JP3132595B2 - プラスチック成形品の接着方法及び電気・電子部品の樹脂封止方法 - Google Patents

プラスチック成形品の接着方法及び電気・電子部品の樹脂封止方法

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JP3132595B2 JP04101719A JP10171992A JP3132595B2 JP 3132595 B2 JP3132595 B2 JP 3132595B2 JP 04101719 A JP04101719 A JP 04101719A JP 10171992 A JP10171992 A JP 10171992A JP 3132595 B2 JP3132595 B2 JP 3132595B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジニアリングプラ
スチック成形品の接着方法及び電気・電子部品の樹脂封
止方法に関するものである。
【0002】
【従来技術及びその問題点】エンジニアリングプラスチ
ックは、汎用エンジニアリングプラスチックと、スーパ
ーエンジニアリングプラスチックに大別されている。こ
れらのものは、その機械的強度が大きいことから、種々
の分野において利用されている。エンジニアリングプラ
スチックから得られる成形品には、射出成形品、中空成
形品、圧縮成形品、押出成形品(フィルム、シート、パ
イプ、異形押出品、押出被覆品)等が包含される。これ
らのエンジニアリングプラスチック成形品(以下、単に
成形品とも言う)は、その種類によっては接着性にすぐ
れたものもあるが、一般には、接着剤による接合の困難
なものが多い。従って、これらの成形品を大きな接着強
さで接着する場合は、適切な前処理が必要であり、従来
はサンドブラスト処理、クロム酸混液処理、火炎処理、
コロナ放電処理、プラズマ処理、表面官能基付与処理、
表面光グラフト化処理などが用いられあるいは検討され
ているが、いずれも満足できる方法ではない。一方、電
気・電子部品等の埋込み用部品をプラスチックケース内
においてプラスチック中に埋込み固定化させるために、
それら部品を収容させたケース内において、流動状態に
ある樹脂を硬化させ、ケース内壁表面に接着させる電気
・電子部品の樹脂封止方法(ポッティング)が広く行わ
れている。このような方法においても、その硬化樹脂と
プラスチックケース内壁表面との間の接着強度をいかに
して向上させるかについて多くの研究がなされている
が、未だ満足すべき結果は得られていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、エンジニア
リングプラスチック成形品を、充分な接着力を以ってし
かも簡便にしてかつ安全な公害問題を生じることなく接
着する方法及びプラスチックケースと硬化樹脂との間の
接着強度を高めるための電気・電子部品の樹脂封止方法
を提供することをその課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべき鋭意研究を重ねた結果、ガラス繊維含有エ
ンジニアリングプラスチック成形品は、一般的に、その
表面に有機エポキシ化合物、シランカップリング剤又は
チタネートカップリング剤を存在させるとともに、その
表面に紫外線照射処理を施した後、接着を行うことによ
って著しく向上された接着力で接着を実施し得ることを
見出した。また、ある種の特定のエンジニアリングプラ
スチック成形品は、紫外線照射処理のみによっても、充
分な接着力を以って接着し得ることを見出した。さら
に、ガラス繊維含有エンジニアリングプラスッチクから
なるケース内壁表面に有機エポキシ化合物、シランカッ
プリング剤又はチタネートカップリング剤を存在させる
とともに、その表面に紫外線照射処理を施したケースを
用いて電気・電子部品の樹脂封止を行うことにより、ケ
ース内壁面と硬化樹脂との間の接着強度を向上させ得る
ことを見出した。さらに、ある種の特定のエンジニアリ
ングプラスチックで成形したケースを用いる時には、紫
外線照射処理のみによっても、充分な接着力を以ってケ
ースと硬化樹脂とを接着させ得ることを見出した。本発
明は以上のような知見に基づいてなされたものである。
【0005】即ち、本発明によれば、ガラス繊維を含有
するエンジニアリングプラスチック成形品を、相互に又
は他の物質と接着させるに際し、該成形品として、有機
エポキシ化合物、シランカップリング剤及びチタネート
カップリング剤の中から選ばれる少なくとも1種の表面
改質剤を少なくとも表面に存在させたものを用いるとと
もに、該成形品の表面に300nm以下の波長を主な波
長成分とする紫外線を照射し、接着剤により接着するこ
とを特徴とするエンジニアリングプラスチック成形品の
接着方法が提供される。
【0006】また、本発明によれば、ナイロン6、ナイ
ロン6,6、ナイロン4,6、ポリフェニレンエーテル
(変性ポリフェニレンエーテルを含む)、ポリエーテル
イミド、ポリシクロヘキサンジメチルテレフタレート、
ポリサルホン、ポリアリルサルホン、ポリエーテルサル
ホン及びポリエーテルエーテルケトンの中から選ばれる
エンジニアリングプラスチックの成形品を、相互に又は
他の物質と接着させるに際し、該成形品の表面に300
nm以下の波長を主な波長成分とする紫外線を照射し、
接着剤により接着することを特徴とするエンジニアリン
グプラスチック成形品の接着方法が提供される。
【0007】さらに、本発明によれば、電気・電子部品
を収容させたプラスチックケース内において流動状態の
樹脂を硬化し、プラスチックケース内壁表面に接着させ
る方法において、該プラスチックケースとして、ガラス
繊維を含有するエンジニアリングプラスチックからな
り、有機エポキシ化合物、シランカップリング剤及びチ
タネートカップリング剤の中から選ばれる少なくとも1
種の表面改質剤を少なくとも内壁表面に存在させ、その
内壁表面に300nm以下の波長を主な波長成分とする
紫外線を照射したものを用いることを特徴とする電気・
電子部品の樹脂封止方法が提供される。
【0008】さらに、また、本発明によれば、電気・電
子部品を収容させたプラスチックケース内において流動
状態の樹脂を硬化させ、プラスチックケース内壁表面に
接着させる方法において、該プラスチックケースとし
て、ナイロン6、ナイロン6,6、ナイロン4,6、ポ
リフェニレンエーテル(変性ポリフェニレンエーテルを
含む)、ポリアリレート、ポリエーテルイミド、ポリシ
クロヘキサンジメチルテレフタレート、ポリサルホン、
ポリアリルサルホン、ポリエーテルサルホン及びポリエ
ーテルエーテルケトンの中から選ばれるエンジニアリン
グプラスチックからなり、内壁表面に300nm以下の
波長を主な波長成分とする紫外線を照射したものを用い
ることを特徴とする電気・電子部品の樹脂封止方法が提
供される。
【0009】本発明で用いるエンジニアリングプラスチ
ックとしては、ポリアミド、(PA)(ナイロン)、ポ
リアセタール(POM)、ポリカーボネート(PC)、
ポリフェニレンエーテル(変性ポリフェニレンエーテル
を含む)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポ
リエチレンテレフタレート(PET)、超高分子量ポリ
エチレン等の汎用エンジニアリングプラスチックの他、
ポリサルホン(PSF)、ポリエーテルサルホン(PE
S)、ポリフェニレンサルファイド、ポリアリレート
(Uポリマー)、ポリアミドイミド、ポリエーテルケト
ン(PEK)、ポリエーテルエーテルケトン(PEE
K)、ポリイミド(PI)、液晶ポリエステル等のスー
パーエンジニアリングプラスチック、さらに、ABS/
ポリカーボネート、ポリフェニレンエーテル/ナイロン
6,6、ポリフェニレンエーテル/ポリスチレン、ポリ
ブチレンテレフタレート/ポリカーボネート等の前記エ
ンジニアリングプラスチックを含むポリマーアロイが挙
げられる。
【0010】本発明においては、ガラス繊維を含有させ
た前記エンジニアリングプラスチック成形品の少なくと
も表面に、有機エポキシ化合物、シランカップリング剤
及びチタネートカップリング剤の中から選ばれた表面改
質を存在させる。このための方法としては、(i)原料
プラスチックに、表面改質剤を混入する方法、(ii)原
料プラスチックに、表面改質剤をあらかじめ担持させた
充填剤を混入する方法、(iii)成形品表面に表面改質剤
をコーティングする方法がある。また、ガラス繊維の含
有量は、5〜50重量%、好ましくは10〜40重量%
である。
【0011】有機エポキシ化合物としては、分子中にエ
ポキシ基を1個又は複数個有する従来公知の常温で液状
ないし固体状のものが用いられる。このような有機エポ
キシ化合物には、各種のグリシジルエーテル化合物やグ
リシジルエステル化合物が包含される。
【0012】シランカップリング剤としては、極性基と
して、エポキシ基、カルボキシル基、エステル基、酸無
水物基、アミノ基、ハロゲン(塩素、臭素、ヨウ素等)、
ビニル基、水酸基等を含有するものが挙げられる。これ
らのシランカップリング剤は従来良く知られているもの
である。本発明で用いる好ましいシランカップリング剤
としては、次の一般式で表わされるものが例示される。 XR−Si(OR13 (1) 前記式中、XR−は、ビニル基、アミノ基、アルキルア
ミノ基、エポキシアルキルオキシ基、アクリロキシ基、
メタクリロキシ基等の極性基を示す。一方、−OR1
は、メトキシ基、エトキシ基、2−メトキシエトキシ基
等のアルコキシ基を示す。
【0013】一方、チタネートカップリング剤の具体例
としては、例えば、イソプロピルトリイソステアロイル
チタネート、イソプロピルトリドデシルベンゼンスルホ
ニルチタネート、イソプロピルトリス(ジオクチルパイ
ロホスフェート)チタネート、テトライソプロピルビス
(ジオクチルホスファイト)チタネート、テトラオクチ
ルビス(ジトリデシルホスファイト)チタネート、ビス
(ジオクチルパイロホスフェート)オキシアセテートチ
タネート、ビス(ジオクチルパイロホスフェート)エチ
レンタチネート、テトラ(2,2−ジアリルオキシメチ
ル−1−ブチル)ビス(ジ−トリデシル)ホスファイト
チタネートなどが挙げられる。
【0014】表面改質剤を担持させる充填剤としては、
従来公知の粒状、平板状、鱗片状、針状、球状、中空状
及び繊維状の各種のものが用いられる。具体的には、炭
酸カルシウム、炭酸マグネシウム、硫酸カルシウム、珪
酸カルシウム、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウ
ム、クレー、珪そう土、タルク、アルミナ、シリカ、ガ
ラス粉、酸化鉄、金属粉、グラファイト、炭化珪素、窒
素珪素、窒化ほう素、窒化アルミニウム、カーボンブラ
ック、ワラストナイト、マイカ、セリサイト、バイロフ
ィライト、金属フレーク、黒鉛、シラスバルーン、パー
ライト、ガラス繊維、炭素繊維、ウィスカー、金属繊
維、シリコンカーバイト繊維等が例示できる。
【0015】充填剤に担持させる表面改質剤は、充填剤
中に含まれる表面改質剤含有率で、通常、0.5〜30
重量%である。プラスチックに対して表面改質剤を混入
する場合、その添加量は、プラスチック中、0.1〜2
0重量%である。成形品表面に表面改質剤をコーティン
グする場合、表面改質剤をそれを溶解する溶媒、例え
ば、水や、エチルアルコール、アセトン、トルエン、ジ
メチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ジオキサ
ン等に溶解させて溶液とし、この溶液を成形体表面にコ
ーティングすればよい。また、表面改質剤を溶解させる
溶媒としては、後記する紫外線吸収性溶媒は特に好まし
いものである。コーティング方法としては、スプレー
法、ロールコート法、浸漬法等の方法が、成形品の形状
に応じて適宜用いられる。本発明で用いる成形品のう
ち、特に、ナイロン6、ナイロン6,6、ナイロン4,
6、ポリフェニレンエーテル(変性ポリフェニレンエー
テルを含む)、ポリアリレート、ポリエーテルイミド、
ポリシクロヘキサンジメチルテレフタレート、ポリサル
ホン、ポリアリルサルホン、ポリエーテルサルホン及び
ポリエーテルエーテルケトンの中から選ばれるものは、
表面改質剤処理を施さなくても、紫外線照射のみによっ
ても、充分な接着力を以って接着させ得ることが見出さ
れた。もちろん、これらの成形品に対しても、ガラス繊
維を含有させたり、その少なくとも表面に表面改質剤を
存在させることは、その接着性を一層向上させる点から
望ましいことである。
【0016】本発明で使用される接着剤は、基本的には
硬化型の接着剤であり、特にエポキシ系、ポリウレタン
系及び反応型アクリル系の接着剤が好ましい。エポキシ
系接着剤は、エポキシ樹脂と硬化剤、好ましくはアミン
系化合物とを主成分とするものである。エポキシ樹脂と
しては、1分子中に2個以上のエポキシ基をもつもので
あれば特に制限はなく、例えばビスフェノールA型エポ
キシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ビスフェ
ノールS型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポ
キシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂、複素環式エポキシ樹
脂、グリシジルエステル系エポキシ樹脂、グリシジルア
ミン系エポキシ樹脂、含プロムエポキシ樹脂、水添ビス
フェノールA型エポキシ樹脂、プロピレングリコールグ
リシジルエーテルやペンタエリスリトールポリグリシジ
ルエーテルなどの脂肪族系エポキシ樹脂、ウレタン変性
エポキシ樹脂等が挙げられ、これらエポキシ樹脂は2種
以上混合して用いてもよい。また、必要に応じて、粘度
低下のためにブチルグリシジルエーテル、フェニルグリ
シジルエーテル、クレシルグリシジルエーテル、脂肪族
アルコールのグリシジルエーテルなどのようなモノエポ
キシ化合物を配合してもよい。
【0017】エポキシ樹脂に使用される好ましい硬化剤
であるアミン化合物としては、例えば、ジエチレントリ
アミン、トリエチレンテトラミン、ジエチルアミノプロ
ピルアミンのような脂肪族アミン;メンセンジアミン、
イソフォロンジアミン、ビス(4−アミノ−3−メチル
シクロヘキシル)メタン、N−アミノエチルピペラジン
のような脂環式ポリアミン;メタキシレンジアミンのよ
うな芳香環を含む脂肪族ポリアミン;第1、第2、第3
級アミン窒素を1分子中に有するポリエチレンイミン;
メタフェニレンジアミン、メチレンジアニリン、ジアミ
ノジフェニルスルフォンのような芳香族ポリアミン;上
記脂肪族ポリアミンや、芳香環を含む脂肪族ポリアミ
ン、芳香族ポリアミンなどのポリアミン化合物を公知の
変性方法、例えば、エポキシ化合物との付加反応、アク
リロニトリル、アクリル酸エステルなどとのマイケル付
加反応、メチロール化合物とのマンニッヒ反応等により
生成する変性ポリアミン;2−メチルイミダゾール、2
−エチル−4メチルイミダゾール、1−シアノエチル−
2メチルイミダゾールのようなイミダゾール系化合物;
トリスジメチルアミノフェノールのような3級アミン;
トリスジメチルアミノメチルフェノールのトリ−2−エ
チルヘキシル酸塩等が挙げられる。また、主としてダイ
マー酸とポリアミンの縮合反応により生成する市販のバ
ーサミド(ヘンケン白水製)やトーマイド(富士化業工
業製)、サンマイド(三和化学工業製)、ラッカマイド
(大日本インキ化学工業製)等の商品名で知られるポリ
アミドポリアミンが挙げられる。さらに、ジシアンジア
ミド、アジピン酸ジヒドラジド、イソフタル酸ジヒドラ
ジドのような汎用の潜在性硬化剤や、70〜80℃で硬
化可能なもの、例えば特開昭60−4524号、特開昭
62−26523号、特開平1−254731号に示さ
れる潜在性硬化剤を用いることもできる。
【0018】エポキシ樹脂に対しては、以上の主成分の
他に、必要に応じて、無機系充填材、例えば、シリカ、
石英ガラス、マイカ、炭酸カルシウム、アルミナ、タル
ク、クレー、黒鉛、カーボンブラックなどの粉末も添加
できる。さらに、硬化性を向上させるために、フェノー
ル、ノニルフェノール、サリチル酸、トリフェニルフォ
スファイトなどの公知の硬化促進剤を用いることもでき
る。本発明で用いるポリウレタン系接着剤は、イソシア
ネート成分とポリオール成分を基本成分として含むもの
で、必要に応じ、触媒、安定化剤、顔料、充填剤、粘着
付与剤等の補助成分が配合される。
【0019】イソシアネート成分には、脂肪族系イソシ
アネート、脂環族系イソシアネートおよび芳香族イソシ
アネートの他、それらの変性体が包含される。脂肪族系
イソシアネートとしては、例えば、ヘキサメチレンジイ
ソシアネートが挙げられ、脂環族系イソシアネートとし
ては、例えば、イソホロンジイソシアネートが挙げられ
る。芳香族系イソシアネートとしては、例えば、トリレ
ンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、ジ
フェニルメタンジイソシアネート、ポリメリックジフェ
ニルメタンジイソシアネート、トリフェニルメタントリ
イソシアネート、トリス(イソシアネートフェニル)チ
オホスフェート等が挙げられる。イソシアネート変性体
としては、例えば、ウレタンプレポリマー、ヘキサメチ
レンジイソシアネートビューレット、ヘキサメチレンジ
イソシアネート、トリマー、イソホロンジイソシアネー
トトリマー等が挙げられる。
【0020】ポリオール成分としては、例えば、エチレ
ングリコール、ジエチレングリコール、1,4−ブタン
ジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグ
リコール、トリメチロールプロパン等の低分子量ポリオ
ール;ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコ
ール、ポリテトラメチレングリコール、エチレンオキシ
ド/プロピレンオキシド共重合体等のポリエーテルポリ
オール;ポリカプロラクトン、ポリβ−メチル−δ−ブ
チロラクトン、ジオールと二塩基酸からのポリエステル
等が挙げられる。その他、水酸基含有液状ポリブタジエ
ン、ヒマシ油、ポリカーボネートジオール、アクリルポ
リオール等が挙げられる。補助成分としては、シランカ
ップリング剤、チタンカップリング剤等のカップリング
剤;テルペン樹脂、フェノール樹脂、テルペン、ロジン
樹脂、キシレン樹脂等の粘着付与剤;炭酸カルシウム、
クレー、酸化チタン、カーボンブラック、アエロジル等
の充填剤や揺変剤;紫外線吸収剤、酸化防止剤、耐熱安
定剤、耐加水分解安定剤等の安定剤等が挙げられる。本
発明において、ウレタン系接着剤は、一液型及び二液型
のいずれの態様においても用いることができる。また、
その硬化タイプには、二液混合による反応型、湿気硬化
型及び熱硬化型が包含される。
【0021】本発明で用いる反応型アクリル系接着剤
は、アクリル系モノマー又はオリゴマーを主成分とする
液状の接着剤で、接着に際し、アニオン重合やラジカル
重合、レドックス重合によって硬化するものである。こ
のような反応型アクリル系接着剤としては、従来各種の
ものが知られており、例えば、2−シアノアクリル酸エ
ステルを主成分とするアニオン重合型の瞬間接着剤や、
メタクリル酸エステルを主成分とするレドックス重合型
のアクリル系接着剤(SGA)、多官能アクリル酸エス
テルや多官能メタクリル酸エステルを主成分とする紫外
線射によるラジカル重合型の紫外線硬化型接着剤等が挙
げられる。
【0022】本発明では、接着作業に先立ち、成形品の
表面に紫外線を照射するが、この場合、照射する光は、
300nm以下の領域に照射波長を持つ特殊な紫外線で
ある。成形品に対する紫外線の作用は波長により異な
り、短波長の方がより効果的である。従って、300n
m以下、好ましくは254nmより短波長の光エネギー
が全エネルギーの85%以上占めることが望ましく、さ
らには、185nm近辺を作用波長とする紫外線が好ま
しい。従って、紫外線照射ランプの材質は短波長の紫外
線の透過率の高いものが好ましく、天然産石英ガラスよ
りも純度の高い合成石英ガラスが好ましい。成形品の表
面に紫外線を照射する場合、成形品とランプとの距離
は、1〜50cm程度が、さらに好ましくは5〜30c
mの範囲が好ましい。照射距離が1cm以下では過度に
照射されて、成形品の表面が化学的に劣化する場合があ
る。またこの距離が50cm以上では照射強度が不十分
で充分な接着力が得られないことがある。照射時間につ
いては任意であるが、これが短すぎると充分な接着力が
得られない場合があり、逆に時間が長すぎると(特に照
射距離が短い場合)過度に照射されて劣化現象をおこす
ことがあるので、20秒〜5分程度が現実的な処理時間
である。
【0023】本発明において、接着剤を塗布する前に、
脱脂、清浄化等の目的でアルコール系や鉱油系の溶剤等
で成形品表面を処理することが通常行われるが、あらか
じめ次に述べる有機溶剤に接触させた後に紫外線を照射
することにより、さらに強固な接着力を得ることができ
る。使用する有機溶剤としては、紫外線吸収性を有する
ものが好ましい。この紫外線吸収性溶剤は、その溶剤自
体が分与内に紫外線吸収構造を持つものであっても、紫
外線吸収性構造を持つ添加剤を溶剤に溶解させたもので
あってもよい。前者の例としては、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン、デカリン、テトラリンなどの芳香族炭化
水素系溶剤、四塩化炭素、トリクロルエチレン、テトラ
クロルエチレン、クロロホルム、トリクロルエタン、テ
トラクロルエタン、トリクロルトリフロロエタン、ブロ
ムベンゼン、ジクロルベンゼンなどのハロゲン化炭化水
素系溶剤、あるいはアクリル酸エステル系溶剤などがあ
り、後者の例としては、アセトフェノン系誘導体、ベン
ゾフェノン系誘導体、ベンゾイン系誘導体、ジアゾニウ
ム塩系誘導体などの光増感剤を溶解した芳香族炭化水
素、ハロゲン化炭化水素、アクリル酸エステル、アクリ
ルアミド等の溶剤がある。
【0024】成形品表面に、有機溶剤を接触させる方法
としては、浸せき法の他、噴霧、塗布等の方法があり、
またこの成形品と溶剤との接触に際しては、超音波を印
加して成形品表面への溶剤の収着を促進させることもで
きる。本発明において溶剤と接触させる際、該溶剤は常
温でもよいがそれを加熱したほうが効果が高まる。加熱
する温度はなるべき高温のほうが好ましいが過度に加熱
すると揮発、蒸発が激しくなるので30〜80℃程度が
推奨される。溶剤と接触させる際のもう一つの好ましい
方法は成形品自体を加熱する方法である。これにより溶
剤の揮発、蒸発を最小限にとどめることができる。成形
品の加熱温度も高いほうが好ましいが、高すぎると成形
品が変形あるいは溶解することがあるので30〜100
℃程度が好ましい。溶剤に接触させる時間は5秒〜20
分、好ましくは10秒〜5分である。5秒以下では実質
的な溶剤処理効果が期待できず、20分以上接触させて
も効果は向上せず経済的に不利となる。本発明で成形品
に接着剤を塗布する方法は限定されず、従来公知の各種
の方法が、成形品の形状に応じて適切に選択される。こ
のような塗布方法としては、ハケ塗り法、スプレー法、
浸漬法、ロールコート法等が挙げられる。
【0025】本発明の樹脂封止方法においては、ガラス
繊維含有エンジニアリングプラスチックからなり、表面
改質剤を少なくとも内壁表面に存在させ、その内壁表面
に紫外線を照射したプラスチックケースが用いられる。
このエンジニアリングプラスチックとしては、前記した
各種のプラスチックが例示される。
【0026】ケースの内壁表面に表面改質剤を存在させ
る方法としては、前記した成形品の接着方法の場合と同
様に、(i)原料プラスチックに表面改質剤を混入する
方法、(ii)原料プラスチックに、表面改質剤をあらか
じめ担持させた充填剤を混入させる方法、(iii)ケース
表面に表面改質剤をコーティングする方法がある。ま
た、ケース内に紫外線を照射する具体的方法について
も、前記した方法を採用することができる。さらに、紫
外線照射前には、ケース内壁表面を、脱脂、清浄化等の
目的でアルコール系や鉱油系の溶剤等で処理することが
通常行われるが、この場合、前記した成形品の接着方法
の場合と同様に、紫外線吸収性有機溶剤で処理するのが
好ましい。さらにまた、前記した特定のエンジニアリン
グプラスチックの場合には、ガラス繊維の混入や、表面
改質剤の使用を省略することもできる。
【0027】ケース内に注入する樹脂としては、従来公
知の種々の熱硬化性樹脂が用いられるが、好ましくはエ
ポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂及び反応型アクリル樹脂
である。
【0028】
【発明の効果】上述のように、本発明は、エンジニアリ
ングプラスチック成形品を特殊の紫外線を用いて表面処
理し、接着剤により接着する方法であり、従来接着困難
とされた表面活性の低いエンジニアリングプラスチック
成形品に対し、簡便かつ安全で、公害問題を惹起せず、
安いコストでかつ強固な接着力で各種材料を接着させる
ことができ、工業的に有効な接着法を与えるものであ
る。本発明の対象となる成形品には、射出成形品、中空
成形品、圧縮成形品、押出成形品(フィルム、シート、
パイプ、異形押出品、押出被覆品)等が包含され、その
成形品は、自動車部品、電気部品等の工業材料をはじめ
建築材料、包装材料、家庭用品、事務用品等広範囲に使
用される。また、本発明において、エンジニアリングプ
ラスチック成形品に対する相手側の材料としては、同種
のエンジニアリングプラスチックであることができる
他、ポリオレフィン系樹脂成形品、ポリウレタンやフェ
ノール樹脂、ABS樹脂、AS樹脂、アルミニウム、
銅、鉄、ステンレススチール、亜鉛等の金属又は合金の
フィルムや板体もしくはその加工品、あるいは成形品;
各種のセラミックス成形品、クロス、繊維、紙、木材等
が挙げられる。
【0029】また、本発明の電気・電子部品の樹脂封止
方法により得られた封止物においては、プラスチックケ
ース内壁表面とケース内部の硬化樹脂との間の接着強度
が向上したものであり、使用に際し、ケース内壁表面と
硬化樹脂との間の界面剥離を効果的に防止することがで
きる。
【0030】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明はこれらによって限定されるものではな
い。なお、以下において示す部及び%はいずれも重量基
準である。
【0031】実施例1 ナイロン4,6のシート(3.0×12.0×100m
m)を、シランカップリング剤5部をエタノール95部
に溶解させて得た溶液中に浸漬した後、80℃で20分
間乾燥して、シランカップリング剤が表面にコーティン
グされたナイロン4,6のシートを得た。なお、前記シ
ランカップリング剤としては、下記構造式のものを用い
た。 次に、このシートを、紫外線照射ランプ(セン特殊光源
社製、PL11−1102WS/SUV−41H)の下
に置き、光源とシートとの距離を70mmにし、照射強
度15mW/cm2の条件で、90秒間照射した。次
に、この照射済みのシートに接着剤を塗布し、その2つ
のシート同志を、オーバーラップ7mmで貼合せ、クリ
ップにして圧締し、80℃で1時間加熱処理した。な
お、エポキシ樹脂としては、2液型エポキシ樹脂接着剤
〔長瀬チバ社製、アラルダイトAV138/HV998
混合物(重量混合比=100/40)〕を用いた。前記
のようにして得られた試験片の25℃における引張り剪
断接着強さを測定し、その結果を表1に示した。なお、
引張り剪断接着強さの測定は、インストロン万能試験機
を用いて、クロスヘッドスピード5mm/minの条件
で行った。
【0032】実施例2 実施例1において、シランカップリング剤表面処理を行
わない以外は同様にして実験を行った。その結果を表1
に示す。 実施例3 実施例1において、ナイロン4,6シートとして、シラ
ンカップリング処理したガラス繊維30%を含有するも
のを用いた以外は同様にして実験を行った。その結果を
表1に示す。 実施例4 実施例3において、シランカップリング剤表面処理を行
わない以外は同様にして実験を行った。その結果を表1
に示す。
【0033】
【表1】
【0034】実施例5 実施例1において、シランカップリング剤表面処理を行
わずに、かつ紫外線照射時間を種々変化させた以外は同
様にして実験を行った。その結果を表2に示す。 実施例6 実施例3において、シランカップリング剤表面処理を行
わずに、かつ紫外線照射時間を種々変化させた以外は同
様にして実験を行った。その結果を表2に示す。
【0035】
【表2】
【0036】実施例7 実施例1において、ナイロン4,6のシートの代りにポ
リシクロヘキサンジメチレンテレフタレートのシートを
用いるとともに、シランカップリング剤表面処理を行わ
ず、かつ照射時間を種々変化させた以外は同様にして実
験を行った。その結果を表3に示す。
【0037】
【表3】
【0038】実施例8 各種のエンジニアリングプラスチックのシートから実施
例1と同一寸法の試料を作り、この試料を用い、実施例
1と同様にしてその引張り剪断接着強さを測定した。そ
の結果を表4に示す。この場合、紫外線ランプは実施例
1と同じものを用い、紫外線照射における条件として
は、照射距離70mm、照射時間90秒、照射強度15
mW/cm2を採用した。なお、表4において、*印を
付したプラスチックは、シランカップリング剤処理した
ガラス繊維30%を含むものである。
【0039】
【表4−(1)】
【0040】
【表4−(2)】
【0041】実施例9 実施例8において、エンジニアリングプラスチックとし
て表5に示すものを用いた以外は同様にして実験を行っ
た。但し、この場合、紫外線ランプとしては、セン特殊
光源社製、UVR−200F/UVB−200Fを用
い、照射条件は、照射距離27mm、照射時間90秒及
び照射強度15mW/cm2とした。その結果を表5に
示す。なお、表5において、*印を付したプラスチック
は、シランカップリング剤処理したガラス繊維30重量
%を含有するものである。
【0042】
【表5】
【0043】実施例10 実施例1において、シランカップリング剤表面処理した
ガラス繊維30%含有するナイロン4,6を用いるとと
もに、シランカップリング剤の代りに、チタネートカッ
プリング剤(インプロピルトリイソステアロイルチタネ
ート)を用いた以外は同様にして実験を行った。この場
合の引張り剪断接着強さは105kg/cm2であっ
た。 実施例11 実施例10において、チタネートカップリング剤とし
て、インプロピルトリス(ジオクチルパイロホスフェー
ト)チタネート)を用いた以外は同様にして実験を行っ
た。この場合の引張り剪断接着強さは110kg/cm
2であった。 実施例12 実施例10において、チタネートカップリング剤とし
て、テトラオクチルビス(ジトリデシルホスファイト)
チタネート)を用いた以外は同様にして実験を行った。
この場合の引張り剪断接着強さは100kg/cm2
あった。
【0044】実施例13 ガラス繊維30%を含有するナイロン4,6のシート
(3.0×12.0×100mm)の表面に、有機エポ
キシ化合物(ブタンジオールジグリシジルエーテル)の
5%メチルエチルケトン溶液を薄く塗布した後、80℃
20分間乾燥させた。次に、このナイロン4,6シー
トを、紫外線ランプ(セン特殊光源社製、PL11−1
102WS/SUV−41H)の下におき、光源とシー
トとの距離を70mmにし、照射強度15.0mW/c
2の条件で90秒照射した。次に、この照射シートを
用い、実施例1と同様にして、その引張り剪断強さを測
定したところ、131kg/cm2の結果が得られた。
【0045】実施例14 実施例13において、有機エポキシ化合物として、フェ
ニルグリシジルエーテルを用いた以外は同様にして実験
を行った。この場合の引張り剪断強さは120kg/c
2であった。 実施例15 実施例13において、有機エポキシ化合物として、2−
エチルヘキシルグリシジルエーテルを用いた以外は同様
にして実験を行った。この場合の引張り剪断強さは12
5kg/cm2であった。 実施例16 実施例13において、有機エポキシ化合物の代りに、実
施例1で示したシランカップリング剤を用いた以外は同
様にして実験を行った。この場合の引張り剪断強さは1
26kg/cm2であった。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI // B29K 701:10

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス繊維を含有するエンジニアリング
    プラスチック成形品を、相互に又は他の物質と接着させ
    るに際し、該成形品として、有機エポキシ化合物、シラ
    ンカップリング剤及びチタネートカップリング剤の中か
    ら選ばれる少なくとも1種の表面改質剤を少なくとも表
    面に存在させたものを用いるとともに、該成形品の表面
    に300nm以下の波長を主な波長成分とする紫外線を
    照射し、接着剤により接着することを特徴とするエンジ
    ニアリングプラスチック成形品の接着方法。
  2. 【請求項2】 該表面改質剤が、該成形品中に混入分散
    されている請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 該表面改質剤が、あらかじめ充填剤に担
    持された状態で該成形品中に混入分散されている請求項
    1の方法。
  4. 【請求項4】 ナイロン6、ナイロン6,6、ナイロン
    4,6、ポリフェニレンエーテル(変性ポリフェニレン
    エーテルを含む)、ポリアリレート、ポリエーテルイミ
    ド、ポリシクロヘキサンジメチルテレフタレート、ポリ
    サルホン、ポリアリルサルホン、ポリエーテルサルホン
    及びポリエーテルエーテルケトンの中から選ばれるエン
    ジニアリングプラスチックの成形品を、相互に又は他の
    物質と接着させるに際し、該成形品の表面に300nm
    以下の波長を主な波長成分とする紫外線を照射し、接着
    剤により接着することを特徴とするエンジニアリングプ
    ラスチック成形品の接着方法。
  5. 【請求項5】 電気・電子部品を収容させたプラスチッ
    クケース内において流動状態の樹脂を硬化し、プラスチ
    ックケース内壁表面に接着させる方法において、該プラ
    スチックケースとして、ガラス繊維を含有するエンジニ
    アリングプラスチックからなり、かつ、有機エポキシ化
    合物、シランカップリング剤及びチタネートカップリン
    グ剤の中から選ばれる少なくとも1種の表面改質剤を少
    なくとも内壁表面に存在させ、その内壁表面に300n
    m以下の波長を主な波長成分とする紫外線を照射したも
    のを用いることを特徴とする電気・電子部品の樹脂封止
    方法。
  6. 【請求項6】 電気・電子部品を収容させたプラスチッ
    クケース内において流動状態の樹脂を硬化させ、プラス
    チックケース内壁表面に接着させる方法において、該プ
    ラスチックケースとして、ナイロン6、ナイロン6,
    6、ナイロン4,6、ポリフェニレンエーテル(変性ポ
    リフェニレンエーテルを含む)、ポリアリレート、ポリ
    エーテルイミド、ポリシクロヘキサンジメチルテレフタ
    レート、ポリサルホン、ポリアリルサルホン、ポリエー
    テルサルホン及びポリエーテルエーテルケトンの中から
    選ばれるエンジニアリングプラスチックからなり、内壁
    表面に300nm以下の波長を主な波長成分とする紫外
    線を照射したものを用いることを特徴とする電気・電子
    部品の樹脂封止方法。
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