JP3133027B2 - 鋼管の連結方法 - Google Patents

鋼管の連結方法

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JP3133027B2 JP10036551A JP3655198A JP3133027B2 JP 3133027 B2 JP3133027 B2 JP 3133027B2 JP 10036551 A JP10036551 A JP 10036551A JP 3655198 A JP3655198 A JP 3655198A JP 3133027 B2 JP3133027 B2 JP 3133027B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋼管の連結方法に
関し、特に鋼管を土中に打ち込み又は建て込みにより、
基礎地盤の形成、土留め、上部構造を支える地中基礎杭
及び支柱のほか、鋼管を水平に推進押し込みするパイプ
ルーフ工法の施工等に用いる鋼管の連結方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、鋼管杭や鋼管支柱及び梁などは、
設計上必要な長さを有する構造体として使用される。鋼
管は輸送、上空制限、推進基地の作業スペース等施工上
の制約条件により、長尺化が必要な時は複数の鋼管を現
場で連結する方法が採用されている。鋼管の連結方法と
して現地において溶接による接合方法などが採用されて
いる。また、溶接による接合方法の他、ボルトなどによ
る接合により施工が行われているのが現状である。
【0003】このような従来の現場溶接による接合方法
では、先行の第一鋼管が打ち込み又は推進終了後、後行
の第二鋼管を第一鋼管と精度よく突き合わせを行い、さ
らに数ミリの隙間を確保してこれを溶接機にて溶接して
いる。溶接部の強度を確保するための数ミリの隙間を確
保するために、第二鋼管を吊り下げるクレーンや位置を
固定するための架台を必要とする。また、溶接はほどん
ど入力による手動溶接や接合部分の鋼管周囲に溶接機を
保持するための装置を設置した後、この装置により溶接
機が鋼管周囲を周回して溶接する自動溶接によって行わ
れる。手動溶接の場合には溶接位置が中腰の姿勢となる
ことがほとんであることから作業条件が劣悪であり作業
効率が低くなり多大な施工時間を要することとなる。ま
た、自動溶接の場合、その溶接のための装置の据付け精
度にかなりの精度を要求され、そのために据付けにも多
大な時間を要するほか溶接の品質にも影響を与えること
となる。このように、鋼管の接合に多大な時間を必要と
することから時間的制約条件のある現場での鋼管の使用
は行われていないのが現状である。
【0004】また、ボルトのみによる接合方法では、鋼
管径が小さい場合にはボルトを締めることが困難にな
る。ボルトによる接合の場合、ボルトの頭やナットは本
体鋼管及び継ぎ手鋼管より突出する。このため鋼管が隣
接する場合やたとえば鋼管内に取り付けられる排土設備
(たとえばオーガースクリューなど)に支障するほか打
ち込みや推進の際に抵抗力として作用することもあり、
打ち込みや推進の設備を大きくする必要があるなど工事
費への影響もある。
【0005】ボルトによる接合における問題点としては
この他に、ボルトを螺着するためにナットをあらかじめ
鋼管内部に溶接しておく必要があるとともに、鋼管が曲
率を有することからナットヘのボルトの挿入に時間を要
するばかりでなく、無理に挿入を行った場合にはネジ山
を損傷して施工の続行が不可能になる場合もある。ま
た、夜間の工事では上記問題点がより顕在化しやすい。
【0006】また、現場における鋼管杭の連結を溶接作
業によらないで接着剤により行う方法が提案されてい
る。例えば、特開平5−156628号公報には、結合
する鋼管杭の一方を継手管に固着しておき、他方の鋼管
杭を継手管に嵌合して、両方の鋼管杭の接合部に、杭埋
設の施工荷重の伝達を可能にする仮止めを行なった後、
継手管と他方の鋼管杭の空隙に接着剤を注入して、接着
剤の硬化をまたずに杭の埋設作業を進行する鋼管杭の継
手工法が開示されている。この方法では、仮止めにより
鋼管の埋設作業が行なわれ、接着剤には通常、硬化時間
の長いエポキシ樹脂等が用いられ、接着剤による鋼管の
連結強度が得られるまでには長時間を要するものであ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】鋼管杭の連結を溶接で
行う場合、溶接作業に数時間を要する。たとえば、線路
内、線路下又はその近くでの鋼管の杭打ち作業などは、
列車が通過していない終電から翌日の始発までの間の停
電時間中という短い時間で行う必要があり、時間を要す
る従来の連結方法を使用することができない。このよう
な作業時間や架線等の上空障害に制約のある現場におい
ては、従来の連結方法では課題があり、鋼管杭の連結に
時間を短縮することが求められていた。
【0008】また、特開平5−156628号公報の方
法を行う場合、接着剤が硬化してしまう前に打ち込むた
めに硬化しているか確認できず、又打ち込み時の震動等
により鋼管や継手と接着剤との接着界面が剥離し、接着
力が低下してしまうおそれが大きい。さらに、土中の水
分や湿気等により接着剤が硬化不良を起こすおそれが大
きい。確実に接着させるためには、接着剤の硬化後に打
ち込みを行うことが好ましい。そうすれば、接着力が完
全な連結体が得られる。
【0009】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であり、鋼管の連結を容易に行うことができ、接着性が
良好で、現場における作業時間を大幅に短縮することが
できる鋼管の連結方法を提供することを目的とするもの
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、第一鋼
管と第二鋼管とをそれらの鋼管端部で中空状の継ぎ手鋼
管を介して連結する鋼管の連結方法において、前記鋼管
と継ぎ手鋼管に設けられたボルト穴に、コアピンの一方
の端部にナットを他方の端部に変形可能なスリーブを有
する盲ボルト締結手段を挿入し、該コアピンを締結して
鋼管と継ぎ手鋼管の外側をナットで、内側をスリーブが
変形して形成された変形突出部で固定して鋼管と継ぎ手
鋼管を間隙を設けて仮止めした後、前記鋼管と継ぎ手鋼
管の間隙に接着剤を充填硬化して接着して連結すること
を特徴とする鋼管の連結方法である。
【0011】本発明の鋼管の連結方法は、前記第一鋼
管と第二鋼管を継ぎ手鋼管の継ぎ目部に嵌合した後、該
鋼管と継ぎ手鋼管を盲ボルト締結手段により間隙を設け
て仮止めし、前記鋼管と継ぎ手鋼管の間隙に接着剤を充
填硬化して連結する方法、または前記第一鋼管と第二
鋼管のいずれか一方の鋼管を継ぎ手鋼管の一方の継ぎ目
部に嵌合し、該鋼管と継ぎ手鋼管に設けられたボルト穴
に、コアピンの一方の端部にナットを他方の端部に変形
可能なスリーブを有する盲ボルト締結手段を挿入し、該
コアピンを締結して鋼管と継ぎ手鋼管の外側をナット
で、内側をスリーブが変形して形成された変形突出部で
固定して鋼管と継ぎ手鋼管を間隙を設けて仮止めし、該
鋼管と継ぎ手鋼管の間隙に接着剤を充填硬化して接着し
固定した後、他方の鋼管を継ぎ手鋼管の他方の継ぎ目
部に嵌合し、該鋼管と継ぎ手鋼管を前記盲ボルト締結手
により間隙を設けて仮止めした後、該鋼管と継ぎ手鋼
管の間隙に接着剤を充填硬化して接着して連結する方法
が好ましい。
【0012】前記継ぎ手鋼管が第一鋼管及び第二鋼管の
外径より径が大きな内径を有する外管継ぎ手鋼管であ
り、該外管継ぎ手鋼管の内側を介して第一鋼管と第二鋼
管をそれらの鋼管端部で連結する鋼管の連結方法が好ま
しい。
【0013】また、前記継ぎ手鋼管が第一鋼管及び第二
鋼管の内径より径が小さな外径を有する内管継ぎ手鋼管
であり、該内管継ぎ手鋼管の外側を介して第一鋼管と第
二鋼管をそれらの鋼管端部で連結する鋼管の連結方法が
好ましい。
【0014】本発明においては、前記鋼管と継ぎ手鋼管
の間隙を一定に保つため、および注入した接着剤の漏洩
を防止するための盲ボルト締結手段を施した後、接着剤
を充墳する。
【0015】前記盲ボルト締結手段には、コアピンと、
該コアピンの一方の端部に設けられたナットと、該コア
ピンの他方の端部に設けられ締結によるコアピンの移動
により変形可能なスリーブと、該スリーブとナットの間
に設けられ鋼管と継ぎ手鋼管の間隙を一定に形成するグ
リップスリーブとを少なくとも具備するものを用いるの
が好ましい。
【0016】また、前記鋼管と継ぎ手鋼管に設けられた
ボルト穴に盲ボルト締結手段を挿入し、該盲ボルト締結
手段のコアピンを締結して鋼管と継ぎ手鋼管の外側をナ
ットで、内側をスリーブが変形して形成された変形突出
部で固定し、該ナットとスリーブの変形突出部の間に介
在するグリップスリーブにより鋼管と継ぎ手鋼管の間隙
を一定に保って仮止めする鋼管の連結方法が好ましい。
【0017】前記盲ボルト締結手段は、鋼管と継ぎ手鋼
管に設けられた締結用のボルト穴に差し込み、通常用い
られている二重環状回転装置を有する締結工具、たとえ
ばシャーボルト締結に用いられる電動シャーレンチ等な
どを、片側からのみ用いることで締結が完了する形式の
盲ボルト締結手段を使用することが好ましい。また、前
記盲ボルト締結手段は変形可能なスリーブを有し、該ス
リーブは締結によりコアピンの軸方向に対して直角方向
に拡張することによって変形突出部を形成する形態のも
のが望ましい。
【0018】前記盲ボルト締結手段を用いることによ
り、あらかじめ締結を目的としてナット等を鋼管の内側
に溶接あるいは接着すること、または鋼管にタッピング
を施すなどの加工が不要となり、施工が容易で短時間に
行なうことができる。
【0019】前記接着剤としては、アクリル系接着剤、
エポキシ系接着剤及び不飽和ポリエステル系接着剤等の
樹脂系接着剤を使用することが好ましい。これらの中で
は、混合量を厳密に計量する必要がなく、簡単な塗布機
や混合機を用いることが可能であり、現場での作業を容
易に行うことができる点で、アクリル系接着剤を使用す
ることが好ましい。アクリル系接着剤以外の樹脂系接着
剤は、混合量を厳密に計量し、完全に混合しなければな
らないために、作業性が低下するおそれがある。
【0020】前記アクリル系接着剤には、接着剤の注入
後30分以内に鋼管の打ち込みが可能になる接着強度を
発現するアクリル系接着剤を使用するのが好ましい。前
記アクリル系接着剤が実質的に重合開始剤と分解促進剤
の混合により硬化を進めるアクリル系接着剤であるのが
好ましい。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明は、第一鋼管と第二鋼管の
外径より径が大きな内径を有する外管継ぎ手鋼管、また
は鋼管の内径より径が小さな外径を有する内管継ぎ手鋼
管を、第一鋼管と第二鋼管の継ぎ目部に嵌合した後、該
第一鋼管及び第二鋼管と継ぎ手鋼管とを盲ボルト締結手
段により間隙を設けて仮止めした後、第一鋼管及び第二
鋼管と継ぎ手鋼管の間隙に速硬化する接着剤を注入・硬
化させ、早期に鋼管を連結し、打ち込み・推進等の施工
を可能にする鋼管の連結方法である。
【0022】また、より施工時間を短縮するために、あ
らかじめ継ぎ手鋼管が、第一鋼管と第二鋼管のいずれか
一方の鋼管の前部あるいは後部の一方に接着剤で接合さ
れた鋼管を使用して、他方の第一鋼管及び第二鋼管を現
場で継ぎ手鋼管に嵌合し、鋼管と継ぎ手鋼管とを盲ボル
ト締結手段により間隙を設けて仮止めした後、鋼管と継
ぎ手鋼管の間隙に接着剤を注入・硬化させて連結しても
良い。
【0023】本発明の鋼管の連結方法は、特に鋼管を土
中に打ち込み又は建て込みにより、基礎地盤の形成、土
留め、上部構造を支える地中基礎杭及び支柱のほか、鋼
管を水平に推進押し込みするパイプルーフ工法の施工等
に用いることができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施の形態について図面を参
考に、例えば鋼管杭について説明する。
【0025】実施例1 図1は、本発明の鋼管の連結方法の一実施態様を示す説
明図であり、図1(a)は断面説明図、図1(b)は底
面説明図である。図2は図1の方法により連結された鋼
管の連結体を示す断面説明図である。
【0026】同図1及び図2は、第一鋼管および第二鋼
管として、第一鋼管杭および第二鋼管杭を用いて、第一
鋼管杭にあらかじめ第一鋼管杭外径より径が大きな内径
を有する外管継ぎ手鋼管を接合し、現場で第二鋼管杭を
連結する例を示す図である。
【0027】第一鋼管1と外管継ぎ手鋼管2aの接合は
あらかじめ工場等で行う。第一鋼管1の端部の継ぎ目部
を外管継ぎ手鋼管2aに嵌合し、第一鋼管1と外管継ぎ
手鋼管2aの間に間隙9aを設ける。
【0028】この場合、第一鋼管1と外管継ぎ手鋼管2
aにボルト穴12を開けておき、該ボルト穴12に外管
継ぎ手鋼管2aの外側から鋼管と継ぎ手鋼管の間隙を一
定の間隔に保つための盲ボルト締結手段10を通し、締
結して第一鋼管1の内側に密着して変形突出部11を形
成させ固定する。盲ボルト締結手段10は複数個設ける
ことが好ましい。
【0029】図5は、本発明に用いることのできる盲ボ
ルト締結手段の締結前の構造を示す断面説明図である。
同図において、盲ボルト締結手段10は、コアピン23
と、該コアピン23の一方の端部に設けられたナット2
6と、該コアピン23の他方の端部に設けられ締結によ
るコアピン23の移動により変形可能なスリーブ24
と、該スリーブ24とコアピン23との間にコアピン2
3に固定しないで挿入して設け、鋼管と継ぎ手鋼管の間
隙を一定に形成するグリップスリーブ24とを少なくと
も具備する構造からなるものが好ましい。盲ボルト締結
手段は市販されているものを用いることができるが、例
えばハックリミテッド社製のハックロックワンサイドボ
ルトなどが挙げられる。
【0030】本発明においては、上記の様に、鋼管と継
ぎ手鋼管の間隙を一定の間隔に保つために、鋼管と継ぎ
手鋼管の間隙を規制するためのグリップスリーブを有す
る盲ボルト締結手段を用いるのが好ましい。
【0031】図5では、第一鋼管1と外管継ぎ手鋼管2
aとに穿孔されたボルト穴12に盲ボルト締結手段10
を挿入した状態を示している。コアピン23と変形可能
なスリーブ24は、両者の一部分であるコアピン23a
とスリーブ24aがコアピン前部21で固定され、スリ
ーブ24bの部分はコアピン23とは離れており、この
スリーブ24bの部分が変形して図6に示す変形突出部
11を形成する。コアピン23のコアピン後部22側に
はワッシヤ25を介してナット26が装着され、シェア
レンチ(不図示)等を用いて、コアピン後部22に設け
られたスプライン30を有するピンテール27とナット
26とを反対方向に回転することにより、コアピン23
がコアピン後部22の方向(矢印A方向)に移動し、こ
の時の応力でスリーブ24の中央部24b付近がコアピ
ン23の軸方向に対して直角方向に球根状に変形拡大し
変形突出部11を形成する構造を有している。
【0032】ボルト穴12および盲ボルト締結手段10
の大きさは、それぞれの直径が、コアピン23<スリー
ブ24<第一鋼管1の穴12a<グリップスリーブ29
<外管継ぎ手鋼管2aの穴b<ワッシヤ25(ナット2
6)の順に大きくなっているのが好ましい。ナット26
はワッシヤ25と係合する大きさとなっている。
【0033】図6は図5の盲ボルト締結手段の締結後の
状態を示す断面説明図である。同図において、盲ボルト
締結手段10の締結により、変形突出部11がスリーブ
24の中央部24b付近に形成され、さらに締結するこ
とによりワッシヤ25と第一鋼管lが締結されるが、グ
リップスリーブ29の存在により接着剤注入のための空
間部が―定に確保される。さらに締結を行うと、ピンテ
ール27とナット26との回転トルクが切り欠き部28
の強度を超えるためにコアピン23からピンテール27
が切断され締結を終了する。
【0034】この様にして、鋼管と継ぎ手鋼管に設けら
れたボルト穴12に盲ボルト締結手段10を挿入し、該
盲ボルト締結手段10でコアピン23を締結して鋼管と
継ぎ手鋼管の外側をナット26で、内側をスリーブ24
が変形して形成された変形突出部11で固定し、該ナッ
ト26とスリーブ24の変形突出部11の間に介在する
グリップスリーブ29により、接着剤注入のための鋼管
と継ぎ手鋼管の間隙を一定に設けて仮止めすることがで
きる。
【0035】その後、外管継ぎ手鋼管2aの底部を溶
接、マスチック弾性シーリング材又はゴム製のOリング
等でシールしてシール部5を形成した後、外管継ぎ手鋼
管2aの下方に設けられている注入口6より間隙9aに
アクリル系接着剤4を充填する。この場合、間隙9aの
空気を抜くために空気抜きの穴を設けてもよい。
【0036】次いで、現場で第一鋼管1と第二鋼管3を
連結するに当たり、両鋼管の突き合せ部をマスチック弾
性シーリング材、ゴムパッキン又は速硬化性液状ガスケ
ット等でシールして突き合せシール部8を形成した後、
外管継ぎ手鋼管2aの他方から第二鋼管3を嵌合し、第
二鋼管3と外管継ぎ手鋼管2aの間に間隙9bを設け
る。この場合、上記と同様に盲ボルト締結手段10を用
いて外側から締結して間隙9bを形成する。
【0037】外管継ぎ手鋼管2aに設けられている、突
き合せシール部8より若干上部に位置する注入口7より
間隙9bに、アクリル系接着剤4を注入充填した後、硬
化し、図2に示す鋼管の連結体を得る。この場合、間隙
9bの空気を抜くために空気抜きの穴を設けてもよい。
【0038】本発明では、上記の様に接着剤にアクリル
系接着剤を注入する。アクリル系接着剤は硬化時間が短
く、短時間で施工できる。硬化時間とは間隙に充填して
から、杭打ち込みが可能となる接着強度発現までの時間
をいう。アクリル系接着剤の使用により、23℃で3分
〜30分、好ましくは3分〜15分と短い硬化時間で硬
化できる。
【0039】アクリル系接着剤は粘度を5,000cp
s以下と低く調整でき、また、エポキシ樹脂のように低
温になると急激に増粘する事がないため、間隙部分へ十
分に接着剤を充填できる。
【0040】アクリル系接着剤とは、アクリル系単量体
又はアクリル系単量体を有する混合物からなる室温、例
えば−10℃〜40℃で硬化する接着剤をいい、室温硬
化する点で、重合開始剤及び分解促進剤を併用すること
が好ましい。
【0041】アクリル系単量体としては、(メタ)アク
リル酸、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)
アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、2−エチ
ルヘキシル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチ
ル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート、ジシクロペンテニルオキシアルキル
(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコール(メ
タ)アクリレート、ポリプロピレングリコール(メタ)
アクリレート、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレ
ート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、1,4−ブタンジオール(メタ)アクリレート、エ
ポキシ(メタ)アクリレート及びトリメチロールプロパ
ントリ(メタ)アクリレート及び末端(メタ)アクリル
変性液状ポリブタジエン等が挙げられる。これらを単独
又は2種以上併用して使用することができる。
【0042】また、上記のアクリル系単量体の中で、特
にメチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレー
ト、末端(メタ)アクリル変性液状ポリブタジエンが好
ましい。これらを単独又は2種以上併用して使用するこ
とができる。
【0043】本発明で使用するアクリル系接着剤は、ア
クリル系単量体と他のラジカル重合性単量体を併用する
ことができるが、ここで用いられる他の単量体には特に
制限はなく、スチレン、アクリロニトリル、酢酸ビニ
ル、アクリルアミド等の単官能単量体、ジビニルベンゼ
ン、トリアリルシアヌレート及びトリアリルイソシアヌ
レート等の多官能単量体を単独又は2種以上併用して使
用することが可能である。
【0044】本発明で使用するアクリル系接着剤は、実
質的に重合開始剤と分解促進剤の混合により硬化を進め
るアクリル系接着剤であることが好ましい。周知の通
り、アクリル系接着剤の硬化は、特に硬化剤を添加しな
くとも、熱重合により進行するが、土木建築工事現場で
アクリル系接着剤を硬化させる際には、化学工場と異な
り、安定した熱源の確保とその管理が困難であり、より
簡便な方法で硬化反応を進行させる必要がある。そのた
めには、重合開始剤と分解促進剤の混合により常温で硬
化を進めることが好ましい。
【0045】本発明で用いるアクリル系接着剤の重合開
始剤としては、ラジカル重合開始剤として使用される過
酸化物あるいはアゾ化合物が好適に用いられるが、過酸
化物あるいはアゾ化合物の種類には特に制限はなく、例
えば過酸化物としては、クメンハイドロパーオキサイ
ド、メチルエチルケトンパーオキシド及び過酸化ベンゾ
イル等の有機過酸化物、並びに過硫酸カリウム及び過硫
酸アンモニウム等の無機過酸化物があり、アゾ化合物と
してはアゾビスイソブチロニトリル等がある。これらの
中では、硬化性の点で有機過酸化物が好ましい。
【0046】また、分解促進剤は重合開始剤の分解を促
進する化合物であり、具体例としては、ジエチルチオ尿
素等のチオ尿素誘導体、N,N−ジエチル−p−トルイ
ジン等のアミン類、ナフテン酸コバルト、オクチル酸コ
バルト等の有機酸金属塩、並びに銅アセチルアセトネー
ト等の有機金属キレート化合物等があり、これらは単独
又は2種以上併用して使用することが可能である。これ
らの中では、硬化性の点で有機酸金属塩や有機金属キレ
ート化合物が好ましい。
【0047】アクリル系接着剤の中では、粘度を低く調
整でき、短時間で注入が完了できる点で、2液常温硬化
型アクリル系接着剤が好ましい。2液常温硬化型アクリ
ル系接着剤とは、アクリル系接着剤をA剤とB剤の2液
に分け、A剤に重合開始剤、B剤に硬化促進剤を含有す
るものをいう。2液常温硬化型アクリル系接着剤は、A
剤とB剤との混合比の調整が厳密でなくても良く、更に
簡易な混合でも接着性が大きいため、簡単な混合機で混
合して注入する等容易に作業できる。
【0048】実施例2 図3は、本発明の鋼管の連結方法の他の実施態様を示す
説明図であり、図3(a)は断面説明図、図3(b)は
底面説明図である。図4は図3の方法により連結された
鋼管の連結体を示す断面説明図である。
【0049】同図3及び図4は、第一鋼管および第二鋼
管として、第一鋼管杭および第二鋼管杭を用いて、第一
鋼管杭にあらかじめ第一鋼管杭の内径より径が小さな外
径を有する内管継ぎ手鋼管を接合し、現場で第二鋼管杭
を連結する例を示す図である。
【0050】第一鋼管1と内管継ぎ手鋼管2bの接合は
あらかじめ工場等で行う。第一鋼管1の端部の継ぎ目部
を内管継ぎ手鋼管2bに嵌合し、第一鋼管1と内管継ぎ
手鋼管2bの間に間隙9aを設ける。
【0051】この場合、第一鋼管1と内管継ぎ手鋼管2
bにボルト穴12を開けておき、該ボルト穴12に第一
鋼管1の外側から鋼管と継ぎ手鋼管の間隙を一定の間隔
に保つための盲ボルト締結手段10を通し、締結して内
管継ぎ手鋼管2bの内側に密着して変形突出部11を形
成させ固定する。盲ボルト締結手段10は複数個設ける
ことが好ましい。
【0052】その後、内管継ぎ手鋼管2bの底部を溶
接、マスチック弾性シーリング材又はゴム製のOリング
等でシールしてシール部5を形成した後、内管継ぎ手鋼
管2bの下方に設けられている注入口6より間隙9aに
アクリル系接着剤4を充填する。
【0053】次いで、現場で第一鋼管1と第二鋼管3を
連結するに当たり、両鋼管の突き合せ部をマスチック弾
性シーリング材、ゴムパッキン又は速硬化性液状ガスケ
ット等でシールして突き合せシール部8を形成した後、
内管継ぎ手鋼管2bの他方から第二鋼管3を嵌合し、第
二鋼管3と内管継ぎ手鋼管2bの間に間隙9bを設け
る。この場合、上記と同様に盲ボルト締結手段10を用
いて外側から締結して間隙9bを形成する。
【0054】内管継ぎ手鋼管2bに設けられている、突
き合せシール部8より若干上部に位置する注入口7より
間隙9bに、アクリル系接着剤4を注入充填した後、硬
化し、図4に示す鋼管の連結体を得る。
【0055】他にも、第一鋼管および第二鋼管を継ぎ手
鋼管の継ぎ目部に嵌合した後、該第一鋼管および第二鋼
管と継ぎ手鋼管とを盲ボルト締結手段により間隙を設け
て仮止めし、該第一鋼管および第二鋼管と継ぎ手鋼管の
間隙にアクリル系接着剤を充填硬化して連結してもよ
い。
【0056】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、鋼管の
連結が容易で、かつ接着性が良好な鋼管の連結体を得る
ことができ、また施工現場において継ぎ手鋼管を第一鋼
管と第二鋼管の継ぎ目に嵌合し、鋼管と継ぎ手鋼管を盲
ボルト締結手段により間隙を設けて仮止めした後、鋼管
と継ぎ手鋼管の間隙に速硬化のアクリル系接着剤を注入
し、早期に硬化させる事により、鋼管の連結が完了す
る。そのために、従来の溶接方法等による鋼管の連結方
法に比べて、作業効率の向上や作業時間の大幅な短縮を
図ることができ、作業時間の制約のある現場において極
めて有効である。
【0057】従来の方法では一つの継ぎ手の連結作業に
数時間以上の作業時間がかかったが、本発明の方法では
作業時間を多くとも30分以内とすることが可能であり
大幅な短縮となる。
【0058】鋼管と継ぎ手鋼管の仮止めに盲ボルト締結
手段を用いることにより、形成された鋼管と継ぎ手鋼管
の連結体の軸方向の精度が向上するために、鋼管と継ぎ
手鋼管を複数個連結した連結体が曲がることなく直線状
となり、短時間で着実な施工が可能となる。
【0059】盲ボルト締結手段を使用することで、継ぎ
手鋼管の内側のボルト穴からの接着剤の漏洩を盲ボルト
締結手段が防止する効果を有している。また、夜間の工
事等で通常のボルト類を使用した場合に特に問題とな
る、ネジ山あわせのための時間の増大、あるいはネジの
かじり等の問題の発生が未然に防止できる。
【0060】また、アクリル系接着剤、特に2液常温硬
化型アクリル系接着剤を充填することにより、他の接着
剤に比べて粘度を低く調整できるため注入性が良く、ま
た硬化時間が短いので短時間で鋼管の連結作業を行うこ
とができる。
【0061】さらに、接着剤の硬化後に打ち込むため
に、打ち込み時の震動や土中の水分等により接着力が低
下することなく、接着力が完全な連結体が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の鋼管の連結方法の一実施態様を示す説
明図である。
【図2】図1の方法により連結された鋼管の連結体を示
す断面説明図である。
【図3】本発明の鋼管の連結方法の他の実施態様を示す
説明図である。
【図4】図3の方法により連結された鋼管の連結体を示
す断面説明図である。
【図5】本発明に用いることのできる盲ボルト締結手段
の締結前の構造を示す断面説明図である。
【図6】図5の盲ボルト締結手段の締結後の状態を示す
断面説明図である。
【符号の説明】
1 第一鋼管 2a 外管継ぎ手鋼管 2b 内管継ぎ手鋼管 3 第二鋼管 4 アクリル系接着剤 5 シール部 6,7 注入口 8 突き合せシール部 9a,9b 間隙 10 盲ボルト締結手段 11 変形突出部 12 ボルト穴 21 コアピン前部 22 コアピン後部 23 コアピン 24 スリーブ 25 ワッシヤ 26 ナット 27 ピンテール 28 切り欠き部 29 グリップスリーブ 30 スプライン
フロントページの続き (72)発明者 松田 芳範 東京都新宿区大久保3丁目8番4号427 号室 (72)発明者 西村 公孝 千葉県船橋市市場1丁目6番4棟207号 (72)発明者 山藤 じゅん 埼玉県草加市長栄町598番地3 (72)発明者 三島 大輔 埼玉県大宮市桜木町3丁目99番地1号 110号室 (72)発明者 元木 義隆 東京都千代田区三崎町2丁目5番3号 鉄建建設株式会社内 (72)発明者 小室 好孝 東京都千代田区三崎町2丁目5番3号 鉄建建設株式会社内 (72)発明者 簑輪 裕方 群馬県渋川市中村1135番地 電気化学工 業株式会社 渋川工場内 (72)発明者 相馬 英也 群馬県渋川市中村1135番地 電気化学工 業株式会社 渋川工場内 (56)参考文献 特開 平7−279167(JP,A) 特開 平1−271559(JP,A) 特開 平11−50449(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02D 5/24 103

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一鋼管と第二鋼管とをそれらの鋼管端
    部で中空状の継ぎ手鋼管を介して連結する鋼管の連結方
    法において、前記鋼管と継ぎ手鋼管に設けられたボルト
    穴に、コアピンの一方の端部にナットを他方の端部に変
    形可能なスリーブを有する盲ボルト締結手段を挿入し、
    該コアピンを締結して鋼管と継ぎ手鋼管の外側をナット
    で、内側をスリーブが変形して形成された変形突出部で
    固定して鋼管と継ぎ手鋼管を間隙を設けて仮止めした
    後、前記鋼管と継ぎ手鋼管の間隙に接着剤を充填硬化し
    接着して連結することを特徴とする鋼管の連結方法。
  2. 【請求項2】 前記第一鋼管と第二鋼管のいずれか一方
    の鋼管を継ぎ手鋼管の一方の継ぎ目部に嵌合し、該鋼管
    と継ぎ手鋼管に設けられたボルト穴に、コアピンの一方
    の端部にナットを他方の端部に変形可能なスリーブを有
    する盲ボルト締結手段を挿入し、該コアピンを締結して
    鋼管と継ぎ手鋼管の外側をナットで、内側をスリーブが
    変形して形成された変形突出部で固定して鋼管と継ぎ手
    鋼管を間隙を設けて仮止めし、該鋼管と継ぎ手鋼管の間
    隙に接着剤を充填硬化して接着して固定した後、他方の
    鋼管を継ぎ手鋼管の他方の継ぎ目部に嵌合し、該鋼管と
    継ぎ手鋼管を前記盲ボルト締結手段により間隙を設けて
    仮止めした後、該鋼管と継ぎ手鋼管の間隙に接着剤を
    填硬化して接着して連結する請求項1記載の鋼管の連結
    方法。
  3. 【請求項3】 前記継ぎ手鋼管が第一鋼管及び第二鋼管
    の外径より径が大きな内径を有する外管継ぎ手鋼管であ
    り、該外管継ぎ手鋼管の内側を介して第一鋼管と第二鋼
    管をそれらの鋼管端部で連結する請求項1または2に記
    載の鋼管の連結方法。
  4. 【請求項4】 前記継ぎ手鋼管が第一鋼管及び第二鋼管
    の内径より径が小さな外径を有する内管継ぎ手鋼管であ
    り、該内管継ぎ手鋼管の外側を介して第一鋼管と第二鋼
    管をそれらの鋼管端部で連結する請求項1または2に記
    載の鋼管の連結方法。
  5. 【請求項5】 前記盲ボルト締結手段が、コアピンと、
    該コアピンの一方の端部に設けられたナットと、該コア
    ピンの他方の端部に設けられ締結によるコアピンの移動
    により変形可能なスリーブと、該スリーブとナットの間
    に設けられ鋼管と継ぎ手鋼管の間隙を一定に形成するグ
    リップスリーブとを少なくとも具備する請求項1乃至4
    のいずれかの項に記載の鋼管の連結方法。
  6. 【請求項6】 前記鋼管と継ぎ手鋼管に設けられたボル
    ト穴に盲ボルト締結手段を挿入し、該盲ボルト締結手段
    のコアピンを締結して鋼管と継ぎ手鋼管の外側をナット
    で、内側をスリーブが変形して形成された変形突出部で
    固定し、該ナットとスリーブの変形突出部の間に介在す
    るグリップスリーブにより鋼管と継ぎ手鋼管の間隙を一
    定に保って仮止めする請求項1乃至5のいずれかの項に
    記載の鋼管の連結方法。
  7. 【請求項7】 前記接着剤にアクリル系接着剤を使用す
    る請求項1乃至6のいずれかの項に記載の鋼管の連結方
    法。
  8. 【請求項8】 前記接着剤に、接着剤の注入後30分以
    内に鋼管の打ち込みが可能になる接着強度を発現するア
    クリル系接着剤を使用する請求項1乃至7のいずれかの
    項に記載の鋼管の連結方法。
  9. 【請求項9】 前記接着剤が実質的に重合開始剤と分解
    促進剤の混合により硬化を進めるアクリル系接着剤であ
    る請求項1乃至8のいずれかの項に記載の鋼管の連結方
    法。
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