JP3126280B2 - 光ファイバ導入用スリーブ部材、および光ファイバ/光素子接続封止構造物 - Google Patents

光ファイバ導入用スリーブ部材、および光ファイバ/光素子接続封止構造物

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JP3126280B2
JP3126280B2 JP06247954A JP24795494A JP3126280B2 JP 3126280 B2 JP3126280 B2 JP 3126280B2 JP 06247954 A JP06247954 A JP 06247954A JP 24795494 A JP24795494 A JP 24795494A JP 3126280 B2 JP3126280 B2 JP 3126280B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバ/光素子接
続封止構造物の耐湿度特性を高め、信頼性を向上させる
ための有用な光ファイバ導入用スリーブ部材、およびそ
れを用いて、光ファイバ導入部が気密に封止され、光通
信システムおよび光電子装置などの部分として有用な光
ファイバ/光素子接続封止構造物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光部品に用いられる光ファイバの気密導
入手段については、既に多くの手段が提案されている。
例えば金属製パイプの中間部に切り欠き部を形成してお
き、光ファイバを挿入した後、この切り欠き部からロー
材を流入させてパイプ内空隙を封止する手段(特公昭5
3−43827号)が知られている。
【0003】また、特公昭54−13995号には、光
ファイバをチューブ状接合材料の中空部および光素子収
納ケースに設けられた導入孔を通して、ケース内に導入
し、この接着材料を、ケースの導入孔に挿入し、この接
合材料を加熱溶融してケースの導入口を封止する方法が
開示されている。
【0004】さらに、特開昭57−66405号には、
光ファイバの裸光ファイバ露出部分を挿入可能な細孔径
を有する中空部分と、二次被覆層付き光ファイバを挿入
可能な太孔径を有する中空部分とを有する2段孔径チュ
ーブを光ファイバ導入用スリーブとして用い、裸光ファ
イバの露光面に、メタライズ処理を施し、前記スリーブ
の中空部に、接着剤を充填しながら前記光ファイバを通
して、中空部内空隙を充填し、前記細孔径中空部の端部
に形成された切り欠き部からロー材を注入して、その空
隙部を充填封止する方法が開示されている。
【0005】しかしながら、上記従来手段では、光ファ
イバ導入部の封止の信頼性が十分高いものではなかっ
た。また、光ファイバの封着用スリーブ部材を用いる場
合、光ファイバ先端部の裸光ファイバ露出面にメタライ
ズ処理を施し、この部分を、スリーブ部材中空部内面に
ハンダ付けにより固定し、これに連続している光ファイ
バの被覆層面を、スリーブ内中空部の内面に接着剤によ
り固定し、前記ハンダ付けにより光ファイバを気密に封
止し、前記接着剤接着により、光ファイバの接着固定強
度を保持していた。この場合、裸光ファイバの一部が露
出するため、この部分における光ファイバ破断が発生し
やすいという問題点を有していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は光ファイバ導
入部を気密に封止し、かつ光ファイバの破断がなく、又
は少なく、信頼性の高い光ファイバ導入用スリーブ部
材、およびそれを用いて構成された光ファイバ/光素子
接続封止構造物を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の光ファイバ導入
用スリーブ部材は、裸光ファイバ、それを被覆する一次
被覆層およびさらにそれを被覆する二次被覆層を有する
光ファイバを挿入するための中空透孔を有する筒状体で
あって、前記中空透孔が、前記筒状体の一端において開
口し、前記二次被覆層付き光ファイバを挿入し得る第1
柱状中空部と、これに連通し、前記一次被覆層付き光フ
ァイバを挿入し得るが、前記第1柱状中空部よりも細い
第2柱状中空部と、これに連通し、前記筒状体の他端に
おいて開口し、かつ前記第2柱状中空部よりも太い第3
柱状中空部と、前記第1柱状中空部端から、それに対向
している前記第2柱状中空部に向って収斂し、かつこれ
ら両者を連結している第1堆状中空部と、前記第2柱状
中空部端から、それに対向している第3柱状中空部端に
向って拡大し、これら両者を連結している第2堆状中空
部とを有する、ことを特徴とするものである。
【0008】また、本発明の光ファイバ/光素子接続封
止構造物は、前記光ファイバ導入用スリーブ部材を介し
て、光ファイバが、光素子収納ケース内の光素子に接続
され、気密に封止されている構造物であって、前記光フ
ァイバの一端部が、前記二次被覆層を有する根元部分
と、この二次被覆層が除去されて一次被覆層が露出して
いる中間部分と、さらに露出一次被覆層の先端部分が除
去されて裸光ファイバが露出している先端部分とを有
し、前記光ファイバ端部が前記スリーブ部材の中空透孔
中に挿入され、前記光ファイバ端部の二次被覆層付き根
元部分が前記第1柱状中空部内に収容され、前記一次被
覆層露出中間部分が前記第1堆状中空部、第2柱状中空
部、第2堆状中空部並びに第3柱状中空部の一部中に収
容されており、かつ前記裸光ファイバ露出先端部分が、
前記第3柱状中空部の残部を通り、その外側に突出して
おり、前記第1柱状中空部および第1堆状中空部の空隙
が接着剤により充填封止されており、前記第3柱状中空
部の、少なくとも第2堆状中空部に隣接する部分の空隙
が、はんだにより充填封止されており、前記光素子収納
ケースに設けられた挿入孔に、前記スリーブ部材の前記
第3柱状中空部側端部が挿入され、前記裸ファイバの先
端面が、前記ケース内の光素子に連結されており、前記
光素子収納ケースの前記挿入孔と、前記挿入されたスリ
ーブ部材端部とが、はんだにより接着封止されている、
ことを特徴とするものである。
【0009】本発明の構造物において、前記第3柱状中
空部に収容されている前記光ファイバの、前記一次被覆
層露出中間部分および前記裸光ファイバ露出先端部分の
露出面が金属めっきされていることが好ましい。
【0010】また本発明の構造物において前記第3柱状
中空部内に充填されたはんだが、前記光ファイバの前記
一次被覆層露出中間部分のみに接合していてもよい。
【0011】さらに本発明の構造物において、前記第3
柱状中空部の残余の空隙部分が接着剤により充填封止さ
れていてもよい。
【0012】さらに本発明の構造物は、前記光素子収納
ケースのスリーブ部材挿入口から外側に伸び出ている筒
状体を有し、この筒状体の中空部内に、前記スリーブ部
材の挿入端部が挿入され保持されているものであること
が好ましい。
【0013】さらに前記本発明の構造物において、前記
光素子収納ケース内に、前記スリーブ部材の挿入端部を
支持する支持部材が設けられていることが好ましい。ま
た、前記本発明の構造物において、前記光ファイバが二
次被覆層を有しないものであり、従って、前記第1柱状
中空部に一次被覆層露出光ファイバが収容されていても
よい。
【0014】
【作用】光部品における光ファイバ破断の原因として
は、下記のようなことがある。 (1)はんだ付け前処理として、裸光ファイバの露出面
にメタライズ処理を施すが、このために、光ファイバか
ら被覆層を除去する際に、裸光ファイバ表面を損傷する
こと、(2)メタライズ処理、例えば無電解めっきを施
す際に、裸光ファイバ表面を損傷又は腐食すること、
(3)はんだ付けのために、裸光ファイバに局部的加熱
を施すため、裸光ファイバに歪を付与すること、(4)
さらに、裸光ファイバに座屈変形、曲げ変形などを与え
ること。
【0015】例えば、5mmの間隔で離間した2点で保持
された裸光ファイバを、その光ファイバ軸方向に沿っ
て、1.5〜1.7mmだけ押して座屈させると、保持2
点の中央部分において破断を生ずる。また、裸光ファイ
バ表面に厚さ2〜3μmのAu/Ni合金めっきを施し
た場合、わずか0.7mmの挿し込みにより座屈破断を生
ずる。すなわち、裸ファイバ表面に対するメタライズ処
理は、裸ファイバの座屈変形強度に対し、これを補強す
るものではない。また、上記程度の光軸方向押し込み
(座屈変形)は、裸光ファイバ露出部分に隣接する被覆
層の熱収縮により、しばしば発生することである。
【0016】そこで、上記のような裸光ファイバ露出部
分の破断を防止するためには、光ファイバの裸光ファイ
バ露出部分のはんだ固定部分と、被覆層付き部分の接着
剤固定部分との中間の部分において、(1)この中間部
分を直線状に保持し、屈曲させないこと、および(2)
この中間部分を、被覆層付きの状態に保ち、裸ファイバ
を露出させないこと、が、有効であることが、本願発明
者らにより見出された。
【0017】本願発明は、上記知見に基いてなされたも
のである。図1において、光ファイバの一端部1は、二
次被覆層を有する根元部分2と、一次被覆層が露出して
いる中間部分3と、裸光ファイバが露出している先端部
分4とからなる。光ファイバ先端部分4の裸光ファイバ
露出面(その接続端部を除く部分)およびこのめっき裸
光ファイバ部分に連続する一次被覆層表面の一部分に
は、導電性金属(例えばAu)によるめっき層5が形成
されている。
【0018】図1に示されているように、光ファイバ導
入用スリーブ部材6には、光ファイバを挿入するための
中空透孔が形成されており、この中空透孔は、第1柱状
中空部7、第2柱状中空部8、第3柱状中空部9、第1
堆状中空部10および第2堆状中空部11から構成され
ている。
【0019】上記中空部7〜11の各々は、下記に述べ
る条件を具備し、その断面形状は、使用する光ファイバ
の断面に適合するように設定すればよいが、前記柱状中
空部は、一般に円柱状であることが好ましく、前記堆状
中空部は一般に円堆形状(頂部切り欠き)をなしている
ことが好ましい。
【0020】前記第1柱状中空部7は、スリーブ端部に
おいて開口しており、その断面形状寸法は、二次被覆層
つき光ファイバ2を直線状に収容できればよく(例えば
内径0.9〜1.2mm程度)、前記第2中空部8は、前
記第1柱状中空部7より細く、光ファイバの前記第1被
覆層露出中間部分3を直線状に収容できればよく(例え
ば内径0.4〜0.6mm)、前記第1堆状中空部10を
介して前記第1柱状中空部に連通している。
【0021】前記第3中空部9は、前記第2柱状中空部
8よりも太く例えば内径0.5〜1.0mm)、前記スリ
ーブ部材の他端面において開口しており、前記第2堆状
中空部11を介して、第2柱状中空部8に連通してい
る。第1堆状中空部10は、第1柱状中空部7の端部か
ら、それに対向する第2柱状中空部8の端部に向って収
斂しており、また第2堆状中空部11は、第2柱状中空
部8の場所から、それに対向する第3柱状中空部9の端
部に向って拡大している。このような傾斜面を有する第
1および第2堆状中空部は、光ファイバを挿入すると
き、その表面、特に裸光ファイバ露出面を損傷すること
なく、光ファイバのスムースな挿入に有効なものであ
る。
【0022】図1においては、第1柱状中空部7内に光
ファイバの二次被覆層付き根元部分2が挿入されてお
り、第1堆状中空部10、第2柱状中空部8および第2
堆状中空部中に、光ファイバの一次被覆層露出中間部分
3が挿入されており、この光ファイバ一次被覆層露出中
間部分3の先端部分は、第3柱状中空部の中に伸び出て
いる。第1柱状中空部7および第1堆状中空部10の内
面と、光ファイバとの間の空隙には接着剤12が充填さ
れ、光ファイバ根元部分を固定する。接着剤12は、さ
らに第2柱状中空部8の空隙に浸入し、その中の光ファ
イバ中間部を固定してもよい。
【0023】第3柱状中空部には、図1に示されている
ように、はんだ13が充填されていて、このはんだ12
は、第3柱状中空部9に進入している光ファイバの二次
被覆層露出中間部分の一部および裸光ファイバ露出先端
部分の一部分の金属めっき面に接合し、これをスリーブ
内に固定している。図1に示されているように、スリー
ブ部材6の端面14において接着剤12が光ファイバの
二次被覆層付き根元部分をとり囲んで盛り上げられ、第
1柱状中空部の空隙を封止している。第1柱状中空部の
入口部は、光ファイバ表面を損傷しないように図1に示
されているように面取りされていることが好ましい。
【0024】図1に示されたスリーブ部材は、図2に示
されているように、光素子収納ケースに接合封止され
る。図2において、光素子収納ケース15には、光素子
16が架台17上に固定されている。ケース15の一壁
面には、スリーブ部材6を挿入するための透孔18が形
成されており、この透孔18をとり囲んで筒状体19が
外側に伸び出ていて、スリーブ部材6の先端部分は、筒
状体19を通り、透孔18を経て、ケース15の内部に
挿入される。
【0025】図2においてスリーブ部材6により固定さ
れた光ファイバ1の裸光ファイバ露出先端部分4の先端
面は、光素子16の先端面に接続される。筒状体19の
入口部に、スリーブ部材6を取り囲んではんだ付け20
が施され、スリーブ部材6は、その中に固定されている
光ファイバ端部とともに、筒状体19により保持され、
ケース15に固定される。
【0026】図3に示されたスリーブ部材6は図1に示
されたものと同一の構成を有するものであるが、その中
空透孔に挿入された光ファイバ端部において、第3柱状
中空部を通り、その中に充填されたはんだ層13よりも
更に外に伸び出ている裸光ファイバ露出先端部分が、第
3柱状中空部に充填された接着剤21によりさらに被覆
封止されている。このような接着剤層21の追加によ
り、裸光ファイバの露出部分が小さくなりこの露出面の
損傷が少なくなる。また、接着剤層21は、はんだ層1
3の露出表面を保護し、はんだ層13から外側に伸び出
ている裸光ファイバ露出部分の根元部分を固定し、それ
が外力により曲げられ、損傷を受け、或いは折損するこ
とを防止することができる。
【0027】図4に示されたスリーブ部材6は図1に示
されたものと同一の構成を有しているが、その中空透孔
に挿入された光ファイバ端部において、一次被覆層露出
中間部分3の、第3柱状中空部中に収容されかつ金属5
によるめっきを施された部分に、はんだづけ13が施さ
れ、このはんだ層13は、裸光ファイバ露出先端部分に
接触しないようになっている。図4に示されているよう
に、はんだ層13の露出面側に接着剤層21が充填さ
れ、この接着剤層21中に光ファイバの一次被覆露出中
間部分3の残部および裸光ファイバ露出先端部分の一部
分が埋没している。このようにすると、裸光ファイバ露
出先端部分の露出部分が短かくなり、かつ裸光ファイバ
は直接はんだに接することがないから、はんだづけの
際、溶融したはんだが固化するときの体積収縮に伴う影
響が直接裸光ファイバに及ぶことがなく、その損傷を防
止することができる。
【0028】本発明は、二次被覆層を有していない光フ
ァイバにも適用することができる。光ファイバの二次被
覆層は、ナイロン、ハイトレル(ポリエステル系)、又
はPVC樹脂などにより形成されるが、その被覆形態
は、一次被覆層上に二次被覆層が直接接着し、これらの
間に空隙を形成しないもの、すなわち「タイトジャケッ
ト」と、チューブ状二次被覆を、一次被覆層上にかぶ
せ、これらの間に空隙を形成してもよいもの、すなわち
「ルーズジャケット」とがある。これらの二次被覆層の
外径はいずれも約0.9mmである。本発明のスリーブ部
材は、二次被覆を有しない光ファイバについても用いる
ことができる。この場合、光ファイバ(一次被覆層つ
き)の外径は約0.4又は0.25mmである。従って、
このような光ファイバを本発明のスリーブ部材の中空透
孔に挿入すると、図5に示すように、その第1柱状中空
部7において、その内面と、光ファイバ周面との間の間
隙が大きくなる。この場合、この間隙に接着剤12を充
填して、光ファイバを直線状に保持・固定することがで
きる。
【0029】本発明のスリーブ部材を光素子ケースに接
合したとき、その固定が不十分であって、振動、衝撃な
どにより光素子と光ファイバとの接続が変形し、光軸に
ずれを生ずる場合には、光素子ケース内に、スリーブ部
材支持部材を設けることが好ましい。例えば、図6に示
されているように、光素子ケース15の底部から支持部
材22を突出させ、その上端面と、スリーブ部材6とを
はんだ又は接着剤23により固着する。支持部材は、上
記の例に限定されず、ケース蓋下面から伸び出した吊り
下げ部材であってもよく、又はケース側壁面から伸び出
した支持腕材であってもよく、これらの組み合わせであ
ってもよい。
【0030】
【発明の効果】本発明の光ファイバ導入用スリーブ部材
は、光素子に接続される光ファイバを高い信頼度をもっ
て固定保持することができ、このスリーブ部材を用いて
構成される本発明の光ファイバ/光素子接続封止構造物
は、光ファイバと光素子との接続を安定化し、かつ光フ
ァイバの導入部、並びにスリーブ部材と、光素子収納ケ
ースとの接続部を気密に封止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のスリーブ部材の一例の構成、お
よびその中に挿入された光ファイバの配置および固定状
況を示す正面断面説明図。
【図2】図2は、本発明の光ファイバ/光素子接続封止
構造物の一例の構成を示す正面断面説明図。
【図3】図3は、本発明のスリーブ部材の一例の構成、
およびその中に挿入された光ファイバの配置および固定
状況を示す正面断面説明図。
【図4】図4は、本発明のスリーブ部材の一例の構成、
およびその中に挿入された光ファイバの配置および固定
状況を示す正面断面説明図。
【図5】図5は、本発明のスリーブ部材の一例の構成、
およびその中に挿入された一次被覆のみの光ファイバの
配置および固定状況を示す正面断面説明図。
【図6】図6は、本発明の光ファイバ/光素子接続封止
構造物の他の例の構成を示す正面断面説明図。
【符号の説明】
1…光ファイバ端部 1a…一次被覆のみの光ファイバ 2…二次被覆層つき根元部分 3…一次被覆露出中間部分 4…裸光ファイバ露出先端部分 5…めっき層 6…スリーブ部材 7…第1柱状中空部 8…第2柱状中空部 9…第3柱状中空部 10…第1堆状中空部 11…第2堆状中空部 12…接着剤 13…はんだ 14…スリーブ部材端面 15…光素子収納ケース 16…光素子 17…光素子架台 18…透孔 19…筒状体 20…はんだ 21…接着剤 22…支持部材 23…はんだ又は接着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−242605(JP,A) 特開 昭62−42108(JP,A) 特開 昭59−47789(JP,A) 特開 昭63−231307(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/24 - 6/42

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裸光ファイバ、それを被覆する一次被覆
    層およびさらにそれを被覆する二次被覆層を有する光フ
    ァイバを挿入するための中空透孔を有する筒状体であっ
    て、 前記中空透孔が、前記筒状体の一端において開口し、前
    記二次被覆層付き光ファイバを挿入し得る第1柱状中空
    部と、これに連通し、前記一次被覆層付き光ファイバを
    挿入し得るが、前記第1柱状中空部よりも細い第2柱状
    中空部と、これに連通し、前記筒状体の他端において開
    口し、かつ前記第2柱状中空部よりも太い第3柱状中空
    部と、前記第1柱状中空部端から、それに対向している
    前記第2柱状中空部に向って収斂し、かつこれら両者を
    連結している第1堆状中空部と、前記第2柱状中空部端
    から、それに対向している第3柱状中空部端に向って拡
    大し、これら両者を連結している第2堆状中空部とを有
    する、ことを特徴とする、光ファイバ導入用スリーブ部
    材。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光ファイバ導入用スリ
    ーブ部材を介して、光ファイバが、光素子収納ケース内
    の光素子に接続され、気密に封止されている構造物にお
    いて、 前記光ファイバの一端部が、前記二次被覆層を有する根
    元部分と、この二次被覆層が除去されて一次被覆層か露
    出している中間部分と、さらに露出一次被覆層の先端部
    分が除去されて裸光ファイバが露出している先端部分と
    を有し、 前記光ファイバ端部が、前記スリーブ部材の中空透孔中
    に挿入され、前記光ファイバ端部の二次被覆層付き根元
    部分が、前記第1柱状中空部内に収容され、前記一次被
    覆層露出中間部分が前記第1堆状中空部、第2柱状中空
    部、第2堆状中空部並びに第3柱状中空部の一部中に収
    容されており、かつ前記裸光ファイバ露出先端部分が、
    前記第3柱状中空部の残部を通り、その外側に突出して
    おり、 前記第1柱状中空部および第1堆状中空部の空隙が接着
    剤により充填封止されており、 前記第3柱状中空部の、少なくとも第2堆状中空部に隣
    接する部分の空隙が、はんだにより充填封止されてお
    り、 前記光素子収納ケースに設けられた挿入孔に、前記スリ
    ーブ部材の前記第3柱状中空部側端部が挿入され、 前記裸ファイバの先端面が、前記ケース内の光素子に連
    結されており、 前記光素子収納ケースの前記挿入孔と、前記挿入された
    スリーブ部材端部とが、はんだにより接着封止されてい
    る、 ことを特徴とする光ファイバ/光素子接続封止構造物。
  3. 【請求項3】 前記第3柱状中空部に収容されている前
    記光ファイバの、前記一次被覆層露出中間部分および前
    記裸光ファイバ露出先端部分の露出面が、金属めっきさ
    れている、請求項2に記載の構造物。
  4. 【請求項4】 前記第3柱状中空部内に充填されたはん
    だが、前記光ファイバの前記一次被覆層露出中間部分の
    みに接合している、請求項2に記載の構造物。
  5. 【請求項5】 前記第3柱状中空部の残余の空隙部分
    が、接着剤により充填封止されている、請求項4に記載
    の構造物。
  6. 【請求項6】 前記光素子収納ケースのスリーブ部材挿
    入口から外側に伸び出ている筒状体を有し、この筒状体
    の中空部内に、前記スリーブ部材の挿入端部が挿入され
    保持されている、請求項2に記載の構造物。
  7. 【請求項7】 前記光素子収納ケース内に、前記スリー
    ブ部材の挿入端部を支持する支持部材が設けられてい
    る、請求項2に記載の構造物。
  8. 【請求項8】 前記光ファイバが二次被覆層を有しない
    ものであり、前記第1柱状中空部に、一次被覆層露出光
    ファイバが収容されている、請求項2に記載の構造物。
JP06247954A 1994-10-13 1994-10-13 光ファイバ導入用スリーブ部材、および光ファイバ/光素子接続封止構造物 Expired - Fee Related JP3126280B2 (ja)

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