JP2594041Y2 - 無人搬送車 - Google Patents

無人搬送車

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JP2594041Y2
JP2594041Y2 JP1993002913U JP291393U JP2594041Y2 JP 2594041 Y2 JP2594041 Y2 JP 2594041Y2 JP 1993002913 U JP1993002913 U JP 1993002913U JP 291393 U JP291393 U JP 291393U JP 2594041 Y2 JP2594041 Y2 JP 2594041Y2
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JP
Japan
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automatic guided
guided vehicle
harness
turntable
cable carrier
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JP1993002913U
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English (en)
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JPH0665906U (ja
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太 長木
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Meidensha Corp
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Meidensha Corp
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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は無人搬送車に関し、床面
へのハーネスの接触を防止したものである。
【0002】
【従来の技術】ワークを搬送するのに無人搬送車が用い
られる。従来の無人搬送車の構成を図7に示す。図のよ
うに、搬送車本体1の前方である図中の左側の中央に単
一の前輪2が設けられる。搬送車本体1の後方である図
中の右側には一対の後輪3が設けられる。前輪2は図8
に示すように鉛直軸を中心として回動自在な回動台4に
設けられ、回動台4には回動台4を鉛直軸を中心として
回動させることにより操舵するためのモータ5と、前輪
2を駆動するためのモータ6と、床面に設けられた図示
しないガイドを検出して図示しない制御手段に回動台4
を操舵させて前輪2の方向を制御するための信号を送る
走行センサ7とが設けられ、ハーネス8によって搬送車
本体1のバッテリや制御手段と回動台4の機器との間が
電気的につながれている。このハーネス8は、回動台4
が正負の方向へそれぞれ95°回動して無人搬送車の方
向を転換する構成であるため、回動台4が合計で190
°回動してもハーネス8を引っ張ることがないように略
Jの字形に弛ませて設けられる。なお、9はフロントバ
ンパである。
【0003】かかる無人搬送車では、右旋回するときに
は図8において回動台4が時計方向へ回動してハーネス
8が伸び、左旋回するときには反時計方向へ回動してハ
ーネス8が相反する両方向へSの字形に曲げられて小さ
くなる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、ハーネス8
がSの字形に曲げられ得るようにするために長くして大
きく弛ませ略Jの字形にしているが、弛ませる量が多す
ぎるために直進状態のときにハーネス8の中間部が床面
に接触する虞れがある。また、長いためにハーネス8が
モータ6や走行センサ7に引っ掛かって断線する虞れも
ある。また、上記の虞れがないようにするには熟練した
組立者が必要になる。
【0005】そこで本考案は、かかる課題を解決した無
人搬送車を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本考案の構成は、搬送車本体の前後のうちのいずれ
か一方に鉛直軸を中心として回動可能な回動台を設ける
と共に回動台に駆動輪と当該駆動輪を駆動する駆動手段
とを固定し、他方には搬送車本体を支持するための車輪
を設け、搬送車本体に設けられたバッテリと回動台の
動手段とをハーネスを介して接続した無人搬送車におい
て、ケーブルベアの一端を搬送車本体に結合し、他端
を、鉛直方向へ伸びる回動軸を具えた蝶番の一方の回動
板に結合するとともに、他方の回動板を回動台に結合
し、ケーブルベアの内部にハーネスを収容したことを特
徴とする。
【0007】
【作用】無人搬送車が前進するときには車輪の軸が左右
方向に伸びている。回動台を一の方向へ回動させて一の
方向への旋回の状態にすると、蝶番の部分が回動するの
でケーブルベアがSの字形等に複雑に曲げられることは
なく、またケーブルベアは従来ほどは長くないのでケー
ブルベアの中間部が床面に接触するというようなことは
ない。次に、回動台を他の方向へ回動させて他の方向へ
の旋回の状態にすると、ケーブルベアは最も伸びた状態
になる。この状態のときにおいても、蝶番の部分が回動
してケーブルベアに曲がりが生じないことから従来に比
べてケーブルベアの長さが短くてもケーブルベアが引っ
張られることはない。
【0008】
【実施例】以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。なお、本実施例は従来の無人搬送車の
一部を改良したものなので、従来と同一部分には同一符
号を付して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
【0009】本考案による無人搬送車の構成を図4に示
す。図4は無人搬送車をその前方から見た正面図であ
る。図1〜図3を参考にすればわかるように、チューブ
状のケーブルベア10の一端の外周部が搬送車本体1に
結合されており、他端の外周部が回動台4に結合されて
いる。以下に、ケーブルベア10と回動台4との接続部
の構造を詳細に説明する。
【0010】図1にも示されているように、ケーブルベ
ア10と回動台4とが蝶番11を介して接続されてい
る。蝶番11は、回動台4に補助金具12を介して結合
された一方の回動板11aとケーブルベア10の端部に
補助金具13を介して結合された他方の回動板11bと
で構成され、回動板11aと回動板11bとは鉛直軸を
中心として相対的に回動自在になっている。補助金具1
2は図5に示すように折り曲げられており、回動台4に
結合するための基部12aと蝶番11を結合するための
端部12bと蝶番11の回動を止めるストッパ部12c
とで構成される。図4に示すように基部12aの取付孔
12dに挿通した2本のボルト14を介して補助金具1
2が回動台4に結合され、端部12bの取付孔12eに
挿通した2本のボルト15を介して蝶番11の一方の回
動板11aが補助金具12に結合されている。一方、補
助金具13は図6に示すようにLの字形に形成されてお
り、取付孔13aに挿通した2本のボルト16を介して
蝶番11の他方の回動板11bが結合されている。そし
て、補助金具13のうち補助金具12よりも上方へ突出
する部分には取付孔13bに挿通した2本のボルト17
を介してケーブルベア10の端部が結合される。そし
て、搬送車本体1に搭載された図示しないバッテリや制
御手段と回動台4に搭載されたモータ5,モータ6,走
行センサ7とを接続する図示しないハーネスがケーブル
ベア10の内部に収容される。
【0011】次に、かかる無人搬送車の作用を説明す
る。無人搬送車が前進するときには図1に示すように前
輪2の軸が図中の左右方向へ伸び、蝶番11を構成する
一対の回動板11a,11bは閉じて略平行になり、ケ
ーブルベア10は略Jの字形になる。次に、モータ5の
駆動力により回動台4を反時計方向へ回動させて図2に
示すように左旋回の状態にすると、一対の回動板11
a,11bは前記と同じく閉じたままであるが、ケーブ
ルベア10は略Uの字形になる。このとき、ケーブルベ
ア10は従来のハーネスほどは長くないのでケーブルベ
ア10の中間部が床面に接触するというようなことな
い。つまり、蝶番11の部分で回動することから、従来
のハーネスのようにケーブルベア10をSの字形を形成
するほどの長さにする必要がなく、したがって、ケーブ
ルベア10の中間部が床面に接触するというようなこと
はないのである。次に、モータ5の駆動力により回動台
4を時計方向へ回動させて図3に示すように右旋回の状
態にすると、蝶番11が開くが補助金具12のストッパ
部12cが存在するために一対の回動板11a,11b
のなす角度は一定値以上に大きくなることはなく略90
°になり、このときケーブルベア10は最も伸びた状態
になる。この状態のときにおいても、蝶番11が回動し
て開くことから従来のハーネスに比べてケーブルベア1
0の長さが短くてもケーブルベア10が引っ張られるこ
とはない。
【0012】なお、本実施底では方向転換できる駆動輪
が前輪である場合を示したが、駆動輪が後輪であっても
よい。
【0013】
【考案の効果】以上の説明からわかるように、本考案に
よる無人搬送車によれば、回動台とケーブルベアとの間
に蝶番を介在させたので、無人搬送車の左右の旋回の際
に回動台が回動してもケーブルベアにおける曲がり部分
の発生は従来に比べて少なく、そのためにケーブルベア
の長さが少なくても足りることになり、ケーブルベアの
中間部が弛んで床面に接触したり、モータや走行センサ
に引っ掛かったりするようなことはない。また、ハーネ
スは単にケーブルベアに挿通すればよいので、無人搬送
車の組み立て時のハーネスの処理が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による無人搬送車の前進状態の作用説明
図。
【図2】本考案による無人搬送車の左旋回状態の作用説
明図。
【図3】本考案による無人搬送車の右旋回状態の作用説
明図。
【図4】本考案による無人搬送車の正面図。
【図5】補助金具にかかり、(a)は平面図、(b)は
正面図。
【図6】補助金具にかかり、(a)は平面図、(b)は
正面図。
【図7】従来の無人搬送車にかかり、(a)は平面図、
(b)は正面図。
【図8】従来の無人搬送車の要部の説明図。
【符号の説明】
1…搬送車本体 2…前輪 3…後輪 4…回動台 5,6…モータ 7…走行センサ 8…ハーネス 10…ケーブルベア 11…蝶番 11a,11b…回動板

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送車本体の前後のうちのいずれか一方
    に鉛直軸を中心として回動可能な回動台を設けると共に
    回動台に駆動輪と当該駆動輪を駆動する駆動手段とを固
    定し、他方には搬送車本体を支持するための車輪を設
    け、搬送車本体に設けられたバッテリと回動台の駆動手
    とをハーネスを介して接続した無人搬送車において、 ケーブルベアの一端を搬送車本体に結合し、他端を、鉛
    直方向へ伸びる回動軸を具えた蝶番の一方の回動板に結
    合するとともに、他方の回動板を回動台に結合し、ケー
    ブルベアの内部にハーネスを収容したことを特徴とする
    無人搬送車。
JP1993002913U 1993-02-05 1993-02-05 無人搬送車 Expired - Lifetime JP2594041Y2 (ja)

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JPH0665906U JPH0665906U (ja) 1994-09-16
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JP3549421B2 (ja) * 1998-12-24 2004-08-04 Tcm株式会社 旋回式車輪装置を有する産業車両
JP2010076685A (ja) * 2008-09-26 2010-04-08 Aichikikai Technosystem Co Ltd 無人搬送車

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