JP3128183U - 物品搬送用段ボール紙パッケージ - Google Patents
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Abstract
【課題】繰り返して使用可能で寿命が長い段ボール紙パッケージを提供する。
【解決手段】物品を内包し搬送するための段ボール紙パッケージであって、平面形状に展開可能な段ボール紙により形成され、前記段ボール紙を折り曲げた際に、相互が係合することにより段ボールパッケージの立体形状を維持させる複数の係合部を備え、前記段ボールパッケージを構成する少なくとも正面、裏面、上面、下面、左側面及び右側面から成る6面の間の各仕切り線において、一方の側及び他方の側の両側方向に折れ曲げ可能とする折れ線又はミシン目線が施され、展開された前記段ボール紙における少なくとも前記6面の平面形状が中心線に対して左右対称に形成され、何れの側の面を外表面に折り曲げて形成しても同一の立体形状を成すように形成する。
【選択図】図1
【解決手段】物品を内包し搬送するための段ボール紙パッケージであって、平面形状に展開可能な段ボール紙により形成され、前記段ボール紙を折り曲げた際に、相互が係合することにより段ボールパッケージの立体形状を維持させる複数の係合部を備え、前記段ボールパッケージを構成する少なくとも正面、裏面、上面、下面、左側面及び右側面から成る6面の間の各仕切り線において、一方の側及び他方の側の両側方向に折れ曲げ可能とする折れ線又はミシン目線が施され、展開された前記段ボール紙における少なくとも前記6面の平面形状が中心線に対して左右対称に形成され、何れの側の面を外表面に折り曲げて形成しても同一の立体形状を成すように形成する。
【選択図】図1
Description
本考案は、物品を内包し搬送するために使用される組立式の段ボール紙パッケージに関する。
段ボール箱は、段ボール原紙を多層構造とすることにより強靭に形成し、各種物品の包装資材又は搬送資材として多方面に使用されている。このような段ボール箱の多くは、ライナーと呼ばれる表面紙及び裏面紙と、当該表面紙と裏面紙の間の中芯と呼ばれる中間層の波状紙により構成された段ボールシートを立体形状に折り曲げることにより形成される。
従来の段ボール箱は、一枚の大きな段ボール紙を所定の形状に裁断し、裁断された段ボール紙の予め折り線が施された複数箇所を折り曲げることにより立体形状の搬送用箱に組み立てられて使用される。しかし、段ボール紙を折り曲げて段ボール箱に組み立てても、そのままでは箱としての立体形状を維持できないので、段ボール箱の製造業者は、予め裁断された段ボール紙を組み立てて箱形状に固定するための糊付けやステープル留めの処理を施すか、又は段ボール箱の搬送時の便宜のために折り畳み可能にはしているもの、複数箇所をステープル留めして出荷するようにしている。
このため、従来の段ボール箱は、段ボール紙の一方の面が段ボール箱の外表面に固定化されることとなる。しかし、段ボール箱は物品搬送用パッケージとして繰り返して使用されると、段ボール箱の外表面の一部が傷つけられたり、陥没したり又は汚れたりするので、使用する回数は限られていた。そして、その外表面の一部が傷つけられたり、陥没したり又は汚れたりした段ボール箱は、廃棄されていたのである。
しかし、このようにその外表面の一部に傷等が生じた段ボール箱でも、その内面側は、外表面のライナー及び中芯の波状紙によって保護されているので、傷や汚れ等が生じておらずにきれいな状態に維持されているのである。
このため、もしも内面側を外表面側に折り返して使用することができれば、段ボール紙パッケージとして寿命を大きく伸ばすことができて繰り返し使用可能な回数を大幅に増大できると共に、資源保護の観点からも望ましい。
このため、本考案は、物品を内包し搬送するための段ボール紙パッケージであって、平面形状に展開可能な段ボール紙により形成され、前記段ボール紙を折り曲げた際に、相互が係合することにより段ボールパッケージの立体形状を維持させる複数の係合部を備え、前記段ボールパッケージを構成する少なくとも正面、裏面、上面、下面、左側面及び右側面から成る6面の間の各仕切り線において、一方の側及び他方の側の両側方向に折れ曲げ可能とする折れ線又はミシン目線が施され、展開された前記段ボール紙における少なくとも前記6面の平面形状が中心線に対して左右対称に形成され、何れの側の面を外表面に折り曲げて形成しても同一の立体形状を成す段ボール紙パッケージを提供するものである。
ここで、前記段ボールの一方の面と他方の面には、同じ箇所に同一の文字、記号又は図面が印刷されている。これによって、きれいな内面側を段ボール箱の外表面にする際に、きれいな印刷面を外側に出すことができるのである。
ところで、本考案に係る段ボール紙パッケージは、内包する物品を支持するための支持部材を有し、当該支持部材は、物品を保持する物品保持面と当該物品保持面を取り囲む複数の脚用部により構成され、前記物品保持面と前記複数の脚用面の各仕切り線において、両方向に折れ曲げ可能とする折れ線又はミシン目線が施されている。これにより、本考案に係る段ボール紙パッケージの内部において物品を支持する支持部材についても、その寿命を延ばすことができたのである。
本考案に係る段ボール紙パッケージは、段ボール紙の内面側を外表面側に折り返して使用することができるので、段ボールパッケージとして繰り返し使用することができ、段ボール紙パッケージとしての寿命を大きく伸ばすことを可能にしたのである。
以下、本考案に係る物品搬送用段ボール紙パッケージの実施の形態の例の詳細を、図面に基づいて説明する。
図1は、本段ボール紙パッケージAの展開状態を示し、図2は、これを箱形状に組み立てた状態を示す。尚、図示のパッケージは、箱形状のインクカートリッジを4個まとめて収納する段ボール紙パッケージの例を示している。
図1に示す本段ボール紙パッケージAの展開において、これを図2に示すように箱形状に組み立てた際に、箱体のそれぞれ正面1a、1b、裏面8a、8b、右側面5、左側面6、底面2及び上面(蓋部)を形成する各面間の各仕切り線には、段ボール紙を一方の側及び他方の側の何れにも折れ曲げ可能とする折れ線又はミシン目線10が施されている。また、図2における実線10bは、切り込み線を示す。
図1に示す本段ボール紙パッケージAの裏側は、係合部8c、8dが左右逆方向に向く以外は、図1に示す展開と同様であるのでこれを省略する。
図1に示す本段ボール紙パッケージAを図2に示す箱形状に組み立てるには、図1に示す各部の符合が図2に示す各部の符合と対応しているので、ここに説明するまでもないが、本段ボール紙パッケージAには、本段ボール紙パッケージAを折り曲げた際に、箱の立体形状を維持するための複数の係合部7a、7b、8a、8bを備えている。即ち、図2に示すように、係合部7a、7bは、箱形状の仕切り線1cにて180度折られる正面1a、1bの2つの段ボール紙の間に挿入される。また、箱形状の裏面を形成する面8a、8bに設けられた係合部8c、8dは、その舌部が相互に差し込まれる。これにより、図1に示す本段ボール紙パッケージAが図2に示し箱形状となりそれを維持するのである。
このように、本段ボール紙パッケージAにおいては、少なくとも正面、裏面、上面、下面、左側面及び右側面から成る6面の平面形状が中心線に対して左右対称に形成され、且つ当該6面間の各仕切り線において、一方の側及び他方の側の両側方向に折れ曲げ可能とする折れ線又はミシン目線が施されるので、何れの側の面を外表面に折り曲げて形成しても同一の立体形状を成す段ボール紙箱となるのである。
このため、図1及び図2に示すように、本段ボール紙パッケージAの一方の面と他方の面には、同じ箇所(例えば、正面1b、上面4a)に同一の文字、記号又は図面(例えば、文字印字11、12)が印刷されるのである。
さらに、本段ボール紙パッケージAには、上面(蓋面)4aが正面1a、1bの内側に差し込まれた際に容易に外れないようにするために、上面(蓋面)4aに蓋面差込部4bが接続されている。同様に、右側面5及び左側面6には、夫々折り曲げ部5b、6bが接続されて箱形状に組み立てた際に大きな隙間が生じないようにしている。
図3は、必要に応じて本段ボール紙パッケージAと共に用いられる物品の支持部材Bの例を示す。当該支持部材Bは、物品(例えば、インクカートリッジ4個)を、パッケージ内において動かないように支持するためのものである。
図3に示すように、本支持部材Bは、物品を保持する物品保持面21及び当該物品保持面21を取り囲む4つの脚用部22a、22b、22c、22d、により構成され、物品保持面21と各脚用面の各仕切り線には、上下両方向に折れ曲げ可能とする折れ線又はミシン目線10が施されている。そして、物品保持面21には、例えば4個のインクカートリッジを収納するための切り込みが施されているのである。
図4は、図2に示した箱形状に組み立てられた本段ボール紙パッケージA内に図3に示した搬送する物品を収納するための支持部材Bを収める際の説明図を示す。支持部材Bの寸法は、段ボール紙パッケージAの内側寸法に適合するようになっている。
図5は、上面(蓋面)11が閉じられて、本段ボール紙パッケージAが箱形状に組み立てられた状態を示す。このように組み立てられた本段ボール紙パッケージAは、図1に示す展開された状態の表裏何れの面を箱パッケージの外表面に組み立てても全く同じ外観を呈するのである。
以上詳しく説明したように、本段ボール紙パッケージにおいては、平面形状に展開可能な段ボール紙により形成され、この段ボール紙を折り曲げた際に、相互が係合することにより段ボールパッケージの立体形状を維持させる複数の係合部を備え、前記段ボールパッケージを構成する少なくとも正面、裏面、上面、下面、左側面及び右側面から成る6面の間の各仕切り線において、一方の側及び他方の側の両側方向に折れ曲げ可能とする折れ線又はミシン目線が施され、展開された前記段ボール紙における少なくとも前記6面の平面形状が中心線に対して左右対称に形成されるので、何れの側の面を外表面に折り曲げて形成しても同一の立体形状を成すことができるので、段ボールパッケージとして繰り返し使用することを可能にしたのである。
本考案は、物品を内包し搬送するために使用される組立式の段ボール紙パッケージに関するものであり、産業上の利用可能性を有する。
A:本考案に係る段ボール紙パッケージ
B:収納される物品の支持部材
1a、1b:正面
2:底面
4:上面(蓋部)
5:右側面
6:左側面
8a、8b:裏面
7a、7b、8a、8b:係合部
10a:折れ線又はミシン目線
10b:切り込み線
B:収納される物品の支持部材
1a、1b:正面
2:底面
4:上面(蓋部)
5:右側面
6:左側面
8a、8b:裏面
7a、7b、8a、8b:係合部
10a:折れ線又はミシン目線
10b:切り込み線
Claims (4)
- 物品を内包し搬送するための段ボール紙パッケージであって、
平面形状に展開可能な段ボール紙により形成され、
前記段ボール紙を折り曲げた際に、相互が係合することにより段ボールパッケージの立体形状を維持させる複数の係合部を備え、
前記段ボールパッケージを構成する少なくとも正面、裏面、上面、下面、左側面及び右側面から成る6面の間の各仕切り線において、一方の側及び他方の側の両側方向に折れ曲げ可能とする折れ線又はミシン目線が施され、
展開された前記段ボール紙における少なくとも前記6面の平面形状が中心線に対して左右対称に形成され、何れの側の面を外表面に折り曲げて形成しても同一の立体形状を成す段ボール紙パッケージ。 - 前記段ボールの一方の面と他方の面には、同じ箇所に同一の文字、記号又は図面が印刷されていることを特徴とする請求項1に記載の段ボール紙パッケージ。
- 内包する物品を支持するための支持部材を有する請求項1又は2に記載の段ボール紙パッケージ。
- 前記支持部材は、物品を保持する物品保持面と当該物品保持面を取り囲む複数の脚用部により構成され、前記物品保持面と前記複数の脚用面の各仕切り線において、両方向に折れ曲げ可能とする折れ線又はミシン目線が施されている請求項3に記載の段ボール紙パッケージ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006008419U JP3128183U (ja) | 2006-10-17 | 2006-10-17 | 物品搬送用段ボール紙パッケージ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006008419U JP3128183U (ja) | 2006-10-17 | 2006-10-17 | 物品搬送用段ボール紙パッケージ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3128183U true JP3128183U (ja) | 2006-12-28 |
Family
ID=43279238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006008419U Expired - Fee Related JP3128183U (ja) | 2006-10-17 | 2006-10-17 | 物品搬送用段ボール紙パッケージ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3128183U (ja) |
-
2006
- 2006-10-17 JP JP2006008419U patent/JP3128183U/ja not_active Expired - Fee Related
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