JP3129040U - リハビリ用車椅子 - Google Patents
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Abstract
【課題】容易に折り畳むことができ運搬、収納に好適なリハビリ用車椅子を得る。
【解決手段】車椅子の左右下部フレーム前部に設けた左右ペダル軸受けに両端を軸支させたペダル回転軸に互い違いにペダルを設け、駆動車輪の車輪軸とペダル回転軸を駆動シャフトを介して連動せしめ、車椅子を押すことによりペダルを回転可能としたリハビリ用車椅子において、握りと垂直方向の握りフレームに背もたれが掛渡され、左右中間フレーム上部に載置され座席シートが掛渡されているシート支持棒と下部フレームとの間にX字状に交差するリンク部材が前後一対間隔をおいて渡され、リンク部材は交差部材によって回動自在に連結され且つシート支持棒及び下部フレームとの接点に回動可能な継ぎ手が装着され、車輪軸の中央部及び左右端部に自在継ぎ手が設けられ、ペダル回転軸の中央部に自在継ぎ手及び該自在継ぎ手に嵌脱可能なスリーブが設けられ、左右に折り畳み可能とする。
【選択図】 図1
【解決手段】車椅子の左右下部フレーム前部に設けた左右ペダル軸受けに両端を軸支させたペダル回転軸に互い違いにペダルを設け、駆動車輪の車輪軸とペダル回転軸を駆動シャフトを介して連動せしめ、車椅子を押すことによりペダルを回転可能としたリハビリ用車椅子において、握りと垂直方向の握りフレームに背もたれが掛渡され、左右中間フレーム上部に載置され座席シートが掛渡されているシート支持棒と下部フレームとの間にX字状に交差するリンク部材が前後一対間隔をおいて渡され、リンク部材は交差部材によって回動自在に連結され且つシート支持棒及び下部フレームとの接点に回動可能な継ぎ手が装着され、車輪軸の中央部及び左右端部に自在継ぎ手が設けられ、ペダル回転軸の中央部に自在継ぎ手及び該自在継ぎ手に嵌脱可能なスリーブが設けられ、左右に折り畳み可能とする。
【選択図】 図1
Description
本考案は、障害のある脚部機能を回復させるためのリハビリ用車椅子の改良に関するものである。
本考案者等は先に自ら手で回転させるか、又は他人が車椅子を押すことにより、ペダルを強制的に回転させることができ、障害の程度に応じて脚部機能を回復させリハビリに効果的な車椅子を考案した(特許文献1参照)。
前記特許文献1に記載の車椅子は脚部機能を回復させリハビリに効果的ではあったが、そのままでは折り畳むことができず、運搬、収納に不便であった。又座席が固定されており使用者の大きさに合わせて前後に調整することができず、車輪にブレーキがなく不安定であり、更にリハビリを片足だけとしたり途中で休憩したりするのに不便等の課題があった。
これに対し本考案は、容易に折り畳むことができ運搬、収納に好適なリハビリ用車椅子を得ることを目的とする。
又座席移動、ブレーキ、又は足置きの構成を付加することにより前記各課題を克服可能なリハビリ用車椅子を得ることを目的とする。
これに対し本考案は、容易に折り畳むことができ運搬、収納に好適なリハビリ用車椅子を得ることを目的とする。
又座席移動、ブレーキ、又は足置きの構成を付加することにより前記各課題を克服可能なリハビリ用車椅子を得ることを目的とする。
上記の目的を達成するために、
請求項1に記載の考案にあっては、車椅子の左右下部フレーム前部に設けた左右ペダル軸受けに両端を軸支させたペダル回転軸に互い違いにペダルを設け、駆動車輪の車輪軸と前記ペダル回転軸を駆動シャフトを介して連動せしめ、前記車椅子の左右握りを押すことにより前記ペダルを回転可能としたリハビリ用車椅子において、前記握りと垂直方向の握りフレームに背もたれが掛渡され、左右中間フレーム上部に載置され座席シートが掛渡されているシート支持棒と前記下部フレームとの間にX字状に交差するリンク部材が前後一対間隔をおいて渡され、前記リンク部材は交差部材によって回動自在に連結され且つ前記シート支持棒及び下部フレームとの接点に回動可能な継ぎ手が装着され、前記車輪軸の中央部及び左右端部に自在継ぎ手が設けられ、前記ペダル回転軸には中央部に自在継ぎ手及び該自在継ぎ手に嵌脱可能なスリーブが設けられ、左右方向に折り畳み可能としたリハビリ用車椅子により解決した。
請求項2に記載の考案にあっては、請求項1に記載のリハビリ用車椅子において、シート支持棒に代え左右の座席支持棒とガイド棒とを有し、前記座席支持棒はシート支持部と垂直に連なる背もたれ支持部とからなり、前記背もたれ支持部に背もたれが掛渡され、前記シート支持部の円弧状上面に座席シートが掛渡され下面にキー状の突起部が軸方向に沿って突出し、前記ガイド棒は上面に設けられた溝に前記突起部が嵌合して左右中間フレーム上部に載置され、前記ガイド棒と下部フレームとの間にX字状に交差するリンク部材が前後一対間隔をおいて渡されており、前記ガイド棒及び下部フレームとの接点に回動可能な継ぎ手が装着され、前記座席支持棒、座席シート及び背もたれは一体で前記溝に沿って前後に移動可能としたリハビリ用車椅子とすることができる。
請求項3に記載の考案にあっては、握りの前部に固着された支点と、前記支点回りに前記握りに対し後端部が上下可能なレバーと、駆動車輪側の車輪軸の左右端に設けられたブレーキ輪の外周に配設されたブレーキ片と、前記ブレーキ片と前記レバーを連動せしめるワイヤと、前記レバーを上方位置において一時的に係止可能な前記握りに下向きに設けられた仮止めフックとを有し、前記レバーの操作によって前記ブレーキ輪を前記ブレーキ片に対し加圧制動又は解除可能とした請求項1又は2に記載のリハビリ用車椅子とすることができる。
請求項4に記載の考案にあっては、左右中間フレーム前端末に左右幅広短冊板状に張り出して固着された一対の支持板と、前後長手の方形板状で後端末側に前記支持板との間に蝶番を介在させた一対の足置き板とを有する足置きを備え、前記足置き板は前記支持板上面と接する略水平の下端位置と、中間フレーム前下がり部分に接した傾斜面の上端位置とに変更可能としたる請求項1〜3のいずれかに記載のリハビリ用車椅子とすることができる。
請求項1に記載の考案にあっては、車椅子の左右下部フレーム前部に設けた左右ペダル軸受けに両端を軸支させたペダル回転軸に互い違いにペダルを設け、駆動車輪の車輪軸と前記ペダル回転軸を駆動シャフトを介して連動せしめ、前記車椅子の左右握りを押すことにより前記ペダルを回転可能としたリハビリ用車椅子において、前記握りと垂直方向の握りフレームに背もたれが掛渡され、左右中間フレーム上部に載置され座席シートが掛渡されているシート支持棒と前記下部フレームとの間にX字状に交差するリンク部材が前後一対間隔をおいて渡され、前記リンク部材は交差部材によって回動自在に連結され且つ前記シート支持棒及び下部フレームとの接点に回動可能な継ぎ手が装着され、前記車輪軸の中央部及び左右端部に自在継ぎ手が設けられ、前記ペダル回転軸には中央部に自在継ぎ手及び該自在継ぎ手に嵌脱可能なスリーブが設けられ、左右方向に折り畳み可能としたリハビリ用車椅子により解決した。
請求項2に記載の考案にあっては、請求項1に記載のリハビリ用車椅子において、シート支持棒に代え左右の座席支持棒とガイド棒とを有し、前記座席支持棒はシート支持部と垂直に連なる背もたれ支持部とからなり、前記背もたれ支持部に背もたれが掛渡され、前記シート支持部の円弧状上面に座席シートが掛渡され下面にキー状の突起部が軸方向に沿って突出し、前記ガイド棒は上面に設けられた溝に前記突起部が嵌合して左右中間フレーム上部に載置され、前記ガイド棒と下部フレームとの間にX字状に交差するリンク部材が前後一対間隔をおいて渡されており、前記ガイド棒及び下部フレームとの接点に回動可能な継ぎ手が装着され、前記座席支持棒、座席シート及び背もたれは一体で前記溝に沿って前後に移動可能としたリハビリ用車椅子とすることができる。
請求項3に記載の考案にあっては、握りの前部に固着された支点と、前記支点回りに前記握りに対し後端部が上下可能なレバーと、駆動車輪側の車輪軸の左右端に設けられたブレーキ輪の外周に配設されたブレーキ片と、前記ブレーキ片と前記レバーを連動せしめるワイヤと、前記レバーを上方位置において一時的に係止可能な前記握りに下向きに設けられた仮止めフックとを有し、前記レバーの操作によって前記ブレーキ輪を前記ブレーキ片に対し加圧制動又は解除可能とした請求項1又は2に記載のリハビリ用車椅子とすることができる。
請求項4に記載の考案にあっては、左右中間フレーム前端末に左右幅広短冊板状に張り出して固着された一対の支持板と、前後長手の方形板状で後端末側に前記支持板との間に蝶番を介在させた一対の足置き板とを有する足置きを備え、前記足置き板は前記支持板上面と接する略水平の下端位置と、中間フレーム前下がり部分に接した傾斜面の上端位置とに変更可能としたる請求項1〜3のいずれかに記載のリハビリ用車椅子とすることができる。
本考案のリハビリ用車椅子によれば、容易に折り畳むことができ運搬、収納に好適である。
又座席移動のための構成の付加により、座席位置を使用者の大きさに合わせて前後の最適に調整することが可能である。
ブレーキの付加により、安定したブレーキ効果が得られる。
足置きの付加により、リハビリを片足だけとしたり途中で休憩したりするときに有用となる等の効果を有する。
又座席移動のための構成の付加により、座席位置を使用者の大きさに合わせて前後の最適に調整することが可能である。
ブレーキの付加により、安定したブレーキ効果が得られる。
足置きの付加により、リハビリを片足だけとしたり途中で休憩したりするときに有用となる等の効果を有する。
本考案の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本考案のリハビリ用車椅子の一例の前方視斜視図でブレーキを含み、(a)全体、(b)左駆動車輪、(c)(d)ブレーキの一部を示す。
図2は、図1のリハビリ用車椅子の概略背面図で、(a)使用時、(b)折り畳み時である。
図3は、図1のリハビリ用車椅子に座席移動手段を付加した一例で、(a)前方視斜視図、(b)一部拡大正面図である。
図4は、図3のリハビリ用車椅子の座席移動時の要部概略説明図である。
図5は、図1のリハビリ用車椅子に足置きを付加した一例の前方視の一部斜視図である。
以下おいては、リハビリ用車椅子の使用状態においてペダル側を前側、ハンドル側を後とし、使用者の頭側の位置を上、脚側の位置を下とし、前側から後側を見て左右とし、各構成要素は使用状態において説明する。
図1は、本考案のリハビリ用車椅子の一例の前方視斜視図でブレーキを含み、(a)全体、(b)左駆動車輪、(c)(d)ブレーキの一部を示す。
図2は、図1のリハビリ用車椅子の概略背面図で、(a)使用時、(b)折り畳み時である。
図3は、図1のリハビリ用車椅子に座席移動手段を付加した一例で、(a)前方視斜視図、(b)一部拡大正面図である。
図4は、図3のリハビリ用車椅子の座席移動時の要部概略説明図である。
図5は、図1のリハビリ用車椅子に足置きを付加した一例の前方視の一部斜視図である。
以下おいては、リハビリ用車椅子の使用状態においてペダル側を前側、ハンドル側を後とし、使用者の頭側の位置を上、脚側の位置を下とし、前側から後側を見て左右とし、各構成要素は使用状態において説明する。
図1のリハビリ用車椅子A(以下単に本車椅子Aと略称する。)は、リハビリ用車椅子としての基本構成は前記特許文献1に記載の構成とほぼ同様である。
図1に記載の本車椅子Aは、後側に左右一対の駆動車輪1が車輪軸2の両端に支持されている。そして断面円形の左右一対の下部フレーム4の前部に設けたペダル軸受け3aにペダル回転軸3の両端が軸支され、ペダル回転軸3には互い違いの両ペダル6がペダルアーム7を介して設けられている。ここでペダル軸受け3aは、ペダル回転軸3を軸芯回りに回動可能に軸支すると共に、後述する本車椅子Aの折り畳みに対応できるように、下部フレーム4の軸芯回りに回動可能とされている。ペダル回転軸3は、前部ギアケース8内の傘歯車(図示省略)を介して駆動シャフト5と連結し、後部ギアケース8′内の傘歯車(図示省略)を介して後部の車輪軸2から駆動車輪1に連結している。各下部フレーム4は、前端末から斜め後上方に伸び上端から略水平方向に曲がる左右の中間フレーム9に繋がり、各中間フレーム9上部の略水平方向中部から後部に左右一対のシート支持棒13aが載置され、各シート支持棒13aに座席シート13が左右に跨がって掛渡されている。
又、本車椅子Aは、後側に左右一対の略水平方向の握り10と垂直方向の握りフレーム11が連なり、各握りフレーム11には上部にシート状の背もたれ12が垂直方向左右に掛渡され、背もたれ12の直下に左右一対の肘掛けフレーム15の水平部後端末が固着され、各肘掛けフレーム15の前端は下方に伸び先端末に前記ペダル6が回動可能なレベルに本車椅子Aを保持するキャスター16が左右一対設けられている。各肘掛けフレーム15の表面には左右一対の短冊板状の肘掛け14が固着されている。
図1に記載の本車椅子Aは、上記構成により、座席シート13に使用者が臀部を載せ、足先をペダル6に乗せ、背もたれ12に背をかけた状態で、他人が握り10を持って本車椅子Aを前方へ押して駆動車輪1を矢印X方向に回転させると、駆動車輪1の回転が車輪軸2、後部ギアケース8′内の傘歯車、駆動シャフト5、前部ギアケース8内の傘歯車、ペダル回転軸3、ペダルアーム7及びペダル6へと伝達され、駆動車輪1及び車輪軸2は矢印X方向、駆動シャフト5は矢印Y方向、ペダル回転軸3及びペダル6は矢印Z方向にそれぞれ回転する。その結果、ペダル6に乗せられた使用者の足はこの回転によって、脚部機能を回復させるためのリハビリを効果的に遂行することができる。
図1に記載の本車椅子Aは、後側に左右一対の駆動車輪1が車輪軸2の両端に支持されている。そして断面円形の左右一対の下部フレーム4の前部に設けたペダル軸受け3aにペダル回転軸3の両端が軸支され、ペダル回転軸3には互い違いの両ペダル6がペダルアーム7を介して設けられている。ここでペダル軸受け3aは、ペダル回転軸3を軸芯回りに回動可能に軸支すると共に、後述する本車椅子Aの折り畳みに対応できるように、下部フレーム4の軸芯回りに回動可能とされている。ペダル回転軸3は、前部ギアケース8内の傘歯車(図示省略)を介して駆動シャフト5と連結し、後部ギアケース8′内の傘歯車(図示省略)を介して後部の車輪軸2から駆動車輪1に連結している。各下部フレーム4は、前端末から斜め後上方に伸び上端から略水平方向に曲がる左右の中間フレーム9に繋がり、各中間フレーム9上部の略水平方向中部から後部に左右一対のシート支持棒13aが載置され、各シート支持棒13aに座席シート13が左右に跨がって掛渡されている。
又、本車椅子Aは、後側に左右一対の略水平方向の握り10と垂直方向の握りフレーム11が連なり、各握りフレーム11には上部にシート状の背もたれ12が垂直方向左右に掛渡され、背もたれ12の直下に左右一対の肘掛けフレーム15の水平部後端末が固着され、各肘掛けフレーム15の前端は下方に伸び先端末に前記ペダル6が回動可能なレベルに本車椅子Aを保持するキャスター16が左右一対設けられている。各肘掛けフレーム15の表面には左右一対の短冊板状の肘掛け14が固着されている。
図1に記載の本車椅子Aは、上記構成により、座席シート13に使用者が臀部を載せ、足先をペダル6に乗せ、背もたれ12に背をかけた状態で、他人が握り10を持って本車椅子Aを前方へ押して駆動車輪1を矢印X方向に回転させると、駆動車輪1の回転が車輪軸2、後部ギアケース8′内の傘歯車、駆動シャフト5、前部ギアケース8内の傘歯車、ペダル回転軸3、ペダルアーム7及びペダル6へと伝達され、駆動車輪1及び車輪軸2は矢印X方向、駆動シャフト5は矢印Y方向、ペダル回転軸3及びペダル6は矢印Z方向にそれぞれ回転する。その結果、ペダル6に乗せられた使用者の足はこの回転によって、脚部機能を回復させるためのリハビリを効果的に遂行することができる。
次に、図1、2を参照して、本車椅子Aにおいて左右方向に折り畳むための構成及びその作動について説明する。
本車椅子Aの中間フレーム9上部におかれた左右のシート支持棒13aと、下方位置におかれた左右の下部フレーム4との間にX字状に交差するリンク部材17が前後一対間隔をおいて渡されている。リンク部材17は交差部17aにおいてはボルト等の交差部材によって回動自在に連結され、シート支持棒13a及び下部フレーム4との接点にはリンク部材17の端部が回動可能なように継ぎ手が装着されている。
ペダル回転軸3の左右中央部には通常ユニバーサルジョイントと呼ばれる自在継ぎ手3bが装着され、ペダル回転軸3は折り畳み時には該自在継ぎ手3bを介して上下に折曲可能とされる。ここでは、自在継ぎ手3bの位置に対し、ギアケース8及び駆動シャフト5は左右いずれかに寄った位置(本例では左)において折り畳み時の障害にならないようにされている。又ペダル6の作動時には、ペダル回転軸3は左右同軸に保持され軸方向以外の力によっては折曲不能となるように、円筒状のスリーブ3cをペダル回転軸3の退避位置(本例では右に寄った位置)から矢印P方向に移動させ自在継ぎ手3b上に移動嵌着され、折曲時にはスリーブ3cを退避位置に戻し折り畳み時の障害にならないようにされ、スリーブ3cは嵌脱可能とされている。そしてスリーブ3c内面は、ペダル6の作動時に自在継ぎ手3b上からの抜出し防止のために摩擦材で被覆されるか、又は表面加工されている。
加えて、車輪軸2にも前記自在継ぎ手3bと同様に、左右中央部に自在継ぎ手2b、及び左右端部に自在継ぎ手2a、2aがそれぞれ設けられ、ペダル回転軸3の折り畳み時と同様に車輪軸2が左右端部及び中央部において上下に折曲可能とされる。但し、ペダル回転軸3と異なり、使用時に車輪軸2には軸方向以外の力は作用しないのでスリーブ3cに対応する構成は不要である。
上記の折り畳み手段を備えた本車椅子Aは、車椅子として使用時においては図2(a)に示すとおり、スリーブ3cを自在継ぎ手3bに嵌着させ、左右一対の駆動車輪1の間隔を目一杯広げて、対向するリンク部材17のシート支持棒13a及び下部フレーム4との接点部分が左右に拡大した状態におかれ、シート支持棒13aに掛渡されている座席シート13及び握りフレーム11に掛渡されている背もたれ12が広がっておかれ、車輪軸2は軸方向に広がっておかれている。
他方、折り畳み時においては図2(b)に示すとおり、スリーブ3cを自在継ぎ手3bから矢印Pと逆方向の退避位置において、左右の駆動車輪1を対向する内側に向けて圧力をかけると、リンク部材17とシート支持棒13a及び下部フレーム4との接点部分が折り畳まれ、座席シート13及び背もたれ12は中央部がたるんでおかれる。このとき、車輪軸2は自在継ぎ手2a、2bの3箇所で折曲げておかれ、ペダル回転軸3は自在継ぎ手3bの中央部箇所で上下に折曲げておかれ、シート支持棒13aは中間フレーム9上部から離隔した上方位置に移動する。
上記作動により、本車椅子Aは容易に左右方向に折り畳むことができ、運搬、収納に至便である。
本車椅子Aの中間フレーム9上部におかれた左右のシート支持棒13aと、下方位置におかれた左右の下部フレーム4との間にX字状に交差するリンク部材17が前後一対間隔をおいて渡されている。リンク部材17は交差部17aにおいてはボルト等の交差部材によって回動自在に連結され、シート支持棒13a及び下部フレーム4との接点にはリンク部材17の端部が回動可能なように継ぎ手が装着されている。
ペダル回転軸3の左右中央部には通常ユニバーサルジョイントと呼ばれる自在継ぎ手3bが装着され、ペダル回転軸3は折り畳み時には該自在継ぎ手3bを介して上下に折曲可能とされる。ここでは、自在継ぎ手3bの位置に対し、ギアケース8及び駆動シャフト5は左右いずれかに寄った位置(本例では左)において折り畳み時の障害にならないようにされている。又ペダル6の作動時には、ペダル回転軸3は左右同軸に保持され軸方向以外の力によっては折曲不能となるように、円筒状のスリーブ3cをペダル回転軸3の退避位置(本例では右に寄った位置)から矢印P方向に移動させ自在継ぎ手3b上に移動嵌着され、折曲時にはスリーブ3cを退避位置に戻し折り畳み時の障害にならないようにされ、スリーブ3cは嵌脱可能とされている。そしてスリーブ3c内面は、ペダル6の作動時に自在継ぎ手3b上からの抜出し防止のために摩擦材で被覆されるか、又は表面加工されている。
加えて、車輪軸2にも前記自在継ぎ手3bと同様に、左右中央部に自在継ぎ手2b、及び左右端部に自在継ぎ手2a、2aがそれぞれ設けられ、ペダル回転軸3の折り畳み時と同様に車輪軸2が左右端部及び中央部において上下に折曲可能とされる。但し、ペダル回転軸3と異なり、使用時に車輪軸2には軸方向以外の力は作用しないのでスリーブ3cに対応する構成は不要である。
上記の折り畳み手段を備えた本車椅子Aは、車椅子として使用時においては図2(a)に示すとおり、スリーブ3cを自在継ぎ手3bに嵌着させ、左右一対の駆動車輪1の間隔を目一杯広げて、対向するリンク部材17のシート支持棒13a及び下部フレーム4との接点部分が左右に拡大した状態におかれ、シート支持棒13aに掛渡されている座席シート13及び握りフレーム11に掛渡されている背もたれ12が広がっておかれ、車輪軸2は軸方向に広がっておかれている。
他方、折り畳み時においては図2(b)に示すとおり、スリーブ3cを自在継ぎ手3bから矢印Pと逆方向の退避位置において、左右の駆動車輪1を対向する内側に向けて圧力をかけると、リンク部材17とシート支持棒13a及び下部フレーム4との接点部分が折り畳まれ、座席シート13及び背もたれ12は中央部がたるんでおかれる。このとき、車輪軸2は自在継ぎ手2a、2bの3箇所で折曲げておかれ、ペダル回転軸3は自在継ぎ手3bの中央部箇所で上下に折曲げておかれ、シート支持棒13aは中間フレーム9上部から離隔した上方位置に移動する。
上記作動により、本車椅子Aは容易に左右方向に折り畳むことができ、運搬、収納に至便である。
次に、図3、4を参照して、本車椅子Aの変形例として座席移動ための構成を備えた本車椅子B及びその作動について説明する。前記本車椅子Aと同一の構成要素は同一符号を付すか又は一部省略し、詳細説明は省略する。図3は座席位置が後側にある状態で、図4は座席位置を前側に移動した状態を説明するための要部概略説明図で輻輳を避けるため座席部分を実線、その他を鎖線で記載してある。
本車椅子Bでは、後側より左右一対の略水平方向におかれた握り10と垂直方向の握りフレーム11が連なっているが、背もたれ12は各握りフレーム11間に掛渡されておらず、握りフレーム11はそのまま下方に伸びて下部フレーム4後部に固着されている。
そして、シート支持棒13aに代えて左右一対の座席支持棒18とガイド棒19とを有している。座席支持棒18は、シート支持棒13aに対応するシート支持部18bとこれに垂直に連なる背もたれ支持部18aからなっている。各背もたれ支持部18aは、シート支持部8bの後端末から垂直上方に握りフレーム11に略平行して伸び、適位置に背もたれ12が掛渡されている。シート支持部18bは、図3(b)に示すとおり、上面はシート支持棒13aと同様に円弧状であるが、下面はキー状の突起部18cが軸方向沿って突出しており、上面に座席シート13が掛渡されている。ガイド棒19は左右一対で、上面には突起部18cが嵌合可能なキー溝状の溝19aが設けられ、中間フレーム9の略水平方向中部から後部に載置され、下方位置におかれた左右の下部フレーム4との間にX字状に交差するリンク部材17が前後一対間隔をおいて渡されている。リンク部材17は交差部17aに交差部材によって回動自在に連結され、ガイド棒19及び下部フレーム4との接点にはリンク部材17の端部が回動可能なように継ぎ手が装着されているが、折り畳む際に邪魔になる部分には必要に応じて逃げ(図示省略)が設けられている。
ここでガイド棒19の溝19aに突起部18cが嵌合され、図3及び図4に示すとおり、座席支持棒18(背もたれ支持部18a、シート支持部18b及び突起部18cよりなる)、座席シート13及び背もたれ12が一体でガイド棒19に対し前後に移動することが可能である。そして、座席シート13の使用者の大きさに合わせて選定した最適の前後位置において、突起部18cと溝19aとをビス、ボルト等の固着具(図示省略)で外側から固着して座席位置を固定する。左右突起部18cの外から目視可能な外面に移動量の目安となるマークを付けると移動際の調節に便利で好ましい。
本車椅子Bを左右方向に折り畳むときは、リンク部材17の下方部分は前記本車椅子Aと同様に作動し、車輪軸2及びペダル回転軸3の各自在継ぎ手は前記本車椅子Aと同様に上下に折曲げておかれるが、ガイド棒19及び座席支持棒18は突起部18c及び溝19aが嵌着されたままリンク部材17によって中間フレーム9上部から離隔した上方位置に移動し、座席シート13及び背もたれ12は中央部がたるんでおかれる。
上記作動により、座席位置を使用者の大きさに合わせて前後の最適位置に調整することが可能である。
本車椅子Bでは、後側より左右一対の略水平方向におかれた握り10と垂直方向の握りフレーム11が連なっているが、背もたれ12は各握りフレーム11間に掛渡されておらず、握りフレーム11はそのまま下方に伸びて下部フレーム4後部に固着されている。
そして、シート支持棒13aに代えて左右一対の座席支持棒18とガイド棒19とを有している。座席支持棒18は、シート支持棒13aに対応するシート支持部18bとこれに垂直に連なる背もたれ支持部18aからなっている。各背もたれ支持部18aは、シート支持部8bの後端末から垂直上方に握りフレーム11に略平行して伸び、適位置に背もたれ12が掛渡されている。シート支持部18bは、図3(b)に示すとおり、上面はシート支持棒13aと同様に円弧状であるが、下面はキー状の突起部18cが軸方向沿って突出しており、上面に座席シート13が掛渡されている。ガイド棒19は左右一対で、上面には突起部18cが嵌合可能なキー溝状の溝19aが設けられ、中間フレーム9の略水平方向中部から後部に載置され、下方位置におかれた左右の下部フレーム4との間にX字状に交差するリンク部材17が前後一対間隔をおいて渡されている。リンク部材17は交差部17aに交差部材によって回動自在に連結され、ガイド棒19及び下部フレーム4との接点にはリンク部材17の端部が回動可能なように継ぎ手が装着されているが、折り畳む際に邪魔になる部分には必要に応じて逃げ(図示省略)が設けられている。
ここでガイド棒19の溝19aに突起部18cが嵌合され、図3及び図4に示すとおり、座席支持棒18(背もたれ支持部18a、シート支持部18b及び突起部18cよりなる)、座席シート13及び背もたれ12が一体でガイド棒19に対し前後に移動することが可能である。そして、座席シート13の使用者の大きさに合わせて選定した最適の前後位置において、突起部18cと溝19aとをビス、ボルト等の固着具(図示省略)で外側から固着して座席位置を固定する。左右突起部18cの外から目視可能な外面に移動量の目安となるマークを付けると移動際の調節に便利で好ましい。
本車椅子Bを左右方向に折り畳むときは、リンク部材17の下方部分は前記本車椅子Aと同様に作動し、車輪軸2及びペダル回転軸3の各自在継ぎ手は前記本車椅子Aと同様に上下に折曲げておかれるが、ガイド棒19及び座席支持棒18は突起部18c及び溝19aが嵌着されたままリンク部材17によって中間フレーム9上部から離隔した上方位置に移動し、座席シート13及び背もたれ12は中央部がたるんでおかれる。
上記作動により、座席位置を使用者の大きさに合わせて前後の最適位置に調整することが可能である。
次に、図1、3を参照して、ブレーキ20を備えた本車椅子A、Bの構成及びその作動について説明する。前記本車椅子A、Bと同一の構成要素は同一符号を用い詳細説明を省略する。
ブレーキ20は、レバー20aと、仮止めフック20bと、支点20cと、ワイヤ20dと、ブレーキ片20e及びブレーキ輪20fを有し、左右一対設けられている。
支点20cは、握り10の後端末から僅かに前の下側位置に固着され、レバー20aの後端部が、支点20cを支点として、ブレーキ20の非作動時には図1(a)及び図1(c)に鎖線で示すとおり握り10から下方へ離隔した位置におかれ、ブレーキ20の作動時には図1(c)に実線で示すとおり矢印Q方向に移動して、握り10下方に近接した位置におかれ、ブレーキ20の作動時にレバー20aが緩むことを防止するためにレバー20aを一時的に係止可能な仮止めフック20bが握り10下向きに設けられている。
ワイヤ20dはレバー20aの前部に上端が固着され支点20cの中空部分を通して握りフレーム11に沿って下方に伸び、下端末は図1(d)に示すとおりブレーキ片20eに連動可能とされている。ブレーキ輪20fは、駆動車輪1側の車輪軸2の左右端に一対固着され、外周にワイヤ20dの引張りによるブレーキ輪20fの加圧制動、又はワイヤ20dの弛緩による加圧制動の解除が可能なブレーキ片20eが例えば片側1対、左右合計4個設けられている。
ブレーキ20は、レバー20aを手で握り図1(c)(d)に示すとおり加圧することにより、ブレーキ輪20fをブレーキ片20eにより加圧制動し、図1(a)に示すとおり手での握りを緩めることによりレーキ輪20fのブレーキ片20eによる加圧制動を解除することができる。このとき仮止めフック20bにレバー20aを一時的に係止させて置くことにより、ブレーキ20による制動を継続させることができる。
上記作動により、本車椅子A、Bはブレーキ20の付加により安定したブレーキ効果が得られる。
ブレーキ20は、レバー20aと、仮止めフック20bと、支点20cと、ワイヤ20dと、ブレーキ片20e及びブレーキ輪20fを有し、左右一対設けられている。
支点20cは、握り10の後端末から僅かに前の下側位置に固着され、レバー20aの後端部が、支点20cを支点として、ブレーキ20の非作動時には図1(a)及び図1(c)に鎖線で示すとおり握り10から下方へ離隔した位置におかれ、ブレーキ20の作動時には図1(c)に実線で示すとおり矢印Q方向に移動して、握り10下方に近接した位置におかれ、ブレーキ20の作動時にレバー20aが緩むことを防止するためにレバー20aを一時的に係止可能な仮止めフック20bが握り10下向きに設けられている。
ワイヤ20dはレバー20aの前部に上端が固着され支点20cの中空部分を通して握りフレーム11に沿って下方に伸び、下端末は図1(d)に示すとおりブレーキ片20eに連動可能とされている。ブレーキ輪20fは、駆動車輪1側の車輪軸2の左右端に一対固着され、外周にワイヤ20dの引張りによるブレーキ輪20fの加圧制動、又はワイヤ20dの弛緩による加圧制動の解除が可能なブレーキ片20eが例えば片側1対、左右合計4個設けられている。
ブレーキ20は、レバー20aを手で握り図1(c)(d)に示すとおり加圧することにより、ブレーキ輪20fをブレーキ片20eにより加圧制動し、図1(a)に示すとおり手での握りを緩めることによりレーキ輪20fのブレーキ片20eによる加圧制動を解除することができる。このとき仮止めフック20bにレバー20aを一時的に係止させて置くことにより、ブレーキ20による制動を継続させることができる。
上記作動により、本車椅子A、Bはブレーキ20の付加により安定したブレーキ効果が得られる。
次に、図5を参照して、本車椅子A、Bに付加されるの足置き21及びその作動について説明する。
足置き21は、左右一対の足置き板21aと、支持板21bと、蝶番21cとを有している。
支持板21bは左右の中間フレーム9前端末に上面略水平で左右幅広短冊板状に張り出して固着され、足置き板21aは使用位置で上面略水平の前後長手の方形板状で後端末側に支持板21bとの間に蝶番21cを介在させ、足置き板21aは固着されている支持板21bの上面と接して略水平(右側の足置き板21aとして図示)の使用時の下端位置と、中間フレーム9前下がり部分に接した傾斜面(左側の足置き板21aとして図示)の不使用時の上端位置とに変更可能である。
上記作動により、足置き板21aを下端位置において、リハビリを片足だけとしたり途中で休憩したりするとき有用となる。
足置き21は、左右一対の足置き板21aと、支持板21bと、蝶番21cとを有している。
支持板21bは左右の中間フレーム9前端末に上面略水平で左右幅広短冊板状に張り出して固着され、足置き板21aは使用位置で上面略水平の前後長手の方形板状で後端末側に支持板21bとの間に蝶番21cを介在させ、足置き板21aは固着されている支持板21bの上面と接して略水平(右側の足置き板21aとして図示)の使用時の下端位置と、中間フレーム9前下がり部分に接した傾斜面(左側の足置き板21aとして図示)の不使用時の上端位置とに変更可能である。
上記作動により、足置き板21aを下端位置において、リハビリを片足だけとしたり途中で休憩したりするとき有用となる。
本考案のリハビリ用車椅子は、電動等の各種車椅子にも適用可能である。
A、B リハビリ用車椅子
1 駆動車輪
2 車輪軸
3 ペダル回転軸
4 下部フレーム
5 駆動シャフト
6 ペダル
7 ペダルアーム
9 中間フレーム
10 握り
11 握りフレーム
12 背もたれ
13 座席シート
13a シート支持棒
14 肘掛け
15 肘掛けフレーム
17 リンク部材
18 座席支持棒
18a 背もたれ支持部
18b シート支持部
18c 突起部
19 ガイド棒
19a 溝
20 ブレーキ
21 足置き
1 駆動車輪
2 車輪軸
3 ペダル回転軸
4 下部フレーム
5 駆動シャフト
6 ペダル
7 ペダルアーム
9 中間フレーム
10 握り
11 握りフレーム
12 背もたれ
13 座席シート
13a シート支持棒
14 肘掛け
15 肘掛けフレーム
17 リンク部材
18 座席支持棒
18a 背もたれ支持部
18b シート支持部
18c 突起部
19 ガイド棒
19a 溝
20 ブレーキ
21 足置き
Claims (4)
- 車椅子の左右下部フレーム前部に設けた左右ペダル軸受けに両端を軸支させたペダル回転軸に互い違いにペダルを設け、駆動車輪の車輪軸と前記ペダル回転軸を駆動シャフトを介して連動せしめ、前記車椅子の左右握りを押すことにより前記ペダルを回転可能としたリハビリ用車椅子において、前記握りと垂直方向の握りフレームに背もたれが掛渡され、左右中間フレーム上部に載置され座席シートが掛渡されているシート支持棒と前記下部フレームとの間にX字状に交差するリンク部材が前後一対間隔をおいて渡され、前記リンク部材は交差部材によって回動自在に連結され且つ前記シート支持棒及び下部フレームとの接点に回動可能な継ぎ手が装着され、前記車輪軸の中央部及び左右端部に自在継ぎ手が設けられ、前記ペダル回転軸には中央部に自在継ぎ手及び該自在継ぎ手に嵌脱可能なスリーブが設けられ、左右方向に折り畳み可能としたことを特徴とするリハビリ用車椅子。
- 請求項1に記載のリハビリ用車椅子において、シート支持棒に代え左右の座席支持棒とガイド棒とを有し、前記座席支持棒はシート支持部と垂直に連なる背もたれ支持部とからなり、前記背もたれ支持部に背もたれが掛渡され、前記シート支持部の円弧状上面に座席シートが掛渡され下面にキー状の突起部が軸方向に沿って突出し、前記ガイド棒は上面に設けられた溝に前記突起部が嵌合して左右中間フレーム上部に載置され、前記ガイド棒と下部フレームとの間にX字状に交差するリンク部材が前後一対間隔をおいて渡されており、前記ガイド棒及び下部フレームとの接点に回動可能な継ぎ手が装着され、前記座席支持棒、座席シート及び背もたれは一体で前記溝に沿って前後に移動可能としたことを特徴とするリハビリ用車椅子。
- 握りの前部に固着された支点と、前記支点回りに前記握りに対し後端部が上下可能なレバーと、駆動車輪側の車輪軸の左右端に設けられたブレーキ輪の外周に配設されたブレーキ片と、前記ブレーキ片と前記レバーを連動せしめるワイヤと、前記レバーを上方位置において一時的に係止可能な前記握りに下向きに設けられた仮止めフックとを有し、前記レバーの操作によって前記ブレーキ輪を前記ブレーキ片に対し加圧制動又は解除可能としたことを特徴とする請求項1又は2に記載のリハビリ用車椅子。
- 左右中間フレーム前端末に左右幅広短冊板状に張り出して固着された一対の支持板と、前後長手の方形板状で後端末側に前記支持板との間に蝶番を介在させた一対の足置き板とを有する足置きを備え、前記足置き板は前記支持板上面と接する略水平の下端位置と、中間フレーム前下がり部分に接した傾斜面の上端位置とに変更可能としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のリハビリ用車椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006009381U JP3129040U (ja) | 2006-11-17 | 2006-11-17 | リハビリ用車椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006009381U JP3129040U (ja) | 2006-11-17 | 2006-11-17 | リハビリ用車椅子 |
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Family Applications (1)
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JP2006009381U Expired - Fee Related JP3129040U (ja) | 2006-11-17 | 2006-11-17 | リハビリ用車椅子 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101433281B1 (ko) * | 2012-11-28 | 2014-09-17 | 대한민국(국립재활원장) | 자세균형 훈련용 보행보조기 |
KR101496587B1 (ko) * | 2013-12-26 | 2015-02-25 | 순천향대학교 산학협력단 | 가변식 시트를 갖는 휠체어 |
-
2006
- 2006-11-17 JP JP2006009381U patent/JP3129040U/ja not_active Expired - Fee Related
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KR101496587B1 (ko) * | 2013-12-26 | 2015-02-25 | 순천향대학교 산학협력단 | 가변식 시트를 갖는 휠체어 |
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