JP3212396U - 包装容器 - Google Patents

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厚弘 井上
厚弘 井上
博司 種谷
博司 種谷
哲生 吉田
哲生 吉田
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Abstract

【課題】透明感を有しながら立体的な陰影を現出させる高級感のある包装容器を提供する。【解決手段】有底筒状の容器本体1と、容器本体1の開口部10に着脱可能な蓋体とを備える包装容器において、容器本体1は、周面に起伏を有する有底筒状の内殻体11と、少なくとも透過性を有して内殻体11を覆う有底筒状の外殻体12とからなり、内殻体11は、外周面に形成される内殻胴部13に、複数の面が接合されて形成される接合境界部13aを有する。【選択図】図3

Description

本考案は、化粧料を収容する容器に関し、特に装飾を施した包装容器に関するものである。
従来、化粧料を収容する容器として、様々な装飾が施された容器が存在していた。例えば、容器本体と、容器本体の外側に外装された可撓性を有する装飾部材と、装飾部材が外装された容器本体がさらに覆設される外殻容器からなるものが公知であり(特許文献1参照)独特の視覚効果を有していた。
特開2014−105032号
しかしながら、特許文献1の容器は、装飾部材としてシュリンクラベルが使用されており、実際の立体的形状によって生じる影を投影させたものではなく重厚感や臨場感を有するものではなかった。
本考案ではかかる従来の問題に鑑み、透明感を有しながら立体的な陰影を現出させる高級感のある包装容器を提供することを目的とする。
以下、本考案の実施の形態における包装容器を図面に基づいて説明する。本考案の請求項1に記載の包装容器は、有底筒状の容器本体と、前記容器本体の開口部に着脱可能な蓋体とを備える包装容器において、前記容器本体は、周面に起伏を有する有底筒状の内殻体と、少なくとも透過性を有して前記内殻体を覆う有底筒状の外殻体とからなり、前記内殻体は、外周面に形成される内殻胴部に、複数の面が接合されて形成される接合境界部を有することを特徴とするものである。
本考案の請求項2に記載の包装容器は、請求項1に記載の包装容器において、前記内殻胴部は、中空の略円筒状からなる内殻第1胴部と、内殻底部に向かうに従って縮径する内殻第2胴部とを有することを特徴とするものである。
本考案の請求項3に記載の包装容器は、請求項1に記載の包装容器において、前記内殻胴部は、多角形の面が周方向に複数連接されてなることを特徴とするものである。
本考案によれば、立体的形状からなる内殻体と、それを覆う透明性を有する外殻体から構成されることで、透明感を有しながら立体的な陰影を現出させる高級感のある包装容器とすることができる。
本考案の第1の実施の形態における包装容器の全体斜視図である。 本考案の第1の実施の形態における容器蓋体を外した包装容器本体の正面図である。 本考案の第1の実施の形態における容器蓋体を外した包装容器本体のA−A線断面図及び一部省略断面図である。 本考案の第2の実施の形態における包装容器の全体斜視図である。 本考案の第2の実施の形態における包装容器の容器蓋体を外した包装容器本体の正面図である。
以下、本考案の包装容器を実施するための形態について、図面に基づいて説明する。当該包装容器は、上側に開口が設けられる容器本体と、容器本体の上端側に装着される蓋体とを備えてなり、容器本体の開口側を当該容器の上方とし、容器本体の底部が設けられる側を当該容器の下方とする。
図1は、第1の実施の形態における包装容器の全体斜視図である。図2は、第1の実施の形態における容器蓋体を外した包装容器本体の正面図である。図3は、第1の実施の形態における容器蓋体を外した容器本体のA−A線断面図である。図4は、第2の実施の形態における包装容器の全体斜視図である。図5は、第2の実施の形態における包装容器の容器蓋体を外した包装容器本体の正面図である。
[第1の実施の形態について]
第1の実施の形態に係る包装容器は、図1に示すように、一方側に開口部10を有し、他方側に底部を形成する有底筒状の容器本体1と、容器本体1の開口部10に着脱可能な有天筒状の蓋体2とからなる。
容器本体1は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等の合成樹脂材料が用いられる。本実施の形態に係る容器本体1は、ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂が用いられている。また、容器本体1は、真空成形又は射出成形等によって成形される。容器本体1には、例えば、化粧料が収容されるが、化粧料に限られないのは勿論のことである。
容器本体1は、容器本体1の内側に形成される内殻体11と、容器本体1の外側に形成される外殻体12とからなる。外殻体12は内殻体11の外側に形成され、内殻体11の外周面に形成される内殻胴部13及び底に位置する内殻底部14の外側に形成される。
内殻体11は、図2に示すように、周面に起伏を有する有底筒状からなる。また、内殻体11は、内殻胴部13と内殻底部14とからなる略有底円筒形状であり、上方に略円筒状に突設された口部15を有する。口部15の外周面には、蓋2と係合させるための係合部15aが設けられている。本実施の形態における内殻体11には、メタリック顔料が含有されているが、これを含まない材料を使用してもよい。
内殻胴部13は、筒状からなり、複数の面が接合されて形成される接合境界部13aを有する。本実施の形態における内殻胴部13は、上方の口部15側において中空の略円筒状からなる内殻第1胴部130と、下方の内殻底部14に向かうに従って縮径する内殻第2胴部131とからなる。内殻第1胴部130と内殻第2胴部131の境には、内殻第一胴部130と内殻第2胴部131の境界となる接合境界部13aが形成される。
本実施の形態における接合境界部13aは、内殻第1胴部130と内殻第2胴部131の2つの周面が上下に連接される箇所に形成される。また、本実施の形態における内殻第1胴部130と内殻第2胴部131は、接合境界部13aにおいて折曲して連接されるものであるが、なめらかに湾曲して連接されるものであってもよい。
また、接合境界部13aは、図2に示すように、内殻胴部13の外周面を側面方向から見た場合において、上下に波打つように波形に形成される。より具体的には、本実施の形態における接合境界部13aは、内殻体11の外周面において、上下方向に複数の山及び谷を形成するものとされる。本実施の形態において形成される山及び谷の数はそれぞれ3つとされるが、デザインに応じて増減される。また、接合境界部13aは、波形に限られず、個々のデザインに応じて変形されるのは勿論のことである。
外殻体12は、前述の内殻体11を覆う有底筒状であり、外殻体12の外周面に形成される外殻胴部16と外殻底部17とからなる。外殻体12には、少なくとも透過性を有する材料が用いられるが、透明性を有する材料を用いるのが望ましい。外殻胴部16は、内殻第1胴部130の外周面を覆う外殻第1胴部160と、内殻第2胴部131の外周面を覆う外殻第2胴部161からなる。
外殻第1胴部160は、内殻第1胴部130の外周側を覆うように設けられており、略円筒形状とされ略一定の厚さを有する。内殻第1胴部130は、外殻第1胴部160を介して視認されることで、看者に透明感を印象付けることができる。また、光を反射させて接合境界部13aより上方の形態を明確に視認させることができる。
外殻第2胴部161は、内殻第2胴部131の外周側を覆うように設けられており、下方の外殻底部17に向かうに従って縮径しており、外径及び内径が小さくなるような中空の略円錐台形状とされる。内殻第2胴部131は、外殻第2胴部161を介して視認されることで、看者に対して透明感を印象付けるだけでなく、光を屈折させることで接合境界部13aより下方の形態を暗く落ち着いた印象を与えることができる。上記の内殻第1胴部130と内殻第2胴部131の形態とが組み合わさることで容器本体1にコントラストが生じ立体的な陰影を現出させることができる。
蓋体2は、略有天円筒形状からなり、内周面には、容器本体1の開口部10を閉塞できるよう口部15の係合部15aと係合する被係合部2a(図示省略)が設けられている。蓋体2には、ポリエチレン等の合成樹脂製フィルムが用いられる。
[第2の実施の形態について]
第2の実施の形態に係る包装容器は、図4に示すように、基本的構成が第1の実施の形態と同じであるが、以下の点で異なる。本実施の形態に係る包装容器の内殻胴部13は、多角形の面を周方向に複数連接されてなる。より具体的には、内殻第1胴部130は、略三角形の平面からなる第1平面部130aと略逆三角形の平面からなる第2平面部130bとが周方向に連続して交互に連接されてなる。また、内殻第2胴部131の外周面は、略逆三角形の平面からなる第3平面部131aと、略三角形の平面からなる第4平面部131bとが周方向に連続して交互に連接されてなる。
また、第2の実施の形態に係る接合境界部13aは、図4及び図5に示すように、内殻胴部13の外周面を側面方向から見た場合において、直前状に形成される。即ち、内殻体11の外周面において、周方向であって、開口部及び底部と平行に形成される。
上記のとおり、本考案の実施の形態について詳述したが、本考案はこれらの実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲での変更が可能である。例えば、内殻体11の外周面の形状は上記以外の形状であってもよく、また、内殻体11の外周面に限らず、蓋体2又は内殻底部14の外周面にも加飾させたものであってもよい。また、内殻胴部13は、内殻第1胴部130と、内殻第2胴部131との2つの部分からなるものとされるが、2以上の複数からなるものとしてもよい。
1 容器本体
2 蓋体
10 開口部
11 内殻体
12 外殻体
13 内殻胴部
13a 接合境界部
130 内殻第1胴部
131 内殻第2胴部
14 内殻底部
P 包装容器

Claims (3)

  1. 有底筒状の容器本体(1)と、前記容器本体(1)の開口部(10)に着脱可能な蓋体(2)とを備える包装容器において、前記容器本体(1)は、周面に起伏を有する有底筒状の内殻体(11)と、少なくとも透過性を有して前記内殻体(11)を覆う有底筒状の外殻体(12)とからなり、前記内殻体(11)は、外周面に形成される内殻胴部(13)に、複数の面が接合されて形成される接合境界部(13a)を有することを特徴とする包装容器。
  2. 前記内殻胴部(13)は、中空の略円筒状からなる内殻第1胴部(130)と、内殻底部(14)に向かうに従って縮径する内殻第2胴部(131)とを有することを特徴とする請求項1に記載の包装容器。
  3. 前記内殻胴部(13)は、多角形の面が周方向に複数連接されてなることを特徴とする請求項1に記載の包装容器。
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