JP3130311U - スラックスの腰裏構造 - Google Patents

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秀男 内田
龍太郎 内田
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富士スリッター株式会社
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Abstract

【課題】着用感が良好なスラックスの腰裏構造を提供する。
【解決手段】ポリエステルフィラメントから成る繊維1をからみ織りにて網目状に織成した上にシリコーンゴムを含浸させた網目帯体2を、有する。網目帯体2の繊維1を、網目帯体2の長手方向と幅方向に格子状に配設する。
【選択図】図2

Description

本考案は、スラックスの腰裏構造に関する。
従来、スラックスのウエスト部とワイシャツ等がすべって、ウエスト部からワイシャツ等がはみ出るのを防止するために、スラックスの腰裏構造がすべり止め部を有するものがある(例えば、特許文献1参照)。
しかし、上記すべり止め部は、ゴム又はラテックス又はポリウレタンから成る糸を織込んだものであって、凹凸が大きく、着用時に違和感があるという欠点があった。
特開2003−301354号公報
解決しようとする課題は、着用時にすべり止め部の凹凸が着用者に違和感(異物感)を与える点である。
そこで、本考案に係るスラックスの腰裏構造は、繊維を網目状に織成した上にシリコーンゴムを含浸させた網目帯体を、有するものである。
また、ポリエステルフィラメントから成る繊維をからみ織りにて網目状に織成した上にシリコーンゴムを含浸させた網目帯体を、有するものである。
また、網目帯体の繊維を、該網目帯体の長手方向と幅方向に格子状に配設したものである。
また、網目帯体の繊維を、該網目帯体のバイアス方向に格子状に配設したものである。
本考案のスラックスの腰裏構造によれば、スラックスの着用感(特に肌当り)が良好である。
図1・図2は、本考案の第1の実施の形態の使用状態を示す。このスラックスの腰裏構造Xは、ワイシャツ(図示省略)がスラックスSのウエスト部Wからすべって外へはみ出さないようにするための網目帯体2(すべり止め部)を、腰裏Kの長手方向全長(すなわちウエスト部Wの内周面W0 全周)にわたって有する。
つまり、図3・図4に示すように、繊維1を網目状に織成した上にシリコーンゴムG(図5参照)を含浸させた網目帯体2を、有する。繊維1は、ポリエステルフィラメントから成る。網目帯体2の繊維1がからみ織りにて網目状に織成されている。シリコーンゴムGとしては、例えば、シリカを10%以上20%以下、白金化合物を1%未満、残部をポリアルキルアルケニルシロキサンとした混合物が挙げられる。
図5(b)に示すように、網目帯体2の繊維1が、網目帯体2の長手方向と幅方向に格子状に配設されている。具体的には、長手方向の繊維1の束3(繊維束3。例えば糸。)に、所定間隔Lをおいて、幅方向の繊維1の束4(繊維束4。例えば糸。)がからむようにからみ織りされている。所定間隔Lは、1mm以上5mm以下に設定される。所定間隔Lが、1mm未満の場合、製造することが困難である。所定間隔Lが5mmを超える場合、滑り止め機能が小さく、ワイシャツ(図示省略)がスラックスS(図1・図2参照)のウエスト部Wからはみ出る虞れがある。
図4にもどって、網目帯体2の上端縁2aの裏面側に、上布帯体5が重ねられている。本考案に於て、「裏面側」とは、スラックス本体S0 から内径側へ離れる方向をいうと定義する。網目帯体2の下端縁2bの裏面側に、下布帯体6が重ねられている。上布帯体5と下布帯体6は、同一の種類(素材・色)の布体から成るのが好ましい。この場合、見た目が良い。さらに、網目帯体2の上端縁2aや下端縁2bがほつれることを防止することができる。
網目帯体2の表て面側に、網目帯体2と略同一外形形状(網目がない形状)の補強布帯体7が重ねて配設されている。本考案に於て、「表て面側」とは、スラックス本体S0 (図2参照)の拡径方向(「裏面側」と逆の方向)をいうと定義する。上布帯体5及び下布帯体6のそれぞれは、表て面側に網目帯体2及び補強布帯体7を順次介して、基布帯体8に縫着H1 されている。
次に網目帯体2の製造方法について説明する。まず、図5(a)に示すように、繊維1を網目状に織成す。その後、図5(b)に示すように、シリコーンゴムGを含浸させる。シリコーンゴムGは、繊維1に含浸するとともに、からみ合った繊維1と繊維1の隙間Pにも充填される。
図6は、第2の実施の形態を示す。網目帯体2の上切断端縁部9、及び、補強布帯体7の上切断端縁部10が重ねて表て面側へ折返されるとともに、網目帯体2の下切断端縁部11、及び、補強布帯体7の下切断端縁部12が重ねて表て面側へ折返されている。そして、網目帯体2と補強布帯体7は、表て面側に表て布帯体13を介して基布帯体8に縫着H2 されている。その他の構成は、第1の実施の形態と同様である。
図7は、第3の実施の形態を示す。網目帯体2の繊維1が、網目帯体2のバイアス方向に格子状に配設されている。その他の構成は、第1の実施の形態と同様である。
なお、本考案は、設計変更可能であって、例えば、長手方向の繊維束3と幅方向の繊維束4の一方又は両方を糸とするも良い。この場合、各糸の本数は、1本以上3本以下に設定するのが好ましい。また、網目帯体2の繊維1を菱形状、六角形状等に配設するも良い。また、網目帯体2をからみ織り以外の織り構造とするも良い。
以上のように、本考案は、繊維1を網目状に織成した上にシリコーンゴムGを含浸させた網目帯体2を、有するので、ほとんど凹凸感がなく、着用感が良好である。かつ、摩擦係数が大きく、滑り止め機能が優れる。さらに、触感が優れている。
また、ポリエステルフィラメントから成る繊維1をからみ織りにて網目状に織成した上にシリコーンゴムGを含浸させた網目帯体2を、有するので、ほとんど凹凸感がなく、着用感が良好である。かつ、摩擦係数が大きく、滑り止め機能が優れる。特に、からみ織りした繊維1の隙間にシリコーンゴムGが充填状となり、凹凸が平均化されるとともに、滑り止め性が一層良い。さらに、触感が優れている。
また、網目帯体2の繊維1を、網目帯体2の長手方向と幅方向に格子状に配設したので、効率良く滑り止め機能を発揮することができる。
また、網目帯体2の繊維1を、網目帯体2のバイアス方向に格子状に配設したので、効率良く滑り止め機能を発揮することができる。
本考案の第1の実施の形態の使用状態を示す斜視図である。 図1のA−A断面簡略拡大図である。 腰裏を示す要部拡大正面図である。 図3のB−B断面拡大図である。 網目帯体を示す要部拡大正面図である。 第2の実施の形態を示す簡略要部拡大断面図である。 第3の実施の形態を示す要部拡大正面図である。
符号の説明
1 繊維
2 網目帯体
G シリコーンゴム

Claims (4)

  1. 繊維(1)を網目状に織成した上にシリコーンゴム(G)を含浸させた網目帯体(2)を、有することを特徴とするスラックスの腰裏構造。
  2. ポリエステルフィラメントから成る繊維(1)をからみ織りにて網目状に織成した上にシリコーンゴム(G)を含浸させた網目帯体(2)を、有することを特徴とするスラックスの腰裏構造。
  3. 網目帯体(2)の繊維(1)を、該網目帯体(2)の長手方向と幅方向に格子状に配設した請求項1又は2記載のスラックスの腰裏構造。
  4. 網目帯体(2)の繊維(1)を、該網目帯体(2)のバイアス方向に格子状に配設した請求項1又は2記載のスラックスの腰裏構造。
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