JP2017001688A - 充填方法 - Google Patents

充填方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017001688A
JP2017001688A JP2015115783A JP2015115783A JP2017001688A JP 2017001688 A JP2017001688 A JP 2017001688A JP 2015115783 A JP2015115783 A JP 2015115783A JP 2015115783 A JP2015115783 A JP 2015115783A JP 2017001688 A JP2017001688 A JP 2017001688A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag body
zipper tape
bag
region
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015115783A
Other languages
English (en)
Inventor
匠 戸▲高▼
Takumi TODAKA
匠 戸▲高▼
昌 音渕
Akira Otofuchi
昌 音渕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Idemitsu Unitech Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Unitech Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Idemitsu Unitech Co Ltd filed Critical Idemitsu Unitech Co Ltd
Priority to JP2015115783A priority Critical patent/JP2017001688A/ja
Publication of JP2017001688A publication Critical patent/JP2017001688A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Bag Frames (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)

Abstract

【課題】ジッパーテープ付袋体への充填が容易な充填方法を提供する。【解決手段】雌側帯状基部22Aの幅方向における収納空間側と反対側のみを袋本体10に接合させ、係合部23が設けられた位置およびこの位置から収納空間側が非接合となる、いわゆる片側外しのジッパーテープ付袋体1を用いる。袋本体10を開封して被包装物を充填する際、係合部23が設けられた位置に重なる袋本体10の領域を、吸盤61にてそれぞれ吸着保持して互いに離間する方向に移動させる。雌側帯状基部22Aの開口部14側が引っ張られる状態となり、雄部21Bの開口部14側が外される状態となり、小さい力で容易に係合を解除でき、被包装物を充填するための袋本体10の開封が容易にできる。【選択図】図7

Description

本発明は、ジッパーテープ付袋体に被包装物を充填する充填方法に関する。
近年、被包装物を収納する袋体を開封した後、再封止可能としたジッパーテープ付袋体が広く利用されている。このようなジッパーテープ付袋体として、内圧が作用しても被包装物が漏れ出ることを防止できる構成が知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
特許文献1,2に記載のジッパーテープ付袋体は、雄部材および雌部材のうちのいずれか一方の帯状基部について、幅方向における袋本体の開口部側のみを接合し、雄部および雌部が設けられた位置さらには収納空間側は接合されない、いわゆる片側外しの構成が採られている。
ところで、ジッパーテープ付袋体に被包装物を充填する際、自動機を用いて、袋体を開封して被包装物を充填後、袋体を密封する一連の工程を自動的に実施することが知られている(特許文献3参照)。
この特許文献3に記載のジッパーテープ付袋体の充填方法では、自動機により袋体の開封不良が発生することを防止するために、雄部と雌部との係合する形状を最適な寸法形状に設定して、収納空間側の開封強度を確保しつつ、手による開封性と自動機による開封性の向上を両立させて、開封不良を防止する構成が採られている。
特開平8−268445号公報 特開2015−16903号公報 国際公開WO2012/147275
発明者らは、鋭意研究により、自動機を用いた場合でも容易に充填できる方法を見出した。
本発明は、ジッパーテープ付袋体への充填が容易な充填方法を提供することを目的とする。
本発明の充填方法は、収納空間を有する袋本体と、前記袋本体の内面にそれぞれ接合される一対の帯状基部、およびこれら帯状基部にそれぞれ設けられ互いに係合可能な係合部を備えたジッパーテープと、を具備したジッパーテープ付袋体に、被包装物を充填する充填方法であって、前記一対の帯状基部のうちの少なくともいずれか一方は、幅方向における前記収納空間側と反対側のみが接合され、かつ前記係合部が設けられた位置および当該位置から前記収納空間側が非接合とされたものであり、前記一対の帯状基部における前記係合部が設けられた位置に重なる前記袋本体の領域のそれぞれを保持し、これら保持した領域を互いに離間する方向に移動させ、前記係合部の係合を解除し、前記袋本体を開封させる工程と、前記開封された前記袋本体の収納空間に前記被包装物を投入する工程と、前記係合部を係合して前記開封する袋本体を封止する工程と、を実施することを特徴とする。
本発明では、帯状基部の少なくともいずれか一方について、幅方向における収納空間側と反対側のみを袋本体に接合させ、係合部が設けられた位置およびこの位置から収納空間側が非接合となる、いわゆる片側外しの構成としている。そして、被包装物の充填のために袋本体を開封する際、係合部が設けられた位置に重なる袋本体の領域をそれぞれ保持し、これら保持した領域を互いに離間する方向に移動させる。このことにより、帯状基部が片側外しの構成となっているので、互いに係合する係合部の収納空間側と反対側が外される状態に移動され、容易に係合が解除され、袋本体を容易に開封できる。
ここで、係合部が設けられた位置に重なる袋本体の領域とは、帯状基部の係合部が設けられている面と反対側の面であって、係合部が設けられている位置に対応する領域に、重なり合う袋本体の領域である。
そして、係合部が設けられた位置に重なる袋本体の領域の保持とは、帯状基部における係合部が設けられた位置の反対側の面の位置に重なる袋本体の領域を、直接的に保持する場合に限らない。例えば、袋本体における係合部の位置に重なる領域を跨ぐ収納空間側の袋本体の領域、および収納空間側と反対側の袋本体の領域の少なくとも2箇所を保持することで、その間に位置する係合部に対応する袋本体の領域も袋本体の張力により追従して間接的に保持される状態も含む。
また、一方の帯状基部における係合部が設けられた位置に重なる袋本体の領域の保持と、他方の帯状基部における係合部が設けられた位置に重なる袋本体の領域の保持とが、袋本体の一面側と他面側とで対向する対称的に保持する場合に限らない。例えば、一方の帯状基部側の袋本体の領域の保持としては係合部の位置に対応する領域とし、他方の帯状基部側の保持としては係合部の位置を跨ぐ収納空間側およびその反対側の2箇所の領域としてもよい。
そして、本発明では、前記袋本体を保持する領域は、前記帯状基部の長手方向の中心部分である構成とすることが好ましい。
この発明では、帯状基部の長手方向の中心部分に対応した袋本体の領域を保持する構成とすることにより、簡単な構成で、係合部の係合を容易に解除するために袋本体の領域を保持することが、容易にできる。
また、本発明では、前記袋本体を開封させる工程では、前記袋本体の外面を吸気により吸着することで、前記袋本体の領域を保持する構成とすることが好ましい。
この発明では、吸気による吸着にて袋本体の領域を保持する構成とすることにより、簡単な構成で、係合部の係合を容易に解除するために袋本体の領域を保持することが、簡単な構成で容易にできる。
さらに、本発明では、前記ジッパーテープとしては、前記係合部が雄部および雌部を備えたものであり、前記雄部が、前記帯状基部から突出する首領域と、前記首領域から前記帯状基部の幅方向の収納空間側に向けて突出する鉤領域と、前記首領域から前記帯状基部の幅方向の収納空間と反対側に向けて突出する爪領域とを有し、前記爪領域が、前記首領域から突出する先端点における前記帯状基部の平面に平行な平行線に対して当該爪領域の斜辺のなす角が鋭角となる形状に形成されたものが用いられる構成とすることが好ましい。
この発明では、袋本体を開封する際、雄部の所定の形状の爪領域が雌部から外される状態となり、爪領域が雌部に強く係合することなくより容易に外れるので、より容易に開封でき、開封不良をより防止でき、良好に被包装物を充填できる。
本発明の一実施形態におけるジッパーテープ付袋体を示す平面図。 前記ジッパーテープ付袋体の断面図。 前記ジッパーテープ付袋体の要部を拡大した断面図。 前記ジッパーテープ付袋体を製造する製造装置を示す斜視図。 前記ジッパーテープ付袋体の自動充填時における袋本体の保持状態を示す断面図。 前記ジッパーテープ付袋体の自動充填時における袋本体の保持状態を示す平面図。 前記ジッパーテープ付袋体の自動充填時における開封する状態を示す説明図。 前記ジッパーテープ付袋体の内圧が作用した状態を示す説明図。 前記ジッパーテープ付袋体を作業者が開封する状態を示す説明図。 本発明の他の実施形態におけるジッパーテープ付袋体の自動充填時における開封する状態を示す説明図。 本発明のさらに他の実施形態におけるジッパーテープ付袋体の自動充填時における開封する状態を示す説明図。 本発明のさらに他の実施形態におけるジッパーテープを示す断面図。 本発明のさらに他の実施形態におけるジッパーテープ付袋体の自動充填時における袋本体の保持状態を示す平面図。 本発明のさらに他の実施形態におけるジッパーテープ付袋体の自動充填時における袋本体の保持状態を示す断面図。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
本実施形態では、ジッパーテープ付袋体として、食品、薬品、医療品、文具、雑貨などの各種物品を包装する袋体を例示するが、この限りではない。
[ジッパーテープ付袋体の構成]
図1,2に示すように、ジッパーテープ付袋体1は、袋本体10と、袋本体10の内面に接合、例えばヒートシールされたジッパーテープ20と、を備えている。
(袋本体の構成)
袋本体10は、フィルムである基材フィルム11が2枚重ね合わされ、重なり合う両縁に一対のサイドシール部12とボトムシール部13が形成される。
そして、袋本体10は、ボトムシール部13と反対側の重なり合う縁が、ジッパーテープ20を取り付ける開口部14の縁となり、内部に被包装物を収納する収納空間15を区画形成している。なお、開口部14の縁は、図示しない被包装物が収納された後、トップシール部が形成されて封止される。
基材フィルム11としては、例えば、(直鎖状)低密度ポリエチレン(Linear Low Density Polyethylene:LLDPE)、ポリプロピレン(Polypropylene:PP)などの熱可塑性樹脂にて形成された単層または多層のフィルムを利用できる。多層のフィルムとしては、表基材に、二軸延伸したポリプロピレン(Oriented Polypropylene:OPP)、二軸延伸ポリエチレンテレフタレート(OPET)、二軸延伸ナイロン(ONy)、キャストポリプロピレン(Cast Polypropylene:CPP)などを用いることができる。なお、多層フィルムとして、いわゆるガスバリアーや遮光などの目的で、アルミニウム蒸着やアルミニウム箔の積層など、無機系の層を備えた構成としてもよい。
また、基材フィルム11は、包装袋用材料であれば特に限定されないが、例えば厚み寸法が10μm以上であることが好ましい。厚み寸法が10μm未満であると、シール強度、袋強度が弱くなる場合がある。
(ジッパーテープの構成)
ジッパーテープ20は、図2,3に示すように、雄部材21および雌部材22を備えている。
雄部材21は、長手帯状に形成された帯状基部である雄側帯状基部21Aと、雄側帯状基部21Aに長手方向に沿って断面錨条に突出して設けられた雄部21Bと、を有している。
そして、雄部材21は、袋本体10の開口部14に沿って取り付けられている。
雌部材22は、長手帯状に形成された帯状基部である雌側帯状基部22Aと、雌側帯状基部22Aに長手方向に沿って突出して設けられ、雄部21Bが係脱可能な雌部22Bと、を有している。雄部21Bと雌部22Bとにより、本発明の係合部23が構成される。
そして、雌部材22は、袋本体10の開口部14に沿って、雌側帯状基部22Aの幅方向の両端側が袋本体10に接合されて取り付けられている。この取付状態は、雌側帯状基部22Aの幅方向における収納空間15側と反対側のみが袋本体10に接合され、かつ雌部22Bが設けられた位置と、この位置から収納空間15側が袋本体10と非接合とされた、いわゆる片側外しの状態である。
ここで、雄側帯状基部21Aおよび雌側帯状基部22Aの幅方向とは、長手方向に対して直行する方向を幅方向という。雄側帯状基部21Aおよび雌側帯状基部22Aを挟んで、幅方向の一方が収納空間15側となり、他方が開口部14側となる。
このようなジッパーテープ20は、例えば、低密度ポリエチレンまたは直鎖状低密度ポリエチレンなどのポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂が好ましい。特に、剛性が高く変形しにくいという観点から、ポリプロピレン系樹脂が好ましい。ポリプロピレン系樹脂としては、ホモポリプロピレン(H−PP)、ブロックポリプロピレン(B−PP)、ランダムポリプロピレン(R−PP)、プロピレン−エチレン−ブテン1ランダム三元共重合体などが利用できる。
[ジッパーテープ付袋体の製造]
次に、上記ジッパーテープ付袋体1の製造について説明する。
なお、ジッパーテープ付袋体1の製造には、種々の方法を採用することができる。
(製造装置)
図4は、ジッパーテープ付袋体1の製造装置5を示す概略斜視図である。
図4に示す製造装置5は、いわゆる三方製袋機を基本構成とするもので、ジッパーテープ20の雄部材21および雌部材22を基材フィルム11に接合して製袋するものである。
製造装置5は、雄部21Bおよび雌部22Bが係合されたジッパーテープ20を送り出す一対のテープ送出装置51と、ジッパーテープ20を基材フィルム11にヒートシールし、基材フィルム11からジッパーテープ付袋体1を形成させる製袋装置54と、などを備えている。
テープ送出装置51は、雄部21Bおよび雌部22Bが係合されたジッパーテープ20を巻回したテープ巻取ロール511を着脱可能に装着し、ジッパーテープ20を送り出す。
ジッパーテープ20の送出は、例えば連続的に一定速度で送り出す構成に限らず、間欠的に送り出す構成とするなど、いずれの送出方法を適用できる。
なお、図4は、説明の都合上、一対のテープ送出装置51のうちの一方のみを示す。
製袋装置54は、フィルム巻取ロール111から繰り出される基材フィルム11と、テープ送出装置51から送り出されたジッパーテープ20とを位置決めする図示しない位置決めガイド部と、基材フィルム11にジッパーテープ20をヒートシールする一対のシールバー541と、ボトムシール部13を形成するボトムシールバー542と、サイドシール部12を形成するサイドシールバー543と、ジッパーテープ20間で切断する第一切断部545と、サイドシール部12毎に切断し、ボトムシール部13とサイドシール部12との三方がヒートシールされたジッパーテープ付袋体1を得る第二切断部546と、を備えている。
なお、基材フィルム11とジッパーテープ20との接合は、ヒートシールに限らず、超音波による溶着、接着剤などを用いた接着など、各種方法を利用できる。
そして、製造装置5の次工程として、形成されたジッパーテープ付袋体1に被包装物を充填する充填装置(図示せず)が備えられている。
(ジッパーテープ付袋体の製造方法)
次に、上記製造装置5を用いたジッパーテープ付袋体1の製造方法について図面を参照して説明する。
ジッパーテープ付袋体1の製造方法は、例えば図4に示す三方製袋する製造装置5を用いて製造され、ジッパーテープ20を送り出すテープ送出工程と、ジッパーテープ20を基材フィルム11にヒートシールし、基材フィルム11からジッパーテープ付袋体1を形成させる製袋工程と、などを実施する。
製袋工程では、位置決めガイド部で、ジッパーテープ20の雄部材21および雌部材22を、フィルム巻取ロール111から繰り出されて中央で切断され2枚重ね合わされた基材フィルム11間の所定の位置に位置決めする。そして、シールバー541により、ジッパーテープ20の雄部材21および雌部材22を、基材フィルム11にそれぞれヒートシールする。
この後、ボトムシールバー542によりボトムシール部13を形成する。続いて、サイドシールバー543により、基材フィルム11を所定間隔でヒートシールしてサイドシール部12を形成する。この後、第一切断部545および第二切断部546により切断し、ボトムシール部13とサイドシール部12との三方がシールされたジッパーテープ付袋体1を切り出す。
そして、得られたジッパーテープ付袋体1に、後述するように、図示しない充填装置により、開口部14側から被包装物が所定量投入され、開口部14の縁をシールしてトップシール部を形成し、被包装物が収納されたジッパーテープ付袋体1が得られる。
[充填方法]
次に、上記ジッパーテープ付袋体1に被包装物を充填する充填方法を図面に基づいて説明する。
なお、吸着により自動充填する場合を例示するが、この場合に限らず、例えば開口部14の縁部分を、手で摘む状態と同じようにクランプし、開口部14を広げるようにする装置を用いるなど、各種方法を利用できる。
図5は、ジッパーテープ付袋体の自動充填時における袋本体の保持状態を示す説明図である。図6は、ジッパーテープ付袋本体の自動充填時における開封する状態を示す説明図である。
充填方法は、上記ジッパーテープ付袋体1の開口部14を開口させる開口工程と、開口された開口部14から被包装物を投入する投入工程と、被包装物が投入された袋本体10の開口を封止する封止工程と、を実施する。
ここで、充填装置としては、図5に示すように、一対の吸盤61を有した吸気装置6を備えたものが好適に用いられる。
開口工程で、吸気装置6の吸盤61を、ジッパーテープ付袋体1の袋本体10におけるジッパーテープ20の係合部23が設けられた位置に重なる領域にそれぞれ当接させ、吸気装置6の吸気により吸盤61を袋本体10に密着させて保持する。
この吸着保持する位置としては、図6に示すように、ジッパーテープ20の雄側帯状基部21Aおよび雌側帯状基部22Aの長手方向の中心部分が好ましい。すなわち、一対の吸盤61を用いる簡単な構成で、開口部14を大きく開口させることができるためである。
また、吸着保持する位置としては、以下の条件が好適である。すなわち、図5および図6に示すように、保持する領域である吸盤61におけるジッパーテープ20の幅方向における縁から、ジッパーテープ20の係合部23における開口部14側の縁までの距離をAとする。また、係合部23の開口部14側の縁から吸盤61における反対側の縁までの距離をBとする。そして、距離Aおよび距離Bの関係が、A:B=5:5〜9:1となる位置が好適である。この位置とすることで、袋本体10を保持して係合部23の係合を容易に解除して開口部14を容易に開口させることが、より容易となる。
そして、吸盤61により袋本体10を保持した領域を、吸盤61を互いに離間する方向に移動させることで離間させ、係合部23の係合を解除させ、袋本体10を開口させる。
ここで、袋本体10の保持された領域を離間する方向に移動させることで、雌部材22はいわゆる片側外しの状態となっていることから、図7に示すように、雌部材22は袋本体10に接合された雌側帯状基部22Aの開口部14側のみが袋本体10の外側へ引っ張られる状態となる。なお、雄部材21は、雄側帯状基部21Aの幅方向の両端側が袋本体10に接合されていることから、雄側帯状基部21Aの幅方向の両端側が袋本体10の外側へ引っ張られる状態となる。
この状態では、雄部21Bの開口部14側のみが雌部22Bに係止され、雄部21Bの収納空間15側は雌部22Bに係止されていない状態となる。そして、袋本体10の保持した領域を、さらに離間する方向に移動させることで、雌側帯状基部22Aが袋本体10と接合された領域と非接合な領域とでさらに屈曲し、雄部21Bの開口部14側が雌部22Bから外されるようになり、容易に係合部23の係合が解除される。
ここで、雌側帯状基部22Aが、雄側帯状基部21Aと同様に幅方向の両端側が袋本体10に接合された構成とした場合では、雌側帯状基部22Aも雄側帯状基部21Aと同様に両端側が袋本体10の外側へ引っ張られる状態となる。この状態では、雄部21Bの開口部14側のみならず収納空間15側も雌部22Bに係止された状態となり、雌部材22が片側外しとなっている本実施形態の場合に比して強い係合状態となる。
このため、片側外しとなっている本実施形態の開口工程における袋本体10の開口が小さい力ででき、係合部23の係合解除が容易にできる。
この後、投入工程では、開口工程にて開口されたジッパーテープ付袋体1に、開口部14から収納空間15へ被包装物を投入する。
そして、封止工程で、雄部21Bおよび雌部22Bを再係合させるとともに、袋本体10の開口する縁を例えばヒートシールしてトップシール部を形成して封止することで、被包装物を充填したジッパーテープ付袋体1を製造する。
[ジッパーテープ付袋体の使用]
次に、被包装物を充填したジッパーテープ付袋体1の使用状況である内圧作用時と開封時の動作について、図面を参照して説明する。
図8は、ジッパーテープ付袋体1に内圧を加えた際の雄部21Bおよび雌部22Bの係合状態を説明する断面図である。図9は、ジッパーテープ付袋体1を開封する際の雄部21Bおよび雌部22Bの係合解除を説明する断面図である。
(内圧作用時)
被包装物を充填した状態で、ジッパーテープ付袋体1に外力が作用したり加熱などにて内圧が高くなると、図8中の矢印方向に雄側帯状基部21Aおよび雌側帯状基部22Aが移動する状態となる。この状態では、雄部21Bと雌部22Bとが、互いに引っ張り合うように噛合する。このことにより、雄部21Bと雌部22Bと係合がより強くなり、開口部14は開封されない。
なお、高まった内圧の一部は、片側外しとなっている雌部材22における袋本体10と雌側帯状基部22Aとの間に作用することとなる。このため、雄部材21および雌部材22の係合部分には残りの内圧が作用することとなり、内圧の作用により直接係合が解除されにくく、内圧による係合の解除を防止できる。
(開封時)
一方、開口部14からの開封に際しては、まずトップシール部側を切除し開口部14を形成する。そして、図9に示すように、ジッパーテープ付袋体1の開口部14の縁を摘んで互いに離間する矢印方向に引っ張る。この引っ張る力により、雄側帯状基部21Aおよび雌側帯状基部22Aが、互いに離間する側に反るように屈曲する状態となる。
このことにより、雄部21Bの開口部14側が雌部22Bから外れる方向に移動され、係合が外れ、開口部14が小さな力で容易に開封できる。
そして、被包装物を取り出しあるいは収納した後は、再び雄部21Bおよび雌部22Bを係合させることで、袋本体10は再封止される。
[実施形態の作用効果]
上述したように、上記実施形態では、雌側帯状基部22Aの幅方向における収納空間15側と反対側のみを袋本体10に接合させ、係合部23が設けられた位置およびこの位置から収納空間15側が非接合となる、いわゆる片側外しの構成としている。そして、袋本体10を開封して被包装物を充填する際、係合部23が設けられた位置に重なる袋本体10の領域をそれぞれ保持して互いに離間する方向に移動させている。
このことにより、片側外しとなっている雌部材22の雌側帯状基部22Aが幅方向の開口部14側が引っ張られる状態となり、互いに係合する係合部23の収納空間15側と反対側(開口部14側)が外される状態に移動され、小さい力で容易に係合が解除され、被包装物を充填するための袋本体10の開封が容易にできる。
さらに、係合部23が係合する状態で収納空間15側の内圧が係合部23に作用すると、雄側帯状基部21Aおよび雌側帯状基部22Aは、係合部23が剪断される方向に移動する状態となって内圧が作用することとなり、係合部23が強く係合する状態となって、高い封止性が得られる。
したがって、上記実施形態の構成によれば、高い封止性が得られるとともに、被包装物を充填する際の袋本体10の開封が容易にでき、自動機を用いて自動充填する場合でも容易に充填できる。
そして、上記実施形態では、被包装物を充填する際に袋本体10を保持する領域として、雄側帯状基部21Aおよび雌側帯状基部22Aの長手方向の中心部分に対応した袋本体10の領域としている。
このため、袋本体10の重なり合う基材フィルム11をそれぞれ保持する簡単な構成で、係合部23の係合を容易に解除して開口部14を大きく開口させることが容易にできる。
さらに、上記実施形態では、被包装物を充填する際に袋本体10を保持する領域として、吸盤61の縁から係合部23の縁までの距離Aと、係合部23の縁から吸盤61の縁までの距離Bとの関係がA:B=5:5〜9:1となる位置としている。
このため、片側外しとなった雄側帯状基部21Aの幅方向の開口部14側のみが袋本体10の外側に引っ張られる状態が得られ、雄部21Bを雌部22Bから容易に外すことができ、被包装物を充填するための袋本体10の開封が容易にできる。
[変形例]
なお、本発明を実施するための最良の構成などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
したがって、上記に開示した材質、層構成などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの材質などの限定の一部若しくは全部の限定を外した名称での記載は、本発明に含まれるものである。
例えば、雌部材22のみ片側外しの構成としたが、例えば、図10に示すように、雄部材21のみ片側外しの構成としたり、図11に示すように、雄部材21および雌部材22の双方を片側外しの構成としたりしてもよい。なお、雌部材22のみ片側外しの構成とすることで、より耐内圧性を向上できる。
また、ジッパーテープ20としては、雄部21Bの形状として断面錨形状の線対称な形状としたが、例えば図12に示すように、開封がより円滑で容易となる形状としてもよい。
具体的には、雄部21Bとして、雄側帯状基部21Aから雄側帯状基部21Aの長手方向に沿った壁状に突出する首領域21B1と、首領域21B1から雄側帯状基部21Aの幅方向の一側(開口部14側)に向けて長手方向に沿って突出し、断面三角形状の爪領域21B2と、首領域21B1から雄側帯状基部21Aの幅方向の他側(収納空間15側)に向けて長手方向に沿って突出し、断面が釣り針形状の鉤領域21B3とを有した構成としている。
また、雌部22Bは、雌側帯状基部22Aの長手方向に沿って壁状に突出する一対の突出領域22B1と、突出領域22B1から互いに基端側に向けて折り返すように内側に向けて長手方向に沿って突出する断面釣り針形状の鉤領域22B3とを有している。
そして、雄部21Bの爪領域21B2は、雌部22Bの収納空間15側に向けて突出する鉤領域22B3に係脱可能な構成となっている。また、雄部21Bの鉤領域21B3は、雌部22Bの開口部14側に向けて突出する鉤領域22B3に係脱可能な構成となっている。
さらに、雄部21Bの爪領域21B2は、首領域21B1から突出する先端点である頂点Mが、爪領域21B2の断面三角形状の首領域21B1に面する底面の垂線上に位置する。さらに、頂点Mにおける雄側帯状基部21Aの平面に平行な平行線Lに対して爪領域21B2の斜辺Nのなす角θは、0°以上90°未満の鋭角としている。角θを0°以上90°未満の鋭角とすることで、不用意な開封を防止しつつ、開封性が損なわれることを防止して係合解除時の良好な手感触を提供できる。
さらに、ジッパーテープ20としては、一対の雄部21Bおよび雌部22Bの一条の係合部23に限らず、複数条の係合部23を設けた構成としてもよい。
そして、係合部23を複数条設けた構成として、雄部21Bおよび雌部22Bからなる係合部23より収納空間15側に位置する係合部23としては、図12に示すように、断面釣り針状とした雄側鉤部21Cおよび雌側鉤部22Cにて構成されたものとしてもよい。
なお、図12に示す開口部14側に位置する雄側鉤部21Cは、雄部21Bの鉤領域21B3が突出する方向となる収納空間15側に向けて突出し、断面が釣り針形状の雄側鉤状領域21C1を有している。一方、収納空間15側に位置する雌側鉤部22Cは、雌部22Bの鉤領域22B3が突出する方向となる開口部14側に向けて突出し、断面が釣り針形状の雌側鉤状領域22C1を有している。
また、袋本体10にノッチを設けたり、直線カット性を付与する帯状部材であるカットテープを設けたりしてもよい。
そして、袋本体10を保持する位置として、一対の吸盤61にて保持する場合に限らず、複数の吸盤61にて保持してもよい。
また、吸盤61の位置が対向しない位置、例えば図13に示すように、袋本体10の一面側では、一つの吸盤61をジッパーテープ20の長手方向の中心部分となる位置とする。そして、袋本体10の他面側では、二つの吸盤61をジッパーテープ20の長手方向の中心部分を挟んだ位置とする。この図13に示すように、袋本体10の両面で保持する位置が異なる構成としてもよい。
さらに、袋本体10を保持する位置として、ジッパーテープ20が接合された位置に直接的に重なる位置に限らず、例えば、図14に示すように、間接的に保持してもよい。すなわち、ジッパーテープ20が接合された位置を挟んで幅方向の両端側の少なくとも2箇所をそれぞれ吸着保持し、実質的にジッパーテープ20が接合された位置に重なる袋本体10の両面の領域が、それぞれ離間する方向に移動される状態に保持してもよい。
1………ジッパーテープ付袋体
10………袋本体
15………収納空間
20………ジッパーテープ
21A……帯状部材である雄側帯状基部
21B1…首領域
21B2…爪領域
21B3…鉤領域
22A……帯状部材である雌側帯状基部
23………係合部

Claims (4)

  1. 収納空間を有する袋本体と、
    前記袋本体の内面にそれぞれ接合される一対の帯状基部、およびこれら帯状基部にそれぞれ設けられ互いに係合可能な係合部を備えたジッパーテープと、を具備したジッパーテープ付袋体に、被包装物を充填する充填方法であって、
    前記一対の帯状基部のうちの少なくともいずれか一方は、幅方向における前記収納空間側と反対側のみが接合され、かつ前記係合部が設けられた位置および当該位置から前記収納空間側が非接合とされたものであり、
    前記一対の帯状基部における前記係合部が設けられた位置に重なる前記袋本体の領域のそれぞれを保持し、これら保持した領域を互いに離間する方向に移動させ、前記係合部の係合を解除し、前記袋本体を開封させる工程と、
    前記開封された前記袋本体の収納空間に前記被包装物を投入する工程と、
    前記係合部を係合して前記開封する袋本体を封止する工程と、を実施する
    ことを特徴とする充填方法。
  2. 請求項1に記載の充填方法において、
    前記袋本体を保持する領域は、前記帯状基部の長手方向の中心部分である
    ことを特徴とする充填方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載の充填方法において、
    前記袋本体を開封させる工程では、前記袋本体の外面を吸気により吸着することで、前記袋本体の領域を保持する
    ことを特徴とする充填方法。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の充填方法において、
    前記ジッパーテープとしては、
    前記係合部が雄部および雌部を備えたものであり、
    前記雄部が、前記帯状基部から突出する首領域と、前記首領域から前記帯状基部の幅方向の収納空間側に向けて突出する鉤領域と、前記首領域から前記帯状基部の幅方向の収納空間と反対側に向けて突出する爪領域とを有し、
    前記爪領域が、前記首領域から突出する先端点における前記帯状基部の平面に平行な平行線に対して当該爪領域の斜辺のなす角が鋭角となる形状に形成されたものが用いられる
    ことを特徴とする充填方法。
JP2015115783A 2015-06-08 2015-06-08 充填方法 Pending JP2017001688A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015115783A JP2017001688A (ja) 2015-06-08 2015-06-08 充填方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015115783A JP2017001688A (ja) 2015-06-08 2015-06-08 充填方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017001688A true JP2017001688A (ja) 2017-01-05

Family

ID=57753959

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015115783A Pending JP2017001688A (ja) 2015-06-08 2015-06-08 充填方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017001688A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020200093A (ja) * 2019-06-12 2020-12-17 出光ユニテック株式会社 紙袋および紙袋の製造方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08268445A (ja) * 1995-03-31 1996-10-15 Idemitsu Petrochem Co Ltd 咬合具付き袋
JPH09118343A (ja) * 1995-10-25 1997-05-06 Hosokawa Yoko:Kk 再閉自在包装袋
JP2004017985A (ja) * 2002-06-13 2004-01-22 Furukawa Mfg Co Ltd 再閉鎖可能なバンドを備える包袋の開口装置
WO2012147275A1 (ja) * 2011-04-27 2012-11-01 出光ユニテック株式会社 ジッパーテープ及びジッパーテープ付き袋体
JP2015016903A (ja) * 2013-07-12 2015-01-29 出光ユニテック株式会社 ジッパーテープ付き袋体、および、その製造方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08268445A (ja) * 1995-03-31 1996-10-15 Idemitsu Petrochem Co Ltd 咬合具付き袋
JPH09118343A (ja) * 1995-10-25 1997-05-06 Hosokawa Yoko:Kk 再閉自在包装袋
JP2004017985A (ja) * 2002-06-13 2004-01-22 Furukawa Mfg Co Ltd 再閉鎖可能なバンドを備える包袋の開口装置
WO2012147275A1 (ja) * 2011-04-27 2012-11-01 出光ユニテック株式会社 ジッパーテープ及びジッパーテープ付き袋体
JP2015016903A (ja) * 2013-07-12 2015-01-29 出光ユニテック株式会社 ジッパーテープ付き袋体、および、その製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020200093A (ja) * 2019-06-12 2020-12-17 出光ユニテック株式会社 紙袋および紙袋の製造方法
JP7429914B2 (ja) 2019-06-12 2024-02-09 出光ユニテック株式会社 紙袋および紙袋の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6751400B2 (ja) ジッパーテープ付袋体
JP6271890B2 (ja) ジッパーテープ付き袋体、および、その製造方法
TWI647156B (zh) Bag body with zipper tape, article storage method for bag body with zipper tape, method for manufacturing bag body with zipper tape, and manufacturing device for bag body with zipper tape
WO2017047573A1 (ja) ジッパーテープ付袋体、袋体、袋体の製造方法、および、袋体の製造装置
JP6539762B2 (ja) 製品入り外袋の巻き取り品又はつづら折り品、それらの製造方法及び袋体の供給方法
WO2016114304A1 (ja) ジッパーテープ、ジッパーテープ付袋体、および、ジッパーテープ付袋体の製造方法
JP7037266B2 (ja) ジッパーテープ付袋体
JP2017104485A (ja) ジッパーテープ体、係合部材付袋体、係合部材付袋体の製造方法、およびその製造装置
JP6487215B2 (ja) ジッパーテープ、ジッパーテープ付袋体、および、ジッパーテープ付袋体の製造方法
JP5694852B2 (ja) ジッパーテープのヒートシール方法、ジッパーテープ付フィルムロールの製造方法、及びジッパーテープ付包装袋の製造方法
WO2016163349A1 (ja) ジッパーテープ付袋体、その製造方法、および、その製造装置
JP2018188224A (ja) 製品入り外袋、製品入り外袋の箱詰め品、それらの製造方法及び袋体の供給方法
JP7369271B2 (ja) 製品入り外袋
JP7369248B2 (ja) 製品入り外袋、その製造方法及び袋体の供給方法並びに嵌合具付き筒状外袋及び筒状外袋の使用方法
JP6852994B2 (ja) ジッパーテープ、袋体、および袋体の製造方法、並びに充填方法
TWI770276B (zh) 袋體、袋體之製造方法及製造裝置
JP2017001688A (ja) 充填方法
JP2023038307A (ja) 製品入り外袋、製品入り外袋の巻き取り品又はつづら折り品、それらの製造方法及び袋体の供給方法
JP6487257B2 (ja) ジッパーテープ体およびジッパーテープ付袋体の製造方法
JP6178636B2 (ja) 袋体およびその製造方法
JP6487256B2 (ja) ジッパーテープ付袋体の製造方法
JP7176865B2 (ja) 包装袋、包装材
JP2017136832A (ja) 袋体の製造方法、および、その製造装置、ならびに袋体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180205

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190305

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190903

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20191031

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191218

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200512