JP3128840U - 表示ケース - Google Patents

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Abstract

【課題】支持構造の剛性に優れ、自立状態と収納状態との形態変更を容易かつ瞬間的に行うことができる表示ケースを提供する。
【解決手段】窓を備えた正面板2と、正面板2の一側辺に連続し、中央部に係止孔8を有すると共に、背部側に折り重ねられて正面板2と相対する背面板3と、正面板2の上辺に連続し、背部側下方に折り曲げられる上部支持板4と、正面板2の下辺に連続し、上部支持板4の内側から背部側上方に折り曲げられ、横方向に長い支持板スロット10を備えた下部支持板5と、上部支持板4から切起され、上部支持板4に連続する下辺及び遊端部を有する係止片6とを有し、係止片6が支持板スロット10を通過し、係止片遊端部が背面板3の係止孔8と係合し、係止片6が支持板スロット10の縁部と接する構成とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、カレンダや写真等のカードを収容し、後傾状態で表示する表示ケースに関するものである。
カレンダ等の表示物を含み後傾状態で表示するケースは、宣伝広告等を目的とした販促品や粗品として、店頭等の客先に大量に配布する目的に使用される。
そのため、上記の表示ケースは、製造コストが安価であること、大量生産工程に適応すること、廃棄の際の手間及び環境負荷を最小とすること等の要件を満たさなければならず、また一定期間の使用に耐えうる構造耐久性を有することも必須となる。これらの条件を満たすべく、1枚の紙片により表示ケースを構成したものが特許文献1に開示されている。
1枚の紙片から係合構造を利用して接着材を使用せずに表示ケースの支持構造を構築することで、製造工程数を簡略化でき製造コストも低く抑えることができる。
特許第3714096号
しかしながら、これらの表示ケースは配布時には輸送の関点から体積を小さくする必要があり、従来の表示ケースは支持構造が折りたたまれた状態である収納状態、或いは展開された状態で配布される。そのため、店頭等で自立状態として使用する際には支持構造の組み立てが必要となる。販促を目的として大量に配布される表示ケースの特性を鑑みると、この手間は多大なものとなる。
また、製造コスト及び廃棄時の分別の手間や環境負荷の関点から、1枚の紙片を用いて接着剤等の付加物を加えることなく構成することが有利となるが、紙片の特性上、強度が樹脂材に比べて劣る。そのため表示ケースの支持構造には紙の特性を最大限活かして強度を引き出す工夫が必要である。また、資源及びコストの問題から前記支持構造を1枚の連続した紙片から構成し、紙片の使用量を最小とする設計が必要となる。
本考案は、このような背景を鑑みなされたものであり、表示ケースの自立状態と収納状態との形態変更が容易かつ瞬間的に行うことが可能であり、かつ支持構造の強度が高い表示ケースを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の考案は、表示体を後傾状態で支持する表示ケースであって、表示体を表出させる窓を備えた正面板と、前記正面板の一側辺に連続し、中央部に係止孔を有すると共に、背部側に折り重ねられて前記正面板と相対する背面板と、前記正面板の上辺に連続し、背部側下方に折り曲げられる上部支持板と、前記正面板の下辺に連続し、前記上部支持板の内側から背部側上方に折り曲げられ、横方向に長い支持板スロットを備えた下部支持板と、前記上部支持板から切起され、前記上部支持板に連続する下辺及び遊端部を有する係止片とを有し、前記係止片が前記支持板スロットを通過し、前記係止片遊端部が前記背面板の前記係止孔と係合し、前記係止片がスロットの縁部と接することにより、当該表示ケースが、前記正面板及び前記上部支持板の下縁により自立し得るようにしたことを特徴とする。
また、請求項2の考案は請求項1の表示ケースであって、前記正面板が、その厚み方向に所定の幅を有するように延在する保形板を介して前記背面板と、前記下部支持板と、前記上部支持板とそれぞれ連続することを特徴とする。
また、請求項3の考案は請求項1の表示ケースであって、前記支持板スロットの遊端側の縁部に突起が突設され、前記係止片が、前記突起が係合するべき係止片スロットを備え、前記係止片スロットと前記突起との係合により、前記下部支持板の前記係止片に対する位置が規制されることを特徴とする。
また、請求項4の考案は請求項1の表示ケースであって、前記下部支持板の遊端辺に突起が突設され、前記突起と前記係止片を切起した開口とが係合することを特徴とする。
また、請求項5の考案は、表示体を後傾状態で支持する表示ケースであって、表示体を表出させる窓を備えた正面板と、前記正面板の一側辺に連続し、中央部に係止孔を有すると共に、背部側に折り重ねられて前記正面板と相対する背面板と、前記正面板の他方の側辺に連続する横板と、前記背面板の上辺に連続し、前記正面板と前記背面板が相対した状態で背部側下方に折り曲げられる上部支持板と、前記正面板の下辺に連続し、前記上部支持板の内側から背部側上方に折り曲げられ、横方向に長い支持板スロットを備えた下部支持板と、前記上部支持板から切起され、前記上部支持板に連続する下辺及び遊端部を有する係止片とを有し、前記係止片が前記支持板スロットを通過し、前記係止片遊端部が前記背面板の前記係止孔と係合し、前記係止片がスロットの縁部と接することにより、当該表示ケースが、前記正面板及び前記上部支持板の下縁により自立し得るようにしたことを特徴とする。
また、請求項6の考案は請求項5の表示ケースであって、前記正面板が、その厚み方向に所定の幅を有するように延在する保形板を介して前記背面板と、前記下部支持板と、前記横板とそれぞれ連続することを特徴とする。
また、請求項7の考案は請求項5の表示ケースであって、前記支持板スロットの遊端側の縁部に突起が突設され、前記係止片が、前記突起が係合するべき係止片スロットを備え、前記係止片スロットと前記突起との係合により、前記下部支持板の前記係止片に対する位置が規制されることを特徴とする。
また、請求項8の考案は請求項5の表示ケースであって、前記下部支持板の遊端辺に突起が突設され、前記突起と前記係止片を切起した開口とが係合することを特徴とする。
請求項1の考案によれば、相対する正面板と背面板との間に一側辺のみが開口した袋体と、前記袋体を含む自立構造を形成することができる。袋体の正面板は窓を備えるため、袋体にカレンダ又はカード等の表示体を袋体の側方に位置する開口から挿入し、保持させることで表示体を前面に表出させることができる。
また前記自立構造は、背面板と、上部支持板と、下部支持板と、係止板との4つの面の組み合わせからなる。基本構造は、上部支持板に連続する係止片と背面板との係合により構成され、更に下部支持板が係止板を下方に押さえることにより背面板と係止片との係合構造を強固にする。係合は背面板に形成された係止孔と、係止片先端に形成された係止端の折曲げによるフック構造との引っ掛かりによる単純なものである。しかし自立状態では、係止片が前記下部支持板に形成されたスロットを貫通して交差構造をとることで、スロットの縁部を介して下向きの力を受けて下方に押さえつけられる。そのため、係止端により形成されるフック構造と係止孔との引っ掛かりがより強くなり、係合が解除され難くなる。
また、前記係合構造は、単純な引っ掛かりであるため、自立状態の時に加わる力と逆向きの力を加えることで容易に解除することができる。従って、上部支持板を前記背面板に近づけることで、下部支持板も背面板に近づき、下部支持板のスロットの縁部と前記係止片の接触が解かれ、係止端が上方に移動し、係合構造が解除される。
係合が解除された状態では、上部支持板及び下部支持板及び係止端の遊端は移動が可能な状態である。そのため上部支持板を背面板と平行になるよう近づけることで、下部支持板は上部支持板から圧力受け、係止片は背面板から圧力を受け、そして支持板及び係止片それぞれの遊端が上方に移動する。そして最終的には正面板と、背面板と、上部支持板と、下部支持板と、係止片とがおおよそ平行になる。この状態を収納状態とする。
前記収納状態から逆に上部支持板を背面板から離れる方向である背部方向に移動させると、支持板及び係止板に加わる圧力が解除され、支持板及び前記係止板それぞれの遊端が下方に移動する。そして前記係止端により形成されるフック構造が前記係止孔と係合し、自立状態となる。
上述したように収納状態と自立状態の変化は、上部支持板の位置を背面板に近づける又は遠ざけるといった簡単な操作のみによって行われる。
請求項2の考案によれば、請求項1の考案の表示ケースにおいて、正面板と背面板との間に一定の幅を持った空間を形成することができ、収容する表示体の多少による厚みの変化に対応することができる。
請求項3の考案によれば、請求項1の考案の表示ケースにおいて、係止片スロットと突起の係合により、下部支持板の係止片に対する位置が固定され、また支持構造中の中央部に固定された交差部が形成される。下部支持板は筋交いと似た効果を発揮し支持構造の剛性が向上する。
請求項4の考案によれば、請求項1の考案の表示ケースにおいて、下部支持板の上部支持板に対しての横方向の位置が固定されるため、下部支持板と上部支持板間の横方向のずれが発生しなくなる。つまり、支持構造のねじれに対する剛性が向上する。
請求項5の考案によれば、相対する正面板と背面板との間に上辺のみが開口した袋体と、前記袋体を含む自立構造を形成することができる。前記自立構造は請求項1の考案と同様である。自立構造における相違点は請求項1の考案では上部支持板は正面板の上辺に連続するのに対し、請求項5の考案では上部支持板は背面板の上辺に連続する点のみである。そのため、自立構造においては上述した請求項1の考案の効果と同様の効果が得られる。
請求項6の考案によれば、請求項5の考案の表示ケースにおいて、正面板と背面板との間に一定の幅を持った空間を形成することができ、収容する表示体の多少による厚みの変化に対応することができる。
請求項7の考案によれば、請求項1の考案の表示ケースにおいて、下部支持板の係止片に対する位置が固定されることにより、支持構造中の中央部に固定された交差部が形成され支持構造の剛性が向上する。
請求項8の考案によれば、請求項5の考案の表示ケースにおいて、下部支持板の上部支持板に対しての横方向の位置が固定されるため、下部支持板と上部支持板間の横方向のずれがなくなる。つまり、支持構造のねじれに対する剛性が向上する。
以下、本考案の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
<<第1実施形態の構成>>
図1は第1実施形態に係る表示ケースの自立状態を示す背部側から見た斜視図であり、図2は第1実施形態に係る表示ケースの自立状態を示す前部側から見た斜視図であり、図3は第1実施形態に係る表示ケースの自立状態を示す縦断面図であり、図4は第1実施形態に係る表示ケースの収納状態を示す縦断面図であり、図5は第1実施形態に係る表示ケースを展開して示す平面図である。
図1、2、3,5に示すように、本実施形態の表示ケースは、1枚の紙片から成り、1枚の紙面中に4個の略長方形である正面板2と、正面板2の右側側辺で保形板14を介して連続する背面板3と、正面板2の上辺で保形板14を介して連続する上部支持板4と、正面板2の下辺で保形板14を介して連続する下部支持板5とを備える。正面板2は窓7を面内の大部分にわたり備える。背面板3は係止孔8を面内中央部より少し上方の位置に備える。上部支持板4は、面内中央部に切起される係止片6を備える。係止片6は係止片基端辺15で上部支持板4と連続し、係止片6の遊端辺上に位置する係止端9と、中央部に位置する係止片スロット12とを備える。下部支持板5は、面内中央部よりやや遊端側に位置する下部支持板スロット10と、下部支持板遊端5aに位置する下部支持板遊端突起13とを備え、下部支持板スロット10はスロット内の遊端側の縁部10a上に下部支持板スロット突起11を備える。また下部支持板5は、正面板2の縦辺よりも短い縦辺を有する。
背面板3は、正面板2と背面板3との間の保形板14の両接辺でそれぞれ約90°ずつ折り曲げられることにより、正面板2の背部側に保形板14の幅分の距離を介して相対する。下部支持板5は、正面板2と下部支持板5との間の保形板14の両接辺で背部側へ折り曲げられて、下部支持板5が背面板3より背部側に位置し、下部支持板遊端5aが背部側斜め上方を向くようにする。上部支持板4は、正面板2と上部支持板4との間の保形板14の両接辺で背部側へ折り曲げられて、上部支持板4が下部支持板5より背部側に位置し、上部支持板4の遊端が背部側斜め下方を向く。正面板2に対して、背面板3及び下部支持板5、上部支持板4が上記のように位置することで、正面板2及び背面板3、各保形板14による一側端が開口した袋体が形成される。
係止片6は、係止片基端辺15で折り曲げられ、係止片基端辺15から背面板3の方向へと延び、下部支持板5の下部支持板スロット10を斜め下方から斜め上方へと貫通する。そして、係止端9は係止片6と接する辺である係止端折り曲げ線16で係止片と鋭角をなすように下方へ折り曲げられてフック構造を形成し、背面板3の係止孔8に係合する。
また、下部支持板5は、下部支持板遊端5aが上部支持板4に接しつつ、下部支持板スロット10内の下部支持板スロット突起11が、係止片6の係止片スロット12に係合する。そして、下部支持板の位置が固定される。この場合の下部支持板遊端5aと上部支持板4との接触及び下部支持板スロット突起11と係止片スロット12との係合は同時に達成が可能なように係止片スロットの係止片6面内での位置は調整されている。また下部支持板遊端突起13は、上部支持板4面内で係止片6が切起されることにより形成された係止片開口17に係合する。
<<第1実施形態の作用効果>>
第1実施形態により、正面板2の下端辺及び上部支持板4の遊端辺を地面に接触させて自立する表示ケースの支持構造が形成される。支持構造の主要部は上部支持板4から連続する係止片6と背面板3との係合により構成される。更に下部支持板5が上部支持板4に接触しつつ、下部支持板スロット上部縁部10aを介して係止片6に接触し下向きの力を加えるため、係止端9と係止孔8との係合がより確実となり解除されにくくなる。また下部支持板スロット上部縁部10aと係止片6が接触する辺に、下部支持板スロット突起11と係止片スロット12を設けて係合構造を形成することで、下部支持板5の空間中での位置が固定される。つまり、下部支持板5は下部支持板遊端5aと上部支持板4との接触と、下部支持板スロット突起11と係止片スロット12との係合が同時に発生する位置に固定される。これにより係止端9と係止孔8との係合が固定され、正面板2と背面板3からなる前面板と、上部支持板4と、下部支持板5と、係止片6との位置関係が固定される。
上記の構成の利点を2点まとめると、一つは係止端9と係止孔8との係合状態が解除され難くなることにより、自立状態に維持する安定性が増す点である。もう一つは支持構造内に係合による固定された交差点を含む筋交い構造を有することに起因する構造の剛性の向上する点である。
更に、本実施形態の表示ケースは、自立状態から収納状態及び収納状態から自立状態への変更が簡単な操作により行うことが可能である。図3に示す自立状態での構造から上部支持板4を背面板3に重ねる方向に近づけると、上部支持板4と背面板3との間の距離が短くなり、下部支持板遊端5aと上部支持板4との接触点が上方に移動する。これにより下部支持板5による係止片6への下向きの押さえが解除され、上部支持板の動きに連動して係止片の遊端辺が背面と接触する位置も上方へとずれる。そして、係止端9と係止孔8との係合が解除される。図4は収納された状態での各板の位置関係を示すために少し背面板3と上部支持板4との距離が離れた構造を示しているが、最終的には背面板と、上部支持板と、下部支持板と、係止片とはおおよそ平行な状態となる。これを収納状態とする。収納状態ではコンパクトな形態をとるため、該表示ケースの保管及び配布時に適している。
逆に、収納状態から自立状態への変更も簡単な操作により行うことが可能である。図4の収納状態から、上部支持板4を背面板3から背部側へと離れる方向に移動させると、上部支持板4と背面板3との間の距離が長くなり、下部支持板遊端5aと上部支持板4との接触点が下方に移動する。同時に下部支持板5による係止片6への下向きの力が加わり、係止片の遊端辺が背面と接触する位置も下方へとずれる。そして上部支持板4と背面板3の距離が一定となったところで係止端9が係止孔8に自動的に係合する。係止端9の先端は収納状態でも係止孔8内に位置するため、係止片6が上部支持板4に付随して後方に移動することにより係止端9が下方に移動し、自動的に係止孔8に係合する。
従って、本考案の実施形態の表示ケースは、予めカレンダ等の表示体を表示ケース1の袋体に収容して収納状態で配布することで、店頭等の使用場所では、上部支持板4を背部方向へ引くだけで自立構造を取ることができる。
また、収納状態から自立状態への形態変更を確実に行うためには、係止端9の長さを長くするとよい。収納状態で係止端9が係止孔8を貫通した状態を維持し、係止端9の先端が係止孔の下側縁部8aよりも下方に位置することができるほどに係止端9を長くする。収納状態から自立状態への形態変更時には、係止端9はその位置から更に下方に移動するのみであるから、係合が確実に達成される。
<<第2実施形態の構成>>
図6は、第2実施形態に係る表示ケースを展開して示す平面図である。
図6に示すように、第2実施形態は第1実施形態を展開して示す図5と一部において異なる。構成における大きな変更点は、第1実施形態では上部支持板4が保形板を介して正面板2の上辺に連続するのに対し、第2実施形態では上部支持板4が背面板3の上辺に連続する点である。また第2実施形態は、正面板2の背面板3と保形板を介して連続する側辺の他方の側辺に保形板を介して連続する横板17と、背面板に形成され、横板17を受容するスリット18と備え、横板17は保形板を介して背部側へ折り曲げられスリット18に受容され固定される。
<<第2実施形態の作用効果>>
第2実施形態の構成とすることで、正面板2及び背面板3、横板17、保形板14により形成される袋体の開口は正面板の上辺に形成される。その他の支持構造等は第1実施形態と同様であり、作用効果も同じである。
上記の実施形態は、本考案の表示ケースの一例であり、本考案はこの形態に限定されるものではない。例えば、本実施形態では、表示ケースの材質にコスト及び環境への配慮の点から紙を使用しているが、樹脂材料等を使用してもよい。また製造効率の点から1枚の紙片を用いて構成しているが、2枚以上の部品を組み合わせて本考案に係る構造を構築してもよい。また本実施形態では、正面板の形状を一般的な形として長方形としているが、三角形や円形等の他の形状等にしてもよい。また本考案の係止片及び係止孔等の支持構造の要部である係合構造を複数個設けてもよい。その他、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
第1実施形態に係る表示ケースの自立状態を示す背部側から見た斜視図である。 第1実施形態に係る表示ケースの自立状態を示す正面側から見た斜視図である。 第1実施形態に係る表示ケースの自立状態を示す縦断面図である。 第1実施形態に係る表示ケースの収納状態を示す縦断面図である。 第1実施形態に係る表示ケースを展開して示す平面図である。 第2実施形態に係る表示ケースを展開して示す平面図である。
符号の説明
1 表示ケース
2 正面板
3 背面板
4 上部支持板
5 下部支持板
6 係止片
8 係止孔
9 係止端
14 保形板
17 横板

Claims (8)

  1. 表示体を後傾状態で支持する表示ケースであって、
    表示体を表出させる窓を備えた正面板と、
    前記正面板の一側辺に連続し、中央部に係止孔を有すると共に、背部側に折り重ねられて前記正面板と相対する背面板と、
    前記正面板の上辺に連続し、背部側下方に折り曲げられる上部支持板と、
    前記正面板の下辺に連続し、前記上部支持板の内側から背部側上方に折り曲げられ、横方向に長い支持板スロットを備えた下部支持板と、
    前記上部支持板から切起され、前記上部支持板に連続する下辺及び遊端部を有する係止片とを有し、
    前記係止片が前記支持板スロットを通過し、前記係止片遊端部が前記背面板の前記係止孔と係合し、前記係止片がスロットの縁部と接することにより、当該表示ケースが、前記正面板及び前記上部支持板の下縁により自立し得るようにしたことを特徴とする表示ケース。
  2. 前記正面板が、その厚み方向に所定の幅を有するように延在する保形板を介して前記背面板と、前記下部支持板と、前記上部支持板とそれぞれ連続することを特徴とする請求項1に記載の表示ケース。
  3. 前記支持板スロットの遊端側の縁部に突起が突設され、
    前記係止片が、前記突起が係合するべき係止片スロットを備え、
    前記係止片スロットと前記突起との係合により、前記下部支持板の前記係止片に対する位置が規制されることを特徴とする請求項1に記載の表示ケース。
  4. 前記下部支持板の遊端辺に突起が突設され、
    前記突起と前記係止片を切起した開口とが係合することを特徴とする請求項1に記載の表示ケース。
  5. 表示体を後傾状態で支持する表示ケースであって、
    表示体を表出させる窓を備えた正面板と、
    前記正面板の一側辺に連続し、中央部に係止孔を有すると共に、背部側に折り重ねられて前記正面板と相対する背面板と、
    前記正面板の他方側辺に連続する横板と、
    前記背面板の上辺に連続し、前記正面板と前記背面板が相対した状態で背部側下方に折り曲げられる上部支持板と、
    前記正面板の下辺に連続し、前記上部支持板の内側から背部側上方に折り曲げられ、横方向に長い支持板スロットを備えた下部支持板と、
    前記上部支持板から切起され、前記上部支持板に連続する下辺及び遊端部を有する係止片とを有し、
    前記係止片が前記支持板スロットを通過し、前記係止片遊端部が前記背面板の前記係止孔と係合し、前記係止片がスロットの縁部と接することにより、当該表示ケースが、前記正面板及び前記上部支持板の下縁により自立し得るようにしたことを特徴とする表示ケース。
  6. 前記正面板が、その厚み方向に所定の幅を有するように延在する保形板を介して前記背面板と、前記下部支持板と、前記横板とそれぞれ連続することを特徴とする請求項5に記載の表示ケース。
  7. 前記支持板スロットの遊端側の縁部に突起が突設され、
    前記係止片が、前記突起が係合するべき係止片スロットを備え、
    前記係止片スロットと前記突起との係合により、前記下部支持板の前記係止片に対する位置が規制されることを特徴とする請求項5に記載の表示ケース。
  8. 前記下部支持板の遊端辺に突起が突設され、
    前記突起と前記係止片を切起した開口とが係合することを特徴とする請求項5に記載の表示ケース。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013010186A (ja) * 2011-06-28 2013-01-17 Moriyama Kasei Kk 掲示用紙収納枠の形成方法
JP2021076662A (ja) * 2019-11-07 2021-05-20 精司 名久井 組み立て式フレーム

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