JP4799350B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、金属材料で形成された筐体を有する電子機器に係り、特に筐体に設けられるボス部の構造に関する。
近年、ポータブルコンピュータのような電子機器の筐体は薄型化が進んでいる。多くの電子機器の筐体は樹脂材料で形成されているが、今後さらに筐体の薄型化が進めばその剛性が希望値に達しないことが予想される。そこで、例えばMg合金のような金属材料で筐体を形成することが注目されている。
例えば筐体にMg合金を使用するとともに、電磁波のシールド機能を強化した携帯電話機の筐体構造が提供されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の筐体構造は、筐体内部に収容されたプリント配線板と、一端がプリント配線板のアースパターンに接続されるとともに他端がMg合金製の筐体に接続されるアースばねとを備える。筐体にはプリント配線板を挟み込む一対のボスが設けられている。これらのボスはプリント配線板にねじで締結されている。
特開2003−347755号公報
筐体に収容されるプリント配線板には、CPUやノースブリッジのような種々の回路部品が実装されている。これらの回路部品は使用時に発熱するため、プリント配線板は熱をもつことになる。特許文献1に記載の筐体構造は、金属製の筐体に設けられたボス部がプリント配線板に接している。このためこのボス部を介してプリント配線板から筐体に熱が伝わり、筐体の温度が上昇するおそれがある。筐体の温度が高くなると、ユーザーは快適に使用することができなくなる。
本発明の目的は、筐体の温度上昇を抑制することができる電子機器を得ることにある。
上記目的を達成するため、本発明の一つの形態に係る電子機器は、少なくとも一部が金属製の筐体と、上記筐体に収容され、熱をもつ部材と、導体層を表面に有した樹脂製であり、上記筐体の金属製の部分に取り付けられ、上記筐体と上記熱をもつ部材との間に位置されたボス部材とを具備する。
この構成によれば、筐体に設けられるボス部が熱伝導性が小さい樹脂材料で別に形成されるので、筐体内蔵部材の熱が筐体に伝わりにくい。このため筐体の温度上昇が抑制される。
以下に本発明の実施の形態を、ポータブルコンピュータに適用した図面に基づいて説明する。
図1ないし図7は、本発明の第1の実施形態に係るポータブルコンピュータ1を開示している。ポータブルコンピュータ1は、電子機器の一例である。図1に示すように、ポータブルコンピュータ1は、本体2と表示ユニット3とを備える。
本体2は、箱状に形成された筐体4を有する。筐体4は、上壁4a、周壁4b、および下壁4cを有する。上壁4aは、キーボードユニット5を支持している。
表示ユニット3は、ディスプレイハウジング6と、このディスプレイハウジング6に収容された液晶表示モジュール7とを備える。液晶表示モジュール7は、表示画面7aを有する。表示画面7aはディスプレイハウジング6の前面の窓部6aを通じてディスプレイハウジング6の外部に露出している。
表示ユニット3は、筐体4の後端部にヒンジ部8を介して支持されている。そのため表示ユニット3は、上壁4aを上方から覆うように倒される閉じ位置と、上壁4aおよび表示画面7aを露出させるように起立する開き位置との間で回動可能である。
図2および図3に示すように、筐体4は、上壁4aを有するトップカバー11、下壁4cを有するボトムカバー12、および後部カバー13に分割されている。トップカバー11は、本発明で言う第1のカバーの一例である。ボトムカバー12は、第2のカバーの一例である。トップカバー11は、ボトムカバー12に上方から組み合わされる。トップカバー11は、ボトムカバー12に取り外し可能に支持されるとともに、ボトムカバー12との間に収容空間を形成する。
本実施形態に係るトップカバー11は、金属材料で形成されている。トップカバー11の材料の一例は、マグネシウム(Mg)合金である。一方、ボトムカバー12の一例は合成樹脂材料で形成されている。ただしボトムカバー12は、金属材料で形成されていても良い。
筐体4の収容空間には、プリント回路板15が収納されている。プリント回路板15は、本発明でいう使用時に熱をもつ筐体内蔵部材の一例である。プリント回路板15には、例えばCPUやノースブリッジのような発熱体16が実装されている。これらの発熱体16は、例えばプリント回路板15の特定の領域に集中して実装されることが多い。このため図3に示すように、プリント回路板15は、使用時に発熱体16から熱が流れ込み、その温度が上昇する第1の領域15aと、発熱体16からの熱の影響が小さく、第1の領域15aに比べて温度上昇が小さい第2の領域15bとを有する。
図2に示すように本体2の上壁4aには、キーボード載置部17およびパームレスト部18が設けられている。パームレスト部18は、キーボード載置部17の手前側において筐体4の幅方向に延びている。キーボード載置部17には、キーボードユニット5が着脱自在に取り付けられる。キーボード載置部17は、上壁4aに対して窪んでいる。詳しくはキーボード載置部17は、キーボードユニット5が載置される底壁17aと、底壁17aの周縁から起立するとともに底壁17aを上壁4aに繋げる周壁17bとを有する。
キーボード載置部17の底壁17aには、ボス取付部21が設けられている。図3に示すように、ボス取付部21は、プリント回路板15の第1の領域15aに対向している。ボス取付部21には、ボス部材22が着脱自在に取り付けられる。
図4は、ボス部材22およびボス取付部21を筐体4の外側から見た図である。図5は、ボス部材22およびボス取付部21を筐体4の内側から見た図である。ボス部材22は、胴体部24と、それぞれ一対の第1および第2の鍔部25,26とを有する。第1の鍔部25は、本発明でいう第1の部分の一例である。第2の鍔部26は、第2の部分の一例である。
胴体部24は、円筒状の外形を有するとともに、その軸心方向に貫通孔24aを有する。胴体部24の先端部は、その外形が一回り小さくなる小径部24bを有する。図6に示すように、小径部24bに遷移する領域では、貫通孔24aの内径が小さくなっている。すなわち貫通孔24aは、その途中に段差24cを有する。
第2の鍔部26は、胴体部24の途中から胴体部24の径方向に突出している。一対の第2の鍔部26は、互いに胴体部24から反対方向を向いて延びている。第1の鍔部25は、胴体部24のなかで小径部24bが設けられる端部とは反対の端部に設けられる。ボス部材22をその軸心方向から見たとき、第1の鍔部25は第2の鍔部26と重ならない領域に延びている。
ボス部材22は、トップカバー11およびボトムカバー12とは別体に形成されている。ボス部材22は、例えば合成樹脂材料で形成されている。図6に示すように、ボス部材22の一例は、その表面に導体層27を有する。導体層27は、例えば金属メッキまたは蒸着のような表面処理により設けられる。なお導体層27は、例えば導電性の塗料を塗布することで設けられても良い。導体層27に用いられる材質は限定されるものではなく、電気を通す材料であればその種類は問わない。導体層27は、ボス部材22にとって必須の構成要素ではない。
図4に示すように、ボス取付部21は、底壁31と、この底壁31に開口する開口部32とを有する。底壁31は、キーボード載置部17の底壁17aに比べて例えばボス部材22の第1の鍔部25の厚さ分だけ窪んでいる。開口部32は、筐体4の内部に開口している。開口部32は、ボス部材22の胴体部24および第2の鍔部26の外形に沿うように形成されている。すなわち底壁31は、ボス部材22の胴体部24および第2の鍔部26には対向しないとともに、第1の鍔部25には対向するように形成されている。
ボス取付部21の底壁31は、筐体4が組立てられたとき筐体の外側となる表面31aと、筐体の内側となる内面31bとを有する。図5に示すように、ボス取付部21は、一対の回転止め33と、一つの凸部34を有する。回転止め33は、底壁31の内面31bから筐体4の内部に突出する係止片である。凸部34は、底壁31の内面31bから筐体4の内部を向いて隆起して形成されている。凸部34は、内面31bの一部である。
次にボス取付部21にボス部材22を取り付ける方法について説明する。
ボス部材22は、例えばトップカバー11をボトムカバー12に組み合わせる前にボス取付部21に取り付けられる。まず筐体4を組立てたときに筐体4の外側となる方からボス部材22の第2の鍔部26および胴体部24をボス取付部21の開口部32に挿入する。ボス部材22を所定距離だけ挿入すると、第1の鍔部25の下面25bがボス取付部21の底壁31に当接する。第1の鍔部25が底壁31に当接した状態で、ボス部材22をその周方向に例えば90°回転させる。ボス部材22を回転させると、第2の鍔部26が回転止め33に当接し、回転が制止される。第2の鍔部26が回転止め33に当接した状態では、第2の鍔部26の上面26aが底壁31の内面31bに対向する。図7に示すように、一方の第2の鍔部26は、凸部34に乗り上げる。
第2の鍔部26が凸部34に乗り上げると、第1の鍔部25の下面25bが底壁31の表面31aに押し付けられる。ボス部材22に設けられた導体層27は、第1の鍔部25の下面25bと第2の鍔部26の上面26aとにおいてトップカバー11に接する。
このようにして取り付けられたボス部材22は、トップカバー11から筐体4の内部に突出するボスとして機能する。ボス部材22の導体層27は、第1および第2の鍔部25,26においてトップカバー11と電気的に導通する。
図3に示すように、キーボード載置部17の底壁17aの後端部には、例えば複数の第1のボス41が設けられている。第1のボス41は、例えばトップカバー11の一部としてキーボード載置部17の底壁17aと一体に形成されている。第1のボス41は、プリント回路板15の第2の領域15bに対向するとともに、筐体4の内部に延びている。第1のボス41は、ボス部材22と同様に、小径部24bと、段差24cを有する貫通孔24aとを有する。
ボトムカバー12には、第2および第3のボス42,43が設けられている。第2のボス42は、ボス部材22に対向するように設けられている。第3のボス43は、第1のボス41に対向するように設けられている。第2および第3のボス42,43は、雌ねじが形成されたねじ孔44を有する。ボス部材22と第2のボス42との間、および第1のボス41と第3のボス43との間にはプリント回路板15が挟まれる。
ボス部材22と第2のボス42との間に挟まれるプリント回路板15の部位には貫通孔15cが設けられている。第1のボス41と第3のボス43との間に挟み込まれるプリント回路板15の部位には貫通孔15cが設けられている。ボス部材22に接するプリント回路板15の領域には、グランドパターン46が形成されている。グランドパターン46は、導体層の一例であり、本発明でいう導体部分の一例である。
ポータブルコンピュータ1は、第1および第2のねじ51,52を有する。第1および第2のねじ51,52は、それぞれねじ頭53とねじ軸54とを有する。第1および第2のねじ51,52は、トップカバー11とボトムカバー12とが合わされた後、筐体4の外部から取り付けられる。詳しくは、第1のねじ51は、ボス部材22の貫通孔24aに挿入される。第1のねじ51のねじ頭53は、貫通孔24aの段差24cに係止される。第1のねじ51のねじ軸54は、プリント回路板15の貫通孔15cを通じて第2のボス42のねじ孔44に係合される。これによりプリント回路板15と第2のボス42とが共締めされる。同様に、第2のねじ52によってプリント回路板15と第3のボス43とが共締めされる。これによりトップカバー11とボトムカバー12とが締結されるとともに、プリント回路板15が筐体4内に固定される。
これにより、ボス部材22は、トップカバー11とプリント回路板15との間に介在される。ボス部材22の導体層27は、プリント回路板15のグランドパターン46に接するとともに、グランドパターン46に電気的に導通する。ボス部材22の導体層27とプリント回路板15のグランドパターン46は、第1のねじ51の締結方向に重なる。
キーボードユニット5は、ベース57と、ベース57に実装された複数のキー58とを有する。ベース57は、板金部材と、この板金部材とキー58と間に配置されるプレート部材とを有する。キー58は、プレート部材に設けられた支持機構に支持されている。キーボードユニット5がキーボード載置部17に取り付けられると、ボス部材22およびボス取付部21はキーボードユニット5に覆い隠される。
次に、ポータブルコンピュータ1の作用について説明する。
ボス部材22の導体層27は、小径部24bにおいてプリント回路板15のグランドパターン46と導通している。さらにボス部材22の導体層27は、第1および第2の鍔部25,26において金属製のトップカバー11に導通している。すなわちプリント回路板15は、ボス部材22の導体層27を介してトップカバー11に導通している。したがってプリント回路板15とトップカバー11とが互いに同じ電位となり、電位差に起因する妨害電磁波の発生が抑制される。
ポータブルコンピュータ1を使用すると、発熱体16が発熱する。発熱体16の熱の一部は、プリント回路板15に伝わり、プリント回路板15が熱をもつことになる。このときプリント回路板15の第2の領域15bの温度上昇は、第1の領域15aの温度上昇に比べて小さい。
プリント回路板15の第1の領域15aの熱の一部は、ボス部材22を介してトップカバー11に伝わろうとするが、合成樹脂製のボス部材22は熱伝導率があまり大きくないので、プリント回路板15の熱はトップカバー11に伝わりにくい。このため、プリント回路板15の温度に対してトップカバー11の温度は上昇しにくい。
一方、プリント回路板15の第2の領域15bの熱の一部は、金属製の第1のボス41を介してトップカバー11に伝わろうとするが、第2の領域15bはそもそもそれほど熱を持たないので、トップカバー11の温度が大きく上昇することはない。
このような構成のポータブルコンピュータ1によれば、筐体4の温度上昇を抑制することができる。すなわち、例えばトップカバー11と同じ材料で形成されたボスがプリント回路板15に接していると、プリント回路板15の熱の一部がそのボスを介してトップカバーに伝わる。そのためトップカバーの温度が上昇してしまうおそれがある。
一方、本実施形態に係るポータブルコンピュータ1は、プリント回路板15に接するボスを別部材として形成し、そのボスの材料に熱伝導性が金属に比べて小さい合成樹脂を採用することで、プリント回路板15の熱がトップカバー11へ伝わることを抑制することができる。これによりトップカバー11、すなわち筐体4の温度上昇を抑制することができる。
すなわち本実施形態に係るポータブルコンピュータ1によれば、使用時に熱をもつ部材の付近に締結用のボスを設けることができる。これはポータブルコンピュータ1の設計の自由度を高める。
例えばボス部材22がその表面に導体層27を有すると、プリント回路板15はボス部材22の導体層27を通じてトップカバー11に電気的に導通することができる。すなわち締結用のボス部材22を利用して電磁波抑制を図ることができる。これにより、電磁波抑制を確保するとともに、筐体4の温度上昇を抑制することができるポータブルコンピュータ1を得ることができる。
プリント回路板15とボス部材22とがねじ51で締結されていると、プリント回路板15のグランドパターン46とボス部材22の導体層27とが強固に電気的に接続される。すなわち例えばアースばねなどを使い場合に比べて、安定した接続状態を形成することができる。例えばボス部材22の導体層27とプリント回路板15のグランドパターン46とがねじ51の締結方向に互いに重なっていると、ねじ51の締結により両者がさらに強固に接続される。
ボス部材22が第1および第2の鍔部25,26を有すると、ボス取付部21の底壁31を上下から挟み込むことができるので、ボス部材22の導体層27と底壁31との電気的な接続状態が安定する。底壁31に凸部34が設けられていると、ボス部材22の第1の鍔部25が底壁31に押し付けられるので、さらに導体層27と底壁31の接続状態が安定する。
ボトムカバー12がボス42を有するとともに、ボス部材22にプリント回路板15とボトムカバー12とが共締めされると、トップカバー11に設けるべきボスの本数を少なくすることができる。これは筐体4の小型化およびコストダウンに寄与する。
パームレスト部18が設けられるとともにキーボードユニット5を支持するトップカバー11は、ユーザーがよく触れる部分の一つである。このようなトップカバー11に設けられるボスをボス部材22として別に形成することで、ユーザーがよく触れる部分の温度上昇を抑制することができる。
例えば第1のボス41もボス部材22のように樹脂製の別部材として形成すると、筐体4の温度上昇抑制という観点からは好ましいと考えられる。ただし全てのボスをボス部材22のような別部材とすると、コストおよび組立性の観点から好ましくない。そこで、プリント回路板15のなかで特に熱をもつ第1の領域15aに対向するボスを樹脂製とするとともに、第2の領域15bに対向するボス41をトップカバー11と一体に形成することで、コストおよび組立性をあまり低下させることなく筐体4の温度上昇を効果的に抑制することができる。
ボス部材22が取り付けられる開口部32が設けられるとともに、ボス部材22が貫通孔24aを有すると、ねじ51を筐体4の外部から着脱することができる。これはポータブルコンピュータ1の組立性の向上に寄与する。さらに、第1のねじ51を第2のねじ52と同じ方向から取り付けることができるように筐体4を設計することも可能となる。
ボス取付部21がキーボード載置部17に設けられていると、このボス取付部21およびボス部材22は最終的にキーボードユニット5に覆い隠されるので、ポータブルコンピュータ1の見栄えが悪くならない。
なお以上説明したポータブルコンピュータ1においては、ねじ51はトップカバー11からボトムカバー12に向けて取り付けられた。本発明の実施形態はもちろんこれに限らず、例えば図8に示すようにねじ51はボトムカバー12からトップカバー11に向けて取り付けても良い。
次に、本発明の第2の実施形態に係る電子機器としてのポータブルコンピュータ61を、図9を参照して説明する。なお第1の実施形態に係るポータブルコンピュータ1と同じ機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。ポータブルコンピュータ61は、第1の実施形態に係る構成要素に加えて導電性部材62を備える。
導電性部材62は、弾性を有する芯材63と、この芯材63を被覆する導電布64とを有する。芯材63の一例は、スポンジ材であり弾性を有する。導電性部材62は、ボス部材22とキーボードユニット5との間に介在されて圧縮保持されている。導電性部材62の導電布64は、ボス部材22の導体層27とキーボードユニット5のベース57とに電気的に導通している。
このような構成のポータブルコンピュータ61によれば、第1の実施形態に係るポータブルコンピュータ1の有する効果に加えて、キーボードユニット5の電位がトップカバー11およびプリント回路板15の電位と同じになるので電波抑制をさらに図ることができる。
次に、本発明の第3の実施形態に係る電子機器としてのポータブルコンピュータ71を、図10を参照して説明する。なお第1の実施形態に係るポータブルコンピュータ1と同じ機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。ポータブルコンピュータ71は、ボス部材22の取付位置が上記第1の実施形態と相違しており、それ以外のポータブルコンピュータの構成は上記第1の実施形態と同様である。
ポータブルコンピュータ71のトップカバー11は、キーボード載置部17とパームレスト部18との間にキーボードカバー載置部72を有する。キーボードカバー載置部72には、キーボードカバー73が載置される。キーボードカバー73は、キーボード載置部17に載置されたキーボードユニット5の縁部をキーボード載置部17に向けて押さえる。すなわちキーボードカバー73は、キーボードユニット5をキーボード載置部17に保持するホルダである。キーボードカバー載置部72の底壁72aには、ボス取付部21が設けられている。
ボス取付部21には、ボス部材22が取り付けられる。キーボードカバー載置部72に取り付けられたキーボードカバー73は、ボス取付部21およびボス部材22を筐体外部から覆い隠す。
このような構成のポータブルコンピュータ71によれば、筐体4の温度上昇を抑制することができる。すなわち、プリント回路板15に接するボスを別部材として形成し、そのボスの材料に熱伝導性が小さい合成樹脂を採用することで、プリント回路板15の熱がトップカバー11へ伝わることを抑制することができる。ボス部材22がその表面に導体層27を有すると、電磁波抑制を確保しつつ筐体4の温度上昇を抑制することができる。
ボス取付部21がキーボードカバー載置部72に設けられていると、このボス取付部21およびボス部材22は最終的にキーボードカバー73に覆い隠されるので、ポータブルコンピュータ71の見栄えが悪くならない。
次に、本発明の第4の実施形態に係る電子機器としてのポータブルコンピュータ81を、図11を参照して説明する。なお第1の実施形態に係るポータブルコンピュータ1と同じ機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。
ポータブルコンピュータ81は、パームレスト部18の内面にボス取付部82を有する。ボス取付部82には、ボス部材83が着脱自在に取り付けられる。図12に示すように、ボス部材83は、円筒状に形成された胴体部24と、一対の鍔部84とを有する。二つの鍔部84は、胴体部24から互いに反対を向いて突出している。
ボス取付部82は、筐体4の内部に延びる一対の支持壁85を有する。支持壁85は、パームレスト部18の下面18bとの間に溝85aを有する。ボス部材83は、二つの支持壁85の間に挿入される。ボス部材83をパームレスト部18の下面18bに押し当てた状態でボス部材83をその周方向に回転させると、鍔部84が溝85aに係合する。これによりボス部材83がボス取付部82に取り付けられる。
ねじ51によってトップカバー11、プリント回路板15およびボトムカバー12が締結される。ボス部材83の導体層27を介してプリント回路板15のグランドパターン46はトップカバー11に電気的に導通する。
このような構成のポータブルコンピュータ81によれば、筐体4の温度上昇を抑制することができる。すなわち、プリント回路板15に接するボスを別部材として形成し、そのボスの材料に熱伝導性が小さい合成樹脂材を採用することで、プリント回路板15の熱がトップカバー11へ伝わることを抑制することができる。ボス部材83がその表面に導体層27を有すると、電磁波抑制を確保しつつ筐体4の温度上昇を抑制することができる。
ボス取付部82が筐体4の内部に設けられると、このボス取付部82およびボス部材83が筐体4の外部には露出されないので、ポータブルコンピュータ81の見栄えが悪くならない。パームレスト部18は、ユーザーが触れやすい部分の一つなので、パームレスト部18の温度上昇が抑制されると、ユーザーは快適に使用することができる。
次に、本発明の第5の実施形態に係る電子機器としてのポータブルコンピュータ91を、図13を参照して説明する。なお第1および第4の実施形態に係るポータブルコンピュータ1,81と同じ機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。本実施形態に係るボトムカバー12は、金属材料でできている。なおトップカバー11は、金属製でも良く、合成樹脂製でも良い。
ポータブルコンピュータ91の筐体4は、ハードディスクドライブ92(以下、HDD92と略)を収容している。HDD92は、使用時に発熱する。HDD92は、HDDホルダ93に保持されている。HDDホルダ93は、HDD92を抱え込む保持部93aと、保持部93aから張り出すとともにボス部材83に取り付けられる取付部93bとを有する。HDDホルダ93は、本発明でいう筐体内蔵部材の一例である。
ポータブルコンピュータ91の使用時には、HDD92が発熱する。HDD92の発する熱の一部はHDDホルダ93に伝わり、HDDホルダ93が熱をもつ。HDDホルダ93の熱の一部はボス部材83を介してボトムカバー12に伝わろうとするが、ボス部材83は熱伝導性があまり大きくないためHDDホルダ93の熱はボトムカバー12に伝わりにくい。
このような構成のポータブルコンピュータ91によれば、筐体4の温度上昇を抑制することができる。すなわち、HDDホルダ93に接するボスを別部材として形成し、そのボスの材料に熱伝導性が小さい合成樹脂を採用することで、HDDホルダ93の熱がボトムカバー12へ伝わることを抑制することができる。
次に、本発明の第6の実施形態に係る電子機器としてのポータブルコンピュータ101を、図14を参照して説明する。なお第1の実施形態に係るポータブルコンピュータ1と同じ機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。
ポータブルコンピュータ101は、放熱用のヒートプレート102を有する。ヒートプレート102は、本発明でいう筐体内蔵部材の一例である。ヒートプレート102は、例えばアルミニウム合金のような金属材料で形成されている。ヒートプレート102は、発熱体16に熱的に接続された受熱部102aと、発熱体16を外れる位置まで延びる取付部102bとを有する。受熱部102aと発熱体16との間には、両者の熱的接続を確実にする伝熱部材103が介在されている。伝熱部材103の一例は、伝熱シートまたはグリスである。
取付部102bとプリント回路板15との間にはスタッド104が設けられている。スタッド104の一例は、中空円筒状に形成されている。図示しないねじがヒートプレート102、スタッド104、プリント回路板15、およびボス42に貫通することでヒートプレート102およびプリント回路板15が筐体4内に実装される。
ポータブルコンピュータ101は、キーボード載置部17にボス取付部21を有する。ボス取付部21には、ボス部材22が着脱自在に取り付けられる。ボス部材22は、胴体部24と、第1および第2の鍔部25,26を有する。胴体部24は、中空円筒状でも良く、中実でも良い。ボス部材22は、キーボード載置部17の撓みを抑制する支持突起である。ボス部材22は、ヒートプレート102に対向している。
ボス部材22とヒートプレート102との間には緩衝部材105が設けられている。緩衝部材105の一例は、スポンジ状の芯材63の回りに導電布64が被覆されている。ヒートプレート102は、導電布64およびボス部材22の導体層27を介してトップカバー11に電気的に導通している。
ユーザーがキーボードユニット5のキー58を押圧すると、キーボードユニット5に下方を向く力が加わる。その結果、キーボード載置部17の底壁17aが撓もうとするが、ボス部材22がキーボード載置部17の底壁17aとヒートプレート102との間に介在し、キーボード載置部17を下方から支持する。ボス部材22がキーボード載置部17を支持すると、キーボード載置部17の撓みが抑制される。
このような構成のポータブルコンピュータ101によれば、筐体4の温度上昇を抑制することができる。すなわち、ヒートプレート102に接するボスを別部材として形成し、そのボスの材料に熱伝導性が小さい合成樹脂を採用することで、ヒートプレート102の熱がトップカバー11へ伝わることを抑制することができる。ボス部材22がその表面に導体層27を有すると、電磁波抑制を確保しつつ筐体4の温度上昇を抑制することができる。なおボス部材22は、ヒートプレート102に支持される代わりに、プリント回路板15に直接支持されても良い。
以上、第1ないし第6の実施形態に係るポータブルコンピュータ1,61,71,81,91,101について説明したが、本発明はもちろんこれらに限定されない。第1ないし第6の実施形態に係る構成要素は、適宜組み合わせて適用することができる。
例えばボス部材22,83の取り付けは、機械的な接合に限らず例えば接着や溶着によっても良い。筐体内蔵部材は、自ら発熱する発熱体でも良い。本発明の実施形態が適用可能な電子機器はポータブルコンピュータに限られない。
本発明の第1の実施形態に係るポータブルコンピュータの斜視図。 第1の実施形態に係る本体のキーボードユニットを取り外した状態を示す斜視図。 図2中に示された本体のF3−F3線に沿う断面図。 第1の実施形態に係る本体のボス取付部回りを筐体外側から見た斜視図。 第1の実施形態に係る本体のボス取付部回りを筐体内側から見た斜視図。 図4中に示された本体のF6−F6線に沿う断面図。 図6中に示された本体のF7−F7線に沿う断面図。 第1の実施形態に係るポータブルコンピュータの変形例を示す断面図。 本発明の第2の実施形態に係るポータブルコンピュータの断面図。 本発明の第3の実施形態に係るポータブルコンピュータの断面図。 本発明の第4の実施形態に係るポータブルコンピュータの断面図。 第4の実施形態に係る本体のボス取付部回りを筐体内側から見た斜視図。 本発明の第5の実施形態に係るポータブルコンピュータの断面図。 本発明の第6の実施形態に係るポータブルコンピュータの断面図。
符号の説明
1,61,71,81,91,101…ポータブルコンピュータ、4…筐体、5…キーボードユニット、11…トップカバー、12…ボトムカバー、15…プリント回路板、17…キーボード載置部、21,82…ボス取付部、22,83…ボス部材、24…胴体部、24a…貫通孔、25,26,84…鍔部、27…導体層、31…底壁、32…開口部、41,42,43…ボス、46…グランドパターン、92…HDD、93…HDDホルダ。

Claims (13)

  1. 少なくとも一部が金属製の筐体と、
    上記筐体に収容され、熱をもつ部材と、
    導体層を表面に有した樹脂製であり、上記筐体の金属製の部分に取り付けられ、上記筐体と上記熱をもつ部材との間に位置されたボス部材と、
    を具備したことを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器において、
    上記熱をもつ部材は、発熱体、または該発熱体からの熱が伝わる部品であることを特徴とする電子機器。
  3. 請求項に記載の電子機器において、
    上記熱をもつ部材を固定するねじを備え、
    上記ボス部材は、上記ねじが挿入される孔が設けられたことを特徴とする電子機器。
  4. 請求項に記載の電子機器において、
    上記熱をもつ部材は、上記ボス部材の導体層が接した導体部分を有し、上記ボス部材の導体層と上記熱をもつ部材の導体部分とは、上記ねじの締結方向に互いに重なることを特徴とする電子機器。
  5. 請求項に記載の電子機器において、
    上記筐体は、上記筐体の内部に開口するとともに上記ボス部材が取り付けられる開口部が設けられ、上記ねじが挿入される上記ボス部材の孔は上記ボス部材を貫通し、上記ねじは上記筐体の外部から着脱可能であることを特徴とする電子機器。
  6. 請求項に記載の電子機器において、
    上記ボス部材は、上記開口部に挿入され胴体部と、上記筐体の表面に接した第1の部分と、上記筐体の内面に接した第2の部分とを有したことを特徴とする電子機器。
  7. 請求項に記載の電子機器において、
    上記筐体は、金属製の第1のカバーと、上記第1のカバーと組み合わされ上記第1のカバーとの間に上記熱をもつ部材が位置された第2のカバーとを有し、上記ボス部材は上記第1のカバーに取り付けられ、上記第2のカバーは上記ボス部材に対向するボスが設けられ、上記ボス部材と上記ボスとは上記ねじによって締結されることを特徴とする電子機器。
  8. 請求項2又は請求項3に記載の電子機器において、
    キーボードユニットを備え、
    上記第1のカバーは、上記キーボードユニットが着脱自在に取り付けられるキーボード載置部を有し、上記ボス部材が取り付けられる開口部は上記キーボード載置部に開口し、上記開口部に取り付けられた上記ボス部材は上記キーボード載置部に載置された上記キーボードユニットに覆い隠されることを特徴とする電子機器。
  9. 金属製の第1のカバーと、
    上記第1のカバーに取り付けられた第2のカバーと、
    上記第1のカバーから上記第2のカバーに向いて突出し、導体層を表面に有した樹脂製のボスと、
    上記第1のカバーと上記第2のカバーとの間に位置され、上記ボスに接し熱をもつ部材と、
    を具備したことを特徴とする電子機器。
  10. 請求項9に記載の電子機器において、
    上記熱をもつ部材は、発熱体、または該発熱体からの熱が伝わる部品であることを特徴とする電子機器。
  11. 請求項1に記載の電子機器において、
    上記熱をもつ部材を固定するねじを備え、
    上記ボスは、上記ねじが挿入される孔が設けられたことを特徴とする電子機器。
  12. 請求項1に記載の電子機器において、
    上記ボスの導体層と上記熱をもつ部材の導体部分とは、上記ねじの締結方向に互いに重なることを特徴とする電子機器。
  13. 請求項1に記載の電子機器において、
    上記第2のカバーは、上記ボスに対向する他のボスが設けられ、上記第1のカバーと上記第2のカバーとは上記ねじによって締結されることを特徴とする電子機器。
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