JP3076055U - ハードディスク・ドライブの収容構造 - Google Patents

ハードディスク・ドライブの収容構造

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JP3076055U
JP3076055U JP2000006354U JP2000006354U JP3076055U JP 3076055 U JP3076055 U JP 3076055U JP 2000006354 U JP2000006354 U JP 2000006354U JP 2000006354 U JP2000006354 U JP 2000006354U JP 3076055 U JP3076055 U JP 3076055U
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heat
hard disk
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disk drive
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師 寺 博 章 薬
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株式会社グロウアップ・ジャパン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 密閉性を確保しながら、しかも、放熱と振動
吸収との両面を効果的に実現できるハードディスク・ド
ライブの収容構造を提供する。 【解決手段】 ケースは、ケース蓋と、該ケース蓋を開
放底部に装着する箱形のケース本体とからなり、該ケー
ス本体の周囲内壁部に沿って、所要厚さの吸音材を配置
すると共に、前記ケース本体の天板部の内側に位置して
放熱板を配置し、該放熱板およびケース蓋を、前記駆動
部に接触させて放熱する放熱構造となっており、前記ケ
ース蓋、ケース本体、および放熱板を、アルミニウムあ
るいはアルミニウム合金製としたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、主として、ほぼ直方体形状の外観を呈する扁平なケース内にハード ディスクの駆動部などを収容するハードディスク・ドライブの収容構造に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ハードディスク・ドライブは、高速回転する駆動部を備えているので 、これに伴って、生起する発熱および振動についての対策が必要であり、前記駆 動部を収容する収容ケースにおいては、ドライブの回転や振動に伴う音を防止す るために、密閉性を持たせることが有効な方法である。しかし、放熱性の面から 見れば、空気の対流がなく熱がこもり充分な放熱性を確保できないという問題が あった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記事情に基づいてなされたもので、密閉性を確保しながら、しか も、放熱と振動の吸収との両面を効果的に実現できるハードディスク・ドライブ の収容構造を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このため、本考案では、ほぼ直方体形状のケース内にハードディスクの駆動部 などを収容するハードディスク・ドライブの収容構造において、前記ケースは、 ケース蓋と、該ケース蓋を開放底部に装着する箱形のケース本体とからなり、該 ケース本体の周囲内壁部に沿って、所要厚さの吸音材を配置すると共に、前記ケ ース本体の天板部の内側に位置して放熱板を配置し、該放熱板およびケース蓋を 、前記駆動部に接触させて放熱する放熱構造となっており、前記ケース蓋、ケー ス本体、および放熱板を、アルミニウムあるいはアルミニウム合金製としたこと を特徴とする。
【0005】 このような構成では、吸音材によって、振動音が吸収され、外部への漏出が低 減される上、熱伝導性の良い素材で、前記ケース蓋、ケース本体、および放熱板 が構成されていることにより、駆動部の放熱効果も発揮できる。
【0006】 この場合、本考案の実施の形態として、前記ケース蓋の内面に、高伝熱性およ びクッション性の部材を介して、第2の放熱板が装着されており、この第2の放 熱板が前記駆動部に接触していること、また、前記ケース本体の天板部と放熱板 との間には、高伝熱性およびクッション性の部材が介装されていることは、それ ぞれ、期待する効果を向上する上で有効である。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を、図面を参照して具体的に説明する。図1〜図6 に示す本実施の形態におけるハードディスク・ドライブの収容構造は、ほぼ直方 体形状の外観を呈する扁平なケース1内にハードディスクの駆動部(図示せず) を、その他の電子部品(図示せず)と共に収容するものであって、ケース1は、 ケース蓋11と、ケース蓋11を開放底部に装着する箱形のケース本体12とか らなる。
【0008】 ケース本体12には、その周囲内壁部に沿って、所要厚さの吸音材2(この実 施の形態では、内壁の前側を残して、後側および両側に接するコ字形)が配置さ れており、また、ケース本体12の天板部12aの内側に位置して、放熱板3が 配置されている。そして、放熱板3からケース本体12の内側に起立する支持部 材4、4の間には、前記駆動部が保持されるようになっている。
【0009】 特に、上述の放熱板3、支持部材4、4およびケース蓋11を、前記駆動部に 接触させて放熱する放熱構造とするように、ケース蓋11、ケース本体12、放 熱板3および支持部材4を、アルミニウムあるいはアルミニウム合金製としてい る。
【0010】 このような構成では、吸音材2によって、振動音が吸収され、外部への漏出が 低減される上、熱伝導性の良い素材で、ケース蓋11、ケース本体12、放熱板 3および支持部材4、4が構成されていることにより、駆動部の放熱効果も発揮 できる。
【0011】 なお、この実施の形態では、吸音材2が、スポンジ状の軟質合成樹脂または天 然ゴムで構成されている。そして、その一部は、ケース本体12の内壁面と支持 部材4、4との間に挟装された状態で、その位置を確保している。また、ケース 蓋11の内面には、高伝熱性およびクッション性のある部材、例えば、商品名「 ソルボセイン」(粘着性合成樹脂)の方形板部材5を介して、第2の放熱板3a が装着されていて、これが前記駆動部に接触するようになっている。また、ケー ス本体12の天板部12aと放熱板3との間には、上述と同様に、高伝熱性およ びクッション性のある方形板部材5が介装されている。
【0012】 更に詳述すると、ケース蓋11およびケース本体12が互いに接合する後縁部 において、ケース本体12には、外部への電気信号の接続コード(図示せず)を 引き出すためのスリット状の開口が形成されており、ここでは、密閉度の確保と 接続コードの保護のために、ケース蓋11およびケース本体12の後縁部に、そ れぞれ、軟質合成樹脂の帯状体6、6が嵌合・装着されている。
【0013】 また、ケース蓋11と放熱板3aとの間には、方形板部材5を囲むように枠状 の吸音材2a(吸音材2とほぼ同材質)が、帯状の両面接着材7を介して装着さ れている。また、ケース本体12の天板部12aと放熱板3との間には、前記同 様に、方形板部材5を囲むように、枠状の吸音材2aが帯状の両面接着材7を介 して装着されている。
【0014】 なお、この実施の形態では、前述の放熱板3の前縁には、支持部材4、4と同 様な形態で起立した板状の支持部3bが形成されており、 後側を残して、ケース本体12の内周壁(前側、両側)と吸音材2との間に薄 い厚さの吸音材2bが装着される。また、図中、符号8はゴムパッキング材であ る。
【0015】 これら放熱板3、3aから方形板部材5、5を介して、それぞれ、ケース本体 12の天板部12aおよびケース蓋11への熱伝達経路が構成され、また、支持 板4、4および支持部3bから放熱板3、3aへの熱伝達経路が構成されるので 、ケース内部に収容された駆動部はその全ての面から放熱できることになる。
【0016】 しかも、駆動部の回転による振動(振幅)の大きいケース本体の側周壁面には 、前記駆動部との間に吸音材2、2bが、また、枠状の吸音材2a、2aが振動 吸収体として働き、外部への振動音の漏出を抑制することができる。
【0017】
【考案の効果】
本考案は、以上詳述したようになり、ほぼ直方体形状のケース内にハードディ スクの駆動部などを収容するハードディスク・ドライブの収容構造において、前 記ケースは、ケース蓋と、該ケース蓋を開放底部に装着する箱形のケース本体と からなり、該ケース本体の周囲内壁部に沿って、所要厚さの吸音材を配置すると 共に、前記ケース本体の天板部の内側に位置して放熱板を配置し、該放熱板およ びケース蓋を、前記駆動部に接触させて放熱する放熱構造となっており、前記ケ ース蓋、ケース本体、および放熱板を、アルミニウムあるいはアルミニウム合金 製としたことを特徴とする。
【0018】 従って、吸音材によって、振動音が吸収され、外部への漏出が低減される上、 熱伝導性の良い素材で、前記ケース蓋、ケース本体、および放熱板が構成されて いることにより、駆動部の放熱効果も発揮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態を示す透視底面図である。
【図2】同じく、透視正面図である。
【図3】同じく、透視側面図である。
【図4】同じく、透視後面図である。
【図5】同じく、ケース蓋部分の分解斜視図である。
【図6】同じく、ケース本体部分の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ケース 11 ケース蓋 12 ケース本体 12a 天板部 2、2a、2b 吸音材 3、3a 放熱板 3b 支持部 4 支持部材 5 方形板部材 6 帯状体 7 両面接着材 8 ゴムパッキング材

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ直方体形状のケース内にハードディ
    スクの駆動部などを収容するハードディスク・ドライブ
    の収容構造において、前記ケースは、ケース蓋と、該ケ
    ース蓋を開放底部に装着する箱形のケース本体とからな
    り、該ケース本体の周囲内壁部に沿って、所要厚さの吸
    音材を配置すると共に、前記ケース本体の天板部の内側
    に位置して放熱板を配置し、該放熱板およびケース蓋
    を、前記駆動部に接触させて放熱する放熱構造となって
    おり、前記ケース蓋、ケース本体、および放熱板を、ア
    ルミニウムあるいはアルミニウム合金製としたことを特
    徴とするハードディスク・ドライブの収容構造。
  2. 【請求項2】 前記ケース蓋の内面に、高伝熱性および
    クッション性の部材を介して、第2の放熱板が装着され
    ており、この第2の放熱板が前記駆動部に接触している
    ことを特徴とする、請求項1に記載のハードディスク・
    ドライブの収容構造。
  3. 【請求項3】 前記ケース本体の天板部と放熱板との間
    に、高伝熱性およびクッション性の部材が介装されてい
    ることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の
    ハードディスク・ドライブの収容構造。
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