JP3763346B2 - ハードディスク・ドライブの収容構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として、ほぼ直方体形状の外観を呈する扁平なケース内にハードディスクの駆動部などを収容するハードディスク・ドライブの収容構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ハードディスク・ドライブは、高速回転する駆動部を備えているので、これに伴って、生起する発熱および振動についての対策が必要であり、前記駆動部を収容する収容ケースにおいては、ドライブの回転や振動に伴う音を防止するために、密閉性を持たせることが有効な方法である。しかし、放熱性の面から見れば、空気の対流がなく熱がこもり充分な放熱性を確保できないという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記事情に基づいてなされたもので、密閉性を確保して振動音の吸収を図りながら、しかも、放熱を効果的に実現できるハードディスク・ドライブの収容構造を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明では、ほぼ直方体形状の外観を呈する扁平なケース内にハードディスクの駆動部などを収容するハードディスク・ドライブの収容構造において、前記ケースは、ケース蓋と、該ケース蓋を開放底部に装着する箱形のケース本体とからなり、該ケース本体の周囲内壁に沿って、所要厚さの吸音材を配置すると共に、前記ケース本体の天板部の内側に位置して放熱板を配置し、該放熱板から前記ケース本体の内側に向けて起立する支持部材間に前記ハードディスク・ドライブを保持し、前記放熱板、支持部材およびケース蓋を、前記ハードディスク・ドライブに接触させて放熱する放熱構造とするように、前記ケース蓋、ケース本体、放熱板および支持部材を、アルミニウムあるいはアルミニウム合金製としたことを特徴とする。
【0005】
このような構成では、吸音材によって、振動音が吸収され、外部への漏出が低減される上、熱伝導性の良い素材で、前記ケース蓋、ケース本体、放熱板および支持部材が構成されていることにより、ハードディスク・ドライブの放熱効果も発揮できる。
【0006】
この場合、本発明の実施の形態として、前記吸音材が、スポンジ状の軟質合成樹脂または天然ゴムで構成されていること、前記ケース蓋の内面には、高伝熱性およびクッション性のある部材を介して、第2の放熱板が装着されていて、これが前記ハードディスク・ドライブに接触していること、また、前記ケース本体の天板部と放熱板との間には、高伝熱性およびクッション性のある部材が介装されていることは、それぞれ、期待する効果を向上する上で有効である。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して具体的に説明する。図1〜図6に示す本実施の形態におけるハードディスク・ドライブの収容構造は、ほぼ直方体形状の外観を呈する扁平なケース1内にハードディスク及びその駆動部等を有するハードディスク・ドライブ(図示せず)を、接続ケーブル等の他の電子部品(図示せず)と共に収容するものであって、ケース1は、ケース蓋11と、ケース蓋11を開放底部に装着する箱形のケース本体12とからなる。
【0008】
ケース本体12には、その周囲内壁に沿って、所要厚さの吸音材2(この実施の形態では、内壁の前側を残して、後側および両側に接するコ字形)が配置されており、また、ケース本体12の天板部の内側に位置して、放熱板3が配置されている。そして、放熱板3からケース本体12の内側に向けて起立する支持部材4、4の間には、ハードディスク・ドライブが保持されるようになっている。
【0009】
特に、上述の放熱板3、支持部材4、4およびケース蓋11を、ハードディスク・ドライブに接触させて放熱する放熱構造とするように、ケース蓋11、ケース本体12、放熱板3および支持部材4を、アルミニウムあるいはアルミニウム合金製としている。尚、後述するように、図5に示す実施形態ではケース蓋11と第2の放熱板3aとの間に高伝熱性およびクッション性のある方形板部材5を介装し、第2の放熱板3aおよび方形板部材5を介した放熱構造としている。
【0010】
このような構成では、吸音材2によって、振動音が吸収され、外部への漏出が低減される上、熱伝導性の良い素材で、ケース蓋11、ケース本体12、放熱板3および支持部材4、4が構成されていることにより、ハードディスク・ドライブの放熱効果も発揮できる。
【0011】
なお、この実施の形態では、吸音材2が、スポンジ状の軟質合成樹脂または天然ゴムで構成されている。そして、その一部は、ケース本体12の内壁面と支持部材4、4との間に挟装された状態で、その位置を確保している。ここで、図5に示すケース蓋11の内面には、高伝熱性およびクッション性のある部材、例えば、商品名「ソルボセイン」(粘着性合成樹脂)の方形板部材5を介して、第2の放熱板3aが装着されていて、これがハードディスク・ドライブに接触するようになっているが、このように、ハードディスク・ドライブをケース蓋11に直接接触させる代わりに、第2の放熱板3a、高伝熱性およびクッション性のある方形板部材5を介して、ケース蓋11に接触する構造としてもよい。
また、図6に示すように、ケース本体12の天板部と放熱板3との間に、上述と同様に、高伝熱性およびクッション性のある方形板部材5が介装されている。
【0012】
更に詳述すると、ケース蓋11およびケース本体12が互いに接合する後縁部において、ケース本体12には、外部への電気信号の接続ケーブル(図示せず)を引き出すためのスリット状の開口部12aが形成されており、ここでは、密閉度の確保と接続コードの保護のために、ケース蓋11およびケース本体12の後縁部に、それぞれ、軟質合成樹脂の帯状体6、6が嵌合・装着されている。
【0013】
また、ケース蓋11と放熱板3aとの間には、方形板部材5を囲むように枠状の吸音材2a(吸音材2とほぼ同材質)が、帯状の両面接着材7を介して装着されている。また、ケース本体12の天板部と放熱板3との間には、前記同様に、方形板部材5を囲むように、枠状の吸音材2aが帯状の両面接着材7を介して装着されている。
【0014】
なお、この実施の形態では、前述の放熱板3の前縁には、支持部材4、4と同様な形態で起立した板状の支持部3bが形成されており、
後側を残して、ケース本体12の内周壁(前側、両側)と吸音材2との間に薄い厚さの吸音材2bが装着される。また、図中、符号8はゴムパッキング材である。
【0015】
これら放熱板3、3aから方形板部材5、5を介して、それぞれ、ケース本体12の天板部およびケース蓋11への熱伝達経路が構成され、また、支持板4、4および支持部3bから放熱板3、3aへの熱伝達経路が構成されるので、ケース内部に収容されたハードディスク・ドライブ、外部への電気信号の接続ケーブルを引き出すためのスリット状の開口部12aを除くほぼ全ての面から放熱できることになる。
【0016】
しかも、駆動部の回転による振動(振幅)の大きいケース本体の側周壁面には、ハードディスク・ドライブとの間に吸音材2、2bが、また、枠状の吸音材2a、2aが振動吸収体として働き、外部への振動音の漏出を抑制することができる。
【0017】
【発明の効果】
本発明は、以上詳述したようになり、ほぼ直方体形状の外観を呈する扁平なケース内にハードディスクの駆動部などを収容するハードディスク・ドライブの収容構造において、前記ケースは、ケース蓋と、該ケース蓋を開放底部に装着する箱形のケース本体とからなり、該ケース本体の周囲内壁部に沿って、所要厚さの吸音材を配置すると共に、前記ケース本体の天板部の内側に位置して放熱板を配置し、該放熱板から前記ケース本体の内側に向けて起立する支持部材間に前記ハードディスク・ドライブを保持し、前記放熱板、支持部材およびケース蓋を、前記ハードディスク・ドライブに接触させて放熱する放熱構造とするように、前記ケース蓋、ケース本体、放熱板および支持部材を、アルミニウムあるいはアルミニウム合金製としたことを特徴とする。
【0018】
従って、吸音材によって、振動音が吸収され、外部への漏出が低減される上、熱伝導性の良い素材で、前記ケース蓋、ケース本体、放熱板および支持部材が構成されていることにより、ハードディスク・ドライブの放熱効果も発揮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す透視底面図である。
【図2】同じく、透視正面図である。
【図3】同じく、透視側面図である。
【図4】同じく、透視後面図である。
【図5】同じく、ケース蓋部分の分解斜視図である。
【図6】同じく、ケース本体部分の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ケース
11 ケース蓋
12 ケース本体
12a 開口
2、2a、2b 吸音材
3、3a 放熱板
3b 支持部
4 支持部材
5 方形板部材
6 帯状体
7 両面接着材
8 ゴムパッキング材

Claims (4)

  1. ほぼ直方体形状の外観を呈する扁平なケース内にハードディスクの駆動部などを収容するハードディスク・ドライブの収容構造において、前記ケースは、ケース蓋と、該ケース蓋を開放底部に装着する箱形のケース本体とからなり、該ケース本体の周囲内壁面に沿って、所要厚さの吸音材を配置すると共に、前記ケース本体の天板部の内側に位置して放熱板を配置し、該放熱板から前記ケース本体の内側に向けて起立する支持部材間に前記ハードディスク・ドライブを保持し、前記放熱板、支持部材およびケース蓋を、前記ハードディスク・ドライブに接触させて放熱する放熱構造とするように、前記ケース蓋、ケース本体、放熱板および支持部材を、アルミニウムあるいはアルミニウム合金製としたことを特徴とするハードディスク・ドライブの収容構造。
  2. ほぼ直方体形状の外観を呈する扁平なケース内にハードディスクの駆動部などを収容するハードディスク・ドライブの収容構造において、前記ケースは、ケース蓋と、該ケース蓋を開放底部に装着する箱形のケース本体とからなり、該ケース本体の周囲内壁面に沿って、所要厚さの吸音材を配置すると共に、前記ケース本体の天板部の内側に位置して放熱板を配置し、該放熱板から前記ケース本体の内側に向けて起立する支持部材間に前記ハードディスク・ドライブを保持し、前記ケース蓋の内面には、高伝熱性およびクッション性のある部材を介して、第2の放熱板が装着されていて、前記放熱板、支持部材および第2の放熱板を、前記ハードディスク・ドライブに接触させて放熱する放熱構造とするように、前記ケース蓋、ケース本体、放熱板および支持部材を、アルミニウムあるいはアルミニウム合金製としたことを特徴とするハードディスク・ドライブの収容構造。
  3. 前記吸音材は、スポンジ状の軟質合成樹脂または天然ゴムで構成されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載のハードディスク・ドライブの収容構造。
  4. 前記ケース本体の天板部と放熱板との間には、高伝熱性およびクッション性のある部材が介装されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載のハードディスク・ドライブの収容構造。
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