JP3127026U - 無人駐車場用車両拘束装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フラップ板を車両の下において稼動させる無人駐車状用車両拘束装置において、容易に車両が脱出することができないようにすることを課題とする。
【解決手段】横に長い板体から形成されるフラップ板を下端において回動可能に軸支するとともに車両拘束時には前記フラップ板を立てた状態に回動固定し、車両開放時には前記フラップ板を倒した状態に回動固定する無人駐車場用車両拘束装置において、前記フラップ板の上縁に、上縁の長手方向に沿った回転軸に回動自在に固定されるローラーを設ける。
【選択図】 図1

Description

本考案は、無人駐車場に設置される車両拘束装置に関し、特に、フラップ板を用いた車両拘束装置に関する。
無人駐車場においては、自動的に車両を拘束する車両拘束装置が用いられる。車両拘束装置には、一般に、車両前方にストッパーとなる部材が立ち上がり、車両の前方を封鎖するタイプと、車両の下において横長のフラップ板が立ち上がり、車輪を乗り越えにくくするタイプのものがある。このうち前者のものは使用できる車両の長さが限定され、また、長い車両を想定してストッパーの位置を前方に寄せると無駄に駐車スペースを使うことになってしまう。これに対して、後者のものはこのような弊害がなく、駐車スペースを比較的効率よく使用することができる。
しかし、車両の下においてフラップ板を立ち上げることによって車輪を乗り越えにくくするものは、フラップ板を立てた状態において前後の車輪間における最低地上高よりも高くすることはできないので、無理をすれば駐車中の車両は立てた状態のフラップ板を乗り越えて脱出することが可能であり、このため、料金の精算をせずに無人駐車場を利用する者が後を絶たない。
本考案は、かかる問題に鑑みて、フラップ板を車両の下において稼動させる無人駐車状用車両拘束装置において、容易に車両が脱出することができないようにすることを課題とする。
上記課題を解決するために、本考案は横に長い板体から形成されるフラップ板を下端において回動可能に軸支するとともに車両拘束時には前記フラップ板を立てた状態に回動固定し、車両開放時には前記フラップ板を倒した状態に回動固定する無人駐車場用車両拘束装置において、前記フラップ板の上縁に、上縁の長手方向に沿った回転軸に回動自在に固定されるローラーを設けたものである。
上記のように、フラップ板の上縁に、長手方向に沿った回動軸に回動自在に固定されるローラーを設けることで、駐車している車両が立っているフラップ板を乗り越えようとする際、フラップ板に当接する車輪が駆動輪である場合には、駆動力がローラーに伝わり、ローラーを回転させるだけで車輪は空転することとなるので、車両がフラップ板を乗り越えることをほぼ防ぐことができる。
以下、本考案の実施形態について、図を参照しながら説明する。
図1に本実施形態に係る無人駐車場用の車両拘束装置Xの斜視図を示し、図2に図1のA−A断面図を示す。車両拘束装置Xは、板状体からなるフラップ板10、フラップ板10を支持する基台20、フラップ板10を回動駆動する駆動制御部30とから構成される。
フラップ板10は、横長の長方形状の鉄板により構成され、上縁の一方側に切り欠き12が形成されている。フラップ板10の下端側の両端面には、図示しない回動軸が長手方向に沿って突出するように溶接固定されている。また、フラップ板10の上縁には、4つの長方形状の切り欠きが設けられ、各切り欠きの内側側縁上部には、図示しない丸穴が設けられるとともに、丸穴を貫く丸棒が回動軸11bとして固定されている。そして、この上縁の長手方向に沿って設けられる回転軸11bには、ローラー11aが回動可能に支持固定されている。ローラー11aは、合成樹脂性の円筒体であって、内部にはポリアセタール樹脂を主材料とするオイルレスブッシュが設けられている。
基台20は、断面が扁平な三角形の板体からなる本体21と、本体21の一方の側面に設けられる側面支持部材22とからなる。本体21の一方の斜面側21aは、フラップ板10が倒れた状態で係合するようにやや薄く形成されている。また、他方側の側面21bの頂点近傍は、立ち上がったフラップ板11がそれ移動回動しないように固定する拘束部21baを形成する。側面支持部材22は側面視扁平な三角形状であり、頂点近傍の内側で、図示しない丸穴により、フラップ板10の図示しない回動軸の一方を軸支している。
駆動制御部30は、基台20の側面支持部材22とは反対側の側面に設けられ、フラップ板10の図示しない回動軸の他方側を電動モーターとギアにより回動制御する制御駆動装置と外部のケーシングにより構成される。制御駆動装置は、所定の電気的な指示を受けて作動するものであり、通常は、車両が基台20を乗り越えたことをセンサーにより検知し一定時間経過した後に、フラップ板10を立てた状態に回動させて固定し、精算機から解除信号を受けたときに、フラップ板10を倒すように回動させて固定するように作動する。
次に、以上のような構成を有する車両拘束装置Xの動作について説明する。今、車両が駐車状態にあり、駆動輪が基台20の薄くなった方の斜面側に位置し、車両拘束装置Xのフラップ板10が立った状態で固定されているものとする。この状態における車輪W、地面Gを図2において想像線にて示している。この状態で車両がフラップ板10を越えて脱出しようとすると、地面Gと駆動輪である車輪Wとが接触している(W(1)の状態)間は駆動力が地面Gに伝わるので車両は前進することができる。しかし、フラップ板10のローラー11aに車輪Wが当接し、車輪Wが少しでも地面Gから浮くと(W(2)の状態)、駆動力はローラー11aのみに伝わることとなるが、ローラー11aは回動自在に軸支されているので、車輪Wの回動に合わせてローラー11a回動することとなり、車両を前進させる力が発生しない。即ち、車両は移動することができないので、フラップ板10を越えることができない。このように、本実施形態に係る車両拘束装置Xは、フラップ板を用いた車両拘束装置として、簡易な構造により効果的に車両の脱出を抑制することができる。
なお、ここでは、ローラーは円筒状の長いものを例示したが、長さは適宜変更でき、短いものであればローラーの形状も球状やそろばん玉の形状などを採用することもできる。
実施形態に係る無人駐車用の車両拘束装置を示す斜視図である。 図1のA−A断面図である。
符号の説明
X 車両拘束装置
10 フラップ板
11a ローラー
11b 回転軸
20 基台
30 駆動制御装置

Claims (1)

  1. 横に長い板体から形成されるフラップ板を下端において回動可能に軸支するとともに車両拘束時には前記フラップ板を立てた状態に回動固定し、車両開放時には前記フラップ板を倒した状態に回動固定する無人駐車場用車両拘束装置において、
    前記フラップ板の上縁に、上縁の長手方向に沿った回転軸に回動自在に固定されるローラーを設けたことを特徴とする無人駐車場用車両拘束装置。
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