定の遅延時間が経過した後,前記マイクロプロセッサを駆動する相対的に低周波数のクロックに対応した低速度で前記冷却ファンを回転駆動する工程と;
前記電源管理モードがスリープモード又はサスペンドモードの場合には,所定の遅延時間が経過した後,前記冷却ファンの動作を停止させる工程と;
から成ることを特徴とする,マイクロプロセッサチップ用冷却ファンの制御方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1019960001748A KR100260380B1 (ko) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | 마이크로 프로세서칩의 냉각팬 제어장치 및 그 제어방법 |
KR1996P1748 | 1996-01-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1011176A JPH1011176A (ja) | 1998-01-16 |
JP3722939B2 true JP3722939B2 (ja) | 2005-11-30 |
Family
ID=19450167
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02721297A Expired - Fee Related JP3722939B2 (ja) | 1996-01-26 | 1997-01-27 | マイクロプロセッサチップ用冷却ファンを備えたコンピュータシステム及びその冷却ファン制御方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5848282A (ja) |
JP (1) | JP3722939B2 (ja) |
KR (1) | KR100260380B1 (ja) |
Families Citing this family (90)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWM247876U (en) * | 2003-10-28 | 2004-10-21 | Tsung-Yen Tsai | Temperature-rising prevention device to enforce heat dissipation by the power supply actuation system during computer power off |
US5752011A (en) | 1994-06-20 | 1998-05-12 | Thomas; C. Douglas | Method and system for controlling a processor's clock frequency in accordance with the processor's temperature |
US6029119A (en) * | 1996-01-16 | 2000-02-22 | Compaq Computer Corporation | Thermal management of computers |
JP3719287B2 (ja) * | 1996-04-16 | 2005-11-24 | ソニー株式会社 | 受信装置、受信方法および通信システム |
US6275945B1 (en) * | 1996-11-26 | 2001-08-14 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Apparatus for radiating heat for use in computer system |
JP3168255B2 (ja) * | 1997-02-06 | 2001-05-21 | ファナック株式会社 | 機械やロボットを駆動制御するプロセッサを備えた制御装置の運転方法 |
US6928559B1 (en) * | 1997-06-27 | 2005-08-09 | Broadcom Corporation | Battery powered device with dynamic power and performance management |
JP3017138B2 (ja) * | 1997-09-04 | 2000-03-06 | 群馬日本電気株式会社 | 情報処理装置 |
US5987615A (en) * | 1997-12-22 | 1999-11-16 | Stmicroelectronics, Inc. | Programmable load transient compensator for reducing the transient response time to a load capable of operating at multiple power consumption levels |
KR100382636B1 (ko) * | 1998-07-15 | 2005-09-20 | 삼성전자주식회사 | 컴퓨터의냉각팬제어장치 |
US6265790B1 (en) * | 1998-10-07 | 2001-07-24 | Intel Corporation | Computer system fan circuit |
US6349385B1 (en) | 1998-11-20 | 2002-02-19 | Compaq Computer Corporation | Dual power supply fan control—thermistor input or software command from the processor |
US6182232B1 (en) * | 1999-01-29 | 2001-01-30 | Micron Electronics, Inc. | Power and thermal management based on a power supply output |
US6219795B1 (en) * | 1999-01-29 | 2001-04-17 | Micron Electronics, Inc. | Thermal management apparatus based on a power supply output |
JP3258288B2 (ja) * | 1999-02-04 | 2002-02-18 | 富士通株式会社 | 携帯型電子機器の冷却制御方法および冷却装置 |
US6082623A (en) * | 1999-03-04 | 2000-07-04 | Twinhead International Corp. | Cooling system and method for a portable computer |
JP2001056724A (ja) * | 1999-08-18 | 2001-02-27 | Nec Niigata Ltd | パーソナルコンピュータの冷却方式 |
JP2001147061A (ja) * | 1999-09-08 | 2001-05-29 | Sega Corp | 冷却装置を有する電子機器 |
WO2001023986A1 (fr) * | 1999-09-29 | 2001-04-05 | Hitachi, Ltd. | Processeur d'informations |
US6321029B1 (en) * | 2000-03-14 | 2001-11-20 | Winson Semiconductor Corporation | DC fan having a power sleep-mode control unit and method for controlling the same |
JP4112770B2 (ja) * | 2000-03-31 | 2008-07-02 | 富士通株式会社 | 冷却ファン制御装置および電子装置 |
US6545438B1 (en) | 2000-03-31 | 2003-04-08 | Ljm Products, Inc. | Cooling module and related control circuits useful therefor incorporating a communication port for receiving digital command signals to control module |
US6392372B1 (en) | 2000-03-31 | 2002-05-21 | Ljm Products, Inc. | Brushless DC fan module incorporating integral fan control circuit with a communication port for receiving digital commands to control fan |
KR20020032882A (ko) * | 2000-10-27 | 2002-05-04 | 방석원 | 냉각팬 |
US20020133728A1 (en) * | 2000-11-14 | 2002-09-19 | Sanjay Agarwal | Network traffic based adaptive power management system for computer networks |
US6534995B1 (en) | 2001-01-19 | 2003-03-18 | Advanced Micro Devices, Inc. | Circuit for detecting a cooling device in a computer system |
US6826456B1 (en) * | 2001-05-04 | 2004-11-30 | Rlx Technologies, Inc. | System and method for controlling server chassis cooling fans |
US6871300B1 (en) * | 2001-05-04 | 2005-03-22 | Rlx Technologies, Inc. | Embedded server chassis hardware master system and method |
US6934786B2 (en) * | 2001-05-04 | 2005-08-23 | Rlx Technologies, Inc. | Server chassis hardware master system and method |
US6643128B2 (en) | 2001-07-13 | 2003-11-04 | Hewlett-Packard Development Company, Lp. | Method and system for controlling a cooling fan within a computer system |
US6700339B2 (en) * | 2002-05-29 | 2004-03-02 | Dell Products, L.P. | Circuit for regulating a power supply voltage |
US6650074B1 (en) | 2002-05-29 | 2003-11-18 | Dell Products, L.P. | Fan speed controller with conditioned tachometer signal |
JP4216006B2 (ja) * | 2002-06-14 | 2009-01-28 | 株式会社日立製作所 | 記憶装置の制御方法 |
US6771497B2 (en) * | 2002-09-19 | 2004-08-03 | Quanta Computer, Inc. | Heat dissipation apparatus |
US6891347B2 (en) * | 2002-10-09 | 2005-05-10 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Cooling fan control based on cabinet intrusion |
WO2004066133A1 (ja) * | 2003-01-22 | 2004-08-05 | Fujitsu Limited | 情報処理装置 |
US7305199B2 (en) * | 2003-02-12 | 2007-12-04 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Display control apparatus for image forming apparatus |
JP4651913B2 (ja) * | 2003-02-17 | 2011-03-16 | 株式会社日立製作所 | 記憶装置システム |
US7062668B2 (en) * | 2003-04-24 | 2006-06-13 | Dell Products L.P. | Method and system for information handling system component power management sequencing |
JP2004348464A (ja) | 2003-05-22 | 2004-12-09 | Hitachi Ltd | ストレージ装置、及び通信信号の整形回路 |
JP4060235B2 (ja) * | 2003-05-22 | 2008-03-12 | 株式会社日立製作所 | ディスクアレイ装置及びディスクアレイ装置の制御方法 |
US7233121B2 (en) * | 2003-07-04 | 2007-06-19 | Delta Electronics, Inc. | Fan speed control circuit |
JP4156499B2 (ja) | 2003-11-28 | 2008-09-24 | 株式会社日立製作所 | ディスクアレイ装置 |
JP4497918B2 (ja) | 2003-12-25 | 2010-07-07 | 株式会社日立製作所 | ストレージシステム |
JP4634049B2 (ja) | 2004-02-04 | 2011-02-16 | 株式会社日立製作所 | ディスクアレイ装置における異常通知制御 |
EP1583229A1 (en) * | 2004-03-31 | 2005-10-05 | Thomson Licensing | Circuit for controlling a cooling device |
JP2006106981A (ja) * | 2004-10-01 | 2006-04-20 | Toshiba Corp | 情報処理装置及びその冷却方法 |
JP2006119196A (ja) * | 2004-10-19 | 2006-05-11 | Orion Denki Kk | 映像表示装置 |
JP4289277B2 (ja) * | 2004-10-26 | 2009-07-01 | 日本電気株式会社 | 電子装置、コンピュータ、冷却制御方法、および、冷却制御プログラム |
KR100798587B1 (ko) | 2004-12-13 | 2008-01-28 | 엘지전자 주식회사 | 휴대형 컴퓨터에서의 전원 절감 장치 및 방법 |
TWI292877B (en) * | 2005-04-28 | 2008-01-21 | Micro Star Int Co Ltd | Method for adjusting an operating rate of a graphics card |
JP2006340440A (ja) * | 2005-05-31 | 2006-12-14 | Toshiba Corp | 情報処理装置、およびファン制御方法 |
US20070004451A1 (en) * | 2005-06-30 | 2007-01-04 | C Anderson Eric | Controlling functions of a handheld multifunction device |
CN100454213C (zh) * | 2005-10-26 | 2009-01-21 | 联想(北京)有限公司 | 一种计算机启动时启动风扇控制装置及方法 |
US20070100474A1 (en) * | 2005-10-31 | 2007-05-03 | Inventec Corporation | Fan controlling system to control fans according to categories to which heating members belong and related method |
JP2007142047A (ja) * | 2005-11-16 | 2007-06-07 | Fujitsu Ltd | 制御装置 |
JP2007249660A (ja) * | 2006-03-16 | 2007-09-27 | Toshiba Corp | 情報処理装置およびシステムステート制御方法 |
US7911901B2 (en) * | 2006-07-24 | 2011-03-22 | Marvell World Trade Ltd. | Magnetic and optical rotating storage systems with audio monitoring |
KR101482199B1 (ko) * | 2006-07-24 | 2015-01-14 | 마벨 월드 트레이드 리미티드 | 오디오 모니터링을 구비한 자기 및 광학 회전형 저장 시스템 |
US7492112B2 (en) * | 2006-08-04 | 2009-02-17 | Fu Zhun Precision Industry (Shen Zhen) Co., Ltd. | Apparatuses and methods for controlling rotational direction of fan |
TWI418145B (zh) * | 2007-08-10 | 2013-12-01 | Delta Electronics Inc | 風扇與風扇系統及其濾波器 |
TW200910080A (en) * | 2007-08-30 | 2009-03-01 | Asustek Comp Inc | Motherboard, computer system and method for multi-monitoring thereof |
US8370000B2 (en) * | 2007-10-12 | 2013-02-05 | Dell Products L.P. | System and method for increasing the power efficiency of cooling fans |
JP2009157838A (ja) * | 2007-12-27 | 2009-07-16 | Toshiba Corp | 情報処理装置およびファン制御方法 |
US7890219B2 (en) * | 2008-07-08 | 2011-02-15 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Cooling fan with speed maintained during wait period despite decreasing temperature |
DE102008056577A1 (de) * | 2008-11-10 | 2010-05-20 | Ebm-Papst Landshut Gmbh | Elektromotor |
TWI400874B (zh) * | 2009-05-12 | 2013-07-01 | Delta Electronics Inc | 雙電源馬達控制系統及其馬達控制裝置 |
US7996694B2 (en) | 2009-06-05 | 2011-08-09 | Apple Inc. | Dark wake |
TWI430077B (zh) * | 2009-09-30 | 2014-03-11 | Ibm | 用於電腦系統的風扇控制系統與方法 |
TWI392443B (zh) * | 2009-10-30 | 2013-04-01 | Giga Byte Tech Co Ltd | 散熱系統及控制方法 |
CN102080664A (zh) * | 2009-12-01 | 2011-06-01 | 技嘉科技股份有限公司 | 散热系统及控制方法 |
TW201205253A (en) * | 2010-07-30 | 2012-02-01 | Hon Hai Prec Ind Co Ltd | Container data center and heat dissipating system thereof |
CN201781726U (zh) * | 2010-08-06 | 2011-03-30 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 延时散热装置及其应用的电子设备 |
CN102003399B (zh) * | 2010-12-20 | 2014-08-27 | 天津诺尔电气股份有限公司 | 风扇延时控制电路 |
CN102927026A (zh) * | 2011-08-09 | 2013-02-13 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 风扇控制电路 |
CN103362838B (zh) * | 2012-03-30 | 2016-01-27 | 中国长城计算机深圳股份有限公司 | 一种计算机及散热风扇驱动延时控制电路 |
CN103835978B (zh) * | 2012-11-26 | 2016-05-11 | 赛恩倍吉科技顾问(深圳)有限公司 | 风扇控制电路 |
TWI515549B (zh) * | 2012-12-26 | 2016-01-01 | 萬國商業機器公司 | 目標裝置的過熱保護方法、過熱保護裝置、及其資訊處理系統 |
US9354679B2 (en) * | 2012-12-28 | 2016-05-31 | Intel Corporation | System and method for causing reduced power consumption associated with thermal remediation |
US9207728B2 (en) | 2013-06-07 | 2015-12-08 | Apple Inc. | Computer input/output interface |
KR101626740B1 (ko) * | 2013-06-07 | 2016-06-01 | 애플 인크. | 컴퓨터 내부 아키텍처 |
US11899509B2 (en) | 2013-06-07 | 2024-02-13 | Apple Inc. | Computer housing |
TWI494744B (zh) | 2013-07-05 | 2015-08-01 | Giga Byte Tech Co Ltd | 電源控制系統及其方法 |
US11477278B2 (en) | 2014-06-24 | 2022-10-18 | Oracle International Corporation | System and method for supporting partitions in a multitenant application server environment |
US10382537B2 (en) | 2014-09-25 | 2019-08-13 | Oracle International Corporation | System and method for use of a global runtime in a multitenant application server environment |
US11188427B2 (en) | 2014-09-26 | 2021-11-30 | Oracle International Corporation | System and method for transaction recovery in a multitenant application server environment |
US10268248B2 (en) | 2016-08-01 | 2019-04-23 | Microsoft Technology Licensing, Llc | Power based thermal management of device |
US11138017B2 (en) * | 2016-09-16 | 2021-10-05 | Oracle International Corporation | System and method for partition administrative targeting in an application server environment |
JP6725576B2 (ja) | 2018-04-04 | 2020-07-22 | レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド | 冷却システム及び電子機器 |
KR101951012B1 (ko) * | 2018-10-12 | 2019-05-21 | 주식회사 메이커스테크놀로지 | 컴퓨터 절전 방법 및 이를 적용한 컴퓨터 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4672228A (en) * | 1985-09-03 | 1987-06-09 | Pioneer Magnetics, Inc. | Battery backup system for switched power supply |
DE479887T1 (de) * | 1989-06-30 | 1992-12-17 | Poqet Computer Corp., Santa Clara, Calif. | Stromversorgungsmanagementsystem fuer rechner. |
US5396635A (en) * | 1990-06-01 | 1995-03-07 | Vadem Corporation | Power conservation apparatus having multiple power reduction levels dependent upon the activity of the computer system |
KR950010897B1 (ko) * | 1993-08-06 | 1995-09-25 | 삼성전자주식회사 | 컴퓨터 시스템에서 컴퓨터 주변장치의 전원관리신호 발생방법 및 제어장치 |
EP0676688A3 (en) * | 1994-04-08 | 1997-06-18 | Sun Microsystems Inc | Line-saving device and methods for computers. |
US5513361A (en) * | 1994-07-25 | 1996-04-30 | Intel Corporation | Method and apparatus for reducing power consumption of a fan in a computer system |
US5631852A (en) * | 1995-05-22 | 1997-05-20 | Eteq Microsystems, Inc. | Smart cooling security system |
US5613906A (en) * | 1995-07-20 | 1997-03-25 | Elonex I.P. Holdings, Ltd. | Method and apparatus for waste heat removal from a computer enclosure |
-
1996
- 1996-01-26 KR KR1019960001748A patent/KR100260380B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1997
- 1997-01-27 US US08/788,340 patent/US5848282A/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-01-27 JP JP02721297A patent/JP3722939B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR970059872A (ko) | 1997-08-12 |
US5848282A (en) | 1998-12-08 |
KR100260380B1 (ko) | 2000-07-01 |
JPH1011176A (ja) | 1998-01-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3722939B2 (ja) | マイクロプロセッサチップ用冷却ファンを備えたコンピュータシステム及びその冷却ファン制御方法 | |
KR100508352B1 (ko) | 정보 처리 유닛 및 이를 냉각하는 방법 | |
US6873883B2 (en) | Adaptive fan controller for a computer system | |
EP1422595B1 (en) | Adjusting voltage supplied to a processor in response to clock frequency | |
US6920573B2 (en) | Energy-conserving apparatus and operating system having multiple operating functions stored in keep-alive memory | |
US5760636A (en) | Adjusting clock frequency and voltage supplied to a processor in a computer system | |
US7340622B2 (en) | Method and apparatus for selectively increasing the operating speed of an electronic circuit | |
US6259172B1 (en) | Cooling fan controlling apparatus for computer | |
JP3419784B2 (ja) | 電圧スケーリングと周波数スケーリングの両方を通じて電力消費量を削減する装置および方法 | |
JP4125370B2 (ja) | プロセッサの性能を強化する方法及び装置 | |
US6243656B1 (en) | Cooling mode switching system for CPU | |
US7028196B2 (en) | System, method and apparatus for conserving power consumed by a system having a processor integrated circuit | |
US6340874B1 (en) | Method and apparatus utilized in computer type systems for control of variable speed fans to reduce their noise | |
EP0785501B1 (en) | Apparatus for eliminating audio noise when power is cycled to a computer | |
US20130086401A1 (en) | Configurable thermal and power management for portable computers | |
US8594858B2 (en) | Method of controlling heat-dissipating fan of computer device | |
JP4392479B2 (ja) | 電源管理装置及び方法 | |
KR20020064003A (ko) | 내부 온도가 기준 온도를 초과할 때 슬립 모드로 진입하는 에이씨피아이를 채용한 컴퓨터 시스템 및 그 방법 | |
EP1325402A2 (en) | Method and apparatus to enhance processor power management | |
JP2007124853A (ja) | 情報処理装置およびファン制御方法 | |
JP2001085586A (ja) | 電子機器用温度制御回路および電子機器の温度制御方法 | |
JP2002182794A (ja) | 冷却方法および冷却システムならびに情報処理装置 | |
EP1383032B1 (en) | Method and apparatus for the conditional enablement of PCI power management | |
US5734729A (en) | Apparatus for eliminating audio noise when power is cycled to a computer | |
JPH09251334A (ja) | 消費電力制御方式 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040114 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050825 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050830 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050914 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |