JP3712545B2 - 電子情報機器及び電子機器ユニット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電子情報機器及び電子機器ユニットに係り、特に内部に電子機器ユニットが組み込まれている構成の電子情報機器、及び電子情報機器に組み込まれる電子機器ユニットに関する。
デスクトップパソコンの普及に伴い、デスクトップパソコンがオフィス及び学校の他に一般家庭でも使用されるようになって来ている。このため、デスクトップパソコンに対しては、ユーザがデスクトップパソコンを利用する環境を配慮した構成が要望されている。音の問題もその一つである。特に、一般家庭で深夜等周りが静かな環境でデスクトップパソコンを使用した場合に、デスクトップパソコンから出る騒音に不満をいだくユーザが増えている。
【0002】
また、ハードディスク装置は、ハードディスクの回転数を上げ、ヘッドアームの回動する速度を上げて、アクセスの性能の向上が図られており、これに伴って、ハードディスク装置から発生するアクセス動作音も大きくなる傾向にある。
よって、デスクトップパソコンにあっては、ハードディスク装置から発生するアクセス動作音が外に漏れ難くして静音化することが求められている。
【0003】
また、デスクトップパソコンは、ハードディスク装置の組み込み及び保守がし易い構成であることが望ましい。
【0004】
【従来の技術】
図1は従来の1例のデスクトップパソコン10のうちハードディスク装置11が組み込まれている部分を示す。
デスクトップパソコン本体12には、その底板13の上面に、ハードディスク装置収容部14が設けてある。ハードディスク装置収容部14は、上側が開口である箱形状であり、底面にシートシンク15が設けてあり、且つ、一側の内側面側に吸音シート16が設けてある。
【0005】
ハードディスク装置11は、ハードディスク装置収容部14内に収容されて組み込まれており、更に、吸音シート17、18がハードディスク装置11を覆うように設けてあり、更に、カバー19が吸音シート17、18の上からハードディスク装置11を覆うように設けてある。
ハードディスク装置11は、これを囲む吸音シート16、17、18によってアクセス動作音が外に漏れ難くなっている。またハードディスク装置11で発生する熱は、主にシートシンク15を通ってデスクトップパソコン本体12の底板13から外部に放熱されるようになっている。
【0006】
このように、デスクトップパソコン10は、ハードディスク装置11がデスクトップパソコン本体12内に組み込まれて始めて、ハードディスク装置11のアクセス動作音が外部に漏れ難くなる構造となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
図1のデスクトップパソコン10は、ハードディスク装置11をデスクトップパソコン本体12内に組み込んだ後に、このハードディスク装置11を覆うように吸音シート17、18を設け、更にカバー19を取り付けた構造であるため、ハードディスク装置11をデスクトップパソコン本体12内に組み込んだ後にも作業が必要となり、デスクトップパソコン10の組み立て作業性を悪くしていた。また、デスクトップパソコン10をハードディスク装置11について保守する作業を行う場合には、ハードディスク装置11をデスクトップパソコン10から取り外す前に、カバー19を取り外す作業、及び吸音シート17、18を取り外す作業が必要となり、ハードディスク装置11の保守作業がしにくかった。
【0008】
また、ハードディスク装置収容部14及びカバー19は、デスクトップパソコン10専用のものであり、デスクトップパソコンの機種が相違すれば上記のハードディスク装置収容部14及びカバー19は使用出来ず、ハードディスク装置収容部はデスクトップパソコンの機種毎に設計する必要があった。
そこで、本発明は上記課題を解決した電子情報機器及び電子機器ユニットを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、電子機器ユニットが内部に組み込まれている電子情報機器において、
前記電子機器ユニットは、電子機器ユニット本体が、該電子機器ユニット本体が発生する熱を外部に伝導する熱伝導部材及び該電子機器ユニット本体が発生する音を吸収する吸音部材と共に、音を遮蔽する遮音ケース内に収まっており、該熱伝導部材の一部が該遮音ケースの外部に出ている構成であり、
前記電子機器ユニットが、前記熱伝導部材のうち前記遮音ケースの外部に出ている部分を上記電子情報機器に取り付ける構成としたものである。
【0010】
電子機器ユニットは、静音化する構造と放熱する構造とが組み込まれた状態でユニット化されており、汎用性を有する構成である。よって、電子機器ユニットは、複数の機種の電子情報機器に適用が可能となり、各機種の電子情報機器の製造コストを安価にすることが可能となる。
また、電子機器ユニットが1つのユニットとして電子情報機器へ取り付けることが可能となり、これによって、電子情報機器の組み立て作業がし易くなる。また、電子機器ユニットの保守及び修理もし易くなる。
【0011】
請求項2の発明は、該電子情報機器は、熱伝導部材で形成されており該電子機器ユニットが収まる大きさの電子機器ユニット取り付け部を有し、
前記電子機器ユニットが、前記電子機器ユニット取り付け部に収まって、且つ、前記遮音ケースの外部に出ている熱伝導部材部分を前記電子機器ユニット取り付け部に取り外し可能に固定されて前記電子情報機器に取り付けられている構成としたものである。
【0012】
各機種の電子情報機器は、電子機器ユニットの取り付けが可能な構造となる。
請求項3の発明は、前記電子機器ユニットは、つかみしろ分が該電子機器ユニット取り付け部から突き出した状態で、該電子機器ユニット取り付け部に収まっている構成としたものである。
作業者は電子機器ユニットをそのつかみしろをつかんで取り扱うことが可能となり、よって、電子機器ユニットの電子機器ユニット取り付け部へ取り付ける作業及び電子機器ユニットを電子機器ユニット取り付け部から取り外す作業が作業性良くなされる。
【0013】
請求項4の発明は、前記電子機器ユニット取り付け部は金属板製の熱伝導部材でありグランド電位となっており、
前記電子機器ユニットの熱伝導部材は、金属板製の部材であり、前記電子機器本体のグランド端子として機能する構成としたものである。
熱伝導部材がグランド端子として機能するため、グランド端子を特別に設けなくても済むようになる。
【0014】
請求項5の発明は、電子機器本体が、該電子機器本体が発生する熱を外部に伝導する熱伝導部材及び該電子機器本体が発生する音を吸収する吸音部材と共に、音を遮蔽する遮音ケース内に収まっており、該熱伝導部材の一部が該遮音ケースの外部に出ている構成としたものである。
この構成は、電子機器ユニットを、静音化する構造と放熱する構造とが組み込まれた状態でユニット化されたものとする。
【0015】
請求項6の発明は、前記熱伝導部材は、金属板製の部材であり、前記電子機器本体のグランド端子として機能する構成としたものである。
熱伝導部材がグランド端子として機能するため、グランド端子を特別に設けなくても済むようになる。
請求項7の発明は、前記熱伝導部材は、前記電子機器本体の下面に接している下側熱伝導部材と前記電子機器本体の上面に接している上側熱伝導部材とよりなる構成としたものである。
【0016】
下側熱伝導部材と上側熱伝導部材とを設けたことによって、電子機器ユニット本体の熱を電子機器ユニットの外部へ逃がす経路が2つとなり、放熱効果が高くなる。
請求項8の発明は、前記下側熱伝導部材のうち該遮音ケースの外部に出ている部分と、上記上側熱伝導部材のうち該遮音ケースの外部に出ている部分とが嵌合している構成としたものである。
【0017】
下側熱伝導部材と上側熱伝導部材とが嵌合していることによって、下側熱伝導部材と上側熱伝導部材とが互いに拘束されて位置ずれをおこさないようになる。請求項9の発明は、電子情報機器に組み込まれて使用される取り外し可能な電子情報機器の電子機器ユニットにおいて、
電子機器本体が、該電子機器本体が発生する熱を外部に伝導する熱伝導部材及び該電子機器本体が発生する音を吸収する吸音部材と共に、音を遮蔽する遮音ケース内に収まっており、該熱伝導部材の一部が該遮音ケースの外部に出ている構成であり、
前記遮音ケースの外部に出ている熱伝導部材に前記電子情報機器と取り外し可能に固定する手段を設けた構成としたものである。
【0018】
遮音ケースの外部に出ている熱伝導部材に電子情報機器と取り外し可能に固定する手段を設けた構成は、電子機器ユニットをその電子機器本体の熱を外部に放熱できる状態で電子情報機器に取り付けることが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
図2(A),(B)は本発明の一実施例になる電子情報機器30を示す。電子情報機器30は、液晶ディスプレイ一体型ディスクトップパソコンであり、本体31と、本体31の前面側の液晶表示部32とよりなる。X1,X2は電子情報機器30の幅方向、Y1,Y2は奥行き方向、Z1,Z2は高さ方向である。
【0020】
本体31の内部のうち底の近くには、ハードディスク装置取り付け部33が設けてある。ハードディスク装置取り付け部33は、図3(A),(B)に併せて示すように、金属底板34と金属上板35と金属側面板36、37とによって囲まれている直方体形状の空間であって、後述するハードディスク装置のサイズに対応した大きさである。金属側面板36には、ねじが通されるねじ止め用の穴36a,36bが形成してある。金属上板35には、二つの開口35a,35bが形成してある。ハードディスク装置取り付け部33は、電子情報機器30のグランド電位となっている。ハードディスク装置取り付け部33内にハードディスク装置40が収容されて組み込まれている。
【0021】
次に、上記の電子情報機器30に組み込んであるハードディスク装置40について説明する。
先ず、概略的に説明する。ハードディスク装置40は、図4乃至図7に示すように、ハードディスク装置本体41が、その下面に下側熱伝導板42が密着され、上面に上側熱伝導板43が密着され、且つ、吸音シート44が下側熱伝導板42及び上側熱伝導板43の外側から巻いて包んでおり、これが、下側カバー45と上側ケース46とよりなる遮音ケース47の内部に収容されている構成である。
【0022】
図5に示すように、ハードディスク装置本体41は、通常のハードディスク装置本体であり、内部に、ハードディスク41a,ヘッドアクチュエータ41bを有する構造であり、ケースは金属製である。
次に、吸音シート44、遮音ケース47、下側熱伝導板42、上側熱伝導板43の機能及び構成にについて説明する。
【0023】
吸音シート44は、ハードディスク装置本体41で発生したアクセス音を減衰させて静音化する機能を有する。遮音ケース47は吸音シート44がハードディスク装置本体41を包むように押さえると共に、ハードディスク装置本体41を密閉して、ハードディスク装置本体41で発生したアクセス音が外部に漏れにくいようにして静音化する機能を有する。
【0024】
下側熱伝導板42は、ハードディスク装置本体41の底面41cの熱をハードディスク装置40の外部にまで速やかに熱伝導させる機能を有する。
上側熱伝導板43は、ハードディスク装置本体41の上面41dの熱をハードディスク装置40の外部にまで速やかに熱伝導させる機能を有する。
下側熱伝導板42は、アルミニウム製であり、ハードディスク装置本体41の底面41cにねじ50、51で固定してあり、ハードディスク装置本体41の底面41cの周囲寄りの部分に確実に密着してある。よって、ハードディスク装置本体41の底面41cと下側熱伝導板42との間の熱抵抗は低くなっており、且つ、下側熱伝導板42とハードディスク装置本体41との電気的接続も確実になされている。下側熱伝導板42のX1方向端のZ1方向への折り曲げ部42aは下側カバー45の切り欠き部45aを通って遮音ケース47の外に出ている。この折り曲げ部42aには、2つの爪42b,42cが形成してあり、且つ、ねじ孔42fを有する。また、下側熱伝導板42は、折り曲げ部42aの近くの部分から少し幅広となっており、段部42d,42eが形成してある。この段部42d,42eが下側カバー45の内側に係止されて、下側熱伝導板42は遮音ケース47からX1方向に抜け出すことを制限されている。また、下側熱伝導板42の中央部分は、周囲の部分から少し凹んでいる。ハードディスク装置本体41の内部に組み込まれている電子部品の端子の一部が底面41c側に突き出している場合があり、この突き出している端子を接触しないようにするためである。
【0025】
上側熱伝導板43は、アルミニウム製であり、上側ケース46のスリット46bを通して遮音ケース47内に挿入されており、ハードディスク装置本体41の上面41dに押し付けられて上面41dの全面に密着してある。この押し付け力は、後述するように吸音シート44の弾性力によって得ている。上側熱伝導板43は、X1方向端にZ2方向への折り曲げ部43aを有する。この折り曲げ部43aには、2つのブリッジ部43b,43cと1つのねじ孔43fとが形成してある。ブリッジ部43b,43cは、X2方向に切り起こして形成してあり、上記の爪42b,42cと対応した位置にあり、爪42b,42cが丁度嵌合する大きさである。
【0026】
下側カバー45と上側ケース46とが組み合わされた状態で、図8に示すように、爪42b,42cが対応するブリッジ部43b,43cに嵌合している。これによって、上側熱伝導板43が拘束され、上側熱伝導板43と下側熱伝導板42とが位置ずれをおこさないようになっている。
上側ケース46は、ABS樹脂製であり、四角形の箱形状であり、X1方向側の側板のうち天板部46d寄りの部位にスリット46aを有し、周囲の側板の下端縁近くの外周面にフランジ46bを有し、Y1,Y2側の側板の外側面に2つずつ爪部46cを有し、且つ、天板部46dの上面に、取外し用リブ46e,46f、ストッパリブ46g,固定用爪46h,46iが形成してある。
【0027】
下側カバー45は、ABS樹脂製であり、X1方向側に切り欠き部45a、X2方向側に電線引出し用切り欠き部45bを有し、Y1,Y2側の辺に2つずつフック45cを有する。
下側カバー45と上側ケース46とは、下側カバー45が上側ケース46の外側に嵌合し、4つのフック45cが対応する爪部46cを係止して結合してあり、遮音ケース47が形成してある。下側カバー45の周囲の淵がフランジ46bに当たっており、遮音ケース47は密封度が高められている。
【0028】
吸音シート44は、ポリウレタン製であり、ハードディスク装置本体41を下側熱伝導板42及び上側熱伝導板43の外側から巻いて包んでおり、図4及び図5に示すように、下側熱伝導板42と下側カバー45との間を占めるシート部分44aと、上側熱伝導板43と上側ケース46の天板部46dとの間を占めるシート部分44bと、ハードディスク装置本体41の側面と上側ケース46の側面板との間を占めるシート部分44c、44dとよりなる。
【0029】
52はフレキシブルケーブルであり、先端のコネクタがハードディスク装置本体41のX2方向端のコネクタに接続してあり、ハードディスク装置本体41よりX2方向に引き出されており、切り欠き部45bを通ってハードディスク装置40の外に延びている。
以上が、ハードディスク装置40の構成である。
【0030】
ハードディスク装置40は、一つのユニットとして取り扱うことが可能である構造であり、吸音シート44と遮音ケース47とによって静音化されており、且つ、下側熱伝導板42と上側熱伝導板43とによってハードディスク装置本体41内で発生した熱を遮音ケース47の外側に円滑に導き出させるようになっている。
【0031】
このハードディスク装置40は、図3(A),(B)に示すように、水平の姿勢で、Y2方向に、ハードディスク装置取り付け部33内にストッパリブ46gが金属上板35のY1方向の縁35cに当たる位置まで挿入し、ストッパリブ46gが金属上板35の縁35cに当たり、固定用爪46h,46iが開口35a,35bに係合した状態で取り付けられ、更には、金属側面板36の外側面からねじ53、54をねじ止め用の穴36a,36bを通しねじ孔43f、42fに螺合させて締めることによってハードディスク装置取り付け部33内に取り付けてある。下側熱伝導板42の折り曲げ部42a及び上側熱伝導板43の折り曲げ部43aが、金属側面板36の内側面に密着してある。
【0032】
これによって、電子情報機器30は、例えば、一般家庭で深夜等周りが静かな環境で使用した場合にも、ハードディスク装置本体41が発生するアクセス動作音が気にならない程度に静音化されている。よって、電子情報機器30は周りが静かな環境でも周りを気にせずに使用することが可能である。
また、ハードディスク装置本体41が発生した熱は、図6中、符号100で示すように、下側熱伝導板42と上側熱伝導板43との二つの経路で、遮音ケース47の外側に導き出されて、金属側面板36に伝導され、金属側面板36の表面から空気中に放熱される。よって、ハードディスク装置本体41は遮音ケース47内に密封されているけれども、ハードディスク装置本体41内で発生した熱は外部に効率よく放熱され、ハードディスク装置本体41は支障なく動作し続ける。
【0033】
また、ハードディスク装置本体41は下側熱伝導板42にねじ止めしてあり、下側熱伝導板42は金属側面板36にねじ止めしてあるため、電子情報機器30に強い衝撃が作用した場合にも、ハードディスク装置本体41が遮音ケース47内で動いてしまう不都合は起きない。
また、下側熱伝導板42はハードディスク装置本体41のグランド端子としての役割も有しており、ハードディスク装置本体41の筐体は、ねじ止めしてある下側熱伝導板42を通して金属側面板36と同じ電位、即ち、グランド電位とされている。よって、この点からも、ハードディスク装置本体41は支障なく動作する。また、下側熱伝導板42がグランド端子として機能するため、グランド端子を特別に設けなくても済み、また、グランド端子の接続を別途行う必要もなく、電子情報機器30の組み立て作業はその分簡単となる。
【0034】
なお、図3(B)に示すように、ハードディスク装置40は、符号40aで示す部分がハードディスク装置取り付け部33からY1方向に突き出している。符号40aで示す部分は作業者が手でハードディスク装置40をつかむつかみしろとして利用されるためのものである。このつかみしろ40aが存在することによって、ハードディスク装置40の電子情報機器30への取り付け、取外しが簡単となる。
【0035】
次に、電子情報機器30のうちハードディスク装置40の部分の組み立て及びハードディスク装置本体41の保守、修理について説明する。
ハードディスク装置40は、一つのユニットとして取り扱うことが可能である構造であるため、ユニットとしての着脱が可能である。
電子情報機器30のハードディスク装置40の部分を組み立てるときには、作業者が、ハードディスク装置40をそのつかみしろ40aをつかみ、図2(A),(B)に示すように、水平の姿勢で、Y2方向に、ハードディスク装置取り付け部33内にストッパリブ46gが金属上板35のY1方向の縁35cに当たる位置まで挿入し、次いで、金属側面板36の外側面からねじ53、54をねじ止め用の穴36a,36bを通しねじ孔43f、42fに螺合させて締めることによってハードディスク装置取り付け部33内に取り付けられる。よって、ハードディスク装置40の取り付け作業は作業性良くなされる。これによって、電子情報機器30の組み立て作業は作業性良くなされる。
【0036】
ハードディスク装置本体41の保守、修理は、作業者が、電子情報機器30の裏カバーを取外し、ねじ53、54を外し、固定用爪46h,46iを押し込み、指先を取外し用リブ46e,46fに引っかけて、手でつかみしろ40aをつかみ、Y1方向に引いて、ハードディスク装置40をハードディスク装置取り付け部33から取外し、別のハードディスク装置40を上記とは逆の操作でハードディスク装置取り付け部33に取り付けることによって、作業性良くなされる。
【0037】
上記の作業によって、ハードディスク装置本体41が新しいハードディスク装置本体と交換される。
次に、上記のハードディスク装置40の組み立てについて説明する。
ハードディスク装置40の組み立ては、上側ケース46を上下反転した向きで下側の位置に配置し、図4に示す姿勢とは上下反転させた姿勢で、下から順に組み立てることによって行う。
【0038】
先ず、図9(A),(B)の下側の部分に示すように、ハードディスク装置本体41を包む長さの吸音シート44を用意し、上側ケース46を上下反転した向きとし、この内側に沿って吸音シート44をその一端側から接着し、上側熱伝導板43を上側ケース46のスリット46bを通して上側ケース46内であって、吸音シート44の上側に挿入する。
【0039】
次いで、下側熱伝導板42がねじ50、51によって固定してあるハードディスク装置本体41を、上下反転した姿勢で上側ケース46内に収める。この際、下側熱伝導板42の爪42b,42cが上側熱伝導板43のブリッジ部43b,43c内に嵌合する。
次いで、上側ケース46より上に延びている吸音シート44を図10に示すように折り曲げて下側熱伝導板42を覆うようにし、この状態で、下側カバー45を上側ケース46の上側を塞ぐように取り付ける。下側カバー45は下向きに押し付けるだけで、爪部46cがフック45cと係止されて、下側カバー45が取り付けられる。
【0040】
ハードディスク装置40は、一つのユニットとして取り扱われ、運搬時等衝撃を受けることが考えられる。ハードディスク装置40は、以下に述べるように、このことを考慮した構成となっている。
下側熱伝導板42は段部42d,42eが下側カバー45の内側に係止されて、遮音ケース47から抜け出ないようになっており、且つ、上側熱伝導板43も下側熱伝導板42の一部と係合されており遮音ケース47から抜け出ないようになっている。よって、組み立てたハードディスク装置40の運搬中に、下側熱伝導板42及び上側熱伝導板43が遮音ケース47から抜け出たりする不都合は起きない。また、ハードディスク装置本体41は下側熱伝導板42にねじ止めしてあり、下側熱伝導板42は遮音ケース47に対して動かないようになっているため、組み立てたハードディスク装置40の運搬中に振動が加わっても、ハードディスク装置本体41が遮音ケース47内で動いてしまう不都合は起きない。
【0041】
また、ハードディスク装置40は、静音化する構造と放熱する構造とが組み込まれた状態でユニット化されているため、電子情報機器についてみると、各機種ごとに、ハードディスク装置取り付け部の構造を変える必要はなく、複数の機種の電子情報機器について、ハードディスク装置取り付け部を同じ構成とすることが出来る。よって、この点でも、各機種の電子情報機器の製造コストを安価にできる。即ち、ハードディスク装置40は汎用性を有する構成である。
【0042】
図11は本発明のCD−ROM装置60を示す。CD−ROM装置60は、CD−ROM装置本体61の上面に熱伝導板62が固定してあり、熱伝導板付きのCD−ROM装置本体61が、その上面側の吸音シート63及び下面側の吸音シート64と共に、上側ケース65と下側カバー66とよりなる遮音ケース67内に組み込まれている構造である。熱伝導板62の一端側の上方への折り曲げ部62aは、遮音ケース67より後方に突き出ている。この折り曲げ部62aにねじ孔62bが形成してある。CD−ROM装置本体61の操作面61aは、遮音ケース67の前面に突き出ている。
【0043】
CD−ROM装置60は、ねじ孔62bにねじ込まれたねじによって、電子情報機器にねじ止めされて取り付けられる。
なお、本発明は、ハードディスク装置、CD−ROM装置以外のディスク装置にも適用可能である。
以上の説明に関して更に以下の項を開示する。
【0044】
請求項1の発明は、ディスク装置が内部に組み込まれている情報処理装置において、
上記ディスク装置は、ディスク装置本体が、該ディスク装置本体が発生する熱を外部に伝導する熱伝導部材及び該ディスク装置本体が発生する音を吸収する吸音部材と共に、音を外部に漏れにくくする遮音ケース内に収まっており、該熱伝導部材の一部が該遮音ケースの外部に出ている構成であり、
該ディスク装置が、上記熱伝導部材のうち該遮音ケースの外部に出ている部分を上記情報処理装置に取り付けられて上記情報処理装置の内部に組み込まれている構成したものである。
【0045】
ディスク装置は、静音化する構造と放熱する構造とが組み込まれた状態でユニット化されており、汎用性を有する構成である。よって、ディスク装置は、複数の機種の情報処理装置に適用が可能となり、各機種の情報処理装置の製造コストを安価にすることが可能となる。
また、ディスク装置が1つのユニットとして情報処理装置へ取り付けることが可能となり、これによって、情報処理装置の組み立て作業がし易くなる。また、ディスク装置の保守及び修理もし易くなる。
【0046】
請求項2の発明は、該情報処理装置は、金属板でもって形成されており該ディスク装置が収まる大きさのディスク装置取り付け部を有し、
該ディスク装置が、該ディスク装置取り付け部に収まって、且つ、上記熱伝導部材のうち該遮音ケースの外部に出ている部分を上記ディスク装置取り付け部にねじ止めされて上記情報処理装置に取り付けられている構成としたものである。
【0047】
各機種の情報処理装置は、ねじ止め用の穴の位置を適宜決めるだけで、ディスク装置の取り付けが可能な構造となる。
請求項3の発明は、ディスク装置は、つかみしろ分が該ディスク装置取り付け部から突き出した状態で、該ディスク装置取り付け部に収まっている構成としたものである。
【0048】
作業者はディスク装置をそのつかみしろをつかんで取り扱うことが可能となり、よって、ディスク装置のディスク装置取り付け部へ取り付ける作業及びディスク装置をディスク装置取り付け部から取り外す作業が作業性良くなされる。
請求項4の発明は、該情報処理装置の上記ディスク装置取り付け部はグランド電位となっており、
該ディスク装置の熱伝導部材は、金属板製の部材であり、上記ディスク装置本体のグランド端子として機能する構成としたものである。
【0049】
熱伝導部材がグランド端子として機能するため、グランド端子を特別に設けなくても済むようになる。
請求項5の発明は、ディスク装置本体が、該ディスク装置本体が発生する熱を外部に伝導する熱伝導部材及び該ディスク装置本体が発生する音を吸収する吸音部材と共に、音を外部に漏れにくくする遮音ケース内に収まっており、該熱伝導部材の一部が該遮音ケースの外部に出ている構成としたものである。
【0050】
この構成は、ディスク装置を、静音化する構造と放熱する構造とが組み込まれた状態でユニット化されたものとする。
請求項6の発明は、該熱伝導部材は、金属板製の部材であり、上記ディスク装置本体のグランド端子として機能する構成としたものである。
熱伝導部材がグランド端子として機能するため、グランド端子を特別に設けなくても済むようになる。
【0051】
請求項7の発明は、該熱伝導部材は、上記ディスク装置本体とねじ止めしてある構成としたものである。
ねじ止めは、熱伝導部材のディスク装置本体への密着を確実にする。
請求項8の発明は、熱伝導部材は、上記ディスク装置本体の下面に接している下側熱伝導部材と該ディスク装置本体の上面に接している上側熱伝導部材とよりなる構成としたものである。
【0052】
下側熱伝導部材と上側熱伝導部材とを設けたことによって、ディスク装置本体の熱をディスク装置の外部へ逃がす経路が2つとなり、放熱効果が高くなる。
請求項9の発明は、上記下側熱伝導部材のうち該遮音ケースの外部に出ている部分と、上記上側熱伝導部材のうち該遮音ケースの外部に出ている部分とが嵌合している構成としたものである。
【0053】
下側熱伝導部材と上側熱伝導部材とが嵌合していることによって、下側熱伝導部材と上側熱伝導部材とが互いに拘束されて位置ずれをおこさないようになる。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、電子機器ユニットが内部に組み込まれている電子情報機器において、前記電子機器ユニットは、電子機器ユニット本体が、該電子機器ユニット本体が発生する熱を外部に伝導する熱伝導部材及び該電子機器ユニット本体が発生する音を吸収する吸音部材と共に、音を遮蔽する遮音ケース内に収まっており、該熱伝導部材の一部が該遮音ケースの外部に出ている構成であり、前記電子機器ユニットが、前記熱伝導部材のうち前記遮音ケースの外部に出ている部分を上記電子情報機器に取り付ける構成であるため、電子機器ユニットは、静音化する構造と放熱する構造とが組み込まれた状態でユニット化されており、よって、各機種ごとに、電子機器ユニット取り付け部の構造を変える必要はなく、複数の機種の電子情報機器について、電子機器ユニット取り付け部を同じ構成とすることが出来る。よって、各機種の電子情報機器の製造コストを安価に出来る。また、電子機器ユニットが1つのユニットとして電子情報機器へ取り付けることが可能となり、これによって、電子情報機器の組み立て作業がし易くなる。また、電子機器ユニットの保守及び修理もし易くなる。よって、組み立て作業がし易く、且つ、電子機器ユニットの保守及び修理もし易い、電子情報機器を実現出来る。
【0055】
請求項2の発明は、該電子情報機器は、熱伝導部材で形成されており該電子機器ユニットが収まる大きさの電子機器ユニット取り付け部を有し、前記電子機器ユニットが、前記電子機器ユニット取り付け部に収まって、且つ、前記遮音ケースの外部に出ている熱伝導部材部分を前記電子機器ユニット取り付け部に取り外し可能に固定されて前記電子情報機器に取り付けられている構成としたものであるため、各機種の電子情報機器は電子機器ユニットの取り付けが可能な構造に出来、各機種の電子情報機器の製造コストを安価に出来る。
【0056】
請求項3の発明は、前記電子機器ユニットは、つかみしろ分が該電子機器ユニット取り付け部から突き出した状態で、該電子機器ユニット取り付け部に収まっている構成としたものであるため、作業者は電子機器ユニットをそのつかみしろをつかんで取り扱うことが可能となり、よって、電子機器ユニットの電子機器ユニット取り付け部へ取り付ける作業及び電子機器ユニットを電子機器ユニット取り付け部から取り外す作業を作業性良く行うことが出来る。
【0057】
請求項4の発明は、前記電子機器ユニット取り付け部は金属板製の熱伝導部材でありグランド電位となっており、前記電子機器ユニットの熱伝導部材は、金属板製の部材であり、前記電子機器本体のグランド端子として機能する構成であり、熱伝導部材がグランド端子として機能するため、グランド端子を特別に設けなくても済むようになり、構成を簡単に出来、且つ、グランド端子の接続作業が不要となり、電子機器ユニットを電子機器ユニット取り付け部へ取り付ける作業を簡単に出来る。
【0058】
請求項5の発明は、電子機器本体が、該電子機器本体が発生する熱を外部に伝導する熱伝導部材及び該電子機器本体が発生する音を吸収する吸音部材と共に、音を遮蔽する遮音ケース内に収まっており、該熱伝導部材の一部が該遮音ケースの外部に出ている構成としたものであるため、電子機器ユニットを、静音化する構造と放熱する構造とが組み込まれた状態でユニット化されたものなり、複数の機種の電子情報機器に取り付けることが可能であり、汎用性の高い電子機器ユニットを実現出来る。
【0059】
請求項6の発明は、前記熱伝導部材は、金属板製の部材であり、前記電子機器本体のグランド端子として機能する構成としたものであり、熱伝導部材がグランド端子として機能するため、グランド端子を特別に設けなくても済むように出来る。
請求項7の発明は、前記熱伝導部材は、前記電子機器本体の下面に接している下側熱伝導部材と前記電子機器本体の上面に接している上側熱伝導部材とよりなる構成であり、下側熱伝導部材と上側熱伝導部材とを設けたことによって、電子機器ユニット本体の熱を電子機器ユニットの外部へ逃がす経路が2つとなり、放熱効果が高くなる。
【0060】
請求項8の発明は、前記下側熱伝導部材のうち該遮音ケースの外部に出ている部分と、上記上側熱伝導部材のうち該遮音ケースの外部に出ている部分とが嵌合している構成としたものであるため、下側熱伝導部材と上側熱伝導部材とが嵌合していることによって、下側熱伝導部材と上側熱伝導部材とが互いに拘束されて位置ずれをおこさないように出来、電子機器ユニットの取り扱いを安心して行うことが出来る。
【0061】
請求項9の発明は、電子情報機器に組み込まれて使用される取り外し可能な電子情報機器の電子機器ユニットにおいて、電子機器本体が、該電子機器本体が発生する熱を外部に伝導する熱伝導部材及び該電子機器本体が発生する音を吸収する吸音部材と共に、音を遮蔽する遮音ケース内に収まっており、該熱伝導部材の一部が該遮音ケースの外部に出ている構成であり、 前記遮音ケースの外部に出ている熱伝導部材に前記電子情報機器と取り外し可能に固定する手段を設けた構成としたものであるため、遮音ケースの外部に出ている熱伝導部材に電子情報機器と取り外し可能に固定する手段を設けた構成は、電子機器ユニットをその電子機器本体の熱を外部に放熱できる状態で電子情報機器に取り付けることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例を示す図である。
【図2】本発明の一実施例になる電子情報機器を示す図である。
【図3】図2の電子情報機器へのハードディスク装置の取り付け状態を示す図である。
【図4】本発明の一実施例になるハードディスク装置を示す斜視図である。
【図5】図4のハードディスク装置の分解斜視図である。
【図6】図4中、VI−VI線を含む垂直面で切断したハードディスク装置の断面図である。
【図7】図4中、VII-VII 線を含む垂直面で切断したハードディスク装置の断面図である。
【図8】上側熱伝導板と下側熱伝導板との組み合わせを示す図である。
【図9】ハードディスク装置の組み立てを説明する図である。
【図10】ハードディスク装置の組み立てを説明する図である。
【図11】本発明の一実施例になるCD−ROM装置を示す図である。
【符号の説明】
30 電子情報機器
31 本体
32 液晶表示部
33 ハードディスク装置取り付け部
36 金属側面板
36a,36b ねじ止め用の穴
40 ハードディスク装置
41 ハードディスク装置本体
42 下側熱伝導板
43 上側熱伝導板
44 吸音シート
45 下側カバー
46 上側ケース
47 遮音ケース
50、51、53、54 ねじ

Claims (9)

  1. 電子機器ユニットが内部に組み込まれている電子情報機器において、
    前記電子機器ユニットは、電子機器ユニット本体が、該電子機器ユニット本体が発生する熱を外部に伝導する熱伝導部材及び該電子機器ユニット本体が発生する音を吸収する吸音部材と共に、音を遮蔽する遮音ケース内に収まっており、該熱伝導部材の一部が該遮音ケースの外部に出ている構成であり、
    前記電子機器ユニットが、前記熱伝導部材のうち前記遮音ケースの外部に出ている部分を上記電子情報機器に取り付ける構成の電子情報機器。
  2. 該電子情報機器は、熱伝導部材で形成されており該電子機器ユニットが収まる大きさの電子機器ユニット取り付け部を有し、
    前記電子機器ユニットが、前記電子機器ユニット取り付け部に収まって、且つ、前記遮音ケースの外部に出ている熱伝導部材部分を前記電子機器ユニット取り付け部に取り外し可能に固定されて前記電子情報機器に取り付けられている構成の請求項1記載の電子情報機器。
  3. 前記電子機器ユニットは、つかみしろ分が該電子機器ユニット取り付け部から突き出した状態で、該電子機器ユニット取り付け部に収まっている構成の請求項2記載の電子情報機器。
  4. 前記電子機器ユニット取り付け部は金属板製の熱伝導部材でありグランド電位となっており、
    前記電子機器ユニットの熱伝導部材は、金属板製の部材であり、前記電子機器本体のグランド端子として機能する構成である請求項3記載の電子情報機器。
  5. 電子機器本体が、該電子機器本体が発生する熱を外部に伝導する熱伝導部材及び該電子機器本体が発生する音を吸収する吸音部材と共に、音を遮蔽する遮音ケース内に収まっており、該熱伝導部材の一部が該遮音ケースの外部に出ている構成とした電子機器ユニット。
  6. 前記熱伝導部材は、金属板製の部材であり、前記電子機器本体のグランド端子として機能する構成とした請求項5記載の電子機器ユニット。
  7. 前記熱伝導部材は、前記電子機器本体の下面に接している下側熱伝導部材と前記電子機器本体の上面に接している上側熱伝導部材とよりなる請求項5記載の電子機器ユニット。
  8. 前記下側熱伝導部材のうち該遮音ケースの外部に出ている部分と、上記上側熱伝導部材のうち該遮音ケースの外部に出ている部分とが嵌合している構成とした請求項7記載の電子機器ユニット。
  9. 電子情報機器に組み込まれて使用される取り外し可能な電子情報機器の電子機器ユニットにおいて、
    電子機器本体が、該電子機器本体が発生する熱を外部に伝導する熱伝導部材及び該電子機器本体が発生する音を吸収する吸音部材と共に、音を遮蔽する遮音ケース内に収まっており、該熱伝導部材の一部が該遮音ケースの外部に出ている構成であり、
    前記遮音ケースの外部に出ている熱伝導部材に前記電子情報機器と取り外し可能に固定する手段を設けたことを特徴とする電子機器ユニット。
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