JP3125302U - 飾り蓋 - Google Patents

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勝 上井
恵司 小久保
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Abstract

【課題】機能的、意匠的に優れた飾り蓋を提供する。
【解決手段】内蓋1に、透明プラスチック製の外蓋2を一体に被せ付けた飾り蓋であり、内蓋1と凸レンズ状の外蓋2の各上壁10・18間に、シート状の装飾体3を装着する。内蓋1の内周壁9及び外蓋2の外周壁17に、互いに密着嵌合する凹凸形状で構成された、外蓋2の空回りを阻止するストッパー部20と、外蓋2の抜け外れを阻止する抜止部21とを複数形成する。装飾体3は、弾性のある素材で構成し、内蓋1と外蓋2とを一体化したときに、装飾体3が厚み方向に圧縮されるようにする。
【選択図】図1

Description

本考案は、蓋上面が図柄で飾り付けられた飾り蓋に関し、高級感が求められる化粧瓶等に好適な飾り蓋に関する。
この種の蓋は、例えば特許文献1及び特許文献2に開示されている。特許文献1の蓋は、内側に凹凸形状のアルミホイルを融着した透明樹脂を蓋上面に固定することにより、メタリック調の浮き彫り模様が現出するようになっている。しかし、蓋と一体成形された浮き彫り模様であるため、飽き易くて汎用性に欠ける点で難があった。
その点、特許文献2の蓋は、透明な外キャップと不透明な内キャップとを重合した二重構造体の蓋であり、蓋上面の内外キャップ間に装飾板を挟み入れているので、装飾板を取り替えて図柄を変えることができ、汎用性に優れている。内外キャップの装飾板を挟み入れる接合面は、凹レンズ状あるいは凸レンズ状に形成されていて、装飾板の模様が変化して見えるように工夫もされている。
実開昭57−171625号公報 実公昭54−30119号公報(図2、図3)
しかし、特許文献2の蓋の内外キャップは、密嵌してあるだけなので、蓋の開閉操作によって内外のキャップ間で緩みが生じ易く、空回りして開閉操作ができなくなるおそれがある。製造に際しても、両者をぴったりと嵌合するのに高度な成形精度が要求されるため、それだけ製造コストが高く付く。見た目にも、蓋の上面が従来の蓋と同様に平面に形成されているため、高級感に欠けるという課題があった。
そこで本考案の目的は、機能的にも優れるうえ、見た目に高級感があって、汎用性にも富む飾り蓋を提供することにある。
本考案は、図1に示すように、内周面にねじ突条8が形成された円筒状の内蓋1に、透明プラスチック製の外蓋2が一体に被せ付けられた飾り蓋である。内蓋1と外蓋2の各上壁10・18間に、図柄が描かれたシート状の装飾体3が装着されており、外蓋2の上壁18の上側が、凸レンズ状に中心部が膨出形成されていることを特徴とする。膨出形成された外蓋2の上壁18の上側には、一群の凹凸からなる立体的文様30を形成することができる。
具体的には、図2及び図3に示すように、内蓋1が、内周面にねじ突条8が形成された円筒状の内周壁9と、この内周壁9の上縁に連なる内上壁10とを備えており、外蓋2が、内蓋1の内周壁9に外接する円筒状の外周壁17と、外周壁17の上縁に連なる外上壁18とを備えている。内周壁9の外面及び外周壁17の内面に、外蓋2の空回りを阻止するストッパー部20と、外蓋2の抜け外れを阻止する抜止部21とが、それぞれ複数形成されている。ストッパー部20及び抜止部21は、互いに密着嵌合する凹凸形状で構成されていて、それぞれストッパー凸部22及びストッパー凹部24、並びに抜止凸部25及び抜止凹部26とからなる。ここで、複数形成されている各ストッパー凸部22及びストッパー凹部24、各抜止凸部25及び抜止凹部26は、互いに密着嵌合するように形成されていればよく、内周壁9の外面及び外周壁17の内面のいずれに凹凸形状が形成されているかは問わない。後述する本実施例のように、内蓋1側に全てのストッパー凸部22と抜止凸部25を形成してもよいし、その逆でもよく、また交互に凹凸形状が形成してあってもよい。
ストッパー凸部22を、周壁9・17の下端からねじ軸方向に沿って立ち上がり形成された角柱状の突起とし、ストッパー凹部24を、周壁9・17の下端からねじ軸方向に沿って立ち上がり形成された溝とする。抜止部21は、ストッパー部20の上端よりも下側で、周壁9・17の下端よりも上側の位置の壁面に設ける。抜止凸部25は、壁面から突出する突起とし、ねじ軸方向の上下に、抜止凹部26の嵌入を導く傾斜面28・28を、突端側から基端側に向かって下り傾斜状に形成する。
装飾体3は、弾性のある素材で肉厚に構成する。装飾体3を内上壁10に載置した状態において、装飾体3の上面16が、内蓋1の内上壁10よりも上方に位置するように構成し、内蓋1と外蓋2とを一体化したときに、装飾体3が厚み方向に圧縮されるように設定する。
内蓋1に透明プラスチック製の外蓋2を一体に被せ付け、その内蓋1と外蓋2の各上壁10・18間に、図柄が描かれたシート状の装飾体3を装着した二重構造の飾り蓋において、外蓋2の上壁18の上側が、凸レンズ状に中心部が膨出形成されていると、見た目に手作り感のある高級な雰囲気を付与することができる。装飾体3を蓋の上方から見たときに、レンズ効果によって、図柄に変化を与えることができ、よりいっそう装飾性を向上させることができる。図柄の異なる装飾体3を取り替えて装着するだけで、様々な蓋のデザインを演出することができ、汎用性にも優れる。開封の際にも蓋が手に馴染んで開け易い。
膨出形成された外蓋2の上壁18の上側に、例えば、図6に示すように、ガラス工芸品の切子のごとく、一群の凹凸からなる立体的文様30を形成すれば、外観上さらに装飾性を向上させることができ、高級感を増すことができる。かかる形態の外蓋2の上壁18を介して見える装飾体3の図柄も、さらに複雑に変化して興趣が増すことになる。
内周壁9の外面及び外周壁17の内面に、互いに密着嵌合する凹凸形状で構成された、外蓋2の空回りを阻止するストッパー部20と、外蓋2の抜け外れを阻止する抜止部21とが、それぞれ複数形成されていると、仮に内蓋1と外蓋2とに成形上多少の精度誤差が生じても、外蓋2の空回り及び抜け外れを防止して、確実に内外の蓋1・2を一体化できる。しかも、接着剤等を使用しなくとも、内蓋1に外蓋2をパチンと嵌め入れるだけで一体化でき、生産面においても優れた作用効果を発揮することができる。
さらに、ストッパー凸部22とストッパー凹部24とが、それぞれ周壁9・17の下端からねじ軸方向に沿って立ち上がり形成された角柱状の突起と溝からなり、抜止凸部25がストッパー部20の上端よりも下側で、周壁9・17の下端より上側の位置の壁面から突出する突起からなり、抜止凸部25に、これと密着嵌合する抜止凹部26の嵌入を導く傾斜面28が形成してあると、外蓋2と内蓋1とを簡単に一体化することができる。
例えば図3及び図5を用いて説明すると、外蓋2を内蓋1に被せ付ける際、外蓋2の外周壁17を内蓋1の内周壁9に沿って嵌め入れると、通常は最初に内蓋1のストッパー凸部22の上端と外蓋2の外周壁17の下端とが突き当たる。突き当たった状態で両蓋1・2をねじ軸方向に適宜回転させて、ストッパー凸部22とストッパー凹部24との位置が合うと、ストッパー凸部22にストッパー凹部24が嵌まり込む。続いて、抜止凸部25に抜止凹部26が嵌合することとなるが、このとき、抜止凸部25と抜止凹部26の嵌合は、いわゆる無理入れとなるため、嵌め込み難い。しかし、抜止凸部25の上下に突端側から基端側に向かって下り傾斜状の傾斜面28を形成してあるので、この上側の傾斜面28に導かれて抜止凹部26が抜止凸部25に乗り上がり、下側の傾斜面28に導かれて滑り落ちるため、抜止凸部25を抜止凹部26にパチンと簡単に嵌め込むことができる。そして、いったんストッパー部20と抜止部21が嵌合すると、この両者の組み合わせによって外蓋2と内蓋1との径方向及び軸方向の動きが同時に規制されるため、内外の蓋1・2の一体化を強固に保持することができる。
弾性のある素材で肉厚に構成された装飾体3を用い、内上壁10に載置した装飾体3の上面16が内上壁10よりも上方に位置するようにして、内蓋1と外蓋2とを一体化したときに装飾体3が厚み方向に圧縮されるように設定してあると、外蓋2と内蓋1との成形精度に多少の誤差があっても、装飾体3の弾性変形による反撥力とストッパー部20及び抜止部21との協働作用によって、内蓋1と外蓋2とのがたつきが抑制されて、内外の蓋1・2の一体化を強固に保持することができる。すなわち、ここでの装飾体3は、内外の蓋1・2の緩みを防止する緩衝体としても機能する。
図1ないし図5に、本考案の飾り蓋の実施例を示す。飾り蓋は、例えば、化粧水や乳液などを収容する瓶容器Pなどに好適に使用される。これら瓶容器Pの蓋は、密封性等の蓋本来の機能だけでなく、いかに高級な雰囲気を醸し出すかが、重要な課題となっており、クリスタルガラス様の素材感を出すために、瓶口Nに螺合する内蓋1の上に、さらに透明な外蓋2を装着した二重構造の蓋が用いられることがある。本考案の飾り蓋も、かかる蓋構造を基本とするものであり、図1及び図2に示すように、内蓋1に外蓋2が一体に被せ付けられた二重構造になっている。内外の蓋1・2の各上壁10・18間には、装飾性の向上を図るべく、装飾体3が装着されており、内蓋1内には、パッキン5と瓶口Nの開口を封止する中栓6が装着されている。
内蓋1は、陶器の質感を付与するために乳白色に着色されたポリエチレン等のプラスチック製射出成形品であり、内周面に瓶口Nに螺合するねじ突条8が形成された円筒状の内周壁9と、この内周壁9の上縁に連なる内上壁10とを備えている。内上壁10の上側は、高級感を付与するために、内周壁9に連続する円筒状の周壁13と、この周壁13の内部に形成された格子状の隔壁14とで高さが嵩上げされている(図2参照)。内上壁10の上端面の内側には、装飾体3を受け容れて、位置決め保持する平底の溝部15が一段低く形成されている。内蓋1の内部上方には、パッキン5と中栓6とが上下に重ね合わせた状態で嵌め込まれている。
外蓋2は、透明なガラス質感のあるアクリル等のプラスチック製射出成形品であり、内蓋1の内周壁9よりも僅かに大径で、内蓋1の内周壁9に外接する円筒状の外周壁17と、この外周壁17の上縁に連なって、内蓋1の内上壁10の上側に配置される外上壁18とを備えている。外上壁18の上側は、凸レンズ状に中心部が膨出形成されていて、その周縁部は、外周壁17よりも外側に張り出した状態に形成されている。
装飾体3は、不織布、発泡ポリエチレン等のプラスチック、クラフト紙、ゴムなどの弾性のある素材で肉厚に構成されていて、内蓋1の外径よりも小径の円形をしたシート状に形成されている。装飾体3の上面には、図示しないが模様、ロゴマーク、商標などの文字や図形等の図柄が印刷された印刷層が設けられている。
内外の蓋1・2を一体化するために、内周壁9の外面及び外周壁17の内面に、外蓋2の空回りを阻止するストッパー部20と、外蓋2の抜け外れを阻止する抜止部21とが、それぞれ複数形成されている。ストッパー部20及び抜止部21は、それぞれストッパー凸部22とストッパー凹部24、及び抜止凸部25と抜止凹部26とで構成されていて、互いに密着嵌合する凹凸形状となっている。
詳しくは、図1及び図3に示すように、内蓋1の内周壁9の外面下方には、周方向に沿って一定間隔置きに、3個のストッパー凸部22と3個の抜止凸部25とが、交互に形成されている。そして、これらに対応して、外蓋2の外周壁17の内面下方には、3個のストッパー凹部24と3個の抜止凹部26とが、交互に形成されている。ストッパー凸部22は、内周壁9の下端縁からねじ軸方向に沿って立ち上がり形成された角柱状の突起からなり、それに対応するストッパー凹部24は、外周壁17の下端からねじ軸方向に沿って立ち上がり形成された溝からなる。
抜止部21は、ストッパー部20の上端よりも下側で、内周壁9あるいは外周壁17の下端よりも上側の位置の壁面に設けられている。抜止凸部25は、内周壁9の外面から突出する断面台形状の突起からなり、ねじ軸方向の上下に、無理入れする抜止凹部26が嵌入し易いように、傾斜面28が突端側から基端側に向かって下り傾斜状に形成されている。外蓋2の抜け外れを抑制するために、下側の傾斜面28は、上側の傾斜面28より傾斜の角度が大きくなっている。
外蓋2と内蓋1との成形精度に多少の誤差があっても、一体化した内蓋1と外蓋2とが、がたつくのを防止するために、装飾体3は、内外の蓋1・2の緩みを防止する緩衝体として機能するように設定されている。すなわち、図1及び図4に示すように、装飾体3を内蓋1の内上壁10に形成された溝部15に入れて載置したとき、装飾体3の上面16が、内蓋1の内上壁10よりも上方に位置するように構成されている。そして、内蓋1に外蓋2を被せ付けて一体化したときに、装飾体3が内蓋1と外蓋2とで挟み付けられて、厚み方向に圧縮されるように設定されている。例えば、図4において、装飾体3の無負荷時の厚み寸法Hに対し、内蓋1と外蓋2とで挟み付けたときには、Hよりも小さい厚み寸法hとなるようにするのである。こうすることで、一体化された内蓋1と外蓋2とには、常に装飾体3の弾性変形による反撥力が作用し、ストッパー部20と抜止部21との協働作用によって、成形誤差程度のがたつきであれば、効果的に内外の蓋の緩みを防止することができる。
かかる飾り蓋の組み付けは、例えば次のようにして行えばよい。まず、内蓋1の内上壁10に形成された溝部15に装飾体3を載置する。溝部15にそのまま載置すれば簡単に位置決め保持できる。その状態で、上方から内蓋1に外蓋2を被せて、外蓋2の外周壁17を内蓋1の内周壁9に沿って嵌め入れる。そうすると、通常はストッパー部20の嵌合位置が一致しないので、内蓋1のストッパー凸部22の上端と外蓋2の外周壁17の下端とが突き当たる。突き当たった状態で両蓋1・2をねじ径方向に適宜回転させ、ストッパー凸部22とストッパー凹部24との位置を合わせてストッパー凸部22にストッパー凹部24を嵌め込めば、続いて、抜止凸部25に抜止凹部26をパチンと嵌合させることができ、外蓋2と内蓋1とを簡単かつ強固に一体化できる(図5参照)。このとき、装飾体3は、図4に示すごとく、厚み方向に圧縮された状態となっている。
図6は、外蓋2の別実施例を示している。そこでは、装飾性をさらに向上させるために、外蓋の外上壁18の上側面に、一群の凹凸からなる立体的文様30を形成した。例えば、図6の(a)では、外蓋の外上壁18の上側面に、多数の小さな半球状の突起30を形成した。図6の(b)では、対角線で屈曲した菱形形状の構成単位が連続的に連なって構成されるダイヤカットの文様30を形成した。外蓋の外上壁18は、厚みを十分にとってあるので、機能面への影響を気にせず、切り込みを入れるなど自在に立体的デザインを施すことができ、これらに限らず、その他の幾何学的な立体的文様30を形成してあってもよい。
内蓋1の内上壁10は、必ずしも嵩上げする必要はなく、平板状の内上壁10に直接装飾体3を載置するようにしてもよい。パッキン5や中栓6は必須ではなく、蓋の仕様に応じて適宜選択することができる。ストッパー部20及び抜止部21は、いずれも複数であればよく、2個あるいは4個以上であってもよい。また、必ずしも同数である必要もない。
飾り蓋の縦断面図である。 飾り蓋の構成を示す分解斜視図である。 図1のA−A線から見た横断面図である。 装飾体の要部断面図である。 内蓋と外蓋の組み付けを説明するための要部断面図である。 外蓋の別実施例を示す要部断面図である。
符号の説明
1 内蓋
2 外蓋
3 装飾体
8 ねじ突条
9 内周壁
10 内上壁
17 外周壁
18 外上壁
20 ストッパー部
21 抜止部
22 ストッパー凸部
24 ストッパー凹部
25 抜止凸部
26 抜止凹部
28 傾斜面

Claims (5)

  1. 内周面にねじ突条(8)が形成された円筒状の内蓋(1)に、透明プラスチック製の外蓋(2)が一体に被せ付けられており、
    内蓋(1)と外蓋(2)の各上壁(10・18)間に、図柄が描かれたシート状の装飾体(3)が装着されており、
    外蓋(2)の上壁(18)の上側が、凸レンズ状に中心部が膨出形成されていることを特徴とする飾り蓋。
  2. 請求項1に記載の飾り蓋であって、
    膨出形成された外蓋(2)の上壁(18)の上側に、一群の凹凸からなる立体的文様(30)が形成されていることを特徴とする飾り蓋。
  3. 請求項1又は2に記載の飾り蓋であって、
    内蓋(1)が、内周面にねじ突条(8)が形成された円筒状の内周壁(9)と、この内周壁(9)の上縁に連なる内上壁(10)とを備えており、
    外蓋(2)が、内蓋(1)の内周壁(9)に外接する円筒状の外周壁(17)と、外周壁(17)の上縁に連なる外上壁(18)とを備えており、
    内周壁(9)の外面及び外周壁(17)の内面に、外蓋(2)の空回りを阻止するストッパー部(20)と、外蓋(2)の抜け外れを阻止する抜止部(21)とが、それぞれ複数形成されており、
    ストッパー部(20)及び抜止部(21)が、互いに密着嵌合する凹凸形状で構成されていて、それぞれストッパー凸部(22)及びストッパー凹部(24)並びに抜止凸部(25)及び抜止凹部(26)とからなることを特徴とする飾り蓋。
  4. 請求項3に記載の飾り蓋であって、
    ストッパー凸部(22)が、周壁(9・17)の下端からねじ軸方向に沿って立ち上がり形成された角柱状の突起からなり、
    ストッパー凹部(24)が、周壁(9・17)の下端からねじ軸方向に沿って立ち上がり形成された溝からなり、
    抜止部(21)が、ストッパー部(20)の上端よりも下側で、周壁(9・17)の下端よりも上側の位置の壁面に設けられており、
    抜止凸部(25)が、壁面から突出する突起からなり、ねじ軸方向の上下に、抜止凹部(26)の嵌入を導く傾斜面(28・28)が、突端側から基端側に向かって下り傾斜状に形成されていることを特徴とする飾り蓋。
  5. 請求項3又は請求項4のいずれかに記載の飾り蓋であって、
    装飾体(3)が、弾性のある素材で肉厚に構成されており、
    装飾体(3)を内上壁(10)に載置した状態において、装飾体(3)の上面(16)が、内蓋(1)の内上壁(10)よりも上方に位置するように構成されており、
    内蓋(1)と外蓋(2)とを一体化したときに、装飾体(3)が厚み方向に圧縮されるように設定されていることを特徴とする飾り蓋。
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