JP2001288919A - 無人駐車場の車両拘束装置 - Google Patents

無人駐車場の車両拘束装置

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JP2001288919A
JP2001288919A JP2000106141A JP2000106141A JP2001288919A JP 2001288919 A JP2001288919 A JP 2001288919A JP 2000106141 A JP2000106141 A JP 2000106141A JP 2000106141 A JP2000106141 A JP 2000106141A JP 2001288919 A JP2001288919 A JP 2001288919A
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JP
Japan
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cam surface
cam
vehicle
cylinder rod
flap plate
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JP2000106141A
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English (en)
Inventor
Hiromichi Yamazaki
弘道 山崎
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TECHNO PARK YAMAZAKI KK
Original Assignee
TECHNO PARK YAMAZAKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無人駐車場の車両拘束装置において、伏臥位
置から90°より小さな斜め上方に起立したフラップ板
に上方から荷重が加わった場合にシャフトに加わる回転
力を拘束する。 【解決手段】 フラップ板5の基端部が取付けれるシャ
フト3に、先端部にカムフォロアとしてのローラ12が
設けられたレバー10の基端部を取付ける。エアシリン
ダ20によりシャフト3と直交方向に沿って進退駆動さ
れるシリンダロッド21の先端部に、ローラ12を上方
へ従動させるように、シリンダロッド21の後退方向に
向けて徐々に上昇するカム面を有するカム25を取付
け、起立位置でローラ12が占めるカム面のカム面領域
は、フラップ板5に車両が乗り上げた際にカム25に加
わる後退方向の分力がシリンダロッド21を実質上後退
させ得ない程度に小さくする傾斜面もしくは水平面に形
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリンダで駆動さ
れることによりフラップ板を駐車時に伏臥位置から90
°より小さな斜め上方の起立位置に回動させるようにな
った無人駐車場の車両拘束装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のフラップ板を起立させる場合、
その基端部に取付けられたシャフトの端部に固定された
レバーに、エアシリンダのシリンダロッドの先端を連結
させることによりシャフトを回転駆動しているのが通常
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フラッ
プ板が起立した状態で故意に車両が乗り越えようとする
と、シャフトを介して加わる荷重によりシリンダロッド
が後退し、フラップ板が下降する問題があった。また、
その際シリンダ室に生じる過大な圧力により、エア回路
部品が破損することもあった。
【0004】本発明は、このような点に鑑みて、起立し
たフラップ板に上方から荷重が加わった場合にシャフト
に加わる回転力を拘束し得る無人駐車場の車両拘束装置
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、この目的を達
成するために、請求項1により、シリンダで駆動される
ことによりフラップ板を伏臥位置から90°より小さな
斜め上方の起立位置に回動させるようになった無人駐車
場の車両拘束装置において、フラップ板の基端部が取付
けられるシャフトに、先端部にカムフォロアが設けられ
たレバーの基端部を取付け、シリンダによりシャフトと
直交方向に沿って進退駆動されるシリンダロッドの先端
部に、カムフォロアを上方へ従動させるように、シリン
ダロッドの後退方向に向けて徐々に上昇するカム面を有
するカムを取付け、起立位置でカムフォロアが占めるカ
ム面のカム面領域は、フラップ板に車両が乗り上げた際
にカムに加わる後退方向の分力がシリンダロッドを実質
上後退させ得ない程度に小さくする傾斜面もしくは水平
面に形成されていることを特徴とする。
【0006】起立位置でフラップ板に車両が乗り上げる
と、シャフト、レバー、カムフォロアを介してカムがシ
リンダロッドを後退させる駆動力を与えようとする。そ
の際、カムフォロアが占めているカム面領域は、後退方
向の分力を実質上無くす程度の小さな傾斜角もしくは水
平であり、シリンダロッドの後退が抑制される。水平の
場合、シリンダロッドは起立位置後にカムをさらに前進
駆動する。
【0007】
【発明の実施の形態】図1乃至図3を基に本発明の実施
の形態の一例による無人駐車場の車両拘束装置を説明す
る。この車両拘束装置は、図3に示すように、その基部
1に設けられたシャフト3に基端部が取付けられたフラ
ップ板5をコントロールボックス2に収納された駆動機
構により、図示の伏臥位置から90°より小さな斜め上
方の起立位置に駆動するようになっている。
【0008】この駆動機構は、図1に示すように、両側
を軸受部11に回転自在に支持されたシャフト3の一方
の端部に基端部が取付けられたレバー10と、シャフト
3と直交方向へシリンダロッド21を駐車面に沿った基
面1aに沿って進退駆動するエアシリンダ20と、シリ
ンダロッド21の先端部に取付けられてガイドレール2
6にガイドされてスライドさせられ、かつレバー10の
先端部に横方向に突設された支軸13に回転可能に支持
されたカムフォロアとしてのローラ12を従動させるカ
ム25等を備えている。さらに、シャフト3の一方の端
部には、その起立方向の回動を基面1aで拘束するスト
ッパ15が突設されている。
【0009】カム25は、シリンダロッド21の後退方
向に向けて徐々に上昇するカム面領域25aと、起立位
置の直前領域から傾斜が相対的に緩やかになって後退方
向へ形成されたカム面領域25bとを有する。このカム
面領域25bの傾斜角度は、フラップ板5に車両が乗り
上げた際に、シャフト3を介してローラ12からカム面
領域25bに加わる回動荷重の後退方向の分力がシリン
ダロッド21を実質上後退させ得ない程度に小さくなる
ように、緩やかに設定されている。
【0010】このように構成された車両拘束装置の動作
を車両の下部に設置した場合について図2を参照して説
明する。通常状態では、ローラ12はカム面領域25a
の下方位置を占め、フラップ板5は伏臥位置に在る(同
図A)。車両がフラップ板5の上方へ侵入したのが検知
されると、シリンダロッド21が前進し、カム25を前
進駆動する。これにより、相対的に傾斜の急なカム面領
域25aにローラ12が従動して急速に上昇してフラッ
プ板5を上方へ回動させる。このような傾斜の急なカム
面領域25aにより、カム25の前後方向の幅寸法を小
さくできる。
【0011】ローラ12は正規の起立位置近辺で傾斜の
緩やかなカム面領域25bに従動して、徐々に後退しつ
つ僅かに上昇して、フラップ板5を正規の起立位置に回
動させる(同図B)。フラップ板5がこのように起立し
た状態で車両が駐車場所から前進方向へ出ようとしてタ
イヤが乗り上げると、シャフト3を介してレバー10に
下方への回動荷重が加わる。その際、水平に近い緩やか
な傾斜のカム領域25bにより後退方向の分力は僅かと
なり、シリンダロッド21に後退荷重が加わるのが回避
され、フラップ板5は起立位置に保持される。一方、フ
ラップ板5の90°方向の回動はストッパ15により拘
束される。
【0012】尚、別の実施の形態として、カム面は、前
述のカム面領域25aを起立位置への回動用として高く
し、カム面領域25bをストッパ用に水平にすることも
できる。この場合、ローラ12が回動用カム面領域の上
端に達した時点でフラップ板5は正規の起立位置に回動
し、さらにシリンダロッド21が僅かに前進することに
より、ローラ12が上昇後の水平のストッパ用カム面領
域を占める。また、回動用カム面領域とストッパ用カム
面領域の2段階でなく、伏臥位置でカムフォロアが占め
るカム面領域から起立位置でカムフォロアが占めるカム
面領域まで徐々に緩やかになる曲面状にカム面を形成す
ることも考えられる。
【0013】本発明はエアシリンダに限らず、液圧シリ
ンダに適用することもできる。また、フラップ板の高さ
幅を広くすることにより、車両の進行方向の外側に配置
されるフロントバンパ或はリヤバンパ用車両拘束装置と
して実施するることもできる。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、フラップ板をシリンダ
で駆動する場合にフラップ板に車両が乗り上げてもシリ
ンダロッドが追従して後退することがなく、フラップ板
の下降が拘束され、したがってロック状態での車両の不
正脱出がしにくくなり、付属部品の破損も回避される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による無人駐車場の車両拘
束装置の要部の斜視図である。
【図2】同車両拘束装置の動作を説明する図である。
【図3】同車両拘束装置の伏臥状態での斜視図である。
【符号の説明】
3 シャフト 5 フラップ板 10 レバー 12 ローラ 20 エアシリンダ 21 シリンダロッド 25 カム 25a、25b カム面領域

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダで駆動されることによりフラッ
    プ板を伏臥位置から90°より小さな斜め上方の起立位
    置に回動させるようになった無人駐車場の車両拘束装置
    において、 フラップ板の基端部が取付けられるシャフトに、先端部
    にカムフォロアが設けられたレバーの基端部を取付け、 シリンダによりシャフトと直交方向に沿って進退駆動さ
    れるシリンダロッドの先端部に、前記カムフォロアを上
    方へ従動させるように、前記シリンダロッドの後退方向
    に向けて徐々に上昇するカム面を有するカムを取付け、 起立位置で前記カムフォロアが占めるカム面のカム面領
    域は、前記フラップ板に車両が乗り上げた際に前記カム
    に加わる後退方向の分力が前記シリンダロッドを実質上
    後退させ得ない程度に小さくする傾斜面もしくは上昇後
    の水平面に形成されていることを特徴とする無人駐車場
    の車両拘束装置。
  2. 【請求項2】 カム面が、カムフォロアを伏臥位置から
    従動させるカム面領域と、このカム面領域に後退方向へ
    連続して傾斜が前記カム面領域よりも相対的に緩やかに
    なるカム面領域とを有することを特徴とする請求項1記
    載の無人駐車場の車両拘束装置。
  3. 【請求項3】 カム面が、カムフォロアを伏臥位置から
    従動させるカム面領域と、このカム面領域に後退方向へ
    連続する水平状のカム面領域とを有することを特徴とす
    る請求項1記載の無人駐車場の車両拘束装置。
  4. 【請求項4】 カム面が、カムフォロアが伏臥位置で占
    めるカム面領域から起立位置で占めるカム面領域まで徐
    々に傾斜が緩やかになる曲面状に形成されていることを
    特徴とする請求項1記載の無人駐車場の車両拘束装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010037899A (ja) * 2008-08-08 2010-02-18 Tomihiro Takigawa 車両管理装置
JP2012007365A (ja) * 2010-06-24 2012-01-12 Koyo Denki:Kk パークロック装置
CN106437254A (zh) * 2016-08-18 2017-02-22 应石磊 一种防占车位锁

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010037899A (ja) * 2008-08-08 2010-02-18 Tomihiro Takigawa 車両管理装置
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CN106437254A (zh) * 2016-08-18 2017-02-22 应石磊 一种防占车位锁
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