JP3128411U - ファン取り付け構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ファン取り付け構造において、ファンの騒音を低減させると共に、筐体に対するファンの取り付け作業が容易に行え、作業者の手間を低減させる。
【解決手段】リアパネル21は、バーリング加工により形成された中空部21aを有する円筒状の突起部22を有し、外側には、ファン7を収納したファンカバー3が取り付けられる。ファンカバー3は、取付孔31aを有する。取付孔31aは、ねじ8aの頭が係止される孔34aと、突起部22が嵌合される孔35aとを有する。ファンカバー3の孔35aに突起部22を嵌合させると、孔34a、孔35a、及び中空部21aが貫通する。このとき、突起部22は、完全に孔35aに嵌合されず、突起部22の先端のみが孔35aに嵌合される。そのため、ファンカバー3と、リアパネル21との間にスペース9が空いており、ファンカバー3とリアパネル21とは接しない。
【選択図】図4

Description

本考案は、ファン取り付け構造に関し、特に騒音を低減させると共に、筐体に対するファンカバーの位置決めが容易なファン取り付け構造に関する。
従来から、ハードディスクプレーヤ等の電気機器の内部に設けられた電子部品による発熱を抑制するために、電気機器の筐体にファンを取り付け、このファンを回転させることによって強制的に空気流を生じさせ、発熱を抑制するようにしているものが知られている。ところで、筐体に取り付けられたファンが回転することにより、振動や共振が生じ、これによって騒音が発生するという問題がある。特に、電気機器の筐体のリアパネルにファンカバーをビス固定する場合には、リアパネル側の孔部が突状になってしまうため、ファンカバーが浮き気味になり、振動や共振が大きくなると共に、これらが一定化しないという問題がある。また、ファンを筐体に取り付ける際に、筐体に対するファンの取り付け位置が決められていない場合、ファンを筐体に取り付ける作業が困難であり、作業者の手間がかかるという問題もある。
これに対して、特許文献1は、筐体の取り付け面とファンとの間に所定の間隔を設けることにより、ファンの騒音を低減させることができるファン取り付け構造を開示している。また、特許文献2は、筐体の取り付け面とファンとの間に弾性部材を設け、ファンの振動が筐体に伝達されることを低減させ、騒音を低減させることができるファン取り付け構造を開示している。また、特許文献3は、筐体の取り付け面とファンとの間に略半球状の突起を設け、この突起の先端をファンの取り付け面に当接させることにより、ファンの振動が筐体に伝達されることを低減させ、騒音を低減させることができるファン取り付け構造を開示している。しかし、これらのファン取り付け構造では、ファンの騒音を低減させることはできても、筐体に対するファンの取り付け位置を決めることができず、作業者の手間を低減させることができない。
また、特許文献4は、筐体の取り付け面にバーリング加工を施すことにより突起部を形成し、この突起部とファンの取付孔とを嵌合させることにより、筐体にファンを取り付ける際の取り付け位置を確実に決めることができるファン取り付け構造を開示している。しかし、このファン取り付け構造では、筐体にファンを取り付ける際の作業者の手間を低減させることはできても、筐体とファンとが密接するので、振動や共振を低減できず、ファンによる騒音を低減させることができない。
特開2003−8269号公報 特開2004−47835号公報 特開2006−2707号公報 特開平5−152776号公報
本考案は、上記課題を解決するためになされたものであり、ファンの騒音を低減させることができると共に、筐体に対するファンの取り付け作業が容易に行え、作業者の手間を低減させることができるファン取り付け構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の考案は、空気流を発生させるファンを内部に収納したファンカバーを、電気機器の筐体の取り付け面に取り付けるファン取り付け構造において、前記取り付け面は、バーリング加工により形成された中空部を有する円筒状の突起部を有し、前記ファンカバーは、前記筐体の外側に取り付けられ、前記突起部を嵌合可能な取付孔を有し、前記取付孔に前記突起部を嵌合した後、前記中空部及び該取付孔にねじを螺入することにより前記取り付け面に前記ファンカバーを取り付け、それによって、前記筐体に対する該ファンカバーの位置決めをすることができると共に、該突起部により該ファンカバーと前記筐体との間に隙間を設けたものである。
請求項2の考案は、ファンを内部に収納したファンカバーを、筐体に取り付けるファン取り付け構造において、前記筐体は、バーリング加工により形成された中空部を有する突起部を有し、前記ファンカバーは、前記突起部を嵌合可能な取付孔を有し、前記取付孔に前記突起部を嵌合することにより、前記筐体に前記ファンカバーを取り付けるものである。
請求項3の考案は、請求項2に記載のファン取り付け構造において、前記取付孔に前記突起部を嵌合した後、前記中空部及び該取付孔にねじを螺入することにより、前記筐体に前記ファンカバーを取り付けるものである。
本考案によれば、ファンカバーの取付孔に筐体の突起部を嵌合させるだけで、筐体に対するファンカバーの取り付け位置を容易に決めることができ、筐体にファンを取り付ける際の作業者の手間を低減させることができる。また、取付孔に突起部を嵌合させるので、筐体とファンカバーとの間に隙間ができ、ファンの振動が筐体に伝達しにくく、ファンによる騒音を低減させることができる。また、上記の突起部は、バーリング加工により形成されており、ファンカバー側の取付孔との接合面が平らになるので、ファンの回転により生じる振動や共振を抑制することができる。
また、ファンは、ファンカバーを介して筐体に取り付けられているので、ファンの振動が筐体に伝達しにくく、ファンによる騒音を低減させることができる。
以下、本考案の一実施形態に係るファン取り付け構造について、図1乃至図3を参照して説明する。ここでは、本考案をDVDプレーヤ等の電気機器に適用した場合について説明する。なお、本考案は、以下に記載した実施形態に限られず、例えば、本考案をハードディスクレコーダ等の電気機器に適用したものであってもよい。図1は、DVDプレーヤ1の外観を示し、図2は、DVDプレーヤ1の筐体2のリアパネル(取り付け面)21と、ファン7と、ファンカバー3との分解状態を示し、図3は、ファンカバー3の側断面を示す。
DVDプレーヤ1は、筐体2と、ユーザにより再生等の操作をされる操作部4と、各種情報を表示するための表示部6と、DVD等の記録媒体を装着するための装着部5とを備える。DVDプレーヤ1のリアパネル21の外側には、筐体2の内部に設けられた電子部品(図示せず)による発熱を抑制するため、ファン7を収納したファンカバー3がねじ8a、8bにより取り付けられている。リアパネル21は、バーリング加工により形成された中空部21a、21bを有する円筒状の突起部22(図4参照)を有している。
ファン7は、羽根72を有し、この羽根72を回転させることにより空気流を生じさせ、筐体2内の電子部品による発熱を抑制するものである。また、ファン7は、四隅に、ファン7をファンカバー3の内部32に取り付けるための取付孔71が形成されている。
ファンカバー3は、突起部22を嵌合可能な取付孔31a、31bと、ファン7を内部32に収納するための係止部33とを有する。係止部33は、ファンカバー3の内部32に形成されており、この係止部33をファン7の取付孔71に嵌入して、取付孔71に係止することにより、ファン7を内部32に収納させる。
取付孔31a、31bは、ねじ8a、8bが螺入される孔34a、34bと、突起部22が嵌合される孔35a、35bとを有する。孔34aと孔35a、並びに孔34bと孔35bとはそれぞれ貫通している。
次に、ファンカバー3のリアパネル21への取り付けについて、図4及び図5を参照して説明する。図4は、取付孔35aに突起部22を嵌合した状態の側断面を示し、図5は、取付孔35aに突起部22を嵌合した後、ねじ8aを螺入した状態の側断面を示す。なお、ここでは、取付孔35aに突起部22を嵌合した場合について説明するが、取付孔35bの突起部22への嵌合についても同様の取り付けを行う。
ファンカバー3の孔35aに突起部22を嵌合させると、孔34a、孔35a、及び中空部21aが貫通する。このとき、突起部22は、完全に孔35aに嵌合されず、突起部22の先端のみが孔35aに嵌合される。そのため、ファンカバー3と、リアパネル21との間にスペース(隙間)9が空いており、ファンカバー3とリアパネル21とは接していない。
そして、ねじ8aを、筐体2の内部方向(図4の白抜き矢印方向)に、孔34a、孔35a、及び中空部21aに螺入することにより、ファンカバー3をリアパネル21に取り付ける。このとき、ねじ8aは、そのねじ山81が、孔34a、孔35a、及び中空部21aの縁を切りながら螺入される。
上述したように、本考案によれば、ファンカバー3の取付孔31a、31bに筐体2の突起部22を嵌合させるだけで、筐体2に対するファンカバー3の取り付け位置を容易に決めることができ、筐体2にファンカバー3及びファン7を取り付ける際の作業者の手間を低減させることができる。また、取付孔31a、31bに突起部22を嵌合させるので、筐体2とファンカバー3との間にスペース9ができ、ファン7の振動が筐体2に伝達しにくく、ファン7による騒音を低減させることができる。
突起部22は、バーリング加工により形成されており、ファンカバー3側の取付孔31a、31bとの接合面が平らになるので、ファンの回転により生じる振動や共振を抑制することができる。また、ファン7は、ファンカバー3を介して筐体2に取り付けられているので、ファン7の振動が筐体2に伝達しにくく、ファン7による騒音を低減させることができる。
なお、本考案は、上記実施形態の構成に限られず、考案の趣旨を変更しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、ファンカバー3とリアパネル21との取り付けは、2つの取付孔35a、35bにそれぞれ突起部22を嵌合させるものを示したが、これに限られず、ファンカバーの取付孔が1つ又は3つ以上あり、それぞれにリアパネルの突起部を嵌合させるものであってもよい。
本考案の一実施形態に係るファン取り付け構造を備えたDVDプレーヤを示す斜視図。 上記DVDプレーヤのリアパネル、ファン、及びファンカバーの分解状態を示す分解斜視図。 上記ファンカバーの側断面図。 上記ファンカバーと、リアパネルとを嵌合した状態を示す側断面図。 上記ファンカバーと、リアパネルとを嵌合した後、ねじを螺入した状態を示す側断面図。
符号の説明
1 DVDプレーヤ(電気機器)
2 筐体
3 ファンカバー
7 ファン
8a ねじ
8b ねじ
9 スペース(隙間)
21 リアパネル(取り付け面)
21a 取付孔
21b 取付孔
22 突起部
34a 中空部
34b 中空部

Claims (3)

  1. 空気流を発生させるファンを内部に収納したファンカバーを、電気機器の筐体の取り付け面に取り付けるファン取り付け構造において、
    前記取り付け面は、バーリング加工により形成された中空部を有する円筒状の突起部を有し、
    前記ファンカバーは、前記筐体の外側に取り付けられ、前記突起部を嵌合可能な取付孔を有し、
    前記取付孔に前記突起部を嵌合した後、前記中空部及び該取付孔にねじを螺入することにより前記取り付け面に前記ファンカバーを取り付け、それによって、前記筐体に対する該ファンカバーの位置決めをすることができると共に、該突起部により該ファンカバーと前記筐体との間に隙間を設けたことを特徴とするファン取り付け構造。
  2. ファンを内部に収納したファンカバーを、筐体に取り付けるファン取り付け構造において、
    前記筐体は、バーリング加工により形成された中空部を有する突起部を有し、
    前記ファンカバーは、前記突起部を嵌合可能な取付孔を有し、
    前記取付孔に前記突起部を嵌合することにより、前記筐体に前記ファンカバーを取り付けることを特徴とするファン取り付け構造。
  3. 前記取付孔に前記突起部を嵌合した後、前記中空部及び該取付孔にねじを螺入することにより、前記筐体に前記ファンカバーを取り付けることを特徴とする請求項2に記載のファン取り付け構造。
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