JP3132925B2 - 射出成形品の製造方法 - Google Patents
射出成形品の製造方法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車、バイク等の車
両ボディー、風呂桶やバケツ等の日用品、OA機器、家
電製品等のハウジング、文具等の成形品であって、さら
に外観性の改善として後工程で塗装や印刷を行っている
分野の、射出成形品の製造方法に関するものである。
両ボディー、風呂桶やバケツ等の日用品、OA機器、家
電製品等のハウジング、文具等の成形品であって、さら
に外観性の改善として後工程で塗装や印刷を行っている
分野の、射出成形品の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、日用品や自動車、バイクの車両ボ
ディー等のプラスチック成形品の付加価値を高めるため
に、成形品表面の加飾が行われている。特に、射出成形
では、塗料に代わる塗装方法として射出成形と同時に、
シートに印刷された模様を成形品表面に転写する方法
や、熱可塑性シートを成形品表面に貼付する方法が行わ
れている。
ディー等のプラスチック成形品の付加価値を高めるため
に、成形品表面の加飾が行われている。特に、射出成形
では、塗料に代わる塗装方法として射出成形と同時に、
シートに印刷された模様を成形品表面に転写する方法
や、熱可塑性シートを成形品表面に貼付する方法が行わ
れている。
【0003】こうした方法として、例えば、特開昭 59-
202830号公報に開示されたような方法がすでに提案され
ている。この方法は、絵柄を印刷したシートを通気口を
有する加熱部材と枠部材の間に挟持し、そしてこのもの
をシートが射出成形用金型の雌型に対向するよう射出成
形用金型に装着し、次いでこのシートの雌型に対向して
配設された箇所を、加熱部材と雌型との間で加熱すると
共に、真空成形・圧空成形によりシートを雌型表面に密
着(予備成形)させ、その後射出成形する方法である。
202830号公報に開示されたような方法がすでに提案され
ている。この方法は、絵柄を印刷したシートを通気口を
有する加熱部材と枠部材の間に挟持し、そしてこのもの
をシートが射出成形用金型の雌型に対向するよう射出成
形用金型に装着し、次いでこのシートの雌型に対向して
配設された箇所を、加熱部材と雌型との間で加熱すると
共に、真空成形・圧空成形によりシートを雌型表面に密
着(予備成形)させ、その後射出成形する方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この方法によれば、射
出成形品の表面に、シートに印刷された絵柄等の模様や
文字等のマーキングを転写したり、熱可塑性シートを貼
り付けることは可能である。しかしながら、シートを雌
型に予備成形する際にシートが引き伸ばされることか
ら、シートの膜厚が薄くなり文字などのマーキングが伸
ばされてゆがんだりする場合があった。
出成形品の表面に、シートに印刷された絵柄等の模様や
文字等のマーキングを転写したり、熱可塑性シートを貼
り付けることは可能である。しかしながら、シートを雌
型に予備成形する際にシートが引き伸ばされることか
ら、シートの膜厚が薄くなり文字などのマーキングが伸
ばされてゆがんだりする場合があった。
【0005】また、特に文字等のマーキングではシート
表面にインキ層がその厚み分だけ突出する形となるた
め、シートの表面が凹凸になり、外観に問題が生じるこ
とがあった。本発明は上記問題点を解決したものであ
り、その目的とするところは、表面に凹凸を生じず、均
一な印刷模様を付けることができて、外観が向上する射
出成形品の製造方法を提供することにある。
表面にインキ層がその厚み分だけ突出する形となるた
め、シートの表面が凹凸になり、外観に問題が生じるこ
とがあった。本発明は上記問題点を解決したものであ
り、その目的とするところは、表面に凹凸を生じず、均
一な印刷模様を付けることができて、外観が向上する射
出成形品の製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明にかかる射出成形品の製造方法は、
ラベルを金型型面に密着するように配置する工程、空気
圧成形によって前記ラベルを金型型面との間に挟みなが
ら樹脂シートを金型型面に沿って密着するように予備成
形する工程、上記記載の工程を経て得られた金型内に樹
脂を射出し成形品を製造する工程を含む構成とした。
に、請求項1の発明にかかる射出成形品の製造方法は、
ラベルを金型型面に密着するように配置する工程、空気
圧成形によって前記ラベルを金型型面との間に挟みなが
ら樹脂シートを金型型面に沿って密着するように予備成
形する工程、上記記載の工程を経て得られた金型内に樹
脂を射出し成形品を製造する工程を含む構成とした。
【0007】一方、請求項2の発明にかかる射出成形品
の製造方法は、透明又は半透明の樹脂シートを金型型面
に沿って密着するように空気圧成形する工程、この空気
圧成形した樹脂シートを金型型面との間に挟むように樹
脂シートの所望位置にラベルを貼り付ける工程、上記記
載の工程を経て得られた金型内に樹脂を射出し成形品を
製造する工程を含む構成とした。
の製造方法は、透明又は半透明の樹脂シートを金型型面
に沿って密着するように空気圧成形する工程、この空気
圧成形した樹脂シートを金型型面との間に挟むように樹
脂シートの所望位置にラベルを貼り付ける工程、上記記
載の工程を経て得られた金型内に樹脂を射出し成形品を
製造する工程を含む構成とした。
【0008】請求項1の発明および請求項2の発明に用
いられる樹脂シートとしては、少なくとも加熱下で展延
性を有するフィルムで構成される方が好ましく、例えば
以下のような樹脂シートが用いられる。 熱可塑性シート・・・ポリスチレン、アクリル系ポリ
マー、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン(PP)、ABS(アクリロニトリ
ル−ブタジエン−スチレン共重合体)、変性ポリフェニ
レンオキシド、ポリフェニレンサルファイド、ポリエー
テルイミド、ポリエーテルエーテルケトン、アイオノマ
ー、熱可塑性エラストマー(TPE)、ポリエチレンテ
レフタレート(PET)などを主成分とするシート。
いられる樹脂シートとしては、少なくとも加熱下で展延
性を有するフィルムで構成される方が好ましく、例えば
以下のような樹脂シートが用いられる。 熱可塑性シート・・・ポリスチレン、アクリル系ポリ
マー、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン(PP)、ABS(アクリロニトリ
ル−ブタジエン−スチレン共重合体)、変性ポリフェニ
レンオキシド、ポリフェニレンサルファイド、ポリエー
テルイミド、ポリエーテルエーテルケトン、アイオノマ
ー、熱可塑性エラストマー(TPE)、ポリエチレンテ
レフタレート(PET)などを主成分とするシート。
【0009】熱硬化性シート・・・アクリルポリオー
ルなどの反応性アクリル樹脂とブロックイソシアネート
を主成分とする未硬化または半硬化状態のシート、反応
性ビニルモノマー及び/または、オリゴマーと熱可塑性
ポリマーおよび/または、ビニル基を有するポリマーと
過酸化物とを主成分とする未硬化、半硬化状態のシート
など。
ルなどの反応性アクリル樹脂とブロックイソシアネート
を主成分とする未硬化または半硬化状態のシート、反応
性ビニルモノマー及び/または、オリゴマーと熱可塑性
ポリマーおよび/または、ビニル基を有するポリマーと
過酸化物とを主成分とする未硬化、半硬化状態のシート
など。
【0010】光硬化性シート・・・ポリマーまたはオ
リゴマーと反応性ビニルモノマーと光開始剤を主成分と
する未硬化または半硬化状態のシートなど。 上記のシートにおよび/またはのシートを積層
したシート。 上記のシートに高顔料濃度の着色層を積層したシー
ト。 上記のシートにおよび/またはのシートを積層
したシート。
リゴマーと反応性ビニルモノマーと光開始剤を主成分と
する未硬化または半硬化状態のシートなど。 上記のシートにおよび/またはのシートを積層
したシート。 上記のシートに高顔料濃度の着色層を積層したシー
ト。 上記のシートにおよび/またはのシートを積層
したシート。
【0011】ラベルとしては、模様,文字,着色等が施
されたシールやマーキングシート等が挙げられ、その材
質としては、特に限定されないが、紙、布、皮革、樹脂
製等のものが挙げられ、通常、片面もしくは両面に粘着
剤層が設けられている。また、樹脂フィルム製のものに
ついては、耐候性や耐衝撃性に優れたもの、ガラスビー
ズをフィルム内に埋め込んだ反射フィルム、蛍光塗料を
含んだ蛍光フィルム、さらには鏡面、プリズムフィルム
など多種多様な性能をもったフィルム等を用いることも
できる。
されたシールやマーキングシート等が挙げられ、その材
質としては、特に限定されないが、紙、布、皮革、樹脂
製等のものが挙げられ、通常、片面もしくは両面に粘着
剤層が設けられている。また、樹脂フィルム製のものに
ついては、耐候性や耐衝撃性に優れたもの、ガラスビー
ズをフィルム内に埋め込んだ反射フィルム、蛍光塗料を
含んだ蛍光フィルム、さらには鏡面、プリズムフィルム
など多種多様な性能をもったフィルム等を用いることも
できる。
【0012】ラベルの形状,大きさは、製造しようとす
る成形品の表面の一部に所望の加飾を施すことが可能で
あればよく、特に限定されるものではない。また、樹脂
シートと射出樹脂との密着性が悪いときには、樹脂シー
トの表面にプライマー加工(粘着加工)を施すようにし
ても構わない。例えば、樹脂シートがアクリル系樹脂フ
ィルムであれば、その表面にアクリル系粘着剤、ホット
メルト粘着剤を、射出樹脂がオレフィン樹脂であれば、
その表面に塩素化ポリプロピレンプライマーを施すよう
にすればよい。
る成形品の表面の一部に所望の加飾を施すことが可能で
あればよく、特に限定されるものではない。また、樹脂
シートと射出樹脂との密着性が悪いときには、樹脂シー
トの表面にプライマー加工(粘着加工)を施すようにし
ても構わない。例えば、樹脂シートがアクリル系樹脂フ
ィルムであれば、その表面にアクリル系粘着剤、ホット
メルト粘着剤を、射出樹脂がオレフィン樹脂であれば、
その表面に塩素化ポリプロピレンプライマーを施すよう
にすればよい。
【0013】ラベルは、特に金型型面が曲面の場合は、
界面活性剤を用いたり、微粘着剤を用いて密着するよう
に配置するのが好ましい。樹脂シートを金型型面に沿っ
て密着するように空気圧成形する場合、樹脂シートは、
予め加熱溶融状態にしておくことが好ましい。すなわ
ち、加熱することで、樹脂シートの展延性を向上させる
ことができるからである。
界面活性剤を用いたり、微粘着剤を用いて密着するよう
に配置するのが好ましい。樹脂シートを金型型面に沿っ
て密着するように空気圧成形する場合、樹脂シートは、
予め加熱溶融状態にしておくことが好ましい。すなわ
ち、加熱することで、樹脂シートの展延性を向上させる
ことができるからである。
【0014】空気圧成形としては、真空成形、圧空成
形、真空・圧空成形のいずれでも構わない。射出成形用
樹脂としては、従来から使用されている射出成形用樹脂
であればどの材料でも可能で、例えば、ポリスチレン、
アクリル系ポリマー、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニ
ル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ABS(アクリロ
ニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体)、変性ポリ
フェニレンオキシド、ポリフェニレンサルファイド、ポ
リエーテルイミド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリ
エチレンサルファイド、液晶ポリマー、ガラス繊維強化
ポリエステル、ガラス繊維強化エポキシ、ガラス繊維強
化アクリル樹脂等が挙げられる。
形、真空・圧空成形のいずれでも構わない。射出成形用
樹脂としては、従来から使用されている射出成形用樹脂
であればどの材料でも可能で、例えば、ポリスチレン、
アクリル系ポリマー、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニ
ル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ABS(アクリロ
ニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体)、変性ポリ
フェニレンオキシド、ポリフェニレンサルファイド、ポ
リエーテルイミド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリ
エチレンサルファイド、液晶ポリマー、ガラス繊維強化
ポリエステル、ガラス繊維強化エポキシ、ガラス繊維強
化アクリル樹脂等が挙げられる。
【0015】また、請求項2の発明の方法においては、
樹脂シートにラベルを貼り付けた後、金型内に樹脂を射
出する前に、ラベルを挟むように第2の樹脂シートを先
の樹脂シートに圧空成形で積層するようにしても構わな
い。本発明の方法に用いる射出成形装置としては、特に
限定されないが、例えば、図1に示すような射出成形装
置が挙げられる。この装置は、キャビティ5を有する雌
型4と、凸部8を有する雄型9と雌型4および雄型9で
形成されるキャビティ5内に樹脂を配給するための射出
成形機(図示せず)と、樹脂シートを加熱するための加
熱盤2とを備えている。
樹脂シートにラベルを貼り付けた後、金型内に樹脂を射
出する前に、ラベルを挟むように第2の樹脂シートを先
の樹脂シートに圧空成形で積層するようにしても構わな
い。本発明の方法に用いる射出成形装置としては、特に
限定されないが、例えば、図1に示すような射出成形装
置が挙げられる。この装置は、キャビティ5を有する雌
型4と、凸部8を有する雄型9と雌型4および雄型9で
形成されるキャビティ5内に樹脂を配給するための射出
成形機(図示せず)と、樹脂シートを加熱するための加
熱盤2とを備えている。
【0016】加熱盤2には通気口2aが設けられ、通気口
2aから吸引することによって樹脂シートを吸着できるよ
うになっている。また、加熱盤2は、雌型4のキャビテ
ィ5に対して、近接離間自在に構成され、この加熱盤2
を駆動するための駆動手段(図示せず)が設けられてい
る。雌型4のキャビティ5内面及び枠部6の端面にも通
気口4aが設けられている。
2aから吸引することによって樹脂シートを吸着できるよ
うになっている。また、加熱盤2は、雌型4のキャビテ
ィ5に対して、近接離間自在に構成され、この加熱盤2
を駆動するための駆動手段(図示せず)が設けられてい
る。雌型4のキャビティ5内面及び枠部6の端面にも通
気口4aが設けられている。
【0017】
【作用】請求項1の発明の構成によれば、装飾のための
ラベルを金型内表面に配置したのち、樹脂シートを空気
圧成形によって予備成形することにより、ラベルが延ば
されることなく樹脂シート成形体の表面に設けられたラ
ベルの厚みで同じ形状の段落部に嵌まり込んだように一
体化され、その後、金型内に樹脂を射出して成形品を得
る。したがって、成形品の表面が平滑な状態で、絵柄等
の模様や文字等のマーキングが伸ばされることなく、均
一な状態の射出成形品を得ることができる。
ラベルを金型内表面に配置したのち、樹脂シートを空気
圧成形によって予備成形することにより、ラベルが延ば
されることなく樹脂シート成形体の表面に設けられたラ
ベルの厚みで同じ形状の段落部に嵌まり込んだように一
体化され、その後、金型内に樹脂を射出して成形品を得
る。したがって、成形品の表面が平滑な状態で、絵柄等
の模様や文字等のマーキングが伸ばされることなく、均
一な状態の射出成形品を得ることができる。
【0018】一方、請求項2の発明の構成によれば、表
面層となる透明または半透明な樹脂シートを空気圧成形
によって予備成形したのち、この樹脂シートの所望位置
にラベルを貼り付け、この状態で金型内に樹脂を射出し
て成形品を得るので、ラベルを延ばす方向に力が全く掛
からない。したがって、成形品の表面が平滑な状態で、
絵柄等の模様や文字等のマーキングが伸ばされることな
く、均一な状態の射出成形品を得ることができる。
面層となる透明または半透明な樹脂シートを空気圧成形
によって予備成形したのち、この樹脂シートの所望位置
にラベルを貼り付け、この状態で金型内に樹脂を射出し
て成形品を得るので、ラベルを延ばす方向に力が全く掛
からない。したがって、成形品の表面が平滑な状態で、
絵柄等の模様や文字等のマーキングが伸ばされることな
く、均一な状態の射出成形品を得ることができる。
【0019】
【実施例】以下に、本発明の実施例を比較例と対比させ
つつ詳しく説明する。
つつ詳しく説明する。
【0020】(実施例1) 図1に示す射出成形装置を用意し、図2(a)に示
すように雌型キャビティ平面部にラベルとしてのSEK
ISUIの各文字の軟質塩化ビニル樹脂製マーキングシ
ート(タックペイント,表面に粘着剤層が設けられたシ
ート,積水化学工業(株)製)11を粘着剤層が型面に
付着しないように載置した。
すように雌型キャビティ平面部にラベルとしてのSEK
ISUIの各文字の軟質塩化ビニル樹脂製マーキングシ
ート(タックペイント,表面に粘着剤層が設けられたシ
ート,積水化学工業(株)製)11を粘着剤層が型面に
付着しないように載置した。
【0021】 カレンダー成形したポリプロピレン
(PP)シート上に後述する(イ)の光硬化層を塗工し
た樹脂シート1を図2(a)に示すように通気口2aから
吸引して加熱盤2で吸着しながら加熱し、射出成形用の
雌型4のキャビティ5の上方位置まで移動した。 図2(b)に示すように、加熱盤2を雌型4の上面
に配置し、加熱盤2の吸引を停止した。加熱盤2を雌型
4の側面に配置することによって、シート1の端部を雌
型4の枠部6の端面に接触させた。この時、枠部6の端
面に設けられた吸引口4aからの吸引によって、シート1
の端部が雌型4の端面に固着した。
(PP)シート上に後述する(イ)の光硬化層を塗工し
た樹脂シート1を図2(a)に示すように通気口2aから
吸引して加熱盤2で吸着しながら加熱し、射出成形用の
雌型4のキャビティ5の上方位置まで移動した。 図2(b)に示すように、加熱盤2を雌型4の上面
に配置し、加熱盤2の吸引を停止した。加熱盤2を雌型
4の側面に配置することによって、シート1の端部を雌
型4の枠部6の端面に接触させた。この時、枠部6の端
面に設けられた吸引口4aからの吸引によって、シート1
の端部が雌型4の端面に固着した。
【0022】 雌型4に設けられた吸引口4aから吸引
してキャビティ5内を減圧状態にすると共に、加熱盤2
に設けられた通気口2aからの圧縮空気により、樹脂シー
ト1を図2(c)示すように雌型4の内面に密着させ
た。 樹脂シート1から加熱盤2を離して雌型4の側方へ
移動させる。なお、加熱盤2をシート1から離す時に
は、加熱盤2に設けられた通気口2aから気体を吹き出す
ことにより、シート1の分離が容易に行えるようにする
ことが好ましい。
してキャビティ5内を減圧状態にすると共に、加熱盤2
に設けられた通気口2aからの圧縮空気により、樹脂シー
ト1を図2(c)示すように雌型4の内面に密着させ
た。 樹脂シート1から加熱盤2を離して雌型4の側方へ
移動させる。なお、加熱盤2をシート1から離す時に
は、加熱盤2に設けられた通気口2aから気体を吹き出す
ことにより、シート1の分離が容易に行えるようにする
ことが好ましい。
【0023】 図2(d)に示すように、雌型4上に
雄型9を配設して型締めした後、両金型4、9で形成さ
れるキャビティ5内にPP樹脂(三菱油化(株)製 B
C3)3を230℃で射出して射出成形品を得た。な
お、用いた雌型4のキャビティ5の形状を図5に、雌型
4の平面図を図6にそれぞれ示したが、図5および図6
の各部材の各部寸法は次の通りである。
雄型9を配設して型締めした後、両金型4、9で形成さ
れるキャビティ5内にPP樹脂(三菱油化(株)製 B
C3)3を230℃で射出して射出成形品を得た。な
お、用いた雌型4のキャビティ5の形状を図5に、雌型
4の平面図を図6にそれぞれ示したが、図5および図6
の各部材の各部寸法は次の通りである。
【0024】L1 =90mm、L2 =30mm、L3 =70
mm、L4 =50mm、L5 =45mm、L6 =20mm、L7
=60mm、L8 =70mm、L9 =150mm、L10=15
mm、L11=15mm、L12=30mm、L13=50mm、L14
=20mm、R1 =30mm、L 21=10mm、L22=10mm
mm、L4 =50mm、L5 =45mm、L6 =20mm、L7
=60mm、L8 =70mm、L9 =150mm、L10=15
mm、L11=15mm、L12=30mm、L13=50mm、L14
=20mm、R1 =30mm、L 21=10mm、L22=10mm
【0025】(実施例2)樹脂シート1として、PPシ
ート上に後述する(ロ)の着色層、および(イ)の光硬
化層を塗工したものを用いた以外は、実施例1と同様に
して射出成形品を得た。
ート上に後述する(ロ)の着色層、および(イ)の光硬
化層を塗工したものを用いた以外は、実施例1と同様に
して射出成形品を得た。
【0026】(実施例3)樹脂シート1として、PPシ
ート上に後述する(ハ)のソフトタッチ層を塗工したも
のを用いた以外は、実施例1と同様にして射出成形品を
得た。
ート上に後述する(ハ)のソフトタッチ層を塗工したも
のを用いた以外は、実施例1と同様にして射出成形品を
得た。
【0027】実施例1〜3で得られた射出成形品の外観
を評価した。その結果を表1に示す。
を評価した。その結果を表1に示す。
【0028】
【表1】
【0029】(実施例4) 図1に示す射出成形装置を用意し、展延性を有する
PETフィルム上に後述する(イ)の光硬化層を塗工し
た樹脂シート1aを図3(a)に示すように通気口2aか
ら吸引して加熱盤2で吸着しながら加熱し、射出成形用
の雌型4のキャビティ5の上方位置まで移動した。
PETフィルム上に後述する(イ)の光硬化層を塗工し
た樹脂シート1aを図3(a)に示すように通気口2aか
ら吸引して加熱盤2で吸着しながら加熱し、射出成形用
の雌型4のキャビティ5の上方位置まで移動した。
【0030】 図3(b)に示すように、加熱盤2を
雌型4の上面に配置し、加熱盤2の吸引を停止した。加
熱盤2を雌型4の側面に配置することによって、シート
1aの端部を雌型4の枠部6の端面に接触させた。 雌型4に設けられた吸引口4aから吸引してキャビテ
ィ5内を減圧状態にすると共に、加熱盤2に設けられた
通気口2aからの圧縮空気により、樹脂シート1aを図3
(c)示すように雌型4のキャビティ5内面に密着させ
た。
雌型4の上面に配置し、加熱盤2の吸引を停止した。加
熱盤2を雌型4の側面に配置することによって、シート
1aの端部を雌型4の枠部6の端面に接触させた。 雌型4に設けられた吸引口4aから吸引してキャビテ
ィ5内を減圧状態にすると共に、加熱盤2に設けられた
通気口2aからの圧縮空気により、樹脂シート1aを図3
(c)示すように雌型4のキャビティ5内面に密着させ
た。
【0031】 加熱盤2を雌型4から離し、図3
(d)に示すように雌型4のキャビティ5表面に密着さ
せたシート1a上にラベルとしてSEKISUIの各文
字のマーキングシート(タックペイント 積水化学工業
(株)製)の表面にアクリル系粘着剤10μmを施したシ
ート11を、その粘着加工を加えた面が金型側に来るよ
うに貼り付けた。
(d)に示すように雌型4のキャビティ5表面に密着さ
せたシート1a上にラベルとしてSEKISUIの各文
字のマーキングシート(タックペイント 積水化学工業
(株)製)の表面にアクリル系粘着剤10μmを施したシ
ート11を、その粘着加工を加えた面が金型側に来るよ
うに貼り付けた。
【0032】 図3(e)に示すように、雌型4上に
雄型9を配設して型締めした後、両金型4、5で形成さ
れるキャビティ5内にPP樹脂(三菱油化(株)製 B
C3)を230℃で射出して射出成形品を得た。
雄型9を配設して型締めした後、両金型4、5で形成さ
れるキャビティ5内にPP樹脂(三菱油化(株)製 B
C3)を230℃で射出して射出成形品を得た。
【0033】(実施例5)上記実施例4の〜の工程
を同様に実施したのち、図4(a)に示すようにカレン
ダー成形したPPシートに後述する(ロ)の着色層を塗
工した第2の樹脂シート1bを加熱盤2で吸着しながら加
熱し、雌型4のキャビティ5の上方位置まで移動した。
つぎに、加熱盤2を雌型4の上面に配置し、加熱盤2の
吸引を停止し、加熱盤2に設けられた通気口2aからの圧
縮空気により、樹脂シート1bを図4(b)示すように雌
型4のキャビティ5内面に密着させた。そして、加熱盤
2を雌型4から離し、図4(c)に示すように、雌型4
上に雄型9を配設して型締めした後、両金型4、9で形
成されるキャビティ5内にPP樹脂(三菱油化(株)製
BC3)3を230℃で射出して射出成形品を得た。
を同様に実施したのち、図4(a)に示すようにカレン
ダー成形したPPシートに後述する(ロ)の着色層を塗
工した第2の樹脂シート1bを加熱盤2で吸着しながら加
熱し、雌型4のキャビティ5の上方位置まで移動した。
つぎに、加熱盤2を雌型4の上面に配置し、加熱盤2の
吸引を停止し、加熱盤2に設けられた通気口2aからの圧
縮空気により、樹脂シート1bを図4(b)示すように雌
型4のキャビティ5内面に密着させた。そして、加熱盤
2を雌型4から離し、図4(c)に示すように、雌型4
上に雄型9を配設して型締めした後、両金型4、9で形
成されるキャビティ5内にPP樹脂(三菱油化(株)製
BC3)3を230℃で射出して射出成形品を得た。
【0034】(実施例6)第1の樹脂シート1aとして展
延性を有するPETフィルム上に後述する(c)のソフ
トタッチ層を塗工したものを、第2の樹脂シート1bとし
てカレンダー成形したTPEシートをそれぞれ用いた以
外は、実施例5と同様にして射出成形品を得た。
延性を有するPETフィルム上に後述する(c)のソフ
トタッチ層を塗工したものを、第2の樹脂シート1bとし
てカレンダー成形したTPEシートをそれぞれ用いた以
外は、実施例5と同様にして射出成形品を得た。
【0035】実施例4〜6で得られた射出成形品の外観
を評価した。その結果を表2に示す。なお、表2中、雌
型表面温度および加熱盤シート温度の欄でカッコで示す
値は、第2の樹脂シート1bの成形時におけるものであ
る。
を評価した。その結果を表2に示す。なお、表2中、雌
型表面温度および加熱盤シート温度の欄でカッコで示す
値は、第2の樹脂シート1bの成形時におけるものであ
る。
【0036】
【表2】 (イ)光硬化層 アクリル樹脂−酢酸エチル溶液(G1P8 固形分30%、協
和瓦斯化学(株)製)固形分で 100部、アクリルモノマ
ー(KAYARAD DPCA20日本化薬(株)製)50部、光重合開
始剤(イルガキュア184 (株)チバ・ガイギー)0.
5 部を混合した光硬化性樹脂組成物で構成される光硬化
層。 (ロ)着色層 アクリル樹脂−酢酸エチル溶液(アロタン183固形分
30%、日本触媒化学(株)製)固形分で 100部に、酸化
チタン 200部を分散した高顔料着色層 (ハ)ソフトタッチ層 ウレタン樹脂−酢酸エチル溶液(ニッポラン5120固
形分30% 日本ポリウレタン工業(株)製)固形分で 1
00部、弾性ビーズ(EBS100 日本触媒化学(株)製)10
0 部を混合した樹脂組成物で構成されるソフトタッチ
層。
和瓦斯化学(株)製)固形分で 100部、アクリルモノマ
ー(KAYARAD DPCA20日本化薬(株)製)50部、光重合開
始剤(イルガキュア184 (株)チバ・ガイギー)0.
5 部を混合した光硬化性樹脂組成物で構成される光硬化
層。 (ロ)着色層 アクリル樹脂−酢酸エチル溶液(アロタン183固形分
30%、日本触媒化学(株)製)固形分で 100部に、酸化
チタン 200部を分散した高顔料着色層 (ハ)ソフトタッチ層 ウレタン樹脂−酢酸エチル溶液(ニッポラン5120固
形分30% 日本ポリウレタン工業(株)製)固形分で 1
00部、弾性ビーズ(EBS100 日本触媒化学(株)製)10
0 部を混合した樹脂組成物で構成されるソフトタッチ
層。
【0037】なお、上記(イ)、(ロ)、(ハ)におい
て「部」は「重量部」を意味する。
て「部」は「重量部」を意味する。
【0038】(比較例1)ラベルを用いないとともに、
樹脂シートとして実施例1で用いたPPシートの成形時
に平面部にあたる部分にSEKISUIという文字をシ
ルクスクリーンで印刷したシートを用いた以外は、実施
例1と同様にして射出成形品を得た。
樹脂シートとして実施例1で用いたPPシートの成形時
に平面部にあたる部分にSEKISUIという文字をシ
ルクスクリーンで印刷したシートを用いた以外は、実施
例1と同様にして射出成形品を得た。
【0039】(比較例2)樹脂シートとして、比較例1
で用いたシートのシルクスクリーン層の上に更に光硬化
層を塗工したシートを用いた以外は、実施例1と同様に
して射出成形品を得た。
で用いたシートのシルクスクリーン層の上に更に光硬化
層を塗工したシートを用いた以外は、実施例1と同様に
して射出成形品を得た。
【0040】(比較例3)樹脂シートとして実施例1と
同様のシートを用い、シートを予備成形したのち、射出
成形し、この射出成形品の表面にラベルとしてマーキン
グシートを貼付した。
同様のシートを用い、シートを予備成形したのち、射出
成形し、この射出成形品の表面にラベルとしてマーキン
グシートを貼付した。
【0041】比較例1〜3で得られた射出成形品の外観
を評価した。その結果を表3に示す。
を評価した。その結果を表3に示す。
【0042】
【表3】
【0043】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明にかかる
射出成形品の製造方法は、ラベルを成形品の表面に平滑
な状態で貼り付けることができ、またその絵柄等の模様
や文字等のマーキングが伸ばされることなく均一な状態
で貼り付けることができる。さらに、導入するシートの
色や印刷模様を変えることによって、複数の工程を経る
ことなく成形品の色替えや模様替えを行うことが可能で
ある。
射出成形品の製造方法は、ラベルを成形品の表面に平滑
な状態で貼り付けることができ、またその絵柄等の模様
や文字等のマーキングが伸ばされることなく均一な状態
で貼り付けることができる。さらに、導入するシートの
色や印刷模様を変えることによって、複数の工程を経る
ことなく成形品の色替えや模様替えを行うことが可能で
ある。
【0044】従って、多くの意匠性を持った模様を施し
た外観の良好な成形品が、複数の工程を経ずに製造で
き、かつ少量他品種生産も可能になるという利点があ
る。一方、請求項2の発明にかかる射出成形品の製造方
法は、上記請求項1の発明の効果に加えて、透明または
半透明樹脂シートがラベルの保護層となり、絵柄等の装
飾模様の耐久性が増すことができる。
た外観の良好な成形品が、複数の工程を経ずに製造で
き、かつ少量他品種生産も可能になるという利点があ
る。一方、請求項2の発明にかかる射出成形品の製造方
法は、上記請求項1の発明の効果に加えて、透明または
半透明樹脂シートがラベルの保護層となり、絵柄等の装
飾模様の耐久性が増すことができる。
【図1】本発明にかかる射出成形品の製造方法を実施す
るのに用いる射出成形装置の1例をあらわす説明図であ
る。
るのに用いる射出成形装置の1例をあらわす説明図であ
る。
【図2】請求項1の発明にかかる射出成形品の製造方法
の1実施例を工程順に説明する説明図であって、同図
(a)は樹脂シートを加熱する工程を示し、同図(b)
はシートを雌型に固定する工程を示し、同図(c)はシ
ートの予備成形工程を示し、同図(d)はキャビティ内
に樹脂を射出する工程を示している。
の1実施例を工程順に説明する説明図であって、同図
(a)は樹脂シートを加熱する工程を示し、同図(b)
はシートを雌型に固定する工程を示し、同図(c)はシ
ートの予備成形工程を示し、同図(d)はキャビティ内
に樹脂を射出する工程を示している。
【図3】請求項2の発明にかかる射出成形品の製造方法
の1実施例を工程順に説明する説明図であって、同図
(a)は樹脂シートを加熱する工程を示し、同図(b)
はシートを雌型に固定する工程を示し、同図(c)はシ
ートの予備成形工程を示し、同図(d)はラベルを貼り
付ける工程を示し、同図(e)はキャビティ内に樹脂を
射出する工程を示している。
の1実施例を工程順に説明する説明図であって、同図
(a)は樹脂シートを加熱する工程を示し、同図(b)
はシートを雌型に固定する工程を示し、同図(c)はシ
ートの予備成形工程を示し、同図(d)はラベルを貼り
付ける工程を示し、同図(e)はキャビティ内に樹脂を
射出する工程を示している。
【図4】請求項2の発明にかかる射出成形品の製造方法
の1実施例を工程順に説明する説明図であって、同図
(a)は第2の樹脂シートを加熱する工程を示し、同図
(b)は第2の樹脂シートの予備成形工程を示し、同図
(c)はキャビティ内に樹脂を射出する工程を示してい
る。
の1実施例を工程順に説明する説明図であって、同図
(a)は第2の樹脂シートを加熱する工程を示し、同図
(b)は第2の樹脂シートの予備成形工程を示し、同図
(c)はキャビティ内に樹脂を射出する工程を示してい
る。
【図5】実施例および比較例に用いた装置のキャビティ
形状の輪郭を示す平面部および側面図である。
形状の輪郭を示す平面部および側面図である。
【図6】実施例および比較例に用いた装置の雌型の平面
図である。
図である。
1 樹脂シート 1a 第1の樹脂シート 1b 第2の樹脂シート 3 樹脂 4 雌型(金型) 5 キャビティ(金型内) 9 雄型(金型) 11 ラベル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−263013(JP,A) 特開 平1−202415(JP,A) 特開 昭63−120616(JP,A) 特開 昭60−52318(JP,A) 特開 昭59−202832(JP,A) 特開 昭57−129731(JP,A) 特開 昭48−12865(JP,A) 特開 平6−19400(JP,A) 実開 平4−117722(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/00 - 45/16 B29C 51/10
Claims (2)
- 【請求項1】ラベルを金型型面に密着するように配置す
る工程、空気圧成形によって前記ラベルを金型型面との
間に挟みながら樹脂シートを金型型面に沿って密着する
ように予備成形する工程、上記記載の工程を経て得られ
た金型内に樹脂を射出し成形品を製造する工程を含む射
出成形品の製造方法。 - 【請求項2】透明又は半透明の樹脂シートを金型型面に
沿って密着するように空気圧成形する工程、この空気圧
成形した樹脂シートを金型型面との間に挟むように樹脂
シートの所望位置にラベルを貼り付ける工程、上記記載
の工程を経て得られた金型内に樹脂を射出し成形品を製
造する工程を含む射出成形品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04294939A JP3132925B2 (ja) | 1992-11-04 | 1992-11-04 | 射出成形品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04294939A JP3132925B2 (ja) | 1992-11-04 | 1992-11-04 | 射出成形品の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06143329A JPH06143329A (ja) | 1994-05-24 |
JP3132925B2 true JP3132925B2 (ja) | 2001-02-05 |
Family
ID=17814238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04294939A Expired - Fee Related JP3132925B2 (ja) | 1992-11-04 | 1992-11-04 | 射出成形品の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3132925B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4676607B2 (ja) * | 2000-12-18 | 2011-04-27 | 大日本印刷株式会社 | 射出成形同時絵付方法 |
CN100366412C (zh) * | 2004-09-15 | 2008-02-06 | 刘坤钟 | 多色标签片的成型方法 |
KR101268789B1 (ko) * | 2010-12-29 | 2013-05-29 | (주)엘지하우시스 | 진공 금형 및 이를 이용한 진공 성형방법 |
DE102015104902B4 (de) * | 2015-03-30 | 2019-09-05 | Webasto SE | Vorrichtung zum Anformen eines Formabschnitts an ein plattenartiges Werkstück mit Vakuumkammer |
JP6583618B2 (ja) * | 2015-06-08 | 2019-10-02 | 株式会社浅野研究所 | 熱成形方法 |
JP6674227B2 (ja) | 2015-10-30 | 2020-04-01 | 株式会社浅野研究所 | 熱成形装置および熱成形方法 |
CN110549636B (zh) * | 2018-05-31 | 2022-01-11 | 东莞永湖复合材料有限公司 | 行李箱壳体的制造方法 |
-
1992
- 1992-11-04 JP JP04294939A patent/JP3132925B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH06143329A (ja) | 1994-05-24 |
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