JP5770036B2 - 包装箱 - Google Patents
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本実施形態の包装箱は、略矩形状に各々形成されており、上下方向に相対する天板及び底板と、略矩形状及び略同一の高さに各々形成されており、前後方向及び左右方向において各々相対する4個の側板と、を備える包装箱であって、天板及び底板の四隅側に位置する各コーナポストを挟んで隣位する各2個の側板のうちの各一方の側板におけるコーナポスト側の一側端から一側方に側板と略同一の高さで延在し、一側端を折り目として所定の角度で内側に各々折り曲げられて構成される4個の補強片と、4個の補強片における折り目の反対側から各々延在し、各2個の側板のうちの各他方の側板の内側に各々接合される4個の接合片と、を更に備えることを特徴とする。
第1実施形態の包装箱1Aの構成は、次の通りである。
第1実施形態の包装箱1Aは、図1から図4に示すように、天板2、底板3、4個の側板4、4個の補強片6及び4個の接合片7を備える。また、第1実施形態の包装箱1Aは、任意の構成として、2個の側板接合部8及び天板接合部9を更に備えていることが好ましい。
天板2は、図1及び図2に示すように、包装箱1Aの四隅にそれぞれ配置された各コーナポスト5の補強の観点から、矩形状に形成されていることが好ましい。天板2の形状としては、天板2の周縁よりも内側において天板2が補強片6と上下方向UDに重複する条件を満たす限りにおいて、矩形状の角を面取り加工、R加工その他の加工処理を施した略矩形状を採用することも可能である。
底板3は、図1及び図2に示すように、天板2と同様、矩形状に形成されていることが好ましい。底板3の形状としては、天板2と同様、底板3の周縁よりも内側において底板3が補強片6と上下方向UDに重複する条件を満たす限りにおいて、矩形状の角を面取り加工、R加工その他の加工処理を施した略矩形状を採用することも可能である。
4個の側板4は、図1から図4に示すように、前後方向FRにおいて相対する前側板4A及び後側板4C、並びに、左右方向LRにおいて相対する左側板4D及び右側板4Bにより構成されている。これら4個の側板4は、各々が略同一の高さとなるように各々形成されている。
4個の補強片6は、図3及び図4に示すように、所定の側板4におけるコーナポスト5側の一側端から一側方に延在した構成になっている。
4個の接合片7は、図4に示すように、各補強片6から各々延在した構成になっている。
2個の側板接合部8は、図1及び図3に示すように、天板2の側方(前後方向FR又は左右方向LR)に位置する両側端を折り目としてそれら両側端から下方に各々延在している。また、側板接合部8の内面は、これら側板接合部8と重複する側板4の外面に糊付けなどの接合方法により接合されている。第1実施形態においては、前側板4A及び後側板4Cが側板接合部8と接合している。つまり、前側板4A及び後側板4Cが内フラップの役割を果たし、2個の側板接合部8が外フラップの役割を果たす。
天板接合部9は、図2に示すように、天板2が連設された側板4と相対する側板4の上端を折り目としてその側板4の上端に連設されている。この天板接合部9の外面は、この天板接合部9と重複する天板2の内面に糊付けなどの接合方法により接合されている。
次に、第1実施形態の包装箱の展開構造を説明する。図5は、第1実施形態の包装箱を示す展開図である。
略矩形状に形成された底板3の各辺は、4個の側板4の各下端と連接している。連接した底板3の各辺及び側板4の各下端は折り目となっている。
図5に示した第1実施形態の包装箱1Aの展開構造に係る寸法例を以下に記載する。
第1実施形態の包装箱1Aは、上記の構成により、以下(1)から(4)の効果を奏する。
第2実施形態の包装箱1Bの構成は、次の通りである。
第2実施形態と第1実施形態との相違点は、主に、天板2が2分割構造となっている点、側板接合部8が4個配置されている点、天板接合部9が無い点、並びに、凸部10及び凹部11が配置された点、である。したがって、以下において、共通の部材及び構成に関する詳細な説明は省略し、図6から図9において第1実施形態と実質的に同じ部材には同一の部材名と符号を付している。
第2実施形態の包装箱1Bは、図6から図9に示すように、天板2、底板3、4個の側板4、4個の補強片6及び4個の接合片7を備える。また、第2実施形態の包装箱1Bは、任意の構成として、4個の側板接合部8を更に備えていることが好ましい。
天板2は、図6及び図7に示すように、前後方向FRからその中央を通る境界線Lを境に分割構造になっている。第1実施形態においては、天板2は、第1天板部2a及び第2天板部2bにより構成される。
4個の側板接合部8は、図6及び図7に示すように、第1天板部2a及び第2天板部2bの側方(前後方向FR)に位置する両側端を折り目としてそれら両側端から下方に各々延在している。つまり、第2実施形態の側板接合部8は、第1実施形態のものを2分割にした構成になっている。
第2実施形態の凸部10は、左側板4D及び右側板4Bの各上端から上方に2個ずつ突出した形状に構成されている。また、凹部11は、左側板4D及び右側板4Bの各下端において包装箱1Bの積み重ね時に凸部10と係り合う位置に配置されている。
次に、第2実施形態の包装箱1Bの展開構造を説明する。図10は、第2実施形態の包装箱を示す展開図である。
第2実施形態の包装箱1Bは、図10に示すように、第1実施形態と同様、ラップアラウンドケース構造及び抜きケース構造になっている。しかし、第2実施形態の包装箱1Bは、上記構成の相違点を有していることから、その細部の構造において第1実施形態と異なる。
底板3は、4個の側板4の各下端を折り目として4個の側板4と連設している。
図10に示した第2実施形態の包装箱1Bの展開構造に係る寸法例を以下に記載する。
第2実施形態の包装箱1Bは、上記(1)から(4)の効果の他に、以下(5)及び(6)の効果を奏する。
第1実施形態と同様の大きさであって段ボールシートのライナを異ならせて得た2個の包装箱を実施例1及び実施例2とした。また、第1実施形態と同様の大きさであって補強片及び接合片を有しない従来の直方形型ラップアラウンドケース構造の包装箱を比較例とした。
実施例1、実施例2及び比較例に用いる段ボールシートは表1の通りである。
次に、実施例1、実施例2及び比較例についての耐圧性能は表2の通りである。
上記の通り、実施例1については、比較例と比較して、材料コストが比較例(従来)と同等にもかかわらず、その耐圧性能が比較例(従来)よりも約40%以上も大幅に向上したことが明らかとなった。
Claims (6)
- 略矩形状に各々形成されており、上下方向に相対する天板及び底板と、
略矩形状及び略同一の高さに各々形成されており、前後方向及び左右方向において各々相対する4個の側板と、
前記天板及び前記底板の四隅側に位置する各コーナポストを挟んで隣位する各2個の前記側板のうちの各一方の側板における前記コーナポスト側の一側端から一側方に前記側板と略同一の高さで延在し、前記一側端を折り目として所定の角度で内側に各々折り曲げられて構成される4個の補強片と、
前記4個の補強片における前記折り目の反対側から各々延在し、前記各2個の側板のうちの各他方の側板の内側に各々接合される4個の接合片と、
を備えており、
前記天板は、前記天板において相対する2辺を折り目として前記2辺から前記側板の高さと略同一又はそれよりも低い高さで各々延在する2個の側板接合部を有しており、
前記4個の補強片は、前記側板接合部と構造上重複不可能な2個の前記側板の両側端から各々延在しており、
前記側板接合部及び前記接合片が接合される2個の前記側板は、前記包装箱の内部に包装された内容品を取り出す際の際の開封蓋である
ことを特徴とする包装箱。 - 前記底板は、前記4個の側板の各下端を折り目として前記4個の側板と連設しており、
前記天板は、1個の前記側板の上端を折り目として前記1個の側板に連設されており、
前記天板が連設された側板と相対する側板は、その上端に連設された天板接合部を有しており、
2個の側板接合部は、前記天板における前記側板の上端の両隣に位置する2辺を折り目として前記2辺から各々延在している
ことを特徴とする請求項1に記載の包装箱。 - 略矩形状に各々形成されており、上下方向に相対する天板及び底板と、
略矩形状及び略同一の高さに各々形成されており、前後方向及び左右方向において各々相対する4個の側板と、
前記天板及び前記底板の四隅側に位置する各コーナポストを挟んで隣位する各2個の前記側板のうちの各一方の側板における前記コーナポスト側の一側端から一側方に前記側板と略同一の高さで延在し、前記一側端を折り目として所定の角度で内側に各々折り曲げられて構成される4個の補強片と、
前記4個の補強片における前記折り目の反対側から各々延在し、前記各2個の側板のうちの各他方の側板の内側に各々接合される4個の接合片と、
を備えており、
前記天板は、第1天板部及び第2天板部に分割されており、
前記第1天板部及び前記第2天板部は、前記第1天板部及び前記第2天板部において相対する各2辺を折り目として前記各2辺から前記側板の高さと略同一又はそれよりも低い高さで各々延在する4個の側板接合部を有しており、
前記4個の補強片は、前記側板接合部と構造上重複不可能な2個の前記側板の両側端から各々延在しており、
前記側板接合部及び前記接合片が接合される2個の前記側板のうちの少なくとも一方の前記側板は、包装箱により包装された内容品を取り出す際の際の開封蓋である
ことを特徴とする包装箱。 - 前記底板は、前記4個の側板の各下端を折り目として前記4個の側板と連設しており、
前記第1天板部及び前記第2天板部は、相対する2個の前記側板の各上端を折り目として前記相対する2個の側板に連設されており、
前記4個の側板接合部は、前記第1天板部及び前記第2天板部における前記2個の側板の各上端の両隣に位置する各2辺を折り目として前記各2辺から各々延在している
ことを特徴とする請求項3に記載の包装箱。 - 2個の前記補強片が接続される1個の側板、前記2個の補強片及び2個の前記接合片により構成される一連の延在方向の長さは、2個の前記側板接合部が接続される天板又は第1天板部若しくは第2天板部及び前記2個の側板接合部により構成される一連の延在方向の長さと同等である
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の包装箱。 - 前記4個の側板のうちの少なくとも相対する2個の側板は、それらの各上端から上方に突出する凸部を各々有しており、
前記底板及び前記凸部を有する側板は、包装箱の積み重ね時に前記凸部と係り合う位置に配置された凹部を有している
ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の包装箱。
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