JP3130542U - バースクリーン式除塵機 - Google Patents

バースクリーン式除塵機 Download PDF

Info

Publication number
JP3130542U
JP3130542U JP2007000189U JP2007000189U JP3130542U JP 3130542 U JP3130542 U JP 3130542U JP 2007000189 U JP2007000189 U JP 2007000189U JP 2007000189 U JP2007000189 U JP 2007000189U JP 3130542 U JP3130542 U JP 3130542U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screen
bar
fine dust
coarse
bar screen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2007000189U
Other languages
English (en)
Inventor
恵星 林田
輝一 新阜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Plant Technologies Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Plant Technologies Ltd filed Critical Hitachi Plant Technologies Ltd
Priority to JP2007000189U priority Critical patent/JP3130542U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3130542U publication Critical patent/JP3130542U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Sewage (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)

Abstract

【課題】粗大ごみから細塵まで同時に捕捉除去するとともに、毛髪等の繊維状物質が短い場合でも捕捉性能を高めることができるバースクリーン式除塵機を提供すること。
【解決手段】粗目用バースクリーンB1を形成するスクリーンバー1の幅と板厚を、細塵用バースクリーンB2を形成するスクリーンバー2の幅と板厚よりも大とし、粗目用バースクリーンB1の広い目幅のスクリーンバー1の間に、細塵用バースクリーンB2の複数枚のスクリーンバー2を配設し、粗目用バースクリーンB1の前端面を細塵用バースクリーンB2の前端面より前方位置に突出するように配設するとともに、細塵用バースクリーンB2のスクリーンバー2の板厚を2〜6mmに小さく設定する。
【選択図】図1

Description

本考案は、下水処理及び河川排水処理において処理場などに設置されるバースクリーン式除塵機に関し、特に、粗大ごみから細塵まで同時に捕捉除去するとともに、毛髪等の繊維状物質が短い場合でも捕捉性能を高めることができるバースクリーン式除塵機に関するものである。
従来、下水処理場や河川排水処理場における下水或いは排水処理においては、処理する下水或いは排水中に含まれるごみを除去するために、処理槽内の流水路を遮断するように配設して該流水中のごみを捕捉除去するためのバースクリーンと、該バースクリーンと噛合し、かつバースクリーンに沿って移動し、捕捉ごみを掻き揚げて排出するためのレーキとより構成するバースクリーン式除塵機を設置している。
このバースクリーン式除塵機のバースクリーンは、細帯状で同サイズの平鋼(フラットバーFB)の複数本を等間隔に固定するためのディスタントピースを介して隣接配設し、この隣接配設する平鋼間に貫通ボルトを貫通して一体となるよう組み合わせ、かつスクリーン前面を同一面になるように構成している。
ところで、下水処理場や河川排水処理場に1台のバースクリーン式除塵機を設置する場合、捕捉除去するごみの大きさに合わせてバースクリーンの目幅を定めるようにしているので、細塵を除去する目的のバースクリーンにおいては目幅の狭い(目開きの小さい)バースクリーンを採用するため、バースクリーンの開口率が小さくなり通過損失が大きくなるとともに、バースクリーンにて捕捉せんとする流入ごみは粗ごみと細塵とが混合した状態となっているので、この粗ごみが目開きの小さいバースクリーンに衝突することでバースクリーンを構成する平鋼(フラットバーFB)を変形又は歪ませたり、破損したりしてレーキの運行を不能にすることがある。
このため、バースクリーンを損なうことなく流入するごみが粗ごみと細塵との混合状態となっていても捕捉除去できるように、流水路に配設した平鋼製のスクリーンバーを組み合わせることにより、まずこの下水或いは排水中の粗ごみを除去するための目幅の広いバースクリーンを用いた粗ごみ除去用の除塵機と、次に細塵を除去するための比較的目幅の狭いバースクリーンを用いた細塵除塵機との少なくとも2種の除塵機を、流水路の上下流位置に設置して2段階で処理するようにしている。
このように処理する下水或いは排水中の粗ごみを除去した後、細塵を除去するようにすることで、特に細塵除塵機に掛かる粗ごみによる過負荷を防止し、粗ごみと細塵とを除去することができる。
しかしながら、これら従来のバースクリーンでは、毛髪などの繊維状物質をほとんど捕捉し除去することができない。このため、バースクリーンを通過した、これらの繊維状物質が、下流設備に設置したセンサーやポンプ等に絡み付き、センサーの誤動作や、ポンプの処理能力の低下等を引き起こし、水処理に支障をきたすという問題があった。
一方、小規模下水処理場では、毛髪除去のため、目幅2mm程度の微細目スクリーンとする方法がとられているが、この場合、目幅を小さくすることにより、人糞や厨芥など、水処理系で分解されるものまで除去してしまい、それが腐敗し、処理が不衛生となる。
また、微細目スクリーンにすると、スクリーン開口面積が小さくなり、通水性能が低下する。特に、大・中規模の下水処理設備では、最悪の場合、上流地域での浸水等、多大な影響が生じてしまう。
本考案は、上記従来のバースクリーン式除塵機の有する問題点に鑑み、粗大ごみから細塵まで同時に捕捉除去するとともに、毛髪等の繊維状物質が短い場合でも捕捉性能を高めることができるバースクリーン式除塵機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本考案のバースクリーン式除塵機は、流水路に配設した平鋼製のスクリーンバーを組み合わせて粗目用バースクリーンと細塵用バースクリーンとを一体に組み合わせて形成してなるバースクリーンと、該バースクリーンに沿って昇降し、バースクリーンにて捕捉されたごみを掻き揚げて排出するよう粗目用バースクリーン及び細塵用バースクリーンの目幅に噛合する粗目用レーキ及び細塵用レーキを一体に組み合わせて形成したレーキと備えたバースクリーン式除塵機であって、粗目用バースクリーンを形成するスクリーンバーの幅と板厚を、細塵用バースクリーンを形成するスクリーンバーの幅と板厚よりも大とし、粗目用バースクリーンの広い目幅のスクリーンバーの間に、細塵用バースクリーンの複数枚のスクリーンバーを配設し、粗目用バースクリーンの前端面を細塵用バースクリーンの前端面より前方位置に突出するように配設するとともに、細塵用バースクリーンのスクリーンバーの板厚を2〜6mmと小さく設定したことを特徴とする。
この場合、細塵用バースクリーンのスクリーンバーの板厚を約4mmに設定することができる。
また、前記レーキを、1枚の鋼板をレーキのフレームの横幅方向に掛け渡すように配設して形成してなる粗目用レーキと、該粗目用レーキの下方で、細塵用バースクリーンの目幅内に挿入できる細帯状のフラットバーを細塵用バースクリーンと平行になるように等間隔に配設して形成してなる細塵用レーキとを、細塵用レーキの先端を粗目用レーキの先端よりも突出するように配設して構成することができる。
本考案のバースクリーン式除塵機によれば、粗目用バースクリーンを形成するスクリーンバーの幅と板厚を、細塵用バースクリーンを形成するスクリーンバーの幅と板厚よりも大とし、粗目用バースクリーンの広い目幅のスクリーンバーの間に、細塵用バースクリーンの複数枚のスクリーンバーを配設し、粗目用バースクリーンの前端面を細塵用バースクリーンの前端面より前方位置に突出するように配設することから、流入物の粗ごみから細塵までを1台の除塵機で捕捉除去するとともに、粗目用バースクリーンでバースクリーン全体の強度を確保することにより、細塵用バースクリーンの板厚を小さく設定し細塵用バースクリーンの開口率の向上を図ることができる。
そして、毛髪等の繊維状物質は、捕捉される際に1本のスクリーンバーにまたがり、スクリーンバーの左右において、水流によって毛髪が受ける力が互いに釣り合っているときに水流に流されてしまうことなくスクリーンバーに捕捉されるが、本考案のバースクリーン式除塵機では、細塵用バースクリーンのスクリーンバーの板厚を2〜6mmと小さく設定することから、繊維状物質が短い場合でも、薄く形成したスクリーンバーの左右にまたがるように掛けることができ、これにより、毛髪等の繊維状物質の捕捉性能を高めることができる。
この場合、スクリーンバーの板厚が2mm未満であるとその強度が不足し、板厚が6mmを越えると繊維状物質の捕捉性能の向上が顕著でなくなる。
また、細塵用バースクリーンのスクリーンバーの板厚を約4mmに設定することにより、スクリーンバーの強度を良好に確保しながら、毛髪等の繊維状物質の捕捉性能も良好に高めることができる。
また、前記レーキを、1枚の鋼板をレーキのフレームの横幅方向に掛け渡すように配設して形成してなる粗目用レーキと、該粗目用レーキの下方で、細塵用バースクリーンの目幅内に挿入できる細帯状のフラットバーを細塵用バースクリーンと平行になるように等間隔に配設して形成してなる細塵用レーキとを、細塵用レーキの先端を粗目用レーキの先端よりも突出するように配設して構成することにより、細塵用レーキに掛かる荷重を軽減するとともに、レーキの移動により粗目用バースクリーンにて捕捉された粗ごみと、細塵用バースクリーンにて捕捉された細塵とを同時に掻き揚げて排出することができる。
以下、本考案のバースクリーン式除塵機の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1〜図4に、本考案のバースクリーン式除塵機の一実施例を示す。
下水処理場や河川排水処理場における下水或いは排水処理において、処理する下水或いは排水中に含まれるごみを除去するために、特に限定されるものではないが、例えば、図4に示すように、バースクリーン式除塵機Aが採用されている。
このバースクリーン式除塵機Aは、流水路に配設した平鋼製のスクリーンバー1、2を組み合わせて粗目用バースクリーンB1と細塵用バースクリーンB2とを一体に組み合わせて形成してなるバースクリーンBと、該バースクリーンBに沿って昇降し、バースクリーンBにて捕捉されたごみを掻き揚げて排出するよう粗目用バースクリーンB1及び細塵用バースクリーンB2の目幅に噛合する粗目用レーキC1及び細塵用レーキC2を一体に組み合わせて形成したレーキCと備えている。
そして、このバースクリーン式除塵機は、粗目用バースクリーンB1を形成するスクリーンバー1の幅と板厚を、細塵用バースクリーンB2を形成するスクリーンバー2の幅と板厚よりも大とし、粗目用バースクリーンB1の広い目幅のスクリーンバー1の間に、細塵用バースクリーンB2の複数枚のスクリーンバー2を配設し、粗目用バースクリーンB1の前端面を細塵用バースクリーンB2の前端面より前方位置に突出するように配設するとともに、細塵用バースクリーンB2のスクリーンバー2の板厚を2〜6mm、好ましくは、約4mmと小さく設定するようにしている。
粗目用バースクリーンB1は、主として流下するごみの内、粗ごみを捕捉するもので、この粗ごみを捕捉するに必要な強度を有するようにして定めた所要の幅(通常、50〜150mm程度)と板厚(通常、8〜10mm程度)及び長さを有する細帯状の平鋼(以下、「スクリーンバー」という。)の複数本を等間隔に配設して構成する。
この粗目用バースクリーンB1のスクリーンバー1は、予め定めた大きさの流下ごみ(粗ごみ)を捕捉できる間隔に配設するが、この粗目用スクリーンバー1の間隔(目幅)W1は、通常、10〜25mm程度に比較的大きく設定する。
細塵用バースクリーンB2は、粗目用バースクリーンB1を構成するスクリーンバー1の目幅W1内に、粗目用スクリーンバー1の板厚よりも小さく、かつ幅も小さくした細塵用スクリーンバー2を配設し、この細塵用スクリーンバー2の1枚乃至は複数枚を等間隔に固定するためのディスタントピース(図示省略)をそれぞれ介して隣接配設して構成するとともに、この粗目用バースクリーンB1と細塵用バースクリーンB2のスクリーンバー1、2間に貫通ボルト3を貫通することで一体となるよう組み合わせるようにする。
この細塵用スクリーンバー2の幅は、通常、10〜25mm程度、また、細塵用スクリーンバー2、2の間隔(目幅)W2は、通常、1〜10mm程度、好ましくは、目幅1〜4mm程度、より好ましくは、目幅1〜2mm程度に小さく設定する。
また、図1に示すように、所要間隔に配設される粗目用スクリーンバー1の間に、細塵用スクリーンバー2の1枚乃至は複数枚、特に限定されるものではないが、例えば、図示の実施例では4枚を等間隔にて配設するが、この場合、隣接する細塵用スクリーンバー2、2との間隔W2は勿論のこと、粗目用スクリーンバー1、1と、粗目用スクリーンバー1と細塵用スクリーンバー2の間隔W2も細塵用バースクリーンB2の目幅W2となるように設定する。
このように、粗目用バースクリーンB1のスクリーンバー1、1間に、細塵用スクリーンバー2〜2を配設して一体とする場合、例えば、図1に示すように、粗目用バースクリーンB1の前端面、より詳しくは粗目用スクリーンバー1の前端面を、細塵用スクリーンバー2の前端面より上流側に突出するよう構成する。
これにより、流下するごみが粗ごみと細塵との混合状態となっていても、最初に上流側に突出している粗目用バースクリーンB1にて粗ごみが捕捉され、この粗ごみの流下抵抗を粗目用バースクリーンB1にて支持するので、細塵用スクリーンバー2には粗ごみが衝突するのを防ぐことができ、かつ板厚の薄い細塵用スクリーンバー2の変形を未然に防止することができる。
ここで、本実施例の細塵用バースクリーンB2は、スクリーンバー2の強度を良好に確保しながらも、毛髪等の繊維状物質Sの捕捉性能を高めるために、細塵用バースクリーンB2のスクリーンバー2の板厚を、従来の9mmから、2〜6mm、好ましくは、約4mmと小さく設定するようにしている。
図2(c)に示すように、毛髪等の繊維状物質Sは、細塵用バースクリーンB2のスクリーンバー2にまたがり、スクリーンバー2の左右において水流によって繊維状物質Sが受ける力FL1とFR1が互いに釣り合っているときは、繊維状物質Sは水流に流されてしまうことなく、バースクリーンに捕捉される。
これを具体的に説明すると、図2(b)に示すように、長さL1の長い繊維状物質Sは、スクリーンバーに左右均等に掛かりやすく、水流によって繊維状物質Sが受ける力FL2とFR2又はFL3とFR3が互いに釣り合うため、本実施例の板厚4mmのスクリーンバー2、従来の板厚9mmのスクリーンバー2’ともに繊維状物質Sを捕捉することができる。
しかし、図2(a)に示すように、長さL2(L2<L1)の短い繊維状物質Sにおいては、本実施例の4mmの薄いスクリーンバー2では、繊維状物質Sが左右均等に掛かりやすく、水流によって繊維状物質Sが受ける力FL4とFR4が互いに釣り合うため捕捉できるが、従来の9mmの厚いスクリーンバー2’では、繊維状物質Sが力FR5によって流され、水流により受ける左右の力が釣り合わないため、捕捉できずに流される。
したがって、本実施例のように、従来よりも板厚が小さいスクリーンバー2の方が、長さが短い繊維状物質Sを捕捉することができ、細塵用バースクリーンB2の総捕捉量が増える。
実験結果によれば、本実施例の板厚4mmの細塵用バースクリーンB2は、板厚9mmの従来の細塵用バースクリーンに比べ、毛髪等の繊維状物質Sの捕捉性能が約3倍となった。
一方、このバースクリーンBの目幅W1、W2に噛合して移動するように配設するレーキCは、特に限定されるものではないが、例えば、図3に示すように、目幅の大なる粗目用スクリーンバー1、1と噛合する粗目用レーキC1と、目幅の小なる細塵用スクリーンバー2、2と噛合する細塵用レーキC2とを組み合わせて一体に構成するようにする。
この粗目用レーキC1は、特に限定されるものではないが、例えば、図3に示すように、所要幅を有する1枚の鋼板をレーキCのフレームC3の横幅方向に掛け渡すように配設し、その一側縁側で粗目用バースクリーンB1の前端面と対向する側に、該粗目用バースクリーンB1の粗目用スクリーンバー1、1と噛合する部分に切欠1A、1Aを定間隔で形成して粗目用バースクリーンB1と噛合するようにする。
なお、この場合、粗目用レーキC1の先端面は、細塵用バースクリーンB2の前端面と接触或いは近接位置になるようにする。
これにより、粗目用バースクリーンB1にて捕捉された粗ごみを粗目用レーキC1にて掻き揚げるようにする。
また、細塵用レーキC2は、細塵用バースクリーンB2を構成する細塵用スクリーンバー2と同様に、細塵用バースクリーンB2の目幅W2内に挿入噛合できるよう、所要の幅と板厚及び長さを有する細帯状のフラットバー3の複数本を等間隔に配設し、かつレーキフレームC3と溶着その他の方法で固定して櫛歯形に形成する。
これにより、細塵用レーキC2にて細塵用バースクリーンB2に捕捉される細塵を掻き揚げるとともに、細塵用レーキC2に掛かる荷重を軽減させることができる。
また、細塵用レーキC2の先端を、図3に示すように、粗目用レーキC1の先端よりも突出して配設する。この突出量はレーキCがバースクリーンBと噛合し、かつバースクリーンBに沿って上方向に掻揚移動する際、粗目用レーキC1にて捕捉された粗ごみが確実に掻き揚げられるように、かつ捕捉細塵も同時に細塵用レーキC2にて掻き揚げられるようにして定める。
なお、本実施例においては、細塵用レーキC2の上面に粗目用レーキC1を載置するようにして一体構成したが、粗目用レーキC1と細塵用レーキC2の上面が面一となるようにすることもできる。
これにより、レーキCの移動により粗目用バースクリーンB1にて捕捉された粗ごみと、細塵用バースクリーンB2にて捕捉された細塵とを同時に掻き揚げ、排出することができる。
以上、本考案のバースクリーン式除塵機について、実施例に基づいて説明したが、本考案は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができる。
本考案のバースクリーン式除塵機は、粗大ごみから細塵まで同時に捕捉除去するとともに、毛髪等の繊維状物質が短い場合でも捕捉性能を高めることができることから、下水処理及び上水処理の除塵設備の用途に好適に用いることができるほか、例えば、河川用の除塵設備、産業・食品関連の除塵設備の用途にも用いることができる。
本考案のバースクリーン式除塵機の一実施例を示す外観斜視図である。 スクリーンバーが繊維状物質を捕捉する状態を示し、(a)は繊維状物質が短い場合における同実施例と従来例との比較を示す断面図、(b)は繊維状物質が長い場合における同実施例と従来例との比較を示す断面図、(c)はスクリーンバーに捕捉される繊維状物質と水流によって毛髪が受ける力との関係を示す断面図である。 レーキの外観斜視図である。 バースクリーン式除塵機の全体を示す側面図である。
符号の説明
A バースクリーン式除塵機
B バースクリーン
C レーキ
C1 粗目用レーキ
C2 細塵用レーキ
D 処理槽内の一部に配設した流水路
B1 粗目用バースクリーン
1 粗目用スクリーンバー
W1 粗目用スクリーンバーの目幅
B2 細塵用バースクリーン
2 細塵用スクリーンバー
W2 細塵用スクリーンバーの目幅
S 繊維状物質

Claims (3)

  1. 流水路に配設した平鋼製のスクリーンバーを組み合わせて粗目用バースクリーンと細塵用バースクリーンとを一体に組み合わせて形成してなるバースクリーンと、該バースクリーンに沿って昇降し、バースクリーンにて捕捉されたごみを掻き揚げて排出するよう粗目用バースクリーン及び細塵用バースクリーンの目幅に噛合する粗目用レーキ及び細塵用レーキを一体に組み合わせて形成したレーキと備えたバースクリーン式除塵機であって、粗目用バースクリーンを形成するスクリーンバーの幅と板厚を、細塵用バースクリーンを形成するスクリーンバーの幅と板厚よりも大とし、粗目用バースクリーンの広い目幅のスクリーンバーの間に、細塵用バースクリーンの複数枚のスクリーンバーを配設し、粗目用バースクリーンの前端面を細塵用バースクリーンの前端面より前方位置に突出するように配設するとともに、細塵用バースクリーンのスクリーンバーの板厚を2〜6mmと小さく設定したことを特徴とするバースクリーン式除塵機。
  2. 細塵用バースクリーンのスクリーンバーの板厚を約4mmに設定したことを特徴とする請求項1記載のバースクリーン式除塵機。
  3. 前記レーキを、1枚の鋼板をレーキのフレームの横幅方向に掛け渡すように配設して形成してなる粗目用レーキと、該粗目用レーキの下方で、細塵用バースクリーンの目幅内に挿入できる細帯状のフラットバーを細塵用バースクリーンと平行になるように等間隔に配設して形成してなる細塵用レーキとを、細塵用レーキの先端を粗目用レーキの先端よりも突出するように配設して構成したことを特徴とする請求項1又は2記載のバースクリーン式除塵機。
JP2007000189U 2007-01-17 2007-01-17 バースクリーン式除塵機 Expired - Lifetime JP3130542U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007000189U JP3130542U (ja) 2007-01-17 2007-01-17 バースクリーン式除塵機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007000189U JP3130542U (ja) 2007-01-17 2007-01-17 バースクリーン式除塵機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3130542U true JP3130542U (ja) 2007-03-29

Family

ID=43281397

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007000189U Expired - Lifetime JP3130542U (ja) 2007-01-17 2007-01-17 バースクリーン式除塵機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3130542U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3768518B1 (ja) 粗目・細塵兼用バースクリーン式除塵機
JP6545070B2 (ja) スクリーン付破砕機
KR101003717B1 (ko) 조목·세목 일체형 바 스크린식 제진기
JP3130542U (ja) バースクリーン式除塵機
JP2002356832A (ja) バースクリーン装置
JPH093858A (ja) エスカレーター式高速除塵機
KR20080104787A (ko) 제진기 스크린
JP2008174942A (ja) バースクリーン式除塵機
JP5469512B2 (ja) 除塵機
JP2011236570A (ja) バースクリーン式除塵機のレーキ
JP6818089B2 (ja) スクリーン付破砕機
JP5586868B2 (ja) バースクリーン式除塵機
JP5954680B2 (ja) 除塵機
JP4824139B2 (ja) バースクリーン式除塵機
JP4642730B2 (ja) スクリーン循環式除塵機
JP4134933B2 (ja) 除塵用バ−スクリ−ン
JP2015010423A (ja) バースクリーン式除塵機
JP2010236185A5 (ja)
JP4143247B2 (ja) 除塵機用バスケット
KR101126198B1 (ko) 폐수정화장치용 무빙스크린기의 스크린판
JP2010203093A (ja) バースクリーン式除塵機
JP2011236569A (ja) 粗目、細塵兼用バースクリーン式除塵機
JP5587451B2 (ja) バースクリーン式除塵機
JP2014009553A (ja) 除塵機
JP4805210B2 (ja) バースクリーン式除塵機におけるレーキ装置

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100307

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110307

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120307

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120307

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140307

Year of fee payment: 7

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term