JP3320537B2 - 光素子収納封止筐体構造物 - Google Patents
光素子収納封止筐体構造物Info
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Description
る筐体構造に関するもので、特に光ファイバ導入部分の
構造の改良により、筐体長を短くすることを可能にした
光素子収納封止筐体構造物に関するものである。
工程においては、光ファイバを筐体内に導くパイプ状の
スリーブ部分の構造が重要となる。高湿度環境下におけ
る光素子装置の信頼性を確保するには、エポキシ樹脂等
を用いた封止方法のみでは不十分であり、光ファイバ表
面を金メッキして筐体と半田接合する方式がとられ、こ
の方式はレーザ素子の封止筐体等で高く評価されてい
る。
信用の外部変調器等への広い応用が期待されており、こ
れらの素子を気密封止できる筐体設計が必要となってい
る。この場合、光ファイバは、素子の導波路端面に、ミ
クロンオーダの高精度におけるアライメント作業の後、
光学用接着剤を用いて固定される。このとき光ファイバ
封止方法としては、上記の半田封止法が採用されてい
る。
するには、両者の隙間はできる限り小さいことが好まし
い(数十〜数百ミクロン)。しかし、筐体内に納められ
た光素子の導波路端面と、光ファイバとの光軸調整(ア
ライメント)を行うには、光ファイバの周囲に、1mm前
後の空間があることが作業の容易さの点で好ましい。あ
るいは、スリーブを細径とするかわりに、スリーブ端か
ら素子端面までの距離(ファイバの距離)を長く、例え
ば20〜30mmの長さにとって、光ファイバの柔軟性を
利用して、アライメントすることも行われている。後者
の場合、電気光学結晶を用いた素子の長さが一般に5〜
6cmと長いため、ファイバ余長を光素子の両端に加える
と、筐体の全長が10cm程度の大きなものとなってしま
うという問題を生ずる。
の、表面をメタライズ処理した裸光ファイバを半田によ
りスリーブに封着するという手法を採用しつつ、光ファ
イバのアライメント作業が容易な、比較的大きな口径を
有するスリーブ構造を有する光素子収納封止筐体構造物
を提供しようとするものである。このような筐体構造物
は筐体内に収容される光ファイバ余長をできる限り短く
することを可能にし、従って筐体長を短くすることを可
能にするものである。
筐体構造物は、光素子を収納している筐体と光ファイバ
と、前記光ファイバを前記筐体から引出し、封止するた
めのスリーブ部とを有し、前記スリーブ部は、前記筐体
の端部に設けられたスリーブ挿入孔に挿入されており、
前記光ファイバの端部において、その保護被覆層が除去
され、かつ前記保護被覆層を有する光ファイバ部分に連
続する露出した裸光ファイバ部分がメタライズ処理され
ており、前記裸光ファイバの末端が、前記光素子に接続
されており、前記スリーブ部が、パイプ状内側スリーブ
と、その外径よりも大きな内径を有する外側スリーブ
と、前記内側スリーブと前記外側スリーブとの間に挿入
された中間スリーブとからなり、前記パイプ状内側スリ
ーブ中に、前記光ファイバの、前記メタライズ処理され
た裸ファイバ部分から保護被覆層により被覆されている
部分にまたがる連続部分が挿入されて、これに気密に接
着・封止されており、前記外側スリーブは前記筐体端部
のスリーブ挿入孔に、挿入され、かつこれに気密に接合
固定されており、この外側スリーブ内に前記内側スリー
ブが挿入され、前記外側スリーブと、前記内側スリーブ
から伸び出た前記メタライズ処理された裸光ファイバと
の間との間隙が、前記中間スリーブとともに気密に半田
封止されており、前記中間スリーブが、前記パイプ状内
側スリーブに接する内側中間スリーブ部材と、この内側
中間スリーブ部材と、前記外側スリーブとの間隙を充填
する外側中間スリーブ部材とからなり、かつこれらが接
着剤により気密に封止されており、前記内側中間スリー
ブ部材が、頭部環状突起部と、それからシリンダー状に
伸び出し、その一部が欠落している一部欠如シリンダー
状部とからなる、ことを特徴とするものである。
間スリーブ部材が、シリンダー状本体と、その外側端部
に形成された環状突起部と、前記内側スリーブの外径よ
りも小さな内径を有する内側端部とを有し、この内側端
部の端面は斜め上向きの斜面を形成していることが好ま
しい。
における光素子と裸光ファイバ端部との接続部と、前記
筐体内における前記接続部に近い前記スリーブ部の先端
部と前記裸光ファイバのメタライズ部分との封止部との
離間距離Lが、2〜10mmであることが好ましい。
物において、着脱可能な蓋体1aを有する筐体1中には
光素子2が収納されており、その接続先端部には、接着
補強ブロック3が配置されている。筐体1の端部には、
光ファイバ4の先端部を、筐体内に導入し、これを光素
子2に接続するための光ファイバ導入孔5が開口してい
る。光ファイバ4は裸光ファイバ6とその保護被覆層7
とからなり、光ファイバ4の接続先端部分において、そ
の保護被覆層7が除去されて裸光ファイバ6が露出して
おり、この裸光ファイバの露出面は光素子との接合部を
除きメタライズされ、つまり一般には金めっきされた裸
光ファイバメタライズ部6aが形成されている。
6aと、保護被覆層部分の両方にまたがる連続部分に、
パイプ状内側スリーブ8を挿入し、内側スリーブ8の内
側面と光ファイバ4との間隙は接着剤9により接着封止
される。
スリーブ10が挿入され、外側スリーブ10の環状突起
部10aが挿入用ストッパーとして作動し、光ファイバ
導入孔5の内側周縁と、外側スリーブ10の環状部10
aの外側周縁部とはロー付け10bにより気密に封止接
合される。
光ファイバ4を筐体1内に導入し、筐体1内の光素子2
の端部と、導入された光ファイバ4の端部とを、光軸調
整の上これらを接続する作業が可能なように設定される
ことが好ましい。このため外側スリーブ10の内径は、
内側スリーブ8の外径よりも大きく設定されている。
る光ファイバ4のメタライズ裸光ファイバの先端部を筐
体1内に、外側スリーブ10の内孔を通して導入し、光
素子2の先端と、裸光ファイバ6の先端とを、光軸調整
の後接合し、補強ブロック3により補強固定する。次
に、外側スリーブ10と内側スリーブ8との間に中間ス
リーブ11を挿入する。中間スリーブ11は環状突起部
11aを有し、これが挿入ストッパーとして作働する。
この中間スリーブ11と、外側スリーブ10、および内
側スリーブ8との隙間は接着剤により接着し、気密に封
止する。特に外側スリーブ10の筐体内にある端面はそ
の中心を通る裸光ファイバ(メタライズ部)6aをかこ
んで、半田により完全に封止される。また、内側スリー
ブ8、中間スリーブ10、および中間スリーブ11の筐
体外にある部分も接着剤などにより、完全に気密に封止
される。
いて、光ファイバが光素子に接続され、かつその導入孔
がスリーブにより閉塞封止される構成の一例が示されて
いる。図2において筐体1の光ファイバ導入孔の周縁に
外側スリーブ10がロー付けされている。内側スリーブ
8内に挿入され封止された光ファイバ4の裸光ファイバ
メタライズ部1aの保護被覆層7に近い部分は接着剤9
により接着固定封止されている。この光ファイバを筐体
1内に挿入して、その裸光ファイバ6の先端を、光素子
2に光軸調整後に接続し、この部分をキャピラリ3a
(ガラス)により保護固定する。
ーブ8が挿入されているから、その間隙に中間スリーブ
11を挿入し、外側スリーブ10の筐体内端部を半田1
2により閉塞封止する。また、スリーブ8,10,11
の組立体の筐体外端部を、接着剤により接着封止する。
特に内側スリーブ8と、中間スリーブ11との外側端部
は接着剤13により接着固定封止されることが好まし
い。これらの作業が終了したならば筐体1に蓋体1aを
取りつけこれをシーム溶接し気密に封止する。
ファイバと光素子との接続工程を、比較的孔径の大きな
外側スリーブを介して行うことができ、かつ半田封止工
程を、容易に実施することが可能になる。また、図2に
示されているように、光素子端と、光ファイバ封止端と
の間の距離Lを比較的短く、例えば2〜10mmにするこ
とが可能になる。一般に筐体内に光ファイバ端部を導入
し、接合する際、光ファイバは、内側スリーブ内に挿入
固定されているため、この内側スリーブを、アライメン
ト装置の冶具により把持することができ、この把持部か
ら、光ファイバ先端までの自由長を短くしてアライメン
ト時のファイバのぶれを少なくすることが可能になる。
本発明においては筐体の壁部の厚さは、スリーブ部を含
めて数ミリのオーダーで十分であるから前記離間距離に
おいて、光ファイバ把持部から光ファイバ先端までの距
離はたかだか10〜20mmであれば十分であり、このた
めアライメント作業が容易になる。
先端部の保護被覆層7が除去され、露出した裸光ファイ
バ6に、その接続先端部を除き、メタライズ処理、例え
ば、無電解めっきが施される。例えばNi層を下地とし
てその上にAuをめっきすることによりRA,RMAク
ラスのPb/Sn半田を用いる通常の半田接着・封止が
可能になる。
入し、その前半部にメタライズ裸光ファイバ部分6a
か、またその後半部に保護被覆層付光ファイバ4が位置
するようにし、これを内側スリーブ8に接着固定する。
特に、メタライズ裸光ファイバ部分6aには接着剤9を
注入して、これを固定する。このようにすると、光ファ
イバのアライメント作業の際に、内側スリーブ8の前端
部(メタライズ裸光ファイバ収容部分)を、アライメン
ト用冶具によりしっかり把持し、アライメント冶具の動
きに、光ファイバが十分な剛性を持って追随することが
可能になる。内側スリーブ8の前端部は、後に行われる
光ファイバの半田封止が、メタライズ裸光ファイバの表
面を十分に被覆し、強固に接着し得るように、メタライ
ズ裸光ファイバの一部をその外側に残すようにすること
が好ましい。また、内側スリーブ8の内径は光ファイバ
の外径にほゞ等しく、一般には0.9〜1.1mm、通常
は1mm程度であり、その肉厚は0.2〜0.5mm、一般
に0.2mm程度で十分である。
合される外側スリーブ10は2〜5mm、一般に約3mmの
内径を有するものである。いま、内側スリーブ8の外径
を1.4mm、外側スリーブ10の内径を3mmとすれば、
その間隙の厚さは(3.0−1.4)/2=0.8mm程
度となる。すなわち光ファイバアライメント作業空間の
厚さは0.8mmという比較的大きな間隙を利用すること
が可能になり、これによって作業に支障を生ずることが
ない。アライメント作業の後、光ファイバと光素子は、
光学用接着剤により接合される。
中間スリーブ11を、内側スリーブ8と外側スリーブ1
0との間に挿入し、これらの間隙を封止する。つまり、
内側および外側スリーブの相互間隙を、中間スリーブ1
1を用いることにより容易に充填することができ、この
間隙を多量の半田で充填する必要がなくなる。内側、中
間、外側スリーブ8,10,11の相互間隙の大きさに
格別の制限はなく、作業に困難がない限り、できるだけ
小さいことが好ましいが、一般に0.1mm程度であれば
十分な作業性を得ることができる。
完了したならば、外側スリーブ10の筐体内端部におい
て、図2に示しているように、メタライズ裸光ファイバ
6aのまわりを半田12により固定封止する。この作業
は、筐体1の蓋体1aを取り外して行い、外側スリーブ
10の端面は、図2に示されているように上向き端面を
形成するように斜めになっていると、作業性が良好で好
ましい。内側スリーブ8の内、外径、外側スリーブ10
の内径、および中間スリーブ11の内外径は裸光ファイ
バ6の直径に対応して適宜に設定することができる。
半田封止部と、光素子とは2mm以上離間していることが
好ましい。これは、通常、光素子と、光ファイバとの接
着部には接着強度補強用毛細管キャピラリーを装着する
が、このキャピラリーの長さが、1〜2mmであるからで
ある。このため、前記筐体内における光素子と裸光ファ
イバ端部との接続部と、前記筐体内における前記接続部
に近い前記スリーブ部の先端面と前記裸光ファイバのメ
タライズ部分の離間距離は2〜10mm程度であることが
好ましく、通常これが4mm程度になるように、スリーブ
長、筐体長を設計することが好ましい。このようにする
と、光ファイバのアライメント作業において、光ファイ
バのぶれが殆んどなくなり半田づけの熱が光ファイバと
光素子との接合部に悪影響(例えば、光ファイバ光素子
光挿入損失の変化など)を及ぼすこともない。
するために、図2に示されているように内側スリーブ8
と中間スリーブ11との間を接着剤14で接合する。こ
のようにすると、光ファイバ、内側、中間および外側ス
リーブの接着強度が強固になる。しかも裸光ファイバに
対する半田封止は、筐体内の一箇所のみで十分になる。
および筐体は、金属製、特にステンレススチール製、又
はコバール製であって、半田付けが可能になるように表
面に金めっきを施したものが好ましい。
に、従来の筐体構造物に用いられる内側スリーブ8はパ
イプ状体であって、例えば長さ12mm、内径1.1mm、
外径1.4mmを有するものである。
筐体構造物に用いられる外側スリーブ10の一例が示さ
れておりパイプ状本体14と、それから外側に伸び出て
いる環状突起部15とを有するものである。パイプ状本
体14の内側端(筐体内に挿入される部分)は斜め上向
きの端面16を有している。
体構造物に用いられる中間スリーブ11が示されてお
り、これは、パイプ状本体17と、その外側端に設けら
れた環状突起部18とから構成されている。また、その
内側端(筐体内に挿入される部分)は斜め上向きの端面
19を形成している。
間及び内側スリーブを有する筐体構造物の一例の正面説
明図が示されている。図6において筐体1の両側面から
光ファイバ4が伸び出ていて、光ファイバは、外側から
外側スリーブ10、中間スリーブ11、内側スリーブ8
により固定封止されており、筐体内には光ファイバ4に
接続された光素子(図示されていない)が収納され、こ
の光素子が導波路型光素子の場合、この導波路をコント
ロールするための電極、および参照電極(図示されてい
ない)を収納し、これらは筐体に設けられたネジ孔20
を通って取りつけられたコネクター(図示されていな
い)を介して外部電源に連結される。
は、前記パイプ状内側スリーブに接する内側スリーブ部
材と、この内側スリーブ部材と前記外側スリーブとの間
隙を充填する外側中間スリーブ部材からなるものであっ
て、この場合、これらの両端末は、接着剤により気密に
封止される。
止筐体構造物において、筐体1の光ファイバ導入孔に外
側スリーブ10がロー付け(10b)接着されており、
その内側に光ファイバ4を保持している内側スリーブ8
が挿入されており、内側スリーブ8の外側に内側中間ス
リーブ部材21が挿入され、その外側に外側スリーブ部
材22が挿入され、これら内側および外側中間スリーブ
部材21,22により中間スリーブが形成されている。
本発明の筐体構造物において、筐体1内の光素子3と裸
光ファイバ6の端部との接続部と、筐体1内における、
前記接続部に近いスリーブ部の先端面と裸光ファイバの
メタライズ部6aとの封止部と離間距離Lは、2〜10
mmであることが好ましい。
ーブ部材22はシリンダー状本体23と、その外側端部
に形成された外側環状突起部24と、その内径を狭め、
内側スリーブの外径より小さな内径を有する内側端部2
5を有し、この内側端部の端面は斜め上向きの斜面26
を形成している。
ーブ8の外側に外側中間スリーブ部材22を嵌合してお
けば、光ファイバ4を含む内側スリーブ8が、過度に光
素子に近接することを防止することができる。この外側
中間スリーブ22と、外側スリーブ10とは接着剤によ
り気密に接着することができる。この外側中間スリーブ
22と、内側スリーブ8との間の隙間は、内側中間スリ
ーブ部材21を挿入することによって充填することがで
きる。
ブ部材21は頭部環状突起部27と、それからシリンダ
ー状に伸び出し、その一部が欠落している一部欠如シリ
ンダー状部28とからなる。外側中間スリーブ部材21
と、内側スリーブ8との間の間隙に接着剤を注入してお
き、この間隙にシリンダー部の一部が欠如している内側
中間スリーブ部材21を挿入すれば、接着剤は、両スリ
ーブ部材間に十分に分布し、両者の間隙を十分に充填封
止することができる。このようにすれば、スリーブの外
側端において、図2に示されているように接着剤を盛り
上げて封止することなく、図7に示されているように、
外観を向上させることが可能になる。
り、光素子、特に導波路型光素子を、より小型の筐体中
に気密封入することが可能になると同時に、最も重要な
組立工程である、光ファイバと素子のアライメント作業
を容易に実効することができる。
の組み立て手順を示す一部断面説明図。
示す説明図。
用いられる内側スリーブの一例の構成を示す正面断面図
および側面図。
体構造物に用いられる外側スリーブの一例の構成を示
す、正面断面説明図、左側面図、および右側面図。
造物に用いられる中間スリーブの一例の構成を示す、正
面断面図、左側面図、および右側面図。
スリーブ部を有する筐体構造物の一例の、正面説明図。
説明図。
た本発明の筐体構造物に用いられる外側中間スリーブ部
材の一例の、正面断面図、左側面図、および右側面図。
た本発明の筐体構造物に用いられる内側中間スリーブ部
材の一例の、正面断面図、左側面図、および右側面図。
Claims (3)
- 【請求項1】 光素子を収納している筐体と光ファイバ
と、前記光ファイバを前記筐体から引出し、封止するた
めのスリーブ部とを有し、前記スリーブ部は、前記筐体
の端部に設けられたスリーブ挿入孔に挿入されており、 前記光ファイバの端部において、その保護被覆層が除去
され、かつ前記保護被覆層を有する光ファイバ部分に連
続する露出した裸光ファイバ部分がメタライズ処理され
ており、前記裸光ファイバの末端が、前記光素子に接続
されており、 前記スリーブ部が、パイプ状内側スリーブと、その外径
よりも大きな内径を有する外側スリーブと、前記内側ス
リーブと前記外側スリーブとの間に挿入された中間スリ
ーブとからなり、 前記パイプ状内側スリーブ中に、前記光ファイバの、前
記メタライズ処理された裸ファイバ部分から保護被覆層
により被覆されている部分にまたがる連続部分が挿入さ
れて、これに気密に接着・封止されており、前記外側ス
リーブは前記筐体端部のスリーブ挿入孔に、挿入され、
かつこれに気密に接合固定されており、この外側スリー
ブ内に前記内側スリーブが挿入され、前記外側スリーブ
と、前記内側スリーブから伸び出た前記メタライズ処理
された裸光ファイバとの間との間隙が、前記中間スリー
ブとともに気密に半田封止されており、 前記中間スリーブが、前記パイプ状内側スリーブに接す
る内側中間スリーブ部材と、この内側中間スリーブ部材
と、前記外側スリーブとの間隙を充填する外側中間スリ
ーブ部材とからなり、かつこれらが接着剤により気密に
封止されており、 前記内側中間スリーブ部材が、頭部環状突起部と、それ
からシリンダー状に伸び出し、その一部が欠落している
一部欠如シリンダー状部とからなる、 ことを特徴とする光素子収納封止筐体構造物。 - 【請求項2】 前記外側中間スリーブ部材が、シリンダ
ー状本体と、その外側端部に形成された環状突起部と、
前記内側スリーブの外径よりも小さな内径を有する内側
端部とを有し、この内側端部の端面は斜め上向きの斜面
を形成している、請求項1に記載の筐体構造物。 - 【請求項3】 前記筐体内における光素子と裸光ファイ
バ端部との接続部と、前記筐体内における前記接続部に
近い前記スリーブ部の先端面と前記裸光ファイバのメタ
ライズ部分との封止部との離間距離Lが、2〜10mmで
ある、請求項1に記載の筐体構造物。
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EP94309861A EP0662622B1 (en) | 1993-12-28 | 1994-12-28 | Package structure for optical element and fibers and composite structure thereof |
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1993
- 1993-12-28 JP JP33610293A patent/JP3320537B2/ja not_active Expired - Fee Related
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