JP3133622B2 - 冷媒回収装置 - Google Patents
冷媒回収装置Info
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- JP3133622B2 JP3133622B2 JP06261268A JP26126894A JP3133622B2 JP 3133622 B2 JP3133622 B2 JP 3133622B2 JP 06261268 A JP06261268 A JP 06261268A JP 26126894 A JP26126894 A JP 26126894A JP 3133622 B2 JP3133622 B2 JP 3133622B2
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- Japan
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- compressor
- refrigerant
- oil
- pipe
- valve
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2345/00—Details for charging or discharging refrigerants; Service stations therefor
- F25B2345/002—Collecting refrigerant from a cycle
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2345/00—Details for charging or discharging refrigerants; Service stations therefor
- F25B2345/005—Service stations therefor
- F25B2345/0052—Service stations therefor having wheels
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- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
- Compressor (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、冷凍機、空調機、
若しくは、半導体製造装置等の被回収装置から、不要に
なった冷媒を回収する冷媒回収装置に関するものであ
る。
若しくは、半導体製造装置等の被回収装置から、不要に
なった冷媒を回収する冷媒回収装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】冷凍機や空調機にて冷媒として使用され
るフロンガスは、地球オゾン層を破壊する問題があり、
そのため、近年では例えば特開平5−280835号公
報(F25B43/02)に示されるような冷媒回収装
置を用い、係る冷凍機等において不要となった冷媒を大
気中に放散させること無く、回収するようになって来て
いる。
るフロンガスは、地球オゾン層を破壊する問題があり、
そのため、近年では例えば特開平5−280835号公
報(F25B43/02)に示されるような冷媒回収装
置を用い、係る冷凍機等において不要となった冷媒を大
気中に放散させること無く、回収するようになって来て
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この場合、冷凍機等か
ら吸引した冷媒は、冷媒回収装置内に設けられた圧縮機
にて加圧した後、熱交換器にて液化し、回収容器(ボン
ベ等)に回収するものであるが、冷凍機等からは冷媒と
共に多量のオイルも取り込んでしまう。そのため、上記
公報では圧縮機の前段に複数台のオイルセパレーターを
設置して、圧縮機内へのオイルの流入を防いでいるが、
完全に分離することは極めて困難である。
ら吸引した冷媒は、冷媒回収装置内に設けられた圧縮機
にて加圧した後、熱交換器にて液化し、回収容器(ボン
ベ等)に回収するものであるが、冷凍機等からは冷媒と
共に多量のオイルも取り込んでしまう。そのため、上記
公報では圧縮機の前段に複数台のオイルセパレーターを
設置して、圧縮機内へのオイルの流入を防いでいるが、
完全に分離することは極めて困難である。
【0004】オイルセパレーターにて分離出来なかった
オイルは、圧縮機に流入して内部に貯留されることにな
るが、このオイルの量が必要以上に多くなると、圧縮機
内における負荷が大きくなり、故障を引き起こす問題が
ある。そのため、従来では圧縮機のケースに覗き窓を取
り付け、圧縮機内のオイルレベルを確認できるように
し、オイルレベルが必要以上に増加している場合には、
パージ弁等を開いて排出するようにしていたが、既存の
圧縮機自体への覗き窓の取り付けと云う大がかりな改造
が必要となるため、コストの高騰を引き起こす問題があ
った。
オイルは、圧縮機に流入して内部に貯留されることにな
るが、このオイルの量が必要以上に多くなると、圧縮機
内における負荷が大きくなり、故障を引き起こす問題が
ある。そのため、従来では圧縮機のケースに覗き窓を取
り付け、圧縮機内のオイルレベルを確認できるように
し、オイルレベルが必要以上に増加している場合には、
パージ弁等を開いて排出するようにしていたが、既存の
圧縮機自体への覗き窓の取り付けと云う大がかりな改造
が必要となるため、コストの高騰を引き起こす問題があ
った。
【0005】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、圧縮機の適正オイルレベ
ルを容易に維持でき、オイル過多による圧縮機の損傷発
生を未然に回避することができる冷媒回収装置を提供す
ることを目的とする。
るために成されたものであり、圧縮機の適正オイルレベ
ルを容易に維持でき、オイル過多による圧縮機の損傷発
生を未然に回避することができる冷媒回収装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の冷媒回収装置
は、デスーパヒート方式の冷媒加圧用圧縮機と、冷媒凝
縮用の熱交換器等とを順次配管接続して成り、被回収装
置から不要冷媒を回収するものであって、圧縮機のデス
ーパ出口及び入口を圧縮機の適正オイルレベル付近若し
くはそれ以下の位置に設定すると共に、デスーパ出口及
び入口を短絡し、且つ、これらデスーパ出口或いは入口
に連通した排油用のバルブを適正オイルレベル付近に位
置して取り付けたものである。
は、デスーパヒート方式の冷媒加圧用圧縮機と、冷媒凝
縮用の熱交換器等とを順次配管接続して成り、被回収装
置から不要冷媒を回収するものであって、圧縮機のデス
ーパ出口及び入口を圧縮機の適正オイルレベル付近若し
くはそれ以下の位置に設定すると共に、デスーパ出口及
び入口を短絡し、且つ、これらデスーパ出口或いは入口
に連通した排油用のバルブを適正オイルレベル付近に位
置して取り付けたものである。
【0007】本発明の冷媒回収装置によれば、デスーパ
ヒート方式の圧縮機のデスーパ出口及び入口を圧縮機の
適正オイルレベル付近若しくはそれ以下の位置に設定す
ると共に、デスーパ出口及び入口を短絡し、且つ、これ
らデスーパ出口或いは入口に連通した排油用のバルブを
圧縮機の適正オイルレベル付近に位置して取り付けたの
で、同様に必要以上のオイルが圧縮機内に貯留されてい
る場合には、このバルブを開くだけでデスーパ出口或い
は入口を経て増加分のオイルをバルブから排出し、適正
値まで低下させることができる。従って、前述同様極め
て容易に圧縮機の適正オイルレベルを維持することがで
きるようになると共に、覗き窓を圧縮機 に取り付ける必
要が無くなり、且つ、デスーパ出口或いは入口を兼用し
てバルブを取り付けられるので、コストの著しい低減を
図ることが可能となる。
ヒート方式の圧縮機のデスーパ出口及び入口を圧縮機の
適正オイルレベル付近若しくはそれ以下の位置に設定す
ると共に、デスーパ出口及び入口を短絡し、且つ、これ
らデスーパ出口或いは入口に連通した排油用のバルブを
圧縮機の適正オイルレベル付近に位置して取り付けたの
で、同様に必要以上のオイルが圧縮機内に貯留されてい
る場合には、このバルブを開くだけでデスーパ出口或い
は入口を経て増加分のオイルをバルブから排出し、適正
値まで低下させることができる。従って、前述同様極め
て容易に圧縮機の適正オイルレベルを維持することがで
きるようになると共に、覗き窓を圧縮機 に取り付ける必
要が無くなり、且つ、デスーパ出口或いは入口を兼用し
てバルブを取り付けられるので、コストの著しい低減を
図ることが可能となる。
【0008】特にこの場合、圧縮機のデスーパ出口及び
入口を短絡しているので、圧縮機が停止した後、迅速に
圧縮機内部のオイルレベル及び圧力差を均一化させるこ
とができるようになる。従って、圧縮機内におけるオイ
ルの偏りによる故障の発生を防止し、圧力差による始動
性の悪化を改善することができると共に、上記排油作業
も円滑に進めることができるようになる。
入口を短絡しているので、圧縮機が停止した後、迅速に
圧縮機内部のオイルレベル及び圧力差を均一化させるこ
とができるようになる。従って、圧縮機内におけるオイ
ルの偏りによる故障の発生を防止し、圧力差による始動
性の悪化を改善することができると共に、上記排油作業
も円滑に進めることができるようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】 次に、図面に基づいて本発明の実
施例を詳述する。図1は本発明の冷媒回収装置1の斜視
図(回収側ボンベBを除く)、図2は本発明の冷媒回収
装置1の圧縮機16の縦断側面図、図3は本発明の冷媒
回収装置1の本体2内に設置される冷媒回収機3の構成
図、図4は冷媒回収作業中の圧縮機16内のオイルレベ
ルを示す図、図5は停止中の圧縮機16内の適正オイル
レベルを示す図である。
施例を詳述する。図1は本発明の冷媒回収装置1の斜視
図(回収側ボンベBを除く)、図2は本発明の冷媒回収
装置1の圧縮機16の縦断側面図、図3は本発明の冷媒
回収装置1の本体2内に設置される冷媒回収機3の構成
図、図4は冷媒回収作業中の圧縮機16内のオイルレベ
ルを示す図、図5は停止中の圧縮機16内の適正オイル
レベルを示す図である。
【0010】本発明の冷媒回収装置1は、何れも鋼パイ
プを略コ字状に屈曲して成る水平フレーム6及び垂直フ
レーム7と、本体2と、車輪8、計量台9及び回収側ボ
ンベBとから成る。尚、この回収側ボンベBは通常別体
で取り扱われ、後述する回収作業時に本体2の冷媒回収
機3に接続して使用されるものである。
プを略コ字状に屈曲して成る水平フレーム6及び垂直フ
レーム7と、本体2と、車輪8、計量台9及び回収側ボ
ンベBとから成る。尚、この回収側ボンベBは通常別体
で取り扱われ、後述する回収作業時に本体2の冷媒回収
機3に接続して使用されるものである。
【0011】本体2は立方体状のケース14内に図3の
冷媒回収機3を収納して成り、このケース14は両フレ
ーム6、7が作る隅角部の内側に位置して各フレーム
6、7に固定されている。図3の冷媒回収機3を構成す
る圧縮機16、吸込式のファン17及び熱交換器18
は、ケース14の水平フレーム6側の壁上に並設されて
おり、冷媒回収機3を構成する他の部品はその上方のケ
ース14の壁の垂直フレーム7側に固定されている。
冷媒回収機3を収納して成り、このケース14は両フレ
ーム6、7が作る隅角部の内側に位置して各フレーム
6、7に固定されている。図3の冷媒回収機3を構成す
る圧縮機16、吸込式のファン17及び熱交換器18
は、ケース14の水平フレーム6側の壁上に並設されて
おり、冷媒回収機3を構成する他の部品はその上方のケ
ース14の壁の垂直フレーム7側に固定されている。
【0012】更に、回転軸8A側の隅部に対角線上で対
向するケース14内隅部には、図3に示す制御装置22
が収納されており、その図示しないスイッチ等はケース
14の天壁14A上に配置されている。また、後述する
接続口C1〜C3もケース14の天壁14A上に配置さ
れる。
向するケース14内隅部には、図3に示す制御装置22
が収納されており、その図示しないスイッチ等はケース
14の天壁14A上に配置されている。また、後述する
接続口C1〜C3もケース14の天壁14A上に配置さ
れる。
【0013】ケース14の水平フレーム6先端側には前
記計量台9が配置され、水平フレーム6に沿ってそれに
固定されている。この計量台9側のケース14の側壁1
4C側に前記熱交換器18は配置され、前記ファン17
はその回転軸8A側に対向されている。また、側壁14
Cには、熱交換器18に対応して吸気孔24が穿設され
ており、更に、側壁14Cの上部には回収側ボンベBの
背もたれとなる断面略L字状の当接板12が取り付けら
れている。
記計量台9が配置され、水平フレーム6に沿ってそれに
固定されている。この計量台9側のケース14の側壁1
4C側に前記熱交換器18は配置され、前記ファン17
はその回転軸8A側に対向されている。また、側壁14
Cには、熱交換器18に対応して吸気孔24が穿設され
ており、更に、側壁14Cの上部には回収側ボンベBの
背もたれとなる断面略L字状の当接板12が取り付けら
れている。
【0014】この当接板12内には一端を側壁14Cに
回動自在に枢支されたボンベ検知アーム13が収納され
ている。このボンベ検知アーム13の先端には図示しな
い磁石が取り付けられ、基部側の側壁14Cには図3に
示す検知スイッチ26が取り付けられている。そして、
上記磁石を計量台9に載せた回収側ボンベBに吸着させ
た場合の当該ボンベ検知アーム13の角度により、前記
検知スイッチ26が開閉すると共に、この検知スイッチ
26は前記制御装置22に接続されている。
回動自在に枢支されたボンベ検知アーム13が収納され
ている。このボンベ検知アーム13の先端には図示しな
い磁石が取り付けられ、基部側の側壁14Cには図3に
示す検知スイッチ26が取り付けられている。そして、
上記磁石を計量台9に載せた回収側ボンベBに吸着させ
た場合の当該ボンベ検知アーム13の角度により、前記
検知スイッチ26が開閉すると共に、この検知スイッチ
26は前記制御装置22に接続されている。
【0015】一方、前記圧縮機16はデスーパヒート方
式の横型回転(ロータリー)圧縮機であり、図2に示す
如く密閉容器100内に電動機101と、この電動機1
01の駆動軸102により駆動される圧縮部103とを
収納して構成されている。電動機101は固定子106
と、前記駆動軸102が固定された回転子107とで構
成されており、固定子106には固定子巻線108が取
り付けられている。
式の横型回転(ロータリー)圧縮機であり、図2に示す
如く密閉容器100内に電動機101と、この電動機1
01の駆動軸102により駆動される圧縮部103とを
収納して構成されている。電動機101は固定子106
と、前記駆動軸102が固定された回転子107とで構
成されており、固定子106には固定子巻線108が取
り付けられている。
【0016】前記圧縮部103は、シリンダ111と、
駆動軸102の偏心部112によってシリンダ111内
を回転するローラ113とで構成されている。また、係
る圧縮部103と電動機101の間にはオイル隔壁11
4が設けられている。そして、圧縮機16はその圧縮部
103を前記回転軸8A側としてケース14の底壁上に
設置されている。
駆動軸102の偏心部112によってシリンダ111内
を回転するローラ113とで構成されている。また、係
る圧縮部103と電動機101の間にはオイル隔壁11
4が設けられている。そして、圧縮機16はその圧縮部
103を前記回転軸8A側としてケース14の底壁上に
設置されている。
【0017】圧縮機16のケース100には、当該ケー
ス100内に連通した冷媒吐出口116と、前記圧縮部
103に連通した冷媒吸込口117が形成されており、
それぞれには吐出配管118及び吸込配管119が溶接
固定されてケース100外に引き出されている。この吐
出配管118の先端には接続具としてのフレアナット1
24(例えば雄側)が取り付けられており、吸込配管1
19の先端に接続具としてのフレアナット126(例え
ば雌側)が取り付けられている。尚、図2では後述する
逆止弁40、安全弁43等を説明のため削除している。
ス100内に連通した冷媒吐出口116と、前記圧縮部
103に連通した冷媒吸込口117が形成されており、
それぞれには吐出配管118及び吸込配管119が溶接
固定されてケース100外に引き出されている。この吐
出配管118の先端には接続具としてのフレアナット1
24(例えば雄側)が取り付けられており、吸込配管1
19の先端に接続具としてのフレアナット126(例え
ば雌側)が取り付けられている。尚、図2では後述する
逆止弁40、安全弁43等を説明のため削除している。
【0018】また、圧縮機16の適正オイルレベル付近
となるケース100の所定の高さの位置には、前記圧縮
部103に連通したデスーパ出口121と、ケース10
0内に連通したデスーパ入口122が形成されており、
このデスーパ出121とデスーパ入口122は極力短い
短絡配管123にて短絡されている。尚、デスーパ出口
121とデスーパ入口122の位置は圧縮機16の適正
オイルレベル以下の位置に形成しても良い。
となるケース100の所定の高さの位置には、前記圧縮
部103に連通したデスーパ出口121と、ケース10
0内に連通したデスーパ入口122が形成されており、
このデスーパ出121とデスーパ入口122は極力短い
短絡配管123にて短絡されている。尚、デスーパ出口
121とデスーパ入口122の位置は圧縮機16の適正
オイルレベル以下の位置に形成しても良い。
【0019】更に、この短絡配管123のデスーパ入口
122側の中途部には、このデスーパ入口122と同じ
高さの位置(即ち、圧縮機16の適正オイルレベル付
近)に排油用のバルブ131を取り付けている。尚、1
32はバルブ131から排出されたオイルを受ける廃油
容器である。
122側の中途部には、このデスーパ入口122と同じ
高さの位置(即ち、圧縮機16の適正オイルレベル付
近)に排油用のバルブ131を取り付けている。尚、1
32はバルブ131から排出されたオイルを受ける廃油
容器である。
【0020】次に、冷媒回収機3は図3に示す如き構成
とされている。即ち、冷媒回収機3は、前記圧縮機1
6、ファン17、熱交換器18、接続口C1〜C3、電
磁弁SV1〜SV4、オイルセパレーター34、35、
アキュムレーター36、気化用のキャピラリチューブ3
7、液化用のキャピラリチューブ38、逆止弁39、4
0、41、ストレーナー42及び安全弁43とから構成
されている。前記接続口C1は、ストレーナー42を介
して配管47に接続されており、配管47から分岐した
配管46により電磁弁SV1に接続され、電磁弁SV1
の出口は逆止弁39を介して接続口C3に接続されてい
る。尚、逆止弁39は接続口C3側が順方向である。そ
して、これら配管46、電磁弁SV1及び逆止弁39に
て液冷媒バイパス回路45が構成されている。
とされている。即ち、冷媒回収機3は、前記圧縮機1
6、ファン17、熱交換器18、接続口C1〜C3、電
磁弁SV1〜SV4、オイルセパレーター34、35、
アキュムレーター36、気化用のキャピラリチューブ3
7、液化用のキャピラリチューブ38、逆止弁39、4
0、41、ストレーナー42及び安全弁43とから構成
されている。前記接続口C1は、ストレーナー42を介
して配管47に接続されており、配管47から分岐した
配管46により電磁弁SV1に接続され、電磁弁SV1
の出口は逆止弁39を介して接続口C3に接続されてい
る。尚、逆止弁39は接続口C3側が順方向である。そ
して、これら配管46、電磁弁SV1及び逆止弁39に
て液冷媒バイパス回路45が構成されている。
【0021】また、配管47は電磁弁SV2を介してキ
ャピラリチューブ37の入口側に接続されており、キャ
ピラリチューブ37の出口側の配管48は熱交換器18
内を経てオイルセパレーター34に接続されている。こ
のオイルセパレーター34の冷媒出口側の配管49はア
キュムレーター36及び逆止弁40を経て圧縮機16の
吸入配管119に接続される。この場合、上記アキュム
レーター36の出口側の配管133の端部には接続具と
してのフレアナット134(雄側)が取り付けられてお
り、このフレアナット134と吸込配管119のフレア
ナット126を着脱可能に接続する。
ャピラリチューブ37の入口側に接続されており、キャ
ピラリチューブ37の出口側の配管48は熱交換器18
内を経てオイルセパレーター34に接続されている。こ
のオイルセパレーター34の冷媒出口側の配管49はア
キュムレーター36及び逆止弁40を経て圧縮機16の
吸入配管119に接続される。この場合、上記アキュム
レーター36の出口側の配管133の端部には接続具と
してのフレアナット134(雄側)が取り付けられてお
り、このフレアナット134と吸込配管119のフレア
ナット126を着脱可能に接続する。
【0022】尚、前記逆止弁40の入口側と圧縮機16
の吐出側間は電磁弁SV4が接続された配管51にて連
通されている。そして、逆止弁40は圧縮機16の吸入
口117側が順方向である。
の吐出側間は電磁弁SV4が接続された配管51にて連
通されている。そして、逆止弁40は圧縮機16の吸入
口117側が順方向である。
【0023】そして、上記圧縮機16の吐出配管118
はオイルセパレーター35の冷媒入口側の配管136に
接続される。この場合、上記オイルセパレーター35の
冷媒入口側の配管136の端部には接続具としてのフレ
アナット137(雌側)が取り付けられており、このフ
レアナット137と吐出配管118のフレアナット12
4を着脱可能に接続する。このように、圧縮機16の吐
出配管118と吸込配管119は着脱自在のフレアナッ
ト124、126にて他の配管に接続されるので、圧縮
機16が故障して交換する際等には配管を溶接する必要
がなくなり、メンテナンス作業が著しく容易となる。
はオイルセパレーター35の冷媒入口側の配管136に
接続される。この場合、上記オイルセパレーター35の
冷媒入口側の配管136の端部には接続具としてのフレ
アナット137(雌側)が取り付けられており、このフ
レアナット137と吐出配管118のフレアナット12
4を着脱可能に接続する。このように、圧縮機16の吐
出配管118と吸込配管119は着脱自在のフレアナッ
ト124、126にて他の配管に接続されるので、圧縮
機16が故障して交換する際等には配管を溶接する必要
がなくなり、メンテナンス作業が著しく容易となる。
【0024】前記オイルセパレーター35の冷媒出口側
の配管52は、熱交換器18を経てキャピラリチューブ
38に接続され、キャピラリチューブ38の出口は逆止
弁41を介して前記液冷媒バイパス回路45と合流し、
共に接続口C3に接続されている。この逆止弁41も接
続口C3側が順方向である。また、オイルセパレーター
35の油出口側の配管54は逆止弁40の入口側に接続
されている。以上のストレーナー42、配管47から逆
止弁41までが主回収回路55となる。
の配管52は、熱交換器18を経てキャピラリチューブ
38に接続され、キャピラリチューブ38の出口は逆止
弁41を介して前記液冷媒バイパス回路45と合流し、
共に接続口C3に接続されている。この逆止弁41も接
続口C3側が順方向である。また、オイルセパレーター
35の油出口側の配管54は逆止弁40の入口側に接続
されている。以上のストレーナー42、配管47から逆
止弁41までが主回収回路55となる。
【0025】また、接続口C2は電磁弁SV3が接続さ
れた減圧用配管56にてキャピラリチューブ37の入口
側に接続されており、安全弁43は前記圧縮機16の吐
出側に連結されている。更に、57はオイルセパレータ
ー35の油回収用の弁である。尚、接続口C1は被回収
装置に接続され、接続口C2は二口の回収側ボンベBの
一方の接続口B1に接続されると共に、接続口C3は回
収側ボンベBの他方の接続口B2に接続されることにな
る。
れた減圧用配管56にてキャピラリチューブ37の入口
側に接続されており、安全弁43は前記圧縮機16の吐
出側に連結されている。更に、57はオイルセパレータ
ー35の油回収用の弁である。尚、接続口C1は被回収
装置に接続され、接続口C2は二口の回収側ボンベBの
一方の接続口B1に接続されると共に、接続口C3は回
収側ボンベBの他方の接続口B2に接続されることにな
る。
【0026】以上の構成で、次に本発明の冷媒回収装置
1による冷媒回収作業につき説明する。尚、バルブ13
1は閉じているものとする。先ず、冷媒回収装置1の水
平フレーム6を水平方向として圧縮機16を正規の設置
状態とする。この状態で接続口C1にゴムホース61を
介し、被回収装置としての図示しない冷凍機等のコンデ
ンシングユニットを連通接続する。また、回収側ボンベ
Bを計量台9上に載せ、その接続口B1をゴムホース6
2により接続口C2に連通接続し、接続口B2をゴムホ
ース63により接続口C3に連通接続する。また、回収
側ボンベBには図示しないチェーンを巻き、これをケー
ス14の側壁14Cのフック67、67に掛けることに
よって転倒を防止すると共に、前記ボンベ検知アーム1
3を回動させて立ち上げ、先端の磁石を回収側ボンベB
に吸着させる。
1による冷媒回収作業につき説明する。尚、バルブ13
1は閉じているものとする。先ず、冷媒回収装置1の水
平フレーム6を水平方向として圧縮機16を正規の設置
状態とする。この状態で接続口C1にゴムホース61を
介し、被回収装置としての図示しない冷凍機等のコンデ
ンシングユニットを連通接続する。また、回収側ボンベ
Bを計量台9上に載せ、その接続口B1をゴムホース6
2により接続口C2に連通接続し、接続口B2をゴムホ
ース63により接続口C3に連通接続する。また、回収
側ボンベBには図示しないチェーンを巻き、これをケー
ス14の側壁14Cのフック67、67に掛けることに
よって転倒を防止すると共に、前記ボンベ検知アーム1
3を回動させて立ち上げ、先端の磁石を回収側ボンベB
に吸着させる。
【0027】その後、冷媒回収装置1の電源を投入す
る。このとき、制御装置22は検知スイッチ26によ
り、ボンベBの大きさ(高さ寸法)を検知しており、指
定の大きさのボンベであれば圧縮機16の運転を許容す
るが、指定の大きさよりも小さいボンベの場合には、圧
縮機16の運転を禁止する。それによって、指定よりも
小さいボンベを使用した冷媒回収作業を禁止して、回収
側ボンベに冷媒が過充填されることによるボンベその他
の機器の破損事故の発生を未然に回避する。
る。このとき、制御装置22は検知スイッチ26によ
り、ボンベBの大きさ(高さ寸法)を検知しており、指
定の大きさのボンベであれば圧縮機16の運転を許容す
るが、指定の大きさよりも小さいボンベの場合には、圧
縮機16の運転を禁止する。それによって、指定よりも
小さいボンベを使用した冷媒回収作業を禁止して、回収
側ボンベに冷媒が過充填されることによるボンベその他
の機器の破損事故の発生を未然に回避する。
【0028】次に、制御装置22は先ず電磁弁SV4を
開き、圧縮機16の吐出側と吸入側の圧力差の均等化を
図り、圧縮機16の起動負荷を軽減する。その後、3〜
5秒経過してから制御装置22はSV4を閉じた後、圧
縮機16及びファン17を起動する。ここで、当初電磁
弁SV2は閉じており、電磁弁SV1とSV3は開く。
これによって、前記コンデンシングユニット(被回収装
置)と回収側ボンベBはストレーナー42、配管46、
電磁弁SV1及び逆止弁39を介して連通され、コンデ
ンシングユニットと回収側ボンベBとの圧力差によっ
て、コンデンシングユニット内で液状態となっている冷
媒を回収側ボンベBの接続口B2からボンベB内に回収
する。
開き、圧縮機16の吐出側と吸入側の圧力差の均等化を
図り、圧縮機16の起動負荷を軽減する。その後、3〜
5秒経過してから制御装置22はSV4を閉じた後、圧
縮機16及びファン17を起動する。ここで、当初電磁
弁SV2は閉じており、電磁弁SV1とSV3は開く。
これによって、前記コンデンシングユニット(被回収装
置)と回収側ボンベBはストレーナー42、配管46、
電磁弁SV1及び逆止弁39を介して連通され、コンデ
ンシングユニットと回収側ボンベBとの圧力差によっ
て、コンデンシングユニット内で液状態となっている冷
媒を回収側ボンベBの接続口B2からボンベB内に回収
する。
【0029】一方、圧縮機16の運転によって電磁弁S
V3、配管56、キャピラリチューブ37、配管48、
オイルセパレーター34、配管49、アキュムレーター
36及び逆止弁40を介して、接続口B1より回収側ボ
ンベB内のガス冷媒を吸引している。従って、回収側ボ
ンベB内の圧力は低くなっており、従って、上記液冷媒
の回収が促進される。また、配管56を経たガス冷媒は
キャピラリチューブ37を経て(ここで、冷媒中に含ま
れる液分を減圧して気化させる)配管48に入り、熱交
換器18、オイルセパレーター34、アキュムレーター
36、逆止弁40を経て吸込口117から圧縮機16に
吸い込まれる。
V3、配管56、キャピラリチューブ37、配管48、
オイルセパレーター34、配管49、アキュムレーター
36及び逆止弁40を介して、接続口B1より回収側ボ
ンベB内のガス冷媒を吸引している。従って、回収側ボ
ンベB内の圧力は低くなっており、従って、上記液冷媒
の回収が促進される。また、配管56を経たガス冷媒は
キャピラリチューブ37を経て(ここで、冷媒中に含ま
れる液分を減圧して気化させる)配管48に入り、熱交
換器18、オイルセパレーター34、アキュムレーター
36、逆止弁40を経て吸込口117から圧縮機16に
吸い込まれる。
【0030】吸い込まれた冷媒は圧縮部103で加圧圧
縮された後、デスーパ出口121から出て短絡配管12
3を通り(図3、図4に破線矢印で示す)、デスーパ入
口122からケース100内に戻って吐出口116から
吐出され、オイルセパレーター35を経て配管52に入
る。
縮された後、デスーパ出口121から出て短絡配管12
3を通り(図3、図4に破線矢印で示す)、デスーパ入
口122からケース100内に戻って吐出口116から
吐出され、オイルセパレーター35を経て配管52に入
る。
【0031】配管52に入った冷媒は熱交換器18にて
ファン17により空冷され、キャピラリチューブ37に
比して抵抗値の大きいキャピラリチューブ38にて液冷
媒へと状態変化された後、逆止弁41を経て接続口B2
より回収側ボンベBに回収される。
ファン17により空冷され、キャピラリチューブ37に
比して抵抗値の大きいキャピラリチューブ38にて液冷
媒へと状態変化された後、逆止弁41を経て接続口B2
より回収側ボンベBに回収される。
【0032】ここで、ファン17は運転されて吸気孔2
4より外気を吸引し、熱交換器18に流通させるが、吸
気孔24は計量台9に面しているので、吸引による空気
流は回収側ボンベB周囲を通過することになる。従っ
て、回収側ボンベBの温度上昇が防止され、内部圧力の
上昇が抑制されるので、回収がより迅速に行えるように
なる。また、配管48に入ったガス冷媒は熱交換器18
にて配管52を通る冷媒により加熱されるかたちとなる
ので、冷媒のガス化は促進される。
4より外気を吸引し、熱交換器18に流通させるが、吸
気孔24は計量台9に面しているので、吸引による空気
流は回収側ボンベB周囲を通過することになる。従っ
て、回収側ボンベBの温度上昇が防止され、内部圧力の
上昇が抑制されるので、回収がより迅速に行えるように
なる。また、配管48に入ったガス冷媒は熱交換器18
にて配管52を通る冷媒により加熱されるかたちとなる
ので、冷媒のガス化は促進される。
【0033】この液冷媒のみの回収は回収側ボンベB内
の圧力と前記コンデンシングユニット内の圧力が平衡さ
れた時点で終了する。また、この時点は計量台9による
回収側ボンベBの重量変化で把握することができる。こ
のように、冷媒回収当初に圧縮機16を介すること無
く、コンデンシングユニット内の液冷媒をそのまま回収
側ボンベBに回収するので、冷媒を迅速に回収すること
ができるようになる。また、液冷媒を蒸発させること無
く回収するので、冷媒温度の低下による回収率の低下も
防止できる。
の圧力と前記コンデンシングユニット内の圧力が平衡さ
れた時点で終了する。また、この時点は計量台9による
回収側ボンベBの重量変化で把握することができる。こ
のように、冷媒回収当初に圧縮機16を介すること無
く、コンデンシングユニット内の液冷媒をそのまま回収
側ボンベBに回収するので、冷媒を迅速に回収すること
ができるようになる。また、液冷媒を蒸発させること無
く回収するので、冷媒温度の低下による回収率の低下も
防止できる。
【0034】係る液冷媒の回収が終了したら、今度は電
磁弁SV1、SV3を閉じ、電磁弁SV2を開く。これ
によって、コンデンシングユニット内でガス状となって
いる冷媒は、圧縮機16の運転によって電磁弁SV2、
キャピラリチューブ37、配管48、オイルセパレータ
ー34、配管49、アキュムレーター36及び逆止弁4
0を介して、圧縮機16に吸引される。
磁弁SV1、SV3を閉じ、電磁弁SV2を開く。これ
によって、コンデンシングユニット内でガス状となって
いる冷媒は、圧縮機16の運転によって電磁弁SV2、
キャピラリチューブ37、配管48、オイルセパレータ
ー34、配管49、アキュムレーター36及び逆止弁4
0を介して、圧縮機16に吸引される。
【0035】これによって吸引されたガス冷媒は、キャ
ピラリチューブ37を経て(ここで、冷媒中に含まれる
液分を減圧して気化させる)配管48に入り、前述同様
に熱交換器18を介してオイルセパレーター34に入
る。ここで、冷媒中に含まれるオイルの大部分が分離さ
れ、ガス冷媒のみがアキュムレーター36、逆止弁40
を経て圧縮機16に吸い込まれる。吸い込まれた冷媒は
前述同様に加圧圧縮された後、オイルセパレーター35
に入る。そして、ここで圧縮機16のオイルが分離さ
れ、その後ガス冷媒のみが配管52に入る。
ピラリチューブ37を経て(ここで、冷媒中に含まれる
液分を減圧して気化させる)配管48に入り、前述同様
に熱交換器18を介してオイルセパレーター34に入
る。ここで、冷媒中に含まれるオイルの大部分が分離さ
れ、ガス冷媒のみがアキュムレーター36、逆止弁40
を経て圧縮機16に吸い込まれる。吸い込まれた冷媒は
前述同様に加圧圧縮された後、オイルセパレーター35
に入る。そして、ここで圧縮機16のオイルが分離さ
れ、その後ガス冷媒のみが配管52に入る。
【0036】配管52に入った冷媒は同様に熱交換器1
8にてファン17により空冷され、抵抗値の大きいキャ
ピラリチューブ38にて液冷媒へと状態変化された後、
逆止弁41他を経て接続口B2より回収側ボンベBに回
収される。
8にてファン17により空冷され、抵抗値の大きいキャ
ピラリチューブ38にて液冷媒へと状態変化された後、
逆止弁41他を経て接続口B2より回収側ボンベBに回
収される。
【0037】ここで、図4のケース100内にハッチン
グで示すのは運転中の圧縮機16内のオイルレベルであ
る。ここで、圧縮部103のシリンダ111とローラ1
13との間のシール性を確保するためには、圧縮部10
3はオイル面にある程度没していなければならないが、
横型回転圧縮機の場合、運転時に圧力差によって図4に
示す如く圧縮部103にオイルが集まるように構成され
ている。
グで示すのは運転中の圧縮機16内のオイルレベルであ
る。ここで、圧縮部103のシリンダ111とローラ1
13との間のシール性を確保するためには、圧縮部10
3はオイル面にある程度没していなければならないが、
横型回転圧縮機の場合、運転時に圧力差によって図4に
示す如く圧縮部103にオイルが集まるように構成され
ている。
【0038】また、前記コンデンシングユニット(被回
収装置)から吸引された冷媒中のオイルは前記オイルセ
パレーター34にて分離されるものの、分離し切れなか
ったオイルは圧縮機16に吸い込まれ、内部に溜まり込
む。それによって、圧縮機16内のオイルの量が必要以
上に多くなると、圧縮機16内における負荷が大きくな
り、故障を引き起こす。
収装置)から吸引された冷媒中のオイルは前記オイルセ
パレーター34にて分離されるものの、分離し切れなか
ったオイルは圧縮機16に吸い込まれ、内部に溜まり込
む。それによって、圧縮機16内のオイルの量が必要以
上に多くなると、圧縮機16内における負荷が大きくな
り、故障を引き起こす。
【0039】そこで、冷媒回収作業を始める前、或いは
作業後の圧縮機16の停止状態において、バルブ131
を開く。ここで、バルブ131は圧縮機16の適正オイ
ルレベル付近に位置して取り付けられているので、必要
以上のオイルが圧縮機16のケース100内に貯留され
ている場合には、デスーパ出口121から短絡配管12
3を通り、或いはデスーパ入口122を経てこの増加分
のオイルがバルブ131から排出され、圧縮機16内の
オイルレベルは図5にハッチングで示す適正値まで低下
する。
作業後の圧縮機16の停止状態において、バルブ131
を開く。ここで、バルブ131は圧縮機16の適正オイ
ルレベル付近に位置して取り付けられているので、必要
以上のオイルが圧縮機16のケース100内に貯留され
ている場合には、デスーパ出口121から短絡配管12
3を通り、或いはデスーパ入口122を経てこの増加分
のオイルがバルブ131から排出され、圧縮機16内の
オイルレベルは図5にハッチングで示す適正値まで低下
する。
【0040】従って、極めて容易に圧縮機16の適正オ
イルレベルを維持することができるようになると共に、
従来の如き覗き窓を圧縮機16に取り付ける必要が無く
なる。また、デスーパ出口121或いは入口122を兼
用してバルブ131を取り付けられるので、コストの著
しい低減を図ることが可能となる。
イルレベルを維持することができるようになると共に、
従来の如き覗き窓を圧縮機16に取り付ける必要が無く
なる。また、デスーパ出口121或いは入口122を兼
用してバルブ131を取り付けられるので、コストの著
しい低減を図ることが可能となる。
【0041】特にこの場合、圧縮機16のデスーパ出口
121及び入口122を短絡配管123により短絡して
いるので、圧縮機16が停止した後、迅速に圧縮機16
内部のオイルレベル及び圧力差を均一化させることがで
きるようになる。従って、圧縮機16内におけるオイル
の偏りによる故障の発生を防止し、圧力差による始動性
の悪化を改善することができると共に、上記排油作業も
円滑に進めることができるようになる。尚、排出された
オイルは廃油容器132内に収容される。
121及び入口122を短絡配管123により短絡して
いるので、圧縮機16が停止した後、迅速に圧縮機16
内部のオイルレベル及び圧力差を均一化させることがで
きるようになる。従って、圧縮機16内におけるオイル
の偏りによる故障の発生を防止し、圧力差による始動性
の悪化を改善することができると共に、上記排油作業も
円滑に進めることができるようになる。尚、排出された
オイルは廃油容器132内に収容される。
【0042】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、デス
ーパヒート方式の圧縮機のデスーパ出口及び入口を圧縮
機の適正オイルレベル付近若しくはそれ以下の位置に設
定すると共に、デスーパ出口及び入口を短絡し、且つ、
これらデスーパ出口或いは入口に連通した排油用のバル
ブを圧縮機の適正オイルレベル付近に位置して取り付け
たので、同様に必要以上のオイルが圧縮機内に貯留され
ている場合には、このバルブを開くだけでデスーパ出口
或いは入口を経て増加分のオイルをバルブから排出し、
適正値まで低下させることができる。従って、前述同様
極めて容易に圧縮機の適正オイルレベルを維持すること
ができるようになると共に、覗き窓を圧縮機に取り付け
る必要が無くなり、且つ、デスーパ出口或いは入口を兼
用してバルブを取り付けられるので、コストの著しい低
減を図ることが可能となる。
ーパヒート方式の圧縮機のデスーパ出口及び入口を圧縮
機の適正オイルレベル付近若しくはそれ以下の位置に設
定すると共に、デスーパ出口及び入口を短絡し、且つ、
これらデスーパ出口或いは入口に連通した排油用のバル
ブを圧縮機の適正オイルレベル付近に位置して取り付け
たので、同様に必要以上のオイルが圧縮機内に貯留され
ている場合には、このバルブを開くだけでデスーパ出口
或いは入口を経て増加分のオイルをバルブから排出し、
適正値まで低下させることができる。従って、前述同様
極めて容易に圧縮機の適正オイルレベルを維持すること
ができるようになると共に、覗き窓を圧縮機に取り付け
る必要が無くなり、且つ、デスーパ出口或いは入口を兼
用してバルブを取り付けられるので、コストの著しい低
減を図ることが可能となる。
【0043】特にこの場合、圧縮機のデスーパ出口及び
入口を短絡しているので、圧縮機が停止した後、迅速に
圧縮機内部のオイルレベル及び圧力差を均一化させるこ
とができるようになる。従って、圧縮機内におけるオイ
ルの偏りによる故障の発生を防止し、圧力差による始動
性の悪化を改善することができると共に、上記排油作業
も円滑に進めることができるようになる。
入口を短絡しているので、圧縮機が停止した後、迅速に
圧縮機内部のオイルレベル及び圧力差を均一化させるこ
とができるようになる。従って、圧縮機内におけるオイ
ルの偏りによる故障の発生を防止し、圧力差による始動
性の悪化を改善することができると共に、上記排油作業
も円滑に進めることができるようになる。
【図1】本発明の冷媒回収装置の斜視図である。
【図2】本発明の冷媒回収装置の圧縮機の縦断側面図で
ある。
ある。
【図3】本発明の冷媒回収装置の本体内に設置される冷
媒回収機の構成図である。
媒回収機の構成図である。
【図4】本発明の冷媒回収装置の圧縮機の運転中のオイ
ルレベルを示す図である。
ルレベルを示す図である。
【図5】本発明の冷媒回収装置の圧縮機の停止中におけ
る適正オイルレベルを示す図である。
る適正オイルレベルを示す図である。
1 冷媒回収装置 3 冷媒回収機 16 圧縮機 22 制御装置 103 圧縮部 116 吐出口 117 吸込口 121 デスーパ出口 122 デスーパ入口 123 短絡配管 124、126 フレアナット 131 バルブ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−105180(JP,A) 実開 昭61−29283(JP,U) 実開 昭63−66764(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25B 45/00
Claims (1)
- 【請求項1】 デスーパヒート方式の冷媒加圧用圧縮機
と、冷媒凝縮用の熱交換器等とを順次配管接続して成
り、被回収装置から不要冷媒を回収する冷媒回収装置に
おいて、 前記圧縮機のデスーパ出口及び入口を圧縮機の適正オイ
ルレベル付近若しくはそれ以下の位置に設定すると共
に、デスーパ出口及び入口を短絡し、且つ、これらデス
ーパ出口或いは入口に連通した排油用のバルブを前記適
正オイルレベル付近に位置して取り付けたことを特徴と
する冷媒回収装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06261268A JP3133622B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 冷媒回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06261268A JP3133622B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 冷媒回収装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08100967A JPH08100967A (ja) | 1996-04-16 |
JP3133622B2 true JP3133622B2 (ja) | 2001-02-13 |
Family
ID=17359471
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06261268A Expired - Fee Related JP3133622B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 冷媒回収装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3133622B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110869683A (zh) * | 2017-07-07 | 2020-03-06 | 大金工业株式会社 | 制冷剂回收装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106642849B (zh) * | 2015-10-29 | 2020-06-09 | 黄光裕 | 冷媒回收设备的压缩机防止故障的方法及其结构 |
-
1994
- 1994-09-30 JP JP06261268A patent/JP3133622B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110869683A (zh) * | 2017-07-07 | 2020-03-06 | 大金工业株式会社 | 制冷剂回收装置 |
EP3627077A4 (en) * | 2017-07-07 | 2021-03-10 | Daikin Industries, Ltd. | REFRIGERANT RECOVERY DEVICE |
US11131489B2 (en) | 2017-07-07 | 2021-09-28 | Daikin Industries, Ltd. | Refrigerant recovery apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08100967A (ja) | 1996-04-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |