JP2010203093A - バースクリーン式除塵機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】間隔をあけて配設した粗目スクリーン1と、粗目スクリーン1の間に配設した細目スクリーン2とからなり、粗目スクリーン1の前端面が細目スクリーン2の前端面より前方位置に突出するように配設してなるバースクリーン式除塵機において、粗目スクリーン1の後端面と細目スクリーン2の前端面とが、略同一面内に位置するようにする。
【選択図】図1
Description
ここで、「略同一面内」とは、粗目スクリーンの後端面と細目スクリーンの前端面とが、同一面内に位置する場合に加え、側面視して両者が数mm程度(より具体的には、5mm程度)以内で重なり合う(オーバーラップする)場合や、側面視して両者の間隔(重なり合わない距離)が数mm程度(より具体的には、5mm程度)以内の場合を含むものとする。
このバースクリーン式除塵機は、粗目スクリーン1の広い目幅M1の板部材(バー部材)の間に、細目スクリーン2の複数枚(本実施例においては、3枚ずつ)の板部材(バー部材)を狭い目幅M2で配設するようにしたスクリーンと、スクリーンのごみを掻き揚げて排出するレーキ3とを備えている。
レーキ3は、の粗目スクリーン1及び細目スクリーン2のそれぞれの対向する面間に挿入される粗目レーキ31及び細目レーキ32を有し、また、その背部には、水路の底部に立設された前スクリーン8の目幅に噛合する前スクリーン用レーキ33が設けられている。
粗目スクリーン1の間に複数枚(本実施例においては、3枚ずつ)配設される細目スクリーン2は、粗目スクリーン1と同様の帯状平鋼製の板部材からなり、特に限定されるものではないが、例えば、2.5cm程度の間隔(この間隔と細目スクリーン2を構成する板部材の厚みT2とにより細目スクリーン2の目幅M2が規定される。)で配設するようにする。
ここで、粗目スクリーン1及び細目スクリーン2のそれぞれの目幅M1、M2は、バースクリーン式除塵機の使用目的等に応じて適宜設定することができるが、通常、粗目スクリーン1の目幅M1は、50〜100mm程度に、また、細目スクリーン2の目幅M2は、10〜25mm程度に、それぞれ設定するようにする。
なお、細目スクリーン2を構成する板部材の厚みの変化のさせ方は、変形実施例のように、傾斜面とするほか、段差を付けることにより厚みを変化させるようにしてもよい。
これにより、細目スクリーン2の対向する面間に細塵(前端面側の目幅M2aを通過した細塵)がそれより広い目幅M2bの箇所で挟まることがなく、細目スクリーン2が目詰まりを起こすことを未然に防止できる。
ここで、「略同一面内」とは、粗目スクリーン1の後端面と細目スクリーン2の前端面とが、同一面内に位置する場合に加え、側面視して両者が数mm程度(より具体的には、5mm程度)以内で重なり合う(オーバーラップする)場合や、側面視して両者の間隔(重なり合わない距離)が数mm程度(より具体的には、5mm程度)以内の場合を含むものとする。
なお、側面視して両者が上記寸法より大きい寸法で重なり合う場合には、粗目スクリーン1の厚さ(奥行き寸法)(すなわち、粗目スクリーン1を構成する板部材の幅)を実質的に小さくすることにより資材コストを抑えるという発明の目的が達成できなくなり、一方、側面視して両者の間隔(重なり合わない距離)が上記寸法より大きい場合には、粗目スクリーン1の後端面と細目スクリーン2の前端面との間隙によって規定される目幅(通常、細目スクリーン2の目幅M2と同じ寸法に設定する。)が実質的に広がってしまい、いずれも好ましくない。
これにより、粗目スクリーン1の厚さ(奥行き寸法)(すなわち、粗目スクリーン1を構成する板部材の幅)を実質的に小さくするようにしながら、スクリーンの組立構造を簡易にすることができるものとなる。
粗目スクリーン1と細目スクリーン2から構成されたスクリーンは、水路の底部に立設された前スクリーン8とともに水路内に設置されている。
そして、細塵回収部5において、レーキ3により掻き揚げられ、途中でエプロン4がなくなってレーキ3から落下した細塵S2は、本実施例では、流水トラフにより回収され搬送される。
1a 取付座
2 細目スクリーン
3 レーキ
31 粗目レーキ
32 細目レーキ
33 前スクリーン用レーキ
4 エプロン
5 細塵回収部
6 粗ごみ回収部
7 レーキ駆動機構
71 本体スプロケット
72 チェーン
8 前スクリーン
9 脱荷用散水ノズル
10 通しボルト
11 ディスタンスピース
S1 粗ごみ
S2 細塵
Claims (5)
- 間隔をあけて配設した粗目スクリーンと、該粗目スクリーンの間に配設した細目スクリーンとからなり、粗目スクリーンの前端面が細目スクリーンの前端面より前方位置に突出するように配設してなるバースクリーン式除塵機において、前記粗目スクリーンの後端面と細目スクリーンの前端面とが、略同一面内に位置するようにしたことを特徴とするバースクリーン式除塵機。
- 粗目スクリーンの後端面から取付座を突出して設け、該取付座に細目スクリーンの通しボルトを挿通することによって、粗目スクリーン及び細目スクリーンを一体的に固定するようにしたことを特徴とする請求項1記載のバースクリーン式除塵機。
- 細目スクリーンを構成する板部材の厚みを、前端面側が厚く、後端面側が薄くなるように形成したことを特徴とする請求項1又は2記載のバースクリーン式除塵機。
- 細目スクリーンを構成する板部材の厚みを、粗目スクリーンを構成する板部材の厚みより薄く形成したことを特徴とする請求項1、2又は3記載のバースクリーン式除塵機。
- 細目スクリーンを構成する板部材の幅を、粗目スクリーンを構成する板部材の幅より小さく形成したことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載のバースクリーン式除塵機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009047888A JP2010203093A (ja) | 2009-03-02 | 2009-03-02 | バースクリーン式除塵機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009047888A JP2010203093A (ja) | 2009-03-02 | 2009-03-02 | バースクリーン式除塵機 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2010203093A true JP2010203093A (ja) | 2010-09-16 |
Family
ID=42964843
Family Applications (1)
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JP2009047888A Pending JP2010203093A (ja) | 2009-03-02 | 2009-03-02 | バースクリーン式除塵機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2010203093A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015010423A (ja) * | 2013-07-01 | 2015-01-19 | 株式会社日立製作所 | バースクリーン式除塵機 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002356832A (ja) * | 2001-06-04 | 2002-12-13 | Chubu Electric Power Co Inc | バースクリーン装置 |
JP3768518B1 (ja) * | 2005-03-02 | 2006-04-19 | 日立機電工業株式会社 | 粗目・細塵兼用バースクリーン式除塵機 |
JP2007070805A (ja) * | 2005-09-05 | 2007-03-22 | Hitachi Plant Technologies Ltd | バースクリーン |
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2009
- 2009-03-02 JP JP2009047888A patent/JP2010203093A/ja active Pending
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