JP3127568U - 折り畳み自在な包装用中仕切 - Google Patents

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Abstract

【課題】 材料の節減に寄与する折り畳み自在な包装用中仕切を得ること。
【解決手段】 単一の中仕切材料用シートの周囲に中仕切の横片部を構成する余白部10を残し、該シートに切目12aを設けることにより、一側に糊代部14aを備えた内側分割縦片部14が設けられ、その他側に外側縦片部16が切目12bによって形成された中仕切用シート22A、22Bの一対が設けられ、一方の中仕切用シート22Aを裏返し、両糊代部14aの内側面が接着されてなるもので、一方の中仕切用シート20Aに底部20が折り畳み自在に設けられてなるもの。
【選択図】 図2

Description

この考案は、段ボール箱などの包装用箱内に収容して被包装物を包装する折り畳み自在な包装用中仕切に関する。
この種の包装用中仕切として、この考案者は先に実用新案登録第3118256号公報記載の考案をした。
この背景技術は、包装用中仕切の材料の節減に寄与することを目的とするもので、包装用中仕切は横片と縦片の2枚のシートの組み合わせからなる従前の構成に代えて、1枚のシートから、升目を構成する横片と縦片の得るようにしたものである。
したがって、この背景技術は材料の節減に寄与する点で評価できる。
一方、たとえば、一升瓶を中仕切により包装用箱内に収納する場合、包装用中仕切の妄動を回避するため、中仕切の高さを包装用箱の高さに等しく設定し、下方側を包装用箱の底板、上方側を包装用箱の蓋板によりそれぞれ規制することにより、該箱内の上下方向に空白を発生しないにして中仕切の妄動を抑制するように図られた。
中仕切の妄動を抑制できるものの、中仕切の高さが包装用箱の高さに追従されるので、中仕切の材料に無駄が発生し、材料の節減に反することになった。
実用新案登録第3118256号公報
解決しようとする問題点は、中仕切の材料に無駄が発生する点と、包装用箱内における使用時に包装用中仕切が妄動する点である。
他の問題点は、収納時の被包装物が不安定な点である。
さら、他の問題点は、中仕切を構成する縦片部が折目くせにより、姿勢が定まらないので、取り扱いが煩雑な点である。
本考案の課題を解決するための第1の手段は、方形の中仕切材料用シートにおいて、該シートの少なくとも対向する上下の二辺側に包装用中仕切の横片部を構成する余白部10が残存され、
前記の余白部10間において、該余白部10に連設された主繋ぎ部10aが残存され、主繋ぎ部10aの一側に切目12aを介して一側に糊代部14aを備えた折り畳み自在な内側分割縦片部14が形成されると共に、前記の主繋ぎ部10aの他側に切目12bを介して折り畳み自在な外側縦片部16が形成されてなる包装中仕切用シート22A、22Bの一対が設けられ、
これらの一対の包装中仕切用シート22A、22Bのうち、一方の包装中仕切用シート22Aの下方の該余白部10に折目18を介して折り畳み自在な包装用中仕切の底部20が形成され、
一方の包装中仕切用シート22Aと他方の包装中仕切用シート22Bが対称に、かつ、一方の包装中仕切用シート22Aが他方の包装中仕切用シート22Bに対して他側へずらして重ね合わせられ、
一方の包装中仕切用シート22Aの内側分割縦片部14の糊代部14aと他方の包装中仕切用シート22Bの内側分割縦片部14の糊代部14aが接着されてなることにより、該余白部10、接着された一対の内側分割縦片部14および外側縦片部16によって被包装物用の升目を形成するようにしたことを特徴とする折り畳み自在な包装用中仕切である。
本考案の課題を解決するための第2の手段は、第1の手段において、
被包装物用の升目の幅に等しい幅αを備えた規制片24が両側の折り目26を介して前記の一方の包装中仕切用シート22Aと他方の包装中仕切用シート22B間に折り畳み自在に連設されてなることを特徴とする折り畳み自在な包装用中仕切である。
本考案の課題を解決するための第3の手段は、第1又は第2の手段において、
折り畳み自在な包装用中仕切の底部20の形態は、包装中仕切用シートの長さと該被包装物用の升目の幅αによって形成されるに等しい方形であることを特徴とする折り畳み自在な包装用中仕切である。
本考案の課題を解決するための第4の手段は、第2又は第3の手段において、
折り畳み自在な包装用中仕切の底部20の該規制片24寄りに糊代部20aが折目20bを介して折り畳み自在に形成され、該糊代部20aが折曲されて該規制片24の内側に接着されたことを特徴とする折り畳み自在な包装用中仕切である。
本考案の課題を解決するための第5の手段は、第2、第3又は第4の手段において、折り畳み自在な包装用中仕切の底部20において、該糊代部20a寄りの前記の規制片24の折り目20b端から該包装用中仕切の底部20の外側端にかけて折り目20cが傾斜して設けられてなることを特徴とする折り畳み自在な包装用中仕切である。
本考案の課題を解決するための第6の手段は、第1、第2、第3、第4又は第5の手段において、主繋ぎ部10aの一側の切目12aと他側の切目12bは、余白部10と内側分割縦片部14間、余白部10と外側縦片部16間においてそれぞれが非接触の間隙によるものであることを特徴とする折り畳み自在な包装用中仕切である。
本考案の課題を解決するための第1の手段は、上記の構成であるから、以下の作用効果を奏する。
升目を構成する横片部と縦片部を得るのに、横片部は中仕切材料用シートに余白部を残存させるだけで得られるから、横片部を得るために別途に中仕切材料用シートを用意する必要がないので、材料の無駄がない。
他方、縦片部を構成する内側分割縦片部と外側縦片部を得るには、刃物により、主繋ぎ部を残して単に中仕切材料用シートを打ち抜くことにより、主繋ぎ部の両側に内側分割縦片部、外側縦片部を形成できるから、生産工程の簡素化を期待できる。
包装用中仕切用シートの余白部を升目用の横片部として構成できるから、二枚の中仕切用シートを配置させ、向かい合わせた糊代部を接着させることにより、折りたたみ自在な縦片を得ることができるので、二枚の中仕切用シートを互いに異方向に引っ張るだけで複数個の格子状の升目を備えた包装用中仕切を得ることができるから、使用上の利便性に寄与できる。
その上、一方の包装用中仕切用シート20Aの下方の該余白部10に折目18を介して折り畳み自在な包装用中仕切の底部20が形成されているから、使用時の中仕切の安定性が得られることのほか、中仕切が包装用箱Bの底Sに収納して使用される場合、中仕切の底部20上に被包装物Wが載置されることになるが、中仕切は被包装物の重量に支配されるので、浮き上がったり、妄動することがない。
そこで、従来のように中仕切の高さを意図的に包装用箱の高さに等しく設定し、使用時の中仕切の妄動抑制を仕切の上方において包装用箱の蓋Tにより規制する
必要がないから、中仕切の高さを包装用箱Bの高さに支配されることなく、中仕切の高さを従来に比較して低く設定できるので一層、中仕切の材料の節減に寄与できる。
本考案の課題を解決するための第2の手段は、上記の構成であるから、第1の手段が奏する作用効果のほか、以下の作用効果を奏する。
被包装物用の升目の幅に等しい幅αを備えた規制片24が両側の折り目26を介して前記の一方の中仕切用シート22Aと他方の中仕切用シート22B間に折り畳み自在に連設されてなるから、使用時において中仕切の安定性が得られることはもちろん、一方の中仕切用シート22Aと他方の中仕切用シート22Bが対称に、かつ、一方の中仕切用シート22Aが他方の中仕切用シート22Bに対して他側へずらして重ね合わせ、一方の中仕切用シート22Aの内側分割縦片部14の糊代部14aと他方の中仕切用シート22Bの内側分割縦片部14の糊代部14aを接着させる場合に位置合わせの作業を楽に実施できる。
本考案の課題を解決するための第3の手段は、上記の構成であるから、第1又は第2の手段が奏する作用効果のほか、以下の作用効果を奏する。
折り畳み自在な包装用中仕切の底部20の形態は、中仕切用シートの長さと該被包装物用の升目の幅αによって形成されるに等しい方形であるから、中仕切の底部20側の姿勢の安定を図ることができる。
本考案の課題を解決するための第4の手段は、上記の構成であるから、第2又は第3の手段が奏する作用効果のほか、以下の作用効果を奏する。
折り畳み自在な包装用中仕切の底部20の該規制片24寄りに糊代部20aが折り目20bを介して折り畳み自在に形成され、該糊代部20aが折曲されて該規制片24の内側に接着されているから、包装用中仕切の底部20の安定性が得られる。
本考案の課題を解決するための第5の手段は、上記の構成であるから、第2、第3又は第4の手段が奏する作用効果のほか、以下の作用効果を奏する。
折り畳み自在な包装用中仕切の底部20において、該糊代部20a寄りの前記の
規制片24の折り目20b端から該包装用中仕切の底部20の外側端にかけて折り目20cが傾斜して設けられてなるから、内側分割縦片部14や外側縦片部16とともに底部20も折り畳み易いので、中仕切を嵩張らないようにできる。
本考案の課題を解決するための第6の手段は、上記の構成であるから、第1、第2、第3、第4又は第5の手段が奏する作用効果のほか、以下の作用効果を奏する。
主繋ぎ部10aの一側の切目12aと他側の切目12bは、余白部10と内側分割縦片部14間、余白部10と外側縦片部16間においてそれぞれが非接触の間隙によるものであるから、内側分割縦片部14および外側縦片部16を折り畳みその反対に折り曲げる場合、余白部10との摩擦がなく、いわゆる折目くせによる復元作用を奏することなく、無理なく折り畳むことや引き起こすことのできる利点がある。
したがって、内側分割縦片部14と外側縦片部16の取り扱いが楽であるから、使用上の煩雑さがない。
包装用中仕切の材料の節減に寄与しつつ、使用時における中仕切の妄動を抑制するという目的を、最小の部品点数と少ない製造工程で包装用中仕切の機能を損なうことなく実現した。
図1ないし図5および図8を参照して実施例1の包装用中仕切の詳細を説明する。
図1および図2に示される例は、追って詳細を説明するが、中央部に規制片24を設けた例であり、図8に示される例は、規制片24のない例である。
規制片24は主として生産工程上の向上化を図ることを目的としたものである。
したがって、この規制片24は包装用中仕切に必ずしも必要とするものではない。
規制片24を設けない例は、図8図に示される実施例4により説明する。
規制片24の両側には、包装中仕切用シート22A、22Bの一対が設けられているが、両包装中仕切用シート22A、22Bの構成は底部20の有無の相違を除き、共通であるから、一方の包装中仕切用シート22Aの構成について説明し、他方の包装中仕切用シート22Bの構成についてはその説明が援用され、省略されている。
図面上の右側の中仕切材料用シート22Aにおいて、左右と上下の四辺側に余白部10が残存されている(図1、図2を参照)。
しかし、追って説明するが、四辺側のすべてに余白部10を設けることを必須とするものではないが、四辺側のうち、少なくとも、図面上または使用時の上下方向の二辺側に包装用中仕切の横片部を構成することになる余白部10を残存させることはこの考案を構成するために必須である。
たとえば、図5に示される例では、規制片24側を除く他の三辺側に包装用中仕切の横片部を構成することになる余白部10が残されている。
図6を参照すれば、図面上の左側の包装中仕切用シート22Bの場合、左右の余白部10が省略されている。
図面上の左右の二辺側、または左右のいずれかの側の余白部10を省略することにより、縦片部の面積を拡大できるように意図されている。
中仕切材料用シートは、一般的に段ボールやクラフト紙などの紙材であるが、硬質プラスチックスを採用してもよい。
もっとも、紙材を採用する場合は、使用時に縦片や横片が揺れないように姿勢制御を図るため、一定の肉厚たとえば0.5〜1mm程度のものが好ましい。
図面上の右側の中仕切材料用シート22Aにおいて、左右と上下の四辺側に余白部10が残存されている(図1、図2を参照)。
これらの余白部10はそれぞれ包装用中仕切の横片部を構成するものである。
上下の余白部10の内側において、図面上の上下方向に前記の余白部10に連設された主繋ぎ部10aが該シートに残されている。
主繋ぎ部10aの一側に略コ字状の切目12aを介して一側に糊代部14aを備えた折り畳み自在な内側分割縦片部14が形成されている。
一方の中仕切材料用シート22Aの内側分割縦片部14は独立して包装用中仕切の1単位の縦片を構成するものではなく、追って説明する他方の中仕切材料用シート22Bの内側分割縦片部14と相俟って結合されることにより1単位の升目を形成するものである。
一方の内側分割縦片部14の幅と他方の内側分割縦片部14の幅は必ずしも統一される必要はなく、両内側分割縦片部14、14の合計の幅が被包装物用の升目の幅αに等しいものであればよい。
追って説明するように、両内側分割縦片部14、14のそれぞれの一側には、糊代部14aが設けられ、これらが重合して接着することが予定されているが、重合されることにより、重合部には浅いものの、段部が形成されるので、一升瓶などを収納したとき、接着部、換言すれば重合部が升目の中央からずれるので商品名などを示すラベルに干渉しないようにできる利点を奏する。
前記の切目12aは、単なる線状の切目ではなく、余白部10と内側分割縦片部14との間が非接触の状態となるようにたとえば1〜3mm程度の間隙によるものが好ましい。
切目12aを境にして内側分割縦片部14が折り畳み自在であることを説明したが、切目12aが前記したように非接触の状態の間隙により、内側分割縦片部14を折り畳む場合、その反対に、折り畳まれた内側分割縦片部14を引き起こす場合に、余白部10との摩擦がなく、いわゆる折目くせによる復元作用を奏することなく、無理なくその作業を行うことのできる利点がある。
とりわけ、この考案では、折り畳まれた内側分割縦片部14と外側縦片部16を主繋ぎ部10aを基準にして直角に引き起こして使用するものであるから、切目12a、12bと余白部10が接触状態にある場合、余白部10との摩擦が少なくなく、内側分割縦片部14と外側縦片部16を引き起こし、あるいは折り畳む作業が実施しにくい問題点を解消できる。
内側分割縦片部14の一側に、図面上でいえば規制片24側に一定の幅による糊代部14aが斜線で示されるように区画形成されている。
この糊代部14aは、追って説明する他方の内側分割縦片部14を結合するのに供されるものである。
前記の主繋ぎ部14aの他側に切目12bを介して折り畳み自在な外側縦片部16が形成されることにより、包装用中仕切用シート20Aが構成されている。
外側縦片部16の幅(図面上の左右方向)は、被包装物用の升目の幅αに等しいものであればよい。
この切目12bも前記した内側分割縦片部14の切目12aと同様に前記したように非接触の状態の間隙によるものであり、外側縦片部16の折り畳み、あるいは、引き起こしの作業を余白部10との摩擦がなく、無理なく実施できるように配慮されている。
この考案では、前記した包装用中仕切用シート20A、20Bの一対が設けられるが、これらの一対の包装用中仕切用シート20A、20Bのうち、一方の包装用中仕切用シート20Aの下方の該余白部10に折目18を介して折り畳み自在な包装用中仕切の底部20が形成されている(図1ないし図4を参照)。
底部20を設ける目的は、被収納物の底の保護はもとより、使用時の中仕切の安定性を図り、さらに、中仕切を包装用箱B内に収納して使用するときに、中仕切の底部20上に被包装物Wが載置されることになるが、中仕切が被包装物Wの重量に支配されることにより、その浮き上りや妄動を抑制することにある。
また、従来のように中仕切の高さを意図的に包装用箱Bの高さに等しく設定し、使用時の中仕切の妄動抑制を仕切の上方において包装用箱Bの蓋Tにより規制しないようにするため、中仕切の高さを包装用箱Bの高さに支配されることなく、中仕切の高さを従来に比較して低く設定できることを意図し、中仕切の材料の節減に寄与できるように図られている。
折り畳み自在な包装用中仕切の底部20の形態は、中仕切用シートの長さと該被包装物用の升目の幅αによって形成されるに等しい方形である(図1ないし図3を参照)。
さらにいえば、図5に示されるように、折り畳み自在な包装用中仕切の底部20の該規制片24寄りに糊代部20aが折目20bを介して折り畳み自在に形成され、該糊代部20aが折曲されて該規制片24の内側に接着させ、使用時の底部20の姿勢の安定性が図られている。
折り畳み自在な包装用中仕切の底部20において、糊代部20a寄りの前記の
規制片24の折目26端から該包装用中仕切の底部20の外側端にかけて折り目20cが傾斜して設けられ、該糊代部20a側の前記した斜めの折目20cによって区画され、折目20bを介して糊代部20aに連設さらた略三角形の部分を底部20本体とともに内側に折り畳むことのできるから、中仕切を縮小できるように図られている。
さらに、つづけて説明すると、前記した主繋ぎ部10aの上下方向の延長上には、折目による従繋ぎ部28が形成されている。
また、前記した両側の切目12aの従繋ぎ部28側は、それぞれ内側に向けて折曲され、略V字に形成されることにより、前記の従繋ぎ部28と相俟って内側分割縦片部14と外側縦片部16を折り曲げ易くになるように配慮されている。
この実施例1の中仕切は、一方の中仕切用シート20Aと他方の中仕切用シート20Bの一対から構成される。
両者は底部20の有無の相違はあるが、他の構成はそっくり共通の構成によるもので両者の糊代部14aの内側面がそれぞれ接着されて中仕切が完成する。
一方の中仕切用シート22Aと他方の中仕切用シート22Bが対称に、かつ、一方の中仕切用シート22Aが他方の中仕切用シート22Bに対して他側へずらして重ね合わせられ、一方の中仕切用シート22Aの内側分割縦片部14の糊代部14aと他方の中仕切用シート22Bの内側分割縦片部14の糊代部14aの内側面が接着されることにより、該余白部10、接着された一対の内側分割縦片部14および外側縦片部16によって被包装物用の升目を形成するようにした折り畳み自在な包装用中仕切が得られる。
先に説明したが、被包装物用の升目の幅に等しい幅αを備えた規制片24が両側の折り目26を介して前記の一方の中仕切用シート22Aと他方の中仕切用シート22B間に折り畳み自在に連設されている。
一方の中仕切用シート22Aと他方の中仕切用シート22Bが対称に、かつ、一方の中仕切用シート22Aが他方の中仕切用シート22Bに対して他側へずらして重ね合わせられ、両内側分割縦片部14の糊代部14aが接着されるが、規制片24は両中仕切用シート22A、22Bの重合時の位置決めに寄与し、生産性の向上化を図ることができる。
この考案による包装用中仕切の使用方法を図4を参照して説明すると、包装用中仕切を包装用箱Bの底S上に展開させて据え置く。
そして、升目内に一升瓶などの非包装物Wを収納するが、この場合、非包装物Wの底を中仕切の底部20上に載置させる。
かくして、中仕切の底部20は非包装物Wの重量に支配される。
底部20は中仕切の本体部分と折目18を介して連結されているから、中仕切の浮き上がりが抑制され、箱B内で妄動するおそれがない。
このように、浮き上がったりすることがないから、中仕切の高さを背景技術のように包装用箱Bの高さに合わせて設ける必要がないので、その高さを低く設定できるから、中仕切の妄動などの抑制を図りつつ、材料の節約に寄与できる。
この実施例2は、図5に示されるものであるが、実施例1の発明と比較して本質上の相違はない。
したがって、相違する点について言及し、共通する点については、図面と併せ実施例1の説明を援用する。
この例では、縦片部を拡大して採取できるように規制片24側に余白部10が残存されていない。
一方の包装用中仕切用シート22Aの下方の該余白部10に折目18を介して折り畳み自在な包装用中仕切の底部20が形成されが、底部20の該規制片24寄りに糊代部20aが折目20bを介して折り畳み自在に形成され、該糊代部20aが折曲されて該規制片24の内側に接着されている。
さらに、該底部20において、該糊代部20a寄りの前記の規制片24の折目26端から該包装用中仕切の底部20の外側端にかけて折目20cが傾斜して設けられている。
この実施例3は、図6、図7に示されるものであるが、実施例1の発明と比較して本質上の相違はない。
したがって、相違する点について言及し、共通する点については、図面と併せ実施例1の説明を援用する。
一方の中仕切用シート22Aの規制片24側に余白部10が残存されていない。
他方の中仕切用シート22Bの図面上の左右には、余白部10が残存されていない。
一方の中仕切用シート22Aの内側分割縦片部14の幅は、他方の中仕切用シート22Bの内側分割縦片部14の幅と比較して狭く、他方の中仕切用シート22Bの内側分割縦片部14は広い。
しかし、両者の内側分割縦片部14の幅の合計は、被包装物用の升目の幅αに等しい。
この実施例4は、図8に示されるものであるが、実施例1の発明と比較して本質上の相違はない。
したがって、相違する点について言及し、共通する点については、図面と併せ実施例1の説明を援用する。
実施例1と比較して相違する点は、規制片24の有無の相違にすぎなく、他の構成はそっくり同一である。
底部20の有無の相違があるものの、一方の中仕切用シート22Aと他方の中仕切用シート22Bを独立して設けれている相違に過ぎない。
包装用中仕切の実施方法を示した展開図である(実施例1) 包装用中仕切の実施方法を示した組立図である(実施例1) 包装用中仕切の実施方法を示した底部の拡大斜視図である(実施例1) 包装用中仕切の実施方法を示した使用状態の拡大縦断面図である(実施例1) 包装用中仕切の実施方法を示した展開図である(実施例2) 包装用中仕切の実施方法を示した展開図である(実施例3) 包装用中仕切の実施方法を示した組立図である(実施例3) 包装用中仕切の実施方法を示した組立図である(実施例4)
符号の説明
10 余白部
10a 主繋ぎ部
12a 切目
12b 切目
14 内側分割縦片部
14a 糊代部
16 外側縦片部
18 折目
20 底部
20a 糊代部
20b 折目
20c 折目
22A 一方の包装中仕切用シート
22B 他方の包装中仕切用シート
24 規制片
26 折目
28 従繋ぎ部
α 被包装物用の升目の幅












Claims (6)

  1. 方形の中仕切材料用シートにおいて、該シートの少なくとも対向する上下の二辺側に包装用中仕切の横片部を構成する余白部10が残存され、
    前記の余白部10間において、該余白部10に連設された主繋ぎ部10aが残存され、主繋ぎ部10aの一側に切目12aを介して一側に糊代部14aを備えた折り畳み自在な内側分割縦片部14が形成されると共に、前記の主繋ぎ部10aの他側に切目12bを介して折り畳み自在な外側縦片部16が形成されてなる包装中仕切用シート22A、22Bの一対が設けられ、
    これらの一対の包装中仕切用シート22A、22Bのうち、一方の包装中仕切用シート22Aの下方の該余白部10に折目18を介して折り畳み自在な包装用中仕切の底部20が形成され、
    一方の包装中仕切用シート22Aと他方の包装中仕切用シート22Bが対称に、かつ、一方の包装中仕切用シート22Aが他方の包装中仕切用シート22Bに対して他側へずらして重ね合わせられ、
    一方の包装中仕切用シート22Aの内側分割縦片部14の糊代部14aと他方の包装中仕切用シート22Bの内側分割縦片部14の糊代部14aが接着されてなることにより、該余白部10、接着された一対の内側分割縦片部14および外側縦片部16によって被包装物用の升目を形成するようにしたことを特徴とする折り畳み自在な包装用中仕切。
  2. 被包装物用の升目の幅に等しい幅αを備えた規制片24が両側の折り目26を介して前記の一方の包装中仕切用シート22Aと他方の包装中仕切用シート22B間に折り畳み自在に連設されてなることを特徴とする請求項1記載の折り畳み自在な包装用中仕切。
  3. 折り畳み自在な包装用中仕切の底部20の形態は、包装中仕切用シートの長さと該被包装物用の升目の幅αによって形成されるに等しい方形であることを特徴とする請求項1又は2記載の折り畳み自在な包装用中仕切。
  4. 折り畳み自在な包装用中仕切の底部20の該規制片24寄りに糊代部20aが折目20bを介して折り畳み自在に形成され、該糊代部20aが折曲されて該規制片24の内側に接着されたことを特徴とする請求項2又は3記載の折り畳み自在な包装用中仕切。
  5. 折り畳み自在な包装用中仕切の底部20において、該糊代部20a寄りの前記の
    規制片24の折り目20b端から該包装用中仕切の底部20の外側端にかけて折目20cが傾斜して設けられてなることを特徴とする請求項2、3又は4記載の折り畳み自在な包装用中仕切。
  6. 主繋ぎ部10aの一側の切目12aと他側の切目12bは、余白部10と内側分割縦片部14間、余白部10と外側縦片部16間においてそれぞれが非接触の間隙によるものであることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の折り畳み自在な包装用中仕切。













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