JP7481877B2 - 包装袋 - Google Patents

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Description

本発明は、包装袋に関する。
ティシューペーパー、トイレットペーパー、キッチンペーパー等の衛生紙は、そのままあるいは複数の個包装体として、樹脂フィルム製の包装袋に収容され、市場に流通する(例えば、特許文献1)。近年、CO排出に伴う地球温暖化対策として、化石燃料の使用削減やマイクロプラスチック等の海洋汚染を抑制する等の観点から、プラスチックの使用を抑制する動きがあり、樹脂フィルム等のプラスチックを用いない包装袋が求められている。
特開2004-269010号公報
本発明の課題は、環境にやさしい包装袋を提供することである。
本発明に係る第1の態様は、被包装体が収容される紙製の本体を有し、前記本体は、天面と、前記天面に連続しかつ第1方向に対向する一対の側面と、前記天面と前記一対の側面とを接続し且つ前記天面と同一平面上で前記第1方向と交差する第2方向に延びる一対の端縁とを有し、前記一対の側面の前記端縁側にそれぞれ形成され、前記側面の一部が折り返された折返部を有する、包装袋である。
本明細書において、第1方向とは、包装袋の天面上の所定の一方向に沿う方向を示す。天面と同一平面上で第1方向と交差する第2方向とは、包装袋の天面上で第1方向と直交する方向または筋かいに交わる方向に沿う方向を示す。端縁は、包装袋の天面の側面が接続する部分に形成され、天面と側面との共通する端縁を示す。折返部は、山折りと谷折りが組み合わされた構造を示す。
第1の態様では、被包装体を収容する包装袋が紙製である。そのため、第1の態様によれば、環境にやさしいシート包装体を提供することができる。
また、第1の態様では、側面の一部が折り返された折返部が、側面の端縁側にそれぞれ形成されていることで、本体における側面の天面寄りの部分を補強することができる。これにより、包装袋に収容された被包装体を積み重ねたり、持ち運ぶ際に包装袋が破損しにくい。
本発明に係る第2の態様は、前記本体は、前記同一平面と交差する第3方向に前記天面と対向する底面を有し、前記折返部は、前記天面側で前記端縁に接続し且つ前記底面側で前記第2方向に延びる山折部を有する外面と、前記底面側で前記山折部に接続し且つ前記天面側で前記第2方向に延びる谷折部を有する第1内面と、前記天面側で前記谷折部に接続し且つ前記第1内面に重なる第2内面とを有する、包装袋である。
本明細書において、同一平面と交差する第3方向とは、第1方向と第2方向とが交差する天面と直交する方向または筋かいに交わる方向に沿う方向を示す。山折部は、第3方向の底面側から見て外側に見える折目を示す。谷折部は、第3方向の底面側から見て内側に隠れる折目を示す。外面とは、第1方向の側面側から見て外側に見える面を示す。内面とは、第1方向の側面側から見て内側に隠れる面を示す。
第2の態様では、折返部の外面が天面側で端縁に接続し且つ底面側で第2方向に延びる山折部を有し、折返部の2つの内面(第1内面および第2内面)が底面側で山折部に接続し且つ天面側で第2方向に延びる谷折部を有することで、折返部自体を補強することができる。これにより、第2の態様では、本体における側面の天面寄りの部分をさらに補強することができる。
本発明に係る第3の態様は、前記折返部は、両末端が前記山折部の両端部側に配置されたチャンネル形状の第1開裂用切目線と、両末端が前記山折部の中央部側に配置され、前記第1開裂用切目線と平行に延びるチャンネル形状の第2開裂用切目線とを有し、前記第1開裂用切目線及び前記第2開裂用切目線が開裂したときに持手が形成される、包装袋である。
本明細書において、開裂用切目線とは、カットとタイ(2つのカット間のカットされていない部分)が交互に配置され、タイが破断すると両隣のカットが連続したカットになる切目線を示す。チャンネル形状とは、溝の断面の形状(長方形または正方形の一辺が削除された形状、あるいは円または長円の一部が切り欠かれた形状)を示す。持手とは、包装袋の本体に接続され、掴むことで包装袋を持つことができる部分を示す。
第3の態様では、チャンネル形状の第1開裂用切目線と、第1開裂用切目線と平行に延びるチャンネル形状の第2開裂用切目線とが開裂したときに持手が形成されるため、被包装体を収容する包装袋が紙製である場合でも、包装袋に持手を形成することができる。
本発明に係る第4の態様は、前記持手は、前記山折部側から前記天面側に延びる一対の延伸部と、前記延伸部の前記天面側の各端部を連結して前記第2方向に延びる第1連結部と、前記山折部と前記第1連結部の間に形成され、前記一対の延伸部を連結する第2連結部とを有する、包装袋である。
本明細書において、延伸部は、第1開裂用切目および第2開裂用切目線が開裂したときに、折返部を外面の一部と折返部の2つの内面(第1内面および第2内面)のそれぞれの一部とを展開して構成される持手の一部となる。第1連結部は、各開裂用切目線が開裂したときに、折返部の外面の天面側の一部を展開して構成される持手の一部となる。第2連結部は、各開裂用切目線が開裂したときに、折返部の2つの内面(第1内面および第2内面)のそれぞれの一部を展開して構成される持手の一部となる。
第4の態様では、一対の延伸部の天面側の各端部を連結して第2方向に延びる第1連結部を有することで、各開裂用切目線が開裂したときに持手の掴まれる部分を形成することができる。これにより、各開裂用切目線を開裂することで、包装袋に持手を形成することができる。
また、第4の態様では、山折部と第1連結部の間に一対の延伸部を連結する第2連結部を有することで、各開裂用切目線が開裂したときに、持手を補強する部分を形成することができる。これにより、持手を掴んで被包装体が収容された包装袋を持ち上げたときに、持手が破損しにくい。
本発明に係る第5の態様は、前記第2連結部が、前記端縁に当接する位置に形成されている、包装袋である。第5の態様では、各開裂用切目線が開裂して持手が形成されたときに、持手の第2連結部は、2つの内面の間の谷折部の一部が、天面と一対の側面との端縁に沿って、包装袋に支持される。
これにより、第5の態様では、第2連結部が端縁に当接する位置に形成されるため、持手を掴んで被包装体が収容された包装袋を持ち上げたときに、包装袋を安定して持つことができる。そのため、第5の態様によれば、さらに破損しにくい持手を包装袋に形成することができる。
本発明に係る第6の態様は、前記第2連結部が、前記第1開裂用切目線及び前記第2開裂用切目線が開裂したときに前記一対の側面にそれぞれ形成される開口を覆う位置に形成されている、包装袋である。本明細書において、一対の側面にそれぞれ形成される開口は、各開裂用切目線が開裂して持手の第2連結部が形成されたときに、第2内面の一部に対応する開口を示す。
第6の態様では、第1開裂用切目線及び第2開裂用切目線が開裂したときに一対の側面にそれぞれ形成される開口を覆う位置に、持手の第2連結部が形成されることで、一対の側面に開口が形成されることによる包装袋の内側が広く露出することを防ぐことができる。そのため、第6の態様によれば、衛生的な包装袋を提供することができる。
本発明の一態様によれば、環境にやさしい包装袋を提供することができる。
実施形態に係る包装袋を示す図。 図1の包装袋を正面側から見た図。 図1の包装袋を背面側から見た図。 図1の包装袋を左側面側から見た図。 図1の包装袋を右側面側から見た図。 図1の包装袋を天面側から見た図。 図1の包装袋を底面側から見た図。 図6のA-A線断面図の一部を拡大した図。 図8の正面側の折返部を拡大した図。 図8の背面側の折返部を拡大した図。 図1の包装袋の使用状態(各開裂用切目線を開裂して折返部を展開した状態)を示す図。 図1の包装袋の使用状態(持手を掴んだ状態)を示す図。
本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図において、特に説明がない限り、同一の又は対応する構成については、同一の符号を付して説明を省略する場合がある。また、各図では、各部材の縮尺は実際とは異なる場合がある。
なお、各図において、3軸方向(X方向、Y方向、Z方向)の3次元直交座標系を用い、包装袋の奥行方向(前後方向)をY方向(第1方向)とし、幅方向(左右方向)をX方向(第2方向)とし、高さ方向(上下方向)をZ方向(第3方向)とする。また、上方とは、包装袋の高さ方向(Z方向)において、本体の天面の上側を示す。
図1は、実施形態に係る包装袋を示す図である。図2は、図1の包装袋を正面側から見た図であり、図3図1の包装袋を背面側から見た図であり、図4は、図1の包装袋を左側面側から見た図であり、図5は、図1の包装袋を右側面側から見た図であり、図6は、図1の包装袋を天面側から見た図であり、図7は、図1の包装袋を底面側から見た図である。図8は、図6のA-A線断面図の一部を拡大した図ある。
本実施形態に係る包装袋100は、紙製の本体10を有する。本体10を構成する紙の材質は、特に限定されないが、シートSの収容性、取出性の観点から、例えば、クラフト紙等の用紙を用いることができる。本体10を構成する用紙のパルプ組成は、限定されず、例えば、広葉樹パルプと針葉樹パルプの比が10:90~80:20であり、好ましくは広葉樹パルプに対して針葉樹パルプの比率がより多いパルプ組成である。また、パルプには、古紙パルプを用いても良く、重量比率が50%よりも少ない範囲でポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の化学繊維を用いてもよい。
本体10を構成する紙の坪量は、限定されないが、例えば、30g/m以上150g/m以下である。なお、坪量は、JIS P 8124の規定に準拠して測定される。また、本体10を構成する用の紙厚は、限定されないが、例えば、50μm以上200μm以下である。なお、紙厚は、8111(1998)の環境下で測定された紙厚を採用することができる。
なお、本体10の材質は、上述したクラフト紙等の用紙に限定されず、生分解性材料(生分解性プラスチック、生分解性紙等)、バイオマス材料(バイオマスフィルム等の再生可能な生物由来の有機性資源で化石資源を除いたもの)を用いることができる。
本体10には被包装体TCが収容される。本実施形態では、被包装体TCとして、同一形状の衛生薄葉紙収納箱(薄葉紙カートンともいう)が、上下方向(Z方向)に5つ積まれた状態で本体10に収容されている。この衛生薄葉紙収納箱は、ボール紙を直方体状に形成したものであり、内部にティシューペーパーなどの衛生薄葉紙(図示せず)が折り畳まれた状態で複数枚積層されて収納されている。
これらの薄葉紙カートン(被包装体)TCの上面には、環状のミシン目が設けられており、これらのミシン目を切り剥がすことによって、薄葉紙カートンTCの内部に収納された衛生薄葉紙を取出し可能な取出口(図示しない)が形成されるようになっている。これらの薄葉紙カートンTCの寸法は、特に限定されないが、例えば、上下方向の長さが40~110mm、左右方向の長さが170~250mm、前後方向の長さが100~130mm、1個あたりの重さが100~300gとなるよう形成されている。
なお、被包装体TCの形態は、本実施形態に限定されず、収納箱に収納しない状態で衛生薄葉紙がそのまま本体10に収容されていても良い。また、被包装体TCが衛生薄葉紙の場合、積層タイプに限定されず、ロール状に巻かれたロールタイプのものでもよい。さらに、被包装体TCが衛生薄葉紙の場合、衛生薄葉紙の用途は、特に限定されず、ティシューペーパー、トイレットペーパー、キッチンペーパー、ベビー用または介護用の紙おむつ、生理用ナプキン、産業用等のワイパー(ウエス)物品を収容することができる。
本体10は、天面11、底面12、側面(正面)13、側面(背面)14、側面(左側面)15、側面(右側面)16を有する。本体10では、天面11と底面12が上下方向(Z方向または第3方向)に対向し、側面(正面)13と(背面)14が前後方向(Y方向または第1方向)に対向し、側面15と側面16が幅方向(X方向または第2方向)に対向する。(図1~図5)。
ここで、第1方向(Y方向)とは、包装袋100の天面11上の所定の一方向に沿う方向を示す。第2方向(X方向)とは、天面11と同一平面CP上で第1方向(Y方向)と直交する方向または筋かいに交わる方向に沿う方向を示す。第3方向(Z方向)は、天面11と同一平面CPと直交する方向または筋かいに交わる方向に沿う方向を示す(図1~図6)。
本実施形態では、一対の側面13、14が天面11、底面12、側面15、側面16のいずれにも連続しかつ第1方向(Y方向)に対向する。そして、天面11と一対の側面13、14とを接続し且つ天面11と同一平面CP上で第1方向(Y方向)と交差する第2方向(X方向)に延びる一対の端縁11A、11Bとを有する。本実施形態では、端縁11A、11Bは、包装袋100の天面11の側面13、14が接続する部分に形成され、天面11と側面13、14との共通する端縁を構成する(図1~図6)。
本実施形態に係る包装袋100は、一対の側面13、14の端縁11A、11B側にそれぞれ形成され、側面13、14の一部が折り返された折返部20(折返部21、22)を有する(図1~図3)。ここで、折返部20は、山折りと谷折りが組み合わされた構造を示す(図8~図10)。
本実施形態では、このような折返部20を形成するため、側面15、16にシール部30(シール部31、32)が設けられている。シール部31は、貼り代31A、31Bが側面15の天面11側に貼り付けられて構成されている。シール部32は、貼り代32A、32Bが側面16の天面11側に貼り付けられて構成されている。
また、本体10の底面12には、シール部12Aが設けられている。底面12は、折り畳まれた貼り代12B、12Cがシール部12Aによって互いに貼り付けられている(図7)。
本実施形態に係る包装袋100において、本体10は、上述のように、同一平面CPと交差する第3方向(Z方向)に天面11と対向する底面12を有する。そして、折返部20(折返部21、22)は、外面13A、14Aと、第1内面13B、14Bとを有する。
外面13A、14Aは、天面11側で端縁11A、11Bに接続し且つ底面12側で第2方向(X方向)に延びる山折部21A、22Aを有する。また、第1内面13B、14Bは、底面12側で山折部21A、22Aに接続し且つ天面11側で第2方向(X方向)に延びる(図8~図10)。
ここで、外面13A、14Aは、第1方向(Y方向)の側面13、14側から見て外側に見える面を示す。第1内面13B、14Bとは、第1方向(Y方向)の側面13、14側から見て内側に隠れる面を示す。また、山折部21A、22Aは、第3方向(Z方向)の底面12側から見て外側に見える折目を示す。谷折部21B、22Bは、第3方向(Z方向)の底面12側から見て内側に隠れる折目を示す(図8~図10)。
本実施形態に係る包装袋100において、折返部20は、開裂用切目線40を有する。開裂用切目線40は、第1開裂用切目線41A、42Aと第2開裂用切目線41B、42Bとで構成されている(図1~図3)。ここで、開裂用切目線は、カットCとタイT(2つのカットC、C間のカットされていない部分)が交互に配置され、タイTが破断すると両隣のカットCが連続したカットになる切目線を示す(図2)。
第1開裂用切目線41A、42Aは、両末端E11、E12が山折部21A、22Aの両端部F11、F12、F21、F22に配置されたチャンネル形状の開裂用切目線40である。なお、チャンネル形状とは、溝の断面の形状(長方形または正方形の一辺が削除された形状、あるいは円または長円の一部が切り欠かれた形状)を示す。
本実施形態では、第1開裂用切目線41A、42Aは、第3方向(Z方向)に沿って、折返部21の外面13A、第1内面13B、および第2内面13Cのいずれをも貫通するカットC1と、第2方向(X方向)に沿って折返部21の外面13Aのみを貫通するカットC2とを有する(図2)。
また、第2開裂用切目線41B、42Bは、両末端E21、E22が山折部21A、22Aの中央部F13、F23側に配置され、第1開裂用切目線41A、42Aと平行に延びるチャンネル形状の開裂用切目線40である(図1~図3)。
本実施形態では、第2開裂用切目線41B、42Bは、第3方向(Z方向)に沿って、折返部22の外面14A、第1内面14B、および第2内面14Cのいずれをも貫通するカットC1と、第2方向(X方向)に沿って折返部22の外面14Aのみを貫通するカットC2とを有する(図2)。
本実施形態に係る包装袋100では、第1開裂用切目線41A、42A及び第2開裂用切目線41B、42Bが開裂したときに持手50(持手51、52)が形成される(図1~図3、図11、図12)。ここで、持手50(持手51、52)は、包装袋100の本体10に接続され、掴むことで包装袋100を持つことができる部分を示す(図11、図12)。
本実施形態に係る包装袋100において、持手50は、一対の持手51、52で構成されている。持手51は、一対の延伸部51A、51B、第1連結部51C、及び第2連結部51Dを有する。また、持手52は、一対の延伸部52A、52B、及び第1連結部52C、及び第2連結部52Dを有する(図11)。
持手51では、一対の延伸部51A、51Bは、側面(正面)13側で、山折部21A側から天面11側に延びる。第1連結部51Cは、延伸部51A、51Bの天面11側の各端部H1、H2を連結して第2方向(X方向)に延びる。第2連結部51Dは、山折部21Aと第1連結部51Cの間に形成され、一対の延伸部51A、51Bの中間部H3、H4を連結する(図11)。
また、持手52では、一対の延伸部52A、52Bは、側面(背面)14側で、山折部22A側から天面11側に延びる。第1連結部52Cは、延伸部52A、52Bの天面11側の各端部H1、H2を連結して第2方向(X方向)に延びる。第2連結部52Dは、山折部22Aと第1連結部52Cの間に形成され、一対の延伸部52A、52Bの中間部H3、H4を連結する(図11)。
ここで、延伸部51A、51Bは、開裂用切目線40(開裂用切目線41、42)が開裂したときに、折返部21を外面13Aの一部13A´と折返部21の第1内面13Bの一部13B´との第2内面13Cの一部13C´とを展開して構成される持手51の一部となる。また、延伸部52A、52Bは、開裂用切目線40が開裂したときに、折返部22を外面14Aの一部14A´と折返部22の第1内面14Bの一部14A´と第2内面14Cの一部14C´とを展開して構成される持手52の一部となる(図1、図2、図3、図11)。
第1連結部51Cは、開裂用切目線40が開裂したときに、折返部20の外面13Aの天面11側の一部13A´を展開して構成される持手51の一部となる。また、第1連結部52Cは、開裂用切目線40が開裂したときに、折返部20の外面14Aの天面11側の一部14A´を展開して構成される持手52の一部となる(図1、図2、図3、図11)。
第2連結部51Dは、開裂用切目線40が開裂したときに、折返部20の第1内面13Bの一部13B´と、第2内面13Cの一部13C´とを展開して構成される持手51の一部となる。また、第2連結部52Dは、開裂用切目線40が開裂したときに、折返部20の第1内面14Bの天面11側の一部14B´と、第2内面14Cの一部14C´とを展開して構成される持手50(持手51、52)の一部となる。
なお、持手51には、第1連結部51Cと第2連結部51Dの間に切欠孔P1が形成され、第2連結部51Dと山折部21Aとの間に切欠孔P2が形成される。また、持手52には、第1連結部52Cと第2連結部52Dの間に切欠孔P1が形成され、第2連結部52Dと山折部22Aとの間に切欠孔P2が形成される(図11)。
本実施形態に係る包装袋100では、第2連結部51D、52Dが、端縁11A、11Bに当接する位置に形成されている(図11)。本実施形態では、各開裂用切目線40(開裂用切目線41、42)が開裂して持手50(持手51、52)が形成されたときに、持手50(持手51、52)の第2連結部51D、52Dが、天面11と一対の側面13、14との端縁11A、11Bに沿って、包装袋100に支持される。
具体的には、折返部20の第1内面13B、14Bの一部13B´、14B´と第2内面13C、14Cの一部13C´、14C´との間の谷折部21B、22Bの一部21B´、22B´が、天面11と一対の側面13、14との端縁11A、11Bに支持される。
本実施形態に係る包装袋100では、第2連結部51D、52Dが、第1開裂用切目線41A、42A及び第2開裂用切目線41B、42Bが開裂したときに一対の側面13、14にそれぞれ形成される開口OPを覆う位置に形成されている(図11)。
ここで、一対の側面13、14にそれぞれ形成される開口OPは、各開裂用切目線40(開裂用切目線41、42)が開裂して持手50(持手51、52)の第2連結部51D、52Dが形成されたときに、第2内面13C、14Cの一部13C´、14C´に対応する開口を構成する。
以下、本実施形態の効果について説明する。本実施形態では、上述のように、被包装体TCを収容する包装袋100が紙製である。そのため、本実施形態によれば、環境にやさしいシート包装体を提供することができる(図1)。
また、本実施形態では、側面13、14の一部が折り返された折返部20が、側面13、14の端縁11A、11B側にそれぞれ形成されていることで、本体10における側面13、14の天面11寄りの部分を補強することができる。これにより、包装袋100に収容された被包装体TCを積み重ねたり、持ち運ぶ際に包装袋100が破損しにくい(図1~図10)。
なお、被包装体TCが収容された包装袋100を積み重ねる態様は、任意である。例えば、側面(正面)13が天面となり側面(左側面)15が正面となるように被包装体TCが収容された包装袋100を置き、その上方に側面(正面)13が天面となり、側面(右側面)16が正面となるように被包装体TCが収容された包装袋100を置くことにより、被包装体TCが収容された包装袋100を安定した状態で積み重ねることができる。
本実施形態では、上述のように、折返部20の外面13A、14Aが天面11側で端縁11A、11Bに接続し且つ底面12側で第2方向(X方向)に延びる山折部21A、22Aを有し、折返部20の第1内面13B、14Bが底面12側で山折部21A、22Aに接続し且つ天面11側で第2方向(X方向)に延びる谷折部21B、22Bを有することで、折返部20自体を補強することができる。これにより、本実施形態では、本体10における側面13、14の天面11寄りの部分をさらに補強することができる(図1~図10)。
本実施形態では、上述のように、チャンネル形状の第1開裂用切目線41A、42Aと、第1開裂用切目線41A、42Aと平行に延びるチャンネル形状の第2開裂用切目線41B、42Bとが開裂したときに持手50(持手51、52)が形成される。そのため、被包装体TCを収容する包装袋100が紙製である場合でも、包装袋100に持手50(持手51、52)を形成することができる(図1~図3、図8~図12)。
本実施形態では、上述のように、一対の延伸部51A、51B、52A、52Bの天面11側の各端部H1、H2を連結して第2方向(X方向)に延びる第1連結部51C、52Cを有することで、各開裂用切目線40(開裂用切目線41、42)が開裂したときに持手50(持手51、52)の掴まれる部分を形成することができる。これにより、各開裂用切目線40(開裂用切目線41、42)を開裂することで、包装袋100に持手50(持手51、52)を形成することができる(図1~図3、図8~図12)。
また、本実施形態では、山折部21A、22Aと第1連結部51C、52Cの間に一対の延伸部51A、51B、52A、52Bを連結する第2連結部51D、52Dを有することで、各開裂用切目線40(開裂用切目線41、42)が開裂したときに、持手50(持手51、52)を補強する部分を形成することができる。これにより、持手50(持手51、52)を掴んで被包装体TCが収容された包装袋100を持ち上げたときに、持手50(持手51、52)が破損しにくい(図11、図12)。
本実施形態では、上述のように、各開裂用切目線40(開裂用切目線41、42)が開裂して持手50(持手51、52)が形成されたときに、持手50(持手51、52)の第2連結部51D、52Dが、天面11と一対の側面13、14との端縁11A、11Bに沿って、包装袋100に支持される(図1、図11、図12)。
これにより、本実施形態では、第2連結部51D、52Dが端縁11A、11Bに当接する位置に形成されるため、持手50(持手51、52)を掴んで被包装体TCが収容された包装袋100を持ち上げたときに、包装袋100を安定して持つことができる。そのため、第5の態様によれば、さらに破損しにくい持手50(持手51、52)を包装袋100に形成することができる(図1、図11、図12)。
本実施形態では、上述のように、第1開裂用切目線41A、42A及び第2開裂用切目線41B、42Bが開裂したときに一対の側面13、14にそれぞれ形成される開口OPを覆う位置に、持手50(持手51、52)の第2連結部51D、52Dが形成される(図1、図11)。これにより、一対の側面13、14に開口OPが形成されることによる包装袋100の内側が広く露出することを防ぐことができる。そのため、本実施形態によれば、衛生的な包装袋100を提供することができる(図1、図11)。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
100 包装袋
TC 被包装体(薄葉紙カートン)
10 本体
11 天面
CP 同一平面
11A、11B 端縁
12 底面
12A シール部
12B、12C 貼り代
13 側面(正面)
13A 外面
13A´ 一部
13B 第1内面
13B´ 一部
13C 第2内面
13C´ 一部
14 側面(背面)
14A 外面
14A´ 一部
14B 第1内面
14B´ 一部
14C 第2内面
14C´ 一部
15 側面(左側面)
16 側面(右側面)
20、21、22 折返部
21A、22A 山折部
21A
F11、F12 端部
F13 中央部
21B、22B 谷折部
21B´、22B´ 一部
F21、F22 端部
F23 中央部
30、31、32 シール部
31A、31B、32A、32B 貼り代
40、41、42 開裂用切目線
41A、42A 第1開裂用切目線
E11、E12 末端
41B、42B 第2開裂用切目線
E21、E22 末端
50、51、52 持手
51A、51B、52A、52B 延伸部
H1、H2 端部
H3、H4 中間部
51C、52C 第1連結部
51D、52D 第2連結部
P1、P2 切欠孔
OP 開口

Claims (5)

  1. 被包装体が収容される紙製の本体を有し、
    前記本体は、
    天面と、
    前記天面に連続しかつ第1方向に対向する一対の側面と、
    前記天面と前記一対の側面とを接続し且つ前記天面と同一平面上で前記第1方向と交差する第2方向に延びる一対の端縁と
    前記同一平面と交差する第3方向に前記天面と対向する底面と、を有し、
    前記一対の側面の前記端縁側にそれぞれ形成され、前記側面の一部が折り返された折返部を有し、
    前記折返部は、
    前記天面側で前記端縁に接続し且つ前記底面側で前記第2方向に延びる山折部を有する外面と、
    前記底面側で前記山折部に接続し且つ前記天面側で前記第2方向に延びる谷折部を有する第1内面と、
    前記天面側で前記谷折部に接続し且つ前記第1内面に重なる第2内面とを有する、包装袋。
  2. 前記折返部は、
    両末端が前記山折部の両端部側に配置されたチャンネル形状の第1開裂用切目線と、
    両末端が前記山折部の中央部側に配置され、前記第1開裂用切目線と平行に延びるチャンネル形状の第2開裂用切目線とを有し、
    前記第1開裂用切目線及び前記第2開裂用切目線が開裂したときに持手が形成される、請求項に記載の包装袋。
  3. 前記持手は、
    前記山折部側から前記天面側に延びる一対の延伸部と、
    前記延伸部の前記天面側の各端部を連結して前記第2方向に延びる第1連結部と、
    前記山折部と前記第1連結部の間に形成され、前記一対の延伸部を連結する第2連結部とを有する、請求項に記載の包装袋。
  4. 前記第2連結部が、前記端縁に当接する位置に形成されている、請求項に記載の包装袋。
  5. 前記第2連結部が、前記第1開裂用切目線及び前記第2開裂用切目線が開裂したときに前記一対の側面にそれぞれ形成される開口を覆う位置に形成されている、請求項またはに記載の包装袋。
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