JP3130005U - 遊技機の固定構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】枠体の厚さの異なるパチンコ台の、島に対する取り付け取り外し、及び微調整を簡単に行えるようにする。
【解決手段】島の上梁部材43Aにアングル部材61を固定し、アングル部材61に調整ねじ保持部材62を取り付ける。調整部材63は、基端部63aが調整ねじ64の先端に回転可能に係合されており、基端部63aにおける調整ねじ64の中心からずれた位置から前方に延設された先端部63dを有し、この先端部63dが、パチンコ台の枠体の上枠板M3aの下面に固定されている。調整ねじ保持部材62に螺合された調整ねじ64を回転させることで、調整部材63を介して、上枠板M3aの位置を前後方向に微調整することができる。調整部材63は、上下を逆転させることで、厚さの厚い上枠板に対応することが可能である。
【選択図】図16

Description

本考案は、パチンコホールやパチスロホールにおけるホールの島構造において、パチンコ台やパチスロ台等の遊技機を簡単に取り外しすることができ、しかも取付け時には、高い取付け精度を容易に実現することができる遊技機の固定構造に関する。
パチンコホールやパチスロホールにおいては、複数の遊技機を一まとめにしたブロック、いわゆる島を複数個所に設けることで、ホール全体を構成している。このような島は、ホールの新装開店時には新たに構築されたり、また改装時には、古いものを壊して、新たに配置換えされたりする。
この島は、一般に、まず、木枠等によって複数の遊技機を取り付けるための構造物を構成し、次に、これに遊技機を取り付けることで島全体を構築する。この作業は普通、島工事を行う専門の職人によって行われる。
また、特許文献1には、片側3台で2列、計6台の遊技機を備えたブロックを複数並べることで、イベント会場やホール内に多数の遊技機を設置するものが開示されている。
ところが、前者の島工事を伴うものは、工事を行うことができるのが熟練者に限定され、また多くの時間を費やすといった問題があった。このため、ホールの営業ができない時間が長引くといった問題があった。また、一旦構築した島は、再利用ができないという省資源上の問題もあった。
一方、特許文献1に開示されているものは、各ブロックが大きいため、このブロックを搬送したり、並べたりするために、大型のトラックや重機が必要になる等の問題があった。また、イベント会場に設置するには適していても、ホール内に設置するには不向きであるという問題もあった。
このような問題を解消すべく、本願出願人は、先に、特許文献2に係る発明を提案した。すなわち、熟練を要することなく、短時間で構築することができ、しかも再利用が可能であり、さらに運搬時や構築時に大型のトラックや重機が不要で、ホール内に好適に構築することができる島構造を提案した。
特開2002−28355号公報 特開2005−3051104号公報
しかしながら、パチンコ台やパチスロ台等の遊技機は、遊技者が飽きないようにするため、人気のある機種に順次更新するため、比較的頻繁に入れ替えが行われる。したがって、島構造に対する遊技機の取り付け、取り外しが簡単に行えることが求められている。また、遊技台は、取付け時には、垂直に取り付けられるのではなく、垂直に対して、下側が上側よりも少し前に出るように、少し傾斜した状態で高い取付け精度で取り付けられる。このため、傾斜の調整が容易にできる構造が求められていた。さらに、近時、島構造に直接取り付けられることになる、遊技機の枠体が木材だけでなく、例えばアルミニウム等の金属によっても形成されるため、枠材の厚みが異なる場合があり、このような場合でも容易に対応できることが求められていた。
そこで、本考案は、ホールの島に対して、パチンコ台やパチスロ台等の遊技機を、枠材の材質が異なる場合でも簡単に取り付け、取り外しすることができ、しかも取付け時には、高い取付け精度を容易に実現することができる遊技機の固定構造を提供することを目的とするものである。
請求項1に係る考案は、ホールの島構造に設けられた相互にほぼ平行な、遊技機取付け用の上梁部材と下梁部材との間に前記遊技機の枠材を固定するために使用する遊技機の固定構造に関する。この考案に係る遊技機の固定構造は、前記上梁部材に固定された固定部材と、前記固定部材に対して左右方向移動可能に取り付けられた調整ねじ保持部材と、前記遊技機の枠体の一部を構成する上枠板であって前記上梁部材の下面に重なるように配置された上枠板に固定された調整部材と、前記調整ねじ保持部材に螺合されて前後方向に移動可能であるとともに、先端に前記調整部材が係合された調整ねじと、を備え、前記調整部材は、前記調整ねじの先端に係合された係合部と、前記係合部における前記調整ねじの中心からずれた位置から前方に延設されるとともに、前記上枠板の下面に固定される固定部とを有し、前記固定部が前記調整ねじの中心よりも高い位置に位置する状態で使用する薄板用と、低い位置に位置する状態で使用する厚板用との使用が可能である、ことを特徴としている。
請求項2に係る考案は、請求項1に係る遊技機の固定構造において、前記調整部材の係合部は、前記調整ねじによって回転可能に係合されている、ことを特徴としている。
請求項3に係る考案は、請求項2に係る遊技機の固定構造において、前記調整部材の係合部は、前記固定部が前記調整ねじの中心よりも高い位置にあるときを基準とした上下方向に長い長孔を有し、前記長孔は前記調整ねじの先端に対し長手方向に移動可能に係合されている、ことを特徴としている。
請求項4に係る考案は、請求項1ないし3のいずれか1項に係る遊技機の固定構造において、前記固定部材は、左右方向に長い長孔を有し、前記調整ねじ保持部材は、前記長孔を貫通するボルト部材にナット部材を螺合させることで、前記固定部材に対して左右方向移動可能に取り付けられる、ことを特徴としている。
請求項5に係る考案は、請求項1ないし4のいずれか1項に係る遊技機の固定構造において、前記調整部材は、ゴム部材を介して前記調整ねじに係合されている、ことを特徴としている。
請求項6に係る考案は、ホールの島構造に設けられた相互にほぼ平行な、遊技機取付け用の上梁部材と下梁部材との間に前記遊技機の枠材を固定するために使用する遊技機の固定構造に冠する。この考案に係る遊技機の固定構造は、前記下梁部材に固定された調整ねじ保持部材と、前記調整ねじ保持部材に螺合されて前後方向に移動可能であるとともに、前記遊技機の枠体の一部を構成する下枠板であって前記下梁部材の上面に重なるように配置された下枠板の後端に当接される前後調整ねじと、前記調整ねじ保持部材に螺合されて上下方向に移動可能であるとともに、前記下枠板の上面を押圧する上下調整ねじと、を備えた、ことを特徴としている。
請求項7に係る考案は、請求項6に係る遊技機の固定構造において、前記上下調整ねじは、下端に、前記下枠板の上面に食い込む爪部を有する、ことを特徴としている。
請求項8に係る考案は、ホールの島構造に設けられた相互にほぼ平行な、遊技機取付け用の上梁部材と下梁部材との間に前記遊技機の枠材を固定するために使用する遊技機の固定構造に関する。この考案に係る遊技機の固定構造は、前記上梁部材に固定された固定部材と、前記遊技機の枠体の一部を構成する上枠板であって前記上梁部材の下面に重なるように配置された上枠板の下面に当接される下アームと、前記固定部材の上方に位置する上アームと、前記下アームと前記上アームとを連結する連結アームとを有し、前記固定部材に対して上下方向移動可能に取り付けられた固定ねじ保持部材と、前記上アームに螺合されて上下方向に移動可能であるとともに、前記固定部材を上方から押圧する固定ねじと、を備える、ことを特徴としている。
請求項9に係る考案は、請求項8に係る遊技機の固定構造において、前記固定ねじ保持部材の連結アームは、上下方向に長い長孔を有し、前記固定部材と前記長孔とを貫通するボルト部材にナット部材を螺合させることで、前記固定部材に対して上下方向移動可能に取り付けられる、ことを特徴としている。
請求項1の考案によると、調整ねじ保持部材は、上梁部材に固定された固定部材に取り付けられている。また、上枠板に固定された調整部材は、調整ねじ保持部材に螺合された調整ねじの先端に係合されている。したがって、調整ねじを一方向又は他方向に回転させることにより、調整部材を介して上枠板を上梁部材に対して前後方向に移動させることができる。つまり、調整ねじの回転により、上梁部材に対する上枠板の前後方向の位置を微調整することができる。また、調整部材は、その固定部が係合部における調整ねじの中心からずれた位置から前方に延設されていて、この固定部が調整ねじの中心よりも高い位置に位置する状態と、低い位置に位置する状態とでの使用が可能である。つまり、上枠板の厚さに応じて、固定部の位置を使い分けることが可能であり、複数種類の厚さに対応することができる。
請求項2の考案によると、調整ねじに対して調整部材の係合部を回転させることで、固定部を調整ねじの中心よりも高い位置と低い位置とに配置することができる。
請求項3の考案によると、調整部材の係合部は、長孔によって調整ねじの先端に係合されているので、固定部を調整ねじの中心よりも高い位置と低い位置とに配置することができるのに加えて、さらに長孔の長さに応じてそれぞれの高さを微調整することが可能である。
請求項4の考案によると、ナット部材を緩めることで、調整ねじ保持部材を簡単に左右方向に移動させることができる。
請求項5の考案によると、遊技機から上梁部材に伝達される振動を、ゴム部材により緩和することができる。
請求項6の考案によると、前後調整ねじの回転により、下梁部材に対する下枠板の前後方向の位置を微調整することができる。また、上下調整ねじは、下枠板の上面を押圧して下梁部材に固定するので、厚さが異なる下枠板に対しても、構造を変更することなく、ねじ込み量を調整するだけで簡単に対処することができる。
請求項7の考案によると、上下調整ねじは、下端に爪部を有しているので、この爪部を食い込ませて下枠板を確実に固定することができる。
請求項8の考案によると、固定ねじ保持部材が上下方向に移動可能であり、また、固定ねじ保持部材の上アームによって上下方向に移動可能に螺合された固定ねじによって、下アームとの間に上梁部材及び上枠板を挟み込むことで固定するので、厚さが異なる上枠板に対しても、構造を変更することなく、固定ねじ保持部材の上下方向の位置及び固定ねじのねじ込み量を調整するだけで簡単に対処することができる。
請求項9の考案によると、ナット部材を緩めることで、固定ねじ保持部材を簡単に上下方向に移動させることができる。
以下、本考案の最良の実施形態を図面に基づき詳述する。なお、各図面において、同じ符号を付した部材等は、同じ構成のものであり、これらについての重複説明は適宜省略するものとする。また、各図面においては、説明に不要な部材等は適宜、図示を省略している。
<実施形態1>
図1〜図4を参照して、本考案に係る遊技機の固定構造によって遊技機が取り付けられる島構造について説明する。このうち、図1は、本考案に島1の全体斜視図である。また図2(a)は島1全体の上面図、(b)は正面図である。ここで、以下の説明では、島1に設置する遊技機がパチンコ台Mであって、このパチンコ台Mを1列14台で表側(図1,図2で見える側)に1列、裏側(図1,図2では見えない側)に1列の計2列で、合計28台配設して1つの島1を構成する場合を例に説明する。なお、これらの図に示す島1は、正面から見た状態において、中央に、パチンコ玉を回収するための柱状のパチンコ玉回収路Pが配設されていて、このパチンコ玉回収路Pを境に、左側に7台、右側に7台のパチンコ台M(ただし、図1において左側の7台のパチンコ台Mを図示)が設置されるようになっている。また、図1,図2(b)においては、島1におけるパチンコ玉回収路Pの左側と右側とでは異なる状態を示している。さらに、図3は、パチンコ台の4台分の島構造を示す分解斜視図である。図4は、パチンコ台Mの4台分の島構造を示す正面図である。
図1〜図4に示すように、島1は、島の強度メンバー(構造体)となるフレーム状の島構造(後述のサイドフレームユニット11,連結フレームユニット12〜15)と、島構造に組み込まれるパチンコ玉回収樋(不図示),パチンコ玉補給路17等の付属装置と、島構造に取り付けられるパネル部材(後述の下パネル18a,18b、上パネル19a,19b、サイドパネル20a,20b)と、パチンコ台M等とを主要構成要素として構築されている。
このうち島構造は、前後方向に向けた姿勢でホールの床面Fに立設されるとともに、左右方向に複数(本実施形態では10個)配設されたサイドフレームユニット11,11…、連結フレームユニットとしての、下フレームユニット12,12…、13,13…と、上フレームユニット14,14…、15,15…とによって構築されている。なお、図1においては、この島構造に、下パネル18a,18a…、18b,18b…、上パネル19a,19a…、19b,19b…、そして左側のサイドパネル20a,右側のサイドパネル20bが取り付けられた状を示している。
図5(a)に、サイドフレームユニット11を右側から見た図を示す。サイドフレームユニット11は、縦長のフレーム状に形成されていて、軸Cを基準として前側(同図中の左側)と後側(同図中の右側)とが線対称となるように構成されている。サイドフレームユニット11は、下から順に配置された、2本の下支柱21,21、中支柱22,22、上支柱23,23と、これらを連結する連結部材24,24…、25,25…,30,30…とによって、全体としてユニットを構成している。2本の下支柱21,21及び上支柱23,23は、前後方向の間隔(図5中における左右方向の間隔)がほぼ同じに配置されていて、中支柱22,22は、これらよりも狭い間隔で配置されている。各中支柱22の下端及び上端は、それぞれ連結部材24,24によって、下支柱21の上端、及び上支柱23の下端に連結されている。さらに2本の下支柱21,21は、その下端において、連結部材25によって連結され、また2本の上支柱23,23は、その上端において連結部材25によって連結され、また2本,中支柱22,22は、その上端において連結部材30によって連結されている。上述の各支柱は、その長手方向に直交する方向の断面形状が矩形の溝形部材(例えば鋼材)によって形成されている。また、2本の中支柱22,22には、補強板26が固定されている。この補強板26は、図5(b)に示すように、コンセント27等が装着された取付板28を支持する台座としても兼用される。また、コンセント27に導かれるケーブル56は、上面図である図5(c)及び側面図である図5(d)に示すように、上述の連結部材30によって支持された配線ダクト55内に配線されている。配線ダクト70には、図5(b),(c)に示すように、コンセント27に対応する位置に、透孔55aが穿設されていて、配線ダクト55内のケーブル56は、この透孔55aを通ってコンセント27に導かれるようになっている。
このように構成されたサイドフレームユニット11の下端、すなわち下支柱21,21の下端には、サイドフレームユニット11をホールの床面Fに立設させるための固定具31,31がそれぞれ設けてある。
図6(a),(b),(c)に、固定具31の拡大図を示す。このうち(a)は、図5中の左側の固定具31を図5(a)と同方向から見た拡大図であり、(b)は同じ固定具31を図5(a)中の矢印A方向から見た図であり、(c)は同じ固定具31を図5(a)の背面側から見た図である。
固定具31は、サイドフレームユニット11の下支柱21の下端部を表裏方向(左右方向)から挟み込むL字形部材32,33とこれらを締結するボルト及びナットによって構成されており、全体は、床面Fに敷設された薄板状のベース板34上に配置されている。L字形部材32は、水平板32aと垂直板32bとこれらに直交する補強板32cとを有している。水平板32aには、透孔(不図示)が穿設されていて、床面Fに埋め込まれたアンカーボルト35aが貫通されている。アンカーボルト35aの上端にナット35bを螺合、締め付けることにより、L字形部材32がベース板34上に固定されている。L字形部材32の垂直部32bには、縦方向に長い長孔32dが穿設されている。この長孔32dは、サイドフレームユニット11の高さを調整するためのものであり、後述するボルト37a,38aが貫通される。もう1つのL字形部材33は、水平板33aと垂直板33bとを有している。水平板33aには、ねじ孔(不図示)が穿設されている。このねじ孔には、高さ調整ボルト36aが螺合されていて、高さ調整ボルト36aの先端は、ベース板34に当接されている。高さ調整ボルト36aには、水平板33aの上面側にナット36bが螺合され、また、水平板33aの下面側にナット36cが螺合されている。L字形部材33の垂直板33bには、上下に2個の透孔(不図示)が穿設されており、サイドフレームユニット11の下支柱21におけるこの透孔に対応する位置にも、同様の透孔(不図示)が穿設されている。これら透孔にはボルト37a及びボルト38aが貫通されており、これらボルト37a,38aの先端は、上述のL字形部材32の垂直板32bの長孔32dを貫通するとともに、ナット37b,38bが螺合されている。これらナット37b,38bを締め付けることにより、L字形部材32,33の垂直板32b,33bにより、広い面積で下支柱11を表裏から挟み込んで強力に支持することができるようになっている。
上述構成の固定具31を使用したサイドフレームユニット11の高さ調整は次のようにして行う。ボルト37a,37bに螺合されたナット37b,ナット38bを緩め、また、高さ調整ボルト36aに螺合されているナット36b,36cを緩める。この状態で高さ調整ボルト36aを右に回すと、サイドフレームユニット11は上昇し、逆に左に回すと下降する。高さ調整ボルト36aを右又は左に適宜に回して、サイドフレームユニット11を適宜な高さに調整する。高さが決まったら、ナット37b,38bを締め付け、また、高さ調整ボルト36aのナット36a,36bを締め付ける。同様の作業を、サイドフレームユニット11の2本の下支柱21,21に配設された2箇所の固定具31,31について行う。これにより、サイドフレームユニット11の高さ調整及び前後のレベル調整を行うことができる。
図3に示すように、2本のサイドフレームユニット11,11のそれぞれの下支柱21,21の間に、下フレームユニット12が配設されている。下支柱21には、上下方向に多数のスリット21aが形成されていて、このスリット21aに、下フレームユニット12の側面から突設されたフック12aを係合させることで、下支柱21間に下フレームユニット12を取り付けることができる。取り付けられた下フレームユニット12と床面Fとの間には、図3中に示すように間隙Gが形成される。この間隙Gは、幅木41を取り付けることで埋められる。2本のサイドフレームユニット11,11の下支柱21,21の間における床面F上には、水平部40aと垂直部40bとを有する「L」字形の幅木固定部材40が配設されている。幅木固定部材40は、水平部40aに貫通されたねじ42を床面Fにねじ込むことで、床面Fに固定されている。一方、幅木41の下端には、後方に向けて折曲され、さらに上方に向けて折曲された折曲部41aが設けてある。また、幅木41の裏面における下端部には、ばね部材41bが固定されている。ばね部材41bは、「L」字形部41cとその後端に連続する「く」字形部41dを有している。ばね部材41bは、「く」字形部41dが付勢力(ばね力)をもって折曲部41aに当接されている。幅木41は、折曲部41aと「く」字形部41dとの間に、上述の幅木固定部材40の垂直部40bを挟み込むことで下端部が位置決め固定され、また上端部が下フレームユニット12の下端にねじ止めされている。なお、幅木41を幅木固定部材40に取り付ける際には、「く」字形部41dの下端が広がっていてガイドの役目をなすので、折曲部41aと「く」字形部41dとの間に垂直部40bを簡単に挿入することができ、取り付けが容易である。下フレームユニット12の前面には、下パネル18aがねじ止めされて取り付けられている。
図3に示すように、上パネル19aは、上フレームユニット14の上端によって開閉自在に支持されている。開放時の上パネル19aは、支持部材50によってほぼ水平状態で保持されるようになっている。支持部材50は、上フレームユニット14に固定される支持金具51と、この支持金具51によって水平方向回転可能に支持された支持具52とを有している。支持金具51は、上パネル14に固定された台座部51dとこの台座部51dと一体の円筒部51aとを有していて、円筒部51aの上端には、傾斜部51bとストッパ部51cとが形成されている。上パネル19aの閉鎖状態においては、支持部材50は、上パネル19aによって支持具52が押し込まれて横向き(左向き)に配置される。支持部材50は、上パネル19aが開放されると、支持具52がその自重により自動的に傾斜面51bに倣って前方向に回転し、ほぼ90度回転したところでストッパ部51によって停止される。その後、開放していた上パネル19aを手放すと、上パネル19aは、支持部材50に支持されてほぼ水平状態を維持するようになっている。なお、上パネル19aを閉じる場合には、支持具52を傾斜部51bに逆らうようにして少し回転させ、その後、上パネル19aを閉じると、支持具52は、この上パネル19aによって上述の横向きに押し込まれる。このように、支持部材50は、上パネル19aを開放するだけで、特別な開放動作を伴うことなく、自動的に回転して、上パネル19aを保持できる位置に移動する。
図7(a)の正面図、(b)の右側から見た図に示すように、上フレームユニット14の表面側には、上下方向に長い長孔が、左右方向に多数穿設された取付金具59が配設されている。また、上フレームユニット14の裏面側には、コンセント板受金物53、天板受金物54が配設されている。コンセント板受金具53は、コンセント57が取り付けられた取付板58を支持するものである。
図8に、上述の島1に取り付けるパチンコ台Mの構成の概略を示す。(a)は正面図、(b)は上面図、(c)は(a)中のA−A線矢視図、(d)は背面図である。パチンコ台Mは、額縁状の枠体M1と、枠体M1の左端側を基準に開閉自在な扉M2を有している。(b)では、扉M2を閉鎖した状態を実線で、また、扉M2を開放した状態を点線で示している。扉M2は、前面ガラスと遊技盤とによって構成されている。枠体M1は、4枚の板状部材、すなわち上枠板M3、左枠板M4、下枠板M5、右枠板M6を長方形状に組み合わせることで枠状に形成されている。本実施形態では、図8(c),(d)、図9に示すように、島1側の上部において左右方向に設けられた上梁部材43と下部において左右方向に設けられた下梁部材44との間に、枠体M1を配置し、その上枠板M3を、上固定具60,60によって上梁部材43に固定し、また、その下枠板M5を、下固定具70によって下梁部材44に固定することで、パチンコ台Mを島1に取り付けるようにしている。ここで、上梁部材43は、金属製の場合と木製の場合とがあり、これらを区別する必要がある場合には、金属製のものを上梁部材43Aとし、木製のものを上梁部材43Bとして区別するものとする。なお、図9に示すように、下梁部材44の下面側には、下梁部材44から前方に飛び出した、台板45が配置されている。この台板45は、遊技者が獲得したパチンコ玉を収納したケース(不図示)等を置くのに使用する台となる。
図10〜図17を参照して、上固定具60について詳述する。このうち、図10は、上固定具60の全体構成を斜め後方から見た斜視図である。図11(a)は、アングル部材61以外の固定具60の右側面図、(b)は同じく下面図、(c)は同じく背面図である。図12は、調整ねじ保持部材62、ねじ(ボルト部材)65、蝶ナット(ナット部材)66の上面図である。図13(a)は調整部材63の右側面図であり、(b)は調整部材63の背面図である。図14は、調整ねじ64、ゴム部材67、ねじ68の右側面図である。図15(a)は、アングル部材61の上面図であり、(b)はアングル部材61以外の上固定具60の上面図である。図16(a)は、上固定具60の背面図であり、(b)は、枠体M1の上枠板が金属製の上枠板M3aである場合の上固定具60の使用状態を示す右側面図である。図17は、枠体M1の上枠板が木製の上枠板M3bである場合の上固定具60の使用状態を示す右側面図である。
図10,図15(a)に示すように、上固定具60は、上梁部材43Aに固定するアングル部材(固定部材)61と、蝶ナット66によってアングル部材61に取り付けられる調整ねじ保持部材62と、この調整ねじ保持部材62に螺合された調整ねじ64と、上枠板M3に固定されるとともに調整ねじ64によって前後方向に移動される調整部材63と、調整ねじ64の先端に取り付けられたゴム部材67とを備えている。
アングル部材61は、図15,図16に示すように、左右方向に長い水平部61aと、この水平部61aの長手方向の両端側のそれぞれに設けた垂直部61bとを有しており、垂直部61bには、左右方向に長い長孔61cが形成されている。また、水平部61aには、複数の61d,61eが穿設されている。大きい透孔61dは、図16(b)に示すように、金属製の上梁部材43Aに、アングル部材61を締結具90によって固定する際に使用される。一方、小さい透孔61eは、図17に示すように、木製の上梁部材43Bに、アングル部材61をねじ92によって固定する際に使用される。
調整ねじ保持部材62は、図11(a)に示す状態で、L字形に形成されている。調整ねじ保持部材62は、先端側に、透孔62bを有する取付部62aが左右に広がるように形成されている。また、中間部には、左右方向に膨らんだ補強用の凸部62cが形成されている。さらに、下端部には、前後方向に向けて、調整ねじ64が螺合される螺合部62dが形成されている。上述の取付部62aの透孔62bには、図12に示すように、上述のアングル部材61の長孔61cに通されたねじ65が貫通されており、ねじ65には、蝶ナット66が螺合されている。調整ねじ保持部材62は、蝶ナット66を緩めることで、アングル部材61の長孔61cに沿って左右方向に移動させることができるようになっている。
図13(a),(b)に示すように、調整部材63は、板状の部材を屈曲させることで側面視がほぼL字形に形成されており、基端部(係合部)63aと、基端部63aにおける調整ねじ64の中心からずれた一方の端部から屈曲された中間部63bと、この中間部63bに段部63cを介して連続する先端部(固定部)63dを有している。つまり、この先端部63dは、基端部63aにおける調整ねじ64の中心からずれた位置から前方に延びるように形成されている。基端部63aには、上下方向に長い長孔63eが穿設されている。この長孔63eには、後述する調整ねじ64の先端が貫通される。基端部63aは、この長孔63eによって、調整ねじ64の先端部に対して、回転可能でかつ長孔の長さに対応して移動可能に係合されている。また、調整部材63の先端部63dには、図11(b)に示すように、複数の透孔a,bが穿設されている。大きい透孔aは、図16(b)に示すように、その厚さが木製の上枠板M3bと比べて薄い金属製の上枠板M3aに対して使用される。上枠板M3aが金属製の場合、調整部材63は、中間部63b、段部63c、及び先端部63dが調整ねじ64の中心に対して上側に位置する状態で使用され、大きい透孔aにねじ91を貫通させるとともに、このねじ91を上枠板M3aに螺合することで、上枠板M3aに固定される。一方、小さい透孔bは、図17に示すように、その厚さが金属製の上枠板M3aと比べて厚い木製の上枠板M3bに対して使用される。上枠板M3bが木製の場合、調整部材63は、中間部63b、段部63c、及び先端部63dが調整ねじ64の中心に対して下側に位置する状態で使用され、小さい透孔bにねじ93を貫通させるとともに、このねじ93を上枠板M3bにねじ込むことで、上枠板M3bに固定される。
図14に示すように、調整ねじ64は、大径のつまみ64aと、ねじ部64bと、ストッパ64cと、雌ねじ部64dが形成された先端部64eとを有している。先端部64eには、ゴム部材67が取り付けられる。ゴム部材67は、その内面67aを先端部64eに係合させるとともに、雌ねじ部64dにねじ68が螺合されることで、図11(a),(b)に示すように、一方の端部とストッパ64cとの間で調整部材63の基端部63aを挟み込む。
上述構成の上固定具60は、図15(a),図16(a)に示すように、金属製の上梁部材43A及び金属製の上枠板M3aに対しては、以下のようにして使用される。金属製の上梁部材43Aに対し、アングル部材61を透孔61dを使用して締結具90によって固定する。また、金属製の上枠板M3aに対し、調整部材63をその先端部63dが上側に位置する状態でねじ91により固定する。アングル部材61の垂直部61bの長孔61c、及び調整ねじ保持部材62の取付部62aの透孔62bにねじ65を貫通させ、ねじ65に蝶ナット66を螺合させて締め付ける。以上により、上梁部材43A側にアングル部材61及び調整ねじ保持部材62が固定され、一方、上枠板M3a側に調整部材63、ゴム部材67、調整ねじ64が取り付けられた状態となる。この状態では、上梁部材43Aと上枠板M3aとの間には、前者に対して後者を移動させることができるように間隙が確保されるようになっている。そして、上梁部材43A側の調整ねじ保持部材62に、上枠板M3a側の調整ねじ64が螺合された状態となる。したがって、調整ねじ64を右方向(時計回り)に回転させて、調整ねじ64をねじ込むと調整部材63を介して上枠板M3aを前側(図16(b)中の左側)に移動させて、その位置を微調整することができる。この逆に、調整ねじ64を左方向(反時計回り)に回転させて、調整ねじ64を引き出すと調整部材63を介して上枠板M3aを後側(図16(b)中の右側)に移動させて、その位置を微調整することができる。また、上梁部材43Aに対する上枠板M3aの左右方向の位置の微調整は、蝶ナット66を緩めた状態で、調整ねじ保持部材62を左右方向に移動させ、その後、蝶ナット66を締め付けることで簡単に行うことができる。また、本実施形態では、調整部材63がゴム部材67によって調整ねじ64に取り付けられているので、遊技中の遊技機M側の振動が緩和された状態で、上梁部材43Aに伝わるようになっている。
上述構成の上固定具60は、図17に示すように、木製の上梁部材43B及び木製の上枠板M3bに対しては、以下のようにして使用される。木製の上梁部材43Bに対し、アングル部材61を透孔61eを使用してねじ92によって固定する。また、木製の上枠板M3bに対し、調整部材63をその先端部63dが下側に位置する状態でねじ93により固定する。その他については、上述の金属製の上梁部材43A及び金属製の上枠板M3aの場合と同様である。
本実施形態によると、側面視がほぼL字形の調整部材を、厚さの薄い金属製の上枠板M3aに対しては、先端部63dが上側に位置するようにして使用し、一方、厚さの厚い木製の上枠板M3bに対しては、先端部63dが下側に位置するようにして使用することで、いずれの上枠板M3に対しても同じ上固定具60で対処することができる。また、上述のように、上梁部材43A(又は43B)に対する上枠板M3a(又はM3b)の位置の微調整も簡単に行うことができる。
次に、図18,図19(a)〜(d)を参照して、下固定具70について詳述する。このうち、図18は、下固定具70の全体を斜め後方から見た斜視図である。図19(a)は下固定具70の右側面図、(b)は上面図、(c)は固定ねじ(上下調整ねじ)73の右側面図、(d)は下固定具70の背面図である。
これらの図に示すように、下固定具70は、調整ねじ保持部材71と、調整ねじ(前後調整ねじ)72と、固定ねじ73とを備えている。
これらの図に示すように、調整ねじ保持部材71は、図19(a)に示す状態で、L字形に形成されている。調整ねじ保持部材71は、先端側に、固定ねじ73が上下方向に螺合される螺合部71aを有している。また、中間部には、左右方向に膨らんだ補強用の凸部71cが形成されている。さらに、下端部には、前後方向に向けて、調整ねじ72が螺合される螺合部71bが形成されている。螺合部71bのさらに下方には、左右方向に広がった取付部71dが形成されていて、この取付部71dには透孔71eが穿設されている。調整ねじ保持部材71は、透孔71eに貫通させたねじ94を木製の下梁部材44にねじ込むことで、下梁部材44に固定されている。
調整ねじ72は、上述の調整ねじ保持部材71の螺合部71bに螺合されたねじ部72aと、ねじ部72aの先端に固定された押圧板72bと、ねじ部72aよりも基端側に取り付けられたハンドル72cとを有している。調整ねじ72は、ハンドル72cを使用して右回り(時計回り)に回転させることで、押圧板72bが前進して下枠板M5を前側(図19(a)中の左側)に移動させることができる。逆に、左回り(反時計回り)に回転させることで、押圧板72bが後退して、押圧板72bと下枠板M5の後端との間に間隙が形成される。下枠板M5を前側から押して押圧板72bに押し当てることで、この間隙をなくして下枠板M5を後方に移動させることができる。なお、下枠板M5の下側の斜線部分は、下枠板M5が金属製で薄い場合を図示している。
固定ねじ73は、上述の調整ねじ保持部材71の螺合部71aに螺合されたねじ部73aと、ねじ部73aの先端に固定された爪部73bと、ねじ部72aよりも上端側に取り付けられたハンドル73cとを有している。固定ねじ73は、ハンドル73cを使用して右回り(時計回り)に回転させることで、爪部73bが下降して下枠板M5の上面に食い込んで下枠板M5を固定する。逆に、左回り(反時計回り)に回転させることで、爪部73bを上昇させて固定を解除することができる。
上述構成の下固定具70は、調整ねじ72を適宜に回転させることで、下枠板M5の前後方向に位置を微調整することができる。なお、下枠板M5の左右方向の位置は、枠体M1全体を手で移動させることで、位置決めすることができる。こうして、下枠板M5の前後及び左右方向に位置決めした後、固定ねじ73を右方向に回して、下枠板M5に爪部73bを食い込ませるとともに下方の下梁部材44に押し付ける。これにより、下梁部材44に対して、下枠板M5を位置決めした状態で固定することができる。
<実施形態2>
図20(a)〜(e)に別の上固定具80を示す。このうち(a)は上固定具80の右側面図、(b)は正面図、(c)は背面図、(d)はアングル部材(固定部材)81の上面図、(e)は上固定具80の上面図である。
これらの図に示すように、上固定具80は、アングル部材81と、固定ねじ保持部材82と、固定ねじ83と、蝶ナット84と、ねじ85とを備えている。
アングル部材81は、水平部81aと垂直部81bとを有しており、ねじ95によって、上梁部材43に固定されている。アングル部材81の垂直部81bには、ねじ85が貫通される透孔81cが穿設されている。
固定ねじ保持部材82は、側面視がほぼC字形に形成されていて、
下アーム82eと上アーム82fとこれらを連結する連結アーム82gとを有している。上アーム82fには、上下方向に向けて螺合部82aが形成されている。また、中間部には左右方向に開いた取付部82dが形成されていて、この取付部82dには、縦方向に長い長孔82bが穿設されている。この長孔82bには、上述のアングル部材81の垂直部81bの透孔81cに通されたねじ85が貫通されており、ねじ85には、蝶ナット84が螺合されている。
固定ねじ83は、上述の固定ねじ保持部材82の螺合部82aに螺合されるねじ部83aと、ねじ部83の先端(下端)に固定された押圧板81と、ねじ部の基端部(上端部)に設けられたハンドル83cとを有している。
上述構成の上固定具80は、固定ねじ保持部材82に縦方向の長孔82bが穿設されているので、蝶ナット84を緩めることで、固定ねじ保持部材82を上下方向に移動させることができ、これにより、厚さの異なる上枠板M3に対しても容易に対処することができる。蝶ナット84を締め付けた後、固定ねじ83を右回り(時計回り)に回転させることで、上梁部材43と上枠板M3とを共締めすることができる。
パチンコホールにおける島の構成を示す斜視図である。 (a)は島の上面図、(b)は島の正面図である。 パチンコ台の4台分の島の分解斜視図である。 パチンコ台の4台分の島の正面図である。 (a)はサイドフレームユニットを右側から見た図である。(b)はコンセントの取付板及び配線ダクトを説明する図である。(c)は配線ダクトを上方から見た図である。(d)は配線ダクトを右側から見た図である。 固定具を説明する図であり、(a)は右側から見た図、(b)は図5(a)中の矢印A方向から見た図、(c)は左側から見た図である。 コンセントが取り付けられた取付板を支持するコンセント板受金物を説明する図であり、(a)は正面図、(b)は右側から見た図である。 島に取り付けるパチンコ台の構成の概略を示す図であり、(a)は正面図、(b)は上面図、(c)は(a)中のA−A線矢視図、(d)は背面図である。 パチンコ台を、上固定具、下固定具によって上梁部材、下梁部材に取り付けた状態を示す右側面図である。 上固定具の全体構成を斜め後方から見た斜視図である。 (a)は、アングル部材以外の固定具の右側面図、(b)は同じく下面図、(c)は同じく背面図である。 調整ねじ保持部材、ねじ、蝶ナットの上面図である。 (a)は調整部材の右側面図であり、(b)は調整部材の背面図である。 調整ねじ、ゴム部材、ねじの右側面図である。 (a)はアングル部材の上面図であり、(b)はアングル部材以外の上固定具の上面図である。 (a)は上固定具の背面図であり、(b)は枠体の上枠板が金属製である場合の上固定具の使用状態を示す右側面図である。 枠体の上枠板が木製である場合の上固定具の使用状態を示す右側面図である。 下固定具の全体を斜め後方から見た斜視図である。 (a)は下固定具の右側面図、(b)は上面図、(c)は調整ねじの右側面図、(d)は下固定具の背面図である。 実施形態2の上固定具を説明する図であり、(a)は上固定具の右側面図、(b)は正面図、(c)は背面図、(d)はアングル部材の上面図、(e)は上固定具の上面図である。
符号の説明
1 島
43 上梁部材
43A 金属製の上梁部材
43B 木製の上梁部材
61 アングル部材(固定部材)
61c 長孔
62 調整ねじ保持部材
63 調整部材
63a 基端部(係合部)
63d 先端部(固定部)
63e 長孔
64 調整ねじ
65 ねじ(ボルト部材)
66 蝶ナット(ナット部材)
67 ゴム部材
71 調整ねじ保持部材
72 調整ねじ(前後調整ねじ)
73 固定ねじ(上下調整ねじ)
73b 爪部
81 アングル部材(固定部材)
82 固定ねじ保持部材
82e 下アーム
82f 上アーム
82g 連結アーム
83 固定ねじ
M パチンコ台(遊技機)
M1 枠体
M3 上枠板
M3a 金属製の上枠板
M3b 木製の上枠板

Claims (9)

  1. ホールの島構造に設けられた相互にほぼ平行な、遊技機取付け用の上梁部材と下梁部材との間に前記遊技機の枠材を固定するために使用する遊技機の固定構造において、
    前記上梁部材に固定された固定部材と、
    前記固定部材に対して左右方向移動可能に取り付けられた調整ねじ保持部材と、
    前記遊技機の枠体の一部を構成する上枠板であって前記上梁部材の下面に重なるように配置された上枠板に固定された調整部材と、
    前記調整ねじ保持部材に螺合されて前後方向に移動可能であるとともに、先端に前記調整部材が係合された調整ねじと、を備え、
    前記調整部材は、前記調整ねじの先端に係合された係合部と、前記係合部における前記調整ねじの中心からずれた位置から前方に延設されるとともに、前記上枠板の下面に固定される固定部とを有し、前記固定部が前記調整ねじの中心よりも高い位置に位置する状態で使用する薄板用と、低い位置に位置する状態で使用する厚板用との使用が可能である、
    ことを特徴とする遊技機の固定構造。
  2. 前記調整部材の係合部は、前記調整ねじによって回転可能に係合されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機の固定構造。
  3. 前記調整部材の係合部は、前記固定部が前記調整ねじの中心よりも高い位置にあるときを基準とした上下方向に長い長孔を有し、前記長孔は前記調整ねじの先端に対し長手方向に移動可能に係合されている、
    ことを特徴とする請求項2に記載の遊技機の固定構造。
  4. 前記固定部材は、左右方向に長い長孔を有し、
    前記調整ねじ保持部材は、前記長孔を貫通するボルト部材にナット部材を螺合させることで、前記固定部材に対して左右方向移動可能に取り付けられる、
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の遊技機の固定構造。
  5. 前記調整部材は、ゴム部材を介して前記調整ねじに係合されている、
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の遊技機の固定構造。
  6. ホールの島構造に設けられた相互にほぼ平行な、遊技機取付け用の上梁部材と下梁部材との間に前記遊技機の枠材を固定するために使用する遊技機の固定構造において、
    前記下梁部材に固定された調整ねじ保持部材と、
    前記調整ねじ保持部材に螺合されて前後方向に移動可能であるとともに、前記遊技機の枠体の一部を構成する下枠板であって前記下梁部材の上面に重なるように配置された下枠板の後端に当接される前後調整ねじと、
    前記調整ねじ保持部材に螺合されて上下方向に移動可能であるとともに、前記下枠板の上面を押圧する上下調整ねじと、を備えた、
    ことを特徴とする遊技機の固定構造。
  7. 前記上下調整ねじは、下端に、前記下枠板の上面に食い込む爪部を有する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の遊技機の固定構造。
  8. ホールの島構造に設けられた相互にほぼ平行な、遊技機取付け用の上梁部材と下梁部材との間に前記遊技機の枠材を固定するために使用する遊技機の固定構造において、
    前記上梁部材に固定された固定部材と、
    前記遊技機の枠体の一部を構成する上枠板であって前記上梁部材の下面に重なるように配置された上枠板の下面に当接される下アームと、前記固定部材の上方に位置する上アームと、前記下アームと前記上アームとを連結する連結アームとを有し、前記固定部材に対して上下方向移動可能に取り付けられた固定ねじ保持部材と、
    前記上アームに螺合されて上下方向に移動可能であるとともに、前記固定部材を上方から押圧する固定ねじと、を備える、
    ことを特徴とする遊技機の固定構造。
  9. 前記固定ねじ保持部材の連結アームは、上下方向に長い長孔を有し、
    前記固定部材と前記長孔とを貫通するボルト部材にナット部材を螺合させることで、前記固定部材に対して上下方向移動可能に取り付けられる、
    ことを特徴とする請求項8に記載の遊技機の固定構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0668109U (ja) * 1993-01-28 1994-09-22 アイワ株式会社 回転ヘッドのヘッドクリーナ
JP2018148968A (ja) * 2017-03-10 2018-09-27 株式会社三共 遊技機

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