JP3127820B2 - 強誘電体膜形成用スパッタリングターゲットおよびその製造方法 - Google Patents

強誘電体膜形成用スパッタリングターゲットおよびその製造方法

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    • C23C14/22Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material characterised by the process of coating
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体メモリー
などのキャパシタ用薄膜成形のための強誘電体膜形成用
スパッタリングターゲットおよびその製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、BaおよびTiの複合酸化物
(以下、BaTi複合酸化物という)、SrおよびTi
の複合酸化物(以下、SrTi複合酸化物という)並び
にBa、SrおよびTiの複合酸化物(以下、BaSr
Ti複合酸化物という)からなるペロブスカイト構造を
有する強誘電体膜形成用スパッタリングターゲットは、
半導体メモリー等に用いられるキャパシタ用薄膜形成用
スパッタリングターゲットとして用いることは知られて
いる。
【0003】前記BaTi複合酸化物からなるペロブス
カイト構造を有する強誘電体膜形成用スパッタリングタ
ーゲットを製造するには、まず原料粉末のBaCO3
末およびTiO2 粉末を所定の割合に配合し、ボールミ
ルに入れて混合し、得られた混合粉末をMgOルツボに
入れ、大気雰囲気中、温度:1200〜1350℃、3
〜10時間保持の条件で焼成し、ボールミルで粉砕する
ことによりBaTi複合酸化物粉末を作製する。得られ
たBaTi複合酸化物粉末にさらに前記条件の焼成およ
び粉砕を2回以上繰り返して施した後、圧力:150k
g/cm2 、温度:1200〜1350℃、0.5〜3
時間保持の条件でホットプレスする。前記ホットプレス
されたBaTi複合酸化物からなる焼結体は、機械加工
して所定のターゲット形状に仕上げられる。
【0004】また、前記SrTi複合酸化物からなるペ
ロブスカイト構造を有する強誘電体膜形成用スパッタリ
ングターゲットを製造するには、原料粉末のSrCO3
粉末およびTiO2 粉末を所定の割合に配合し、ボール
ミルに入れて混合し、得られた混合粉末をMgOルツボ
に入れ、大気雰囲気中、温度:1200〜1350℃、
3〜10時間保持の条件で焼成し、ボールミルで粉砕す
ることによりSrTi複合酸化物粉末を作製する。得ら
れたSrTi複合酸化物粉末にさらに前記条件の焼成お
よび粉砕を2回以上繰り返して施した後、圧力:150
kg/cm2 、温度:1200〜1350℃、0.5〜
3時間保持の条件でホットプレスする。前記ホットプレ
スされたSrTi複合酸化物からなる焼結体は、機械加
工して所定のターゲット形状に仕上げられる。
【0005】さらに、前記BaSrTi複合酸化物から
なるペロブスカイト構造を有する強誘電体膜形成用スパ
ッタリングターゲットを製造するには、原料粉末のSr
CO 3 粉末、BaCO3 粉末およびTiO2 粉末を所定
の割合に配合し、ボールミルに入れて混合し、得られた
混合粉末をMgOルツボに入れ、大気雰囲気中、温度:
1200〜1350℃、3〜10時間保持の条件で焼成
し、ボールミルで粉砕することによりBaSrTi複合
酸化物粉末を作製する。得られたBaSrTi複合酸化
物粉末にさらに前記条件の焼成および粉砕をを2回以上
繰り返して施した後、圧力:150kg/cm2 、温
度:1200〜1350℃、0.5〜3時間保持の条件
でホットプレスする。前記ホットプレスされたBaSr
Ti複合酸化物からなる焼結体は、機械加工して所定の
ターゲット形状に仕上がられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年、半導体メモリー
の大量生産とコストダウンのために、高出力でスパッタ
リングし、高速成膜することにより短時間で強誘電体膜
を形成しょうとしている。しかし、従来の強誘電体膜形
成用スパッタリングターゲットを用いて成膜速度:10
0オングストローム/min.以上の高速スパッタリン
グ成膜を行うと、ターゲット表面が鱗片状に剥離した
り、ターゲット全体が割れてしまうことがあり、また1
00オングストローム/min.以上の高速スパッタリ
ング成膜を行うためには、ターゲットを高密度化してタ
ーゲットの強度および熱伝導度を上げる必要があるが、
従来の原料を用いてホットプレスによりターゲットを製
造すると、ホットプレス上がりで割れが発生しやすく、
製品の歩留まりが低かった。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは、
高電力をかけて高速スパッタリング成膜しても割れおよ
び剥離が生ずることがなく、さらにスパッタリングター
ゲット製造時の割れが発生せすることのない強誘電体膜
形成用スパッタリングターゲットを開発すべく研究を行
なった結果、(a)従来の強誘電体膜形成用スパッタリ
ングターゲットには、硫黄成分が80〜200ppm程
度含まれており、前記高速スパッタリング成膜時の割れ
および剥離は、硫黄成分が大きく影響を及ぼすところか
ら、強誘電体膜形成用スパッタリングターゲットに含ま
れる硫黄成分は可及的に少ない方がよく、S:50pp
m以下に抑える必要がある、(b)従来の強誘電体膜形
成用スパッタリングターゲットの原料粉末として用いる
市販の炭酸Ba粉末および炭酸Sr粉末には、硫黄成分
が80ppm以上含まれており、この硫黄成分が80p
pm以上含まれている炭酸Ba粉末および炭酸Sr粉末
を用いて強誘電体膜形成用スパッタリングターゲットを
製造すると、スパッタリングターゲット製造時のホット
プレス上がりで割れが発生するところから、原料粉末に
含まれる硫黄成分は、可及的に少ない方がよく、S:5
0ppm以下に抑える必要がある、(c)市販の酸化T
i粉末に含まれる硫黄含有量は、極めて少なく、5pp
m以下であるところから、市販の酸化Ti粉末をそのま
ま原料粉末として使用することができる、という知見を
得たのである。
【0008】この発明は、かかる知見に基づいて成され
たものであって、(1)S含有量が50ppm以下のB
aTi複合酸化物からなるペロブスカイト構造を有する
強誘電体膜形成用スパッタリングターゲット。(2)原
料粉末として炭酸Ba粉末および酸化Ti粉末を用意
し、これら炭酸Ba粉末および酸化Ti粉末を混合し、
得られた混合粉末を大気中で予備焼結して予備焼結体を
作製し、得られた予備焼結体を粉砕してBaTi複合酸
化物粉末を作製し、このBaTi複合酸化物粉末をホッ
トプレスしたのち機械加工することによりBaTiの複
合酸化物からなるペロブスカイト構造を有する強誘電体
膜形成用スパッタリングターゲットを製造する方法にお
いて、前記原料粉末の炭酸Ba粉末として、S含有量が
50ppm以下の炭酸Ba粉末を使用する強誘電体膜形
成用スパッタリングターゲットの製造方法、(3)S含
有量が50ppm以下のSrTi複合酸化物からなるペ
ロブスカイト構造を有する強誘電体膜形成用スパッタリ
ングターゲット、(4)原料粉末として炭酸Sr粉末お
よび酸化Ti粉末を用意し、これら炭酸Sr粉末および
酸化Ti粉末を混合し、得られた混合粉末を大気中で予
備焼結して予備焼結体を作製し、得られた予備焼結体を
粉砕してSrTi複合酸化物粉末を作製し、このSrT
i複合酸化物粉末をホットプレスしたのち、機械加工し
てSrTi複合酸化物からなるペロブスカイト構造を有
する強誘電体膜形成用スパッタリングターゲットを製造
する方法において、前記原料粉末の炭酸Sr粉末とし
て、S含有量が50ppm以下の炭酸Sr粉末を使用す
る強誘電体膜形成用スパッタリングターゲットの製造方
法、(5)S含有量が50ppm以下のBaSrTi複
合酸化物からなるペロブスカイト構造を有する強誘電体
膜形成用スパッタリングターゲット、(6)原料粉末と
して炭酸Ba粉末、炭酸Sr粉末および酸化Ti粉末を
用意し、これら炭酸Ba粉末、炭酸Sr粉末および酸化
Ti粉末を混合し、得られた混合粉末を大気中で予備焼
結して予備焼結体を作製し、得られた予備焼結体を粉砕
してBaSrTi複合酸化物粉末を作製し、このBaS
rTiの複合酸化物粉末をホットプレスしたのち、機械
加工してBaSrTi複合酸化物からなるペロブスカイ
ト構造を有する強誘電体膜形成用スパッタリングターゲ
ットを製造する方法において、前記原料粉末の炭酸Ba
粉末および炭酸Sr粉末として、いずれもS含有量が5
0ppm以下の炭酸Ba粉末および炭酸Sr粉末を使用
する強誘電体膜形成用スパッタリングターゲットの製造
方法、に特徴を有するものである。
【0009】ターゲットに含まれるS含有量は、高出力
スパッタリング中のターゲットの割れおよび剥離に大き
く影響を及ぼすところから、可及的に少ない方が好まし
いが、50ppmを越えて含有すると、高出力スパッタ
リング中の全てのターゲットに割れおよび剥離が発生す
るので好ましくない。したがって、Sの含有量を50p
pm以下に定めた。S含有量の一層好ましい範囲は20
ppm以下である。
【0010】また、この発明で使用する原料粉末である
S含有量が50ppm以下の炭酸Ba粉末は、市販の炭
酸Ba粉末を大気中、1300℃の条件で焼成し、Ba
Oと炭酸ガスに分解した後、BaOに水を作用させてB
a(OH)2 溶液を製造し、S成分をBaSO4 の化合
物の形で濾過分離した後、Ba(OH)2 溶液に炭酸ガ
スを通すことにより製造することができ、さらに、S含
有量が50ppm以下の炭酸Sr粉末は、市販の炭酸S
r粉末を大気中、1300℃の条件で焼成し、SrOと
炭酸ガスに分解した後、SrOに水を作用させてSr
(OH)2 溶液を製造し、S成分をSrSO4 の化合物
の形で濾過分離した後、Sr(OH)2 溶液に炭酸ガス
を通すことにより製造することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
実施例 市販の純度:99.9%の炭酸Ba粉末を用意し、S含
有量を測定したところ、S:150ppmが含まれてい
た。この市販の純度:99.9%の炭酸Ba粉末を、大
気中、温度:1300℃の条件で焼成し、BaOと炭酸
ガスに分解した後、BaOに水を作用させてBa(O
H)2 溶液を製造し、BaSO4 の化合物を濾過分離し
た後、このBa(OH)2 溶液に炭酸ガスを通すことに
よりS含有量:20ppmの極低硫黄BaCO3 粉末を
製造した。
【0012】さらに、市販の純度:99.9%の炭酸S
r粉末を用意し、S含有量を測定したところ、S:10
0ppmが含まれていた。この市販の純度:99.9%
の炭酸Sr粉末を、大気中、温度:1300℃の条件で
焼成し、SrOと炭酸ガスに分解した後、SrOに水を
作用させてSr(OH)2 溶液を製造し、SrSO4
化合物を濾過分離した後、このSr(OH)2 溶液に炭
酸ガスを通すことによりS含有量:10ppmの極低硫
黄SrCO3 粉末を製造した。
【0013】さらに原料粉末として市販のTiO2 粉末
(S含有量:5ppm未満)も用意した。
【0014】これら精製された極低硫黄のBaCO3
末、SrCO3 粉末およびTiO2粉末を所定割合に配
合し、YSZ製ボールとともにボールミルに入れて混合
し、得られた混合粉末を大気中、1100℃で1時間保
持の条件で焼成しすることにより極低硫黄複合酸化物を
作製した。
【0015】この極低硫黄複合酸化物をボールミルに入
れて粉砕し、平均粒径:1〜5μmを有する極低硫黄複
合酸化物粉末を製造し、さらに得られた極低硫黄複合酸
化物粉末をグラファイトモールドに充填し、 昇温速度:5℃/min、 加熱温度:1300℃、 圧力:150ton/cm2 、 保持時間:1時間、 冷却:炉冷、 の条件でホットプレスすることにより、直径:300m
m、厚さ:5mmの寸法を有する本発明スパッタリング
ターゲット(以下、本発明ターゲットという)1〜5を
作製した。これら本発明ターゲット1〜5のS含有量を
表1に示す。
【0016】さらに、本発明ターゲット1〜5につい
て、同一原料で3回ずつホットプレスを行って割れが発
生せずにホットプレスできたターゲットの成功枚数を測
定し、その結果を表1に示した。次に、割れが発生せず
にホットプレスできたターゲットをIn−Snはんだに
より水冷銅板に接合し、高周波マグネトロンスパッタ装
置内にセットし、 雰囲気ガス:Arと酸素の混合ガス(Ar:O=1:
1)、 雰囲気圧力:1pa、 周波数:13.56Mhz、 出力:6000W、 時間:50時間、 の条件にてスパッタし、ターゲットに鱗片状に割れが発
生したか否かを黙視にて観察し、その結果も表1に示し
た。
【0017】従来例 実施例で用意した市販のBaCO3 粉末、SrCO3
末およびTiO2 粉末をそのまま配合し、混合し、焼成
して複合酸化物粉末を作製し、この複合酸化物粉末を粉
砕して得られた粉砕粉末を実施例と同じ条件でホットプ
レスすることにより従来スパッタリングターゲット(以
下、従来ターゲットという)1〜5を作製した。得られ
た従来ターゲット1〜5に含まれるS含有量を測定し、
同一原料で3回ずつ行いって割れが発生せずにホットプ
レスできたターゲットの成功枚数を測定し、さらに割れ
が発生せずにホットプレスできたターゲットを用いて実
施例と同じ条件でスパッタし、その際にターゲットに鱗
片状割れが発生したか否かを黙視にて観察し、その結果
を表1に示した。
【0018】
【表1】
【0019】
【発明の効果】表1に示される結果から、精製されたS
含有量:20ppmのBaCO3 粉末、S含有量:10
ppmのSrCO3 粉末およびTiO2 粉末を使用して
得られたS含有量:50ppm以下の本発明ターゲット
1〜5は、いずれも市販のSを150ppm含むBaC
3 粉末、Sを100ppm含むSrCO3 粉末および
TiO2 粉末を使用して得られたS含有量:60ppm
以上の従来ターゲット1〜5に比べて、ホットプレスに
より割れが発生せず、またスパッタリング時に剥離また
は割れが生ずることのなく高出力および高速成膜がで
き、産業上優れた効果を奏するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01L 27/108 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C23C 14/00 - 14/58 C04B 35/42 - 35/51 C01G 23/00 C01G 25/00 - 57/00 C01F 11/16 C01B 13/16 H01L 21/316 H01L 21/8242 H01L 27/108 JICSTファイル(JOIS)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 S含有量が50ppm以下のBaおよび
    Tiの複合酸化物からなるペロブスカイト構造を有する
    強誘電体膜形成用スパッタリングターゲット。
  2. 【請求項2】 原料粉末として炭酸Ba粉末および酸化
    Ti粉末を用意し、これら炭酸Ba粉末および酸化Ti
    粉末を混合し、得られた混合粉末を大気中で予備焼結し
    て予備焼結体を作製し、得られた予備焼結体を粉砕して
    BaおよびTiの複合酸化物粉末を作製し、このBaお
    よびTiの複合酸化物粉末をホットプレスしたのち機械
    加工することによりBaおよびTiの複合酸化物からな
    るペロブスカイト構造を有する強誘電体膜形成用スパッ
    タリングターゲットを製造する方法において、 前記原料粉末の炭酸Ba粉末として、S含有量が50p
    pm以下の炭酸Ba粉末を使用することを特徴とする強
    誘電体膜形成用スパッタリングターゲットの製造方法。
  3. 【請求項3】 S含有量が50ppm以下のSrおよび
    Tiの複合酸化物からなるペロブスカイト構造を有する
    強誘電体膜形成用スパッタリングターゲット。
  4. 【請求項4】 原料粉末として炭酸Sr粉末および酸化
    Ti粉末を用意し、これら炭酸Sr粉末および酸化Ti
    粉末を混合し、得られた混合粉末を大気中で予備焼結し
    て予備焼結体を作製し、得られた予備焼結体を粉砕して
    SrおよびTiの複合酸化物粉末を作製し、このSrお
    よびTiの複合酸化物粉末をホットプレスしたのち、機
    械加工してSrおよびTiの複合酸化物からなるペロブ
    スカイト構造を有する強誘電体膜形成用スパッタリング
    ターゲットを製造する方法において、 前記原料粉末の炭酸Sr粉末として、S含有量が50p
    pm以下の炭酸Sr粉末を使用することを特徴とする強
    誘電体膜形成用スパッタリングターゲットの製造方法。
  5. 【請求項5】 S含有量が50ppm以下のBa、Sr
    およびTiの複合酸化物からなるペロブスカイト構造を
    有する強誘電体膜形成用スパッタリングターゲット、
  6. 【請求項6】 原料粉末として炭酸Ba粉末、炭酸Sr
    粉末および酸化Ti粉末を用意し、これら炭酸Ba粉
    末、炭酸Sr粉末および酸化Ti粉末を混合し、得られ
    た混合粉末を大気中で予備焼結して予備焼結体を作製
    し、得られた予備焼結体を粉砕してBa、SrおよびT
    iの複合酸化物粉末を作製し、このBa、SrおよびT
    iの複合酸化物粉末をホットプレスしたのち、機械加工
    してBa、SrおよびTiの複合酸化物からなるペロブ
    スカイト構造を有する強誘電体膜形成用スパッタリング
    ターゲットを製造する方法において、 前記原料粉末の炭酸Ba粉末および炭酸Sr粉末とし
    て、いずれもS含有量が50ppm以下の炭酸Ba粉末
    および炭酸Sr粉末を使用することを特徴とする強誘電
    体膜形成用スパッタリングターゲットの製造方法。
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