JP3133237B2 - 再閉自在包装袋 - Google Patents
再閉自在包装袋Info
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Description
パー片による開閉を簡単に行なう再閉自在包装袋に関す
る。
ココアのような粉末食品は、包装袋の1回の開封により
すべて消費されるものではないので、再閉自在包装袋に
封入されて市販されている。再閉自在包装袋は、両側部
および一端部をヒートシールした包装袋本体と、包装袋
本体の内面の開口端に近い部位に固着された一対のジッ
パー片とから構成されている。一対のジッパー片は、台
座部分の幅方向中心線上におす形ジッパー部を設けたジ
ッパー片と、台座部分の幅方向中心線上にめす形ジッパ
ー部を設けたジッパー片とから構成されている。
しは、再閉自在包装袋のジッパー片とヒートシール部と
の間を切断し、係合しているジッパー片のジッパー部を
離して、開口部を開くことで行ない、再閉自在包装袋に
封入された内容物の一部を取出した後の再閉は、ジッパ
ー片のジッパー部を係合して開口部を閉じることで行な
う。
設けられた一対のジッパー片は、台座部分の幅が同じで
あるから、再閉自在包装袋に固着されたジッパー片の台
座部分の端縁は同一線上に位置する。そのため、再閉自
在包装袋をジッパー片とヒートシール部との間で切断し
た場合に、再閉自在包装袋のジッパー片の台座部分より
開口端側に位置する部分はほとんど同じ長さであり、再
閉自在包装袋の開口端となるこの部分は、ジッパー片の
ジッパー部が互いに係合して閉じられているので、互い
に接した状態にあり、この部分の開口端を見付けて掴む
ことが難しいため、再閉自在包装袋が開封しにくいとい
う難点がある。これは、ジッパー片のジッパー部を互い
に係合して再閉した再閉自在包装袋を再開封するときも
同様である。本発明は上記した点に鑑みてなされたもの
で、開封した後のジッパー片による開閉を簡単に行なう
再閉自在包装袋を提供することを目的とする。
は、一対のジッパー片の台座部分の幅を異なる長さと
し、台座部分を開口端側端縁に未シール部を残して包装
袋本体に固着したことで、開封時の包装袋本体の表面と
裏面の開口端縁を同一線上に位置しないようにし、包装
袋本体の開口端を見付けて一対のジッパー片のジッパー
部を開くことを容易に行なう。台座部分に未シール部を
残すことで、ジッパー片の包装袋本体への溶着に際して
台座部分の溶融を防ぐことができる。
て説明する。図1は本発明による再閉自在包装袋を示
し、この自立形再閉自在包装袋1は、包装袋本体2と、
包装袋本体2の内面の開口端に近い部位に固着された一
対のジッパー片3,4(図2)とから構成されている。
2枚のラミネートフィルム2a,2bを重ね合わせ、図
1に示すように、全体形状が矩形状になるように、両側
部5,5および下端部6をヒートシールして形成され
る。この包装袋本体2の開口端7は、内容物を封入した
後ヒートシールされる。包装袋本体2は、両側部5,5
および開口端7をヒートシールし、内容物を封入後下端
部6をヒートシールする場合もある。
片3は、図2に示すように、台座部分3aの幅方向中心
線上にめす形ジッパー部3bを設けて構成され、他方の
ジッパー片4は、台座部分4aの幅方向中心線からずれ
た位置におす形ジッパー部4bを設けて構成されてい
る。すなわち、一対のジッパー片3,4は、めす形ジッ
パー部3bとおす形ジッパー部4bを係合した時に、台
座部分3aと台座部分4aの端縁が段差を形成するよう
に位置している。図2に示す実施の形態では、ジッパー
片4の台座部分4aの幅は、ジッパー片3の台座部分3
aの幅より大きいが、ジッパー片4の台座部分4aの幅
は、ジッパー片3の台座部分3aの幅より小さくてもよ
い。
袋本体2の開口端側内面に台座部分3aの開口端側端縁
に未シール部8を残して溶着手段により固着されてい
る。未シール部8の幅は0.5〜2.0mm程度であ
る。未シール部8を形成することで、ジッパー片3を包
装袋本体2の内面に溶着した際に、台座部分3aの端縁
が溶融して潰れ、これにより、開封時にジッパー片3が
切り裂かれてしまうことがない。同様に、ジッパー片4
も、包装袋本体2の開口端側内面に台座部分4aの開口
端側端縁に未シール部9を残して溶着手段により固着さ
れている。未シール部9の幅は0.5〜2.0mm程度
である。
ッパー部3bとおす形ジッパー部4bが嵌合した状態に
おいて、台座部分3aの未シール側縁部と台座部分4a
の未シール側縁部との距離Lは5mm程度である。
ヒートシール部5,5のジッパー片3とヒートシール部
7との間には、開封のためのノッチ10,10が設けら
れている。また、このノッチ10の近くには、開封時の
切断方向を示す指示部11が設けられている。
ム2aは、図3に示すように、厚さ50ミクロンの直鎖
低密度ポリエチレンフィルム12と、厚さ7ミクロンの
アルミニウム箔13と、厚さ20ミクロンの低密度ポリ
エチレンフィルム14と、印刷面15を設けた厚さ12
ミクロンのポリエステルフィルム16をラミネート加工
することで作られている。ラミネートフィルム2aの内
面側に位置する直鎖低密度ポリエチレンフィルム12に
ジッパー片3が溶着される。ラミネートフィルム2b
は、ラミネートフィルム2aと同一構成であり、直鎖低
密度ポリエチレンフィルム12にジッパー片4が溶着さ
れる。上記ラミネートフィルム2aは、厚さ60ミクロ
ンの直鎖低密度ポリエチレンフィルムと厚さ12ミクロ
ンの2軸延伸ポリエステルフィルムをラミネートしたも
のであってもよい。
に再閉自在包装袋1を開封するには、再閉自在包装袋1
の一方の側部ヒートシール部5に設けたノッチ10の両
側部分を手で持って、指示部11で示す切断方向に切断
するように力を加えると、ノッチ10から発生する破断
線は、指示部11の切断方向に延び、再閉自在包装袋1
の表面フィルムと裏面フィルムに延びる。
切断線は、ジッパー片3の台座部分3aの未シール側縁
部に沿って横方向に延び、再閉自在包装袋1の表面フィ
ルムを切断する。また、再閉自在包装袋1の裏面フィル
ムに延びる切断線は、ジッパー片4の台座部分4aの未
シール側縁部に沿って横方向に延び、再閉自在包装袋1
の裏面フィルムを切断する。ジッパー片3の台座部分3
aの未シール側縁部とジッパー片4の台座部分4aの未
シール側縁部は段違いに位置しているので、切断された
表面フィルムの端縁と裏面フィルムの端縁は異なる位置
にある。図4に切断された再閉自在包装袋1を示す。こ
の再閉自在包装袋1は、切断された表面フィルムの端縁
と裏面フィルムの端縁が異なる位置にあるので、開口端
を見付けて一対のジッパー片のジッパー部を開くことを
容易に行なうことができる。このように、再閉自在包装
袋1の切断された表面フィルムの端縁と裏面フィルムの
端縁を異なる位置としたことで、一対のジッパー片を再
閉した場合にも、一対のジッパー片のジッパー部を開く
ことが容易となる。
る前の状態を示す図。
の断面図。
示す図。
Claims (3)
- 【請求項1】両側部および一端部をヒートシールした包
装袋本体と、ジッパー部と台座部分とを有し包装袋本体
の内面の開口端に近い部位に固着された一対のジッパー
片とを有し、包装袋本体の開口端を内容物を充填した後
ヒートシールする再閉自在包装袋において、一方のジッ
パー片のジッパー部から一側に延びる台座部分と他方の
ジッパー片のジッパー部から一側に延びる台座部分を異
なる幅とし、一対のジッパー片を台座部分が段差を形成
するように包装袋本体の開口端側に配置し、一対のジッ
パー片のそれぞれの台座部分を端縁に沿った未シール部
を形成するように包装袋本体に固着したことを特徴とす
る再閉自在包装袋。 - 【請求項2】一方のジッパー片の台座部分の未シール部
と他方のジッパー片の台座部分の未シール部は、互いに
重ならない位置にあることを特徴とする請求項1に記載
の再閉自在包装袋。 - 【請求項3】一対のジッパー片のジッパー部から一側に
延びる台座部分の幅の差は5mmで、各台座部分の未シ
ール部の幅は0.5〜2.0mmであることを特徴とす
る請求項1に記載の再閉自在包装袋。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP07278027A JP3133237B2 (ja) | 1995-10-25 | 1995-10-25 | 再閉自在包装袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07278027A JP3133237B2 (ja) | 1995-10-25 | 1995-10-25 | 再閉自在包装袋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09118343A JPH09118343A (ja) | 1997-05-06 |
JP3133237B2 true JP3133237B2 (ja) | 2001-02-05 |
Family
ID=17591640
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07278027A Expired - Lifetime JP3133237B2 (ja) | 1995-10-25 | 1995-10-25 | 再閉自在包装袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3133237B2 (ja) |
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EP2077236A4 (en) | 2006-10-02 | 2010-07-28 | Idemitsu Unitech Co Ltd | EASY-TO-OPEN FASTENING TAPE, PACKAGING BAG WITH EASY-TO-OPEN FASTENING TAPE AND METHOD FOR MANUFACTURING EASY-TO-OPEN FASTENING TAPE |
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-
1995
- 1995-10-25 JP JP07278027A patent/JP3133237B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH09118343A (ja) | 1997-05-06 |
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